ガチで一番強いアクションスターをトーナメントで決する王者決定戦!



『うなるセガール拳!ハリウッド最強のメイド・イン・ジャパン』
スティーヴン・セガール (必殺技:飛び前蹴り)

VS

『ヨーロッパで最も危険なキックボクサー』
ジャン・クロード・ヴァン・ダム (必殺技:股割りハイキック)




 いよいよ『最強男トーナメント』も決勝戦。勝ち残ったのは、ザ・ロックとチャック・ノリスを降したスティーヴン・セガールと、シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーを降したジャン=クロード・ヴァン・ダムの二人。

 一回戦を圧勝し、準決勝では苦戦を強いられたセガールと、一回戦で苦しみながらも勝利をおさめ、準決勝では爆発的な勝利を収めたヴァン・ダム。近距離での戦いを得意とするセガールと、遠距離での攻撃を得意とするヴァン・ダム。ともにマルチな格闘技経験者であり、現在の総合格闘技シーンにも深くかかわっている二人だけに、どのような試合展開になるのかはまったく読めない。

 まず入場してきたのはセガール。ノリスとのフルラウンドに渡る激戦を戦っただけに疲労の色は隠せないが、その大胆不敵なオーラはまったく損なわれておらず、むしろ戦いに向けての高いモチベーションを感じさせる。セコンドはもちろん弟子でありUFCミドル級王者のアンデウソン・シウバと、元UFCライトヘビー級王者のリョート・マチダだ。金網の中に入ると大きく呼吸を吸い、瞑想するかのように目をつむったセガール。戦いに向けての準備は万全のようだ。

 続いて入場してくるのはヴァン・ダム。セガールとは対照的に、シュワちゃんを撃破した後のテンションの高さは今も続いているようであり、満面の笑みを浮かべながらの入場となった。セコンドは元PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル。客席最前列には、親交の深いイタリアのシルヴィオ・ベルルスコーニ首相もおり、ヴァン・ダムを激励している。ヴァン・ダムは金網に入ると準備体操代わりの股割りを披露。少々調子に乗っている感はあるものの、こちらは連戦の疲れを感じさせず絶好調のようだ。

 アメリカとベルギーの国歌が演奏され、いよいよトーナメント決勝のゴングが鳴った!

 まずはお互いの攻撃圏の外、つまり離れた距離から、けん制のジャブやローキックを出し合う両者。一歩でも相手の圏内に入った途端に、強烈な攻撃を受けることが両者分かっているのであろう。お互いの攻撃範囲の中に入らず、緊張感あふれるにらみ合いが延々と続く。しかし殴り合いを観に来た客はそうは思わない。膠着状態に見える両者に対して、盛大なブーイングを送る。レフェリーが2度、3度と消極的な戦いをやめるように注意するも、両者に大きな動きは無いまま、1ラウンドは終了した。

 自コーナーに戻る両者に観客は遠慮ないブーイングを浴びせる。インターバル中、両陣営のセコンドたちは、ともに冷静を絵に描いたような選手であるため、このようなブーイングの中でも平常心を忘れぬように選手に伝えている。はたしてその思いは両選手に伝わっているのか?

 そして運命の第2ラウンドのゴングが鳴った!やはり距離を詰めない両者。ブーイングはさらに大きさを増していく。そしてついにシュワちゃんを破ってテンションが上がっているヴァン・ダムが焦れ、セコンドの指示を無視して大技の回転胴回し蹴りを繰り出す!セガールは遠い間合いから出たこの大技を冷静に避け、そのまま空中のヴァン・ダムに“セガール拳”を連打!空中という避けようのない空間で連打を受けたヴァン・ダムは、為す術もなくそのままダウン!セガールは追撃のパウンドを叩き込み、ヴァン・ダムの反応が無くなったことをレフェリーが確認して試合を止めた!

 歓喜の感情を爆発させるセガール陣営。そして金網の中央で微笑を浮かべるセガールの手をレフェリーが高々と上げ、長きにわたるトーナメントの終了を宣言した。結果的にスタミナをロスしたこと以外、重大なダメージを受けることなく圧倒的な強さでトーナメントを制したセガール。まさに『最強男トーナメント』の覇者に相応しい貫禄で、セガールは優勝トロフィーを受け取った。そして勝利者インタビューでは、これからもライフワークとして続く『沈黙』シリーズと環境問題について小一時間ほど熱く語り、最後は2時間にわたって得意のギターの腕前を披露して、この大会の幕を下ろしたのだった。


 以上の結果通り、スティーヴン・セガールが栄えある『最強男』の名誉を手に入れました!

 そして、“熱き男たちの戦いを振り返る!”ということで、今回『最強男』の座を賭けて戦った6人の主演作品を、あらためて9/24(土)・25(日)の2日間に連日放送!是非ご覧下さい!!

