PROGRAM

放送作品情報

オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜

ALL IS LOST 2013年 アメリカ / 106分 アドベンチャー ドラマ

ロバート・レッドフォードが圧巻のひとり芝居!大海原での孤独なサバイバルを描く極限の人間ドラマ
放送日時
2019年11月05日(火) 深夜 03:30 - 05:30
2019年11月14日(木) 06:00 - 08:00
2019年11月25日(月) 19:00 - 21:00
解説

大海原に取り残された男のサバイバルを、ロバート・レッドフォードがセリフもない一人演技で熱演し、生きる希望と執念を体現。全編を水上で実際に撮影し、サバイバルの過酷さと緊張感をリアルに体感させる。

ストーリー

インド洋を単独航海していた自家用ヨットが、ある日、海上の漂流コンテナと衝突。ヨットの船体に空いた穴から浸水し、無線などの通信機器も故障してしまう。ヨットに乗っていた男は応急処置で穴をふさぐが、猛烈な嵐に見舞われてしまい、浸水したヨットから救命ボートで避難。他の船も陸地もまったく見えず、飢えと渇きに苦しみ疲労が募っていく中、男は生き残るためにできることをすべてやり尽くそうとする。

監督・脚本

J・C・チャンダー

出演

ロバート・レッドフォード

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2019/3/31

    映画館で見てたんだ

    テレビだから老人顔がはっきり移されるので痛々しい。

  • 鑑賞日 2014/3/21

    誰かに見つけてもらうために

    人は誰かに見つけてもらうために泣き叫ぶ。孤独であることの残酷さはそんな感情を露わにする意味さえ奪うことか。宇宙空間の絶対的な無力感と違い、海は時には思わせぶりに人を弄び、冷静な老人の心を徐々に壊わしていく。沈んでいくヨットを茫然と見つめる眼差しに男の生き様が見え隠れして、初めてレッドフォードが愛おしくなった。

  • 鑑賞日 2017/3/20

    登場人物一人芝居

    登場人物一人、更に場所はヨットと救命ボートの中だけ、会話も独り言だけ。だけど結構見ごたえがあった映画だ。ヨットマンは、もっと装備の事前勉強はしておいた方がいいでしょうね。アナログの天測儀や非情花火の使い方など。海水から真水を作る方法には感心しました。

  • 鑑賞日 2016/9/12

    好きな映画です

    セリフはほぼ一言!出演者もひとり!! それでも主人公の性格や愛着や歴史が伝わってくる。 海のことも知らないけど、なんかクルージングの何たるかがわかる気もしてくる魔法アリ。

  • 鑑賞日 2015/8/29

    淡々と漂流してた

    ロバート=レッドフォードが延々と漂流するお話。次々に襲い来る危機に淡々と対応するロバート。特に山場はないけど、最後まで飽きずに見られた。

  • 鑑賞日 2014/9/24

    ひとり芝居

    出演者は一人、台詞はほとんどナシ、舞台はただただ海、そんな条件で1本の映画として成立させてしまうのは本当にすごいと思う。 人によっては退屈と思えるだろうから、観る人を選ぶ映画だろう。 虎も乗っていない、鯨やサメが襲って来るわけでもなく地味ではあるが、見終わってからあと引く感じがする。

  • 鑑賞日 2016/3/1

    ただ黙々と

    船内で寝ていたところ、船内が水浸しになるところからスタート。なぜ船の旅をしてるのか、なぜ1人なのか、など一切説明はなく、漂流物で船に穴が開き、緊急状態になりながらもひとつひとつ淡々と冷静に 対処していく。完全なるひとり劇。久しぶりに無線に話しかけた時に声が枯れてて出なかったのはリアルだなあと思った。自分の船を捨てていく気持ち、ゴムボートの近くに大型船が通るも気がつかれなきゃ気持ち、そりゃ思わずフ◯◯クって言いたくなるわ。どん底の中海の中から見た光とは。差し伸べられた手。ラストがいい。

  • 鑑賞日 2016/2/25

    出演一人(笑)

    インド洋上を単独航海する自家用ヨットが漂流するコンテナに衝突し、人生の晩年を迎えた男の運命が一変する。舞台は大海原で、登場人物は一人だけ。台詞もほとんど無きに等しい。アメリカの新鋭J・C・チャンダーが監督した「オール・イズ・ロスト」は、情報や演出を削ぎ落とし、シンプルを極めたドラマのように見えるが、脚本にはこの監督の洞察や計算が巧妙に埋め込まれている。 男はタイトルが示唆するように最終的にすべてを失うが、それまでには手元に何を残すかという選択がある。彼は激しい嵐で大破したヨットから救命ボートに乗り移るときに、水没した船室に潜って、封も切られていないある箱を持ち出す。中身は六分儀で、説明書を読む姿からそれを使ったこともないことがわかる。もはや漂流状態で、無線も失っているのに、六分儀で現在地を確認してどうするというのか。 そこで思い出すのが、大海原がインド洋であることだ。ジャーナリストのロバート・D・カプランが「インド洋圏が、世界を動かす」で書いているように、グローバル化はコンテナ輸送に依存し、世界のコンテナの半分はインド洋を通過している。そんな海域であれば、中国製のスニーカーを積んで漂うコンテナに衝突することもあるかもしれないが、同時に航路も存在する。この男は絶望的な状況のなかで、感情を表に出すこともなく、ハンターのように救命ボートが近くの航路を横切るタイミングに備えようとする。 おそらくこの男は、これまで人の力というものを信じて人生を切り拓いてきたに違いない。そんな彼にとっては、手紙が物語るように自分の限界を知ったときがすべてを失ったときになるが、世界は人の力だけで動いているわけではない。男は本当にすべてを失うとき、なにかを悟ることになる。

