ほんと突然ですがクイズです。
問題:次の映画の主題歌は誰が歌っていたでしょうか?
1『フェノミナン』
2『ボディガード』
3『スペース・ジャム』
※答えはこのブログ最後に書いてあります。
簡単だったかなあ?答えがわかったひとも多いのではないでしょうか?
映画からの大ヒット曲も過去から沢山あると思いますが、プロモーション・ビデオの隆盛で映画と音楽が、世間一般により直結しやすくなったのって80年代以降ですよね。早いものでかれこれ30年近くなります。
月並みな言い方ですけど、それほど映画と音楽って密接な関係にいるわけですよ。
映画はスベッたけれども、曲だけ一人歩きしたものも多いですし、逆もまたしかり。
ある映画を見ていて挿入曲が気に入ってエンドロールで曲名控えたり、サウンドトラック買いにCD屋さんに買いに行ったりしたことのある貴方!
そんな映画好き、音楽好きの貴方に朗報です。
映画の主題歌プロモーション・ビデオを映画本編終了後に併せて放送する新企画
『ミュージック・シネマ』が10月よりスタートいたします!
月1作品、映画とともに大ヒットした選りすぐりの名曲を映画とあわせてお楽しみください。
記念すべき企画第1弾は前述したクイズの問5、ホイットニー・ヒューストンが歌った『ボディガード』の主題歌『I will always love you』をお送りします。
決してこの映画、音楽だけがよかっただけじゃあございません。
90年代を代表するラブ・ストーリーでもある本作は映画主題歌とともに大ヒットしましたよね。
あらすじ:
ワガママ大物スターのホイットニーが何者かの脅迫を受けているんだけれど、現状の彼女への警備体制は穴だらけ。シークレットサービス出身のプロ中のプロ、ケヴィン・コスナーが、そんな彼女のボディガードを引き受けた。厳しい彼の存在を嫌がるホイットニー。しかしある事件がきっかけで頼りにするようになって、次第に惹かれ合うようになっていく?。
この当時のケヴィン・コスナーも格好いいのなんのって。
『ウォーターワールド』、『ワイアット・アープ』で世間からのダブルパンチを受けるまでの彼は無敵です。
で、こういう映画を見てしまうとサウンド・トラックが欲しくなるのが、人の心理と言うもの。プロモーション・ビデオ以外の映画挿入曲もどれも秀逸で、CDもブックオフとか行けば簡単に手に入ります。見つけたら即買いですよ。チャカ・カーンのカヴァーとか今聞いても鳥肌ものですよ。オリジナルより好きです、僕。
とにかくこの企画、非常にバラエティに富んだ選曲で、
音楽系のチャンネルでもが中々見ることが出来ない曲も今後予定しています。
お楽しみに。
まずは今月『ボディガード』で涙してください!
(しじみ)
※問題の答え
1、エリック・クラプトン"Change The World"(12月放送)
2、ホイットニー・ヒューストン"I will always Love You"(10月放送)
3、R.ケリー”I Believe I Can Fly”(11月放送)他SEAL等も可
いやいやーアメコミヒーロー映画の公開、夏の間じゅう立て続きましたなぁ。『インクレディブル・ハルク』、『ダークナイト』、『ハンコック』(アメコミじゃないけど、それ風のスーパーヒーロー映画ではある)ときて、さぁ、いよいよ、『アイアンマン』ですよ!
特に『ダークナイト』と『アイアンマン』の2作って、本国で興収ウン億ドルを記録したとか、それが歴代興収ナン位とか、数字で語られちゃうぐらいの物凄いヒットの仕方だったらしいですな。数字が嫌いな僕的には、何億で何位とか、まるっきし興味ないのですが、とにかく、面白いということだけは、この目で確かめたんで分かった!(と言いながらマイベストは『ハンコック』だったりしますが)
で、その『アイアンマン』なんですが、これも、個人的にはいたく気に入りましたねぇ。いや、スーパーヒーローものなので、クライマックスはセオリー通りの硬いラスボスが出てきて、そいつと我らがヒーロー・アイアンマンがガチな死闘を演じるワケですが、そこに至るまでの中盤ですよ、僕がいたく気に入ったのは!
