ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)

[PG12]衝撃の問題作!人間に虐げられた野犬たちが恐るべき牙を剥く、社会派アニマルパニック
2014©Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

解説

雑種犬の飼い主に重税を課す設定から巻き起こる野犬の復讐が衝撃的。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリと名演技を披露した犬たちがパルムドッグ賞を受賞。

ストーリー

ハンガリーの首都ブダペスト。両親が離婚し、学校のオーケストラ部でも演奏がうまくできず悩んでいた13歳の少女リリ。彼女にとって心の支えは雑種の愛犬ハーゲンだった。ある日リリは父親の元に預けられるが、雑種犬の飼い主に重税を課す法律が施行されたこともあって父は犬の存在を快く思わず、ハーゲンを捨ててしまう。リリが必死に探す一方、ハーゲンは無秩序な外界を生き延びるうちに野生の本能に目覚めていく。

放送日時

2017年11月04日(土) 09:30 - 11:45

2017年11月07日(火) 23:15 - 深夜 01:30

2017年11月15日(水) 06:00 - 08:30

2017年11月27日(月) 10:45 - 13:00

2017年12月24日(日) 06:00 - 08:15

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みんなの映画レビュー

    • 鑑賞日 2017/9/15
    • パルムドッグか、ワンダフル!

ハンガリー映画の動物もの。映画が始まって、この作品はどのようなものか、製作者
のメッセージがつかめず閉口した。雑種犬に重税がかけられるようになり、13歳の少女
リリーは父親から飼い犬ハーゲンを奪われてしまった。捕獲された犬が大量に保健所
へ集められる。何やら身勝手な人間の都合が感じられる。リリーは町のオーケストラの
トランペット奏者でもあるが、すでにハーゲンを失った彼女はやる気をなくしていた。
この前半パートからは後半は想像できない。中盤で野良犬と化したハーゲンを買い取って
闘犬に仕立て上げる男が登場し、作品のトーンが変わる。闘争心をかき立て、ハーゲン
の本能が鍛えられた。なにやらロッキーのテーマ音楽が流れそうなスパルタ訓練が
課せられる。ハーゲンは天賦の才能を開花させ、見事なファイトで試合相手を圧倒する。
さっそくハーゲンを高値で買い取る業者も出てくるが、突然の停電で町へ逃走する。
人間の都合ばかりで改造されたハーゲンは、リーダーシップをとり、捕らわれている
野良犬を結集させた。ここから作品はまた変容し、ヒッチコックの「鳥」やキングの
「クジョー」の世界に近づく。ストーリーの展開に強引さが目立つが、犬の群れが都会を
走る不気味さは、並みのSF映画を吹っ飛ばす。
ラストシーンの画の上手さでポイントアップ。

    • 鑑賞日 2017/5/26
    • 陰鬱

ただただ気持ちが沈む。

    • 鑑賞日 2017/3/11
    • 犬好きには辛い

前半部分犬好きには辛い展開が続きます。後半はハーゲンがフレディー的な存在となり無双する展開に驚いた。
飼ったのなら最後まで責任を持ちなさいよ…というメッセージだと思いたい。

    • 鑑賞日 2017/3/1
    • ワンコに拍手

少女と犬の感動物語なのかと思っていたら
まるでアニマルホラーな展開でびっくり。
人間の身勝手な行動に対する犬軍団の復讐、
多感な年代の少女と父の話、少女と犬の絆などの話が盛り込まれていたが人間の話は少し中途半端。
犬の演技と犬軍団の実写ということでは驚きの演出。
愛犬家にとっては観ていられない場面の連続で
復讐するように変わっていってしまった犬たちのことを思うと辛い。
その後待ち受けている運命を前に少女と犬の絆のラストに至ってはさらに辛い。
個人的には少女と父の話を盛り込むよりも
犬の話の方を広げて欲しかった。

    • 鑑賞日 2017/2/5
    • クージョ+黄金の犬

北欧っぽい、閉塞感のあるヒンヤリとした空気感が全体を彩っています。
犬を飼うことにやたら厳しい法律が施行されているのはどこかの国、地域で本当にありそうですが、これは架空のものでしょうか。

親と心を通わすことの出来ない少女が学校や父親に反発してグレそうになりながら少しずつ距離を近づけていくドラマと、少女と離れ離れになってしまった雑種犬がやがて違法闘犬に仕立てられ反乱を起こす犬ホラーのクロスオーバーという感じです。

この主人公とも言うべき犬が実に頭が良くて感心してしまいます。
少女と一緒にいる時には従順で心優しく大人しい犬、という感じなのに闘犬トレーナーに引き取られ訓練されてからの凶暴さは同じ犬とは思えません。
実際に違う犬を使っているんでしょうか?

無理矢理闘犬に仕立てられて、身につけた戦闘力で人間に牙を向き、他の犬達を引き連れ施設を脱出、犬達のリーダーとして人間たちと戦う姿は実にカッコいい。これ、なんだか日本のドラマの「黄金の犬」とプロットがよく似ているような気がします。

そして犬が人間に牙を向いて恐怖のどん底に叩き落とす犬ホラーと言えばスティーブン・キングの「クージョ」。
本作は「クージョ」と「黄金の犬」のミキシングビルドみたいな作品とも言えるのではないでしょうか。

少女と向かい合い、久しぶりの再会の時間を過ごした後、犬達はどうなったのかが気になりますが、その余韻が心地いいラストでした。

原題

FEHER ISTEN

監督

コルネル・ムンドルッツォ

出演

ジョーフィア・プソッタシャンドール・ジョーテールラースロー・ガールフィリリ・ホルヴァートほか

製作国

ハンガリー/ドイツ/スウェーデン

製作年

2014

本編時間

121分

画面サイズ

ワイド画面

視聴制限

PG12

字幕/吹き替え

字幕

カラー/白黒

カラー

『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)』2014©Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney
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