大手キャリアのドコモから格安SIMのLINEMOへ乗り換えるなら、最低でも3つの注意点は押さえておきましょう!例えばLINEMOでは端末の販売がありませんし、ドコモ光のセット割も使えません。
その他にも店舗のサポートが受けられなくなるなど、環境がガラッと変わるので注意が必要です。しかしLINEMOへ乗り換えればLINEアプリが使い放題になるなどのメリットも存在します。
なかでも注目されるのは、やはり料金が安くなるという点でしょう!格安SIMに乗り換える人の理由は、大半が料金を安くするためなので、当然といえば当然です。
しかし誰にでも格安SIMがおすすめかと言われると、そうでもありません。ドコモにはドコモのメリットがありますし、LINEMOにも同じことが言えます。
そこで当記事では“ドコモからLINEMOへ乗り換える手順”だけでなく、“ドコモとLINEMOの各メリット”や、“各サービスにおすすめな人の特徴”もまとめました!
この記事を最後まで読んでいただければ、自分がどのサービスを使うべきかハッキリしますし、LINEMOを使う場合はお得に乗り換えられますよ!ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
- ドコモを使い続けるメリット
「端末購入サポートが使える!」 - LINEMOに乗り換えるメリット
「月額料金が安い!」 - 乗り換え時の注意点
「LINEMOは端末販売をしていない」 - 乗り換え手続きの手順
「全7つの工程を詳しく解説」 - 乗り換えに使えるキャンペーン
「基本使用料が半年間実質無料」 - 乗り換えに適したタイミング
「月末付近に乗り換えが最適」

そもそも大手キャリアと格安SIMの違いは、なんなんですか?



使っている回線設備やサポート体制がことなります!他にも料金面など利用者的に違うポイントもあるので、以下で解説していきますね♪
格安SIMのLINEMOではなく大手キャリアのドコモを使い続けるメリット
LINEMOではなく、ドコモを使い続けるメリットには以下のようなものが挙げられます。



各メリットの詳細は、個別で解説いたしますね♪
【メリット①】端末購入サポートが使える


引用元:「公式サイト」
ドコモでは「いつでもカエドキプログラム」と呼ばれる、スマホ返却プログラムを使えるので、短期間でスマホを買い換えるのであれば定価よりも安く機種を購入できます。
例えば本体価格が100,000円の機種をプログラムを使って購入し、24ヶ月目までに返却すると半額の50,000円しか負担しなくても良いといったイメージです。
本来であれば100,000円全額を負担しなければなりませんが、いつでもカエドキプログラムを使えば、本体価格の約半額にあたるコストが節約できるので、浮いた費用で新しい機種を安く購入できます。
格安SIMでは本体購入のサポートがなかったり、還元額が少ないと言った側面があるので、還元額の大きさは大手キャリアならではと言えるでしょう。



常に新しい機種を使っていたいかたにとって、このプログラムはメリットしかありませんね♪



例えばiPhoneは最低1年に1回は新機種を発売しているので、こちらのプログラムを使えば毎回格安で新機種に乗り換えられますよ☆
【メリット②】店舗サポートが受けられる


ドコモユーザーであれば、国内2,000店を越えるドコモショップで対面サポートが受けられます。対面サポートが利用できれば、スマホの操作方法・機種変更・料金相談・故障対応など幅広くサポートしてもらえるので安心です。
特に日常的にスマホに関する相談をしたいかたであったり、いざという時に備えて店舗相談を利用できる環境が欲しいかたは、ドコモを続けて利用すると良いでしょう。
一方で格安SIMサービスの多くは店舗自体が存在せず、基本的にチャットサポートがメインとなっているので、対面サポートについても大手キャリアならではのメリットと言えます。



私はいろいろとわからないことが多いし、対面サポートが使えたほうが安心かな…。



自分がどの程度のサポートを必要としているかで、判断してみるのも1つの考えかたですよ♪
【メリット③】無制限のデータ容量が使える


ドコモでは「ギガホプレミア」という名称で、データ通信が使い放題になるプランを提供しています。このプランでは毎月一定額(4,928円〜7,315円)を支払えば、どれだけ通信を使っても速度制限にはなりません。
例えば自宅で光回線の契約をしておらず、Wi-Fi環境がない場合はスマホのモバイル回線がメインになりますが、特に容量を気にせずにゲームや動画もガンガン利用できます!
しかもドコモの無制限プランは5Gに対応したものもあるので、通信をする場所が5Gエリア内であれば、Wi-Fi環境のように超高速な通信も利用可能です。



格安SIMには、無制限プランはないんですか?



