ゲアトルーズ(カール・テオドア・ドライヤー デンマーク 1964年)
ゲアトルーズは著名な弁護士カニングと結婚するが、仕事しか頭にない夫との結婚生活に不満を抱き、若き作曲家エアランと不倫関係にあった。そんなある日、著名な若き詩人で彼女の元恋人でもあるガブリエルが帰国し、祝賀会が催される。出席したゲアトルーズはエアランの伴奏で歌うが、体調が悪かったため卒倒してしまう。ゲアトルーズはガブリエルとの復縁を望むが、もはや彼が自分のことを愛していないと知る──
愛を探し求める女性の強い意志を古典劇のような様式美で描いた、カール・テオドア・ドライヤー監督の遺作にして集大成と言える会話劇。ヴェネチア国際映画祭イタリア批評家賞と新鋭評論家賞を受賞。
■出演
ニーナ・ペンス・ローデ、ベント・ローテ、エッベ・ローデ、ボード・オーヴェほか
■出演
ニーナ・ペンス・ローデ、ベント・ローテ、エッベ・ローデ、ボード・オーヴェほか