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PROGRAM/放送作品
(吹)エクスペンダブルズ2
[PG12]シュワ、ブルース本格参戦!さらにチャック・ノリスも!80’sアクション・スター大進撃
前作で豪華競演した新旧アクション・スターが再集結し、さらに悪役としてジャン=クロード・ヴァン・ダムが新参戦。前作では顔見せ程度だったブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーが大活躍する。
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COLUMN/コラム2019.11.01
チャック・ノリス・ブームの頂点を極めた名作クライム・アクション
‘80年代を代表するB級アクション映画スター、チャック・ノリスが、まさにその全盛期の真っただ中に放った大ヒット作であり、多くのファンが彼の最高傑作と太鼓判を押すクライム・アクションである。まあ、それもそのはず。既にご存じの映画ファンも少なくないとは思うが、もともと本作はクリント・イーストウッドのために用意された企画だった。 オリジナル脚本を書いたのは、マイケル・バトラーとデニス・シュリアックのコンビ。当時、イーストウッド主演のアクション映画『ガントレット』(’77)の脚本を手掛けた2人は、それに続く『ダーティ・ハリー』シリーズ第4弾として、本作の企画をイーストウッドに提案する。つまり、チャック・ノリス演じる主人公エディの原型はハリー・キャラハンだったのだ。当初はイーストウッド本人も関心を示していたそうだが、しかし出来上がった脚本がお気に召さなかったのだろう、しばらくすると連絡が途絶えてしまい、企画そのものがお蔵入りとなる。 その後、バトラーとシュリアックは西部劇『ペイル・ライダー』(’85)で再びイーストウッドと組むことになるのだが、その直前に2人が脚本に携わったのがクリス・クリストファーソン主演の犯罪ドラマ『フラッシュポイント』(’84)。その際、友人の製作者レイモンド・ワグナーから、クリストファーソン主演で本作の映画化をという提案があったらしいのだが、それがいつの間にかチャック・ノリス主演の企画として始動していたのだそうだ。 ただし、実際に映画化された脚本にはバトラーとシュリアックの2人は一切タッチしていない。2人の書いたオリジナル脚本をリライトして、最終的な決定稿を仕上げたのは名作『チャイナ・シンドローム』(’77)でオスカー候補になったマイク・グレイである。本作の演出に起用されたアンドリュー・デイヴィス監督は、無名時代に世話になって気心の知れた恩人グレイに脚本の書き直しを依頼。監督の生まれ育ったシカゴが舞台ということで、彼自身のアイディアも多分に盛り込まれているという。 主人公はシカゴ市警の腕利き警部エディ・キューサック(チャック・ノリス)。犯罪を憎み不正を絶対に許さない、頑固だが実直な刑事である。そんなエディが陣頭指揮を執っていたのが、ルイス・コマチョ(ヘンリー・シルヴァ)率いる南米系麻薬組織コマチョ一家の検挙。タレコミ屋をおとりに使ってコマチョ一家との麻薬取引をセッティングし、その現場へ警官隊が乗り込んで一網打尽にする手筈だったが、こともあろうか第三者のギャング組織が先回りして乱入。タレコミ屋を含む取引関係者が皆殺しにされ、大量の麻薬と現金が奪われてしまったのだ。 この急襲作戦を実行したのが、コマチョ一家と敵対する組織のボスであるトニー・ルナ(マイク・ジェノヴェーゼ)。トニーは裏社会の大物スカリース(ネイサン・デイヴィス)の甥っ子で、その御威光を笠に着て無茶ばかりするような男だった。まんまと成功したかに思えた横取り作戦だったが、しかし現場で殺したはずのルイスの実弟ヴィクター(ロン・ヘンリケス)が、実は生き延びていたことが判明。自分の犯行であることがバレるのも時間の問題と察したトニーは、子分たちに家族の警護を指示したうえで、荷物をまとめて高飛びする。 一方、思わぬ邪魔が入って作戦が失敗し、上司ケイツ署長(バート・レムゼン)から大目玉を食らうエディ。