PROGRAM

放送作品情報

シュガーマン 奇跡に愛された男

SEARCHING FOR SUGAR MAN 2012年 スウェーデン イギリス / 87分 ドキュメンタリー

幻のシンガーが“地球の裏側”で起こした奇跡とは?アカデミー賞に輝いた感動の音楽ドキュメンタリー
放送日時
2018年09月04日(火) 18:00 - 19:30
2018年09月15日(土) 08:00 - 09:30
2018年09月21日(金) 深夜 03:45 - 05:30
解説

1970年代にデビューしアルバム1枚で姿を消した実力派ミュージシャン、ロドリゲスの足跡を追うドキュメンタリー。国境を越えた音楽のパワーがもたらす奇跡が感動的。アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞。

ストーリー

場末のバーで歌っているところをプロデューサーに見出されたロドリゲスは、1970年代にデビューアルバムを発表する。ところがアルバムはまったくと言っていいほど売れず、ロドリゲスは表舞台から忽然と姿を消す。一方、彼の楽曲は南アフリカの地に渡り、反アパルトヘイトのシンボルとなる。それから数十年経ってもなおロドリゲスは現地で支持を集めるが、肝心の本人は消息を絶ち、様々な噂が流れていた。

出演

ロドリゲス
スティーヴン・シーガーマン
デニス・コフィー
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2013/3/24

    アイワンダー♪

    前半は、何故ロドリゲスの曲が南アフリカで売れたかそしてロドリゲスとは一体どんな人なのか、生きているのか?を描く。ちょっとミステリー仕立てな感じもある。 後半のロドリゲス登場からの南アフリカの、コンサートは、感動する。 単純になんでアメリカで売れなかったのだろうと思うくらいロドリゲスの曲はカッコイイ。 あと何と言っても何があっても変わらないロドリゲスの人柄は魅力的だ。 才能があっても埋もれてしまう人も多いと思うが直向きに生きていれば誰かがきっと見ていてくれる。 余りにもありえない様な事が起こるのでこれがドキュメンタリーだと疑ってしまう。 アイワンダー♪

  • 鑑賞日 2016/11/25

    好きなことだけでいい

    プロを目指してレコードを出し、そして夢叶わず消えていった多くのロドリゲス的ミュージシャンがいる現実。 そんな現実の中、自分の知らないところで自分の歌が熱狂的支持を受けていた。20年以上もそのことを知らなかったなんて、まさに驚きだ。 ラストの仕事に向かうために雪の道を自分の足で歩き続けるあのシーンに彼の人間性、哲学、生きざまを感じた。 70才を過ぎた今でも歌い続けているという。 ひそっと聴きに行きたい。

  • 鑑賞日 2016/7/2

    人柄が素晴らしいというかすごい

    本人ももちろん、娘たちも少しでも浮かれたり、金欲名声欲などがにじみ出てしまったら、単に「あの人は今」のような全く俗悪な作品としてしか成立していなかっただろう。ドキュメンタリーなので、現在どのような境遇にあるかも隠し立てできない以上、ドキュメントの演出ではなく、ロドリゲスこそ生ける聖人であるという確信が揺るがなかったからこそこの作品が成立している。これが邦題にある奇跡以外何物でもない。

  • 鑑賞日 2015/9/27

    異色にして出色

    成功や名声を掴むには時勢や人脈を含めた運というものが不可欠で、持って生まれた才能や己が努力だけではどうにもならないってことを今更ながらに再認識する。そして、ようやくにして掴み取った成功や名声にも浮かれることなく、今までどおりの地に足ついた生活を貫く主人公の真摯な生き様に胸を衝かれる。 音楽業界の識者から、B・ディランが穏健だ、と言わせしめ、優れたミュージシャンの五指に入る、と称されつつも、米国ではまったく売れず、その存在すらも認知されていない伝説のミュージシャンロドリゲス。そんな彼の数奇な運命に彩られたミステリアスな歌手人生に引き込まれ、社会の「コールドファクト」を低い視座から掬い取ったラジカルな楽曲に聴き入る異色にして出色の音楽映画。それはまた、貧富の格差によって荒廃したデトロイトの殺伐とした街並みとアパルトヘイトが象徴する南アの抑圧的な政治状況が禍々しく絡み合う秀逸の社会派ドキュメンタリーでもあった。 あと、熱狂的な大歓声が心に響く南アでのコンサートシーンや、雪降る中をスーツ姿で建築現場へと向かう主人公を捉えたシーンをはじめ、全編に散見する臨場感溢れる情景描写やJ・ジャームッシュ的移動ショットを観ていると、立体音響に包まれた映画館の大きなスクリーンで観賞していれば、より本作を楽しめただろうと実感で、その意味では映画館で観るべき映画のひとつだったと思う。85分という短い上映時間にも好感。

