PROGRAM

放送作品情報

アイム・ノット・ゼア

I’M NOT THERE 2007年 アメリカ / 136分 ドラマ 音楽映画

[PG-12]6名の豪華キャストがボブ・ディラン役を熱演!伝説の実像に迫る異色の音楽ドラマ
放送日時
2019年08月04日(日) 深夜 00:45 - 03:15
2019年08月15日(木) 07:00 - 09:30
2019年08月27日(火) 深夜 03:30 - 06:00
解説

ボブ・ディランの様々な側面を投影した6人の人物をヒース・レジャーら実力派俳優が競演する異色作。フォークからロックに転じた歌手をケイト・ブランシェットが男装で熱演し、ヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞。

ストーリー

ギターを抱えて放浪の旅を続ける11歳の黒人少年ウディは、歌うことの意味を見出していく──。1960年代に社会派フォーク歌手として人気を得たジャックが、突然音楽シーンから姿を消してしまう──。ジャックの伝記映画で成功を収めた俳優ロビーは、すれ違いを続ける妻との離婚を決意する──。フォーク歌手だったジュードは突然ロック・スタイルを取り入れ、ファンやマスコミから激しいバッシングを浴びる──。

監督・原案・脚本

トッド・ヘインズ

出演

クリスチャン・ベイル
ケイト・ブランシェット
マーカス・カール・フランクリン
リチャード・ギア
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
PG-12
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/11/24

    多様なディランを

     ボブ・ディランを6人の役者で演じ分けた実験的なアプローチの意欲作ということだが、わかりにくいことこの上ない。そもそもボブ・ディランという名前も映画には一切登場してこない。この名前自体も本名でないのだから別に構わないが、ジャックやジュードとその都度変わる。さらにはビリー(ビリー・ザ・キッドのことか)と変化していく。  それぞれのエピソードも錯綜させて語る方法も分かりにくさに繋がる。ボブ・ディランというカメレオンのように多様な側面をもった人物の人生を語るのに、監督のトッド・ヘインズはこういった演出を採用したのだろう。でもそれがうまくいっているとは自分には思えなかった。  確かに枠にハメられることを嫌い、自分の詩魂の赴くままに語り、歌う姿は唯一であり、演者が変わったとしてもディランの存在感はそこにあるのだけど。  これは伝記映画として見るよりも、6人それぞれのオムニバス映画風に見た方が座りが良いように思える。そうすることで最終的にこのディランという人物の全体像が見えてくるというか。  6人の中ではまさかのケイト・ブランシェットのディラン像に驚く。しばらくの間彼女とは気がつかなかったが、演じた中ではディランらしさが一番あったのだから気がつくのが遅れたのも無理はなかろう。  ボブ・ディランを伝記的に知りたいのならスコセッシ監督の「ノーディレクション・ホーム」を見るのに越したことはないと思う。

  • 鑑賞日 2013/5/23

    ディランを知りたい人には欲求不満が残る

    今まであまりピンときていなかったボブ・ディランの魅力がわかるかなと思って観たのだが、この映画はそのように単純にディランを知りたいと思う人向けには作られていない。なぜならそこには生身のディランは見当たらないから。作品で描かれているのは、時代がディランに与えた様々な意味の表現であり、「ディラン」そのものではない。ディランはそういう風に描かれるべきだと監督は考え、きっとディラン自身もそれを望んだのだろう(=アイム・ノット・ゼア)。そんな気持ちはわかるが「知りたい」と思って観る人には欲求不満が残る作品。

  • 鑑賞日 2018/4/16

    ディランファンじゃないと見れないし

    リッチーヘヴンスにはアガッタな。一種パスティーシュだが、歌の内容、ディランの個人史、さらには役者の顔ぶれとかの基礎知識がないと全くわからないだろう。ケイトブランシェットが凄いんだ。

