ワイン工場の技術者と職人達を描き、カンヌ国際映画祭でイオセリアーニの名を世界に知らしめた長編第1作『落葉』

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ワイン工場の技術者と職人達を描き、カンヌ国際映画祭でイオセリアーニの名を世界に知らしめた長編第1作『落葉』

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  1. 落葉(オタール・イオセリアーニ ジョージア 1966年)

落葉(オタール・イオセリアーニ ジョージア 1966年)

若き醸造技師ニコはワイン工場で働くことになり、肉体労働を軽蔑せずに手伝う真面目な人柄で従業員たちに受け入れられる。また、近所に住む顔見知りの同僚マリーナもニコに惹かれていく。一方、工場ではワインの質よりも生産量のアップに躍起となり、酸味の残った未成熟のワインを瓶に詰めて出荷するよう現場に命じる。現場からは反発の声が上がり、ニコも会議で抗議するが意見を退けられてしまう。そこでニコは思わぬ行動に出る。

ジョージアの名匠オタール・イオセリアーニ監督の記念すべき長編第1作。良質なワインの生産を巡り工場側と対立する若き技師の奮闘を、叙情的かつユーモラスに織りなす。カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。

■出演
ラマーズ・ギオルゴビアーニ、マリーナ・カルツィワーゼほか

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