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PROGRAM/放送作品
アルカトラズからの脱出
“成功者ゼロ!”脱走不可能な孤島の刑務所で本当に起きた、イーストウッド主演の手に汗握る脱獄劇
『ダーティハリー』の名コンビ、クリント・イーストウッドとドン・シーゲル監督が実話を丹念に追った、プリズン・ブレイク・サスペンス。イーストウッドの寡黙な役柄と手に汗握るギリギリの巧妙な脱出計画は必見。
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COLUMN/コラム2019.08.30
シーゲルとイーストウッド 伝説の師弟、最後のコンビ作は… 『アルカトラズからの脱出』
今や押しも押されぬ、アメリカ映画界の巨匠クリント・イーストウッドが、初めてオスカーを手にしたのは、『許されざる者』(1992)。主演男優賞、監督賞、そしてプロデューサーとして作品賞にノミネートされ、見事に監督賞と作品賞を勝ち取った。それまでも、彼の監督としての力量を高く評価する声はあったが、これが決定打になったと言える。 「最後の西部劇」と銘打たれた、『許されざる者』。この作品が2人の映画監督、セルジオ・レオーネ(1929~89)とドン・シーゲル(1912~91)に捧げられているのは、あまりにも有名な話である。 イーストウッドが主演としてレオーネと組んだのは、『荒野の用心棒』(64)『夕陽のガンマン』(65)『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(66)の3作。シーゲルとは、『マンハッタン無宿』(68)『真昼の死闘』(70)『白い肌の異常な夜』(71)『ダーティハリー』(71)、そして本作『アルカトラズからの脱出』(79)の5作で、コンビを組んでいる。 もちろん、単に本数の問題ではない。レオーネは、それまでTVスターだっあたイーストウッドを、イタリア製西部劇=マカロニ・ウエスタンへと招いた。そして“ドル箱3部作”と呼ばれる件の作品群で演じさせた“名無しの男”役で、彼の“映画俳優”としての背骨を作ったと言える。イーストウッドにとってレオーネは、いわば「俳優としての師」といったところか。 それに対してシーゲルは、イーストウッドにとっては、「監督としての師」。 2人が出会ったのは、イーストウッドがアメリカ凱旋後、『奴らを高く吊るせ!』(68)に続いて主演した、『マンハッタン無宿』。ニューヨークで逮捕された逃亡犯を護送するために、アリゾナから出張した保安官補が主人公の、アクション映画である。この主人公像は後に、“ダーティハリー”=ハリー・キャラハン刑事の原型になったとも言われるが、当初の監督はシーゲルではなかった。予定されていた別の監督の都合が悪くなって、彼にバトンが渡されたのである。 イーストウッドは、監督がよほどの確信がない限り、あれこれ注文をつけてくるのを嫌うタイプの俳優。一方シーゲルは、監督である自分の言った通りに、俳優は演じろというスタイル。そんなわけで『マンハッタン無宿』の撮影現場でも、ちょっとした衝突があったと言われるが、イーストウッド曰く、「…最初は角を突き合わせた部分もあったが、最後には素晴らしい関係を築けたと思う」。シーゲルも、「われわれはひじょうにうまくやっていたと思う」と語っている。 兎にも角にも、お互いが“リスペクト”の念を抱ける相手だったということ。イーストウッドは、出世作となったTV西部劇シリーズ「ローハイド」(59~65)出演時から、“監督”業に興味を持っていた。そしてシーゲルこそ、その“導師”となる人物だったのである。シーゲルも喜んで、その役割を果たしたという。 イーストウッドは言う。「演出については、ほかの誰からよりもドン・シーゲルから多くを学んだと思う……彼は少ない予算で自分の思うものを撮ることができた。求めるものが撮れたときには、そうとわかった。何回も異なるアングルで撮ってみる必要などまったくなかったのだ」 シーゲルはそのキャリアで、短期間に低予算で作品を完成させるためのノウハウを確立していた。一旦照明を組んだら、そのまま撮れるショットは、全て1度に撮影してしまったり、リハーサルを十分にして、実際にカメラを回すのはほとんど1テイクで終わらせる。