《プレイバック》
9月24日(土)12:00-16:00
アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター』
ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』

9月25日(日)12:00-20:30
ザ・ロック『スコーピオン・キング』
シルヴェスター・スタローン『クリフハンガー』
スティーヴン・セガール『暴走特急』
チャック・ノリス『野獣捜査線』

 これまでの試合内容を振り返りたい方は、臨場感溢れる“試合レビュー”がこちらのブロブで掲載中。こちらも是非!!

《一回戦》
第一試合 第二試合 第三試合

《準決勝》
第一試合 第二試合


【“試合レビュー”執筆:高橋ターヤン】
『映画秘宝』所属ライター。アクション映画、男泣き映画を守備範囲にするボンクラライター、略してボンクライター。また格闘技ライターとして海外の総合格闘技シーンに関する考察を『kamipro』『Dropkick』などに寄稿。携帯サイト『kamipro Move』、メールマガジン『格闘秘宝館メルマガ』でもコラムを連載中。

ザ・シネマ編成部

セガール vs ロック様 vs シュワちゃん vs チャック・ノリス vs スタローン vs ヴァン・ダム。
この6人が役柄ではなく本人同士で戦ったら誰が一番強いのか!?
“最強男”の座を賭けてトーナメント方式で決するガチバトル!!



 ハリウッドを代表するアクション・スター6人が、もし本気で戦ったら誰が一番強いのか!?そんなコンセプトでお届けする、アクション映画ファンのみならず格闘技ファンも必見のガチ企画『最強男トーナメント ?ガチで一番強いのは誰だ!?SP』。3週に渡る“トーナメント方式”による王者決定戦が、只今開催中!

 6人の主演作品を連日2作品ずつ放送。そして2作目放送終了後の時間に、この『ザ・シネマ ブログ』で勝敗結果を発表!
さらに結果だけでなく、映画専門誌『映画秘宝』、格闘技専門サイト『kamipro.com』にも寄稿し、両ジャンルに精通した専門家・高橋ターヤン氏による、試合経過をリアルにシュミレーションした“試合レビュー”としてお届け!!

 現在、準決勝を終え、ついに9月21日(水)に決勝戦が行われる!

【最強男トーナメント ルールブック】

・試合は近年の総合格闘技で主流となっている八角形にケージ(金網)を張ったマットにて行われる。
・頭突き、噛み付き、急所攻撃は禁止とする。またケージを掴んでの攻撃や防御も禁止する。
・着衣はスパッツやショートパンツ以外のものの着用を禁ずる。また急所を防御するファールカップを着用する。
・選手はオープンフィンガーグローブ、マウスピースを着用する。
・試合は1ラウンド5分の3ラウンド制で行われる。ラウンド間のインターバルは60秒とする。
・試合は打撃等によるKO、サブミッションによるタップアウト、レフェリーストップによるTKOによって勝者が決まるほかに、
 3ラウンドの間に決着がつかない場合は、3人のジャッジによる判定で多数支持を受けた選手を勝者とする。
・トーナメントは6名による準々決勝を一回戦として行い、準決勝2試合、決勝戦を1日で行う、ワンデイトーナメントとして実施する。
・準々決勝で敗れた選手の内1名を主催者が選定し、敗者復活として準決勝に出場させる。
・トーナメントの優勝者は最強のアクション俳優の証たる「最強男」の称号を得る。

【放送作品と日時】
《決勝》
9月21日(水)23:00-25:00/25:00-27:00
スティーヴン・セガール『暴走特急』 VS ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』

 試合の詳細な内容を臨場感たっぷりに伝える“試合レビュー”は、2作目が放送終了後に、この『ザ・シネマ ブログ』でアップ予定!乞うご期待!!

 既に終了した一回戦3試合と準決勝2試合の試合レビューは、こちらのブログで掲載中!!
《一回戦》
第一試合 第二試合 第三試合

《準決勝》
第一試合 第二試合


【“試合レビュー”執筆:高橋ターヤン】
『映画秘宝』所属ライター。アクション映画、男泣き映画を守備範囲にするボンクラライター、略してボンクライター。また格闘技ライターとして海外の総合格闘技シーンに関する考察を『kamipro』『Dropkick』などに寄稿。携帯サイト『kamipro Move』、メールマガジン『格闘秘宝館メルマガ』でもコラムを連載中。

ザ・シネマ編成部

ガチで一番強いアクションスターをトーナメントで決する王者決定戦!



『ヨーロッパで最も危険なキックボクサー』
ジャン・クロード・ヴァン・ダム (必殺技:股割りハイキック)

VS

『ボディビル史上最大の肉体を持つ、驚異のマッスルボディ』
アーノルド・シュワルツェネッガー (必殺技:州知事ベアハッグ)




 準決勝の第二試合。こちらは、一回戦でシルヴェスター・スタローンをローキックによって戦闘不能に追いやったジャン=クロード・ヴァン・ダムが準決勝進出を決めているが、そのヴァン・ダムと対戦する選手は敗者復活枠ということで、この時点ではその相手は発表されていない。一回戦で負けた選手のうち、敗者復活で登場するのはアーノルド・シュワルツェネッガーか、ザ・ロックか、それとも直前の戦いでヴァン・ダムに敗れたスタローンのリベンジマッチとなるのか?

