3人の女性の間で男の心が揺れる。アルノー・デプレシャンの代表作にして傑作青春ロマンス『そして僕は恋をする』

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3人の女性の間で男の心が揺れる。アルノー・デプレシャンの代表作にして傑作青春ロマンス『そして僕は恋をする』

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  1. そして僕は恋をする(アルノー・デプレシャン フランス 1996年)

そして僕は恋をする(アルノー・デプレシャン フランス 1996年)

29歳の大学院生ポールはかつてエリートコースを歩んでいたが、もう何年も博士論文を書けずにいて、今は大学講師の座にすっかり安住していた。私生活ではエステルという10年来の恋人がいるが、何となくずるずる関係を続けてきただけ。その一方、親友の恋人シルヴィアと2年前に出会って恋に落ち、今も隠れて付き合っている。さらに、シルヴィアの兄の同棲相手ヴァレリーを紹介され、彼女にも思いを寄せてしまう。

アルノー・デプレシャン監督が自らの評価を不動のものにした長編第3作。モラトリアム男の煮え切らない日常と恋愛を膨大な会話で紡ぐ。本作でセザール賞有望若手男優賞に輝いたマチュー・アマルリックの演技も光る。

■出演
マチュー・アマルリック、エマニュエル・ドゥヴォス、マリアンヌ・ドニクール、エマニュエル・サランジェほか

©Why Not Productions

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