一応“楽天モバイル”が該当しますが、ドコモのほうが通信速度の品質に優れているので、完全に同じような使いかたをするのは困難です!
ドコモからLINEMOに乗り換えるメリット・特徴まとめ
ドコモからLINEMOに乗り換えるメリットには、主に以下の3つが挙げられます。
LINEMOは基本料金が安いので、乗り換えるとドコモよりも料金を節約できる可能性があります。またLINEMOでは、LINE使い放題の特典も無料で利用できるので、LINEを頻繁に利用するかたにもおすすめです。
この他にも、LINEMOはドコモのように通信速度に優れたサービスであることから、ドコモでの利用環境を大幅に損ねることなく、コストを削減するといったことも期待できます。
LINEMOのサービス概要については、以下の表にまとめておりますので参考にしてください。
LINEMOの概要 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 3GB:990円(ミニプラン) → キャンペーンで6ヶ月間実質無料! 20GB:2,728円(スマホプラン) |
使用回線 | ソフトバンク回線(5G) →高速通信+安定感抜群! |
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題プラン | 5分間かけ放題:550円 24時間かけ放題:1,650円 |
使い放題プラン | LINEギガフリー(無料) |
光回線 スマホセット割 | なし |
データ繰越 | 非対応 |
テザリング | 対応 |
5G対応 | 対応 |
契約期間の縛り | なし |
違約金 | 0円 |
初期費用 | 0円 |
実質平均速度 | 下り:58.93Mbps 上り:15.26Mbps |
速度制限中の速度 | 3GBプラン:300Kbps 20GBプラン:1Mbps |



それではLINEMOへ乗り換えるメリットについても、詳しくチェックしていきましょう♪
【メリット①】月額990円から利用できる
LINEMOは月額990円という超低価格からの利用ができます。
容量比較 | LINEMO | ドコモ |
---|---|---|
3GB | 990円 | – |
0GB〜7GB | – | 3,465円〜6,765円 |
20GB | 2,728円 | – |
無制限 | – | 4,818円〜7,205円 |
ドコモでは無制限プランが利用できるメリットがあった反面、LINEMOでは3GBのミニプランが利用できるので、モバイル回線のデータ容量を使わないかたであれば、通信費を大幅に節約できます。
ドコモでは割引きを多用したとしても最低3,465円の基本料金が必要なので、LINEMO乗り換えるだけで基本料金を3分の1以下に抑えられるのは、利用者的にかなり大きなメリットです。
例えば自宅にWi-Fiがあり、外出先ではほとんど通信を使わないのであれば、LINEMOの3GBプランを契約し毎月の出費を減らすのが得策と言えるでしょう。



私はなんとなく無制限プランを契約してたけど、実際は全然使ってなかったから、LINEMOに変えたほうが絶対にお得です♪



実は気づいていないかたも多いのですが、契約したプランを最大限活かせていないケースは多々あります!
【メリット②】LINEのデータ容量が無制限に使える
LINEMOは独自のサービスとして、「LINE」の利用に関するデータ容量をカウントしないサービスを実施しています。
例えばLINEのメッセージの送受信(スタンプ・画像・動画も含む)を始め、LINE通話・ビデオ通話といったLINEを使ったデータ通信は一切容量を消費しません。
そのため、もし容量の少ない3GBプランを契約していて、LINEをガッツリ使ってしまったとしてもデータ容量の残りは3GBとのままいうことに!
普段から連絡手段にLINEを利用しているかたはもちろん、電話番号を使った通話をLINE通話に変更できるのであれば、LINEMOに乗り換えるだけで通信費・通話料を大幅に節約することも可能です。



