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PROGRAM/放送作品
ジオストーム
地球規模の天変地異から人類を救え!ありとあらゆるディザスターが巻き起こる空前のパニックムービー
ローランド・エメリッヒ作品で製作・脚本を務めたディーン・デヴリンが長編監督デビュー。天候を操作できる人工衛星の暴走をテーマに、世界各地で巻き起こる自然災害を迫力満点のスペクタクル映像で描き出す。
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COLUMN/コラム2014.01.01
2014年1月のシネマ・ソムリエ
■1月11日『ザ・ローリング・ストーンズ・ア・ライト』 ロック通の巨匠M・スコセッシと、ザ・ローリング・ストーンズのコラボレーションが実現。2006年、ニューヨークのビーコン・シアターで行われたライブの記録映画だ。 『JFK』のロバート・リチャードソンなど、ハリウッドの一流撮影監督が多数参加。カメラ18台を駆使した見事なカット割りの映像で、ストーンズの熱い演奏を見せる。 バディ・ガイ、ジャック・ホワイトらのゲストを迎えたステージは臨場感満点。セットリストが直前まで届かずに苛立つスコセッシの姿を捉えたオープニングにも注目を。 ■1月18日『ブルーベルベット』 ハンサムな大学生ジェフリーが野原で人間の片耳を拾う。好奇心に駆られ、事件の関係者であるクラブ歌手ドロシーの自宅に侵入した彼は、そこで異常な光景を目撃する。鬼才D・リンチの世界的な名声を揺るぎないものにしたフィルムノワール。のどかな田舎町に潜む倒錯的な暴力とセックスを描き、賛否両論の大反響を呼び起こした。「この世は不思議なところだ」という劇中セリフに象徴される映像世界は、猟奇的かつ淫靡でありながら優雅でもある。変態のサディストを怪演したD・ホッパーも強烈! ■1月25日『アクロス・ザ・ユニバース』 ビートルズ・ナンバー33曲をフィーチャーした青春ミュージカル。ベトナム反戦運動に揺れる1960年代の米国を舞台に、若者たちの恋と挫折をドラマチックに描き出す。監督は独創的な舞台演出家でもあるJ・テイモア。サイケな視覚効果が圧巻の「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」など、名曲の数々を巧みに物語に融合した。美形女優E・R・ウッドらのキャストが見事な歌声を披露。登場人物にルーシー、ジュードといったビートルズの歌詞にちなんだ名前が付けられているのも要チェック。 『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』©2007 by SHINE A LIGHT, LLC and GRAND ENTERTAINMENT (ROW) LLC. All rights reserved./『ブルーベルベット』BLUE VELVET © 1986 STUDIOCANAL IMAGE. All Rights Reserved/『アクロス・ザ・ユニバース』© 2007 Revolution Studios Distribution Company, LLC. All Rights Reserved.
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PROGRAM/放送作品
鑑定士と顔のない依頼人
[PG12]姿を見せない女性依頼人の正体は?天才鑑定士の運命を哀愁たっぷりに綴る上質なミステリー
名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が綴るミステリー。姿を見せない女性依頼人に翻弄される中年鑑定士をジェフリー・ラッシュが哀愁満点に魅せる。エンニオ・モリコーネの壮麗な音楽も物語とマッチしている。
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COLUMN/コラム2010.08.18
【ザ・シネマで放送につき再録】『アクロス・ザ・ユニバース』