しかも、銃撃戦の際に飲んだくれの老いぼれ刑事クレイギー(ラルフ・フーディ)が、無関係の少年を射殺してしまったことも大問題となる。一貫して正当防衛を主張するクレイギーだが、実はこれ、丸腰の少年を誤って撃って慌てた彼が、いつも足元に隠し持っている護身用の拳銃を少年の手に握らせ、偽装工作を図ったもの。その一部始終を相棒の新米刑事ニック(ジョー・グザルド)が目撃していたが、しかし現場責任者であるエディに真実を言い出せないでいた。 なぜなら、同僚の不始末を庇うのは警察内における暗黙のうちの了解。いわゆる「沈黙の掟(=本作の原題Code of Silence)」だ。これを破れば署内で居場所がなくなってしまう。妻子を抱えたニックにとっては死活問題だ。以前からクレイギーの飲酒癖を問題視していたエディは、そうした事情を直感で察するものの、真実を告白するもしないもニックの良心に任せる。 ひとまず公聴会までクレイギーが停職処分となったため、ケイツ署長の指示でニックはエディとコンビを組むことに。すぐに2人はトニーが主犯であることを突き止め、高飛びした彼の行方を探ると同時に、宿敵コマチョ一家の動向も監視する。すると、コマチョ一家はトニーの留守宅を襲撃して家族を皆殺しに。たまたま仕事中で難を逃れた一人娘ダイアナ(モリー・ヘイガン)にも刺客が差し向けられる。間一髪のところでダイアナを保護し、引退した先輩テッド(アレン・ハミルトン)に彼女を預けるエディ。しかし、そこへもコマチョ一家の魔手が迫り、ダイアナは誘拐されてしまう。 ダイアナの命を助けたければ、トニーを探し出して連れてこいとルイスから言い渡されるエディ。ところが、公聴会でクレイギーに不利な証言をしたため、警察では誰一人としてエディに力を貸す者はなかった。唯一の協力者は、脚を怪我して現場を離れた親友刑事ドレイト(デニス・ファリーナ)のみ。かくして、ほぼ孤立無援な状態のまま、エディはダイアナを救出するため、コマチョ一家と対峙せねばならなくなる…。 シカゴへの愛情が溢れる豊かなローカル色も見どころ! プロの空手選手として無敵の実績を誇り、親交のあったブルース・リーの誘いで映画界へ足を踏み入れたチャック・ノリス。『フォース・オブ・ワン』(’79)や『オクタゴン』(’80)、『テキサスSWAT』(’83)といった低予算アクションで頭角を現した彼は、当時波に乗りつつあった映画会社キャノン・フィルムと初めて組んだ戦争アクション『地獄のヒーロー』(’84)が空前の大ヒット記録したことで、一躍ハリウッドのトップスターの座へと躍り出る。続く『地獄のヒーロー2』(‘5)や『地獄のコマンド』(’85)、そして『野獣捜査線』も全米興行収入ナンバーワンに。中でも、それまで批評家からは酷評されまくっていたノリスにとって、初めて真っ当な評価を受けた作品が本作だった。 実際、当時のチャック・ノリス主演作品の多くが、映画としては非常にビミョーな出来栄え。ぶっちゃけ、アクションはA級だけれど脚本はC級だよねと言わざるを得ない。出世作『地獄のヒーロー』にしてもそうだが、ストーリーがアクションを見せるための手段でしかなく、どうしてもご都合主義で安上がりな印象が否めないのだ。その点、本作はライバル組織同士の抗争に警察が絡むという三つ巴の対立構造がしっかりと練られており、なおかつ警察たるものの正義とモラルを問う明確なテーマも貫かれている。主人公エディとヒロインの、さり気ない心の触れ合いも悪くない。しかし、やはり一番の功績は、優れたB級アクション映画のお手本のようなアンドリュー・デイヴィス監督の演出であろう。 大都会シカゴのロケーションを最大限に生かすことで予算を抑え、あくまでもストーリーに重点を置きつつ、ここぞというピンポイントでダイナミックなアクションを挿入することで、テンポ良くスピーディに全体をまとめあげていく。その安定感のある職人技的な演出は、さながら名匠ドン・シーゲルのごとし。本作が初めてのメジャー・ヒットとなったデイヴィス監督は、続いて同じくシカゴで撮ったスティーヴン・セガール主演作『刑事ニコ/法の死角』(’88)も大成功させ、やがて『沈黙の戦艦』(’92)や『逃亡者』(’93)などの大型アクション映画を任されるようになる。 