povo 2.0の機種変更は自分1人でできる？店頭に行くべき？乗換手続きの手順

格安SIMのpovo2.0で機種変更をする場合は公式サイトの「au Online Store」で端末を購入するか、自分で対応機種を用意する必要があります。

もし自分で機種を用意する場合は「家電量販店」「フリマサイト」などで購入ができますが、中古品を購入する場合はバッテリーの最大容量や、液晶割れなどの不具合に注意しましょう。

また、povo 2.0で機種変更を行う場合は基本的に自分でデータ移行やSIMカードの差し替えを行わなければなりません。サポートをしてくれる窓口などはないため、ある程度の知識は必要になるでしょう。

そこで今回は誰でも安心して機種変更をしていただくために、“povo 2.0で機種変更をする流れと注意点”について、具体的な情報をまとめておきました！

この記事を最後まで読んでいただければ、きっとスムーズに機種変更ができること間違いなしです！また、どうしてもサポートが必要な場合は他社への乗り換えを行うことでサポートを受けられる場合もあるので、おすすめの格安SIMをセットでご紹介いたします♪

povo 2.0ではスマホ本体を購入して機種変更できる

povo 2.0では端末の販売を行っていないものの、povo 2.0ユーザーは「au Online Shop」を使って機種変更をすることができます。

au Online Shopを利用するメリットは、クレジット払いでなくても分割購入ができる点です。また、2年間などの短期間で買い替えを検討されている方は「スマホトクするプログラム」を使うことで、本体代金の負担額を実質半額程度にまで抑えることができます。

さらに取り扱っている機種の数も豊富で、様々なメーカーの最新モデルが購入できるので、最新機種を利用したい方はこちらを利用するのが最もおすすめです。また、大まかな機種変更の流れについては次のようになります。

ちなみに機種変更とは現在povo 2.0で契約している料金プランはそのまま変更せず、使用するスマホ本体だけを変更することを指します。従来の機種変更は店頭に足を運んで機種を購入し、その場で新たな機種に変更を行っていました。

しかし現在では24時間いつでもネットで機種を購入でき、時間のかかるデータ移行などは個人のタイミングでできるようになったため、誰でも簡単に機種変更ができるようになっています。

povo 2.0の機種変更に関するキャンペーンについて

povo 2.0で機種変更をする際に唯一利用可能な公式サイト「au Online Shop」では、端末代金に関する以下のようなキャンペーンを行っています。しかし基本的にはauユーザー向けの内容となっているので、万人が利用できる割引きはありません。

キャンペーン一覧	割引金額	適用条件
auスマホ応援割U22 ※povo 2.0ユーザーでも利用可能	最大10,120円	契約者が22歳以下 「スマホトクするプログラム」を利用 割引き対象機種を購入
5G機種変更おトク割	最大5,500円	auの対象プランを契約 割引き対象機種を購入
au Online Shop お得割	最大22,000円	auに「新規」「乗換」で契約 「au Online Shop」で手続き 割引き対象機種を購入

キャンペーンは時期によって開催される内容が変更されるため、タイミング次第ではpovo 2.0ユーザーでもお得に購入できる機会はあります。まずは公式サイトをチェックしてみて、お得なキャンペーンがあるか確認しておくのが良いでしょう。

本当に安く買える？「スマホトクするプログラム」について

povo 2.0ユーザーでも利用できる機種変更時のサービスとして、「スマホトクするプログラム」というものが行われています。

このサービスは購入した機種を25ヶ月目に返却することで、支払い残額を支払わなくて済むというシステムで、実質負担額としては定価の約半額程度の負担で最新機種を利用することが可能です。

ただし、このサービスはあくまで“機種の返却をすること”がルールとなっているため、返却せずに継続利用する場合は端末代金の残額を支払う必要があります。

早い話が2年後に端末を買い取ってもらうような契約となっているので、2年後には再び新しい機種を用意しなければなりません。このサービスは割引きと勘違いされている方も多くおられますが、本質としては割引きではないので注意指定ください。

povo 2.0の機種変更は、自分でスマホを用意して勝手にやっても大丈夫なの？

povo 2.0では、市販されているスマホを自分で購入して独自で機種変更をしても問題ありません。ただし、公式サイトを利用せずにスマホを購入する場合は、以下のような点に注意してください。