その演出術はイーストウッドを、これこそ確固たるコンセプトを持った監督による、真の映画撮影であると感動させた。 固い絆で結ばれたシーゲルとイーストウッドのコンビは、1968年から71年までの僅か3年ほどの間に、『マンハッタン無宿』を皮切りに、4本もの作品を次々と世に放った。その4本目こそ、イーストウッド最大の当たり役にして、シーゲルの生涯で50本に及びフィルモグラフィーに於いても、「最高」の1本と言える『ダーティハリー』である。 そしてその直前にイーストウッドは、監督デビューも果たしている。 イーストウッド自らが演じる、プレイボーイのローカル局ディスクジョッキーが、ストーカーの女性ファンに追い詰められていくサスペンス作品『恐怖のメロディ』(71)である。この作品の撮影現場のほとんどには、“導師”シーゲルの姿があった。彼は酒場のバーテンダー役で出演すると同時に、イーストウッド演出のバックアップが必要になった際に備えて、スタンバイしていたのである。 切っても切り離せない関係に思われた、イーストウッドとシーゲルだが、『ダーティハリー』以降、本作『アルカトラズからの脱出』で5度目のタッグを組むまでには、8年間のブランクが生じた。これには、幾つかの理由が考えられる。『ダーティハリー』の成功があまりにも大きすぎたため、その興奮が冷めやらぬ内に再び組むには、リスクが伴うと考えられたこと。また、イーストウッドとシーゲルの関係が濃密になり過ぎて、もうやるべきことは「やり尽くした」感が否めなかったのも、事実である。特に自らが“監督”をするようになり、自分の思うままに作品作りを進められるようになった、イーストウッドにとっては…。 『アルカトラズ…』はそのタイトル通り、サンフランシスコ湾に浮かぶ、悪名高き“アルカトラズ刑務所”が舞台。1962年に、鉄壁と言われたこの刑務所から脱獄を果した、フランク・モリスら3人の実話をベースにした物語である。 リチャード・タッグルが書いた脚本を、シーゲルが気に入って買い取り、イーストウッドの元へと持ち込んだ。イーストウッドも乗り気で、自らが主演してシーゲルが監督することを望んだ。しかしその後、8年間のブランクが、本作製作の経緯に影を落とす。 イーストウッドが、ラストシーンのカットを誰が撮るかという問題にこだわったことなどから、交渉が難航。話は一旦、白紙に戻ってしまったのである。 その頃=70年代後半のイーストウッドは、アクションスターとして円熟期。世界的な人気を誇り、日本を見ても、毎年その主演作が、“正月映画”として公開されるほどだった。更に監督作品も6本を数え、その手腕は自他ともに認めるものとなっていた。イーストウッドとシーゲルの力関係は、『ダーティハリー』の頃とは、逆転していたとも言える。 結局本作は、シーゲルがイーストウッドに頭を下げてオファーすることによって、企画が成立。しかしいざ撮影が始まってみると、2人は事あるごとに、撮影の主導権を巡って対立を繰り返すこととなった。そしてシーゲルは、ラストシーンを撮らずに、現場から去ったという。本作はイーストウッドとそのスタッフの手によって、完成に至ったのである。 シーゲルの構想では本作のラストは、刑務所の内部を映し、脱出不可能な牢獄の現実を示して終わるというもの。だがイーストウッドが選んだのは、主人公たちの勝利を描きながらも、その後の過酷な運命を示唆するという〆であった。 どちらがよりふさわしいラストだったのかは、もはや検証しようがない。しかしそうした意味で『アルカトラズからの脱出』は、シーゲル監督作と言うよりも、明らかにイーストウッドの色が濃い作品となっているのである。 本作は公開されると、批評家の絶賛を浴びながらも、アメリカでの興行は不満が残る結果となった。そんなこともあってイーストウッドは、今後もシーゲルと共同で映画製作を行っていくという契約を反故にした。 結果的に『アルカトラズからの脱出』は、伝説の師弟コンビの、最後の作品となった。シーゲルはその後、思ったように作品は撮れなくなり、80年代中盤以降は映画界から距離を置いた。一方イーストウッドは、出演作のほとんどで監督を兼ねるようになった。他者に任せる場合でも、『ダーティハリー5』(88)『ピンク・キャデラック』(89)のように、長年イーストウッド組のスタントマンだったバディ・ヴァン・ホーンを起用。間違っても、現場の主導権を奪われることがないような布陣を組んだ。 “師匠”であったシーゲルにとっては、正にキャリアの終わり近くに関わった、『アルカトラズからの脱出』。“弟子”であるイーストウッドのその後の歩みを見ると、最後のコンビ作は、正に“分かれ道”だったのである。■