やはり最も印象に残るのは、ループと呼ばれるシカゴ名物の高架鉄道でロケされた追跡シーンであろう。実際に走行する車両の屋根へ役者を登らせたスタントも見もの。通常よりもスピードをだいぶ落としての撮影だったらしいが、それでもなお迫力は十分である。また、激しいカーチェイスの末にリムジンがクラッシュ&炎上するシーンは、これまたシカゴへ行ったことのある人ならお馴染み、市内に張り巡らされた多層道路の中でも最も有名なワッカー・ドライブの低層階でロケされている。この同じ場所は『ダークナイト』(’08)のクラッシュ・シーンにも使われているので、見覚えのある方も少なくないだろう。また、随所に出てくる警察署のオペレーター・ルームは、実際にシカゴ警察署本部で撮影されており、本物の刑事や職員も多数出演。こうした、普通なら撮影許可の下りにくい場所を使用できたのも、シカゴ出身で地元にコネの多いデイヴィス監督だからこそだったようだ。 ちなみに、主人公エディの親友ドレイト役のデニス・ファリーナ、サングラスをかけた同僚コバス役のジョセフ・コサラの2人も、当時シカゴ警察に勤務する現役の刑事だった。どちらも刑事を本職としながら、アルバイトで俳優の仕事もしていたらしい。ファリーナは本作の翌年、マイケル・マン製作のテレビドラマ『クライム・ストーリー』(‘86~’88)の主演に抜擢されたことで警察を辞職。プロの俳優として『ミッドナイト・ラン』(’88)や『スリー・リバーズ』(’93)、『プライベート・ライアン』(’98)など数多くの映画で活躍することになる。一方のコサラは「クレイジー・ジョー」のあだ名で知られたシカゴ警察の名物刑事だったらしく、プロの俳優には転向せず役者と刑事の二足の草鞋を履きつつ、定年まで勤めあげたそうだ。 ほかにも、本作はシカゴ出身の地元俳優が多数出演。もともとシカゴは、ニューヨークに次いで全米最大の演劇都市として知られ、ゲイリー・シニーズやジョン・マルコヴィッチなどを輩出した名門ステッペンウルフ劇団もシカゴが本拠地だった。ダイアナ役のモリー・ヘイガンも、彼女自身はミネアポリスの出身だが、当時はシカゴの劇団に所属して舞台に出演していた。暗黒街の大物スカリーセ役では、デイヴィス監督の実父ネイサン・デイヴィスが出演しているが、彼もまたシカゴ演劇界の重鎮だった人物。そのほか、刑事役やギャング役を演じている俳優たちもシカゴの舞台俳優で、その多くが本作をきっかけにデイヴィス監督作品の常連となる。そういう意味では、実にローカル色の強い作品なのだ。 なお、終盤で大活躍する警察ロボットは、コロラド州に実在した’83年創業のRobot Defense Systems Inc.という会社(’86年に倒産)が製作に協力。この「仲間に反感を買った刑事の新たな相棒がロボット」という設定は、マイケル・バトラーとデニス・シュリアックのオリジナル脚本の段階から存在したらしいが、恐らく本作で唯一賛否の分かれるポイントかもしれない。まあ、実際に開発した会社が本作の翌年に倒産しているのだから、あまり実用的とは言えない代物だったのだろう。■ 『野獣捜査線』© 1985 ORION PICTURES CORPORATION. All Rights Reserved
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PROGRAM/放送作品
エクスペンダブルズ2
[PG12]シュワ、ブルース本格参戦!さらにチャック・ノリスも!80’sアクション・スター大進撃
前作で豪華競演した新旧アクション・スターが再集結し、さらに悪役としてジャン=クロード・ヴァン・ダムが新参戦。前作では顔見せ程度だったブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーが大活躍する。
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NEWS/ニュース2011.09.14
『最強男トーナメント ガチで一番強いのは誰だ!?SP』開催中!!