※この記事は、2008年、『アクロス・ザ・ユニバース』劇場公開時に執筆したものを、一部、修正したものです。「今年」「昨年」は、あくまで2008年時点の「今年」「昨年」です。問題:2008年いちばん注目のハリウッド新鋭スターは?答え:ジム・スタージェスと、だいぶ時間がたってしまいましたが、例のジム・スタージェス君の注目作その2をご紹介します。『アクロス・ザ・ユニバース』ご存知、ビートルズの曲と同名タイトルですが、この映画そのものが、いくつものビートルズ曲の組み合わせでできてるミュージカルなんです。ってことは、多くの人がメロディをはじめっから知ってるってワケです。知らない曲よりは知ってる曲の方が“ノレる”でしょう。敷居の低さというか、入って行きやすさというか、そこらへんが、まずこの映画の魅力のひとつ。この映画は当初ショボく23館で公開され、そのうち面白さが評判となり、なんと964館まで拡大されたという、昨年の北米興行のダークホース。 我らが文化部系ハリウッド・スターのジム・スタージェス君は、この映画の時点ではほとんど無名で、役者でもありミュージシャンでもある、という、よくいるフワっとした微妙セレブの典型だったのですが、本作をヒットさせて『ラスベガスをぶっつぶせ』の主役をゲットしたのです。日本公開はあとさきが逆になってしまいましたが。出てる人はマイナー。公開規模も極小。でも評判が評判を呼んで大ヒット。氏もなけりゃ素性もないけど実力で天下を切り従えてやったぞザマミロ、みたいなこの手の太閤秀吉系映画は例外なく面白い!ってのは自然の法則・宇宙の摂理であります。さて、映画の舞台は1960年代。スタージェス君はこの映画でも主役はってます。さすがは仲間を集めて自分はVo.G.を担当してる、まさしく文化系なバンドやろうぜ兄貴だけあって、彼は歌うたわせてもスゴいんですね。スタージェス君が演じてるのが、イギリス(しかもリバプール)から夢を追ってアメリカに渡ってきた青年ジュードです。ジュードなんです!ジュードときたら、絶対そのうち“あの曲”が流れるだろうな、と誰でも思うわけですよ。で、アメリカの大学生マックスと意気投合。マックスのお宅にお呼ばれし、そこで彼の妹の美少女と知り合うのです。それがヒロインのルーシー。ルーシーですよ、ルーシー!“あの曲”はいつ流れるんだろ?とういう期待感が、このミュージカルにはいっぱいあります。で、映画のかなり後半まで待たされて、それが意外な使われ方だったりして、「ほほぅ、こうきたか!」みたいなサプライズがあったりして、実に楽しいのです!このジュードとマックスの親友コンビがニューヨークに上京し、2人のまわりにはヒッピーみたいな連中が集まってきます。途中で萌えな妹ルーシーたんも転がり込んできて、音楽やったりアートやったり、みんなでラブ&ピースな共同生活を始めるのです。しかし、マックスが徴兵されちゃうんですねぇ。そこから、物語は怒涛の60’sカウンター・カルチャーモードに突入!レイト60’sのフラワーチルドレン&カウンター・カルチャーまわりの事象をパロったようなシーンのテンコ盛りです。たとえば、ケン・キージーのマジック・バスもどきみたいなのが出てきて(その偽ケン・キージーが実は“ドクター・ロバート”だという設定にニヤリ)、偽ジャニス・ジョップリンや偽ジミヘンみたいなキャラも出てきて、画面はサイケデリックに染め上げられていきます。 さらに、兄貴を兵役にとられたルーシーたんはベトナム反戦運動に身を投じ(反戦学生がデモ隊鎮圧の兵士の銃口に花を挿すお約束のシーンももちろんアリ)、コロンビア大のティーチ・インに参加。そこに警官隊が突入し…って、これがホントの「いちご白書」をもういちど。戦争が人の心を荒ませ、反戦運動は過激化し、とうとう引き裂かれてしまう友人たち。このまま、愛と自由を求めた仲間たちの理想は、暗い時代に押しつぶされてしまうのか…!?といったあたりの終盤が、ドラマ的には大盛り上がりに盛り上がって、たいそう感動させられます。さてさて、この映画の楽しいとこは、ビートルズを知ってる人が「この曲をこう使ったか!」と感心しながら見れる上に、さらに60’sの知識のある人なら「あの事件をこう描いたか!」みたいなマニアな見方もできてしまう、奥の深さでしょう(いや、知らなきゃ知らないで普通に楽しめますけどね)。このエンターテインメント・ミュージカル映画を見てるだけで、60年代末の世相をひととおり追体験できちゃうのです。そう、まさしくこれは、映画でめぐるマジカルでミステリーな60年代ツアーだ!と言っても過言じゃないのです。そこで、2008サマーはサマー・オブ・ラブを『アクロス・ザ・ユニバース』で追体験しよう!ってな見方を、僕としては推奨いたします(そういや、この映画が米本国で公開された去年って、サマー・オブ・ラブ40周年イヤーだったんですよね)。ヒッピーファッションってけっこう周期的にリバイバルしていて、今では流行りすたりと無関係に定番化してますから、当時をリアルタイムで知る団塊の世代以外にも、ヒッピーファッション好きな人なんかは、この作品を特に、120%楽しみ尽くせちゃうのではないでしょうか。または、この映画を見てヒッピーファッションにハマった、なんて人も続出しそうな、それぐらいの魅力を持った作品です。2008年マイ・ベストのトップ3に入ることは、早くも確実な情勢であります。■ ©2007 Revolution Studios Distribution Company,LLC.All Rights Reserved.