  • 鑑賞日 2015/8/13

    ディランというより声がマシュースイート

    面白かった!こんな人もいるんだなぁとしみじみ。なんてゆうか、本当の反体制のヒーローになる人ってこういう純粋な芸術家なんだなぁと実感。詞も粋でセンスがあって切ない。なにより声がギフトです。

  • 鑑賞日

    音楽ドキュメンタリーの傑作

    1970年のアメリカ。大物プロデューサーの目に止まり、2枚のアルバムを出したものの、興行的に失敗して音楽シーンから姿を消し、アメリカではまったく無名のままだった1人のミュージシャンが、本人の知らないうちに、南アメリカではプレスリーやビートルズを越える存在として、若者たちから熱狂的な支持を集めていた! もしもこの物語がフィクションだとしたら「リアリティがない」と言われそうなほど、小説より数奇で感動的な音楽ドキュメンタリーです。 語られる物語が面白く、ドキュメンタリー映画としての見せ方も上手い。そして、この物語の主人公であるミュージシャンのロドリゲスの人物像がしみじみと伝わってきて魅力的。 必見です 今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞はじめ、数多くの賞を総なめしました。 内容は序盤だけ紹介します。その後の展開はぜひぜひご覧になってみてください! 歌うロドリゲスという名の男が、大物プロデューサーの目にとまる。 70年にデビューアルバム「Cold Fact」、翌年にセカンドアルバムを発表するも、同時代に一世を風靡していたボブ・ディランと比較されるほど注目されたものの、アルバムはまったく売れず、契約を解除されたロドリゲスは音楽シーンからまったく姿を消してしまう。 ところが! 70年代中期。当人の知らないところで、ロドリゲスのアルバムの音源は遠く南アフリカの地に渡り、反アパルトヘイトの機運が高まる中、体制を変えようとする若者たちの胸に突き刺さって、一大ムーヴメントを巻き起こす。 アルバムセールスは50万枚以上という驚異的な大ヒットを記録。 ロドリゲスは南アメリカでは、エルビス・プレスリーやローリング・ストーンズ、ビートルズを越える大物ミュージシャンとして認知され、南アメリカの若者たちに、音楽的アイコンとしてインスピレーションを与え続けた。 しかし、ロドリゲスの「その後」を誰も知らない。彼についての情報は何一つなく、「失意のうちにステージでピストル自殺したらしい」といった幾通りもの都市伝説だけが伝えられてきた。 90年代に入って、ロドリゲスの熱狂的な二人のファン(レコード店主と音楽ジャーナリスト)が、ロドリゲスの行方を追い始める…! ぜひぜひご覧ください!。

  • 鑑賞日 2013/11/14

    ロドリゲスって…?

    ホーム… アウェイ… どこが自分の居場所? って思う時がある。 アメリカでは、全くヒットせず、鳴かず飛ばずの無名の、だけど偉大なミュージシャン、その名は、ロドリゲス。 そんな彼が、何故か、南アフリカで、ストーンズやビートルズなんかより遥かに有名な伝説のスターになっていた… 本人も知らないうちに。 ライブ中に、拳銃自殺してる、みたいなことも、また、彼を伝説のミュージシャンにしていた。 で、彼のことを調べていくうち… えっ…? 意外な事実が… お金ではなく、名声もなく、名誉の人、孤高のロドリゲスは、今なお、清貧に、でも美しくブルースを奏でている。 この『シュガーマン』すごくかっちょいいです! http://youtu.be/ezWnfKYwGW0

  • 鑑賞日 2014/3/1

    テレビドキュメントでよかったのでは

    こういうことがあるんだなぁ。ドラマだったらウソっぽいのだけどドキュメントだから文句言う筋合いではない。 歌が確かに魅力的で、キレのある声質、リズム感に主張のハッキリした歌詞。これなら人気が出てもおかしくない。 ただ映画として見ると、退屈する。前半はインタビューがだらだら続くだけだし、後半のステージのシーンは画質が悪い。テレビドキュメントでよかったのでは という出来だ。 感激するのは彼と彼の歌と彼の境遇という事実だ。それがドキュメント作品ということなのかもしれないが。

