ゴダールが特撮を使わずに現代のパリの街を星雲都市に見立てて撮影したハードボイルドSFであり愛の物語「アルファヴィル」

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ゴダールが特撮を使わずに現代のパリの街を星雲都市に見立てて撮影したハードボイルドSFであり愛の物語「アルファヴィル」

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  1. アルファヴィル(ジャン=リュック・ゴダール フランス/イタリア 1965年)

アルファヴィル(ジャン=リュック・ゴダール フランス/イタリア 1965年)

1984年。住民のすべてが記号化され、個人の自由が奪われている銀河系星雲都市アルファヴィルに秘密諜報員レミーが潜入する。彼に与えられた任務は、アルファヴィルを支配する人工知能アルファ60の開発者であるブラウン教授の抹殺と、行方不明になった同僚アンリを探し出すことだった。レミーは情報を入手するため接触した教授の娘ナターシャと親密になるが、人間的な感情を持たない彼女は愛が何かを知らなかった。

ジャン=リュック・ゴダールがアメリカ的ハードボイルドをベースに描くディストピアSF。人工知能に支配された星雲都市を、特撮を使わず60年代パリの都市空間を背景に映し出す。ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。

■出演
エディ・コンスタンティーヌ、アンナ・カリーナ、エイキム・タミロフ、ハワード・ヴァーノンほか

© 1965 STUDIOCANAL - Filmstudio

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