 ヴァン・ダムは先に入場し、セコンドのヒョードルと試合に向けての最終確認を行っている。そんな中場内の照明が暗転し、スモークの向こうには超人ヘラクレスのような美しい肉体が。そして流れるお馴染みのテーマソングが鳴り響く。ブラッド・フィーデル作曲の『ターミネーター』のテーマ曲だ!スモークの奥から現れたのは、一回戦で格闘技未経験ながら優勝候補のチャック・ノリスを追い詰めた、アーノルド・シュワルツェネッガーである!

 一回戦ではノリスのミドルキックを受けてマットに沈んだシュワちゃんだったが、長年演じたターミネーター役が骨の髄まで染み込んでいるのか、他の一回戦敗退者が戦闘不能状態に陥っていたのに対し、シュワちゃんだけはすっかり復活。まさに倒しても倒しても復活する不死身のターミネーター・シュワちゃんとなっていたのだ。さらに前戦で経験値を積んだシュワちゃんは、より危険なファイターへと変貌を遂げている。いかにヴァン・ダムとはいえ、苦戦は必至との予想もある。

 しかし準決勝の相手がシュワちゃんだと分かった瞬間、ヴァン・ダムの目が鋭いものへと変わった。そう、このトーナメントに出場している選手で、ヴァン・ダムとシュワちゃんだけはヨーロッパ出身。シュワちゃんはまともに英語を喋れないままヨーロッパからハリウッドに進出し、アクション映画俳優として一時代を築いたのちに政界へ進出し、カリフォルニア州知事にまで上り詰めた、ある意味ヴァン・ダムが目指すキャリア像を体現する男である。シュワちゃんのようになりたくてもなれなかったヴァン・ダムの闘争本能は完全に火が着き、一回戦のシルヴェスター・スタローン戦で受けたダメージなど忘れたかのような状態に。両者は心身ともにベストコンディションの状態で、準決勝第二試合のゴングが鳴った!

 過去のキックボクシングでの実戦経験から、心は熱くなっていても頭は冷静なヴァン・ダムは、決していきなり大技になどいかない。と言うよりシュワちゃんの巨体を見ると、一撃で倒すことなど不可能なことは明白だ。ヴァン・ダムはシュワちゃんの周囲をサークリングしながら、ローキックで様子を見る。格闘技初心者のシュワちゃんはローキックを避けることはできないが、一回戦でのヴァン・ダム対スタローンを見ていたので、対策は練っているようで、脚を上げてダメージを減らしていく。

 しかし燃え上がったヴァン・ダムの闘志はさらに神経を鋭くさせていき、時折見せるシュワちゃんの高速タックルを次々とかわし、ローキック、ミドルキック、ハイキックを次々と打ち込んでいく。捕まえることが出来なければ、いくら怪力のシュワちゃんといえどもヴァン・ダムにダメージは与えられない。逆に無敵の肉体を誇るシュワちゃんも、ダメージは少ないものの、攻撃をすべてかわされているためにスタミナを急速にロスしていってしまった。

 この追いかけっこ的攻防は次のラウンドでも続き、肉体的ダメージ以上にスタミナを失ったシュワちゃんは、ついに棒立ち状態になってしまう。ここでヴァン・ダムの伝家の宝刀、股割りハイキックが炸裂!アゴを正確に射抜いたヴァン・ダムのハイキックは脳を揺さぶり、シュワちゃんはついにダウン!ダウン時に目の光(赤くはない)が失われていることに気付いたレフェリーによって、即座に試合はストップされた。

 羨望のまなざしを向けていた先達を倒したヴァン・ダムは歓喜を爆発させ、「州知事に勝ったから、これでオレも州知事だー!」などと意味不明の叫びを上げながら控室へと引き上げていった。これでスティーヴン・セガール対ジャン=クロード・ヴァン・ダムの決勝戦が確定したのだ。


 以上の結果通り、準決勝・第二試合はジャン=クロード・ヴァン・ダムが勝利し、決勝戦に進むことに。

 次戦、いよいよ決勝戦は、
9月21日(水)23:00-25:00/25:00-27:00
スティーヴン・セガール『暴走特急』 VS ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』

 2作目「ユニバーサル・ソルジャー」の本編終了後に、こちらのブログにて試合レビューを公開!作品鑑賞と合わせてお楽しみください!!


【“試合レビュー”執筆:高橋ターヤン】
『映画秘宝』所属ライター。アクション映画、男泣き映画を守備範囲にするボンクラライター、略してボンクライター。また格闘技ライターとして海外の総合格闘技シーンに関する考察を『kamipro』『Dropkick』などに寄稿。携帯サイト『kamipro Move』、メールマガジン『格闘秘宝館メルマガ』でもコラムを連載中。

ザ・シネマ編成部

ガチで一番強いアクションスターをトーナメントで決する王者決定戦!