  • 鑑賞日 2016/1/18

    心意気は素晴らしい

    100分以上、ほとんどセリフはなし。 幾らロバートレッドフォード主演というか、彼しか出演していないが。 だとしても、なかなか通る企画ではないと思う。 そういう意味では凄く冒険しているし、戦ってはいると思う。 しかし、内容はそれとは別で、やはり退屈でないと言えばウソになる。 特に前半から中盤にかけては、緊張感もまだそこまでないので、 どうしても退屈してしまう。しかも冒頭で少し先のネタバレもしてるし。 ただ、不思議なもので100分近く主人公を見ていると自然と感情移入からか、ラストは彼の行動に一喜一憂。 心を折らずに最後まで一人で押し切った甲斐があったと思う。

  • 鑑賞日 2015/11/10

    サバイバルを味わいたいなら◎

    音楽も静かだし、ほとんどセリフなしでストーリーが進む。 これを観ると人間って大自然の前では本当に無力だと改めて思う。そして本当に水が大事なのだと思った。 大海原へ出る際は、遭難対策をきちんと行いたくなるそんな映画だ。

  • 鑑賞日 2015/12/1

    ロバート・レットフォード

    ロバートレット・フォードの一人芝居。セリフもほとんどない。それなのに飽きさせない。さすがロバート・レッドフォードだと思った。この年齢だから出せる皺の感じとか、深みがあって本当によいのです。

  • 鑑賞日 2015/11/18

    70年代を代表するイケメン俳優だったレッドフォードも皺だらけの爺ちゃんになったが、この作品では只一人の登場人物として頑張っている。名前も過去も語られない男がほぼ無言で海でのサバイバルに立ち向かうが、二隻も貨物船が通り過ぎるのに救命ボートに気が付かないというのも酷い話。市販のサバイバルキットが、実際はあまり役に立たないというのも勉強になる。

  • 鑑賞日 2015/10/5

    個人的には微妙

    ロバートレッドフォード主演だったから観たけれど 内容はうーーん。。かなぁ。 てかロバートレッドフォードしか出てこないんかい!ってゆうね。。 なんかダラダラとドキュメンタリー見てる感じ。 私の中で主演男優喋らないランキング1位に輝きました。 カートラッセルの『ソルジャー』の上行ったわw

  • 鑑賞日 2015/6/11

    バージニア・ジーン

    出演者はロバート・レッドフォードただ一人。舞台はスマトラ海狭から3150㎞の大海原。名前も背景も語られない老人の、孤独な8日間のサバイバルが繰り広げられる。冒頭の独白、無線でのSOS、嘆きの言葉以外、セリフがない。状況説明してしまうよくありがちな独り言も全くなく、実にリアルな作品だ。ただ、その為に何をしようとしているのか分からないシーンもあったことは確か。だがそれは問題ではなく、苦難を乗り越えようとする男の孤独な闘いを、ただひたすら共に感じ取れればいいのだろう。 難破の原因は漂流していた巨大コンテナとの衝突だが、広い海の上で実に運のないことである。溢れ出る大量の積み荷が、全く役に立たないのが空しい。船体に開いた穴が痛々しく、無線も電気系統もやられ、生き残るためにやらなければならないことが多くて忙しい。 大自然の猛威は、ちっぽけな人間一人のことなど気づいてもいない。遠くに見える黒雲と、聞こえる雷の音に不安を募らせる。次々と襲い来る困難は、生き残る価値があるのかどうか、天から試されているかのようだ。漂うボートを、引きの画で捉える孤独感が堪らない。ボートの下に集まりだす小さな生き物たち。それが小魚を集め、より大きな魚も寄ってくる。更に…。下から海面を見上げるショットも効果的。 巨大な船が接近してきても、小さ過ぎてなかなか気づいてもらえない。期待と不安が入り混じるレッドフォードの表情が何とも切ない。これまで淡々とピンチを乗り越え、耐えてきた男の心が壊れる絶望の一言も、誰も聞いてはくれない。 やれることはやった。それでも全てを失ってしまう無情さ。これで助からなければ、我々は何の為に生きようとしているのだろう。しかし、誰もがいつか必ず死ぬ。どんなに苦労を積み上げてきても、やがて全てを失ってしまうことに変わりはない。さて問題は、水中からの映像が美しいラスト。これは画面通りに受け取っていいものか。解釈は人によって異なるだろう。邦題のサブタイトルが、「最期」ではなく「最後」であることは、考えてつけられたのかは疑問であるが…。

  • 鑑賞日 2015/4/18

    映画はアイディアだ!

    船が台風に出会うスペクタクルはあるものの、全編レッドフォードの一人芝居でサバイバル劇の106分を見せきる。レッドフォードが無言で黙々と困難に対処する姿は、台風よりもスリリングで、映画はアイディアだなあ、と痛感。サンダンス映画祭を主催するレッドフォードは、こういう派手ではないが、キラリと光る映画が好きなんだなあ、と思った。WOWOWの映画紹介で言っていた「究極の4文字英語」がこの映画を見事に言い表している。

  • 鑑賞日 2015/4/14

    役者根性!

