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NEWS/ニュース2019.08.27
8/26(月)よりタランティーノ監督の解説付き番組を独占放送!タランティーノ&ディカプリオ初2ショット来日!「世紀のクーデターと思う!」
今夜、8/26(月)よりクエンティン・タランティーノ監督の解説付き番組をザ・シネマで独占放送!番組情報はこちら視聴するにはこちら クエンティン・タランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオが8月26日、東京都内で開催された映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(8月30日公開)の来日記者会見に出席されました。タランティーノ&ディカプリオが揃っての来日は初となります!またプロデューサーのシャノン・マッキントッシュも登壇しました。最初の挨拶でタランティーノが妻の妊娠への祝福に受けて喜びを語り和やかに会見がスタート。ザ・シネマではQ&Aで記者会見をご紹介します!今夜の放送前にぜひ、ご覧ください。 Q:「なぜ、デカプリオ&ブラピをキャスティングしたのか?」 A:タランティーノ「二人がこのキャラクターたちにぴったりだったから。自分が選んだというより彼らがぼくを選んでくれたと思うんです。選んでくれたのはラッキーだったし、沢山送られてくる企画書の中からきっとぼくの脚本が上の方にあったのだと思うし、内容にも個人的にもこのキャスティングができたのが世紀のクーデターと思う!」 Q:「どのように準備したか?」 A:デカプリオ「たくさんの往年の俳優さんたちをリサーチして参考にした。監督はシネフィルで、ものすごい知識の宝庫だから、いろんな作品や俳優を紹介されたよ。ある意味、この映画は、ハリウッド映画界を祝福する作品でもあると思う。このリサーチは素晴らしい経験になった」と、語った。 (※そして、、デカプリオ!シャノンさんに質問ありますか?と記者へ促す紳士ぷりを発揮!!) Q:「撮影でのエピソードは?」 A:シャノン「タランティーノの作品は本当にマジカルなものがあります!まさにファミリー。非常に多くのインスピレーションを受けるのです。撮影の準備など映画の撮影がないときはタランティーノの歴史の授業がはじまっていろんなことを学べるわけです。誰よりも映画をしっていますから。彼のスタッフは他の映画を断ってでも彼の作品に参加したい。喜びとありますし彼の仕事ぶりをみて感じたのは喜びと素晴らしさです!」「テイクを取った後に、タランティーノがOKを出すけどもう一回とるときになぜとながら、全員で「だってみんな映画つくりがすきなんだ!」というのがお決まり。本心で言っている」と貴重なエピソードを披露。 Q、皆さんの身の回りに起こった奇跡はなんですか? A、タランティーノ:「仕事からではなく一人のアーティストして映画を9本の映画が作ることができて、日本にきても自分がだれだか知られていて、ビデオストアで働いていた自分をふりかえると一人のアーティストして自分のみちのりを前にすすむという形で物語と幸運だし、このことを絶対わすれないでいる」 デカプリオ:「ぼくはLAで育ちました。この業界を知っているのでどれだけ俳優でいるのが大変なことがわかります。世界中からこの夢をもってハリウッドにきます。中々夢をかなえられないのが現状だと思うのです。ラッキーにも子供のころからハリウッドにいて学校がおわってオーデションを受けにいく生活ができたんだ、今、仕事があり決定権や選択肢があるのは俳優として奇跡だと思います!日々感謝しています」 シャノン:「大好きな業界で大好きな仕事ができる、そしてこの生活に耐えてくれる夫がいて二人の息子がいることが奇跡だと思います!」 映画作成には沢山のリサーチをした語るタランティーノ。本作の8月30日の公開まえに今夜からスタートする番組を予習にぜひお楽しみください。 <映画> 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』8月30日(金)全国公開 <番組情報> ■8/26(月)放送!タランティーノ監督のコメント到着! 「新作の舞台となった60年代の名作の数々を紹介します。一緒にたのしみましょう!わたしの新作はまもなく公開です。ぜひ、劇場で」★『イージー・ライダー』(※コメント抜粋)「ほぼあらゆる点において、1960年代の映画の最も偉大な例かもしれない」★『…YOU…』 (※コメント抜粋)「大好きな作品!エリオット・グールドの大ファンなんだ!彼の最高傑作の1つだと思うよ。