『ブルース・リーも恐れた、アメリカ空手史上最強のミドル級王者』
チャック・ノリス (必殺技:コロシアム・ミドルキック)

VS

『うなるセガール拳!ハリウッド最強のメイド・イン・ジャパン』
スティーヴン・セガール (必殺技:飛び前蹴り)




 試合前にドクターチェックが行われ、準決勝第一試合を戦うチャック・ノリスは、一回戦で対戦したアーノルド・シュワルツェネッガーの“州知事ベアハッグ”によって腰を痛めてしまったことが発覚。医師は棄権を勧めたが、ノリスは頑としてこの提案を拒否し、準決勝出場を強行することを決定。控室では入念なマッサージを受けていた。

 対するセガールは、試合終了直後こそ憮然とした表情を浮かべていたが、控室に戻ってからは終始リラックスムードに。唯一心配されるスタミナ面を解消するべく、ゆっくりと休んでいたこともあって、この試合前に完全に回復した模様だ。

 好対照のコンディションで臨む準決勝第一試合。全試合優勝候補者の潰し合いの様相を呈しているこのトーナメントの中でも、屈指の好カードが始まる!

 レフェリーに呼ばれてケージの中央でルール説明を受ける両者。格闘家として輝かしい実績を持つ者同士の対戦だけに、コーナーに分かれる際のグローブタッチまで両者ともにリスペクトに溢れた表情を崩さなかったのが印象的だ。

 試合開始のゴング!しかし両者ともに、うかつには近付こうとはしない。だが遠距離であれば、多彩な蹴り技を持つノリスが断然有利。さっそく強烈なミドルキックを放つノリス。しかしその蹴りに、いつもの空気を切り裂くようなシャープさは無い。本当にわずかな差ではあるが、武道の達人同士の戦いの中では、このハンデは致命傷となりかねないものだ。間一髪でノリスのミドルキックを避けることに成功したセガールは、逆にいきなり一回戦でザ・ロックをノックアウトした飛び前蹴りを披露。しかし距離がありすぎたせいもあって、こちらもノリスにかわされる。

 ここをチャンスと見たノリスは一気に距離を詰め、セガールの懐に飛び込んでの正拳突きを試みる。しかし近距離はセガールの距離でもある。セガールはさらに歩を進めて超至近距離での打ち合いに応じ、高速の当て身“超セガール拳”を炸裂させた。セガールはノリスが顔面打撃有りのルールで戦ったことが無いことを見越して、ノリスの顔面に打撃を集中させてきたのだ。

 しかしノリスは、2007年にフルコンタクトのキックボクシングイベントWCL(ワールド・コンバット・リーグ)を主催するほど、現代の格闘技を研究している。このセガールの攻撃はまさに狙い通りの攻撃であったのだ。セガール拳を避けたノリスは、ここで大技のバックハンドブローの体勢に入る。しかしこれは逆にセガールのワナであった!

 後ろを向いたノリスにセガールの合気投げが炸裂。大きく吹き飛ばされたノリスはマットに叩き付けられて、一回戦で痛めていた腰痛をさらに悪化させてしまう。グラウンドでは難なくトップポジションを取ったセガールが、直上からの強烈なパウンドを打ち込み始める。しかし誰もがノリスの敗北を予想したそのとき、何と空手家であるノリスが下からの腕絡みのアタックを開始したのだ!
 
 実はこのムーブは、ノリスの盟友で総合格闘技の創始者としても名高いブルース・リーが、『燃えよドラゴン』のオープニングでサモ・ハン・キンポーを相手に披露した技。ノリスはリーにこの技を伝授されており、実戦のこのタイミングでこの技を使ったのだ。しかしUFCのトップファイターたちとのトレーニングで、自身の格闘技スキルを完全に現代総合格闘技にアジャストさせているセガールは、予想外の攻撃に驚きながらもノリスの腕絡みを振りほどきスタンド状態に戻る。ノリスも立ち上り、両者は再びスタンドでの打撃戦を開始した。

 まるで空手の試合のようなスタンドでの打撃戦は2ラウンド、3ラウンドも延々と続き、決して引くことのない両者の打ち合いに観客は熱狂。ノリスは鬼神の表情で打撃を打ち込み、セガールは合気道家とは思えぬ打撃だけの真っ向勝負を披露。結局決定打の無いまま、3ラウンドのゴングが鳴り響いたのだった。勝敗は判定に持ち込まれたが、1ラウンドでトップポジションを取り、2ラウンド以降は腰痛に耐えながら戦ったノリス以上に手数を出し続けたセガールが、勝利をモノにした。

 健闘を讃えあった両者であったが、セガールは最大の弱点と思われているスタミナをこの試合で極限まで使い果たしたため、決勝戦に向けて大きな不安材料を残したこととなる。


 以上の結果通り、準決勝・第一試合はスティーヴン・セガールが勝利し、決勝戦に進むことに。

 次戦、準決勝・第二試合は、
9月13日(火)21:00-23:00/23:00-25:00
ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』 VS アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター』

 2作目「ターミネーター」の本編終了後に、こちらのブログにて試合レビューを公開!作品鑑賞と合わせてお楽しみください!!


