周りに『格安SIMはやめとけ!』『後悔するぞ!』なんて言われたことがあるかたもいるのではないでしょうか?もちろんデメリットはありますし、誰にでも勧められるかと言われると難しいのが本当のところ。
ですが1つ言えることは、“ほとんどの方は格安SIMを利用すべき”なんです!
『速度が遅くて使えない!』『速度制限があってストレス』というのは、もはや昔の話。今の格安SIMは、大手キャリアのサービスと違いがないくらい進化しています!
こちらの記事では元携帯販売員の私が、“格安SIMのメリットとデメリット”について、大手キャリアと比較しながらまとめました。是非最後までチェックしていただき、『格安SIMは、本当にやめておいた方がいいのか?』を見極めましょう!
- 格安SIMをおすすめできない人
- 格安SIMにある11個のデメリット
- それでも格安SIMを利用する5つのメリット
- 格安SIMの通信速度に後悔する理由と対策
- 格安SIMにも「データ無制限」がある
- 結局格安SIMはおすすめです!
格安スマホって、そんなに安いんですか?
大手キャリアと比べると、同じ内容でも2,000円以上安くなりますよ!料金についても解説しているので、そのまま読み進めてみてください♪
こんな人は格安SIMやめとけ!おすすめできない人の4つの特徴
次の4つの内容に該当する方は格安SIM(格安スマホ)の利用は、やめておいた方が良いでしょう。
- 電話番号での通話をよくする人
- 通信速度・安定感にこだわる人
- 操作・設定が自分でできない人
- 海外で利用したい方
格安SIMは現代において必須のサービスとも言えますが、誰しもにおすすめができるわけではありません。利用を検討されている方も、一度自分に適しているかを確認してみましょう。
乗り換えを考えている方は、特に注意が必要です!1つずつ詳しい理由も解説していきますね♪
電話番号でよく通話する人
格安SIMは“電話番号を使った通話”を頻繁に行う方には、基本的に向いていません。
“電話番号を使った通話”って、どういうことですか?
電話番号を使った通話は、主にスマホに標準搭載されている電話アプリでの通話のことです。“電話回線を利用した通話”とも言い換えられます。
通話は大きく分けて「電話番号通話」「インターネット通話」の2種類があり、それぞれ利用している回線や通信方法などが根本的に異なります。具体的には次のようなイメージです。
- 電話番号通話
-
- 電話回線を使用
- 電話番号が必要
- 音声が安定しやすい
- 基本的に通話料金がかかる
- 「固定電話」「OS標準アプリ」が該当
- インターネット通話
-
- インターネット回線を使用
- 電話番号は不要な場合が多い
- 音声が不安定になりやすい
- 通話料金はかからず、通信量が加算
- 「LINE」での通話などが該当
格安SIMの電話番号通話では基本的に「30秒/22円」の通話料で換算されることが多く、かけ放題に対応しているサービスも少ないことや、音声品質・安定性といった点も大手キャリアに劣る傾向があります。
日常的に電話番号を使った通話をされる方が、格安SIMを使用すると弊害が出る可能性もあるため、電話番号通話目的での利用はやめておいた方が良いでしょう。
音声品質を気にしない方なら、格安スマホでも十分利用できます♪
通信速度や安定感は絶対に譲れない人
普段から“携帯電話の通信(モバイル回線)”を多用される方で、尚且つ通信速度や安定感といった「通信品質」にこだわりがある方も、格安SIM(格安スマホ)の利用は向いていないでしょう。
私は自宅に固定回線を契約していないので、スマホの通信品質は気になっちゃいます…
格安SIMは基本的に「大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)」のいずれかの回線、またはその一部をレンタルしてサービスを提供しています。