ハリウッドを代表するアクション・スター6人が、もし本気で戦ったら誰が一番強いのか!?そんなコンセプトでお届けする、アクション映画ファンのみならず格闘技ファンも必見のガチ企画『最強男トーナメント ?ガチで一番強いのは誰だ!?SP』。3週に渡る“トーナメント方式”による王者決定戦が、只今開催中!6人の主演作品を連日2作品ずつ放送。そして2作目放送終了後の時間に、この『ザ・シネマ ブログ』で勝敗結果を発表!さらに結果だけでなく、映画専門誌『映画秘宝』、格闘技専門サイト『kamipro.com』にも寄稿し、両ジャンルに精通した専門家・高橋ターヤン氏による、試合経過をリアルにシュミレーションした“試合レビュー”としてお届け!!現在、準決勝を終え、ついに9月21日(水)に決勝戦が行われる! ■最強男トーナメント ルールブック ・試合は近年の総合格闘技で主流となっている八角形にケージ(金網)を張ったマットにて行われる。・頭突き、噛み付き、急所攻撃は禁止とする。またケージを掴んでの攻撃や防御も禁止する。・着衣はスパッツやショートパンツ以外のものの着用を禁ずる。また急所を防御するファールカップを着用する。・選手はオープンフィンガーグローブ、マウスピースを着用する。・試合は1ラウンド5分の3ラウンド制で行われる。ラウンド間のインターバルは60秒とする。・試合は打撃等によるKO、サブミッションによるタップアウト、レフェリーストップによるTKOによって勝者が 決まるほかに、3ラウンドの間に決着がつかない場合は、3人のジャッジによる判定で多数支持を受けた選手を 勝者とする。・トーナメントは6名による準々決勝を一回戦として行い、準決勝2試合、決勝戦を1日で行う、 ワンデイトーナメントとして実施する。・準々決勝で敗れた選手の内1名を主催者が選定し、敗者復活として準決勝に出場させる。・トーナメントの優勝者は最強のアクション俳優の証たる「最強男」の称号を得る。 ■放送作品と日時 《決勝》▼9月21日(水)23:00-25:00/25:00-27:00スティーヴン・セガール『暴走特急』 VS ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』試合の詳細な内容を臨場感たっぷりに伝える“試合レビュー”は、2作目が放送終了後に、この『ザ・シネマ ブログ』でアップ予定!乞うご期待!!■
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PROGRAM/放送作品
最後のブルース・リー/ドラゴンへの道
最終決戦はローマのコロシアム!ブルース・リーとチャック・ノリスの決闘に手に汗握るカンフーアクション
ブルース・リーが製作・監督・脚本・音楽・武術指導も兼任し、珍しく陽気なキャラクターでユーモアを振りまく。クライマックスでは当時無名のリアル空手家チャック・ノリスと柔vs剛の息詰まる決闘を魅せる。
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NEWS/ニュース2011.09.13
【最強男トーナメント】準決勝・第一試合、結果発表!!