  • 鑑賞日 2017/5/20

    そこにディランはいない

    ディランの多面性を6人の俳優がそれぞれ異なるアプローチから異なるキャラ(流行歌手であったり、俳優であったり、実生活者であったり、Bザキッドであったり)を通じて描いている。ただそこにディランがいるわけでもなく、それに感化された監督をはじめとするディランのようなものがあるだけで、そこに彼はいないのだ。 時代背景やデイランに関する予備知識がないと楽しめない作品だが、知っているからといって十分に楽しめる作品でもない。 部分的に楽しめればいいくらいに考えればいいのではないか。

  • 鑑賞日 2017/5/6

    70年代のローリング・サンダー・レビューの頃からのボブ・ディランをリアルタイムで知っているが、この映画はディランの人物像ではなく、単なるネタとして扱った企画ものの失敗作である。ディランを知らない人にはハリウッドの知られた俳優が次々に出てきて面白いのだろうけど。 特にケイト・ブランシェットが男装したディランは、髪型とサングラスが同じだけでそんなに本人に似ていない。 ディランもよくこんな愚作の映画化に許可を出したものだ。ノーベル文学賞受賞の顛末でも感じたが、音楽以外は結構適当な人なのかもしれない。

  • 鑑賞日 2017/2/11

    ケイト・ブランシェットに脱帽

    自分はボブ・ディランは全く通っていません。 曲は何かしら聞いたことはありますが、耳にしたことがあるという程度。 なので曲も全然知らないですし、どんなことを歌っているのか、ボブ・ディランがどういった人物なのかということもほとんど知りません。 この作品が公開当時、ボブ・ディランの半生を6人の俳優がそれぞれ演じるということで話題になったことは記憶しています。 ただ、それさえも知らずにこの作品を観たらかなり摩訶不思議であったでしょうね。それを知ってても摩訶不思議でしたから。 6人の俳優がボブ・ディランをモデルとした6人の人物を演じる、という形式なのでよりオムニバス性が高まっており、監督までも違うのではないかと思えます。 一貫しているのはその音楽ですが、一人の人間を6人に切り分けて全く別のアプローチで表現し、それを重層的に重ねて見ることでボブ・ディランを再構成するというのは非常に面白い手法だと思います。 ちゃんとボブ・ディランを通っていて彼の音楽や曲、詩の内容が理解できていれば何倍も面白く観られたのでしょうねぇ。 それでもメディアパッケージのジャケットにも使われているケイト・ブランシェットのパートが非常に鮮烈です。 もう少し宝塚チックな女性が男性を演じてる感があると思ったのですが、流石は世界のトップ女優の一人。その硬質な美貌と演技力が相まって全くそんなことは感じさせない、ジュードという男性ミュージシャンにしか見えませんでした。逆にその中性感が非凡な存在感というものを表現していて素晴らしいものでした。

  • 鑑賞日 2017/2/3

    個体を断片で表現する

    音楽人生映画。 オムニバスを同時進行で絡ませた作り。 個を多角的に描く手法。 其々のキャラクター毎にキャスティング。 ジャック・ロリンズ。砂の粒。ポートレートの羅列。 さながら長編ビデオクリップ。 ビリー・ザ・キッド。分身達が夢見た世界の実現。 トラディッショナルへ。

  • 鑑賞日 2016/10/16

    1人が6人の別の人になる

    6人の役者がボブディランを演じるわけではない。ボブディランの人格を別の人間として演じる。というのがこの映画で、なかなか面白い挑戦であり、実験的であり、芸術的ではあるのだが、それゆえに全体的にストーリーを追おうとすると、なかなかしんどい。一人の人間も変遷していく。同じ人間のようであったり、同じ人間には思えなかったりということはあるだろう。そういう意味では、それぞれの断片が違う人として描かれるというのは、案外突飛なことではないのかもしれない。もっともポピュラーなボブディランの断片を演じたのがケイトブランシェットで、そのなりきっている感はすばらしい。彼女(ここでは彼?)のおかげで、映画を追いかけるしんどさは、かなり緩和できたと思う。

