イケメングランプリ決定のニュースが東京から入ってきました。


 1位はわたくしも大好きなジョニデに決まったとの朗報に感激です。

 

 でも喜んでいる場合ではありません。早速

 

「彼に縁のあるグッズを探して欲しいワぁ」

 

 と東京スタッフからの無茶ぶりです。

 

 一体ジョニー様は日頃どんなものを身に付けているのかしらん。リサーチしていくと彼のファッションは独自のセンスで、ほとんどがヴィンテージ物。

 

 更に彼の抜群の着こなしがあって、あのお洒落な感じに仕上がるので、ジョニデ”風“な商品はあっても、彼と同じブランドのそれ、がなかなか見つけられません(あっても古い情報ばかり)。

 

 あ〜それにしても彼について調べれば調べる程、やっぱり素敵ですよねぇ。うっとり。

 

 ナンバー1に輝いてしまうのも、心底納得でございます。

 

 ジョニデと言えばアクセサリーを沢山身に付けていることでも知られています。何とかその一つでも彼とお揃いのアクセサリーを手に入れたいところ。

 

 が、これまたどうやら彼はデザインを持ち込んでカスタムメイドしているものが大半の様で、同じものを売っている店なんて見当もつかず。

 

 もはや諦め&投げやりモードになっていると

 

「あ、そういえば、彼はスカルリングを愛用していたわね」

 

 という東京スタッフからの有り難いヒント。

 

 手がかりはニューヨークのどこかで特注オーダーで手に入れたらしい、という何とも曖昧な情報のみ。ここからがリサーチャーの腕の見せ所でございます。

 

 ニューヨーク、スカルリング、ジョニデ、この3つをキーワードにひたすらリサーチです。

 

 そして遂に、遂に、遂に!!!!見つけました。

 彼が購入したというジュエリーショップを。

 ジョニデと知り合いだという店主アルフレッドさんを。

 ジョニデとお揃いのスカルリングを。

 

 その店は、マンハッタンはグリニッチ・ヴィレッジの一角にありました。店の名はC'est Magnifique

 

 ゴス調のちょっぴりごついアクセサリーやアンティーク、シルバー製品を多く扱い、1959年創業以来ヘヴィメタルバンド”メタリカ“のギターリスト カーク・ハメットやパンク・シンガー イギー・ポップ、ハードロックバンド”ヴァン・ヘイレン”のヴォーカリスト デイヴィッド・リー・ロスらを顧客に持ち、カスタムデザインを得意としています。そして我らのジョニデ?もここの常連だそうです。

 

「ロサンゼルスから電話しているんですが、ジョニデとお揃いのリングがここで手に入るって聞いたので」

 

 と言うと

 

それはジムスカルリングのことだね。もちろんあるよ。ジョニーのリングはここで作ったんだよ」

 

 と嬉しい返答が返ってきました。リングそっちのけで

 

「ええええーーージョニーはよく来るの?いつ会えるの?やっぱり彼はカッコいいの?」

 

 と興奮した口調で捲し立てるわたくしに

 

「ふふふ、君もやっぱり女の子だねぇ。彼のことが好きなんだね」

 

 と店主アルフレッドさん。女の子、という年齢からは哀しい程にかけ離れてはおりますが、まぁ電話越しですからね。バレないということで、ここは敢えて訂正はせずに。

 

 スカルの目のところに宝石を入れるとゴツいながらもキュートさもあっていいのでは、ということで、可愛らしく赤いルビーをお願いしました。 実物を見ないで購入するにはちょっと勇気がいるお値段ですが、ニューヨークです。致し方ございません。

 

 とそんな折に、これは単なる偶然か、運命か、神さまからのご褒美なのか。全くの別件の仕事でニューヨークへの出張が決まったのです。このチャンスを逃すわけには参りません。

 

 というわけで暖かなハリウッドを後に、真冬のニューヨークへ向けて出発です。まだ見ぬアルフレッドさんと、ジョニデも通うジュエリーショップを目指して。


 

 ああ、どうか、ジョニーと偶然のご対面ができますように。

 

 マンハッタン。

 

 ロサンゼルスの青空とは対照的に、低く曇った冬空と趣きある町並みの中をイエローキャブで通り抜けていくと、見えてきました、C’est Magnitique。

 

 見逃してしまう程の小さな間口、ウィンドウ越しに飾られたドクロの形をしたアクセサリーの数々。あぁ、ここにジョニデもやってくるのねぇ?

 

 ドアを開けて中に入ると、いました、いました、アルフレッドおじさんが。

 

「ハロー。ロスから飛んできちゃった」

 

 そう言うと

 

「お、その声はロサンゼルスの電話のお嬢ちゃんだね」

 

 そうです、お嬢ちゃんです。店内にはジョニデやイギー・ポップと共に笑顔で写ったアルフレッドさんのスナップ写真が飾られていました。店の裏に工房があり、息子のアルフレッド・ジュニアがシルバーを磨いています。正真正銘、ジョニデ愛用ジムスカルリングはここで作られたようです(嬉)

 

 アルフレッドさんから、リングにまつわるちょっと素敵な話が聞けました。

 

「ジョニーはね、このリングをはめるちょっと前まで仕事もプライベートも、何をやっても上手くいかない時期があってね。最初、映画『パイレーツオブカリビアン』の小道具として制作会社から、ジムスカルリングのオーダーが入ったんだよ。撮影中に衣装として身に付けていたジョニーがえらく気に入ってね、彼直々にカスタムメイドの発注がきたというわけさ。知っての通りあの映画が大ヒットして、以来彼の人生は、公私共にいい方へと動き出し始めたんだ。以来ジョニーはジムスカルリングを両手に一つずつ、はめていることが多いんだよ。このリングには何か幸運を呼び込むパワーがあると彼は感じているんじゃないのかな」

 

 と話すアルフレッドさん。

 

 最近新たにジョニーからアクセサリーの発注がきているとこっそり教えてくれました。まだデザインや材質など細かいところまでは詰めていないということ、詳しいことは聞き出せなかったけれど、近いうちにジョニデのアクセサリーコレクションがまた一つ増えるみたい。

 

「とにかくジョニーはこだわりの男だからね。最終的な発注までにはまだまだ時間がかかると思うよ」

 

指輪.jpg
 と言いながらアメリカ人特有の肩をすくめ、やれやれ、な表情ながらも嬉しそうに笑うアルフレッドさん。ジョニデには会えなかったけれど、赤いほっぺたのアルフレッドさんの笑顔に、はるばるニューヨークまでやってきた甲斐がありました。

 

 リングは一つ一つ丁寧に手作りです。シルバーがぴかぴか光っていますが、少し使い込むと味がでてくるのだとか。

 

 大きめサイズでオーダーを入れたので一差指にはめたらキュート。ビバリーヒルズで見つけた可愛らしいハート型のキラキラボックスに入れてハリウッドからあなたの自宅へお届けします。

 

 ジョニデとお揃いのジムスカルリングが、あなたにも幸運をもたらしてくれますように。

 

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