【“試合レビュー”執筆:高橋ターヤン】
『映画秘宝』所属ライター。アクション映画、男泣き映画を守備範囲にするボンクラライター、略してボンクライター。また格闘技ライターとして海外の総合格闘技シーンに関する考察を『kamipro』『Dropkick』などに寄稿。携帯サイト『kamipro Move』、メールマガジン『格闘秘宝館メルマガ』でもコラムを連載中。

ザ・シネマ編成部
セガール vs ロック様 vs シュワちゃん vs チャック・ノリス vs スタローン vs ヴァン・ダム。
この6人が役柄ではなく、本人同士で戦ったら誰が一番強いのか!?
“最強男”の座を賭けてトーナメント方式で決するガチバトル!!


 ハリウッドを代表するアクション・スター6人が、もし本気で戦ったら誰が一番強いのか!?そんなコンセプトでお届けする、アクション映画ファンのみならず格闘技ファンも必見のガチ企画『最強男トーナメント ガチで一番強いのは誰だ!?SP』。3週に渡る“トーナメント方式”による王者決定戦が、只今開催中!

 6人の主演作品を連日2作品ずつ放送。そして2作目放送終了後の時間に、この『ザ・シネマ ブログ』で勝敗結果を発表!
さらに結果だけでなく、映画専門誌『映画秘宝』、格闘技専門サイト『kamipro.com』にも寄稿し、両ジャンルに精通した専門家・高橋ターヤン氏による、試合経過をリアルにシュミレーションした“試合レビュー”としてお届け!!
 
 現在、一回戦の3試合を終え、9月12日(月)・13日(火)には準決勝が行われる!

【最強男トーナメント ルールブック】

・ 試合は近年の総合格闘技で主流となっている八角形にケージ(金網)を張ったマットにて行われる。
・ 頭突き、噛み付き、急所攻撃は禁止とする。またケージを掴んでの攻撃や防御も禁止する。
・ 着衣はスパッツやショートパンツ以外のものの着用を禁ずる。また急所を防御するファールカップを着用する。
・ 選手はオープンフィンガーグローブ、マウスピースを着用する。
・ 試合は1ラウンド5分の3ラウンド制で行われる。ラウンド間のインターバルは60秒とする。
・ 試合は打撃等によるKO、サブミッションによるタップアウト、レフェリーストップによるTKOによって勝者が決まるほかに、
  3ラウンドの間に決着がつかない場合は、3人のジャッジによる判定で多数支持を受けた選手を勝者とする。
・ トーナメントは6名による準々決勝を一回戦として行い、準決勝2試合、決勝戦を1日で行う、ワンデイトーナメントとして実施する。
・ 準々決勝で敗れた選手の内1名を主催者が選定し、敗者復活として準決勝に出場させる。
・ トーナメントの優勝者は最強のアクション俳優の証たる「最強男」の称号を得る。

【放送作品と日時】

《準決勝》
9月12日(月)21:00-23:00/23:00-25:00
チャック・ノリス『野獣捜査線』 VS スティーヴン・セガール『暴走特急』 

9月13日(火)21:00-23:00/23:00-25:00
ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』 VS アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター』

 各試合の詳細な内容を臨場感たっぷりに伝える“試合レビュー”は、各放送日の2作目が放送終了後に、随時この『ザ・シネマ ブログ』でアップ予定!乞うご期待!!

 既に終了した一回戦3試合の試合レビューは、こちらのブロブで掲載中!!
第一試合 第二試合 第三試合


【“試合レビュー”執筆:高橋ターヤン】
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『退学回数14回!ニューヨーク生まれの荒くれ種馬』
シルヴェスター・スタローン (必殺技:ロッキー左フック)
 
 VS

『ヨーロッパで最も危険なキックボクサー』
ジャン・クロード・ヴァン・ダム (必殺技:股割りハイキック)




 トーナメント一回戦最後の試合は、元祖肉体派アクションスターのシルヴェスター・スタローンと、ヨーロッパ最強の中量級キックボクサーとして鳴り物入りでハリウッドに進出し、90年代に一時代を築いたジャン=クロード・ヴァン・ダムの対戦という注目の一戦。

 ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区で生まれ育ったスタローンは、アメリカで最も危険な地域と称され、日中からマフィアやギャングが跋扈するヘルズ・キッチンで少年時代を過ごしてきた。両親の離婚を機に不良としての才能を一気に開花させたスタローンは、小学校から高校までの間に14の学校から放校処分となった札付きの荒くれ者。出生時にアル中の医師により顔の左側の神経を傷つけられたため、崩れた容姿によって受けるいじめから脱却するために始めたボクシングは、地獄のような地域で生き延びるための武器となった。また、俳優としてブレイク後も身体を鍛え続け、『ランボー』シリーズでは徒手格闘術までを身に着け、俳優とは思えない戦闘能力を持つ男となっている。