「LINEMO」を始めとした一部の格安SIMは大手キャリアの回線をそのまま利用できますが、ほとんどの格安SIMは回線の一部しか利用できないため、通信品質が低く速度が遅くなってしまうことも。
また、通信を行う際は“端末に対応した周波数帯”を利用することになるので、同じ回線でも別途スマホを用意する必要がある格安SIMの方が繋がりにくくなる可能性が高いです。
少し極端な例ですが「ドコモスマホ」「格安スマホ(ドコモ回線)」の2つがある時、ドコモスマホは“全ての周波数帯”を利用でき、格安スマホは“使える周波数帯だけ”を利用するイメージで、通信速度や安定感に差が生じます。
周波数帯(ドコモ) | LTE回線 |
---|---|
Band 1 | 2,100MHz |
Band 3 | 1,800MHz |
Band 19 | 800MHz |
Band 21 | 1,500MHz |
Band 28 | 700MHz |
上記の表はドコモの「4G(LTE回線)」で利用している周波数で、ドコモ回線を利用する格安SIM(端末)はこれらに対応しているほど接続が安定しやすくなります。
利用するSIMや端末が、全ての周波数帯に対応していれば、格安スマホでも大手キャリアと同じように使えるってことですね♪
格安SIMではスマホを自前で用意しなければならないことも多く、全ての周波数帯に対応できないケースがあります。
スマホの操作設定に自信がなく、頼れる人もいない人
スマホの操作や設定に慣れておらず、周りに教えてくれる方もいない場合、格安SIM(格安スマホ)を使うのは難しいことが予想されます。
ほとんどの格安SIMを提供しているキャリアでは、「店舗」「電話窓口」といった相談できる場所がありません。
これは格安SIMを低価格で提供するためのコスト削減が理由なのですが、その反面スマホの設定などは全て利用者が行う必要があるんです。
祖父に格安スマホを使ってもらおうと思ったけど、大丈夫かな…
使い慣れたスマホ本体を利用する場合や、設定だけでも代わりに行える人がいるのであれば問題はないでしょう。ですが日常的にサポートセンターなどの窓口へ相談をされる方などにとっては、少々厳しい環境と言えます。
ガイドに沿って一人で操作ができるのであれば、格安スマホを利用することはできますよ♪
海外で使いたい人
海外でモバイル回線を利用するには「国際ローミング」に対応した格安SIM(格安スマホ)を利用しなければなりません。
「国際ローミング」ってなんですか?
契約しているキャリアの電波がないところで、他社の設備を利用して通信を行うことを「ローミング」と言い、それを海外で行うことを「国際ローミング」と言います。“国際ローミング=海外利用”と考えてください。
モバイル回線を海外で利用するためには、「SIMカード」「スマホ本体」のどちらも国際ローミングに対応している必要があるんです。しかし、格安SIMの多くは国際ローミングに対応していません。
旅行など短期で海外に行かれる方も注意は必要ですが、特に仕事などで頻繁に渡航されたり長期滞在される方は、格安SIMの利用はやめておきましょう!
現地のWi-Fiに接続するなら、国際ローミングは関係なくスマホを利用することができますよ♪
格安SIMのデメリットまとめ!後悔するからやめといた方がいいって本当か
よく噂される格安SIMのデメリットをまとめました!
- 通信速度が遅い
- 通信接続が不安定
- サポートは期待できない
- 設定は自分で行わないといけない
- スマホの種類が少ない
- 古いスマホは使えない
- キャリアメールが使えない
- 契約にクレジットカードが必要
- 違約金や契約期間がある場合もある
- 独自の災害用伝言板サービスがない
- LINEの「ID検索」ができない
どのようなサービスでもデメリットは必ずあります。格安SIM(格安スマホ)も例外ではありませんが、実はそのほとんどは大した問題ではありません。
それぞれのデメリットを口コミも踏まえて、1つずつ解説しているので是非参考にしてみてください!
