籠の中の乙女

[R15+指定版]奇妙なルールで縛られた家族の歪みに震える…不条理で過激なギリシャ発の問題作
© 2009 BOO PRODUCTIONS GREEK FILM CENTER YORGOS LANTHIMOS HORSEFLY PRODUCTIONS – Copyright © XXIV All rights reserved

解説

外の世界から子供を守ろうとする夫と妻。外は危険だと言い続ける親が作った奇妙なルールに縛られた子供たち…家族の在り方を問いかける問題作。第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞。

ストーリー

ギリシャの郊外でプール付きの邸宅に住む裕福な一家。一見普通に見える家族だが実は、汚らわしい外の世界から長男・長女・次女を守るため、両親が家の外に一歩も出さずに育てていた。子供たちも、外の世界が危険だと思い込ませるため両親がついたウソを信じ、数々の独自のルールに忠実に従ってきた。そんなある日、長男が年頃を迎えたことから、父親は性欲処理のためクリスティーナという女性を外の世界から連れてくる。

放送日時

2017年09月01日(金) 深夜 00:30 - 深夜 02:15

2017年09月14日(木) 07:00 - 08:45

2017年09月18日(月) 深夜 04:00 - 深夜 06:00

2017年09月26日(火) 08:30 - 10:15

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みんなの映画レビュー

    • 鑑賞日 2013/1/19
    • 籠の中の狂気

父親は家族に何を求めたのだろう。
自分の愛情の全てを注ぎ込みたいと思ったのか
その愛情の行く先が、他の誰かに奪われたくないと願ったのか

それとも…自分だけの愛玩道具!?

その思いはきっとどこかで破綻への扉を叩いてたんだろう。
家族だけが暮らす不可思議な世界。
家族だけの平和な世界なんて。

異様な世界は、独特の狂気を孕んで。

そのトランクが開けば、育まれた狂気が世界と交わる。
その瞬間に何が生まれるのか。
そのトランクは開かれるのだろうか…


怖い作品。
独特のルールで縛られた世界では、外の世界での善悪が通用しない。
それが、もし、外の世界と交わるようになったら…
ラストシーンにズームされた車のトランク。
その後が怖いと思う作品でした。

    • 鑑賞日 2017/9/3

塀に囲まれているが、広大な庭やプール付きの邸宅で外世界から隔離されて生活する一家の話。ただし父ちゃんだけは普通の会社員のように出勤している。
というわけで会話等は普通じゃないとはいえ、どこにでもある家庭のホームビデオみたいな映像が続くので、やや退屈だった。
この作品も異常な出来事や事件を描くが、何故こうなったか動機や理由が全く語られない。最近の傾向とはいえ、手抜きや反則行為に感じてしまう。
娘一人が『ロッキー』『ジョーズ』と思われるビデオを見て、脱出を図るという映画的なオチはちょっと軽い気もする。

    • 鑑賞日 2016/9/12

淡々と進む家族の物語。そこに物語も何もなくて、知ることを奪われた人間のおぞましさが詰まっている。何より夫婦が子供たちにそのような生き方を強いる動機がわからないことが更に不気味な雰囲気を出している。

    • 鑑賞日 2016/1/17
    • リアリティがなくてつまらない

いくら籠のように家の中に子供を囲っておいても、こんな風に外界と遮断することができるのだろうか?一種の寓話だとしても、親がそう育てたという以外のリアリティがないと、この話の設定にのることができない。最初は、「次に何が起こるのだろう?」と期待して観ていたが、結局何も起こらずただ退屈。父親が会社の女を金で雇って、息子にあてがう目的は何だったのだろう。原題は「犬歯」。犬歯が抜けたら外界に出れるというストリーからきているが、わかりにくいので、邦題はなかいい線をいっていると思う。ただし、「乙女」とあるが、籠の中の子供には息子もいるので偽りあり。カンヌ国際映画祭“ある視点”部門でグランプリとか、アカデミー賞外国語映画賞部門にノミネートと言われても、つまらないものはつまらない!

    • 鑑賞日 -
    • 家庭内の情報規制

ギリシャの映画らしいですが、外の世界を見せずに育った子供 はこうなるんだというモデルケースを表してますね。子供から すれば比較材料がないんだから、父親の言葉を鵜呑みにするの も当たり前ですよね。 家の中身はカルトであり、報道規制などをしているコミュニテ ィに対する皮肉も入ってるかもと想像をしてしまいます。 具体的内容を書くとおぞましくなるので控えますが、怪作中の 怪作と思いますね。

原題

DOGTOOTH

監督

ヨルゴス・ランティモス

出演

クリストス・ステルギオグルミシェル・ヴァレイアンゲリキ・パプーリァマリー・ツォニほか

製作国

ギリシャ

製作年

2009

本編時間

97分

画面サイズ

ワイド画面

視聴制限

R15+指定版

字幕/吹き替え

字幕

カラー/白黒

カラー

『籠の中の乙女』© 2009 BOO PRODUCTIONS GREEK FILM CENTER YORGOS LANTHIMOS HORSEFLY PRODUCTIONS – Copyright © XXIV All rights reserved
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