 対するヴァン・ダムは、裕福な家庭に育ちながら、身体を鍛えるために始めた松涛館空手で18歳にして黒帯を取得。10代の頃からヨーロッパ各地の空手・キックボクシングの大会を荒らしまわっている。その後、アメリカのフロリダで行われた世界空手選手権を経て、1980年には全欧プロ空手選手権ミドル級王座を獲得している強豪キックボクサー、という経歴を持つ本格派。

 スタローンは、『エクスペンダブルズ』で直接出演交渉して以来の仲となる、元PRIDE・UFCのヘビー級王者であるアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラをセコンドに帯同。またヴァン・ダムは、ノゲイラのライバルで、ヴァン・ダムとは昔から親交のある世界最強のヘビー級MMA選手エメリヤーエンコ・ヒョードルと、『ユニバーサル・ソルジャー』シリーズで競演している元UFCヘビー級王者のアンドレイ・アルロフスキーを、セコンドとして帯同している。

 レフェリーのルール説明の間、ボクシング出身のスタローンとキックボクシング出身のヴァン・ダムのにらみ合いに、観客もヒートアップ!異様な雰囲気の中、試合開始のゴングが鳴った!

 蹴り技を持たないスタローンは、キックボクサーとして輝かしい経歴を誇るヴァン・ダムの蹴り技を警戒し、早々に距離を詰めて近距離での打ち合いを挑む格好で試合がスタート。空手の経験のあるヴァン・ダムも応戦するが、『ランボー』などの特殊部隊映画でCQC(クローズ・クォーター・コンバット:近接格闘術)も学んだスタローンは、組み技も積極的に使って決定打をもらわない。さらに、ボクシング仕込みのショートレンジのフックやアッパーで、ヴァン・ダムはフラフラの状態にされてしまう。何とか1ラウンドを堪えることが出来たヴァン・ダムだったが、ここではヘビー級とミドル級というウェイトの違いも大きなハンデとなってしまった形だ。

 インターヴァルの間、ヒョードルから何かのアドバイスをもらい、大きく頷くヴァン・ダム。ヒョードルは氷のような微笑を浮かべている。果たして、2ラウンドはどのような作戦で来るのか?

 2ラウンド、距離を詰めるスタローンに対して、ヴァン・ダムの強烈なローキック一閃。遠距離でのハイキックのような大技を警戒していたスタローンは、このローキックをモロに食らってしまう。「あのヴァン・ダムがローキックのような地味な技を使うとは……!」とスタローンが思ったときには遅かった。ヴァン・ダムはローキックを次々と放ち、下半身への攻撃など受けたことのないスタローンは、一気に失速。腿は赤く腫れ上がり、ついに立ち上がれなくなってしまったスタローンを見て、レフェリーが試合を止めた。

 勝利者インタビューでは、「インターヴァル中、ヒョードルから、これまで大作での一発逆転ばかり狙って失敗した自分の人生を振り返させられ、地味だが効果のあるローキックで戦うことを決めた」と涙ながらに語ったヴァン・ダム。手に汗握るまさに“クリフハンガー”なシーソーゲームに敗れたスタローンは、笑みを浮かべて「今度は『エクスペンダブルズ2』に出てくれよ!」と、見せ場の少なさから一作目への出演を断ったヴァン・ダムに、再度出演をオファーするも、ヴァン・ダムは「オレが主役じゃないなら……」と、まだ一発逆転に未練がタラタラであることを露呈してしまった。

 
 以上の結果通り、一回戦・第三試合はジャン=クロード・ヴァン・ダムが勝利し、準決勝に進むことに。

 次戦、準決勝・第一試合は、
9月12日(月)21:00-23:00/23:00-25:00
チャック・ノリス『野獣捜査線』  VS  スティーヴン・セガール『暴走特急』

  2作目「暴走特急」の本編終了後に、こちらのブログにて試合レビューを公開!作品鑑賞と合わせてお楽しみください!!


【“試合レビュー”執筆:高橋ターヤン】
 『映画秘宝』所属ライター。アクション映画、男泣き映画を守備範囲にするボンクラライター、略してボンクライター。また格闘技ライターとして海外の総合格闘技シーンに関する考察を『kamipro』『Dropkick』などに寄稿。携帯サイト『kamipro Move』、メールマガジン『格闘秘宝館メルマガ』でもコラムを連載中。

ザ・シネマ編成部
ガチで一番強いアクションスターをトーナメントで決する王者決定戦!