LINEだけでも使い放題になるなら、私は全然3GBで足りちゃいます♪



外出先でLINEを使う人は多いでしょうから、この無制限サービスは非常に大事なポイントですよ☆
【メリット③】豊富なキャンペーンでお得に利用できる
LINEMOでは長期間にわたって、基本料金を実質無料で使えるキャンペーンや、かけ放題オプションを1年間無料で使えるキャンペーンなど様々な特典を提供しています。
これらはLINEMOに乗り換えるだけで誰でも簡単に使えるので、今からLINEMOを利用するかたでもガッツリ得することができるでしょう!
LINEMOのキャンペーンについては、“乗り換え時に利用できるキャンペーン”の章で詳しく解説しています。



格安SIMでもキャンペーンがあるんですね♪



格安SIMのなかでも、LINEMOは特に恩恵があるキャンペーンが豊富ですよ☆
ドコモからLINEMOへ乗り換えを検討してる方へ。結局どっちがいいの?
ここまでドコモとLINEMOの各メリットを紹介してきましたが、結論としてどちらを使えばいいのかはユーザーごとに異なります。
例えばデータ容量を気にせずに通信をガッツリ使い込いたいならドコモ、逆にWi-Fiメインでモバイル通信を使わずに、連絡にもLINEを使うのであればLINEMOがピッタリです。
このように状況や条件に応じておすすめのサービスは異なるので、まずは自身の状況から把握をしましょう。ドコモでデータ使用量を確認したい場合は、以下の手順でスマホを操作してみてください。
- 「My docomo」を開く
- 「ご契約内容の確認」を選択
- dアカウントでログイン
- 「データ量」を選択
- 直近3ヶ月間のデータ使用量が見れる



それぞれのサービスに適した人の特徴も解説いたします♪
ドコモに向いている方の特徴
ドコモを使い続けたほうが良いかたの特徴は以下の通りです。
- 店舗サポートが必須
- 無制限プランが使いたい
- 今後も端末購入サポートを使う
現代でドコモを利用する大きな理由には、上記のようなものが挙げられます。いずれも格安SIMで得ることは難しい特徴で、ドコモを始めとした大手キャリアの長所とも言えるでしょう。
またドコモなどの大手キャリアは回線設備を自社で保有しているため、通信品質が高く高速通信を安定して使えるのも魅力の1つです。
格安SIMと比較して料金は高くなってしまいがちですが、ドコモでしか得られない要素は多数あるので、それらにメリットを感じるのであれば、今後もドコモの継続を検討してください。



確かに店舗でのサポートや、端末購入サポートは格安SIMにはなさそうですもんね…。



多少高い料金を支払ってでも、ドコモに魅力を感じるなら続けて利用すべきでしょう♪
>>ドコモの記事を見る
LINEMOに向いている方の特徴
LINEMOに乗り換えるべき人の特徴は、以下のとおりです。
- 料金を低価格に抑えたい
- モバイル通信をあまり利用しない
- 連絡にはLINEをメインで使用する
LINEMOはモバイル通信をあまり利用しないかた向けのサービスです。スマホは持っておきたいけどWi-Fi環境で使うシーンが多いのであれば料金も節約できるので、料金重視のかたには特に良いでしょう。
またスマホの利用頻度に関わらず、LINEをガッツリ利用する学生や主婦のかたなどにとっても、LINEMOは非常に心強いです。低価格でありながら、LINEはデータ容量を気にせず無制限で使えるので連絡手段としてガッツリ使えます!
もちろんLINE以外を使用する場合はデータ容量を消費してしまうので使用方法には気をつけなければなりませんが、コストは間違えなく削減できるのでLINEMOはコスパ重視のかたに向いているサービスです。



いろいろ悩んだけど、やっぱり私はLINEMOで節約したいから絶対乗り換えます!



実はLINEMOもドコモと同じように通信品質に優れたサービスなので、いざネットを使う時は快適に通信できますよ♪
>>LINEMOの口コミ評判の記事を見る
ドコモからLINEMOへ乗り換える前の注意点
ドコモからLINEMOへ乗り換える前に、以下の3つのポイントは押さえておきましょう。



以下で詳細を確認していただき、もし問題がなければLINEMOへ乗り換えをしてみてください☆
【注意点①】LINEMOは端末を販売していない
LINEMOではスマホやタブレットなどの端末を一切販売していないので、ドコモのように公式で機種変更を行うことはできません。
もしLINEMOで機種変更をする場合は、事前にドコモで機種変更を済ませておくか、スマホの公式ショップ(Apple Store・メーカーサイト)や中古ショップで購入したものを利用しましょう。
あくまでLINEMOが端末の販売をおこなっていないだけで、機種変更そのものができないわけではないので安心してください。



自分で買ってきたスマホなら、なんでも使えるんでしょうか?