    ロバート・レッドフォードの一人芝居。 台詞も無いと言って等しい。 まさに役者根性!大ベテランであり、監督も努め、アクタースクールも主宰し多くの役者を育てたレッドフォード。 それなのに、「まだスクリーンの中でやりたい事があるんだ」と、言わんばかりの作品である。 作品の批評より彼の熱演と情熱に敬意を表する。

  • 鑑賞日 2014/12/31

    広大な海を漂流する男の孤独と苦悩を台詞ほぼ無しの演技で見せる。 徹底したリアルに息を呑む。

  • 鑑賞日

    追いつめられて。。

    2013年アメリカ映画。ロバート・レッドフォードの一人芝居♪<物語>ヨット「バージニア・ジーン号」で一人航海に出発した男。ところが予想外の事故でヨットを失いボートで漂流することに。やがて飲み水も尽きた男は死を覚悟して。。会話としての台詞がまったくないない映画。

  • 鑑賞日 2014/11/3

    アンチテーゼと挑戦

    いろいろな方がこの映画を『ゼロ・グラビティ』と比較されてますが、僕も同じことを思いました。これは明らかに『ゼロ・グラビティ』へのアンチテーゼであると。宇宙空間と洋上の孤独は、重力の差こそあれど同じ環境なのだと理解しました。 そして『ライフ・オブ・パイ』への挑戦。あちらは現実と幻想が織り重なるドラマでしたが、こちらはリアリティーを徹底追求した精神世界。 それと、ロバート・レッドフォードが御歳80に近づいて、俳優として極限の記録を残したかったのではないでしょうか。もっと具体的に言うと、俳優としてアカデミー賞が欲しかった。役者に徹したとも言うべきか。 こうしたいくつかの要素が重なりあってこの映画はできています。 自分の船が沈んでゆくのをじっと見守るシーンとか、SOSを発信しようとしたら言葉が詰まって出なかったりとか、ひとつひとつのシーンがあまりにもリアルでした。 『太平洋ひとりぼっち』という映画に近いかもしれません。そこには何もない。我一人。誰も助けてくれない。 ロバート・レッドフォード以外の出演者は、最後に腕を伸ばした人の腕だけ。そしてエドロール。 孤独を題材にする映画がこれほどまでに増えて評価されるのは、現実として孤独な人が増えたということなんだと思います。 老若男女、孤独の中で生きている。孤族といわれる社会と小さな接点を持ちながら1人で生きる人々。 先進国から新興国に向かう人口減少社会の行き着く先が孤独だとすると、生態系もなにもかもが否定されてゆく。孤独という絶滅種がこの映画の示す現実なのだろうと思います。

  • 鑑賞日 2014/3/14

    老体強し。

    撮影当時76歳のレッドフォード。老人(老体)と海。のタイトルが 似つかわしいかと思いきや、さすがに彼はいつまでも諦めない。 あの皺くちゃの(ゴメン)御大が叫ぶ大声も台詞になっていない。 いや、しかしこんな風にインド洋をひとり旅する老人の最終目的 って一体何なの?家族に何と言って出てきた?まずはそう思う。 (いずれ遭難救助がくるはず。と希望を抱くため) 名前も過去も明かされない男の生存バトルが幕を開け、ヨボヨボ 船内を探索する彼がおそらくそれなりの知識人であるのを伺わせ、 一つ一つの行動の機転と的を得た選択(成功はしない)が男の自負 をそれとなく示唆する。無謀な旅ではなかったのだ、遭難したけど。 サブタイトルの手紙以降も展開は続くので諦めたくならない物語。

  • 鑑賞日 2014/10/5

    残ったものは・・・

     前作「マージン・コール」とはこれまた随分と毛色の違った題材に監督のチャンダーは取り組んだものだ。いや危機に直面した男を詳細に描いたということではあるいは同じ指向性を持った映画なのかもしれないが。海難事故に遭遇しひたすら漂流していく男を一人の役者のみで全編を貫き通すというアイデアは昨年の「ゼロ・グラビティ」での宇宙漂流のアイデアをそのまま海に舞台を置き換えてみせたような趣である。  あの映画が退屈でなかったようにこの映画も最後まで見る人を画面に釘付けにさせずにはおかないだろう。一見するとただ漂流している一人の男を描くだけでどれだけドラマが生まれるのだろうかと半信半疑になるのも無理がない。演出によってはとてつもなく退屈な映画になりかねない題材だからだ。しかしここではカメラが男の立たされた状況、その深刻さそしてそれにひとつひとつ対応していく様子を実に細かく描写していくことで見ている我々自身が漂流しているかのように錯覚させる。このような映画の場合普通なら入るナレーションもなく、音楽でさえ必要最低限に押さえ込まれていてまさに映画館は広大な絶海に浮かんだひとつのボートと化す。この徹底した映画作法が私たちをスクリーンの中に引き込んでいく。  船を操る男が体の動きもままならない老人(R・レッドフォード)であるところがさらに絶望感を増幅させる。彼はヨットや救命ボートのセットの中でひとり精一杯のアクションを展開してみせる。生への執着を見せる彼の行動にはヘミングウェイが描いた「老人と海」のあの老人の存在さえ被さる。その孤独なモノローグをしたためた手紙が映画の冒頭に朗読されている。万策尽きた彼の最後の叫びがそこにはある。神が与えたかもしれぬ試練が男をここまで崇高にさせる。その変貌していく様子を私たちはこの映画で見ることになる。