『ボディビル史上最大の肉体を持つ、驚異のマッスルボディ』
アーノルド・シュワルツェネッガー (必殺技:州知事ベアハッグ)
 
 VS

『ブルース・リーも恐れた、アメリカ空手史上最強のミドル級王者』
チャック・ノリス (必殺技:コロシアム・ミドルキック)




 一回戦の第二試合は『ボディビル史上最大の肉体を持つ、脅威のマッスルボディ』アーノルド・シュワルツェネッガー対、『ブルース・リーも恐れた、アメリカ空手史上最強のミドル級王者』チャック・ノリスの対戦だ。

 ノリスは空軍の兵士として韓国に赴任した際に唐手道(タンスドー)を学び、帰国後に1964年から1974年までの長きに渡って世界空手選手権ミドル級王者に君臨した超本格派。友人であるブルース・リーの『ドラゴンへの道』で本格的に映画俳優として活動を開始し、『地獄のヒーロー』『野獣捜査線』で世界的アクションスターとなったが、本職は格闘家。特に『ドラゴンへの道』で見せたミドルキックと後ろ回し蹴りは驚異だ。

 対するシュワちゃんは格闘技経験は無いものの、20世紀最高のボディビルダーと称された肉体と、その体躯から生み出されるパワーはトーナメント出場者の中でも飛びぬけている。

 ともにアクションスターとしての地位を確立し、同じ肉体派の共和党員である両者がついに白黒をつけるときが来たのだ!技のノリスか?パワーのシュワちゃんか?準決勝に進むのはどっちだ!?

 開始早々組み付こうとするシュワちゃんだったが、機敏なフットワークでタックルを避けるノリス。このフットワークは『ドラゴンへの道』で戦いの中でブルース・リーから学んだものだ。そのまま後ろ回し蹴りを放つノリス!しかしシュワちゃんの頑強なボディにはまったく効かない!身長差10cm、体重差30kgという体格の差が、このような形で露呈し、動揺するノリス。そんな動揺がフットワークにも影響し、ついにシュワちゃんが動きの鈍ったノリスを捕まえることに成功する。

 ここでシュワちゃんは“州知事ベアハッグ”を披露!格闘技経験の無いシュワちゃんでも、持ち前のパワーをフル活用できる必殺技だ。ノリスは絶体絶命、ここまでか?

 しかしシュワちゃん、なぜか集中力を欠いている……。なんと客席にいる元夫人のマリア・シュライパーさんがシュワちゃんを睨みつけているではないか!何かやましいことが多いのか、急速にソワソワしだしたシュワちゃん。その迷いが隙を生み、完璧と思われていた州知事ベアハッグに隙間が!そんなシュワちゃんの一瞬の隙をついて、ノリスはついに脱出に成功する。

 絶体絶命の危機を脱し、ふたたび距離をとることに成功したノリスは、怒涛の反撃を開始!顔面に正拳突きを連打し、ローキック、ハイキックを連打!映画では一方的に敵を痛めつけることの多いシュワちゃんだけに、この連続攻撃はさすがにこたえたようで、徐々に防戦一方の展開に。そこに右ミドルキックがシュワちゃんの脇腹を直撃!悶絶して倒れるシュワちゃん!さらに追い討ちをかけようとしたノリスと倒れこんだシュワちゃんの間に、レフェリーが割って入り、試合終了!1ラウンド4分42秒、チャック・ノリスの勝利となった。

 勝利者インタビューで、格闘技初心者でありながら、自分をここまで追い詰めたシュワちゃんに賛辞を送るノリス。大歓声を背に受けてトーナメント準決勝に進むため、早々にケージを後にした。

 一方、敗れたシュワちゃんは脇腹を押さえながらも、マイクを握り「今回は一瞬の油断で逆転されてしまった。このあとのトーナメントでのチャックの健闘を祈るけど、また是非戦いたいね」と悔しさをにじませながら、最後に「アイル・ビー・バック」とお約束のセリフを残し、今後も格闘技を続けることを匂わせていた。退場時はSPと弁護士に守られながら、マリアさんの陣取るサイドとは真逆の方向に逃げるように去っていったことは言うまでも無い。

 
 以上の結果通り、一回戦・第二試合はチャック・ノリスが勝利し、準決勝に進むことに。

 次戦、一回戦・第三試合は、
9月8日(木)21:00-23:00/23:00-25:00
シルヴェスター・スタローン『クリフハンガー』 VS ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』

 2作目「ユニバーサル・ソルジャー」の本編終了後に、こちらのブログにて試合レビューを公開!作品鑑賞と合わせてお楽しみください!!


【“試合レビュー”執筆:高橋ターヤン】
 『映画秘宝』所属ライター。アクション映画、男泣き映画を守備範囲にするボンクラライター、略してボンクライター。また格闘技ライターとして海外の総合格闘技シーンに関する考察を『kamipro』『Dropkick』などに寄稿。携帯サイト『kamipro Move』、メールマガジン『格闘秘宝館メルマガ』でもコラムを連載中。

ザ・シネマ編成部

チで一番強いアクションスターをトーナメントで決する王者決定戦!
記念すべき初戦を戦ったのはこいつらだ!!



