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WiMAXとは?デメリットなど初めて使う人向けにわかりやすく徹底解説

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WiMAXは数あるポケット型Wi-Fiの中でも、通信が速くて使い勝手がよいサービスです。しかも5Gプランはデータ量が無制限なので、データ量を気にせず使いたい人や高速で快適に通信をしたい人に大人気。

一方、WiMAXには「デメリットや注意点はないの?」「他のポケット型Wi-Fiとどう違うの?」と疑問に思う人も多いようです。

そこで、この記事ではWiMAXの仕組みやメリット・デメリット、他のポケット型Wi-Fiとの違いなどを1から10まで徹底的に解説しました。

最終的にWiMAXがおすすめな人や他のポケット型Wi-Fiを使った方がいい人を結論づけています。この記事を読むことで、あなたがWiMAXを使うべきかどうかがわかりますよ!

この記事でわかること
  • WiMAXって一体なに?料金や速度に優れる高コスパの通信サービス
  • WiMAXはクラウドSIMとどう違う?速度が速くてあんしんして使える
  • WiMAXはどんな人におすすめ?ビジネス用途や1人暮らしなら特におすすめ
  • WiMAXはどのプロバイダを選べばいい?基本はGMOとくとくBBのWiMAX
目次

WiMAX(ワイマックス)とは?

WiMAXとは、UQコミュニケーションズが提供する無線通信サービスです。無線なので工事がいらず、最短申込翌日ですぐに使えますよ。

WiMAXの主な特徴は以下の通りです。

WiMAXの主な特徴
  • 提供機器はポケット型Wi-Fiとホームルーターの2種類
  • 全国対応の広いエリア
  • 独自の通信設備を活用した高速&無制限通信

まずはWiMAXの基本的なサービス内容を詳しく解説します!

WiMAXの通信速度は速い!

出典:みんそく

WiMAXは非常に速度が速いです。5G対応のため最大速度が速いことはもちろん、実際のユーザーが計測した「実測速度」も非常に優秀ですよ。

個人で利用されるポケット型Wi-Fiは、主にWiMAXとクラウドSIMの2つ。

実際にWiMAXの速さがわかるように、クラウドSIMとWiMAXの速度比較表を用意しました。

速度比較表5G WiMAXクラウドSIM
(AiR-WiFi)
対応回線WiMAX2+
au 4G
au 5G
4G
(ドコモ/au/ソフトバンク)
最大通信速度2.7Gbps150Mbps
下り実測速度
(平均)
77.11Mbps17.11Mbps
上り実測速度
(平均)
13.58Mbps9.53Mbps
実測速度平均の引用元:みんそく

ご覧のように、WiMAXは実測値ベースで約4倍もクラウドSIMより速いです。

下り70Mbpsもあれば、4K動画の視聴やオンラインゲームなどの速度が重要なコンテンツも快適に使えます。速度を重視してポケット型Wi-Fiを選びたいなら、ぜひWiMAXを使いましょう。

利用者の声

速度は実測速度が大事なの?

インターネットサービス専門家

「実測速度」は実際にユーザーが使って計測した数値なので、説得力があります。

利用者の声

最大速度という表記はよく見るけど、大事なのは実測速度ってことね。

クラウドSIMとは?
  • 仮想SIMカードを利用してドコモ/au/ソフトバンクの3キャリア通信が同時に使えるサービス
  • 格安SIMと同じ仕組みでサービスを提供するため、速度は遅くなりがち
  • 月額料金が安いことが最大の魅力

WiMAX+5Gとは?

WiMAX+5Gとは、通常のWiMAX回線に加えてauの4G/5Gエリアを利用できるサービスです。

無制限で高速通信ができる点が最大の魅力で、現在のWiMAXにおける主流プランとなっています。

WiMAX+5Gの特徴
  • 5G対応で速度が速い
  • auの回線を利用できるため通信エリアも広い
  • データ無制限で使える
  • 月額料金はやや高額(4,500~5,000円程度)

WiMAX+5Gの特徴は上記のとおり。

月額料金がやや高額な点がネックですが、申込キャンペーンが非常にお得なので2年や3年のトータル料金で見ると安く使うことができますよ。

料金については後述しますので、ぜひ合わせてご覧ください。

利用者の声

WiMAXは色々プランがあるって聞いたわ。5Gプランがおすすめなの?