一応使える機種には制限があるので、自分でスマホを買う場合は“LINEMOで動作確認済みの端末”から選ぶようにしましょう☆
>>LINEMOの機種変更に関する記事を見る
【注意点②】ドコモ光とのセット割が使えなくなる
ドコモでは光回線サービスの「ドコモ光」をセット利用すると、携帯プランに応じてドコモの携帯料金が毎月割引きになる、スマホセット割があります。割引額は以下の表を参考にしてくだだい。
料金プラン | 割引額 |
---|---|
5Gギガホプレミア ギガホプレミア 5Gギガホ ギガホ | -1,100円 |
5Gギガライト ギガライト (3〜7GB) | -1,100円 |
5Gギガライト ギガライト (1〜3GB) | -550円 |
5Gギガライト ギガライト (0〜1GB) | 0円 |
もしドコモからLINEMOへ乗り換えた場合、セット割は適用されなくなってしまうので、ドコモ光を使い続けるメリットが少なくなってしまいます。
例えば家族5人でドコモを使っていた場合、毎月最大5,500円の割引きを受けられていたので、全員がLINEMOへ乗り換えてしまうと5,500円の割引きが今後は受けられません。
ただしそれを差し引いてもLINEMOの料金は安価なので、結果的に乗り換えをして損をする可能性はほとんどないと言えるでしょう。



確かにドコモからLINEMOへ乗り換えれば、1,100円以上安くできそうだし、損はなさそうね♪



ドコモ光はセット割が前提で安く使えるサービスなので、通信費を安くするなら光回線の乗り換えも検討するのがおすすめです!
>>光回線おすすめランキングの記事を見る
【注意点③】実店舗でのサポートが受けられなくなる
ドコモであればドコモショップでサポートを受けることができましたが、LINEMOへ乗り換えると店舗でのサポートは一切なくなってしまい、LINEやチャットを使ったサポートのみとなります。
ですので日常的に店舗でサポートを受けていたかたはもちろん、いざという時に対面サポートに頼りたいと考えているかたにとってはマイナスな要素となってしまうでしょう。
しかしLINEMOでは独自のLINEを使ったサポートが便利ですし、24時間いつでも利用できるので、考えかた次第ではLINEMOのほうが便利とも言えます!
特に仕様がLINEそのものなので、LINE慣れしているユーザーならすぐに使いこなせるでしょう。



最近はネットで調べれば情報がたくさん出てくるし、LINEでのサポートが受けられれば十分かも♪



LINEを使わないかたでも、チャットサポートがありますし、相談で困るケースはほとんどありませんよ☆
ドコモからLINEMOへ乗り換える時の手続きの流れと手順
ドコモからLINEMOへ乗り換える際に用意すべきものや、手続きの手順をまとめました。



どれも簡単な内容ではありますが、それぞれポイントを解説しますね♪
【手順①】事前準備(必要なものを用意)
ドコモからLINEMOへ乗り換え手続きを始める前に、まずは以下の4点を準備しておきましょう。
- 身分証明書
※「運転免許証」「マイナンバーカード」など - 支払い用の情報
※「口座振替」「クレジットカード」「デビットカード」に対応 - MNP予約番号
※詳しくは次の項で解説します。 - 使用するスマホ
※ソフトバンク以外のSIMロックは解除が必要
始めに身分証明書は顔写真付きで現住所記載のものを用意してください。もしも記載されている情報が古く旧姓や旧住所になっている場合は契約ができないので、情報を更新するか別の証明書を使いましょう。
また顔写真付きのもの用意できない場合は、健康保険証などとセットで補助書類(住民票など)を用意してもOKです。
次に支払い用の情報についてですが、LINEMOでは支払い方法に口座振替・クレジットカード・デビットカードの3つが選択できます。どれを利用するかは任意なので、各自で支払いに必要な情報を用意しておきましょう。
最後にLINEMOで使うスマホについてですが、もしドコモ・auのSIMロックが設定されていた場合は解除が必要になります。SIMロック解除は各キャリアの店舗やマイページで解除できるので、乗り換え前に解除しておいてください。
ちなみにSIMロックとはスマホの販売元以外の回線を使えなくする制限機能です。例えばドコモで購入したスマホはドコモ回線以外では使えません。LINEMOはソフトバンク回線を使用するため、ドコモ・auのSIMロックは解除が必須です!