中でも「SIMロック」には注意が必要で、ドコモやソフトバンクのSIMロックがかかっている端末では、povo 2.0のSIMが利用できません。

ちなみにSIMロックとは各携帯キャリアが自社回線以外のSIMを利用できなくする機能で、povo 2.0の場合はau回線を使用しているので、auで販売された端末であればSIMロック状態でも利用することができます。

もし他キャリアのSIMロックがかかった端末を利用する場合は、各キャリアのマイページか店頭でSIMロック解除の手続きを行えば、povo 2.0のSIMでも利用することが可能です。

ただしSIMロック解除は店頭で手続きを行う場合に限り、事務手数料（3,300円）が必要になってしまうので注意してください。

機種変更のために新しいスマホを購入する5つの方法

povo 2.0で機種変更をするために、新しいスマホを購入するには主に次の5つの方法があります。

料金面では高額になりがちですが、最新機種や新品の端末を購入したい場合は「公式オンラインショップ」「家電量販店」などの利用がおすすめです。

もし品質はそこそこに料金を抑えたいのであれば、「リサイクルショップ」から探すのもありですが、個人店の場合は保証がなかったり品質が低い場合があるので注意してください。

また、とにかく料金を重視したいという方であれば「フリマサイト」は非常に有力ですが、個人間のやりとりとなるため信用性欠け、最悪トラブルに繋がる可能性がないとも言えません。

購入方法の選択肢は多数あるため、自分の用途・要望にあわせて色々と見てみるのが良いでしょう。

機種変更の際のスマホのデータ移行はどうすればいい？

povo 2.0で機種変更をする場合は基本的に個人でデータを移す必要があります。例えば大手携帯ショップのように、データ移行のサポートなどは行っていないので注意してください。

しかし個人でやるといっても、現在では非常にスムーズにデータ移行ができるようになっているのも事実です。画面に表示される指示に沿って、選択肢を選んでいくだけということもあるので、難しく考える必要はありません。

ただし、機種によってデータ移行の手段が異なるので、ここでは大まかにデータ移行の方法について解説します。

iPhoneへ機種変更する場合

機種変更で購入する機種が「iPhone」の場合は、以下のいずれかの方法でデータ移行を行うことができます。

iPhoneは独自のOS（オペレーティングシステム）を採用しているため、データの形式などが他の機種とは全く異なります。

そのため従来は、Android端末からのデータ移行が困難でしたが、現在では専用アプリも登場し非常に簡単にデータを移すことができるようになりました。

またiPhone同士の機種変更であれば、初期設定の段階で自動的にデータ移行の画面が表示されるため、流れに沿って項目を選択していけば自然とデータ移行をすることが可能です。

どちらのパターンで合っても複雑な操作は基本的に不要なので、まず迷うことはないでしょう。

Androidへ機種変更する場合

機種変更で購入する機種が「Android」の場合は、以下のいずれかの方法でデータ移行を行うことができます。

Androidは「Google」が開発したOS（オペレーティングシステム）で、主にApple以外のスマホメーカーが取り入れて利用しています。

幅広い機種で利用されているため、機種ごとに独自に改良されているなど自由度の高い傾向があり、操作も難しい印象を持たれている方も少なくないでしょう。

しかしそんなAndroidもデータに関しては基本的に「Googleアカウント」と連動することができるので、一度Googleのサーバーにデータをバックアップできれば、あとは新しい機種で復元するだけで移行することができます。