1つずつ対処方法なんかも教えちゃいますよ♪
デメリット①通信速度が遅い
とにかく遅い遅すぎる。
人間の多くが活動する時間はほぼ使いものにならない。
午前4時前後でやっと500kbps。
他の時間帯はほぼ100kbps以下。いつの時代のPHSかと呆れる。
みん評
格安SIM(格安スマホ)は『通信速度が遅い』と言われることが多々あります。
Twitterとかでも、よく見かけますね…
その理由にはいくつかありますが先にも少し解説したように、格安SIMは大手キャリアの回線を“レンタル”してサービス提供をしているので、どの格安SIMでも必ず最適な環境で利用できるとは言えません。
多くの格安SIMは大手キャリアの回線の一部しか利用できないため、契約するサービスによっては通信速度が遅くなることも十分考えられます。
ただし「LINEMO」のような、ソフトバンク回線をソフトバンクスマホと同じように利用できる格安SIMを使用すれば、料金も抑えつつ、快適な通信環境でスマホを使うことが可能です!
“格安SIM=通信速度が遅い”というのは、決して正しい情報ではありません!適切なサービスを選ぶことが大事なんです♪
デメリット②通信接続が不安定
格安SIM(格安スマホ)には通信速度が遅いこととは別に、『接続が切れる』という声もあります。
繋がらないって一番困ります…
こちらも通信速度と同じ理由や、利用している「周波数帯」が影響していると考えられます。スマホは、その場にある周波数の中で対応しているものを探して接続を行うため、対応しているものがなければ接続ができません。
例えば、「ドコモスマホ」「格安スマホ(ドコモ回線)」の2台を同じ場所で利用しても、端末が対応している周波数帯が異なれば同じように繋がらないこともあるんです。
単純に価格の安い端末を利用してしまうと、この手のトラブルに当たる可能性は高くなってしまいますが、大手キャリアで取り扱いのある「iPhone」などを利用することで回避できる可能性があります。
決して『格安SIMだから繋がらなくなる』というわけではありません!
デメリット③サポートが期待できない
サポート体制は最悪です。
チャットでの問い合わせも、ホームページで確認できることがそのまま回答されるだけで、
それ以外はチャットでは対応できませんと言われる。
そして、電話はぜんぜん繋がらない。
みん評
ハッキリ言って、格安SIM(格安スマホ)でサポートを期待してはいけません。そもそも、サービスを安く提供することを前提に、店舗や電話窓口などのコストがかかるものを設けていないので、当然と言えば当然です。
手続きの多くはネット上でしか受付をしていないので、スタッフの方と直接対面や音声で通話をされたい方は、格安SIMの利用をやめておいた方がよいでしょう。
しかし、現在はほとんどネット上で解決できてしまうので、以前ほどサポートが必要なくなったのも事実です。
ネットで調べれば、いろんな情報がでてきますもんね♪
ネットなら24時間手続きができますし、文面やイラストで内容が把握しやすいのも特徴です☆
デメリット④初期設定は自分でしないといけない
格安SIM(格安スマホ)でのキャリアでは、基本的にサポートセンターを設けていないため、操作や初期設定は利用者が行わなければなりません。
窓口があったとしても、手続きに関するサポートしか行っていないことがほとんどなので、操作に関する質問については一切対応してもらえないこともあります。
ですが、別途で用意されているマニュアルは非常にわかりやすく作られているので、困ることはほとんどありません。
説明書も見やすいですし、初期設定も書かれている通りに進めたらすぐに終わりました♪
設定と言っても複雑なことはないので、安心してください☆
デメリット⑤セット購入できるスマホ端末の種類が少ない
大手キャリアでは数多くのスマホを取り扱っていますが、格安SIM(格安スマホ)ではラインナップが少なかったり、そもそも端末自体を取り扱っていないケースがあります。
え!?じゃあ、どこでスマホ本体を買えばいいんですか?
現在では携帯ショップでの購入だけではなく「家電量販店」「Appleストア」「オンラインショップ」など、様々な場所でスマホを購入できます。
携帯ショップで購入するのと違って、不要なオプションの加入なども必要ないですし、購入場所によっては大量のポイントが付与されるなど、実はメリットの方が大きかったりもするんです!
