BIGLOBEモバイルの解約方法と注意点まとめ！MNP転出手続きとタイミングについて

格安SIMのBIGLOBEモバイルは基本的に電話で解約受付を行っています。ただし音声SIMであればチャットから、データSIMであればマイページからも解約はできるので、状況によって使い分けるのが良いでしょう。

基本的に解約手続きは注意事項を確認する作業だけなので、特に難しい手続きは必要ありませんが、一度成立してしまうとキャンセルできないという欠点もあります。

また、音声SIMに関しては契約後12ヶ月以内に解約をすると、違約金まで発生するので適当に解約を進めてしまうと後悔することに…。

読者の皆さまがそういったことで困らないためにも、今回は元携帯販売員の私がBIGLOBEモバイルの正しい解約手順と、気をつけるべきポイントについてまとめました！是非最後まで読んで、安全に解約を行ってください♪

BIGLOBEモバイルを解約する方法と手順について

BIGLOBEモバイルの解約は主に電話で手続きが可能ですが、内容によっては他の方法でも解約をすることができます。

解約をする場合（電話番号廃止）

BIGLOBEモバイルで契約中の電話番号を他社へ引き継がずに、廃止する場合は以下の内容に沿って手続きを行ってください。SIMの種類に関係なく手続きを行いたい場合は、サポートセンターへ電話で問い合わせをしましょう。

もし電話での問い合わせが難しい場合は、「音声SIM：チャット」「データSIM：マイページ」でそれぞれ解約をすることが可能です。

各ページへのリンクや手順については以下にまとめているので参考にしてください。

ちなみに解約手続きをする際には「解約する電話番号」「ユーザーID」の2点が必要になります。電話番号は端末情報から、ユーザーIDではBIGLOBE会員証に記載されているので、必要に応じて確認してみてください。

他社に乗り換える場合（電話番号引き継ぎ）

BIGLOBEモバイルで使用している電話番号を他社へ引き継ぐ場合は、「MNP予約番号」の発行が必要になるので、基本的に電話で問い合わせを行います。

MNP予約番号はBIGLOBEモバイルに登録しているメールアドレス宛に送られてきますが、申し込みをする時間によって到着するタイミングが異なるので注意しましょう。

MNP転出手続きのタイミング	通知が届くタイミング
16時までの申し込み	当日〜翌日12時まで
16時以降の申し込み	翌日〜翌々日12時まで

MNP予約番号には15日間の有効期限があるので、発行が完了したら速やかに乗り換え先で転入手続きを行ってください。乗り換えの手続きが終わると自動的にBIGLOBEモバイルは解約となります。

また、BIGLOBEモバイルでは解約後も「BIGLOBE会員」になったままとなっている可能性が高く、放置しておくと月額220円の会費を支払い続けることになるかもしれません。

乗り換え手続きが完了したあとは「公式サイト」へアクセスし、必要に応じて退会手続きも行なっておきましょう。BIGLOBEのメールアドレスを引き続き利用する場合は、退会してしまうとアドレスも廃止になるので注意してください。

BIGLOBEモバイルの解約時にかかる費用について

BIGLOBEモバイルの解約時に発生する可能性がある費用についてまとめました。

【費用①】違約金が発生する場合がある！（最大1,100円）

BIGLOBEモバイルでは音声SIMに限り、12ヶ月間の最低利用期間が存在します。もし仮に音声SIMを契約してから、12ヶ月未満で解約した場合は、1,100円の違約金が発生するので注意しましょう。

また、こちらは契約更新式ではないので一度12ヶ月を経過してしまえば、それ以降はどのタイミングで解約をしても違約金が発生することはありません。

【費用②】解約月の料金は日割り計算できない！

BIGLOBEモバイルはどのタイミングで解約を行ったとしても、最終月の月額料金が日割り計算になることはありません。

例えば5月7日に解約をした場合でも、5月31日分までの利用料金が請求されます。少しでもお得に利用したい場合は、当月25日付近で解約をするのが良いでしょう！

【費用③】端末代金の残額は一括払いが必要！

BIGLOBEモバイルでは端末を分割購入している状態で残債を残したまま解約する場合、解約時に残額を一括で支払う必要があります。

ですので、購入してから即時解約をすると実質一括払いと同等の請求額を一度に負担しなければなりません。

継続で分割払いをすることはできないので、負担を少しでも減らしたい場合は、1ヶ月でも長くBIGLOBEモバイルを利用して支払い額を減らすようにしましょう！

【費用④】アシストパックを使って端末を購入した場合は注意！

BIGLOBEモバイルでは「アシストパック」という特典を利用することで、通常時よりも安く端末を購入することができます。

こちらの特典を利用してから12ヶ月以内にBIGLOBEモバイルを解約すると、「アシストパック契約解除料（8,800円）」が発生してしまうため、通常の違約金も加算すると約10,000円近い負担をしなければなりません。