アイアンマンの正体は、軍事企業の社長のオッサンです。しかも、一昔前に流行った“ちょいワルおやじ”系な。商才あってリッチでメカに明るくて頭良いけど、軽薄でスケベでニキータな女をお持ち帰りしてはコマす(誰なんだよニキータってのは)、っていうような輩です。
あ、ちなみにこの写真はおやじランニング姿ですが、普段はちょいワルルックでキメてて、ギラギラした感じがジローラモ級にかっこよいです。
このオッサンが冒頭、新兵器のデモンストレーションのためアフガンに飛びます。軍産複合体の一翼を担う大企業の社長とあって、現地米軍の方でも、下にも置かない接待っぷりです。
しかし、米軍のHMMWV(と書いて「ハンビー」と読む)に乗っけてもらって悪ノリしながら移動中に、案の定、テロリストが仕掛けたIEDが炸裂!同乗してた護衛の米兵たちは銃撃してきたテロリストどもに殺され、社長だけが拉致られ、アジトに連行されます。
で、テロリストのボス(これ中ボス)から、大量破壊兵器を製造するよう脅迫されるのです。アジトには彼の会社の兵器のパーツが山積みで、社長は技術畑の人なんで、これだけ材料がありゃ作ろうと思えば何でも作れちゃうんですな。
そこで社長は、テロリストどもの目をごまかしながら、大量破壊兵器じゃない、別の物を作っちゃうのです。それがアイアンマンのパワードスーツ(の言うなりゃ零号機)。で、テロリストにバレる寸前にこれを完成させ、蒸着!
ここからです、いたく気に入ったのは!いやー気持ちいいのなんのって!! テロリストをやっつけるやっつける!それも超一方的に!! 連中がAK(と書いて「アーカー」と読む)とかでパラパラ撃ってきても、屁のツッパリにもならない。で、手製火炎放射器で倍返し!痛快だわーこれ!!
連中のアジトを完膚なきまでにブッ潰し(はぁースカっとした)、無事、アメリカに生還。そこで、自分のビジネスが世界を平和にするどころかますます危険にしてると遅まきながら悟り(早く悟れよアメリカ人)、アイアンマン・スーツの改良を重ね、初号機、弐号機とバージョンアップさせていきます。
で、いよいよテロとの戦いを個人で開催。満を持して弐号機、赤射! 今度はわざわざ好きこのんで紛争地帯まで飛び(空飛べます)、武装勢力を徹底的にブチのめし(またワンサイドゲーム)、避難民を助けます。
このように、ラスボスが出てくるまでは、常にアイアンマンのワンサイドゲームなのです。『ロボコップ』でラスボスED-209が出てくるまでの、ロボコップが町にはびこる犯罪者どもを片っ端から退治しまくった中盤、あの痛快感と相通ずるものがありますな。
我が心の師・セガール親爺が、その高邁なる作品群を通じて教えてくださったことのひとつに、敵キャラが強い必要はない、正義のヒーローだけが強けりゃいい、敵キャラは、ヒーローが繰り出すセガール拳でただ叩きのめされてりゃそれでいいんだ、という映画の真理があります。そういう構造を持った映画って、たしかに、見ててムっチャクチャ気持ちいいんですよね!