  • 鑑賞日 2014/9/28

    今春公開していたR.レッドフォード主演映画『オール・イズ・ロスト 最後の手紙』を観てました。ヨットでの単独航海中に難破した男性がたった一人で大自然の脅威に立ち向かうサバイバルドラマ。唯一の登場人物であるR.レッドフォードのテキパキとした作業や鬼気迫る熱演がとても良い。 #eiga

  • 鑑賞日 2014/9/24

    56点

    うーん。。 なんかどうも過大評価されてる気がしますねぇ。 もちろん、ロバート・レッドフォード御大の心意気というか、あの年齢でここまでやるのか! という感動こそありましたが、役者は一人、舞台も船の上だけですので、当然ストーリーに期待できるわけもなく。 あーそうだよね。。 そうなるよね。。 なんて淡々と見てたらいつの間にか終わってしまいました。 ほれ? どうや? お前らこんなんに感動するんやろ?? っていう作り手の魂胆が見え見えな気がして、全然楽しめなかった。 うーん。。 な1本です。

  • 鑑賞日 2014/9/12

    海上版グラビティってところ。こっちの方がストイックすぎて間口を狭めてる感はありますが。うん、ストイック……だけど、こういう映画があってもいいんじゃないかな、と思います。

  • 鑑賞日 2014/7/25

    レッドフォードの役者魂

    全編をひとりだけでもたせるスター性と演技力、70代後半になっても水と嵐を相手に奮闘する体力が素晴らしい。この撮影で聴覚に障害を負ったそうですが、そんな過酷な作品に挑戦する役者魂に敬服します。若かった頃の二枚目スターも顔中皺だらけになってしまったが、あの頃のスター達がほとんどがいなくなった今、彼にはこれからも頑張ってほしいと思います。

  • 鑑賞日 2014/6/29

    レッドフォードの演技が素晴らしい

     ヨットで一人旅をしていた初老の男。ある日流されたコンテナに衝突し浸水。浸水のため無線機がお釈迦になり救助を呼べない。破損個所を修繕し航行を再開するが今度は嵐に巻き込まれる。マストも折れ、修繕箇所も破損したため救命ボートに乗り移る。コンテナ船や大型船に発煙筒や信号花火をうっても気づいてもらえず、水や食料も尽きたころ明かりが見えたので、ノートやマニュアル本を燃やして気付いてもらおうとしたら救命ボートに燃え移ってしまう。海中に逃げ込み諦めたころ先の明かりが近づいてきてようやく助けの手がのびる。  ロバート・レッドフォードの一人芝居です。素晴らしいの一言。クソッと思う状況ばかりなのにそう叫んだのはわずかに1回のみ。黙々と出来ることを行い、それでも自然の仕打ちは厳しく襲い掛かる。サバイバルの方法は、外から見れば順番が違うだろうとか言えるけど、生き抜こうとする気力だけはすごい。映像は海底からヨットやボートを見上げるシーンはなかなか面白かった。最後は助かるでも助からないでもいいんです。その場をしのいで生き抜こうとするレッドフォードの演技が素晴らしいですから。面白かった。

  • 鑑賞日 2014/3/18

    レッドフォドには敬服

    健さんもアクションはもう無理だろう。あなたに、は痛々しかったもの。その点、レッドフォードは立派だ。ただ観客の立場は辛いよね。有料だし…。

  • 鑑賞日 2014/5/18

    こういう映画は存在するだけで価値があるんだ、と思う。「127時間」とか「THE GREY 凍える太陽」とか「ゼロ・グラビティ」とか、アプローチは様々あるけれどもこういう「生きようとする」映画は観るだけで力になる。 どんだけつらい思いしても、生きるんだよ!っていうメッセージはセリフにすると陳腐かもしれませんが、映像として映る彼らの生きざま、生きようとする姿、その物語をスクリーンで目の当たりにすることでそのメッセージが言葉だけのものじゃなくなると思うんです。そういう意味で、こういう「生きようとする」映画、ホント好き。 しっかしロバート・レッドフォードよかったなあ。まだまだこんな演技をするなんてすばらしい。

  • 鑑賞日 2014/4/27

    レッドフォードの熱演に尽きる。登場人物一人でセリフもほぼ皆無というのは斬新だし、リアルな映像と展開はもの凄い迫力。ただ、この手の設定は見慣れているため先が読めちゃう点が残念。予想通りの結末でした。とはいえ、あの歳であの演技はすごい。

  • 鑑賞日 2014/4/13

    出演者はレッドフォード一人だけ。セリフも序盤のナレーションを除けばたった一言。海上で遭難した男のサバイバルをリアルに描いた映画。大海原の真っ只中、生き抜くために次々と選択を迫られていくんだけど、早くもゼログラビティを抜く作品が出たんじゃないの?個人的にはこっちの方が好きかも。