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PROGRAM/放送作品
ハイネケン誘拐の代償
史上最高額の身代金が支払われた誘拐事件の真実に迫る!アンソニー・ホプキンス主演の犯罪サスペンス
個人に対して史上最高額の身代金が支払われた富豪誘拐事件の真相を、『ミレニアム』シリーズのダニエル・アルフレッドソン監督が再現。素人犯罪者たちを翻弄し自滅へと導く富豪をアンソニー・ホプキンスが怪演。
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NEWS/ニュース2008.05.09
2008年いちばん注目のハリウッド新鋭スターは?(1)
と、言い切っちゃうのも語弊がありますが、ほんと、それぐらいの勢いなんです。 5/31に公開が迫る『ラスベガスをぶっつぶせ』。初登場&2週連続1位の全米大ヒット作です。 これに主演してるのが彼、ジム・スタージェス。ほとんどの日本人が聞いたこともない俳優だと思います。イギリス人で、アメリカ映画に進出して出演作もまだほとんどありませんから、たぶん米本国でもあまり知られてないんじゃないでしょうか。そんな彼が先日、プロモーションのため来日したので、インタビューしてきました。すでに当チャンネルの放送でその模様の一部が流れてますが、ここで完全版をテキストに起こして収録します。まず作品について。「この作品は楽しいジェットコースターのような映画だけど、それだけじゃなくて、青春映画でもあり、主人公の自分探しの物語でもある。主人公たちは、平日は普通に学生生活を送っている、どっちかと言えばガリ勉系な連中なんだけど、週末ともなるとラスベガスで大金を賭けて、VIP待遇を受けてる。実際にベガスから何百万ドルも巻き上げてるんだ。そして、それが実話だってことがポイントだね」 数学がむちゃくちゃ得意な人は、ブラック・ジャックというギャンブルでカードが読める。で、スタージェス演じる主人公は数学の超天才で、同じような大学の天才たちとチームを組んでベガスで荒稼ぎする、ってストーリーです。 この行為って、イカサマじゃないんだけど限りなく黒に近いグレーで、万一バレるとカジノの用心棒にボコられる、そのスリリングなハラハラ感や、貧乏学生が豪遊セレブに大変身、みたいな展開が「ジェットコースターのよう」ということでしょう。自分探しってのは、この半イカサマ行為がもともとは進学資金集めという目的のための手段に過ぎなかったはずなのに、あまりにも天文学的な額を稼げちゃうので、次第に手段が目的化してくるんですね。人まで変わってきちゃう。初心を貫いて進学しようか、それともこのままリッチなイカサマ師の道を突っ走るか、みたいな躊躇がドラマとして描かれてるので、ちゃんとした青春映画としても立派に成立してる娯楽作品に仕上がってます。なみにご本人は、数学とかギャンブルとかってどうなんですか? 「数学は嫌いじゃないけど得意でもない。もし得意だったら今頃ベガスで荒稼ぎしてるって。ギャンブルもある程度は楽しむけどハマるってことはない。撮影が終わってからは一度もやってないよ。撮影中はずいぶんやったけどね」とのこと。まぁギャンブルやるようなタイプには見えないけど、彼はどっからどう見ても文化部系な雰囲気なので、頭良さそうには見えますね。本作で大儲けする前のアキバ系ガリ勉スタイルも板に付いてて、こういう役をすんなり演じられるイケメンってのも珍しいです。なんとなくアキバ系を演じてる時の方が、演じるのがラクそうに見えましたけど?「どっちがラクとは言えないね。どっちも僕自身とはかけ離れてるから。役作りは環境が助けてくれたよ。学生の格好で大学の構内で演技してる時は自然と芝居もそうなったし、ベガスで高価なアルマーニのスーツでキメてる時は、そういう気持ちに入りやすかった」アメリカ版アキバ系も演じられる文化部風イケメン俳優。この映画を大ヒットに導き、早くもマネー・メイキング・スターの仲間入りか?これから特に注目しておいた方がいいハリウッド・スターであることは間違いないです。 ところで、この映画の試写に行く前、「ラスベガスを舞台に息詰まるポーカーの戦いが繰り広げられる」的な内容の、さるギャンブル映画を見たんです。