格安スマホを取り扱っているキャリアでは、少し古い機種が安く購入できたりもしますよ♪
デメリット⑥古いスマホ機種は使えない
格安SIM(格安スマホ)は機種が古すぎると、使用することができないケースがあります。
どのくらい古いと使えないんですか?
2014年以前に発売されたスマホは、基本的に格安SIMに対応していません。apple製品なら「iPhone 6s」以降、Androidは「2015年以降発売のモデル」を利用するのがおすすめです。
2022年現在で入手できるものの多くは、格安SIMが利用できると考えて問題ありませんよ♪
デメリット⑦キャリアメールが使えない
格安SIM(格安スマホ)の多くは通常キャリアが発行してくれる、「キャリアメール」を利用することができません。
「キャリアメール」が使えないと、なにが困るんですか?
一部ポイントサイトなどの登録ができない場合などがありますが、基本的に困ることはほとんどありません。どちらにしても他社に乗り換えるとキャリアメールは引き継げないので、どこでも使える「フリーメール」を利用するのがおすすめです。
「Gmail」「iCloudメール」などは契約しているキャリアに関係なく、無料で特定のメールアドレスが利用できるので、作っておくと今後の乗り換えにも役立ちます。
また大手キャリアでは2021年頃より、“解約後も有料でメールアドレスを継続利用できるサービス”が開始されたので、どうしてもキャリアメールが使いたい方は活用してみてください!
キャリア | 利用料金 | ドメイン |
---|---|---|
ドコモ | 月額330円 | @docomo.ne.jp |
au | 月額330円 | @ezweb.ne.jp @au.com |
ソフトバンク | 年間3,300円 | @softbank.ne.jp @i.softbank.jp |
キャリアメールが必要なサービスやシーンは、ほとんどなくなりました!
デメリット⑧クレジットカードが無いと契約できない?
格安SIM(格安スマホ)は支払方法を“クレジットカードのみ”としているところも、少なくありません。そのため、なにかしらの事情でクレジットカードを作成できない方や、クレジットカードに抵抗がある方にとっては契約のハードルが高いです。
しかし、格安SIMの全てがクレジットカードにしか対応していないわけではなく、中には口座振替に対応しているものも存在します。特にメジャーなところは、どちらにも対応していることが多いので諦めるのは早いです!
デメリット⑨違約金や契約縛りがあることも
一部のキャリアに限った話しではありますが、格安SIM(格安スマホ)でも「契約期間」「解約違約金」が存在します。
縛りはややこしいし嫌ですね…
ですが、大半のキャリアでは“契約期間と解約違約金のどちらもない”ので、基本的に気にする必要はありません!
契約期間を設けている格安SIMは、避けるようにしましょう!
デメリット⑩独自の災害用伝言板サービスがない
大手キャリアでは地震などの災害の際に、独自の「災害用伝言板」を立ち上げてくれるので、家族など身内の安否確認がしやすくなっています。しかし、このような独自サービスは格安SIM(格安スマホ)では存在しません。
じゃあ、災害時に大手キャリアと契約していない人は、安否確認が取れないってことですか!?
独自のサービスはないものの、誰でも利用できる「Web171」というサービスを利用すれば、格安SIMでも安否情報の登録と確認の両方が可能です。
Web171は「NTT東日本」「NTT西日本」が運用しているサービスで、最大20件の伝言を半年間保管しておけるので、災害時には非常に役立ちます!
災害時であっても、格安SIMの通信は利用できますよ♪
デメリット⑪LINEのID検索ができない
基本的に格安SIM(格安スマホ)では、LINEの「ID検索」をすることができません。
LINEの「ID検索」ってなんですか?