(監督の)リチャード・ラッシュは反体制側の描き方が見事だと思う。」★『ボブ&キャロル&テッド&アリス』(※コメント抜粋)「監督のポール・マザースキーは70年代のコメディー監督の中でも大好きな監督!1969年だからこそ撮れた作品だと思う。“What The World Needs Now Is Love” を歌っちゃうほどお気に入り!」続きは放送で!!!! ■ 「タランティーノ監督が選び語る映画たち!(前解説・後解説付き8作品)」と、ディカプリオ&ブラピ主演2作品も放送! この解説付きの8作品を観ることで『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の理解度が深まります!映画の予習にもぜひ、お楽しみください。 <タランティーノ監督が選び語る!映画たち:放送日> ◎8月26日(月)『イージー・ライダー』23:00~/ 『草原の野獣』深夜01:00~ ◎8月27日(火)『サイレンサー第4弾/破壊部隊』23:00~/ 『 …YOU… 』深夜01:00~ ◎8月28日(水)『 (吹)手錠の男』23:00~/ 『ハマーヘッド』深夜00:30~ ◎8月29日(木)『ボブ&キャロル&テッド&アリス』23:00~/ 『サボテンの花』深夜01:00~ 番組情報はこちら視聴するにはこちらシネ女ちゃんはこちら
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COLUMN/コラム2018.06.01
ゴールディ・ホーンのサイケな天使に誰もが恋する!『サボテンの花』
ゴールディ・ホーンはTVのお笑い番組のゴーゴー・ガールから、『サボテンの花』で映画デビューして、いきなりアカデミー助演女優賞に輝きました。この映画を観れば誰でも彼女の魅力のトリコになるでしょう。 冒頭、ホーンがいきなり自殺を試みます。彼女は妻子ある40過ぎの歯科医(ウォルター・マッソー)と付き合っていて、この恋には先がないだろうと絶望して死のうとするわけです。自殺は未遂に終わるんですが、マッソーは責任を感じて、ホーンと結婚すると言い出す。するとホーンは「あなたの奥さんと子どもが不幸になるのは嫌!」と言い出す。実はマッソーは結婚しないで自由でいたいから、妻子がいると嘘をついてたんです。そこで、嘘をつくろうために、助手のイングリット・バーグマンに頼んで自分の妻を演じてもらう……という、ものすごくややこしい話です。 この映画のポイントは、1960年代後半、カウンター・カルチャー最盛期のニューヨークの風俗です。ホーンはサイケなファッションで、フリー・セックスOKのヒッピー娘に見えるけど、実は天使のように純粋な心の持ち主。彼女はキューピッドとして、バーグマン扮するサボテンのようにトゲトゲしいオールドミスの心に恋の花を咲かせます。 とにかく展開がドタバタのしっちゃかめっちゃかで、爆笑しているうちに、最後はほっこりするスクリューボール・コメディの傑作、お楽しみください!■ (談/町山智浩) MORE★INFO. 1950年にロベルト・ロッセリーニとの不倫スキャンダルでハリウッドを干されていたイングリッド・バーグマンの久々のアメリカ映画復帰作。フランスの舞台を翻案したブロードウェイの同名舞台の主演はローレン・バコール。当時新人のゴールディ・ホーンがアカデミー助演女優賞ほか女優賞を総なめ。インドやエジプトでもリメイクされ、2011年には『ウソツキは結婚のはじまり』としてリメイクされたが日本では劇場未公開に終わった。 CACTUS FLOWER/69年米/監:ジーン・サックス/原:エイブ・バローズ/案:ピエール・バリエほか/脚:I・A・L・ダイアモンド/出:ウォルター・マッソー、イングリッド・バーグマン、ゴールディ・ホーン/104分/© 1969, renewed 1997 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
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COLUMN/コラム2014.01.31
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2014年2月】にしこ