インターネットサービス専門家

今WiMAXを使うなら、5Gプラン一択です。データの無制限利用ができるのは5Gプランだけだからです。

利用者の声

5G以外のプランだとデータ利用量に制限があるのね。

WiMAX2+とは?

WiMAX2+とは、5Gプランの登場以前に主流だったプランです。

ポケット型Wi-Fiとして悪くはありませんが、より性能に優れたWiMAX+5Gプランがある以上、WiMAX2+を選ぶ必要性はありません。

サービス名称WiMAX+5GWiMAX2+
対応エリアWiMAX2+WiMAX2+
au回線の利用可否au 4G LTE
au 5G
追加料金なく無料で利用可能
au 4G LTE
オプション契約(1,100円/月)
4G通信は月間7GBまで
データ量無制限3日10GBまで
端末WiMAX+5G対応機
端末性能が高く速度が速い
WiMAX2+対応機
遅くはないが5Gプランには劣る
実測通信速度(下り)77.11Mbps48.4Mbps
実測通信速度(上り)13.58Mbps7.34Mbps
実測速度平均の引用元:みんそく

上記のように、ポケット型Wi-Fiで重要な「エリア・データ量・速度」の全てにおいてWiMAX+5Gプランが上回ります。

既に新規受付を終了しているプロバイダ(WiMAXの提供会社)も多く、これから契約するならばWiMAX+5Gがおすすめですよ。

プラスエリアモードとは?

プラスエリアモードはWiMAX+5Gでauのプラチナバンドが使えるモード

WiMAXのプラスエリアモードとは、建物の奥や地下で特に電波が通りやすいauのプラチナバンドを利用できるモードです。

電波には「周波数」という電波の通り道があり、WiMAXは「2.4GHz」「5GHz」という2種類の周波数を利用しています。

この周波数は速度が速い一方で、建物の奥や地下ではやや電波が通りにくい点が難点。プラスエリアモードはWiMAXの弱点をカバーできるため、地下や大きなオフィスビルでWiMAXを使うことが多いなら重宝しますよ。

ただし、プラスエリアモードは事業者によって有料(1,100円)の場合があることに注意。事業者ごとの細かい料金比較は以下の記事で紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください!

WiMAXのメリット「速い・安い・あんしん」

続いて、WiMAXを利用するメリットをご紹介します。

さまざまなメリットがあるWiMAXですが、今回は他のポケット型Wi-Fiにくらべて特に魅力的なポイントをまとめました。

WiMAXのメリット
  1. 速度が速い!4K動画やゲームもサクサク
  2. データが無制限!残容量を気にする必要なし
  3. 大手プロバイダが多い!大規模障害などのリスクが少ない
  4. キャンペーンがお得!3年トータルの料金が安い
  5. 5Gが使える!今後の5G商用化でもあんしん

メリット①「速度が速い!4K動画やゲームもサクサク」

出典:Galaxy

WiMAXの速度は実測平均速度で下り70Mbpsを超えていて非常に速いです。

70Mbpsあれば4K動画やオンラインゲームもサクサク動作するため、外出先でも大容量コンテンツを使いたい方には特におすすめできます。

現状、ここまで速度が出るポケット型Wi-FiはWiMAXとドコモのモバイルルーターだけ。

ドコモのモバイルルーターは月額料金が以上に高く(7,000円〜)コスパが悪すぎるので、速度重視ならWiMAX一択と言えるでしょう。

インターネットサービス専門家

Zoomのビデオ会議を最高画質で使いたいなど、ビジネスにもぴったりです。

メリット②「データが無制限!残容量を気にする必要なし」

出典:GMOとくとくBB

WiMAXのメリットは、データ無制限で使える点もあります。

動画やゲームでガンガン使いたい方はもちろん、残りデータ量を気にせず使えるのでビジネス用途にもぴったり。

スマホやパソコンを使うときに「緊急時のために節約しておこう」「節約のために動画の画質を下げよう」と思ったことはありませんか?