ID検索はLINEの友達追加の方法の1つで、手軽に利用できるのが特徴です。ですが、この機能を利用するには大手キャリアの「年齢認証システム」が必須なので、格安SIMでは利用することができません。
「ID検索」を利用することはできませんが、格安SIMでも次の3つの方法は利用することができます。
- 専用URLを発行し友だちに送信
- QRコードを利用する
- 「ふるふる」を使う
ID検索ができなくて困ることは、ほとんどありませんよ♪
格安SIM(スマホ)のデメリットは意外と少ない!メリットたくさん!
格安SIM(格安スマホ)のメリットには、次の5つがあります。
- 月額料金が安い
- 料金プランが豊富
- 通話かけ放題もある
- 契約期間の縛りがない
- 解約時の違約金がない
先ほどは格安SIM(格安スマホ)のデメリットについて紹介しましたが、そのほとんどは実害がなく、実際はメリットの方が圧倒的に大きいんです!
デメリットと違いメリットは1つ1つが大きいので、是非チェックしてみてください♪
メリット①月額料金が安い
格安SIM(格安スマホ)の最大のメリットは、なんと言っても“月額料金の安さ”にあります
大手キャリアでは音声+通信の契約をすると、どれだけ抑えても3,000円近い費用がかかりますが、格安SIMなら1,000円以下に抑えることが可能です!
すごい!同じ内容でも2,000円以上も差があるんですね♪
また、大容量通信プランを契約する場合でも、大手キャリアでは6,000円以上かかるところを、格安SIMなら4,000円以下に抑えられます。
料金に関してはどのようなケースでも“格安SIMの方が圧倒的に安くなる”ため、節約効果は非常に大きいです!
毎月の携帯料金が気になる方には、格安スマホが非常におすすめですよ♪
メリット②料金プランが豊富
格安SIM(格安スマホ)は単純に安いだけでなく、“プランのバリエーションも非常に豊富”です。
月のデータ容量は“0GB~100GB”ほどまで、1GB単位で契約することができるなど、利用環境に合わせたプランを選ぶことができます。
一方で大手キャリアの場合では、毎月「20GB」「60GB」のようにザックリと容量が決まっているので、細かい調整ができずに容量が無駄になることも。
確かに!ちょうどいい感じのプランがなくて、なんだか毎月損している気分でした!
格安スマホを提供しているキャリアは非常に多いので、その分料金プランも選び放題ですよ♪
メリット③通話かけ放題もある
大手キャリアの特権のように思われがちですが、実は格安SIM(格安スマホ)にも「かけ放題」を提供しているキャリアは複数あります!
しかも大手キャリアで“通信+かけ放題”を契約した場合、最低でも毎月5,000円~6,000円近い負担をしなければなりませんが、格安SIMなら1,000円~2,000円程で利用することができるんです!
「かけ放題」を付けても、そんなに安くで済むんですか!?
格安SIMはデータ通信の料金が非常に安いため、かけ放題のオプションを契約しても、大きな負担になることはありません!そのためデータ通信だけではなく、通話料金を合わせても大きく料金を抑えることができます!
「5分かけ放題」「10分かけ放題」など、用途に合わせて細かく選ぶこともできますよ♪
メリット④契約期間の縛りがない
基本的に格安SIM(格安スマホ)には「契約期間」がありません。
2年とか5年とか使わないといけないの、正直嫌だったんですよね!
契約期間があると解約するタイミングが難しく、なかなか乗り換えに踏み切れなかったりしますよね?ですが、契約期間がないキャリアではいつ解約をしても、ペナルティは一切ありません!
中には“2年契約”を条件としているものもありますが、ごく一部なので気にする必要はありません!
不安な方は「LINEMO」なら契約期間がないのでおすすめですよ♪
メリット⑤解約時の違約金がない
ほとんどの格安SIM(格安スマホ)には、「解約違約金」もありません。
ただでさえ安いのに、違約金も取らないんですね!
大手キャリアでもようやく緩和はされましたが、以前は基本的には10,000円~20,000円ほどの違約金を支払う必要がありました。
すでに格安SIMでは多くのキャリアが違約金を廃止しているので、今から契約する方が違約金を負担することはほとんどないと言えます!