『うなるセガール拳!ハリウッド最強のメイド・イン・ジャパン』
スティーヴン・セガール (必殺技:飛び前蹴り)
 
 VS

『プロレス界が生んだ、史上最高のピープルズ・チャンピオン』
ザ・ロック (必殺技:ピープルズ・エルボー)




 いに始まった『最強男トーナメント』。

 本トーナメントの優勝候補の二人の対戦が初戦から実現。ハリウッド史上最強の格闘家と称されるスティーヴン・セガールと、プロレス界で確固たる地位を築き2000年前後を代表するスーパースター、ザ・ロックの対戦だ。

 セガールは合気道の七段を保持する有段者であり、外国人として初めて日本で合気道道場を構えたほど。17歳で日本に来日し英会話学校の講師を務めながら、合気道だけでなく、空手、剣道、柔術、柔道を学ぶ。現在は、総合格闘技の最高峰であるUFCで猛威を振るうミドル級王者アンデウソン・シウバや、元ライトヘビー級王者リョート・マチダのパーソナル・トレーナーとしても活躍。今回の試合でも、彼ら“セガール・チルドレン”をセコンドに伴っての入場となった。

 対するロック様はWWEのスーパースター。カレッジ・フットボールの花形選手として全国優勝を果たすなど、エリート・アスリートとして活躍。後にプロレスに転向し、WWEのアティテュード路線を牽引する活躍を見せ、『スコーピオン・キング』でアクション俳優としての地位を確固たるものにした。経歴的に格闘技経験は無いが、そのプロレスで鍛えた耐久力と、スポーツマンとしてのポテンシャルは圧倒的なものだ。入場に帯同するセコンドはいないが、客席最前列にはライバルであるジョン・シナ、スティーブ・オースチンらWWE勢が並び、愛憎ない交ぜの表情でロック様の入場を見つめている。

 レフェリーのルール説明の間、両者は対照的な表情でにらみ合う。プロレスラーらしく相手を威嚇するロック様に対して、笑みを浮かべながら涼しげな視線を送るセガール。
 
 両選手がコーナーに分かれていよいよ試合開始!じりじりとケージの中央に近づいていくロック様に対して、セガールはまったく動じずに身構えることもないまま歩を進める。飛びかかってきたロック様に対して、セガールは慌てることなく四方投げでロック様を遠くに放り投げてしまう。さらにロック様が立ち上がったところに入り身投げでまた投げ飛ばす。

 何が起こったのか分からないまま投げ飛ばされたロック様は、ダメージよりも精神的に混乱し始めているようだ。困惑した表情のまま立ち上がるロック様に近づいたセガールは、まったく遠慮なく強烈な当て身、通称“セガール拳”を叩き込む。しかし頑強なプロレスラーの身体は、ありとあらゆる打撃を連日受けて鍛え上げられたもの。当て身を受けたところは赤くはなるものの、こちらも大きなダメージにまでは至っていない。そんな中で1ラウンドの5分が終了した。
 
 2ラウンドになってもセガールの当て身地獄は止まらない。しかし当て身に没頭するセガールの一瞬の隙を突いてタックルのような形で組み付き、そのままスパイン・バスターでマットに叩き落すことに成功!常に一方的に相手を痛め続けてきたセガールだけに、こちらも肉体的なダメージ以上に精神的なダメージが大きいか!?ロック様はフィニッシュホールドのピープルズ・エルボーの体勢に入る。
 
 しかし、いつもの調子でロープに向かって突進するも、この戦いは金網の中での戦い。逆に金網に激突してしまう。その間に立ち上がったセガールは、弟子であるアンデウソン・シウバやリョート・マチダに伝授している飛び前蹴り!セガールのつま先は、見事にロック様のアゴを破壊し、ロック様は失神。即座にレフェリーが試合を止めた。
 
 失神したロック様は担架で退場。勝利者インタビューを拒否したセガールも、憮然としたままケージを去っていった。『暴走特急』のケイシー・ライバック並みに完全無欠の武道家たることを目指すセガールにとって、打撃の中で我を忘れてピンチに陥ったことに対して、自分自身に怒りをぶつけているようでもあった。

 
 以上の結果通り、一回戦・第一試合はスティーヴン・セガールが勝利し、準決勝に進むことに。

 次戦、一回戦・第二試合は、
9月7日(水)21:00-23:00/23:00-25:00
アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター』 VS チャック・ノリス『野獣捜査線』

 2作目『野獣捜査線』の本編終了後に、こちらのブログにて試合レビューを公開!作品鑑賞と合わせてお楽しみください!!


【“試合レビュー”執筆:高橋ターヤン】
 『映画秘宝』所属ライター。アクション映画、男泣き映画を守備範囲にするボンクラライター、略してボンクライター。また格闘技ライターとして海外の総合格闘技シーンに関する考察を『kamipro』『Dropkick』などに寄稿。携帯サイト『kamipro Move』、メールマガジン『格闘秘宝館メルマガ』でもコラムを連載中。

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