気の合う仲間と酒と歌があれば人生は最高!巨匠オタール・イオセリアーニがパリの日常をスケッチした群像劇『 素敵な歌と舟はゆく』
素敵な歌と舟はゆく(オタール・イオセリアーニ フランス/スイス/イタリア 1999年)
ある富豪一家が住むパリ郊外の豪邸では、社交的な母親が毎晩パーティーを開いては客を招き、お酒が大好きな父親は趣味の鉄道模型や射撃を楽しんでいた。好奇心旺盛な息子ニコラは、スーツ姿で屋敷を出てからラフな格好に着替えてパリに向かい、物乞いの知人を手伝ったりアルバイトに励み、カフェの少女に恋心を抱く。しかし、鉄道清掃員を勤めるバイク乗りの青年も少女に一目惚れし、彼女をバイクに乗せて連れ去ってしまう。
ジョージア出身のオタール・イオセリアーニ監督が、華やかなだけではないパリの人間模様を、流れるようなカメラワークで重ねていく。さらに主人公の父を監督自ら演じ、歌が好きで憎めない人柄を人間臭く魅せる。
■出演
ニコ・タリエラシュヴィリ、リリ・ラヴィーナ、フィリップ・バス、ステファニー・アンクほか
ジョージア出身のオタール・イオセリアーニ監督が、華やかなだけではないパリの人間模様を、流れるようなカメラワークで重ねていく。さらに主人公の父を監督自ら演じ、歌が好きで憎めない人柄を人間臭く魅せる。
■出演
ニコ・タリエラシュヴィリ、リリ・ラヴィーナ、フィリップ・バス、ステファニー・アンクほか