若く未熟な青年の痛みが心に刺さる…名匠ホン・サンス監督がベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した青春ドラマ『イントロダクション』

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若く未熟な青年の痛みが心に刺さる…名匠ホン・サンス監督がベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した青春ドラマ『イントロダクション』

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  1. イントロダクション(ホン・サンス 韓国 2020年)

イントロダクション(ホン・サンス 韓国 2020年)

青年ヨンホは将来についてまだ何も決めることができず、無為な日々を過ごしていた。ある日、漢方医師である父に呼ばれて病院を訪ねるが多忙で待たされ、昔憧れていた顔なじみの女性看護師と会話を交わす──。服のデザインを学ぶため留学した恋人ジュウォンを追ってヨンホはドイツへ渡り、つかの間の再会を果たす──。ヨンホは俳優になったものの自分に向いていないと迷いを抱く。心配した母は息子を海辺の食堂へ呼び出す──。

ホン・サンス監督が2年連続でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した3章構成のオムニバス作品。監督の前作『逃げた女』のシン・ソクホが初主演を務め、モラトリアム期をさまよう青年の孤独や痛みを繊細に体現する。

■出演
シン・ソクホ、パク・ミソ、キ・ジュボン、ソ・ヨンファほか

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