  • 鑑賞日 2016/10/16

    ボブ・ディランとは誰か

    近年のクリスチャン・ベール出演映画の中であまり興味を持てずに保留していた内の一本だが、タイミング的に今しかないだろうと思って鑑賞。ボブ・ディランに関する知識は皆無で曲も全く聴いたことはない。 6人の俳優がそれぞれ異なったイメージのボブ・ディランを演じるという、伝記映画としてはかなり実験的なコンセプト。単純に年代で分けるわけでもなく、ケイト・ブランシェットに至っては性別すら超えてしまっているわけだが、全員がボブ・ディランという多様性に富んだ人物の一面を体現しているのだという。試みは面白いと思うし、そういう回りくどいことをしないといけないような掴み所のなさこそボブ・ディランである、ということなのだろうが、ファンではない人間からするとどうにもノり切れない構成だ。 期待していたクリスチャン・ベールも、役所としてはフォークシンガーとして乗りに乗っているカリスマ性溢れる一面をを演じているのだが、いかんせん出演シーンが少ないし短い。というか、6人の物語が並行していながらも、ケイト・ブランシェットの印象が強すぎて他がかなり隠れてしまっている。出演時間もおそらく彼女が一番長い。 要所要所で流れるボブ・ディランの楽曲はなかなか良い雰囲気で、そこだけ切り取るとプロモーションビデオめいている。楽曲を知るには良いかもしれないが、やはりファンムービーの色が強く、教養としての伝記映画として観る分には不向きだろう。

  • 鑑賞日 2015/12/1

    ケイト・ブランシェットのディランに惚れた!

    6人の俳優(ベン・ウィショー、マーカス・カール・フランクリン、クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、ケイト・ブランシェット、リチャード・ギア)が6つのステージのディラン(詩人、アウトロー、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター)を演じ分けている。 映画『はじまりのうた』(2013年:監督・脚本 ジョン・カーニー)で音楽プロデューサーのマーク・ラファロがシンガーソングライターのキーラ・ナイトレイに「君が本物だと思うアーティストは誰だ?」と聞くと彼女は真っ先に「ディラン」。それに対してマーク・ラファロは「あいつこそ印象重視だ。髪型にサングラス、10年ごとに変えてる」と答える。 なるほど、アイム・ノット・ゼア・・・私はそこにいない・・・。 時代とともに変化するディラン。しかし、歌作りの核は変わっていないディラン。 『風に吹かれて』でディランを知り、今でも時々ディランを聞いている、色褪せないディラン。 『アイム・ノット・ゼア』の中で一番好きなのはケイト・ブランシェットのディラン。彼女はこの作品で第64回ヴェネチア国際映画祭女優賞・審査員特別賞、ゴールデン・グローブ賞の助演女優賞を受賞!

  • 鑑賞日 2015/1/5

    ひたすらツラかった・・・。

     ケイト・ブランシェットが出てなかったら堪えられない。独りよがりの編集・・・。難解と言ってよいと思う。

  • 鑑賞日 2012/5/22

    うーん…

    難解といーか、なんとゆーか… まあ… 難解にも、ほどがある?

  • 鑑賞日 2008/5/11

    まとめようとしていないのがいい

    ボブ・ディランの様々な側面を六人の俳優が演じたトッド・ヘインズの野心作で、ロックスターとしてだけではなく、映画スターとして、ウディ・ガスリーやビリー・ザ・キッドとして登場したりして、それぞれタッチを変えているのが興味深いですね。中でもオスカーノミネートのケイト・ブランシェットの評価が高いようですが、個人的には彼女のパートが、フェリーニの「甘い生活」辺りのタッチで描かれているのがとても面白かったです。結局いろいろな側面から描きっぱなしでまとめようとしなかったのは、なんとなくこの作品にはふさわしいように感じました。

  • 鑑賞日 2014/2/14

    音楽はいいんだけどそれぞれのストーリーの関連性とかわからなかったな。

  • 鑑賞日 2013/4/22

    う~ん。

    ダメでした。 それぞれがいい味出していると思うけど、それに6つのいいお話ではあるけど、終始私には退屈な話でした。 一人の人を題材にしていることはわかっていたけど、いざ見てみると・・・。

  • 鑑賞日 2008/5/25

    時代の空気は感じたが...

