女性監督の先駆者アニエス・ヴァルダが長いキャリアを振り返る──遺作となった集大成ドキュメンタリー「アニエスによるヴァルダ」

配信作品・解説 STAFF: YK
女性監督の先駆者アニエス・ヴァルダが長いキャリアを振り返る──遺作となった集大成ドキュメンタリー「アニエスによるヴァルダ」

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  1. アニエスによるヴァルダ(アニエス・ヴァルダ 2019年 フランス)

アニエスによるヴァルダ(アニエス・ヴァルダ 2019年 フランス)

女性監督の先駆者アニエス・ヴァルダが長いキャリアを振り返る──遺作となった集大成ドキュメンタリー

「アニエスによるヴァルダ/VARDA PAR AGNES」

2019年に亡くなったアニエス・ヴァルダ監督の遺作。ヴァルダがパリの劇場などに足を運び、時系列にとらわれず自らの創作活動について語る。作品映像もコラージュし、彼女が見つめてきたテーマを共有させる。

パリの劇場で聴衆の前に現れたアニエス・ヴァルダ監督は、60年以上にも渡って映画監督を続けてきた理由を語る。彼女が創作活動のキーワードとして挙げたのは「ひらめき」「創造」「共有」の3つ。自らの興味と関心の赴くまま、フィクション・ドキュメンタリー・アートと縦横無尽に作品を制作してきたヴァルダの歩みが、自身の作品の1シーンやスタッフと談笑する光景などをコラージュしながらバイタリティ豊かに映し出される。

「アニエスによるヴァルダ」(C) 2019 Cine Tamaris – Arte France – HBB26 – Scarlett Production – MK2 films

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