試合前にドクターチェックが行われ、準決勝第一試合を戦うチャック・ノリスは、一回戦で対戦したアーノルド・シュワルツェネッガーの“州知事ベアハッグ”によって腰を痛めてしまったことが発覚。医師は棄権を勧めたが、ノリスは頑としてこの提案を拒否し、準決勝出場を強行することを決定。控室では入念なマッサージを受けていた。対するセガールは、試合終了直後こそ憮然とした表情を浮かべていたが、控室に戻ってからは終始リラックスムードに。唯一心配されるスタミナ面を解消するべく、ゆっくりと休んでいたこともあって、この試合前に完全に回復した模様だ。好対照のコンディションで臨む準決勝第一試合。全試合優勝候補者の潰し合いの様相を呈しているこのトーナメントの中でも、屈指の好カードが始まる!レフェリーに呼ばれてケージの中央でルール説明を受ける両者。格闘家として輝かしい実績を持つ者同士の対戦だけに、コーナーに分かれる際のグローブタッチまで両者ともにリスペクトに溢れた表情を崩さなかったのが印象的だ。試合開始のゴング!しかし両者ともに、うかつには近付こうとはしない。だが遠距離であれば、多彩な蹴り技を持つノリスが断然有利。さっそく強烈なミドルキックを放つノリス。しかしその蹴りに、いつもの空気を切り裂くようなシャープさは無い。本当にわずかな差ではあるが、武道の達人同士の戦いの中では、このハンデは致命傷となりかねないものだ。間一髪でノリスのミドルキックを避けることに成功したセガールは、逆にいきなり一回戦でザ・ロックをノックアウトした飛び前蹴りを披露。しかし距離がありすぎたせいもあって、こちらもノリスにかわされる。ここをチャンスと見たノリスは一気に距離を詰め、セガールの懐に飛び込んでの正拳突きを試みる。しかし近距離はセガールの距離でもある。セガールはさらに歩を進めて超至近距離での打ち合いに応じ、高速の当て身“超セガール拳”を炸裂させた。セガールはノリスが顔面打撃有りのルールで戦ったことが無いことを見越して、ノリスの顔面に打撃を集中させてきたのだ。しかしノリスは、2007年にフルコンタクトのキックボクシングイベントWCL(ワールド・コンバット・リーグ)を主催するほど、現代の格闘技を研究している。このセガールの攻撃はまさに狙い通りの攻撃であったのだ。セガール拳を避けたノリスは、ここで大技のバックハンドブローの体勢に入る。しかしこれは逆にセガールのワナであった!後ろを向いたノリスにセガールの合気投げが炸裂。大きく吹き飛ばされたノリスはマットに叩き付けられて、一回戦で痛めていた腰痛をさらに悪化させてしまう。グラウンドでは難なくトップポジションを取ったセガールが、直上からの強烈なパウンドを打ち込み始める。しかし誰もがノリスの敗北を予想したそのとき、何と空手家であるノリスが下からの腕絡みのアタックを開始したのだ! 実はこのムーブは、ノリスの盟友で総合格闘技の創始者としても名高いブルース・リーが、『燃えよドラゴン』のオープニングでサモ・ハン・キンポーを相手に披露した技。ノリスはリーにこの技を伝授されており、実戦のこのタイミングでこの技を使ったのだ。しかしUFCのトップファイターたちとのトレーニングで、自身の格闘技スキルを完全に現代総合格闘技にアジャストさせているセガールは、予想外の攻撃に驚きながらもノリスの腕絡みを振りほどきスタンド状態に戻る。ノリスも立ち上り、両者は再びスタンドでの打撃戦を開始した。まるで空手の試合のようなスタンドでの打撃戦は2ラウンド、3ラウンドも延々と続き、決して引くことのない両者の打ち合いに観客は熱狂。ノリスは鬼神の表情で打撃を打ち込み、セガールは合気道家とは思えぬ打撃だけの真っ向勝負を披露。結局決定打の無いまま、3ラウンドのゴングが鳴り響いたのだった。勝敗は判定に持ち込まれたが、1ラウンドでトップポジションを取り、2ラウンド以降は腰痛に耐えながら戦ったノリス以上に手数を出し続けたセガールが、勝利をモノにした。健闘を讃えあった両者であったが、セガールは最大の弱点と思われているスタミナをこの試合で極限まで使い果たしたため、決勝戦に向けて大きな不安材料を残したこととなる。以上の結果通り、準決勝・第一試合はスティーヴン・セガールが勝利し、決勝戦に進むことに。次戦、準決勝・第二試合は、9月13日(火)21:00-23:00/23:00-25:00ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』 VS アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター』2作目「ターミネーター」の本編終了後に、こちらのブログにて試合レビューを公開!作品鑑賞と合わせてお楽しみください!!