WiMAXならそんな心配は無用です。いつでもどこでも自由に高速通信が使えますよ!

利用者の声

無制限だったら節約する必要がないもんね。それは嬉しいわ。

インターネットサービス専門家

どれだけ大容量でも、データ制限があると意識してしまいますよね。WiMAXはそんなストレスから解放されます!

メリット③「大手プロバイダが多い!過去に大きな障害がなくリスクが少ない」

WiMAXはGMOとくとくBBやBIGLOBEなどの大手プロバイダが提供していて、通信障害などのリスクが少ないです。

ポケット型Wi-Fiで「過去に大きな事故がなくしっかりつながる」という点は非常に大きなメリットと言えます。

例えば、クラウドSIMでは過去に「使い物にならないほど速度が低下する」という事故が数ヶ月にもわたって継続したことがありました。

当時の件はSNSやWEBニュースでも大きな話題となり、多くのユーザーに大混乱を招いたことは記憶に新しいです。クラウドSIMは過去の大規模障害や運営会社に中小企業が多いことなど、一定のリスクがあると言えるでしょう。

その点、WiMAXは回線提供元のUQコミュニケーションズをはじめ大手プロバイダがズラリ。各プロバイダごとに速度の品質が変わらないので、安心して使うことができますよ!

利用者の声

大規模通信障害・・・?しかも何ヶ月も続いたの?

インターネットサービス専門家

外出先でつながらなくなって数ヶ月もそのまま、だと話になりません。品質重視ならWiMAXです!

メリット④「キャンペーンがお得!3年トータルの料金が安い」

WiMAXは高品質なぶん月額料金がやや高いですが、キャンペーンがお得なので3年トータルの料金は安く済みます。

料金に定評があるクラウドSIM方式のポケット型Wi-Fiと、GMOとくとくBBのWiMAXで料金を比較してみましょう。

サービス名GMOとくとくBB
WiMAX
AiR-WiFi
クラウドSIM
通信回線WiMAX/4G/5G4G
データ量無制限100GB
通常月額料金4,708円3,278円
キャッシュバック23,000円なし
月額料金割引開通から3年割引なし
3年総額料金133,684円121,308円
WiMAXとクラウドSIMの料金比較

クラウドSIMは料金の評判が特に高い「AiR-WiFi」を比較対象にしました。

WiMAXはキャンペーンがお得なので、3年総額料金で見ると約12,000円(月額に直すと330円程度)しか変わりません。AiR-WiFiの方が安いとはいえ、毎月330円ほどならデータ無制限で速いWiMAXが良いと思いませんか?

このように、WiMAXはキャンペーンがお得なので「3年」のトータルで見ると決して高くはありません。

キャンペーンのお得なプロバイダを最大限に活用し、高品質なWiMAXを安い料金で使いましょう!

利用者の声

なんで3年総額で計算するの?

インターネットサービス専門家

WiMAXは3年契約が多いからです。解約金がかからなくなるまで使う前提で、3年総額料金で考えるとわかりやすいですよ!