  • 鑑賞日 2013/3/18

    感動の一方、あざとさも

    70年代のアメリカでは全く売れなかったミュージシャンが、数年後、遠く離れた南アフリカでは反アパルトヘイトを象徴するシンガーとして爆発的なヒットとなり、そうしたヒットを体験した南アのファンが、90年代に入ってロドリゲスの消息を探ってゆくと、舞台上で拳銃自殺したとも伝えられていたミュージシャンが今も米国で一労働者として健在であることがわかり、ついには南アで満員の観客を集めたコンサートが開かれるに至るというお話は、数年前に作られた「アンヴィル!」に近いテイストの感動を呼ぶ一方、作り手たちはお話の結末を知り尽くしているのに、観客には種明かしをじらして、感動押し付け物語として構成するという手法が、「ヨコハマ・メリー」の時には感じなかったあざとさとして感じられたことは否定できません。

  • 鑑賞日 2014/4/19

    埋もれていった創作者・表現者への鎮魂歌

    70年代初頭、評価されながらも商業的に振わず2枚のアルバムを残し非業の死を遂げたとされるデトロイトのシンガーソングライターは、南アでは反アパルトヘイトのシンボルとして伝説のアーティストであった。その謎に包まれた素顔と軌跡を探ったドキュメンタリー。作中挿入される曲はどれも心に響くものばかりで、なるほど売れなかったのが不思議に思える。本作は、世の中に数多いたであろう才能を持ちながらも埋もれていった創作者・表現者への鎮魂歌ような作品である。

  • 鑑賞日 2014/3/28

    アメリカではまったくの無名のシンガーが南アフリカでは誰もが知ってる有名人。嘘のような話で驚きだ。この映画の内容そのものも奇跡のような話だけど、これの撮影も途中金が尽きてiPhoneで撮影したとか。それがアカデミー賞受賞とは。

  • 鑑賞日 2014/2/22

    運命の巡り合わせ

    偶然にしては出来過ぎのような奇跡の話。ロドリゲスの捜索から南アフリカのツアーまでを描き切る。ロドリゲスがまるで仙人のようで芸術と政治が繋がることを体現している存在。ロドリゲスの曲が未来を予言しているようだ。曲にある「稼ぎを奪った」は南アフリカでのCDの印税がロドリゲスや家族にまで届いていないことを表しているようである。それでも南アフリカでの成功に驕ることなくデトロイトでの労働を黙々とこなす姿に尊敬の念を覚える。全てが運命の巡り合わせのような出来事をスクリーンで見れることに喜びを感じる。

  • 鑑賞日 2014/1/30

    凛として

    主人公、ロドリゲスの達観した立ち振る舞いが琴線を爪弾いた。 神秘的な魅力の持ち主。 地に足をつけて生きている姿もさることながら やはり音楽が素晴らしい。 すぐにとりこになりました。 南アフリカでの最初のコンサートのシーンを何度も繰り返し見た。 観客の興奮と、はしゃぐわけじゃなし、落ち着いたロドリゲスの コントラストが興味深く胸に迫る。 これはバンド仲間だった親友にも見せようと思う。

  • 鑑賞日 2013/11/19

    知らない人だし前半戸惑ったけど、本人が出てきてから俄然盛り上がった。やっぱり人には居場所ってのがあるんだねぇ。そこに立てる人は幸せだよ。南アフリカでのコンサートシーンは泣ける。

  • 鑑賞日 2013/11/15

    デトロイトに住む謎の歌手

    1970年代にアルバム2枚をリリースした後忽然と姿を消した歌手ロドリゲスの足跡を追いながら、アメリカでは無名の男が何故南アフリカでスーパースターに成り得たかの真相に迫る珠玉のドキュメンタリー作品。ステージ上でピストル自殺したという都市伝説が本人の出現で一気に崩壊していくカタルシスが琴線に触れた。南アではエルビスより有名というエピソードもコンサートの興奮を見れば納得。

  • 鑑賞日 2013/10/19

    シュガーマンの人生や人柄自体はとても興味深いが、売れなかったミュージシャンのドキュメンタリー映画としては例えば「アンヴィル」の方が好きだったり。

  • 鑑賞日 2013/10/10

    名曲と出会えた喜び

    ドキュメンタリーとは思えないほどにドラマチックな展開でおもしろかった。もちろん素材の良さだけじゃなくて撮影や編集の巧さもあるんだろう。街を歩くおっちゃん風の人まで絵になる喋りを披露するのが妙にスゴイ。 また、劇中の楽曲どれをとっても耳に残るメロディー、鮮烈な歌詞…聴くだけで「伝説と言われたわけだ」と納得できるのがなによりの説得力。映画のおかげで世界中の人が名曲に触れられるようになったのかと思うと感慨深い。

