台湾の巨匠ホウ・シャオシェンの原点がここに!若者たちの三角関係を瑞々しく綴る青春ラブストーリー『風が踊る』

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 台湾の巨匠ホウ・シャオシェンの原点がここに!若者たちの三角関係を瑞々しく綴る青春ラブストーリー『風が踊る』

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  1. 風が踊る(ホウ・シャオシェン 台湾 1981年)

風が踊る(ホウ・シャオシェン 台湾 1981年)

女性カメラマンのシンホエとCM監督の恋人ローザイは撮影のために澎湖島を訪れ、事故で視力を失った青年チンタイと知り合う。撮影が終わって台北に戻ったシンホエは、角膜移植を受けることになったチンタイと偶然再会。彼女はローザイと結婚する予定だったが、チンタイの世話を焼くうちに素朴な人柄に惹かれていく。その後、手術は成功。視力を取り戻したチンタイは、故郷の小学校で臨時教員を務めるシンホエを訪ねる。

ホウ・シャオシェンが監督デビュー翌年に手がけた佳作。新たな時代へと移り行く台湾社会で揺れ動く女性の心理を、爽やかな三角関係を通じて瑞々しく綴り、後に“台湾ニューシネマの旗手”と呼ばれる片鱗を覗かせる。

■出演
フォン・フェイフェイ、ケニー・ビー、アンソニー・チェン、メイ・ファンほか

(C)1982 Kam Sai (H.K.) Company / (C) 2018 Taiwan Film and Audiovisual Institute. All rights reserved.

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