メリット⑤「WiMAXは5G対応!今後の5G商用化でも安心」

WiMAXは「+5G」という名の通り、auの5Gエリアに対応しています。

2022年〜2024年にかけて、5Gはエリア・コンテンツともに大幅な拡大が予想されていますが、WiMAXなら時代に乗り遅れることがありません。

クラウドSIMだと4Gサービスにしか対応していないので、5Gに対応するWiMAXはメリットが大きいと言えるでしょう。

WiMAXのデメリット3つ

メリットが多いWiMAXですが、一方でデメリットも存在します。

とはいえ、WiMAXのデメリットは内容を理解して対策をすれば回避できるデメリットばかりです。

主なWiMAXのデメリットとして、以下の内容を詳しく解説します。

WiMAXのデメリット
  1. 基本月額料金が高い
  2. 契約期間が長いプロバイダが多い
  3. 契約内容が複雑

デメリット①「WiMAXは基本月額料金が高い」

WiMAXの大きなデメリットは、基本月額料金が高額なことです。

基本月額料金が高いと、長期的に利用する場合に大きな負担となります。GMOとくとくBBのWiMAXを例に詳しく説明します。

項目金額
キャッシュバック23,000円
1~2ヶ月目の料金2,079円
3~36ヶ月目の料金4,389円
37ヶ月目以降の料金4,444円
最初の3年間の実質月額料金3,713円
最初の3年間の総額料金133,684円
以降3年間の総額料金159,984円
GMOとくとくBB WiMAXの料金

上記はGMOとくとくBBでWiMAXを契約した場合の期間ごとの詳しい料金表です。契約後3年間は「23,000円キャッシュバック」「月額料金割引」があるので、総額133,684円(実質月額3,713円)とお得なことがわかりますね。

一方、最初の3年間が終わるとそのあとは毎月4,444円の基本料金が発生します。当然キャッシュバックや割引がないので、最初の3年間より高くなります。

利用者の声

最初の3年間はお得だけど、長く使うと料金が上がるってことね・・・。

このように、WiMAXは多くのプロバイダが2~3年以上利用すると高くなる料金プランを導入しています。結論、WiMAXの長期利用は損でしかありません。

これを防ぐためにも、WiMAXは最初の契約更新月でプランを見直す(他社に乗り換える)ように対策を行いましょう!

利用者の声

他社に乗り換えて、またキャンペーンの適用を受けるってことね!

インターネットサービス専門家

光回線だと工事が面倒だったりしますが、WiMAXはかんたんに乗り換えられます。

デメリット②「WiMAXは契約期間が長いプロバイダが多い」

WiMAXは契約期間を3年に設定しているプロバイダが多いです。特に月額料金が安かったり、キャンペーンがお得な事業者ほど契約が長い傾向にあるため注意をしましょう。

主要なWiMAX事業者の契約期間は以下のとおりです。

スクロールできます
5GプランGMOとくとくBB WiMAXカシモWiMAXBIGLOBE WiMAXBroad WiMAXUQ WiMAXVISION WiMAXDTI WiMAX
契約期間3年3年1年3年2年3年3年
~12ヶ月20,900円20,900円1,100円20,900円1,100円20,900円-10,450円
13~24ヶ月15,400円15,400円15,400円15,400円10,450円
25~36ヶ月
37ヶ月以降
10,450円10,450円10,450円10,450円10,450円
主要WiMAX事業者の契約期間と解約金

もし、短期利用を前提にWiMAXを使いたいならBIGLOBE WiMAXを選びましょう。BIGLOBE WiMAXは契約期間が1年で解約金が1,100円なので解約リスクがとても低いです。

細かい料金や状況別のおすすめWiMAXは以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧くださいね。

デメリット③「WiMAXは契約内容が複雑」

WiMAXは契約内容が複雑なプロバイダが多いこともデメリットの1つです。

どのように複雑なのか、主な内容をご紹介します。

WiMAXのプランは何が複雑?
  • キャンペーンの手続き方法がわかりにくいことがある
  • 複数の期間に分かれて割引が適用されるので、突然高くなったように感じる
  • WiMAXの機種代金が0円のプロバイダと分割のプロバイダがある
  • プロバイダごとに独自のキャンペーンや料金設計があるので、比較が難しい

このデメリットの解決策は、プロバイダごとに必要な内容や注意点をしっかり確認して契約をすることです。

「それができないから複雑なのでは・・・?」と思われましたか?そんな人のために、私たちはWiMAXの各プロバイダを徹底的に調査してあらゆる方法で比較をしました。

以下の記事を読めば、WiMAXの複雑なプランを明確化して「あなたが使うならどのWiMAXがお得か?」ということがわかります。

各社の注意事項も詳しくお伝えしていますので「わかりやすくWiMAXの選び方が知りたい!」と思う人はぜひ参考にしてくださいね。

WiMAXと他社のポケット型Wi-Fiの違い

利用者の声

ポケット型Wi-FiはWiMAX以外にもいろいろあるけど、結局何が違うのかな?