  • 鑑賞日 2013/3/16

    事実は小説より奇なり

    アメリカでは全く無名のミュージシャン、ロドリゲス。その彼は、何故か南アフリカではエルヴィス、ディラン以上の人気を保ち、彼が復活コンサートを行うまでの姿を追ったドキュメンタリー。これが実際にあった話なのだから、恐れ入る。製作者も、よくぞ作ったり。

  • 鑑賞日 2013/6/10

    【シュガーマン 奇跡に愛された男】質実なる人生とは

    質実に生きる事の尊さと芸術がもたらす人生の歓びを、穏やかに受け止めて周囲に派生させる男、ロドリゲス。 わちゃわちゃした毎日だけど、軸足ブレずに誠実に生きる事でしか、自分を報えないよね。

  • 鑑賞日 2013/5/20

    事実は小説よりも何とやら

     ドキュメンタリー映画の底力を観た気がします。世の中には丹念に調べると驚くべき事実が判明するケースがあるものなんですね。60年代の末、デトロイトの場末のバーの片隅で、ひっそりと歌っていたシンガー、ロドリゲス。プロデューサーに見出されて2枚のアルバムを発売するも、全く何の反響も得られないまま、業界から姿を消してしまいます。彼はステージ上で観客を前に拳銃自殺したという噂だけが、伝説として残りました。  映画は、その伝説が本当なのかという疑問から出発します。そして、調査の過程で、彼の歌が何と地球の反対側の南アフリカで、体制に反抗する人々のシンボルとして広く歌われている、という意外な事実を明らかにします。昨年、海外で時ならぬブームを巻き起こした由紀さおりさんを思い出しました。  更に調査を続けると、何とロドリゲスの娘と名乗る女性からの電話が。人生は本当に何でもありなんだなと思い、心が明るく、軽くなりました。

  • 鑑賞日 2013/4/3

    ほんとに奇跡のような映画体験。お伽噺のようなマジカルな物語、コレが実話なんだよ! 夢を追体験している感覚になる魔法のようなフィルム。幸せ。 なんというか甘美な世界っつうのですかね、奇跡に出会えた幸せをフィルムで追体験できるのですよ。

  • 鑑賞日 2013/5/4

    そのベース音に鳥肌!サントラ買っちゃった

    嘘のようなほんとの話。 その「ライブ」の一点に集約される構成にもってかれた。 音楽映画だから音楽が最強に輝く瞬間が撮れれば勝ち(5億点)だね。 良かった。泣いた。

  • 鑑賞日 2013/5/5

    感動しました。

    ★★★★★ シュガーマンって人の映画だと思っていましたらロドリゲスって人の映画でございました。 もちろん知らない人です。 いやあ、ロドリゲスの音楽も声もすごくいいですねぇ。 ドキュメンタリーの作りもいいです。 ネットで拾った情報によりますとこの映画途中で資金がつき、そのあとはiPhoneアプリで撮影されたんですって。 すごいですねぇ。

  • 鑑賞日 2013/4/29

    素晴らしい!これが実話とは。鳥肌が立つほど感動しました。何より人目や損得を気にすることなく穏やかに自分の生き方を全うしているロドリゲスに、人生をどう生きるべきかを教えられた気がします。音楽ファン、いや全ての人にとって必見の映画です。