原作は言わずと知れたアガサ・クリスティの代表作ですが、映画自体も原作同様、またそれ以上に有名な傑作かと思います。作品の素晴らしさはもちろんですが、なによりその「豪華さ」にうなる作品です。1974年のアカデミー賞受賞作品です。豪華。 まず、舞台のオリエント急行。ヨーロッパを横断する、あの王侯貴族や、お金持ちが利用した豪華寝台急行です。サービス、内装はもちろん超一流。豪華。そしてキャスト。まず、灰色の脳細胞・名探偵ポワロ役にアルバート・フィニー。彼のベルギーなまりの英語(という設定)のチャーミングさはこの上品な緊迫感漂うサスペンスの緩急の良い「緩」になっております。そしてアンソニー・パーキンス、ショーン・コネリー、ヴァネッサ・レッドグレイヴ!イングリッド・バーグマン、ローレン・バコール!!豪華の洪水です。ミステリーはやはり事件の核心に迫る登場人物はスターがキャストされがちですが、この豪華さ、観る前に誰が犯人なのかうっすらわかってしまうなんて心配はございません。しかし、この作品の緻密で巧妙なトリックとストーリーテリングの前では、キャスティングからのネタバレなど心配いらないのかもしれません。 未見の方は「あっ!」と驚く結末が待っている事をお約束します!名探偵ポワロが暴き出す、悲しくも美しい事件の真相。豪華列車で起こる華麗なる殺人の結末をザ・シネマで目撃して下さい!!ザ・シネマでは名探偵ポワロの活躍を描く『死海殺人事件』もご用意!!こちらも必見です!! ©2013 BY EMI FILM DISTRIBUTORS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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COLUMN/コラム2013.10.27
2013年11月のシネマ・ソムリエ
■11月2日『秋のソナタ[HDデジタルリマスター版]』 大女優I・バーグマン、最後の映画出演作となった人間ドラマ。母国スウェーデンに戻り、巨匠I・ベルイマンとの撮影中の激しい議論の末に完成させた入魂作である。 ノルウェーの田園地帯の牧師館に暮らす中年女性が、国際的なピアニストの母親と7年ぶりに対面。自由奔放な母親と、抑圧されて育った娘の心の断絶が描かれていく。ベルイマンの厳密な演出のもと、バーグマンともうひとりの名女優L・ウルマンが壮絶な演技合戦を披露。母娘が感情を剥き出しにするクライマックスは息をのむ迫力だ。 ■11月9日『夏の夜は三たび微笑む[HDデジタルリマスター版]』 ある夏の日、郊外の別荘に集まった男女が織りなす群像劇。恋愛絡みの問題を抱えた登場人物たちの珍騒動を、軽妙洒脱なタッチで綴るロマンティック・コメディである。「第七の封印」「野いちご」で世界的な名声を確立したI・ベルイマン監督が、その直前に発表した珠玉作。重厚な作風で名高い巨匠の機知に富んだ語り口に魅了される。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」を連想させる物語と、北欧の風景が見事にマッチ。その牧歌的なムード漂う映像世界は、カンヌ国際映画祭で詩的ユーモア賞に輝いた。 ■11月16日『女はそれを待っている[HDデジタルリマスター版]』 I・ベルイマン監督は女性を主人公に据え、その内面を探求した映画を数多く遺したが、これもその1本。産科医院で同部屋になった女性3人の出産をめぐる物語である。不仲の夫との子を流産したセシリア、自分を捨てた恋人との子を身ごもったヨルディス、初めての妊娠に胸躍らせるスチーナ。不安や希望が錯綜する3人の思いを描く。皮肉な運命をたどる3人の葛藤を、ドキュメンタリーのようにリアルに描出。出産、すなわち生命の誕生という神秘に直面した女性たちへの畏敬の念も感じられる一作だ。 ■11月30日『バタフライ・エフェクト』 カオス理論のひとつである“バタフライ効果”を題材にしたサスペンス映画。先読みを許さない独創的かつスピーディなプロットが好評を博し、2本の続編が製作された。 幼少期の記憶が一部欠落したまま成長した大学生エヴァン。当時の日記を利用して過去に舞い戻った彼は、愛する幼なじみの女の子を悲惨な運命から救い出そうとする。主人公が過去に戻り、運命を変えようともがくたびに事態が悪化する展開が衝撃的。手に汗握るスリルに加え、人生の暗い一面や愛の切なさを描いたドラマも心に残る。 『秋のソナタ[HDデジタルリマスター版]』©1978 AB Svensk Filmindustri 『夏の夜は三たび微笑む[HDデジタルリマスター版]』©1955 AB Svensk Filmindustri 『女はそれを待っている[HDデジタルリマスター版]』©1958 Folkets Hus och Parker. All Rights Reserved 『マイ・ブラザー』©2009 Brothers Production, LLC. All Rights Reserved. 『バタフライ・エフェクト』© MMIV ALL RIGHTS RESEREVED