さる8月24日、『ガンジー』などで知られるイギリスの監督・俳優、リチャード・アッテンボロー氏が亡くなりました。
享年90歳でした。

1923年生まれ、イギリス・ケンブリッジ出身。『大脱走』で脱走グループの指導者役を好演。晩年に演じたジュラシック・パーク創設者の大富豪役は今日の映画ファンにもなじみ深いかと思います。一方、監督としても『ガンジー』でアカデミー監督賞を受賞するなど高く評価され、英国映画界をけん引する存在でした。

 

【代表作】
1963 大脱走(出演)
1965 飛べ!フェニックス(出演)
1977 遠すぎた橋(監督)
1982 ガンジー(監督)
1987 遠い夜明け(監督)
1992 チャーリー(監督)
1993 ジュラシック・パーク(出演)

 

謹んで哀悼の意を表します

 

あの日の指輪を待つ君へ01.jpg
なお、ザ・シネマでは8月28日(木) に、リチャード・アッテンボロー氏の監督作『あの日の指輪を待つきみへ』を放送します。50年の時を超えて結ばれる純愛を描いた美しいラブストーリー。舞台となったアイルランドの風景も素晴らしい本作は、氏の最後の監督作となりました。※詳しくはこちら

10月にも再放送を予定しておりますが、ぜひ8月28日(木)の放送もお見逃しなく。

©Scion Film Premier(Third)Limited Partnership/UK Film Council/Closing The Ring Limited/CTR Canada Limited

 

 いつもザ・シネマはご覧いただきありがとうございます。

 

多数の熱い投票を頂き8月18日(月)18:00に締切りました、ザ・シネマの夏祭りの大トリ「ガチ・アクションスター総選挙!」開票結果をお知らせする時が参りました!

 

活躍が期待されていたジェイソン・ステイサムが見事に1位を獲得!
そして、州知事から再度ハリウッドに舞い戻ったシュワがさすがの貫録で2位に!
本命視されていたスタローンは3位となりましたが、上位2人の人気を支える「エクスペファミリーの兄貴」の活躍は総選挙1位ジェイソン・ステイサムの  『SAFE/セイフ』の後、21:00より放送の『エクスペンダブルズ』『エクスペンダブルズ2』でお楽しみ下さい!!

 

下記の1位から3位を凱旋放送いたします!ガチで熱いアクションスター3名の活躍、お見逃しなく!!

ガチ・アクション祭り!の特設サイトはこちら

 

8月31日(日)
14:30-17:00 第3位 シルヴェスター・スタローン 『暗殺者
17:00-19:00 第2位 アーノルド・シュワルツェネッガー 『ターミネーター3
19:00-21:00 第1位 ジェイソン・ステイサム  『SAFE/セイフ

 

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ロビン・ウィリアムズ追悼放送


8月11日に急逝された、名優・ロビン・ウィリアムズを偲んで、8月30日(土)の編成を一部変更し、
彼の代表作である『フィッシャー・キング』を放送いたします。


【ロビン・ウィリアムズ追悼放送】

【変更前】8月30(土)16:30-19:00 チェンジリング(2008)
  ↓
【変更後】8月30(土)16:30-19:00 フィッシャー・キング

 

 

今後とも、ザ・シネマをよろしくお願いいたします。 

 

洋画専門チャンネル ザ・シネマの編成部スタッフが、1人1本、きわめて個人的にオススメしたい作品をご紹介!

 

 

マーリー.jpg犬好きじゃなくても、楽しめる!
 

マーリー おバカな犬が教えてくれたこと
 

【8月放送日】23日、24日、29日

© 2008 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
 

「犬LOVE」な映画かと思いきや、実はまじめなヒューマンドラマ。オーウェン・ウィルソン演じる主人公は、必ずしも思い通りに進まない日々の生活の中でも、常に自分と家族にとって幸せな選択をし続けます。周りからどんな風に見えても、自分が愛する家族を思って選んだ道であれば強くいれる。そんな前向きな姿に勇気づけられます。軽快で朗らかに描かれる本作は、仕事と家庭のバランスが崩れそうなとき「これでいいんだ」と前向きな気持ちになれる、おすすめの一本です。

 

キャロル

 

 

ミラーズ.jpg24時間テロリストと戦う男の今回の敵は「鏡」!
 