この4点を事前に用意しておかないと、申し込みができないってことね!



SIMロック解除はあとからでもできますが、特に後回しにする理由がないので先に済ませておくのがおすすめです♪
【手順②】MNP予約番号の発行


LINEMOへ乗り換えるためには、先にドコモ側で「MNP予約番号」を取得しておく必要があります。
ドコモのMNP予約番号は、“ドコモショップ・サポートセンター・マイページ”のいずれかで発行が可能で、有効期限は発行日から15日間です。
15日を過ぎてしまうと予約番号が無効になってしまうので、15日以内に手続きを済ませるか、期限を経過した場合は再発行をしましょう。ちなみにMNP予約番号の発行には料金がかかりませんので、何回発行をしても無料です。



MNP予約番号がない場合は、どうなるんですか?



MNP予約番号がないと乗り換え手続きはできず、LINEMOを新規契約するしかなくなるので、電話番号の引き継ぎができません!
【手順③】公式サイトへアクセス


ドコモで乗り換えに必要なものを用意したら“LINEMOの公式サイト”を開いてください。最初のページに「今すぐ申し込む」という表示があるので、そちらから手続きを始めていきましょう。
最初は手続きの方法に関する選択肢が表示されるので、ドコモから乗り換える場合は「今の電話番号をそのまま使用する」を選びます。ここで別の選択肢を選んでしまった場合も、電話番号が引き継げないので要注意です。
またこの際にどこの通信会社から乗り換えるのか、どの機種を使うのかなど確認事項があるので全てチェックしてください。



案外操作は簡単そうですね♪



表示された内容に沿ってチェックマークを入れるだけなので、複雑な操作は必要ありませんよ☆
【手順④】料金プランを選択


確認項目を全てチェックしたら、LINEMOで契約したい料金プラン・オプションサービスを選択します。とは言ってもLINEMOの料金プランやオプションは数が少なく、非常にシンプルな内容なので迷う心配もないでしょう。
ここでの注意点としては不要なサービス(契約しないサービス)についても、「加入しない」を選択しておかないと先に進めないという点です。未入力の項目があると次の手続きへ進めなくなってしまうので気をつけてください。



チェック忘れがないように、1つずつ確認しながら進めていけば、問題なさそうですね♪



もし選択忘れをした場合、該当の箇所にエラーが表示されるので、焦らずに見直してみましょう☆
【手順⑤】契約者情報を入力


料金プランが決まったら契約者情報・支払い用の情報を入力していきます。始めに「今の電話番号をそのまま使用する」を選んでいた場合、ここでMNP予約番号の入力も必要になるので、発行から15日以内の予約番号を入力しましょう。
もしこの段階でMNP予約番号の入力画面が表示されない場合は、乗り換えの手続きになっておらず電話番号の引き継ぎができないので、電話番号を引き継ぐのであれば始めからやり直すしかありません。
操作としては上から順番に要求された情報を入力していくだけなので、入力の内容さえ間違えなければOKです。もし入力間違いをしている場合、証明書と情報が一致せずに契約ができないなどの可能性があるので気をつけてください。



ちょっと不安だけど、ゆっくり自分のペースでやってみます。



時間制限はないので、1文字ずつ確認しながら入力しても大丈夫ですよ☆
【手順⑥】契約内容の確認(手続き完了)
LINEMOで契約する全ての情報の入力が完了したら、入力した内容の確認や注意事項が表示されます。入力した内容が間違っていると契約が成立しないので、特に契約者情報に間違いがないかをチェックしておきましょう。
もし問題がなければ次へ進み、LINEMOを使うための注意事項・利用規約に目を通してください。内容としては主に料金の支払いについてや、解約時の注意点などが記載されています。
これらの内容に問題がなければ、最後に契約を確定させて手続きは完了です!