一部「1,100円」の違約金を設けているキャリアはありますが、数は極めて少ないので安心してください♪
格安SIMに乗り換えて後悔する人の特徴「通信速度が遅いから!」
格安SIM(格安スマホ)に乗り換えた方の、最も多い悩みは「通信速度」にあります。
『遅すぎて使えない!』と言う方のほとんどが、そもそも速度が速くないサービスを利用している傾向があるので、格安SIMを選ぶ際は、実際の通信速度を参考にするのがおすすめです!
また、回線を大手キャリアと同じように利用できる「LINEMO」などを中心に考えるのが良いでしょう!代表的なキャリアの「実質通信速度」「回線最大利用」について表にまとめておいたので、参考にしてください!
格安SIM | 実質通信速度 | 回線最大利用 |
---|---|---|
DTIモバイル | 282.6Mbps | – |
リンクスメイト | 126.7Mbps | – |
ahamo | 119.5Mbps | 〇 |
QTモバイル | 72.7Mbps | – |
povo2.0 | 68.5Mbps | 〇 |
ワイモバイル | 64.0Mbps | 〇 |
UQモバイル | 61.7Mbps | 〇 |
LINEMO | 55.9Mbps | 〇 |
IIJmio | 52.3Mbps | – |
mineo | 49.7Mbps | – |
NUROモバイル | 45.8Mbps | – |
日本通信SIM | 42.9Mbps | – |
楽天モバイル | 36.9Mbps | – |
エキサイトモバイル | 25.8Mbps | – |
NifMo | 24.7Mbps | – |
LIBMO | 24.1Mbps | – |
イオンモバイル | 23.2Mbps | – |
BIGLOBEモバイル | 19.4Mbps | – |
ロケットモバイル | 11.3Mbps | – |
TONEモバイル | 10.8Mbps | – |
どのくらいの速度があれば、快適に利用できるのかしら?
スマホの通信速度は「30Mbps」もあれば、十分快適に利用することができます。スマホはパソコンなどと異なり取り扱うデータ量も小さいので、極端に速いものでなくても特に問題はありません。
快適に利用するための目安も表にまとめておいたので、併せて参考にしてください!
利用内容 | 必要速度(目安) |
---|---|
メールの送受信 | 1Mbps |
Web閲覧 | 1~10Mbps |
動画視聴(低画質) | 5~10Mbps |
動画視聴(通常画質) | 10~20Mbps |
動画視聴(高画質) | 20~30Mbps |
オンライン会議 | 10~30Mbps |
オンラインゲーム | 30~100Mbps |
また、実測通信速度が速くても必ず快適に使える保証はありません。特に大手キャリア回線の一部しか利用できないサービスは、回線速度も不安定になることがあるため注意してください。
基本的に格安SIMを初めて利用する方は「LINEMO」などの、大手キャリアの回線全体が利用できるサービスを契約するのが確実です。
格安SIMで通信速度が遅い問題は、そもそも通信速度が遅いものを利用しなければ回避が可能なので、料金だけにこだわらず通信速度も考慮して選びましょう!
「5G」に対応している格安スマホを利用するのも、快適な速度で利用するためのポイントです♪
格安SIMだと通信を節約しないといけないからストレス?無制限で使えるおすすめ格安SIM
格安SIM(格安スマホ)は料金の安さから、“データ容量の節約”をしないといけないイメージがある方もおられるでしょう。ですが中には、「データ無制限」で利用することができるキャリアもあるので、必ずしもその限りではありません!