ミラーズ
 

【8月放送日】13日、19日

© 2008 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
 

夏といえばホラー。このお題にぴったりの1本。2003年に韓国で公開された『Mirror 鏡の中』のリメイク作です。じわじわと人の心の負の部分を冒してくるようなアジアン・ホラーのエッセンスはそのままに、主人公が謎を解いていく過程のスリリングな描写はハリウッド的という、なんともお得感のある出来。「24」シリーズのキーファー・サザーランドが「鏡」の謎に迫ります。

夜警のベンが巡回する事になったのは、数年前の大火事で廃墟になっている古いデパートの跡地。ただならぬ雰囲気のこの焼跡の地下で、廃墟には似つかわしくない美しく大きな鏡を見つけます。美しさに魅入られるベン。しかししばし後、突如強烈な痛みと幻覚に襲われ…その事件以来、彼だけでなく、愛する家族にも奇怪な現象が起こり始め、危機を感じたベンは鏡があった建物の火事について調べ始めます。そしてその建物はデパートになる以前、病院があった事、そしてその病院で恐ろしい出来事があった事を突き止める…という様な、ホラー映画を恐ろしくたらしめるエッセンス「病院跡地の廃墟」「過去の陰惨な事件」そして「鏡」という「ド定番!」がちりばめられておりますが、予定調和になっていないのは、「謎解きのハラハラ感」でぐいぐい引っ張っていく(もっと言ってしまえば、アクション的な要素もあり)演出の妙ではないかと思います!これまた予定調和でないラストもびっくりな、コスパの良い1本!お見逃しなく!!
 

にしこ

 

 


ガチアクション.pngのサムネール画像
 
ミーンミーン(セミ)
ただでさえ暑い夏。もう勘弁してほしい…今日の最高気温は36度。アイスより自分のほうが早く溶けるのではないかと危惧しています。
でもみんな思い出してほしい!死ぬほど暑いときに食べる死ぬほど熱いカレーを!!
噴出す汗、しびれる舌…そして、食べ終わったあとの、あの爽快感!!
 
ガチ・アクション祭りはもうね、カレーなんです!あっついときの、あっついカレー!
CGなんかに頼らない俳優たちの体を張った熱演は、暑苦しいほど!暑い夏をさらにアツくするんです!!
 
ザ・シネマでは劇場新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『エクスペンダブル3』、『バトルフロント』との公開記念連動特集、24時間アクション編成、アクションスター総選挙など、夏をアツく盛り上げてきました。
あー、こんな強い男たちに守られたいわ…謎の組織に誘拐されればトム・クルーズ来てくれんじゃねえかなー。
謎の組織落ちてねぇかなー。強くて、イケメンで、渋くて、男らしい…もう海外移住かな。。
 
いやいや、あれ、ちょっと待てよ?! 日本には、あの漢がいる!唯一無二の!そう、あの漢!!  
 
藤岡 弘、!!! 
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ザ・シネマでは現代の侍、藤岡弘、氏を招き、ガチ・アクションとはなにか、
そして「本物」とはなにかを教えてもらう
特別番組を放送!
「本物の男」ってなに!?
おしえてーーーーーーーー!藤岡さーーーーん!!!
  
藤岡氏といえば、俳優にして武道家であり、ハリウッド映画でも活躍し海外からも尊敬される、まさに現代の侍!
スタントを使わず自らアクションをこなすアクション俳優として映画界を牽引してきた「ガチ」の漢であります。
 
今回は、特番『藤岡弘、ガチ・アクションスター道』収録後、藤岡氏にガチに取材。
現代の侍だからこそ語れるアクションスター道とは!?
ここに、そのアツき魂のメッセージを余すことなく紹介いたします。
 