  • 鑑賞日 2013/3/30

    かっこいいとはこういうことさ。

    シュガーマン 奇跡に愛された男 (Searching for sugar man) 2012年 英・スウェーデン  ★★★★★★★☆☆☆ 7点  この奇跡…。かっこいいとはこういう事さ。 http://ameblo.jp/katsuyahadaoka/entry-11501559584.html スタッフキャスト  監督/編集:マリク・ベンジェルール  製作:サイモン・チン  音楽:ロドリゲス 受賞  第85回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞  第66回英国アカデミー賞ドキュメンタリー賞受賞  2012サンダンス映画祭ワールドシネマ    ドキュメンタリー部門観客賞、審査員特別賞受賞 あらすじ  1970年代初頭に大ヒットを予感されデビューするも  上手くいかず、アメリカ音楽界から消え去った男。  アメリカでは誰も知らない男。  だがその男の曲はどういうわけか突如南アフリカで  反アパルトヘイトのシンボルとして爆発的にヒットし、  その男は地球の反対側でヒーローになった。  だが彼の事は曲以外何も分らず…、  彼の事を知るものはいない…。  その男も南アフリカで  自分がスターになっている事など知らず…。  その男、シュガーマンことロドリゲスに迫る  音楽ドキュメンタリー。  70年代デトロイト、  忽然と姿を消した幻のシンガー、ロドリゲス。  その歌が国と時代を越え、  南アフリカで奇跡を起こしていく。 感想  この奇跡…。  インターネットもない時代に、  しかもアメリカで全く売れなかった曲が  地球の反対側で大ヒット。  それがまたアパルトヘイトのイコンとなって  南アフリカの人々を突き動かしていく。って凄い。  そして今度はインターネットが  人と人とを繋げていく。凄い…。  奇跡は諦めない男の前にしか降りてこない。  諦めない事で初めて奇跡が起こるんだな。と感じた。  あきらめないおっさんナイス。  ロドリゲスはいちいち絵になる男だった。  そして、曲がヒットしなくても日雇労働でも、  何より心の豊かさに満たされた男。カッコいい。  これが本当のかっこよさか…。  この男になら奇跡が降ってくるべき!!と感じた。  曲ももちろん素晴らしい。歌詞と声が良い。  CD買うか。  南アフリカの人々の気持ちを分りやすく説明すると  マイケル・ジャクソンが生き返ったみたいなものか。  何回か挿入されるアニメーションで  戦場でワルツを、を思い出した。  おくりびとがアカデミー賞外国語映画賞取った時の  本命は戦場でワルツをだった筈だし、  戦場でワルツを観たくなった。レンタルあるかな…。 台詞  物語は終わりだと思ったら、始まりだった。  真実にしては出来過ぎてる。奇跡と感動の連続だよ。 コピー  驚くべき人生に胸が震える。

  • 鑑賞日 2013/4/28

    ロック界の都市伝説

    #361 シネマカリテ「シュガーマン 奇跡に愛された男」。南アフリカで大ヒットしたロックの名曲を生んだロドリゲスのその後を追ったドキュメンタリー。本国では芽が出ずステージで自殺したなどの都市伝説とは異なる彼の実像に鋭く迫っており今年度のアカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した。

  • 鑑賞日 2013/4/21

    人生の旅路

    1970年代、デトロイトにメキシコ系移民の ロドリゲスというシンガー・ソング・ライターがいた。 アルバム2枚を発売するものの 全く売れず(6枚だとか…!?)、姿を消した。 メッセージ性の強い、哲学的な歌詞は ボブ・ディランに近いと言われるが、彼より美声だったし、メロディラインも美しい。 そのアルバムがなぜか、アパルトヘイト真っ只中の南アフリカで発掘され、 反体制的な歌詞のため、発禁になるが… 巡り巡って 感動のステージへ… 奇跡のような 人生のストーリーですが、 感嘆するのは、その後も静かに日々の暮らしに戻っていく、 彼の生きる姿勢ではないでしょうか。