この手続が完了すると、ドコモはすぐに使えなくなっちゃうんでしょうか?



LINEMOの手続きが完了しても、ドコモはそのまま使えますよ!ドコモが利用できなくなるタイミングは、以下で解説しますね♪
【手順⑦】SIMカードが到着(初期設定)
LINEMOの契約が完了したら2日〜5日ほどでSIMカードと書類一式が送られてきます。これらが手元に揃ったら、同封されている書類の内容に沿って「回線切替」から始めましょう。
この回線切替をすると当日〜翌日の間にドコモ回線が使用できなくなり、LINEMOの回線が使えるようになります。回線切替が完了したらSIMカードをスマホへ装着し、スマホ本体の「APN設定」を行い乗り換えは完了です。
より詳しい回線切替の内容や初期設定の手順については、“LINEMOに乗り換え”の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。



回線切替をするまでは、ドコモ回線がそのまま使い続けられるんですね♪



ただしSIMカードが到着してから、約1週間後には自動的に回線切替が行われるので、永久的に使用はできません!
ドコモからLINEMOへ乗り換える時に利用できるキャンペーン
ドコモからLINEMOへ乗り換える際に、使用可能なキャンペーンをピックアップいたしました。



最新のキャンペーン情報については、“LINEMOのキャンペーン”に関する記事で紹介・解説しているので参考にしてください♪
【特典①】半年間基本料金実質無料キャンペーン


LINEMOでミニプラン(3GBプラン)を契約すると、毎月990円相当のPayPayポイントが6ヶ月間貰えます。毎月の利用料金と同額のポイントが付与されるため、実質LINEMOの利用料金が半年間も無料で使えることに!
気をつけるべきポイントは2つあり、20GBプランを契約した場合は適用されない点と、6ヶ月以内に解約をした場合は解約月以降のポイントが付与されなくなる点です。
どちらも特に難しい条件ではありませんが、キャンペーンを最大限利用したい場合は覚えておくようにしましょう!



このキャンペーンは利用料金の割引ではないんですか?



割引きではなく、同額のポイント付与です!ただしPayPayでLINEMOの支払いをすることができるので、間接的に割引きのような形にすることもできますよ♪
【特典②】PayPayポイントあげちゃうキャンペーン


ドコモからLINEMOへ乗り換えるにあたって、LINEMOの20GBプランを契約した場合に、PayPayポイントを10,000円分もらえます。
【特典①】のキャンペーンとは対象的に3GBプランは対象外となっているので、どちらか一方しか適用できません。また付与されるタイミングは開通から4ヶ月後なので、最低でも4ヶ月はLINEMOを継続する必要があります。
ちなみに4ヶ月の間に3GBプランへ変更した場合も、キャンペーン対象外となってしまうので注意してください!



10,000円分ってことは、20GBプランでのほうが還元額は大きいですね!



その分、基本料金は20GBプランのほうが1,790円高いので、キャンペーン額よりも料金プラン重視で契約を考えましょう♪
【特典③】通話オプション割引キャンペーン


LINEMOでは契約時に通話オプションを申し込んだユーザー全員に、1年間550円割引きを適用しています。こちらのキャンペーンを適用した場合、5分間かけ放題は無料となり、24時間かけ放題は1,100円/月で利用が可能に!
最大で1年間という期限付きではありますが、通話オプションだけで6,600円もお得に利用できるので、LINEMOへ乗り換えるのであれば通話オプションも是非使ってみてください!



