決闘コマンチ砦

コマンチの襲撃、無頼漢の対立、雄大な自然美…西部劇の醍醐味が詰まったランドルフ・スコット主演作
© 1959, renewed 1987 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

解説

『七人の無頼漢』のバッド・ベティカー監督と西部劇の名優ランドルフ・スコットによる傑作ウエスタン。正義感あふれるスコットの魅力と、コマンチ族の襲撃など西部劇の定番を押さえた監督の名演出が光っている。

ストーリー

元軍人コーディはコマンチ族に囚われた白人女性がいると聞き、取引を行って救出する。コーディとその女性ナンシーは馬車の駅に着くやコマンチ族の襲撃を受けるが、偶然再会した軍時代の部下レーンら3人組と共に撃退する。コマンチ族の襲撃を恐れて駅馬車が来ないと分かり、コーディは彼女を夫のいる町まで連れ戻そうとする。実はナンシーの夫が妻の捜索に5000ドルの賞金を懸けていて、賞金目当ての3人も同行し横取りを狙う。

放送日時

2017年10月18日(水) 13:00 - 14:30

2017年10月24日(火) 14:45 - 16:15

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みんなの映画レビュー

    • 鑑賞日 2017/8/17

インディアンに拉致された人妻を、夫の元に連れ帰る道中というシンプルなストーリーだが、人間の描き方が深く感じられる。
普通の西部劇なら、真っ先にバカをして殺される役目の悪党の子分だが、リーダーの悪事に疑問を抱き、主人公の人間性の高さにも気付くという知性をみせる。
また悪党にしても、インディアンに襲われる主人公を見殺しにすればいい所をなぜか捨て身で助けにむかうという意外な行動をとる。
金にめがくらんでいるが、本心では主人公をリスペクトしているのだ。
初めはその動機が謎だった主人公も、10年前の出来事を知ることで全てが納得できる。
そして、なぜ人妻の夫が自分で助けにいかないかという謎も、言葉もなくワンカットで明らかになるし、全て描写がシンプルで的確。

    • 鑑賞日 2017/8/17
    • ランドルフ・スコット、バット・ベティカー最終期の作品。

 わずか73分だが、面白い西部劇であった。
  双葉先生は星の数ほどウエスタンを見てらっしゃるので、あちこち定石通りと書いておられるが、なかなかどうして好篇である。

 一番感心したのは、カメラがいっさい建物の内に入らないこと。
 そしてスタジオセット内にこしらえた屋外シーンも登場しなかったこと。
 くわえてマットペインティング等、特撮ショットもゼロだったと思う。
   これがメサこそ登場しないが、素晴らしい西部の景観と相まって、不純物ゼロのすがすがしさ・透明感を映画に与えている。もしかしてヌーベルバーグの影響か。製作は1960年のようである。

  女一人、男4人の限られた人間関係の緊張感ある原作(バート・ケネディ)も優れている。

  ラストもほろりとする仕掛けがあり、5点アップ。

  あくまでストイックなランドルフ・スコット、道をはずさない美しい女ナンシー・ゲイツ、演技陣は完璧だ。

  カラー・シネスコ作品。
   ザ・シネマの放送はタイトルのみシネスコで、あとは16:9にブローアップ。

バット・ベティカー、最後の作品。
 ランドルフ・スコットは1960年の本作品のあと、1962年に引退作「昼下がりの決闘」がある。

  なお、砦は出て来ない。駅馬車の中継地点、コマンチ・ステーションが出て来るのみ。(原題:コマンチ・ステーション)
   

原題

COMANCHE STATION

監督

バッド・ベティカー

出演

ランドルフ・スコットナンシー・ゲイツクロード・エイキンススキップ・ホメイヤーほか

製作国

アメリカ

製作年

1960

本編時間

76分

画面サイズ

ワイド画面

視聴制限

なし

字幕/吹き替え

字幕

カラー/白黒

カラー

『決闘コマンチ砦』© 1959, renewed 1987 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
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