  • 鑑賞日 2014/4/8

    インド洋ひとりぼっち

    とにかく、色々な意味で凄い映画。出演者は最初から最後までレッドフォードひとりだけの正真正銘一人芝居。最初の手紙のナレーション以外はセリフも実質的に無し。サバイバルものではあるが、大げさなパニック場面は無し。(嵐の場面などもあるのだが、嵐自体の凄さを描くつもりは監督には全く無い。) ひたすら主人公の内面を見詰め続けるようなアプローチ。ただ、主人公の人となりとか、なぜインド洋をヨットでの単独航海をすることになったのか、など背景説明もいっさい無し。(手紙の独白の中に推測させるような表現はあるが。)観客が個々の解釈で、自分を主人公に置き換えて自由な発想で考えて欲しいということなのだろう。観る方が考えなくても、ただ観ているだけで楽しめるような作品が好まれる昨今の風潮に一石を投じたいという監督の叫びかもしれない。ラストも極めて意味深。本当の救助が来て苦難の末に九死に一生を得たというハッピーエンドという解釈もあるだろうが、個人的には主人公が厳しい試練を経て贖罪が認められ天使(焼けたボートは天使の輪)に許されて召されていったという風に解釈している。全ての人は皆、罪人であり、それを自らの人生を生き抜くことで贖って行くということなのだろう。

  • 鑑賞日 2014/3/18

    いままで見た中でチャップリンの次にセリフ少ない映画だったわ。たぶん、オープニングに少し状況説明話してから1時間20分あたりのアレまで一言も発してないはず。 で、退屈するかといえば、全くないどころか、強烈に胃が痛くなるほどヘビー。ストーリーは海の遭難もので、クローズアップを多用して延々海と男の闘い描く。 海難もの映画って、実はキリスト教の寓話になっていたり、なんらかのモチーフとして描かれることがほとんどだと思うけど、これは海難漂流をどストレート。孤独と絶望とほんの少しの希望がいったり来たりで、まあしんどかった。『ライフ・オブ・パイ』『キャプテン・フィリップス』と海難もの外れなし。 ロバートレッドフォード、かなり爺さんになってるんだけど、たまに見せる遠くを見る表情とか今でもむちゃくちゃかっけーのよな。エンドロールのキャスト見たら笑っちゃうよ。あ、そらそうだわってなる。

  • 鑑賞日 2014/3/21

    真面目な作風で、ツッコまれ力抜群な作品

    春なので、新社会人・新入学生の季節だが、新しい職場・クラスになったときに一番大事だとよく言われるのが、可愛がられる能力だ。最近では、これを関西流でいうところの、ツッコまれ力というものに該当するらしい。そんなツッコまれ力満載で、それが作品の魅力になっている不思議な作品が、本作ともいえる。誤解がないように先に言っておくが、作品の体裁云々は、中年壮年層に人気が高いロバート・レッドフォードが主演で、お洒落なミドル層が見そうな作風に仕上がっている。海の底から見るアングル(多分、CGだと思うけど)も、海が舞台なことを彷彿とさせる素晴らしい絵作りで、これを観るだけでも入場料の価値は十二分にある。問題のツッコまれ力があるのは、お話のほうなのだ。 物語としては、スマトラ島沖で遭難したある男の話になっている。貨物船の大型コンテナが、その男に乗っている大型ヨットの側面に激突。ヨットの側面が大破して漂流する羽目になる。この漂流となった時点で、普通なら生き残るための術を追い求めるか、「キャスト・アウェイ」のトム・ハンクスばりに、とりあえず最初は絶望するところから始まるのが普通だろう。それが、この男はまず自宅屋根を修理するような感じで、まずは大工道具を取り出して、のんびりと修理をするところから始まる。この危機意識のなさが最初のツッコミポイントだ。修理中も、どんどん船室に水が入ってくるが、室内の例えば無線機とか、海水から退避させておくこともせず、延々と修理だけを終えるように進めていく。それでいいのか、、というのがセカンドツッコミポイント。そして、嵐の中でヨットが沈没しないように操るということもせず、船室にずっと隠れてしまう、、、そんな生き残るためのサヴァイバル行動が後手後手になってくることで、男はどんどん追い詰められるのだ。 この映画の教訓は、ずばり危機意識というものが人が生き残れるか否かを決める最大要素だと思い出させてくれることだろう。地震列島である日本に住む私たちは、小さい頃から避難訓練などで危機意識を高める訓練をしているわけだけど、いざその状況に追い込まれたときに冷静でいながらも、生き残るために次にやらないといけないことを考えられるかというと、この映画の男のようになかなか動けるものでもないだろう。生き残るためのセルフリスクマネジメントをどう取っていくか、、映画の本筋とは違うかもしれないけど、そんなことに気づかせてくれた作品です。

  • 鑑賞日 2014/3/22

    独白も回想もなく男の描写に終止するのが映画的

    インド洋上を航行しているヨットに漂流しているタンカーが接触したのが始まりで、海水にやられて無線も効かないままなんとか修復できたと思ったら嵐に遭遇して、救命ボートに移らざるを得なくなって、飲み水も食糧も無くなっていくなかでわずかな可能性に懸けて漂流するひとりの男をロバート・レッドフォードが演じた作品で、独白も回想もなくひたすら黙々とこの事態に対処する男の姿を追った描写に終止するのが映画的で、77歳のレッドフォードがその存在感で観ているこちらを惹き付けるのが素晴らしいですね。大体「黄昏」の時のヘンリー・フォンダと同じ年齢であることを考えると、フォンダが心臓の手術を受けた後ということがあっても、すごいなあ、と思いますね。