有名ハリウッド俳優が出ている、そこそこ近年に公開されたこの映画が、年に1本あるかないか級につまらなかった…。調べたら興収的にも大コケしたそうです。ちょっと前にそういう痛い思いをしてたので、この『ラスベガスをぶっつぶせ』も、かなり警戒してマスコミ試写を見に行きました。何を警戒してたかと申しますと、ギャンブルの描かれ方です。現在、ワタクシ家にトランプってものがありません。トランプは子供の頃にババ抜きと神経衰弱をやったぐらいで、それすら今はもうルール忘れました。ポーカーとかブラック・ジャックなんて一切ルール知りません。って言うか競馬パチンコなどギャンブルそのものをやりません。そのヒマがあれば映画を見ます。つまり、爪の先ほども興味関心が無いのです。そういう人間でも楽しめるような映画作りしてるか?トランプのルールに精通してる人なんて10人中1人ぐらいだろうから、残り9人のこともちゃんと考えて作れよ?って言うかむしろ9人の方が数的に言って重要だろ。という観点から、徹底的にシビアに採点してやろうと、構えて見に行ったのです。 例の大コケしたギャンブル映画ってのは、そこらへんがまるっきりなってなかった!DVDの映像特典で、監督が「ギャンブルを知らない人でも楽しめる映画になったと思うよ」としゃあしゃあと自画自賛してましたけど、いや、なってねーから!話に全然ついてけません。 『ラスベガスをぶっつぶせ』は、この点が実にお見事。これから本作を見ようという人で、しかもギャンブルをやらない人は、どうやって何も知らない自分をこの映画が楽しませてくれるのか、ぜひ映画の作りを意識しながらご覧ください。1人でも多くのお客に、より高い満足度を与える、という崇高なる使命を担ったエンターテインメント映画の、これぞ正しい作られ方です。いやはや感服つかまつりました!最後に、あともう1本、ジム・スタージェス主演のヒット作が日本で公開されます。それについては続きの(2)で。■
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PROGRAM/放送作品
正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
[PG12]移民の国アメリカで起きている現実を、ハリソン・フォードら実力派俳優共演で描く社会派ドラマ
米国は移民の国でありながら、9.11以降、移民の取り締まりが厳しくなった。その矛盾を、自身も移民である監督が実体験を活かして描く。職務と正義の間で揺れる捜査官をハリソン・フォードが人間味豊かに好演。
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PROGRAM/放送作品
ウェイバック -脱出6500km-
酷寒のシベリアからインドまで!過酷な大自然を渡り歩く壮大な逃走劇を描く実録サバイバルドラマ
シベリアの強制労働収容所から脱出し1年かけてインドまで渡り歩いたポーランド人兵士の回顧録を映画化。サバイバルの脅威となる極寒や灼熱の大自然をロケでリアルに映し、立ち向かう人間の本質をも浮き彫りとする。
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PROGRAM/放送作品
アップサイドダウン 重力の恋人
上には富裕層、下には貧困層──真逆の重力世界に住む男女が禁断の恋に落ちる、斬新なSFロマンス
重力が正反対に働く双子惑星を舞台に、現代の格差社会さながらな2つの世界に隔てられた男女のロマンスを独創的に綴る。合成映像や上下逆に製作したセットによって描き出す、二重引力世界のビジュアルが斬新だ。
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PROGRAM/放送作品
(吹)アップサイドダウン 重力の恋人
上には富裕層、下には貧困層──真逆の重力世界に住む男女が禁断の恋に落ちる、斬新なSFロマンス
重力が正反対に働く双子惑星を舞台に、現代の格差社会さながらな2つの世界に隔てられた男女のロマンスを独創的に綴る。合成映像や上下逆に製作したセットによって描き出す、二重引力世界のビジュアルが斬新だ。