インターネットサービス専門家

比較ポイントは「料金」「容量」「速度」の3つです。

WiMAXを検討している人の中には、クラウドSIMやドコモ・ソフトバンク提供のポケット型Wi-Fiも合わせて検討している人もいますよね。

そこで問題になるのは「結局なにが違うの?どっちがいいの?」という点です。

それぞれのサービスに特徴があるので、特に重要な「速度・料金・容量」の3つで各サービスをくらべてみましょう。

WiMAXはクラウドSIMより速度が速くてデータ量が多い

WiMAXとクラウドSIMは通信速度とデータ量が大きく違います。WiMAXはデータ無制限で使えて速度が速い一方で、クラウドSIMは速度が遅いです。

以下の表でそれぞれの違いをくらべてみました。

サービス名GMOとくとくBB
WiMAX
AiR-WiFi
クラウドSIM
通信回線WiMAX/4G/5G4G
下り実測速度77.58Mbps16.61Mbps
上り実測速度13.66Mbps9.33Mbps
データ量無制限100GB
通常月額料金4,708円3,278円
3年総額料金133,684円121,308円
速度の引用元:みんそく

上記のように、速度とデータ量はWiMAXが圧倒的に優位です。月額料金はクラウドSIMが安いものの、キャンペーンによって3年総額料金なら大きく変わらない点も見逃せません。

ポケット型Wi-Fiでは品質がとても重要です。安くても速度が遅いなら意味がありませんよね。

そのため、「動画やZoomの利用はほとんどしない」「検索とメール、SNSぐらいしか使わない」という人以外はWiMAXがおすすめです。

利用者の声

結局、料金がそれほど変わらないなら速くて大容量の方がいいよね。

インターネットサービス専門家

そうですね。ただし、3年以上使う場合は月額料金差が大きくなる点には注意です。

WiMAXとキャリアのポケット型Wi-Fiの違いは料金

スマホ大手キャリアが提供するポケット型Wi-FiとWiMAXが大きく違う点は料金です。

キャリア(ドコモ)のポケット型Wi-Fiは通信品質に優れますが、料金が高額すぎて手が出せません。

サービス名GMOとくとくBB
WiMAX
ドコモ(ギガホプレミア)
SH-52B
ソフトバンク
A101ZT
通信回線WiMAX/4G/5G4G/5G4G/5G
下り実測速度77.58Mbps200.11Mbpsサンプルなし
上り実測速度13.66Mbps19.24Mbpsサンプルなし
データ量無制限無制限50GB
通常月額料金4,708円7,315円5,280円
端末代金0円35,640円28,800円
3年総額料金133,684円302,280円219,024円
速度の引用元:みんそく

ドコモは全てのポケット型Wi-Fiでもっとも通信品質が高いです。WiMAXが苦手な室内通信も快適に使えますが、その分料金が高すぎてコスパが悪い点が大きなデメリット。

一方、WiMAXは4K動画やゲームなども快適な速度でありながら、料金が安いのでコスパが高くバランスが取れています。

料金無視でとにかく高品質な電波を使いたいならドコモがおすすめですが、多くの人には必要十分以上の品質でコストが低いWiMAXが向いているでしょう。

インターネットサービス専門家

ドコモは速いですが、ポケット型Wi-Fiとしてはオーバースペック気味です。

利用者の声

外で1人で使うなら200Mbpsもいらないよね。

結論|WiMAXは他社ポケット型Wi-Fiとくらべてサービスのバランスが良い

ここまでの内容をふまえて、他社のポケット型Wi-FiとWiMAXの違いをまとめます。

結論、WiMAXは料金・データ量・速度の全てにおいてバランスが取れたサービスで万人におすすめと言えるでしょう。

サービス名特徴
クラウドSIM月額料金が安い
契約期間が短く、解約金が安い
速度が遅い・無制限プランはなし
とにかく値段にこだわりたい人におすすめ
ドコモ料金が非常に高額(月額7,000円〜)
速度が非常に速い
端末代金が高い(30,000円〜)
高くてもとにかく速度にこだわりたい人におすすめ
WiMAX4K動画・ゲームもできる必要十分な速度
3年総額料金が安い
3年以上使うなら高い
契約期間が長い(契約が短いプロバイダはやや料金が高い)
安くて速い無制限サービスが使いたい人におすすめ
※ただし、初回の契約更新で他社に乗り換えないと高くなる
ポケット型Wi-Fi サービス別の特徴まとめ