  • 鑑賞日 2013/3/27

    嘘みたいな本当の話

    薄ぼんやりしたおっさんが出て来た時の衝撃と感動

  • 鑑賞日 2013/4/16

    事実は小説より奇なり

    アメリカで鳴かず飛ばずの70年代のデトロイトのミュージシャンが、なぜか南アフリカでアパルトヘイトの抗議活動のテーマソングになったりして、爆発的に大ヒットした嘘のようなホントの話。 そして、ステージで銃の引き金を引いて死んだなどの死亡説が勝手に流れている中で、90年代になって、シュガーとあだ名される男が当のミュージシャンのロドリゲスの足跡を辿ろうとする。売れたレコードの金の流れを調べたり、彼を探すHPを立ち上げたりしても彼にたどりつけなかった。そんなある日、ある女性の書き込みがあった。ロドリゲスは私の父だと。そして、ケープタウンから電話をかけて、彼が生きていたことにびっくり仰天。遂に、南アフリカにまで、コンサートをするために呼び寄せる。 観客は熱狂。長女はそこで出会った警護の男と結婚までする。ずっと日雇い業者のような仕事で生計を立ててきた男が、夢を諦めずに遂に彼が求めるミュージシャンとしての姿を手に入れる。異国でだったけれども。 その後がすごい。その金を周囲の近しい人に分けてしまって、当の本人は質素に生活しているという。だいたい、南アフリカに着いても、高級ホテルでベッドに寝ずに、ベッドメイキングが大変だからとソファで寝てたというんだから、筋金入りだろう。ロドリゲスの人柄がインタビューやエピソードでとっても伝わってきて、ほっこりする映画だった。 ケープタウンのテーブルマウンテンなどの風景が個人的にはとっても懐かしく、アパルトヘイトでは白人の抗議活動や検閲にひっかかったレコードをかけさせないために、あらかじめ傷をつけておいて、絶対にかけられないようにしているなどがとっても興味深かった。また、その白人の抗議活動の中で、アフリカーンスの人々がロドリゲスに触発されて音楽で抗議活動をしていたのも印象深い。 映画では描かれていないが、この映画がきっかけでアメリカでも有名になり、本国のみならずヨーロッパやオーストラリアなどでもコンサートして、ミュージシャンとしての仕事が増えたようだ。とっても良い話。 アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞や、英アカデミー賞ドキュメンタリー賞など、数々の映画祭を受賞している。

  • 鑑賞日 2013/4/11

    まさかの涙

    基本的に映画でよくウルッとはくるけど泣くほうではない(動物系は除く)のですが、途中涙が止まらなかった。拭っても拭っても涙が溢れてきて自分でも驚きました。ロドリゲスの魂があまりにも美しかったから身体が反応してしまったのかな。汚れがちの心を浄化させてもらいました。彼の音楽もとても素敵だった。

  • 鑑賞日 2013/4/9

    人生は映画なり

     近年グローバル化の進行で、人びとは世界を相手に勝たなければならないとよく言われている。世界を相手とするとなるとオンリーワンになることが難しくなり、膨大な人びとの中でナンバーワンを目指さなくてはならなくなる。それ故に、シャイ国家日本では特に「受動的でなく能動的に活動せよ」と言われる。しかし、人生は多種多様に満ちあふれている。こんな受動的な物語、あるいは諦めの物語もあって良いのではと感じた。  アメリカでは知名度がゼロに近いぐらいの歌手ロドリゲス。全くヒットしなかったため、工事員として厳しい生活を送っていた。しかし、アフリカではアパルトヘイトのシンボルとしてボブ・ディランを超える人気にあったのだ。ロドリゲスはそのことを全く知らない。そして20年後、ロドリゲスのファンが彼を見つけ出し、アフリカでのライブへとこぎ着けたという話である。  諦めていた音楽活動を再び始める原動力は「ファンの存在」である。人生とは、人と関わるものである。自分の人生は純粋なファンが多ければ多いほど新しい道へ開拓しやすくなり楽しいものになる。そしてファンを増産するためには「事」や「物」が必要である。  ロドリゲスは確かに音楽活動を諦めた。しかし、彼はちゃんとアルバムを出していた。だからアフリカでファンを増産でき、素晴らしい転機が訪れたのだ。  「釣りバカ日誌」のハマちゃんだって、ビジネス接待はあまりしないけれど、「釣り」を通じて「事」を売っている。だからハマちゃんのファンが増えて、事業の依頼が舞い込んでくるのだ。  暑苦しく能動的に自分を売り込んだら疲れるし、売り込めなかったときの反動が大きいけれど、「事」や「物」を生産しといて、釣りのように気長に待つという限定能動は心身共にダメージが少ないからいいなと感じた。  そしてロドリゲスの音楽に惚れた。結局、都市伝説の究明はされていなかったけれど、ロドリゲスのドラマティックな人生と音楽に胸を躍らせる作品でした。  

  • 鑑賞日 2013/4/3

    音楽が心地よくて、始まって早々にうつらうつらしてしまったのだけど、中盤起きて展開にびっくりした。 ロドリゲスは音楽の才能だけでなく、人となり、スタンス、度胸、どれをとってもすごい。すごい人だ。

  • 鑑賞日 2013/4/5

    幸福感に満ちた作品

    「人間蒸発」と「アンヴィル!」を混ぜたようなドキュメンタリーだが、幸福感に満ちた作品なので後味は良い。ロドリゲスの人間性に起因しているのだと思う。南アフリカのアパルトヘイト政策に改めて怒りを覚える。