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「己の肉体と精神を磨き続け、絶えず備える」
 
Q.本日の収録を終えられた感想をお聞かせください。
 
A.僕も日本の俳優として今までスタントを使わずアクションをやってきましたから、今日、世界の本物のアクションスターたちについて番組で語り、非常に共鳴する部分が多いと改めて再確認しましたね。
本物を体得した上で、実践で魅せる、すなわち演じるのではなく、成りきる!その緊張感や緊迫感の中でしか生まれない映像があるんです。おかげで僕自身、満身創痍でね、まるでサイボーグですよ。生死を彷徨ったこともあります。

そう思うと、本物のアクションスターとして絶えず挑戦し続けているアメリカの俳優さんには、共感する部分があると強く感じました。本物の映像を見せようとしている向こうのアクションスターたちの生き様が、僕はすごく好きです。日本の若手の俳優さんたちも、ああいう影響を是非受けてほしいなあ。


Q.アクションスターにとって一番必要な条件とは?
 
A.絶えず己の肉体と精神を磨き続け、絶えず備えることです。修行だと思って自分を極限まで鍛え、訓練し続ける。

アメリカの俳優も日常生活の中で、ジムで鍛えたり、馬に乗ったり、実弾射撃をしたりしている。普段から遊びながら訓練しているんですよ。私も海外に行くとまず実弾射撃をしますし、海に潜ったり飛び込んだり、滝業をしたり、山の幸を求めて山に登って山菜を取ったりね。楽しみながら肉体を強化しているんです。
 
それから人間的魅力も必要ですね。国際的視点も歴史的視点も兼ね備えた上で、五感をフル回転させながら、人間とは何ぞや!?と考えていかなければならない。精神や生き様、心のうちにある内面的なものまでも、肉体と同時に鍛えていく。その両面を兼ね備えることが、魅力のあるアクションスターになるためには必要だと思っています。
 
だから私も、実践し身に着けたものを映像に表すという、そういう意識を絶えず持ち続けていますし、この歳でも日々訓練を重ね、自宅の道場でもいつも訓練しています。
 
 
「武の訓練によって身についた型が、身体の中に入っている」
 
Q.ガチアクション総選挙のスターの方たちと藤岡さんの共通点はどこでしょうか。
 
A.やはり普段の生活から訓練しているところでしょうか。実は本物の銃って、ものすごく重いんですよ。たとえ空砲でも、実弾と同じで反動がある。あれを受け止めるためには、腰の構えと中心がとれた足のつっぱりが必要不可欠なんです。無かったら簡単に吹っ飛ばされる。特に機関銃なんかは連射で反動がすさまじい。それを彼らはあの年で持ち応えられるということは、かなり訓練をしているんだろうということが、僕は分かるわけです。
 
あの歳でもちゃんと備えているんだということを見せられると、日本にいて同じ様な歳になることを考えた時、ちょっと不安になりますよね。でも僕は十分耐えられます。それはやっぱり普段、訓練しているからです。
 
たとえば日本刀振るのも、あれだけの重さを片手で長時間振ることができるかどうか。まさかりを振っている様なものですよ。それに耐えられるのは、やっぱり体の中心を取る訓練をしているからなんですよ。
 
うちには何本も真剣がありますけど、それぞれに個性がありますから、斬るものによって刀を変えるわけです。だから、それらをいつも自分の身近にあるものとして、刀を自分の手足のごとく体の一部になるように絶えず触ったりして、訓練を重ねています。サッカー選手がいつもボールを遊びの様に触っているのと同じ感じですよ。
 
体の中には武の訓練が、型が入っているから、いざ何者かに襲われて何かされても、すぐ体が回転して体が左右に動いて対応できるようになっている。普段の訓練、若い時に積んだものはずっと身についていて、いざとなった時に戦えるってことですね。

 
Q.ご自身が好きな海外のアクションスターは?
 
A.いやー、みんな好きだけど、でもやっぱりシルヴェスター・スタローンだね。あの歳でもいろいろな挑戦をし続けて、気迫や気力がすごい!