それぞれの特徴をざっくりまとめると、上記のようになります。

速度で圧倒的に優れるのはドコモのモバイルルーターです。しかし、30,000円を超える端末代金や月額7,000円以上のランニングコストがかかるのは割に合いませんよね?

また、クラウドSIMのように月額料金が安くても、速度や障害に懸念があるようでは安心して使えません。

WiMAXは相対的にコスパが非常に高く、安心して使えるポケット型Wi-Fiです。初めてポケット型Wi-Fiを使うなら、後悔しないためにもWiMAXがおすすめですよ。

利用者の声

すごくざっくり言うと、WiMAXは初心者向きってことね。

インターネットサービス専門家

そうですね。ただし、3年契約のプロバイダを選ぶ場合は解約時期だけは注意してください。

WiMAXがおすすめの人「ビジネス用途や1人暮らしの人」

ここまで解説した内容をふまえて、具体的にWiMAXがおすすめな人をお伝えします。

WiMAXの高品質な速度や持ち運びの手軽さは、他サービスない強みがあります。

1つでも該当する項目があるなら、ぜひWiMAXを検討してください!

WiMAXがおすすめな人
  1. ビジネスでポケット型Wi-Fiを使う人
  2. スマホの20GBプランで容量が足りない人
  3. 1人暮らしの人

おすすめの人①「ビジネスで使う人」

あなたがポケット型Wi-Fiを検討していて、ビジネス用途で使うならWiMAXがおすすめ!

WiMAXは大手プロバイダ提供の安定した通信が見込め、過去に大きな接続障害がないからです。

速度が遅いクラウドSIMだと、大事なビデオ会議中に映像が途切れたり資料のダウンロードが遅くなってしまいかねません。また、過去にあったような大規模接続障害がまた起こるとあなたのビジネスに大きな支障をきたすでしょう。

「WiMAXなら絶対つながる!」とは言えませんが、リスクが低いのは間違いありません。ビジネス用のポケット型Wi-FiはWiMAXがおすすめです!

おすすめの人②「スマホの20GBプランで容量が足りない人」

あなたが現在利用中のスマホで20GB以上使っているなら、WiMAXを検討するべきです。

WiMAXは自宅でも外でも無制限通信ができ、しかもスマホやパソコン・タブレットなど複数機器に接続できます。

スマホは20GBプランまでは安く使えるプランが多いですが、20GBを超えると途端に選択肢が狭くなりますよね。

それならば、いっそスマホは格安SIMの安いプランに抑えて常にWiMAXを利用すればトータルの通信費が抑えられますよ!

利用者の声

20GBを超えると、大手キャリアの無制限プランになるけど・・・正直、高すぎるのよね。

インターネットサービス専門家

格安SIMの3GBプラン+WiMAXなら、実質月額5,000円におさまります。

おすすめの人③「1人暮らしの人」

あなたが1人暮らしでWiMAXを検討しているなら、ぜひ利用してください。

WiAMXは工事が不要ですぐに使えるので、機動力が高くさまざまな場面で活躍します。

WiMAXはどんなときに活躍する?
  • ガンガン動画やゲームをしたい
  • 外出中にいつでもパソコンをWi-Fi接続できるようにしておきたい
  • 急な引っ越しや出張・旅行先でも同じ機器が使える
  • 家でも無制限通信できるから通信費が安くなる(光回線を解約できる)

上記のように、1人暮らしの人にとってWiMAXは特に相性が良いです。

学生やビジネスマンなどあらゆる人が便利に使えますよ!