格安スマホでも「データ無制限」があるんですね♪
速度の条件などはありますが、無制限で利用できる代表的な格安SIMのキャリアは次の通りです。
おすすめ格安SIM | データ無制限 | 制限中の速度 | ギガ追加料金 |
---|---|---|---|
LINEMO | 300Kbps(3GBプラン) 1Mbps(20GBプラン) | 1GB:550円 | |
NUROモバイル | – | 1GB:550円 | |
BIGLOBEモバイル | 1Mbps | 100MB:330円 | |
楽天モバイル | – | 1GB:550円 | |
ワイモバイル | 300Kbps(3GBプラン) 1Mbps(15/25GBプラン) | 500MB:550円 | |
UQモバイル | 300Kbps(3GBプラン) 1Mbps(15/25GBプラン) | 500MB:550円 |
- 「◎」:速度制限なしで使い放題
- 「◯」:速度制限1Mbpsで使い放題
- 「△」:プランによって速度が異なる
通常はスマホの通信制限がかかると、通信速度が「128Kbps」に制限されることがほとんどで、制限されてしまうとメールやLINEのような容量が小さいものでも快適に使えなくなってしまいます。
しかし、上記の表で紹介しているキャリアは速度制限自体がないものや、契約プランの容量を超えても利用できる範囲でしか速度制限をかけないものしかないため「実質無制限」で利用可能です。
また、緊急時にはデータ容量を追加購入することで、本来の通信速度に戻すこともできます。いざという時のために「ギガ追加料金」が安いものを選ぶのも、格安SIM選びの1つのポイントです!
格安スマホでもストレスなく、サクサク利用できますよ♪
やっぱり格安SIMがおすすめ!高い料金で大手キャリアに契約するのは損です!
格安SIM(格安スマホ)は大手キャリアと同じ感覚で利用することができ、速度もストレスを感じずに快適に使えます。しかも安い!
格安SIMは選び方さえ間違えなければ、誰でも快適に利用できるのでおすすめです!『格安SIMに乗り換えたら後悔するかも…』と不安に感じている方も、これを機に是非利用してみてください!
また、『どこを契約すればいいの?』とお悩みの方のために、おすすめの格安SIMの一覧表も作成しておきました!
格安SIMおすすめ 人気ランキング | 第1位:楽天モバイル | 第2位:LINEMO | 第3位:UQモバイル | 第4位:ワイモバイル | 第5位:OCNモバイルONE | 第6位:BIGLOBEモバイル | 第7位:NUROモバイル | 第8位:LIBMO | 第9位:ahamo | 第10位:IIJmio(みおふぉん) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロゴ | 楽天モバイル | LINEMO | UQモバイル | ワイモバイル | OCNモバイルONE | BIGLOBEモバイル | NURO モバイル | LIBMO | ahamo | IIJmio(みおふぉん) |
評価 | ||||||||||
一言コメント | 業界唯一の無制限プラン! | LINEアプリ使い放題!安いプランでも十分楽しめる | 家族みんなで加入するとお得になる。 | 家族みんなで加入するとお得になる。 | 通話品質の満足度No.1!ドコモ回線なので安心 | ギガ数が少なくてもエンタメフリーオプションで無制限使い放題 | 料金プランも通話し放題プランも安い! | 知名度は低いが満足度は高い!20GBプランが特に安い。 | ドコモの格安SIM。通信速度や安心感は抜群 | 料金プランが安く注目度が高い |
月額料金 月1~5GB | ~3GB 990円 | 3GB 990円 | 3GB 1,628円 | 3GB 2,178円 | 500MB 550円 1GB 770円 3GB 990円 | 1GB 1,078円 3GB 1,320円 6GB 1,870円 | 3GB 792円 5GB 990円 | 3GB 980円 | – | 2GB 858円 4GB 1,078円 |
月額料金 月5~20GB | ~20GB 2,178円 | – | 15GB 2,728円 | 15GB 3,278円 | 6GB 1,320円 10GB 1,720円 | 12GB 3,740円 | 10GB 1,485円 | 8GB 1,518円 | – | 8GB 1,518円 15GB 1,848円 |