しかも本作の悪党(ラスボス以外)というのは、あの、人質のクビ切ってビデオで流しちゃうような鬼畜テロ集団。情状酌量の余地もない絶対悪ですからね。21世紀の現代を生きる人なら誰もが許せないと思ってる連中が、バッタバッタと斃されるワケですから、見てて血沸き肉踊るのですよ。
ということで、映画見ててこんなに痛快感を覚えたのは、かなり久しぶり。個人的にはいたく気に入りましたねー。
さてさて。主役のちょいワルCEOを演じたロバート・ダウニーJr.が、公開を前に来日しましたんで、先に本編をマスコミ試写で見て興奮冷めやらぬ僕は、彼の会見の取材にもノコノコ行ってきました。ここからはその模様をお伝えしましょう。
ロバート・ダウニーJr.、『チャーリー』以来、実に15年ぶりの来日なんですなぁ。まず、15年ぶりの日本の感想を求められ、
「 別に。前回と変わらない」
と、エリカ様ばりのコメント。しかし、目が笑ってるのでシャレと分かり、報道陣もひと安心。
『アイアンマン』大ヒットの秘訣について聞かれると、
「こんな映画なのに女性にもウケたってのが勝因だな。いやホント、これがオレの回りの女たちにウケてるんだって。なんだっけ、SATCだっけ?あれにも男客が入ってるみたいだけど、あの男どもは、ただ女に引っぱり出されたきただけだろ」
と、のっけから飛ばしまくり(そういやあんた、むかしSJPと付き合ってなかったか!?)。もう止まりませんぞこのオッサンは!エリカ様も、こういうブラックユーモアを学ばないとね。でも、こういう人、どっかで見たことあるな
「いゃー、最近のオレってノッてるよね。25年この商売やってて今が一番いい。これまで、つまんねー映画ばっか出てたからなー。ここ数年はなんか冴えてるよ。ま、冴えてたこと自体が25年間で初なんだけどな」
などとますます舌も滑らかに自虐トークをかまし、ここらへんからは報道陣も大ウケ!たしかにアンタにゃこれまでいろいろありましたよねぇ 。ちょいワルどころか大ワルおやじでしたよねぇ 深くは書きませんけど。にしても、ますます見たことあるぞ、こういうキャラのオッサンを。
オッサンと言えば、アイアンマンってのも、普段はスーツ着たただのオッサンです。で、そのスーツ(背広)脱いで、パワードスーツ(メカ)を装着すると、一個の戦闘兵器と化し、マッハで空飛んで、アメリカ様がウチの国の自衛隊には売ってくれないF-22ラプター(しかも2機)とも互角に渡り合えちゃうし、旧東側の兵器で固めたテロリストどももギッタンギッタンのバッタンバッタンにのせちゃえる。パワードスーツ脱いだら、なんの超能力も無いただの中年なんですけどね。
「そこらへんの設定に男も燃えるのさ。クモに噛まれてスーパーパワーとか、そんなもんありえないだろ。こちとらテクノロジーなんだよ、テ・ク・ノ・ロ・ジ・ー!」
確かにスーパーパワーをゲットする過程がアメコミにしてはリアルなので、オトナの男性客も自己投影とか感情移入をしやすいですし、男だけでなく女性にウケたってのも、男子感ただよう突拍子もない変身方法じゃなかった点が大きいのかも。
「最後に最近元気ない日本のオッサンにエールを送ってくれってか? 40歳なんてまだまだ人生半分。これからだよ、これから!昔の映画とかだと、オッサンのスターが自分の半分ぐらいの年頃の娘と恋に落ちたりとか、普通にあったぐらいだし。もっとも今あれやったら完璧ペドだけどな。まぁ、とりあえず頑張れや」
あーなんか思い出してきたぞ この人、日本で言うと陣内孝則なんだ!あの人も軽口でドラマの会見とか完全にさらっていきますね。「どうせ脇役の私のコメントはあまり載らないでしょうから、こうなったら好きなことを適当に喋ります!」って公言して会見をワンマントークショーにしたりとか。ハンパな若手芸人が同席しててもそっちより全然トークが面白い!あの人も報道陣ウケはいいですな(で、肝心の主役の人のコメントが少なくて、後で大いに困ったりする)。
決定! 今後、ロバート・ダウニーJr.は「ハリウッドの陣内孝則」ということで。報道関係者はまた来日してくれるのを楽しみに待ってますぞ。15年も間を空けずにチョイチョイ来て下さい。
(編成部 飯森盛良)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
9月27日(土)より日劇3ほか全国ロードショー