  • 鑑賞日 2014/3/28

    これは、ヨットの遭難により大海原でただ一人、生きる為の戦いを強いられた男の姿を描く海洋アドベンチャー映画。  この映画、登場するのはロバート・レッドフォード演じる主人公の男だけ。会話の相手がいないから、全編ほとんど台詞なく、脚本の厚みは通常の映画の4分の1程度、わずか31ページしかなかったそうです。  主人公が災難に見舞われる、と言う点では、パニック映画に分類されそうですが、この男、泣き言を言わず、不運を嘆かず、ただ黙々と自分ができる最善のことを行います。パニックに陥らないので、この映画はパニック映画にはなりません。(海洋アドベンチャーと書いた理由がこれです)  そんなものが面白いのか、との懸念もあるでしょうけど、この映画は抜群に面白い。  それは「映像で語る」と言う映画の根源的な力であり、「体験出来ないこと、目にする事が出来ないこと」を映し出す、と言う、これまた映画ならではの魅力に溢れています。  映画は、大海原を漂う救命ボートから始まる。  そこは、スマトラ海峡から3150km沖合の南太平洋。見渡す限りが水平線という孤立無援の状況で、男は家族に向けて最後の手紙を書き綴る。  「出来る限りの努力はしたが、結局すべてを失ってしまった。残ったのは半日分の食料だけだ……」――8日前、男の乗る単独航海中のヨットは、漂流中の貨物コンテナと衝突してしまったのだ。船体には大穴が開き、応急修理はしたものの、通信機やパソコンは浸水により壊れ、救助を要請する事も、気象情報を得る事もは出来なくなった。  更に、ヨットは暴風雨。メインマストは折れ、修理箇所が再び壊れて、ヨットは浸水沈没。男は救命ボートで、漂流し続けて……  海洋映画は、海でのロケは撮影が大変というのが常識ですが、この映画はその大変な撮影に挑んで見事な成果を上げています。  ロバート・レッドフォードは、実際に幾度も海に投げ出されるのを文字通り身体を張って演じ、この撮影のせいで、片耳が難聴になる程だったとか……   映画としては、昨年末に公開された「ゼロ・グラビティ」に近い内容ですが、あんな凝った事をしないでも、あそこまで遠くに行かなくとも、人間はここまで孤独になる、と言う事をこの映画は描きます。  また、色恋沙汰は勿論、お涙頂戴のシーンもなく、回想シーンもなくて、男は名前すら判りません。  この辺り、「愛と感動」を安売りし、やたらと説明過剰な昨今の映画の中では珍しい程の仕上がりで、こうした部分は見習って欲しいものです。  物語は、最後、最後の望みに全てを懸け、そして力尽きて沈んで行く男に訪れる“奇跡”を描いて終わります。  正に「人事を尽くして天命を待つ」……全てを懸けたからこそ、救いの手が差し延べられる、と言う描写に、宗教的な色合いも感じましたが、これはこれで納得の出来るものでした。

  • 鑑賞日 2014/3/25

    実験的な映画だった

    大したセリフもなくここまでやれるのは正直すごいと思うが 「グラビティ・ゼロ」と重なってしまいどうしても比べてしまう。 こっちの方を先に見ていたならば評価も違ったかもしれない。  主人公がなんで一人でボートの旅に出かけたのか動機がわかりづらいため、そのあとの展開に共感しづらかった。

  • 鑑賞日 2014/3/16

    演技が全て

    彼の名はOurMan。 我らの男なのである。 彼は何のために海に出たのか背景はわからないが、そんなことはどうでもよかった。 きっと我々で彼のストーリーを作ればいいのだと思う。 何も語らないからこそ、伝わるものがあった。 全てを捨てたことで起きた奇跡は感動でしかない。 はっきりとしたことはわかりませんが、エンドロールを見ていたら海洋スタッフの名前がありました。 嵐のシーンなんかは当然CGだとは思うのですが、割とホントの海での撮影があったのではなかろうかと思う。

  • 鑑賞日 2014/3/23

    観ていて「あ,これは「老人と海」が原作なのか。」と思ったけど,どうやらそういうわけではなかったらしい。それくらい「老人と海」的な映画だった。 人によってはすごく大切な映画になると思う。 僕にしても,映画の作風こそ,どストライクとまではいかなかったけど,自分の人生の苦境においてこの映画の主人公のように乗り越えていけたらと思った。

  • 鑑賞日 2014/3/14

    全てを失った男の生き様

    この「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」の出演者は‟我らの男”ロバート・レッドフォードのみだ。そしてこの映画を観ているうちに「こんな映画どこかで観たことある」。そんな感覚に襲われる。「そうだ、ゼロ・グラビティ」だ。この映画はまさに地球版「ゼロ・グラビティ」と言える。 映画は我らの男が手紙を読むシーンから始まる。この手紙が誰にあてたものなのか、そもそも彼はどこから来たのか、なぜこんな場所にいるのか、名前さえも分からない。我らの男に関する情報は0だ。この映画は私が観てきた他のどの映画よりもセリフが少ない。 そんな我らの男を襲うのは自然の猛威。大時化、じわじわと船に溜まっていく海水。我らの男は何度も絶体絶命のピンチに襲われる。しかし、われらの男はそのピンチを乗り越えていく。この段階で一つの情報を得ることができる。この男は凄い船乗りであるということだ。我らの男は自分が持ちうるすべての知識を総動員してこのピンチを凌ぐ。 もし自分が同じ状況に置かれたらどうなるか。早々に諦めてしまうのだろうか。人間はどんな時でも生きようとする生き物だ。どんなに絶望的な状況であっても、人間は常に”生”に対して強く執着する。この男がどんな人間かは分らない。手紙で述べられた懺悔の言葉、それが誰に対してなのか。ただ分っていることは彼は生きようとしている。 我らの男を演じたロバート・レッドフォードはこの映画の撮影にあたって視力を落としてしまったらしいが、彼の演技が素晴らしい。生に対する強烈な想いが彼の表情から伝わってくる。セリフで語るのではない、表情と行動で語る。 ラストで我らの男は海に沈んでしまう。彼は母なる海へと帰ろうとした。しかし、希望の手が差し伸べられる。一度は死んだ彼が再び生まれるのだ。このシーンでグッと来るものがある。最後まで希望を捨てずに生きること、普遍的なテーマを静かに、それでいてダイナミックに描いた傑作だ。 余談だがレッドフォードが海に沈んでいくシーンが一瞬「タイタニック」のディカプリオが海に沈むシーンに似ていた。こんなことを感じたのは私だけだろうか?

