カサヴェテスが主人公に自身を投影し、“男”のダンディズムと哀愁を描いたフィルム・ノワールの快作「チャイニーズ・ブッキーを殺した男【オリジナル版】」

配信作品・解説 STAFF: YK
カサヴェテスが主人公に自身を投影し、“男”のダンディズムと哀愁を描いたフィルム・ノワールの快作「チャイニーズ・ブッキーを殺した男【オリジナル版】」

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  1. チャイニーズ・ブッキーを殺した男【オリジナル版】(ジョン・カサヴェテス アメリカ 1976年)

チャイニーズ・ブッキーを殺した男【オリジナル版】(ジョン・カサヴェテス アメリカ 1976年)

LAの場末のクラブオーナー、コズモ。ストリップショーと芸人Mr.ソフィスティケーションの軽快なトークで、店はそれなりに繁盛していた。ある日、店の借金を返し終え満足げなコズモは、お店の女の子を連れ夜の街に繰り出す。しかし、秘密クラブのポーカーで大負けしマフィアに新たな借金を作ってしまう。呆然とする彼に持ちかけられたのは借金帳消しの話。それは対立マフィアのボス、チャイニーズ・ブッキーを殺すことだった──
人生をどう生きるか。やせ我慢をしてまで守るべきものがあるか?“男”のダンディズムと哀愁を描き、切なくもユーモア漂う作品に仕上げたフィルム・ノワールの快作。公開版より27分長いオリジナル版。

■出演
ベン・ギャザラ、ティモシー・アゴリア・ケリー、シーモア・カッセル、アジジ・ジョハリほか
ザ・シネマメンバーズにて2022/5/27より配信開始
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「チャイニーズ・ブッキーを殺した男【オリジナル版】」(C) 1976 Faces Distribution Corporation

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