ただしこちらの違約金は音声SIMのみとなっており、データSIMに関してはどのタイミングで解約をしても請求されることはないので安心してください。

BIGLOBEモバイルを解約する前に確認しておくべき注意点まとめ

BIGLOBEモバイルを解約する前に知っておいてほしい、5つの注意点についてまとめました！

【注意点①】最低利用期間に注意！

BIGLOBEモバイルの音声SIMには最低利用期間として12ヶ月の利用が義務付けられています。

もし12ヶ月以内に解約をしてしまうと1,100円の違約金が発生する上に、アシストパックを利用していれば8,800円も追加で請求されるので要注意です！

ちなみにデータSIMに関しては特に契約期間などは定められていないため、どのタイミングで解約をしてもペナルティはありません。

【注意点②】回線は月末日に利用停止となる

BIGLOBEモバイルで解約の手続き後に回線が利用できなくなるタイミングは、各月の月末日になります。ではどの月の末日に回線が停止するのかですが、解約の手続きをした日付によって対象月は異なり、実際は次のようなイメージです。

手続きの日付	解約のタイミング
前月26日〜当月25日	当月末日
当月26日〜来月25日	来月末日

BIGLOBEモバイルでは当月25日までに受付をした解約手続き分を、月末日に一斉解約とするので、もし26日以降に申し込みをした場合は翌月末日まで従来どおり利用することができます。

逆に言えば1ヶ月余分に回線が契約状態になってしまう可能性もあるので、通信費をなるべく抑えたい場合は25日までに手続きを済ませるようにしてください。

【注意点③】SIMカードは基本的に返却！

BIGLOBEモバイルでは「au回線（タイプA）」「ドコモ回線（タイプD）」という2種類の契約があり、後者に関してはSIMカードの返却を要求されます。

SIMカードの種類	返却
タイプA	不要
タイプD	必要

該当するSIMカードは、以下に記載の所定の返却先に送料を負担して返却を行いましょう。

返却が不要なタイプAのSIMカードについては、各自でハサミやシュレッダーを使って、金属部分を裁断して処理するのがおすすめです。

【注意点④】店舗での解約手続きはできない！

BIGLOBEモバイルは家電量販店などで受付カウンターを設けてサービスの提供を行っていますが、そういった店頭窓口では解約の手続きを行うことができません。

BIGLOBEモバイルではあくまでコチラの記事で紹介した、電話などでの解約方法しか採用していないため、商品を持ち込んだとしても解約の手続きをしてもらえないので注意しましょう。

迷った場合は基本的に電話で相談するのがおすすめです！

【注意点⑤】解約後の手続きキャンセルはできない！

BIGLOBEモバイルでは一度解約が成立してしまうと、手続きをキャンセルしたり、元の状態に戻すことはできなくなります。

そのため解約を行う場合は、電話番号に間違えがないかなどキチンと確認してから手続きを行うようにしましょう。

ただし解約が実施される前であれば、手続き自体はキャンセルできる可能性があります。正確にいつまでキャンセルができるかは公表されていませんが、キャンセルを希望する場合は早めに以下の窓口へ相談してください！

BIGLOBEモバイルを解約するなら乗り換え先はここがおすすめ！

BIGLOBEモバイルの解約後、乗り換え先としておすすめな格安SIMは以下の4社です。

BIGLOBEモバイルの解約、MNP転出手続きまとめ

BIGLOBEモバイルの解約について、ポイントをまとめると次の通りです！

BIGLOBEモバイルは主に電話での解約手続きを行っています。ただし音声SIMはチャットから、データSIMはネットからでも解約ができるため、状況に応じて臨機応変に対応方法を使い分けるのが良いでしょう。

BIGLOBEモバイルではどのタイミングで解約を申し込んでも、回線が利用停止になるのは月末日です。対象月については解約受付締め切りの25日までに申し込むかどうかで決まるので、急ぎの方は期日までに手続きを済ませましょう。

また、基本的には一度解約が成立してしまうとキャンセルしたり、元の状態に復元をすることはできないので、手続きをする前に今一度見直しなどを行ってみてください！