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PROGRAM/放送作品
(吹)アルカトラズからの脱出 【日曜洋画劇場版】
“成功者ゼロ!”脱走不可能な孤島の刑務所で本当に起きた、イーストウッド主演の手に汗握る脱獄劇
『ダーティハリー』の名コンビ、クリント・イーストウッドとドン・シーゲル監督が実話を丹念に追った、プリズン・ブレイク・サスペンス。イーストウッドの寡黙な役柄と手に汗握るギリギリの巧妙な脱出計画は必見。
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COLUMN/コラム2018.11.28
“大作パニック映画”!?『大陸横断超特急』のホントのところ
~愛と冒険を乗せて衝撃のノンストップ・サスペンスが始まった!~~完全犯罪をのせ狂気の極地へ突っ走る超特急「シルバー・ストリーク」号構内に突入する殺人パニック暴走列車!~ 『大陸横断超特急』が今から40年以上前、1977年のゴールデンウィークに公開される際の、宣伝用チラシに載っていた惹句である。ヴィジュアル的にも、巨大な列車が駅の壁をぶち破って突入し、客や駅員が逃げまどっている様を背景に、この映画の主演であるジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、リチャード・プライア―の3人が、必死の形相でそこから逃れようとしているコラージュがされていた。 本作の日本公開に当たっては配給会社が、“大作パニック映画”のイメージを打ち出していたことが、このチラシ1枚からよくわかる。上映館で販売されたプログラムに載った“解説”にも、「想像を絶するアドベンチャー」「パニック映画」「20世紀フォックスが1000万ドル(30億円)を投じて『ポセイドン・アドベンチャー』以来の大作として贈る」等々の、仰々しい煽り文句が躍る。 ところが後に発売されたDVDなどに収録された“本国版予告編”を観ると、最初の打ち出しは、“コメディ”!次いで“ロマンス”、最後に“アクション”なのである。更に本国版のポスターヴィジュアルも、“シルバー・ストリーク号”が駅に突入している場面が背景なのは同じだが、その前に並ぶワイルダー、クレイバーグ、プライア―の3人は、浮き浮きしたポーズでニコニコ顔なのだ。 では本作のホントのところは?その前にまず、ストーリーを紹介したい。 ロサンゼルスからシカゴまで、2日半かけてアメリカ大陸を横断する、コンパートメント付きの特急列車“シルバー・ストリーク号”。ゆったりとした旅を楽しもうと、列車に乗り込んだ出版業者ジョージ(ワイルダー)は、ヒリー(クレイバーグ)という美女と知り合う。彼女は美術史家シュライナー教授の秘書であり、その講演旅行に同行していた。 ジョージとヒリーはお互いに好意を抱き、ディナーの後にベッドイン。ムードが盛り上がったその瞬間、ジョージの目には、コンパートメントの窓に逆さ吊りになった、シュライナー教授の死体が飛び込んできた。 騒ぎ立てるジョージ。だが結局は、シャンパンの飲み過ぎによる「目の錯覚」だとヒリーに言われ、納得せざるを得なかった。 しかし本当に、殺人事件は起こっていた。犯人は、美術品の贋作を売りさばいて巨額の富を築いた、国際ギャングのデブロー一味。彼らの悪事を暴き立てようとした教授を、口封じのために殺したのである。 そして“シルバー・ストリーク号”を舞台にした、ジョージたちとデブロー一味の対決が始まる…。 このストーリーだと、日本での宣伝で強調された“大作パニック映画”的な要素よりは、“巻き込まれ型サスペンス”の色が強い。実際プログラムの“解説”にも、「ヒッチコックの『北北西に進路をとれ』を思わせるスリラー・サスペンス」という表現が出てくる。 