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PROGRAM/放送作品
テキサスSWAT
テキサス警備隊の一匹狼が巨大犯罪組織に挑む!チャック・ノリスが迫力の決闘を魅せるアクション映画
チャック・ノリス主演作では日本初の劇場公開作。マカロニ・ウエスタンを彷彿とさせる世界観の中、ノリスらしい孤高の一匹狼を演じる。『燃えよ!カンフー』のデヴィッド・キャラダインとの空手の決闘が迫力満点。
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NEWS/ニュース2011.09.09
『最強男トーナメント ガチで一番強いのは誰だ!?SP』開催中!!
ハリウッドを代表するアクション・スター6人が、もし本気で戦ったら誰が一番強いのか!?そんなコンセプトでお届けする、アクション映画ファンのみならず格闘技ファンも必見のガチ企画『最強男トーナメント ガチで一番強いのは誰だ!?SP』。3週に渡る“トーナメント方式”による王者決定戦が、只今開催中!6人の主演作品を連日2作品ずつ放送。そして2作目放送終了後の時間に、この『ザ・シネマ ブログ』で勝敗結果を発表!さらに結果だけでなく、映画専門誌『映画秘宝』、格闘技専門サイト『kamipro.com』にも寄稿し、両ジャンルに精通した専門家・高橋ターヤン氏による、試合経過をリアルにシュミレーションした“試合レビュー”としてお届け!! 現在、一回戦の3試合を終え、9月12日(月)・13日(火)には準決勝が行われる!■最強男トーナメント ルールブック ・ 試合は近年の総合格闘技で主流となっている、八角形にケージ(金網)を張ったマットにて行われる。・ 頭突き、噛み付き、急所攻撃は禁止とする。またケージを掴んでの攻撃や防御も禁止する。・ 着衣はスパッツやショートパンツ以外のものの着用を禁ずる。また急所を防御するファールカップを着用する。・ 選手はオープンフィンガーグローブ、マウスピースを着用する。・ 試合は1ラウンド5分の3ラウンド制で行われる。ラウンド間のインターバルは60秒とする。・ 試合は打撃等によるKO、サブミッションによるタップアウト、レフェリーストップによるTKOによって勝者が 決まるほかに、3ラウンドの間に決着がつかない場合は、3人のジャッジによる判定で多数支持を受けた選手を 勝者とする。・ トーナメントは6名による準々決勝を一回戦として行い、準決勝2試合、決勝戦を1日で行う、 ワンデイトーナメントとして実施する。・ 準々決勝で敗れた選手の内1名を主催者が選定し、敗者復活として準決勝に出場させる。・ トーナメントの優勝者は最強のアクション俳優の証たる「最強男」の称号を得る。 ■放送作品と日時 《準決勝》▼9月12日(月)21:00-23:00/23:00-25:00チャック・ノリス『野獣捜査線』 VS スティーヴン・セガール『暴走特急』 ▼9月13日(火)21:00-23:00/23:00-25:00ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』 VS アーノルド・シュワルツェネッガー『ターミネーター』各試合の詳細な内容を臨場感たっぷりに伝える“試合レビュー”は、各放送日の2作目が放送終了後に、随時この『ザ・シネマ ブログ』でアップ予定!乞うご期待!!■
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PROGRAM/放送作品
(吹)野獣捜査線
ギャングに怒りの制裁を下す孤高の刑事…。80年代アクション俳優チャック・ノリスの真骨頂!
空手の黒帯、柔道の茶帯を持つ本格派チャック・ノリスが、アクション俳優として飛躍を遂げた転機作。味方からの援護を得られない孤高の刑事をハードボイルドに演じ、壮絶なアクションでスカッとさせる。
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NEWS/ニュース2011.09.08
【最強男トーナメント】一回戦・第二試合、結果発表!!