通話オプションを申し込むだけって、実質無条件みたいなものですね♪



もちろん割引きが終わったあとに、通話オプションが不要であれば解約をしてもOKなので、是非キャンペーンを有効活用してみてください☆
ドコモからLINEMOへ乗り換えるベストタイミングは月末!
ドコモからLINEMOへ乗り換えるのであれば、タイミングとしては月末がおすすめです。月末を勧める理由は月額料金の日割り計算にあり、ドコモは解約月の料金が日割り計算にならず、LINEMOは初月の料金が日割り計算となるからです。
例えば7月2日にドコモを解約(乗り換え)した場合、ドコモの7月度の請求額は7月31日分までとなり、約30日間分も損をすることに…。さらに2日〜31日までのLINEMOの料金も負担しなければならないため、7月分は実質2回線分を負担しているのと同じ状態になります。
一方で7月28日に解約をすれば、空白の期間が3日間だけとなり、ドコモの料金+LINEMOの3日分の料金だけで済みます。
そのため少しでも料金を節約したい場合は、月末付近に回線切替ができるように手続きを進めていきましょう。



乗り換えのタイミングが月末に近いほど、LINEMOの負担額が減るから節約できるってことですね♪



ちなみにドコモでは、契約期間の縛りや違約金が2021年に廃止されているので、解約する年数や月を気にする必要はありませんよ♪
ドコモからLINEMOへ乗り換える時のよくある質問
ドコモからLINEMOへ乗り換える際に、よくある質問をまとめました。
- 乗り換えをしても同じ機種をそのまま使えますか?
-
基本的に同じ機種を使うことは可能です。
ただし事前にSIMロック解除が必要な場合や、「対応機種一覧」に掲載されていない機種は使用できない場合があるので注意してください。
- 乗り換え前にやっておくべきことはありますか?
-
データのバックアップをしておくのがおすすめです。
仮に同じ機種を引き続き使う場合であったとしても、初期設定(APN設定)をする際に誤ってデータを削除してしまう可能性があるので、事前にバックアップの作成をしておきましょう。
ちなみにiPhoneであれば「iCloud」「iTunes」、Androidであれば「SDカード」「Googleドライブ」にバックアップを作成することができます。
- 乗り換え後に使えなくなるサービスはありますか?
-
基本的に使えなくなるサービスはありません。
もちろんサポートなど各社独自のサービスに関しては乗り換え後に利用できなくはなりますが、その他かけ放題オプションなどに関しては乗り換え先で改めて契約すれば利用することが可能です。
- LINEMOでeSIMを使うことはできますか?
-
LINEMOはeSIMにも対応しているので利用可能です。
eSIMとは内蔵型SIMカードの通称で、従来の脱着可能なSIMカードのように本体に装着する必要がありません。契約後は通信事業者が端末に直接、契約者情報を書き込むので利用開始までの時間を短縮することができます。
ただし個人でSIMカードを他の端末へ装着しなおしたりすることができないため、1つのSIMで複数端末を使っているかたは注意してください。
- 乗り換え時に解約金は発生しますか?
-
ドコモは解約時に違約金が発生しません。
ドコモでは今まで最大10,450円の違約金がかかるケースがありましたが、2021年10月以降に契約期間や違約金といった制度を撤廃しています。
- 乗り換え時に初期費用は発生しますか?
-
LINEMOでは契約時の初期費用はかかりません。
契約事務手数料やSIMカード発行料など、初期費用に該当するものは一切不要です。



違約金も初期費用も不要なら、乗り換えにかかる費用はなにがあるんでしょうか?



ドコモからLINEMOへ乗り換える場合は、特別な費用は発生しませんよ!負担金としては基本使用料などの通常料金のみです♪
ドコモからLINEMOへ乗り換えまとめ
今回は大手キャリアのドコモから、LINEMOへ乗り換えることをテーマに記事をまとめました。基本的にはドコモからLINEMOへ乗り換えたほうが、料金を安くできるのでおすすめではあります。
しかし万人にLINEMOがおすすめかと言われると実際はそうでもなく、中にはドコモを使い続けたほうが良いケースがあるのも事実です。
大切なのはどちらが優れたサービスかを決めることではなく、自分にとってどちらが適したサービスかを知ることです。そのため始めはドコモでの利用状況をチェックし、これからどのようにスマホを使っていきたいかを考えましょう。
そうすれば自ずとどちらを使うのが良いかは見えて来ますし、きっと後悔することもありません。もしこの記事の内容を理解したうえで、LINEMOへ乗り換えるかたは、是非キャンペーンをガッツリ使ってお得に乗り換えてみてください♪



LINEMOは格安SIMのなかでも、料金や通信速度などに優れたサービスなので、正直なところ読者様には一度使ってみてほしいのが本音です☆