利用者の声

家族で住んでいても、家のWi-Fiがつながりにくいなら契約してもいいよね。

インターネットサービス専門家

自分の部屋にルーターを持ち込めるので、電波が悪くなる可能性が低いです。

WiMAXをおすすめしない人「光回線の代わりに使いたい人」

WiMAXはポケット型Wi-Fiを利用しているすべての人におすすめできますが、中にはあまり向かない人もいます。

「どんな人がWiMAXに向かないのか?」という点とWiMAXよりおすすめなサービスを解説します!

WiMAXがおすすめできない人
  1. メールやSNSしか使わない人
  2. 戸建て住まいで光回線の代わりに使いたい人
  3. 月額料金がいくらかかっても良い人

おすすめしない人①「メールやSNSしか使わない人」

メールやSNS・検索しか使わないなら、WiMAXの魅力である高速無制限の通信を活かしきれません。

上記の用途なら、外で使いたい場合はスマホのテザリングで十分に代用できます。また、WiMAXより安いクラウドSIMでも良いでしょう。

とはいえ、将来的に動画を見たりZoomを利用するかもしれないならWiMAXを選ぶ価値があります。今だけでなく、今後のこともふまえてサービスを選ぶと良いですよ!

おすすめしない人②「戸建てで光回線の代わりに使いたい人」

WiMAXは戸建ての複数台接続には向きません。

周波数の問題で階をまたいだ通信が苦手であり、速度品質も多くの同時接続に耐えうるほどではないからです。

たとえば、「家族4台のスマホをつなげつつテレビでNetflixを流す・パソコンでゲームをする」というケースだと速度低下や動作遅延の心配があります。

上記のようなケースでおすすめするのはやはり光回線です。このような場合はたとえ外出先で使うためにWiMAXを契約したとしても、光回線を別途使いましょう。

利用者の声

戸建て住まいのファミリーだとちょっと厳しいってことね。

インターネットサービス専門家

そうですね。反対に、1〜2人でマンション住まいなら十分使えますよ。

おすすめしない人③「月額料金がいくらかかっても良い人」

毎月の通信料金をまったく気にしない人はWiMAXよりもドコモのモバイルルーターがおすすめです。

GMOとくとくBBのWiMAXとドコモのモバイルルーターの比較表をご覧ください。

サービス名GMOとくとくBB
WiMAX
ドコモ(ギガホプレミア)
SH-52B
通信回線WiMAX/4G/5G4G/5G
下り実測速度77.58Mbps200.11Mbps
上り実測速度13.66Mbps19.24Mbps
データ量無制限無制限
通常月額料金4,708円7,315円
端末代金0円35,640円
3年総額料金133,684円302,280円
速度の引用元:みんそく

上記のように、ドコモのモバイルルーターは通信速度が非常に速いです。プラチナバンドが標準で使えるため地下でも電波が届きやすく、品質は誰もが満足できるでしょう。

一方で、ドコモのモバイルルーターは月額料金や端末代金が高額な点が大きなデメリット。3年使った場合の総額料金は302,280円(1ヶ月あたり実質8,396円)と、コスパが悪すぎます。

結論、高すぎる料金を払ってでも品質を追求したいならドコモがおすすめです。しかし、料金と速度を両立したコスパの高いサービスを使いたいなら、WiMAXを選びましょう。

インターネットサービス専門家

WiMAXの実測平均速度(下り約77Mbps)は4K動画やゲームでも快適です。地下や建物の奥がややつながりにくいので、その点がネックとなります。

利用者の声

1人で使うならドコモほどの速度があってもできることは変わらないってことね。

WiMAXはどこで契約するのか?申し込み方法と流れについて

WiMAXは、基本的に提供プロバイダ各社のWebから申込を行いましょう。申込から利用までのおおまかな流れは以下のとおりです。

WiMAXの利用開始までの流れ
STEP1.対応エリアを確認

UQ WiMAXエリア確認ページで電波状況を確認しよう

STEP2.各プロバイダのWebから申込

契約者情報(名前/住所など)や支払い方法を選んで申込をしよう

おすすめは3年総額料金が最も安いGMOとくとくBB WiMAX

STEP3.機器の到着!利用開始

GMOとくとくBB WiMAXなら最短即日発送!