一回戦の第二試合は『ボディビル史上最大の肉体を持つ、脅威のマッスルボディ』アーノルド・シュワルツェネッガー対、『ブルース・リーも恐れた、アメリカ空手史上最強のミドル級王者』チャック・ノリスの対戦だ。ノリスは空軍の兵士として韓国に赴任した際に唐手道(タンスドー)を学び、帰国後に1964年から1974年までの長きに渡って世界空手選手権ミドル級王者に君臨した超本格派。友人であるブルース・リーの『ドラゴンへの道』で本格的に映画俳優として活動を開始し、『地獄のヒーロー』『野獣捜査線』で世界的アクションスターとなったが、本職は格闘家。特に『ドラゴンへの道』で見せたミドルキックと後ろ回し蹴りは驚異だ。対するシュワちゃんは格闘技経験は無いものの、20世紀最高のボディビルダーと称された肉体と、その体躯から生み出されるパワーはトーナメント出場者の中でも飛びぬけている。ともにアクションスターとしての地位を確立し、同じ肉体派の共和党員である両者がついに白黒をつけるときが来たのだ!技のノリスか?パワーのシュワちゃんか?準決勝に進むのはどっちだ!?開始早々組み付こうとするシュワちゃんだったが、機敏なフットワークでタックルを避けるノリス。このフットワークは『ドラゴンへの道』で戦いの中でブルース・リーから学んだものだ。そのまま後ろ回し蹴りを放つノリス!しかしシュワちゃんの頑強なボディにはまったく効かない!身長差10cm、体重差30kgという体格の差が、このような形で露呈し、動揺するノリス。そんな動揺がフットワークにも影響し、ついにシュワちゃんが動きの鈍ったノリスを捕まえることに成功する。ここでシュワちゃんは“州知事ベアハッグ”を披露!格闘技経験の無いシュワちゃんでも、持ち前のパワーをフル活用できる必殺技だ。ノリスは絶体絶命、ここまでか?しかしシュワちゃん、なぜか集中力を欠いている……。なんと客席にいる元夫人のマリア・シュライパーさんがシュワちゃんを睨みつけているではないか!何かやましいことが多いのか、急速にソワソワしだしたシュワちゃん。その迷いが隙を生み、完璧と思われていた州知事ベアハッグに隙間が!そんなシュワちゃんの一瞬の隙をついて、ノリスはついに脱出に成功する。絶体絶命の危機を脱し、ふたたび距離をとることに成功したノリスは、怒涛の反撃を開始!顔面に正拳突きを連打し、ローキック、ハイキックを連打!映画では一方的に敵を痛めつけることの多いシュワちゃんだけに、この連続攻撃はさすがにこたえたようで、徐々に防戦一方の展開に。そこに右ミドルキックがシュワちゃんの脇腹を直撃!悶絶して倒れるシュワちゃん!さらに追い討ちをかけようとしたノリスと倒れこんだシュワちゃんの間に、レフェリーが割って入り、試合終了!1ラウンド4分42秒、チャック・ノリスの勝利となった。勝利者インタビューで、格闘技初心者でありながら、自分をここまで追い詰めたシュワちゃんに賛辞を送るノリス。大歓声を背に受けてトーナメント準決勝に進むため、早々にケージを後にした。一方、敗れたシュワちゃんは脇腹を押さえながらも、マイクを握り「今回は一瞬の油断で逆転されてしまった。このあとのトーナメントでのチャックの健闘を祈るけど、また是非戦いたいね」と悔しさをにじませながら、最後に「アイル・ビー・バック」とお約束のセリフを残し、今後も格闘技を続けることを匂わせていた。退場時はSPと弁護士に守られながら、マリアさんの陣取るサイドとは真逆の方向に逃げるように去っていったことは言うまでも無い。 以上の結果通り、一回戦・第二試合はチャック・ノリスが勝利し、準決勝に進むことに。次戦、一回戦・第三試合は、9月8日(木)21:00-23:00/23:00-25:00シルヴェスター・スタローン『クリフハンガー』 VS ジャン=クロード・ヴァン・ダム『ユニバーサル・ソルジャー』2作目「ユニバーサル・ソルジャー」の本編終了後に、こちらのブログにて試合レビューを公開!作品鑑賞と合わせてお楽しみください!!