映画のはずだった伝染病が現実世界を浸食する…鬼才ラース・フォン・トリアーの長編第2作『エピデミック~伝染病』

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映画のはずだった伝染病が現実世界を浸食する…鬼才ラース・フォン・トリアーの長編第2作『エピデミック~伝染病』

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  1. エピデミック~伝染病(ラース・フォン・トリアー デンマーク 1987年)

エピデミック~伝染病(ラース・フォン・トリアー デンマーク 1987年)

 映画監督ラース・フォン・トリアーと脚本家ニルス・ヴァセルは新作『警官と娼婦』の脚本を書きためていたが、保存先のフロッピーディスクを開くとすべて消えてしまっていた。以前書いていた脚本の内容が思い出せず、仕方なく2人は新しい物語『エピデミック』を創作することに。伝染病が蔓延した街を舞台に、一人の医師が奮闘する物語を書き進めていくが、映画の題材だったはずの伝染病の猛威は現実世界にも忍び寄っていた。

 ラース・フォン・トリアーの長編第2作。トリアー自ら演じる映画監督と脚本家が伝染病をテーマに物語を仕上げていく過程と、現実世界に伝染病が蔓延していく惨劇を並行させ、虚実が入り交じった恐怖を体感させる。

■出演
ニルス・ヴァセル、ウド・キア、アラン・デ・ポール、オーレ・エアンストほか


(C)1987 Zentropa Entertainments1 ApS

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