またデブロー一味が教授を殺害するきっかけになった、贋作の証拠品となる“レンブラントの手紙”も、なぜそれが証拠になるかがは、観客に提示されない。これはヒッチコック言うところの、典型的な“マクガフィン”=物語において登場人物にとっては重要であるが、作劇上においては別の何かをそれに当てても問題はないものなのである。 では本当にヒッチコック風の“巻き込まれ型サスペンス”であったり、“スリラー・サスペンス”だったりするのか?実際は、そうしたジャンルにオマージュを捧げつつも、限りなく“コメディ”色が強い作品なのである。 ヒッチコックならば、ジェームズ・スチュアートやケーリー・グラントといった男前をキャスティングしたであろう、主人公のジョージ。ここにジーン・ワイルダーを配した辺りで、オリジナル脚本を書いたコリン・ヒギンズ、『ある愛の詩』(1970)『ラ・マンチャの男』(1972)など、何でも来いの老練なアーサー・ヒラー監督ら作り手が、もうコメディをやる気満々なのが伝わってくる。 1933年生まれのワイルダーは、ブロードウェイを経て、1967年に『俺たちに明日はない』で映画デビュー。翌68年に“コメディ映画の巨匠”メル・ブルックス監督の『プロデューサーズ』に主演してからは、その道を邁進する。 ティム・バートン監督×ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』(2005)のオリジナル版である、『夢のチョコレート工場』(1971 日本未公開)や、この頃はメル・ブルックスと並び称されるような、バリバリのコメディ監督だったウディ・アレンのオムニバス・コメディ『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』(1972)などに出演の後、西部劇パロディの『ブレージング・サドル』(1974)、フランケンシュタイン映画のパロディ『ヤング・フランケンシュタイン』(1974)と、ブルックス監督絶頂期の大ヒットコメディに立て続けに主演。翌1975年には主演も兼ねたワイルダーの初監督作で、名探偵の弟を主人公にした、『新シャーロック・ホームズ おかしな弟の大冒険』も公開されている。 そうした、コメディ映画俳優として、まさに上り調子のキャリアの時に主演したのが、『大陸横断超特急』なのである。 本作でワイルダー扮するジョージは、ヒッチコック映画のヒーローさながらに、美女といい仲になったり、命を狙われて逆襲に出たりするものの、悪党と対峙する度に列車から落とされるというギャグを繰り返す。そこで彼は、偶然知り合った老農婦に複葉機に乗せてもらったり、自分を犯人扱いした間抜けな保安官からパトカーを奪ったりしながら、何とか列車に追いついては乗り込む。 さして速いとも思えない交通手段で追いつくとは、どこが邦題にある“超特急”なのか!? (笑)。まあこの辺り、実に腹を抱える展開なのである。 乗っては落とされ乗っては落とされ…。そんな最中、奪ったパトカーの中で出会うのが、コソ泥で護送中だったグローバー。演じるは、リチャード・プライア―だ! 1940年生まれのプライア―は、60年代からスタンダップコメディアンとして活躍し、70年代前半にはエミー賞やグラミー賞も受賞。あのエディ・マーフィーやクリス・ロックも崇める、伝説的な存在である。 映画には60年代後半から出演するようになり、ブルックス監督×ワイルダー主演の『ブレージング・サドル』の脚本にも参加している。そうした意味では、ワイルダーとプライア―は既に邂逅しているものの、本作がスクリーン上での初顔合わせである。 プライア―演じるグローバーは、ワイルダー演じるジョージのピンチを救う役どころだが、同時にお笑いを増幅させる役割をも見事に果たしている。特に殺人犯人と疑われたジョージを、捜査の網から逃すために、グローバーの指導で“ある者”に変装させるというやり取りが、ホントに最高である!具体的には記さないので、是非楽しみに観て欲しい。 因みに、この後ワイルダーとプライア―は名コンビとして、『スター・クレイジー』(1980)『見ざる聞かざる目撃者』(1989)『サギ師とウソつき患者』(1991)と、本作を含めて4作品で共演を重ねることとなる。 