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PROGRAM/放送作品
街をぶっ飛ばせ(短編)
ゴダールの「気狂いピエロ」を観て映画を志したシャンタル・アケルマンの原点ともいうべき処女短編作
シャンタル・アケルマン監督が映画学校の卒業制作として初めて手がけた短編。キッチンで支離滅裂に暴れ回る主人公を自ら演じ、後年の作品群に相通じる反逆的なエッセンスをエネルギッシュに映し出している。
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小さな兵隊
戦争を背景に男女のスパイの愛が翻弄されていく──鬼才ゴダールとアンナ・カリーナの初コンビ作
ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』に次ぐ長編第2作。アルジェリア戦争を題材にしたためフランス国内で2年間公開禁止となった。後にゴダールと結婚する女優アンナ・カリーナの初主演作でもある。
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勝手にしやがれ
演技も台詞も即興!巨匠ジャン=リュック・ゴダールの感性が光る、ヌーヴェル・ヴァーグの代表作
1950年代末からフランスで起きた映画運動“ヌーヴェル・ヴァーグ”の評価を確立した、ジャン=リュック・ゴダールの長編デビュー作。主役の若きカップルに漂う虚無感を、粋なライフスタイルを通じ鮮烈に描く。
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カラビニエ
無邪気な兄弟が戦争を“ごっこ”のように謳歌する──鬼才ゴダールが反戦風刺を込めたコメディタッチの寓話
前年に同名舞台劇を演出したロベルト・ロッセリーニによる戯曲を、ジャン=リュック・ゴダール監督が映画に翻案。戦争の世界を“ごっこ”のように無邪気に描くことで、その裏にある真実を辛辣に突きつける。
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アルファヴィル
特撮を使わずに創造した暗黒の未来──鬼才ゴダールがモノクロ映像でクールに映し出すハードボイルドSF
ジャン=リュック・ゴダールがアメリカ的ハードボイルドをベースに描くディストピアSF。人工知能に支配された星雲都市を、特撮を使わず60年代パリの都市空間を背景に映し出す。ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。
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ラヴィ・ド・ボエーム
パリで独自の芸術を追うボヘミアンたちに乾杯!アキ・カウリスマキ監督が贈るおかしくも哀しきコメディ
アキ・カウリスマキ監督がプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」の原作小説を映画化。生活に困窮した芸術家が暮らすパリの情景をモノクロ映像で感傷的に写し撮っている。ベルリン国際映画祭で国際評論家連盟賞を受賞。
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エレファント・マン 【4Kレストア版】
異形の姿に生まれた男の残酷な運命とささやかな希望──デヴィッド・リンチ監督が贈る傑作ヒューマンドラマ
異形の姿から“エレファント・マン”と呼ばれた実在の青年の運命を、デヴィッド・リンチ監督がモノクロ映像で退廃的かつ幻想的に映し出す。特殊メイクで主人公を演じたジョン・ハートら演技派俳優たちの熱演も光る。
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ことの次第 【4Kレストア版】
撮影中止の危機に見舞われた映画クルーの夢と現実。ヴェンダースの私的な葛藤が反映されたモノクロ映画
『ハメット』でフランシス・F・コッポラと衝突したヴィム・ヴェンダースが、その苦い経験を投影させたベネチア国際映画祭金熊賞受賞作。新作の撮影中断に追い込まれた映画監督の虚ろな心象風景を浮き彫りにする。
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死刑台のエレベーター
完全犯罪の綻びを斬新な映像で紡ぎ出す!ヌーヴェルヴァーグの先駆者ルイ・マルの長編監督第1作
ヌーヴェルヴァーグ世代に影響を与えたルイ・マル監督の長編第1作。大都会パリの光と影を写し取った映像に、フィルムを見ながらトランペットを即興演奏したマイルス・デイヴィスのドライなモダンジャズが流れる。
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日曜日が待ち遠しい!
ヒッチコック作品を彷彿とさせる軽妙洒脱なタッチが冴える!名匠トリュフォーの遺作となったミステリー
フランソワ・トリュフォー監督が亡くなる前年に手がけた遺作。晩年のトリュフォーのミューズだったファニー・アルダンをヒロインに迎え、ヒッチコック風の冤罪サスペンスをモノクロ映像で洒脱に綴る。