  • 鑑賞日 2014/3/19

    ストイックな映画

    広大な海に一艘の船という設定は、ヒッチコックの「救命艇」を思い出させるが、長編デビュー作「マージン・コール」(2011)で、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた俊英 J・C・チェンダー監督は、ヒッチコックよりもストイックに、出演者をたった一人、会話劇なしで映画を作ってしまいます。 それも、キューブリックが「2001年宇宙の旅」(1968)で、バスター・キートンを引用したように、彼もまた回転する部屋を引用してみせます。 ストーリーは、いたってシンプルで、スマトラ海峡から3150キロ沖で、単独航海していた男が、広大な海でたった一人遭難してしまい、大自然にたった一人で立ち向かう男の話です。 最初は船を修理したり、自分のいる場所を把握したりと、主演のロバート・レッドフォードの作業を観察しているのだが、何度も嵐に飲み込まれ、どんどんボロボロになっていくレッドフォードを 見るにつけ、いつしか彼の絶望と希望を共にし、一喜一憂いたします。 そして、クライマックスの通りかかった船に、自分がいることをしらせるため、夜の闇の中で、本を燃やしてしらせようとしているが、どんどん火が大きくなって、いつしか船が燃えてしまい、あわてて海に入るが、唯一の希望の船が燃えてしまう絶望感がすさまじい。 そして、ラストショットの無駄のない美しさに好感を抱く。 「ゼロ・グラビティ」(2013)の海版というのも頷ける映画だった。

  • 鑑賞日 2014/3/18

    良作です! 観た方がいい! 詳細はコチラから→http://ameblo.jp/bionic-a/entry-11799861816.html

  • 鑑賞日 2014/3/18

    海難事故のリアリティ

    J・C・チャンダー監督2作目。キャストはロバート・レッド・フォード一人。でもなかなか映画になっている。海難が次々に起こるが、海上のヨットでは現実なのだろう。リアリティ抜群。ゼロ・グラビティの宇宙空間に放り投げだされる映像は日常的ではなく感情移入したくても半ば冷めた目で見ていて現実身がわいてこないが、海であれば日常に近く想像しやすくドキドキハラハラが続く。悪態を1回つくセリフ、極小された音楽もよい。おすすめ。

  • 鑑賞日 2014/3/15

    “Our Man”

    おじいがたったひとり、黙々と大海原でサバイバルする作品。 同じ単独サバイバルでも舞台が海では『ゼロ・グラビティ』ほどの驚異の映像体験は望めない。 それでもきっちり画面をもたせるロバート・レッドフォードはさすが。 おじいになっても、いや、おじいゆえの画力でしょうか。 海やヨットに詳しくない私にも、“Our Man”と名付けられた彼が熟練したヨットマンだということは分かる。 悪化する事態に黙々と作業する姿は、それどころではないのにしばしば見惚れてしまう。 彼のバックボーンは何一つ語られないのに、作業と通じて彼という人間が伝わってくる。 見事な構成だと思う。 しかしなぁ、ここまで自己完結型だと周囲の人たちはたいへんだろうなぁ。 だからあの手紙なんだろうけど。 じたばたせずに沈んでいくのも、やれるだけはやり尽くしたという自負心からの諦観なのかもしれない。 だからこそ、光を目指すラストシーンは、直球だけれど力強く感動的だった。

  • 鑑賞日 2014/3/14

    インド洋沖をヨットで航行中嵐に遭って遭難した主人公が知力を尽くして生還するまでをロバート・レッドフォード一人が演じきったサバイバルストーリー。オープニングで大切な人に宛てた手紙を読む主人公のモノローグ以外ほとんどセリフが無い点も大きな特徴のひとつ。一切のプライベートな情報を観客から遠ざけひたすら生き延びようとする一人の男の孤独、飢餓、絶望が描かれていた。海水が混ざった水の容器、釣り上げた魚を襲う鮫、救命ボートに群がる小魚、発煙筒に気付かない大型タンカーなど作品のリズムと観客の興味を持続させる演出力は大いに評価したい。希望が絶望に打ち勝つラストシーンのシンプルな表現にも好感がもてた。

  • 鑑賞日 2014/3/16

    作品の強度を支えるもの

    何が何でも生き抜くんだ、というところは「ゼログラ」と同じ。しかし、「ゼログラ」の肝であった、失った子供もなく、赤ん坊の声も犬の鳴き声もレッドフォードには聞こえない。つまり支えであったものはすべて失っている。この設定が作品の強度をも弱めているように思う。