というわけで、ワイルダーとプライア―の掛け合いが、最大の見どころとも言える『大陸横断超特急』。なぜアメリカでの大ヒットにも拘わらず、日本では看板に偽りありの、“大作パニック映画”のような売り方になってしまったのか? まず思い当るのが、日本的には、「売りになる」スターが1人も出ていない作品であったこと。アメリカで人気のコメディアンといっても、一部の例外を除いて、日本では全く集客力を持たない。ヒロインのジル・クレイバーグが、ポール・マザースキー監督の『結婚しない女』(1978)でブレイクするのも、もう少し後のことである。 付記すれば、日本では同じ年の暮れの公開で大ヒットした、『007 私を愛したスパイ』(1977)に殺し屋の“ジョーズ”役で登場し大人気となる、身長2m18cmの巨漢リチャード・キールも本作に出演している。やはり殺し屋(しかも“ジョーズ”の鋼鉄の歯と同じような、金歯をしている!)を演じているが、こちらもまだブレイク前のことであった。 そんなこんなで本作の宣伝部は、列車の突入シーンをフィーチャーして、『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)『タワーリング・インフェルノ』(1974)などから本格化した、“パニック映画”ブームを利用する挙に出たのであろう。付け加えれば本作日本公開の数か月前、猛スピードで爆走する列車のパニックサスペンス『カサンドラクロス』(1976)が大ヒットしたばかりという余波も、当然あったように思える。 今回一つ勘違いしていたのは、邦題の“大陸横断…”という部分。公開当時流行っていた記憶があるTV番組、「アメリカ横断ウルトラクイズ」に由来するのかなと思っていた。ところが調べてみると、『大陸横断超特急』の日本公開の方が、「アメリカ横断ウルトラクイズ」の「第1回」が放送されたのよりも、半年も早かったのである。 となると、逆に番組の方がパクったのか?多分そんなことはないであろうが、公開当時のこうしたアレコレを伝えるのも、その映画を知るための一助になるかなと思う。▪︎ © 1976 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
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PROGRAM/放送作品
(吹)アルカトラズからの脱出
“成功者ゼロ!”脱走不可能な孤島の刑務所で本当に起きた、イーストウッド主演の手に汗握る脱獄劇
『ダーティハリー』の名コンビ、クリント・イーストウッドとドン・シーゲル監督が実話を丹念に追った、プリズン・ブレイク・サスペンス。イーストウッドの寡黙な役柄と手に汗握るギリギリの巧妙な脱出計画は必見。
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PROGRAM/放送作品
大陸横断超特急
完全犯罪に巻き込まれた男の運命は?ヒッチコック映画を彷彿とさせる巻き込まれ型サスペンス
『ある愛の詩』のアーサー・ヒラー監督が、ヒッチコック映画を彷彿とさせる巻き込まれ型サスペンスを、ユーモアとスリルを織り交ぜて描写。特急列車が駅に突入していくクライマックスのパニック・アクションは圧巻。
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ブレイブハート
自由のため立ち上がった英雄の生涯をメル・ギブソンが監督&熱演!アカデミー賞5部門受賞の歴史大作
イングランド王の圧政に苦しむスコットランドのため立ち上がった英雄ウィリアム・ウォレスの生涯をメル・ギブソンが映画化。自らウォレスに扮し、熱い生きざまを伝える。アカデミー作品賞・監督賞ほか全5部門受賞。
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PROGRAM/放送作品
ハイパー・ウェポン/最終狙撃者
マカロニ・ウエスタンのスター、リー・ヴァン・クリーフが暗殺組織のボスを怪演したアクション
カルト英国ドラマ『プリズナーNo.6』のパトリック・マクグーハンvsマカロニ・ウエスタンの怪優リー・ヴァン・クリーフの対決を描いたハード・アクション。スナイパーものの隠れた佳作として知られる。