  • 鑑賞日 2013/4/3

    最高の大物

    TV番組でも取り上げられていたので内容は知っていたが、 南アフリカでの1stステージの開幕シーンでは涙が止まらなかった。 大きく取り上げられても、自分の生き方を変えない主人公ロドリゲスは最高の大物だ。 水曜サービスデーのためか、 平日昼間にもかかわらず7割程度の集客で、 なかなか盛況だった。

  • 鑑賞日 2013/4/1

    運命

    不遇のミュージシャンの話なのだと思っていたら、優しい幸せを伝える映画でした。 強烈な才能と運命が彼を彼を求めている場所へ連れていった軌跡を知ったとき、不遇だとは言えなくなります。運命ってあるんだなあと思いました。 ほぼおっさんが話してるだけなのに、構成と歌のおかげで、ドラマチックなつくりになっていて楽しめました。 見終わってからもじわじわきます。見て良かった。

  • 鑑賞日 2013/3/29

    美しき運命のイタズラ

    設定は事前情報以上でも以下でもないけれど、興味を引くことは確か。 内容は更に興味深い。 ビッグ・イン・ジャパンはしばしばあるけれど、それが南アフリカで起きたという謎が 解きほぐされていく描写から目が離せない。 そして、ロドリゲス本人がやたら飄々としてて、「ヒットメーカー」らしき 自覚がないのも面白い。 こういう運命のイタズラって、推理小説のようで見ていて楽しいよね。

  • 鑑賞日 2013/3/27

    「不在」から「不動」の中心へ

    本作はロドリゲスという存在の位置づけが非常に巧い。 これは本人の「人物」に深く迫ろうとするドキュメンタリーではない。 逆に彼が無自覚に周囲へ与えた影響にスポットを当てている。 「人物」ではなく「人物像」にとどめた、ロドリゲスという中心との距離の取りかた。 この構造こそが、本作の成功した最大のポイントだ。 前半はミステリー仕立てで、ロドリゲスの数奇な人生という「物語」に迫っていく。 ここで常にロドリゲスという存在を、煙や霧や影を巧みに使い、ミステリアスに描いているのがまた巧い。 そして不在だと思われていた人物が、実際に実在した感動。 さらに「オレだけがロドリゲスを評価してる」と思っていた人間が、地球の裏側に同じ考えを持っていた人間と繋がる興奮。 この二重のカタルシスを用意しているからこそ、映画として大変見やすい。 当人たちへのインタビューの熱量や高揚感が、全編にわたって「多幸感」を生み出すことに成功しているのだ。 後半は英雄凱旋による「音楽の力」をストレートに爆発させる。 演出込みで「シンボル性」「カリスマ性」の高まったロドリゲスを、生で見ることができる。 それだけで皆の、そしてロドリゲス自身の、感動や興奮が手に取るように伝わってくる。 説明言葉に頼らず、人々の表情で全てを物語らせる構成の妙。 そして「事実は小説より奇なり」と言っても過言ではない人生そのものの力に頼っている点も素晴らしい。 ここでもカタルシスがきちんとライブシーンで爆発する作りになっているのだ。

  • 鑑賞日 2013/3/26

    生き方

    正直、ドキュメンタリー映画としては特に何か目新しいものがあったわけでも、 心に刺さる真実があったわけでもない。 まぁ、曲はいいですが。 ただ、この「シュガーマン」の生き様がカッコいい。 言うが易いですが、「ブレない」生活が良かったです。

  • 鑑賞日 2013/3/25

    音楽は国境を越え、人々の人生を変える

    南アフリカの人にとってロドリゲスがどれほどのスーパースターかを示すエピソードとして、当時ビートルズの「アビーロード」とサイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」とロドリゲスのアルバムをみんな持っていたというのが紹介される。どれほどすごいかがわかろうというものだ。 ロドリゲスが雪道を歩くときに流れる楽曲の美しさに衝撃を受けた。 過去の時代の遺物ではなく、今でも聞く者の心をとらえる力を持っていることに驚く。 アカデミー賞ドキュメンタリー部門受賞。

  • 鑑賞日 2013/3/24

    セールス記録を超えて評価される真の音楽

    何よりロドリゲスが70年代に残した楽曲が素晴らしい。当時の全米ではほとんど売れなかったが、セールス記録と楽曲の良さは決してイコールではないことを証明している。本作ではそんなロドリゲスの人生を見事に織り込んでいる。観終わったあと、間違いなく優しい気持ちになれる傑作だ。