WiMAXは契約プラン数が少ないので、Webでかんたんに申込ができます。スマホのように「どのプランが合っているかわからない・・・」ということがありません。

急いでる場合も、GMOとくとくBBのWiMAXなら15時30分までに申込をすれば即日発送ですぐに届きます。(土日祝は14時30分までの申込で即日、それ以降は翌日発送)

どのWiMAXを使えばいいかわからない場合、WiMAX各社を徹底比較した以下の記事を参考に選んでくださいね。

WiMAXのよくある質問まとめ

最後に、WiMAXのよくある質問をまとめました。

契約後に後悔しがちなポイントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。

WiMAXって契約縛りや違約金とかあるの?

WiMAXは提供プロバイダによって1年〜3年の契約期間、1,100円〜20,900円の解約金があります。

主要なWiMAXプロバイダの料金と契約期間・解約金を以下にまとめました。

スクロールできます
5GプランGMOとくとくBB WiMAXカシモWiMAXBIGLOBE WiMAXBroad WiMAXUQ WiMAXVISION WiMAXDTI WiMAX
3年総額 133,684円140,633円165,492円155,164円185,328円 184,668円155,870円
契約期間3年3年1年3年2年3年3年
解約金最大20,900円最大20,900円1,100円最大20,900円1,100円 最大28,050円10,450円
事務手数料3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円3,300円
※表記金額は各社公式HPのキャンペーンを全て適用。契約金額は最も料金が安くなる金額で表記。端末代金込の実質価格で表記

基本的に契約期間が長く解約金が高額なプランはランニングコストや総額料金が安く設計されています。

どのプランも一長一短ですが、反対に言えば「長期で安く使いたい人」「短期利用がしたい人」など、幅広い希望に合わせて選ぶことができますよ。

インターネットサービス専門家

どのくらい利用するかを事前に想定して契約をしましょう。

海外でも使えるの?

WiMAXは海外利用ができません。

国内専用サービスのため、海外でWi-Fiを使う場合はスマホ事業者の海外プランや空港カウンターのレンタルWi-Fiを使いましょう。

WiMAXは何を基準に選べばいいの?

WiMAXを選ぶ基準は契約期間と料金です。各社で速度は変わらないので、「いかにお得か?」という点を重視しましょう。

結論、契約期間さえ決めてしまえば、GMOとくとくBBのWiMAXかBIGLOBE WiMAXの2択で選べます。

WiMAXを選ぶ基準
  • 利用期間を決める(2年以内or2年以上)
  • 2年以内の利用ならBIGLOBE WiMAXを選ぶ
  • 2年以上使うならGMOとくとくBBのWiMAXを選ぶ

料金で考えるなら、上記のようにかんたんに選んでしまって問題ありません。

もちろん、「口座振替がいい」「キャッシュバックがほしい」など細かい話は色々ありますし、「なぜこの選び方になるの?」という疑問がある人もいるでしょう。

より詳しい説明や細かい部分の比較は以下の記事で解説していますので、合わせて参考にしてくださいね。

まとめ|WiMAXは1番おすすめのポケット型Wi-Fi!おすすめランキングでぴったりなWiMAXを選ぼう

当記事では、WiMAXとは一体何か、他のポケット型Wi-Fiとどう違うかという点を詳しく解説しました。

結論、WiMAXは料金と速度のバランスに優れた高コスパの通信サービスです。

ポケット型Wi-Fiは、WiMAXの他にもクラウドSIMやスマホキャリア(ドコモ・ソフトバンク)が提供していますが、いずれも速度が遅かったり料金が高すぎるといったデメリットを抱えています。

そのため、今もっともおすすめできるポケット型Wi-FiはWiMAXと言えるでしょう。

「WiMAXが何か?」という点が理解できたら、次に「WiMAXはどこを選べばいいの?」と思ったはず。そんなあなたは以下の記事で、プロバイダごとをランキングしつつ12項目で徹底比較しています。ぜひ参考にしてくださいね。

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