バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

[PG12]2014年度アカデミー作品賞受賞。再起にかける落ち目俳優の奮闘を、驚異の長回し撮影で描く
© 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved. 

解説

かつてバットマン風アメコミヒーロー映画で人気を博し今は落ち目の俳優を、マイケル・キートンが自虐的に演じ、その再起を目指す悪戦苦闘をブラックに描く。撮影監督ルベツキによる驚異の長回し撮影も刮目に値する。

ストーリー

ヒーロー映画の主人公“バードマン”を演じて人気スターになったものの、その後の俳優人生に伸び悩み、私生活もどん底に陥ったリーガン。なんとか本格派俳優としての実力を証明しようと自らの演出・台本・主演でブロードウェイ舞台を上演しようとするのだが、映画を軽んじるブロードウェイの伝統やわがまま放題の共演者、超辛口の評論家らに振り回され、精神的に追い詰められて“バードマン”の幻影が見えるようになってしまう。

放送日時

2018年02月17日(土) 21:00 - 23:15

2018年02月18日(日) 12:00 - 14:15

2018年02月20日(火) 18:45 - 21:00

2018年03月02日(金) 18:45 - 21:00

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みんなの映画レビュー

    • 鑑賞日 2017/12/23
    • 公開から3年経つと新鮮味は無い。

長大なワンカット撮影に見える撮影のも、今では多くの手法の一つでしか無くなった。
それよりも、この映画の意図することは何なのかが気になるところ。私の浅知恵では確信しようも無いが…
マイケル・キートン本人の役者人生を下敷きに、現在のハリウッドショービジネスとブロードウェイのリアルな裏側をパロディ風に諷刺しシニカルに笑い飛ばしたコメディと言ったところではなかろうか?
故に、ハリウッドの業界人、とくに浮き沈みに翻弄されているスター達にとっては最高の自虐ネタとして大いにウケたのだろう…と勝手に納得している。
ちょうど昨日『スパイダーマン/ホームカミング』のブルーレイが届いた。空飛ぶヴィラン(悪役)としてマイケル・キートンは見事アメコミヒーロー映画に復活し大暴れしている。3年前って丁度その役をオファーされた頃じゃないかな…笑

    • 鑑賞日 2017/11/5
    • エマ・ストーン

前半に的を得た非難で父親を罵る娘。
それを聞いていた父親の表情を写す前に「言い過ぎたかな?」と言うような表情をする娘。
そして気になりすぎるラストの娘の表情。
このエマ・ストーンのふたつの表情が一番印象的だった。
主題は親子関係の話なのだろうかと思ってしまった。

    • 鑑賞日 2015/4/12
    • この映画といえば1カット撮影がどうとかラストの解釈がどうとかそんな話ばかりだけど、ぜんぶおもしろい!

なんだよもう最高じゃないですか。コメディタッチな会話と擬似1カットのおかげでたいくつしないで楽しく観れたよ。こんな長くて妙なサブタイトルをつけた意味がわかったときの感動といったらもう。監督は「みんなの好きに解釈すれば良いよ」と言ってるもののカーヴァーの詩や隕石やライラックやクラゲなどたくさんヒントを用意してるしラストシーンは明確な答えをもって作られたものだとは思う。とはいえ、たとえ無理くりハッピーエンドに解釈したとしても良い映画であることに変わりないよね

    • 鑑賞日 -
    • 世界に引き込む仕掛け

入り込めた人は楽しいと思う

    • 鑑賞日 2017/7/29
    • 無知だけどもたらされた予期せぬ面白さ

私は無知だけどもたらされた予期せぬ面白さ。
2度鑑賞しちゃいました。

まず
1マイケル・キートンとバットマンを見たことがない。
2劇中劇であるカーヴァーの作品? もちろん知らない。
3ハリウッド事情もわからない。。。
事前情報や、レビューなんかを見ると、特に1番、肝かなと思うかもしれませんが全く問題なかったです。

要は落ち目でいい年の元ハリウッドスターが再起を賭けて舞台作品に挑戦するも色々あって結果どうなったのか
という物語です。

初見は、リーガン(マイケルキートン扮するこの物語の主人公)に悲哀を感じて、感情移入しまくって観たので
エドワード・ノートンみたいな「舞台人」果ては「芸術」とか言って、狂ってることこそ俺だみたいなー!とはいえ結局チャラくてしかも○○○な奴ー!にムカつきつつ、、、
リーガンの心にだけ響くバードマンの声と(私までも)葛藤しつつ、、
ラストシークエンス、リーガンが舞台上で銃で自殺(ぐらい意気込んで引き金引いて鼻をぶっ飛ばしちゃった。。)以降はレーガンの娘、サムが晴れがましく空を仰ぐラストまで尚、涙しながら観たのですがそんな人は稀だと、2回目の鑑賞で思いました。

2回目の鑑賞ではなんだか笑っちゃったよ。
情けないおじさんに敬意で以って可笑しみを感じました。それはどういう点なのか。
・娘のサムも、プロデューサーも、妊娠させたかもしれない共演者も、元嫁も、ノートンも?、
誰も敵ではないんですね。ただ、身勝手で引っ掻き回したり、彼に呆れ果ててたりしているかもしれないけど。
自分で自分を追い込んで、過去の自分を敵に回している。これ、客観的に見ちゃうと共感よりももはや慈しみの気持ちさえ湧きます。
・それでも過去の自分に未練があるところがとっても可愛い。
バードマンの力を借りて世間を上から見下ろすべく、NYを飛び回るシーンは過去に栄光を持たない私とて爽快でした。
絶妙に高度が低くて笑える。
自分を追い込む幻は時に自分を奮い立たせる魔法でもある。
ということで、ラストシークエンス、リーガンが舞台上で銃で自殺?未遂(ぐらい意気込んで引き金引いて鼻をぶっ飛ばしちゃった。。)
ところからは「飛べー!」って、、つげ義春の無能の人の1コマにも似た興奮感がありました。

カメラワークも編集もとっても凝ってました。時間軸の混乱や、同時進行の別物語がないとしても
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督にはそこを期待しているんです。
カメラがぐるっと180度回転すると別のシーンになってるのは舞台でいうところのどんでん。
扉が閉まって黒落ちは暗転、同ポジで日替わりは舞台でいうところの幕、、
という感じで、あたかもワンシーン・ワンカットのようにも見えるけどそれはキャストの段取りを追うのにステディカムを駆使したということで、むしろ、舞台を観ているという印象の方が正確。
主人公が再起をかけるのが舞台作品だというところにかかっているのかと思います。

原題

BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)

監督

アレハンドロ・G・イニャリトゥ

出演

マイケル・キートンザック・ガリフィナーキスエドワード・ノートンアンドレア・ライズブローほか

製作国

アメリカ

製作年

2014

本編時間

120分

画面サイズ

ワイド画面

視聴制限

PG12

字幕/吹き替え

字幕

カラー/白黒

カラー

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』© 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.  『(吹)TAXi4』© 2007 EUROPACORP - ARP - APIPOULAÏ PROD - TF1 FILMS PRODUCTION 『(吹)サバイバー』© 2015 SURVIVOR PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED. 『(吹)バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』© 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.  『(吹)レオン[オリジナル版]』©1994 GAUMONT/LES FILMS DU DAUPHIN
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