  • 鑑賞日 2014/3/16

    弛緩した冒険

    海上が舞台であるからして、起こりうるイベントも限られてくるし、「ゼロ・グラビティ」を観た後では映像面でもストーリーでも盛り上がりに欠ける。ロバート・レッドフォードの演技は素晴らしいけれど、映画としては緊張感が薄く感じられる内容だったのが残念。

  • 鑑賞日 2014/3/15

    レッドフォードの一人芝居

    #271 シネマカリテ「オール・イズ・ロスト~最後の手紙~」。ヨットに乗ってスマトラ海峡から3150キロの地点でコンテナに衝突して遭難した男のサバイバル劇をR・レッドフォードの一人芝居で描いた異色の海洋ドラマ。吹替版での鑑賞だったが台詞は独り言しかないのでほとんど影響はなかった。

  • 鑑賞日 2014/3/14

    性格悪い?

     このおじいさん、もう航海前にすべてを失くしていたのかも。相当偏屈ですよ、たとえ一人でも、ここまで、しゃべらないなんて。冷静にトラブルに対処するその姿に、コメディ感さえでてきてしまいます。最後まで生きようとする姿勢、本当はまだ失っていなかったということですね。

  • 鑑賞日 2014/3/14

    どんな状況でもキレない男

    インド洋の真ん中で漂流するコンテナとぶつかって操縦していたヨットを破損した男の生きるための寡黙な闘い。冒頭のモノローグ以外は海だけが舞台で過去の回想も心中を語るセリフすらもなくて細密な現実描写と自然音だけで見せて飽きさせない映画の作りかたのうまさが際立つ。ロバート・レッドフォードのこれまでの実績とシワだらけだが華のある姿だからこそ成り立つ作品であるともいえる。近頃の映画で気軽に多用されるFワードが、この過酷な環境でも主人公からただ一度だけ発せられるだけという趣向がとても効果的だ。

  • 鑑賞日 2014/3/14

    ゼロ・グラビティ 海上編

     障害物と衝突し通信手段を失う。どこにいるのかも分からない状態で更に困難が襲ってくる。救助されることに希望を持ちながらも、置かれた状況に絶望し死を意識する。設定はゼロ・グラビティと似ていましたね。  説明臭いひとり言や振りがなかったため、観る人によっては作業の意味が分からない場面があるかもしれませんが、忙しく動き回る姿に「自分ならああして、こうして...」とわが身のことのように考えてしまいます。  自分がもし最期を悟ったとき、誰にどのような言葉を残すだろうか。感謝だろうか、愛だろうか、あるいは謝罪だろうか。自分の生き方を顧みる契機にもなりました。  主人公の人となり、ヨットに乗った動機、どこに行こうとしていたのか... いずれも語られることはありません。この作品は観る者に特定の人物の話だと受け取られることを拒み、天変地異などの絶体絶命の危機は誰にでも起こりうるものなのだということを訴えているのだと思います。  最後カットが美的で感動しました。

  • 鑑賞日 2014/3/5

    漂流する77歳

    インド洋のど真ん中で自家用ヨットが浸水!たったひとりで漂流するはめになった哀しきオッサンのサバイバル奮闘劇。常人であれば開始5分で海に沈むであろう危機的状況を冷静な対処で切り抜けていくロバート・レッドフォード(御年77歳)のゴキブリ並みのしぶとさに感涙、そして拍手。 驚くことに、出演はレッドフォードただひとり。ほとんど言葉を発することはなく、ただひたすらに自然の猛威と闘い、自分自身と対峙する。全編水上での撮影、途切れることのない緊張感。77歳でここまで過酷な役どころを熱演したのにアカデミー主演男優賞にノミネートすらされなかったというのがむしろ不思議に感じる。 また、彼が演じる主人公には名前がない。国籍も職業も分からない。どこから来たのか、どこへ行き、なにをしようとしていたのかも明らかにされない。非常にシンプルな構造は『ゼロ・グラビティ』とどこか通じているように思える。 超個人的な目線から述べますと、ピンチの局面に立たされようとも当初は努めて冷静に対処していたレッドじいちゃんが「もしかしなくてもこの展開やばくね…?」と顔を曇らせ、終いには「詰んだー!!!!」とばかりにガッデムするまでの過程がたまらなかった。いたぶられるおじいちゃん好きは必見だと思う。(どんな奴だよ) レッドじいちゃんが発揮するDIY能力に感心しつつ、やはり理科や地理の授業を真面目に受けていた奴が最後に勝つんだなと実感した。というかその前にヨットで一人旅なんてするもんじゃない。 最後に。 万が一この映画が高倉健主演でリメイクされたら是非とも「心は不器用だが手先は器用」っていうコピーを使ってほしいと思います。

  • 鑑賞日 2014/3/5

    もっと慌ててもいいかな

    ひとり芝居に、会話もなく。 ライフ・オブ・パイにはトラが、ゼログラには独り語があった。レッドフォードはしゃべらないので何を考えているか、想像するしかない。 次から次へと訪れる危機に、ゆっくりと考え対応していく。サバイバルと言うほどの勢いは無い。もうちょっと慌てようよと言いたくなるほど。 レッドフォードだからの技でしょうね。 生き抜くために力尽きるまで。 ボートに乗るためには、最低限の知識力もいるのね。凡人は乗ってはだめだわ。 海からのカメラもきれいでした。 魚とボート。太陽の光。