    ボブ・ディランなる時代の寵児の持ついろいろな局面を6人の俳優が夫々に演じ分ける趣向は面白かったけど、そのぶん主人公像が散漫になる印象は避けがたかった。六つのエピソードを連携させる描写の核が欲しかったような気もする。ロックに傾倒し聴衆に反発されたフォークの神様が腕に抱えたエレキギターならぬ機関銃を客席に向かってブッ放つ図なぞは、当時の<先鋭なる>ニューシネマあたりでよく見かけたイメージで、トッド・ヘインズは時代の空気を巧く拾い出してはいるのだが。6人のディラン像の中ではやっぱりケイト・ブランシェットの印象が一番鮮やかだった。

  • 鑑賞日 2010/5/22

    人間の持つ多面性

    1人の人物を様々な人が演じる・・・・・6人とも名前も違うし、やってる事も違う。 だから予備知識なしでみると、同じ人物をさしている話だというのは絶対にわからないと思う。 ボブ・ディランの事をほっとんど知らない私だけど、人から評価されるのが嫌いなんだろうなぁと思った。 「キミはこんな人なんだね」と枠組みされるとそこから抜け出したくなる人だと感じた。 音楽も色んなサウンドがあり、ファンから「裏切り者」と呼ばれるのも不思議ではないような気がした。

  • 鑑賞日 2011/1/6

    ケイト・ブランシェット!

    ボブ・ディランはまったく知らないけど、 ケイト・ブランシェットが演じる彼はめちゃめちゃかっこよかったな。

  • 鑑賞日 2010/9/11

    6人のボブ・ディラン

    自分のBLOGより> 今回は、ボブ・ディランの伝記映画を観ました。 ...とは言っても、厳密にはボブ・ディラン物語 のオマージュと言っても良い。 まずボブ・ディランを6人の人格に分けて、 群像劇のように交差させる。 さらにモノクロとカラーを交差させることにより、 まるでパズルのような刺激を生み出す。 ごく普通の伝記物には決してないシチュエーションである。 ボブ・ディランについて予習していなかったので、 疑問ばかりでしたが、 映像とフォークの洪水に酔えて良かったです。 ところでこの作品、ブーイング描写がメチャクチャ上手い。 本物に近いブーイング描写の連続も この作品をすばらしくした要因の一つと言えよう。

  • 鑑賞日

    He was there.

    6人ものボブ・ディランのスピリットを持った者たちが順々に現れ、 彼の言葉を奏でていくのに、彼はそこにはいない。 いるのはどこまでも虚構の6人のボブ・ディランで、 様々な人種、性別を超えてディランの魂は存在することを謳っている。 トッド・ヘインズはどこまでも音楽と相性が良い監督だ。

  • 鑑賞日 2008/6/14

    60年代から70年代の物語

    彼の代表作のひとつ「風に吹かれて」のジャケットの 写真と同じシーンが登場する。 ただし、正面からではなく、俯瞰で捉えられている。 リチャード・ギア演じるビリーとは当然、ビリー・ザ・ キッドのことで、ボブ・ディラン自身が俳優としてペキ ンパの「ビリー・ザ・キッド21歳の生涯」に脇役である が、出演していることからのものであろう。 シャルロット・ゲンズブールが重要な役で出演している ことから、60年代から70年代にかけて俳優、歌手、そして スキャンダル・メーカーとして時代の顔であったジェーン・ バーキンの存在が浮かび上がってくる。 この映画はボブ・ディランの6つのイメージと共に60年代 から70年代を浮かびあがらせるのである。