血と怒りの河

英国俳優テレンス・スタンプが青い目をした若きメキシコの盗賊に扮する、異色の“自分探しウエスタン”
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解説

英国の演技派俳優テレンス・スタンプ主演、青い目をしたメキシコの盗賊アズールのアイデンティティの葛藤が描かれる、青を基調とした風景描写が美しい西部劇。なお、アズールは「青」の意。原題もBLUEである。

ストーリー

メキシコの盗賊の首領に育てられた白人青年アズール。首領はアズールの統率力を買い、実の息子ではなく彼を後継者にしようとしていた。ある日、彼ら盗賊団はテキサスの小さな集落を襲う。首領の実の息子が美しい村娘を犯そうとした時、アズールは娘を救おうと首領の息子を射殺。自身も重傷を負った彼は、その娘と医者の父親に手当てを受けかくまわれるのだが…。これをきっかけに、アズールは盗賊ではない真の自分に目覚めていく。

放送日時

2017年02月03日(金) 10:30 - 12:30

2017年02月09日(木) 19:00 - 21:00

2017年02月18日(土) 06:30 - 08:45

2017年02月20日(月) 08:00 - 10:00

2017年03月19日(日) 10:00 - 12:15

2017年03月22日(水) 10:45 - 13:00

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みんなの映画レビュー

    • 鑑賞日 2015/8/13
    • 原題の方が良い

マカロニウエスタンかと思ったら然に非ず。テレンス・スタンプが美しい。風景はまさしく西部そのもの。義理とは言え親子の愛情も描かれなかなか魅せた。

    • 鑑賞日 2015/6/9
    • アイデンティティー

 イギリスの性格俳優であるテレンス・スタンプが西部劇に出演していたとは知らなかった。監督の名前も聞いたことがないし、あまり期待しないで見たけど中々面白かった。西部劇といってもメキシコ国境が舞台となっていてメキシコの強盗団と彼らに襲われるテキサスの開拓民たちとの対立を描いているのでどことなく当時ブームであったマカロニ的雰囲気もある。
 そのメキシコ強盗団のボス(リカルド・モンタルバン)に育てられたアズール(スタンプ)が実はアメリカ人であることで生まれる葛藤がテーマになっている。アイデンティティーに悩む若者という役どころは確かにスタンプ向きのキャラクターではある。
開拓民の医師の親娘に助けられ彼らと行動を共にすることになるが開拓民たちからは「強盗団の一味」と疎まれ、強盗団たちからも裏切り者と罵られる。女を取られた妬みから絡んでくるジェスを持ち前の腕前でねじ伏せてからは皆彼に一目を置くようになり、いつのまにかリーダーに収まり義理の父と対決する。
 白人の手によって育てられた先住民の娘(そういえばやはり西部劇に似つかわしくないO・ヘップバーンが演じていた)を描いた「許されざる者」に似た主人公の葛藤が描かれ、あの映画のようなやりきれなさが残る結末が印象的だった。

    • 鑑賞日 2015/4/25
    • メキシコ人座り、というものがあるのか。

テレンス・スタンプというと「世にも怪奇な物語」でのエキセントリックな演技で鮮烈な印象を受けた。
その後、本作が飯田橋の佳作座でかかった時、彼の名前に惹かれて入館した。40年以上も前の話。
すでに、ブルーの瞳のアップしか記憶にないが、長らく気にかかる作品だった。

メキシコの盗賊で育った白人の孤児がスタンプの役どころで、寡黙でシニカルな趣きだが、腕は立つ。
盗賊の親分オルテガも実の子として育てる。もちろん暴力・殺りくの集団の中でだ。
フィックス、ロング・ショットは西部の美しい風景を上手く取り入れて秀逸。
夜に見立てるツブシの画面もシャープな仕上がり。
ヒロインとのラブ・ロマンス、育ての父と子の葛藤とドラマ部分も深みがある。長く記憶に残るはずだ。
マカロニ・ウェスタンっぽくもあるが、イギリス風味も加えられ、異色の西部劇となった。
40、50年の歳月に耐えられる名作だった、と再確認。

    • 鑑賞日 2015/4/28
    • ちょっとご都合主義

◎ 観ている間中も全く気付かなかったが、40年以上前に一度観たとの記録があった。1973年の11月、TBS系の「月曜ロードショー」で放映された。その時も、ブルーが突然アメリカ村側のリーダーになるのをいぶかしみ、きっと途中経過が放映時間の関係でカットされたのではと疑っている。今回はNHK-BSなのでカットではなく、作り手側がたぶん描けなかったのだろう。それぐらい、無理が大きい。
◎ 映像は凝っている。つくりもかなり凝っている。それでもアメリカ映画なので、最後ははアメリカ側の勝利に終わる。メキシコ盗賊団は最初の襲撃でも金品を奪うだけで逆襲されて犠牲者が何人も出ているし、最後の渡河でも不用心過ぎる。西部劇ではよく馬の足跡を調べるシーンがあるが、あれだけ大規模な土木工事が行われていて、何でその痕跡を見つけることができないのだろう。

    • 鑑賞日 2008/1/28
    • 一見に値する、変わり種ウエスタン。

 テレンス・スタンプ、ジョアンナ・プティットの個性が楽しめる。色彩・空撮・音楽。どれも味がある。

原題

BLUE

監督

シルヴィオ・ナリッツァーノ

出演

テレンス・スタンプジョアンナ・ペティットカール・マルデンリカルド・モンタルバンほか

製作国

アメリカ

製作年

1968

本編時間

114分

画面サイズ

ワイド画面

視聴制限

なし

字幕/吹き替え

字幕

カラー/白黒

カラー

『血と怒りの河』COPYRIGHT © 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.※本編はカラーです 『ワイオミング』© 1980 Polyc International, B. V. All Rights Reserved. 『スレッジ』© 1970, renewed 1998 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. 『シェナンドー河』© 1965 Universal Pictures Company, Inc. All Rights Reserved. 『オレゴン魂』© 1975 Universal Pictures. All Rights Reserved.
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