仮にiPhoneから機種変更する場合でも、専用アプリを導入すればGoogleアカウントと連動させることができるので、よほど古い機種でない限りほとんどのデータをそのまま移行することが可能です。

povo 2.0の機種変更する際のよくある質問と注意点

povo 2.0の機種変更に関する、よくある質問についてまとめました！

スマホ本体を自分で用意する場合、何か気をつけることはありますか？

「SIMサイズ」「SIMロック」に注意してください。

また、中古でスマホを購入する場合は「バッテリー最大容量」をチェックするようにしましょう。

スマホ本体を分割で購入することはできますか？

「au Online Shop」であれば分割購入は可能です。

フリマサイトなどで中古端末を購入する場合は基本的に一括払いになりますが、クレジットカードがあれば分割払いも選択できます。

差し替えるSIMカードはどの種類を選べばいいですか？

SIMのサイズについては機種ごとに異なるので、「機種名+SIMサイズ」で調べるのが確実です。

ちなみに2012年移行に販売された端末は基本的に「nanoSIM」に対応しています。

スマホ本体の残債が残っている場合は、機種変更したらどうなりますか？

残っている分割代金は継続したまま、新たに機種変更が可能です。

利用者が希望すれば二重で分割払いにすることもできます。

スマホ本体がpovo 2.0に対応してない場合もあるんですか？

2015年以前に発売された端末は対応していない可能性があります。

動作保証対象外でも利用できるケースはありますが、基本的に自己責任になるため注意してください。

povo 2.0で動作確認をしている機種について「対応端末一覧」をご覧ください

povo2.0の通信速度はどうですか？

下記の記事を参考にしてください。

＞＞povo2.0の通信速度に関する記事へ

povo2.0は月0円で使えると聞きましたが本当ですか？

180日間まであれば、povo2.0はトッピングなしで利用できます。そのため、その期間内であれば月額料金0円となります。

機種変更ついでに乗り換えもしたいという方におすすめの格安SIM

機種変更と同時に他社への乗り換えも考えている方のために、おすすめの格安SIMを5社紹介いたします！

【おすすめ①】楽天モバイル

項目	内容
使用回線	楽天 au
月額料金（音声）	〜3GB:1,078円 〜20GB:2,178円 〜無制限:3,278円
月額料金（データ）	なし
容量追加料金	なし ※従量課金制
通話料	22円/30秒
かけ放題プラン	10分間かけ放題:1,100円 無制限かけ放題：無料 ※専用アプリ利用で無料
実質平均速度	下り:54Mbps 上り:25Mbps
データ繰り越し	なし
テザリング	対応
5G対応	対応
初期費用	なし
契約期間	なし
解約金	なし
サポート体制	店舗 電話 メール チャット ビデオ通話

楽天モバイルは、現在大手携帯3社に並ぼうとしている超有望株の格安SIMサービスです。月額料金3,278円でデータ無制限利用ができ、専用アプリを使えば通話料金も一切必要ありません。

機種のラインナップも多数取り揃えており、新品かつ最新のiPhoneが購入できる数少ない事業者でもあります。

ただし、大手携帯3社と比べて利用できるエリアがまだまだ狭いので、対象地域にお住まいかどうかが非常に重要なポイントです！

【おすすめ②】UQモバイル

項目	内容
使用回線	au
月額料金（音声）	3GB:990円 15GB:2,090円 25GB:2,970円
月額料金（データ）	3GB:1,078円 無制限:2,178円
容量追加料金	100MB:220円 500MB:550円
通話料	22円/30秒
かけ放題プラン	月間60分間無料:550円 10分間かけ放題:770円 無制限かけ放題:1,870円
実質平均速度	下り:76Mbps 上り:13Mbps
データ繰り越し	対応
テザリング	対応
5G対応	対応
初期費用	3,300円
契約期間	なし
解約金	なし
サポート体制	店舗 電話 チャット

UQモバイルはpovo 2.0と同様に、「au」のサブブランドとして登場した格安SIMサービスです。そのため通信品質などは大手キャリアと同等程度となっており、他の格安SIMよりも安定感に優れています。