ミッキー・ロークにしても、あの歳の方たちががんばっていると、年齢じゃなくて、人生に立ち向かう姿勢が重要なんじゃないかなと思うんですよ。日本だとなんとなく「おさまっていこう」という感じになってしまう人が多いんじゃないかと思うけどね、それも分かる部分はあります。でも立ち向かう挑戦的な気力やパワー、エネルギーを感じさせてくれる俳優さんがどんどん増えるといいなと願っています。


「若者よ、もっと雄雄しくなれ!戦闘モードの危機感を持て! 」
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Q.日本だとアクション俳優はいても、アクションスターが育っていない様に思うのですが?
 
A.今の芸能界には、もっと面白くもっと視野広く楽しませる映画を提供しよう!という姿勢が足りないのではないかな。芸術作品にのみ集中しすぎているのではないかと思います。僕はもっと色々なものがあっていいと思うんですよ。
 
そういう事に夢を持つ若い俳優さんがどんどん挑戦したくなるような、夢に向かいたくなるような、そういう現場を見せてもらえれば、もっと多く若者が映画界を目指すんじゃないですかね。
 
僕としては、魅力ある映像界をもう一回再現してもらいたい。いろんな映像があっていいんだからさ。僕はそういうものを絶対に失ってほしくないと思っています。
 
 
Q.なぜ若手の俳優はアクションをしなくなったと思いますか?
 
A.やっぱり時代のせいなのかなぁ。日本という国はあまりにも平和すぎて、甘えられる環境がありすぎて、危機感を感じられない気がします。世界はそんな甘くないですよ。現実は容赦がなく、本当に厳しい。だから若者には、もっと雄雄しくなってほしい。戦闘モードの危機感を持ってほしい。そして今の社会情勢をもっと意識してほしいと思いますね。

さらには、人生に立ち向かう姿勢を持てるように、刺激的な場がもっと多くなってほしい。あれもダメ、これもダメと規制や押さえつけばかりではなくて、もっと楽しく、自由に己の個性を発揮できるような、そういう場を与えてあげたい。僕としても、のびのびと自己挑戦の旅を与えられるような、そういう魅力あるシチュエーションをもっともっと作ってあげたい。
 
 
「あの時の失敗は今日、活きている」
 
Q.今まで「こういうことが辛かった」「今の時代だったらできないだろうが、こんな危険なことがあった」というエピソードは?
 
A.ビルからビルへと飛び移ったり、カースタントでジャンプしたりスピンしたり、バイク事故で30m吹っ飛んだり、馬が自分の上を全速力で飛び越えていったりとかね…。馬の事故のときは、自分が転がっている真上を、馬が越えて行った時、風を感じた。あとちょっとで死んでいたなと思うことは何度もありますよ。そういう危機を何度も越えてきたのだから、自分は相当運がいいなと思っています。

でも、それらは次なる挑戦の時に必ず役に立ちます。その危機体験を体が覚えているんですよ。あの時の失敗は今日、活きている。

 
Q.恐怖を乗り越えるにはどうしたらいいんですか。
 
A.僕は、失敗して、怪我して、そういった苦渋を越えて、強くなりましたね。自分の心を強くするために、やっぱり武道というのは最強です。自分を追いつめて、追いつめて心が強化されていくんです。


Q.今後の藤岡さんのビジョンはありますか?
 
A.同じ目的と共通の価値を共有する者同士が、俳優・スタッフ・監督、制作団体がすべての枠を超えて集まって、ものを作る。そういう現場が欲しい。そして、日本人としての誇りを持って海外にも立ち向かいたい。さらに日本映画も復興してもらいたい。それが私の願いですね。

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見よ、この熱量!! これぞ本物の証!!!
独特の視点で語る熱いアクション談義に、取材会中も常に圧倒されっぱなし。邪念ばかりの私、藤岡氏の言葉ひとつひとつに背筋が正される思いでした。
 
特番『藤岡弘、ガチ・アクションスター道』でも、アクション俳優の体の張ったアクションの魅力を余すことなく紹介!番組でもハリウッド・スターについて語る藤岡氏の熱きメッセージは必見です!
 
オンエア情報はこちら!ぜひぜひお見逃しなく!
 
(おふとん)

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