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PROGRAM/放送作品
戦争のはらわた
栄光に飢えた貴族将校vs歴戦の叩き上げ下士官、サム・ペキンパー監督が描く、極限の戦場ドラマ
『ワイルドバンチ』のサム・ペキンパー監督が、真骨頂であるスローモーション撮影と細かいカット割りを随所に施し、リアルで激しい戦闘シーンを再現した、ジェームズ・コバーン主演の戦争映画史上屈指の傑作!
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COLUMN/コラム2012.06.27
個人的に熱烈推薦!編成部スタッフ1人1本レコメンド 【2012年7月】招きネコ
バイオレンス描写と物語、どちらもにもサム・ペキンパー監督の世界観満載の『ワイルド・バンチ』の戦争映画版。第二次世界大戦末期の東部戦線で、敗戦濃厚なドイツ軍が、攻め込むソ連軍相手に抵抗する最前線が舞台。とにかく、登場人物は薄汚れた男ばかり。イケメンなし。だが、生き様がしびれるほどカッコイイ。仲間への責任感に満ち、器用な生き方ができず、負け戦とわかっていても自分の生き方を貫き通す主人公シュタイナーを演じるジェームズ・コバーンが、セリフではなく俳優としての存在感そのもので、この映画を成立させてしまいました。彼と対立する貴族出身の勲章をもらうことしか頭にない上官シュトランスキー役を演じたマクシミリアン・シェルもイヤな奴度100%の名演。だけど、こちらは演技だと思うので、こんな憎まれ役の中にも、憎みきれない姑息な人間の弱さを具現化させたシェルも別の意味ですごいです。「暴力」が代名詞になっているサム・ペキンパーですが、この作品を見終わった時に残ったのは、戦争の虚しさ、人間の狂気でした。魂がカッコイイ男たちの、暴力や戦争へのカタルシスなど微塵もない、これは反戦映画です。 © 1977 Rapid Film GMBH - Terra Filmkunst Gmbh - CANAL+ Image UK Ltd.
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PROGRAM/放送作品
巨大なる戦場
イスラエルの建国秘話を、カーク・ダグラス、ジョン・ウェインら豪華キャストで描いた戦争ドラマ
戦後のパレスチナで独立のために戦うユダヤ人を指揮したミッキー・マーカスの伝記を基に『パリが恋するとき』のメルヴィル・シェイヴルソンが、カーク・ダグラス、ジョン・ウェインら豪華キャストで描いた戦争秘話。
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PROGRAM/放送作品
緋文字(1972)
不朽の名作小説の映画化に挑んだヴェンダースが、恥辱の刻印を押された女性の波瀾万丈の生き様を描く
ヴィム・ヴェンダース監督が40年以上のキャリアの中で唯一手がけた歴史劇。何度も映画化されてきたナサニエル・ホーソーンの小説を原作に、コミュニティの規律や偏見によって孤立した女性の苦悩と尊厳を描き出す。