取り扱い端末については、多数のAndroid機種と一世代前のiPhoneを中心に取り扱っており、格安SIMサービスとしては取り扱い台数も多い部類です。

また、povo 2.0にはない店舗や電話でのサポートも行っているので、スマホの操作や機種変更でのフォローを希望する方は是非検討してみてはいかがでしょうか？

【おすすめ③】ワイモバイル

項目	内容
使用回線	ソフトバンク
月額料金（音声）	3GB:990円 15GB:2,090円 25GB:2,970円
月額料金（データ）	なし
容量追加料金	500MB:550円
通話料	22円/30秒
かけ放題プラン	10分間かけ放題:770円 無制限かけ放題:1,870円
実質平均速度	下り:72Mbps 上り:17Mbps
データ繰り越し	対応
テザリング	対応
5G対応	対応
初期費用	3,300円
契約期間	なし
解約金	なし
サポート体制	店舗 電話 メール チャット Twitter

ワイモバイルは「ソフトバンク」がサブブランドとして運営している格安SIMサービスです。その内容は基本的にUQモバイルとかなり近い内容になっており、料金や通信品質に大差はありません。

取り扱っている端末の種類もほとんど同じものとなっていますが、ワイモバイルでは不定期に複数の機種をセール販売しているため、タイミングが良ければ最大20,000円程安い価格で端末を購入することができます。

サポート体制も充実しており、機種変更後の相談もしやすいため、スマホ初心者の方でも安心して利用できるのが魅力です！

【おすすめ④】OCNモバイルONE

項目	内容
使用回線	ドコモ
月額料金（音声）	500MB:550円 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円
月額料金（データ）	3GB:858円 6GB:1,188円 10GB:1,628円
容量追加料金	1GB:550円
通話料	11円/30秒
かけ放題プラン	無制限かけ放題:1,430円
実質平均速度	下り:66Mbps 上り:14Mbps
データ繰り越し	対応
テザリング	対応
5G対応	非対応
初期費用	3,733円
契約期間	なし
解約金	なし
サポート体制	電話 メール チャット

OCNモバイルONEは「NTTコミュニケーションズ株式会社」が、NTTドコモの回線をレンタルして提供している格安SIMサービスです。先に紹介したサービスとは異なり、価格の安さが魅力となっています。

ワイモバイルと同様に端末購入のキャンペーンを行っており、OCNモバイルONEの契約者は無条件で対象端末を安く購入できるので、通信費とセットで節約したい方におすすめです！

【おすすめ⑤】mineo（マイネオ）

項目	内容
使用回線	ドコモ au ソフトバンク
月額料金（音声）	1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 200MB:1,100円（お試し）
月額料金（データ）	1GB:880円 5GB:1,265円 10GB:1,705円 20GB:1,925円 200MB:330円（お試し）
容量追加料金	100MB:55円
通話料	22円/30秒
かけ放題プラン	10分間かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,210円
実質平均速度	下り:40Mbps 上り:8Mbps
データ繰り越し	対応
テザリング	対応
5G対応	対応
初期費用	3,733円
契約期間	なし
解約金	なし
サポート体制	電話 メール チャット コミュニティ

mineoはこれまで紹介したサービスとは大きく異なり、大手携帯3社の回線から好みの回線を指定して契約できる格安SIMサービスです。また、独自で提供しているデータシェアサービスなどがあるおかげで、通信容量の調整が非常に行いやすくなっています。

端末に関してはiPhoneの販売は行っていないものの、多数のAndroidをラインナップしており、10,000円〜100,000円台まで幅広い価格設定が魅力です。

誰でも手軽にスマホを使い始めることができるので、お子様や学生の方に持たせるスマホとしても有力なサービスと言えるでしょう！

【まとめ】povo 2.0の機種変更について

povo 2.0では「au Online Store」を利用することで新品の最新機種へ機種変更することが可能です。また、「スマホトクするプログラム」を利用すれば、端末の返却は必要ですが実質負担額は半額程度に抑えられます。

また、povo 2.0では特に機種変更に対する制約がないため、ご自身で用意したスマホに機種変更をしても構いません。例えば「通販サイト」「フリマサイト」など、povo 2.0とは関係のないところで購入してもOKです！

ただしご自身で端末を購入する際はSIMカードのサイズや、バッテリーの最大容量など、後々トラブルにならないようにしっかりとチェックしましょう。

その点さえクリアできれば、機種変更自体は非常に簡単ですので是非チャレンジしてみてください！