まさにジョージア版ヌーヴェルヴァーグ!生き急ぐ男の日常を綴ったオタール・イオセリアーニ監督初期の傑作『歌うつぐみがおりました』

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 まさにジョージア版ヌーヴェルヴァーグ!生き急ぐ男の日常を綴ったオタール・イオセリアーニ監督初期の傑作『歌うつぐみがおりました』

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  1. 歌うつぐみがおりました(オタール・イオセリアーニ ジョージア 1970年)

歌うつぐみがおりました(オタール・イオセリアーニ ジョージア 1970年)

オペラ劇場のオーケストラで働く若きティンパニ奏者ギアは、自由気ままな青年。本番の演奏会にも平気で遅刻し、間一髪で舞台に入り自分のパートをこなしたかと思えば、出番が途切れると劇場を抜け出して用事を済ませたり遊ぶ始末。そんなルーズな彼を同僚たちは快く思わず、指揮者は彼をクビにしろと劇場の所長に訴える。そうした声もギアは何食わぬ顔で聞き流し、家族や仲間の相手をしたり、道行く女性に声を掛ける。

オタール・イオセリアーニ監督のキャリア初期を代表する長編第2作。秒刻みのせわしない生活を送るお調子者の主人公は、『勝手にしやがれ』のように刹那的に生き急ぐヌーヴェルヴァーグの登場人物を彷彿とさせる。

■出演
ゲラ・カンデラキ、ジャンスグ・カヒーゼ、マリーナ・カルツィヴァーゼほか

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