月額料金 月20GB上 | 無制限 3,278円 | 20GB 2,728円 | 25GB 3,828円 | 25GB 4,158円 | – | 20GB 5,720円 30GB 8,195円 | 20GB 2,699円 | 20GB 1,991円 30GB 2,728円 | 20GB 2,970円 100GB 4,950円 | 20GB 2,068円 |
使用回線 | 楽天 | ソフトバンク | au | ソフトバンク | ドコモ | ドコモ/au | au/ソフトバンク | ドコモ/au | ドコモ | ドコモ/au |
通話し放題 | ・1,100円(10分) ・無料(専用アプリ通話で無制限無料) | 770円(5分) 1,650円(無制限) | 770円(10分) 1,870円(無制限) | 770円(10分) 1,870円(無制限) | 935円(10分) 1,430円(無制限) | 913円(10分) | 490円(5分) 880円(10分) | 935円(10分) | ・無料(5分) ・1,100円(無制限) | 700円(10分) 1,870円(無制限) |
通信速度 (下り 実質) | 36.9Mbps | 55.9Mbps | 61.7Mbps | 64.0Mbps | 71.3Mbps | 19.4Mbps | 45.8Mbps | 24.1Mbps | 119.5Mbps | 52.3Mbps |
5G | ||||||||||
テザリング | ||||||||||
光回線 セット割 | 楽天ひかり1年無料 | 最大858円割引 | 1,188円割引 | 220円割引 | 220円割引 | 1年間330円割引 | 660円割引 | |||
店舗サポート | 申込のみ対応 | |||||||||
キャンペーン 特典 | 最新のiPhoneセット購入で最大24,000円相当還元! 楽天市場の買い物がポイント最大16倍に! | 約10,000円相当のPayPayボーナスもらえる 3GB 990円のミニプランが6ヶ月間無料に! Lineミュージック6ヶ月無料 | 最大12,000円相当の還元 | Lineミュージック6ヶ月無料 データ増量キャンペーン1年間無料 | iPhoneのセット購入が1円から! アマゾンミュージック6ヶ月無料 | エンタメフリーオプション6ヶ月無料 | 1年間毎月550円割引 | 最大12,000円相当還元 | 他社乗り換えで10,000ptもらえる youtubeプレミアム3ヶ月無料 | 対象スマホ購入で10,000円ギフトカードもらえる |
詳細記事へ | 楽天モバイルの口コミ評判 | LINEMOの口コミ評判 | UQモバイル口コミ評判 | ワイモバイル口コミ評判 | OCNモバイルONE口コミ評判 | BIGLOBEモバイル口コミ評判 | NUROモバイル口コミ評判 | LIBMO口コミ評判 | ahamo口コミ評判 | IIJmio(みおふぉん)口コミ評判 |
通話かけ放題やデータ無制限を利用されたい方は、「楽天モバイル」がおすすめです。2022年7月から“0円プラン”が廃止になってしまったものの、どれだけ利用しても「3,278円」なので、とことん使いたい方には最高の格安SIMと言えます。
しかし唯一、楽天モバイルは大手キャリアではなく独自の回線をメインとしているため、通信品質に少々問題が…。そこで、もし安さと品質を求めるのであれば「LINEMO」を利用しましょう!
LINEMOでは「低価格プラン」「かけ放題オプション」「データ無制限」「大手キャリア回線利用」などなど、格安SIMに欲しい要素をバランスよく備えているので非常におすすめです!
とにかくたくさん使うなら「楽天モバイル」、料金面や品質を考えるなら「LINEMO」を契約すればいいんですね♪
また、『もっと詳しく知りたい!』という方のために、“おすすめな格安SIMキャリアを24社徹底比較”しておきました。24社分の情報を比較しているので、自分に合った最適な格安SIMもきっと見つかりますよ!
ここまで数多くの情報を比較している記事は正直かなり少ないです。他では見られない情報満載ですので、是非チェックしてみてくださいね!
格安SIMを利用して、毎月の携帯料金をお得にしちゃいましょう♪