  • 鑑賞日 2013/3/20

    CD買うなら今でしょ

    アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した「マン・オン・ワイヤー」の製作者サイモン・チンの作品だからか、同様に再現アニメも加えた明確なドラマ仕立てのドキュメンタリーとなっているが、伝説の歌手ロドリゲスの真相探しのミステリ的面白さも劇的な後半の展開も圧巻のさらに感動的な作品となっている。本国では無名だったのに70年代以後の南アフリカのアパルトヘイトへの抵抗運動に大きな影響を与えた当時の歌曲は(歌詞は過激だが)味がある。けれども、年齢を経た現在のロドリゲスの謙虚で達観した生き方がさらに素晴らしい。

  • 鑑賞日 2013/3/20

    思いは海を越えて

     「ある人の作品が死後に初めて大きく評価される」という事態は歴史上頻繁に見られる。同様に「本国ではまったくヒットしなかった作品が他国で爆発的な人気を博す」ということもまた、ありうることではあろうかと思うが、こうやって事実を突きつけられると、芸術作品に対する評価は、時代や地域によって影響を受けるものだということを痛切に思わずにはいられない。  1960年代末のデトロイトで見いだされ、レコードデビューした一人の歌手・ロドリゲス。その才能を高く買われていたものの、商業的には大失敗に終わり、わずかアルバム2枚で表舞台から消える。  しかし、一人のアメリカ人が、彼の音楽を携えて南アフリカに渡ったところ、反アパルトヘイト運動に携わる若者たちの感覚とマッチし、時代を反映する音楽として大ヒット。いつしか、南アフリカでは、ロドリゲスはコンサート中にステージ上で拳銃自殺をして命を絶ったと信じられていた…  良い作品は必ずどこかで誰かに評価される、というお伽噺のようなお話。物語の後半で明らかにされるロドリゲスの人生が非常に良く、一服の清涼剤のような清々しさを感じさせる。企業戦略だとか、マーケティングだとか、そういう商業ベースの理屈を軽々と越えてしまった事実の大きさに感服。

  • 鑑賞日 2013/3/16

    こんなドラマティックなことが本当にあるのか

    1970年代に発表されて、地元アメリカで全く売れなかったアルバムを発表した歌手が、どのような経緯かわからないまま、南アフリカで爆発的にヒットしていた、という事実を追ったドキュメンタリーで、その歌手ロドリゲスは、南アフリカではビートルズやプレスリー並みに有名でありながら、正体不明である為に、ステージ上でピストル自殺したとか、刑務所に入ってるとか、いろいろな伝説が生まれて、アルバムが出来てから二十年以上経ってロドリゲスを探そう、ということになったら、なんと娘から連絡が来て、デトロイトで工事現場の日雇いの仕事をしているとわかる、というところまででも十分驚きですけど、凄いのはここからで、家族と共に南アフリカに招かれたロドリゲスは、自分のアルバムがそんなに売れているとは知らないし、実感も無いから、VIP待遇で迎えられて、コンサートも超満員なことに、娘たちはびっくりしてしまうけど、ロドリゲス本人は自然体で淡々と歌う喜びを噛みしめている、というのが、とてもいいというか、カッコいいですね。こんなドラマティックなことが本当にある、というのが驚きですが、もしロドリゲスが正規のルートを通じて南アフリカでブレイクして、大スターになっていたら、どのような人生を歩んでいたでしょうね。

  • 鑑賞日 2013/3/16

    奇跡に感動

    70年代初頭に男が出した2枚のLP、本国アメリカでは全く売れなかったが、本人の知らないところで、海を越えて南アフリカでビートルズ級の大ヒットし、アパルトヘイトに抵抗する人々に力を与えていた。 これだけでも奇跡的だが、本当の奇跡はこのあとに起きる。 驚きの展開。 南アフリカでおきた奇跡のような実話と男の生き方、人間性に感動。 力を貰える映画でした。 ただ、1998年におきた奇跡を何故今なのかというのを期待したが、特に無かったのが残念。

  • 鑑賞日 2013/3/16

    まさに奇跡のような話

    本当にこんなことがあるんだという驚き。まさに奇跡のような話である。見る前からどんな内容が知っていたのであるが、構成が巧みであるため、当事者たちの喜びがビビッドに伝わってくる。後半から涙が止まらなくなりました。 音楽の成功は商業的ベースだけでは計れない。今、届かないものが、時代を経て国を経て届くことがある。音楽はやはり素晴らしいと実感。この興奮は中村義洋監督の『フィッシュストーリー』を想起させました。