PROGRAM

放送作品情報

ロミオとジュリエット(1968)

ROMEO AND JULIET 1968年 イギリス イタリア / 字幕 : 139分 / 吹き替え : 109分 ラブロマンス

運命に翻弄されながらも、一目あったその日から永遠の愛を誓った2人の若者を描くシェイクスピア悲劇の傑作
放送日時
2019年05月19日(日) 23:30 - 深夜 01:30
2019年06月07日(金) 06:00 - 08:30
2019年06月09日(日) 06:00 - 08:30
2019年06月09日(日) 23:30 - 深夜 01:30
2019年06月13日(木) 10:30 - 13:00
2019年06月17日(月) 06:00 - 08:15
解説

シェイクスピア悲劇の代表作を映画化。当時15歳のオリヴィア・ハッセーの可憐な演技が素晴らしく、日本でアイドル的ブームを巻き起こした。有名なテーマはニーノ・ロータ作曲。アカデミー賞衣装デザイン賞他受賞。

ストーリー

ルネッサンス期のイタリアの町、ヴェロナ。2大名門として知られるモンタギュー家とキャピュレット家は、仇敵視しあう仲。日々血で血を洗う争いが絶えなかった。ある日、舞踏会で出会ったロミオとジュリエットは、一目で魅かれ合う。だがお互いの素性を知って嘆き合う2人。しかしバルコニーで恋の苦悩を訴えているジュリエットを見かけたロミオは、いたたまれず熱烈な愛の告白をし、2人は結婚を誓い合うが―。

出演

※(声優)は吹き替え版作品が放送される場合の情報です。
字幕版、吹き替え版については、放送日時横のアイコンでご確認ください。

オリヴィア・ハッセー (榊原良子)
レナード・ホワイティング (水島裕)
マイケル・ヨーク (堀勝之祐)
ほか

字幕/吹替
字幕 吹替
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
字幕 : ワイド画面 / 吹替 : ワイド
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 1981/6/14

    切なくも瑞々しい

    シェークスピア映画という枠組みにリアリティという新風を吹き込むことでクラシカルな様式の呪縛から解き放ち、現代劇さながらの切なくも瑞々しいトラジディへと再生したF・ゼフィレッリのシャープな演出センスに魅せられる。画面に清新溌剌とした存在感を発するO・ハッセーの輝くばかりの美しさとともに、N・ロータの哀感漂うテーマ曲が今も記憶に残る。

  • 鑑賞日 2010/3/22

    オリビア・ハッセー!

    午前十時の映画祭 人は一生のうちに一度だけ奇跡的に眩い輝きを放つ一瞬があるのかも知れない。この映画に抜擢されたときのオリビア・ハッセーがその瞬間にあったのではないか。若干15歳。人生の輝きというには早すぎるのだろうが、映画の魔術がその瞬間を捉えてみせたのではないかと確信してしまった。

  • 鑑賞日

    オリヴィア・ハッセーが美しすぎる映画。特にバルコニーシーンでロミオに見せる表情が10代とは思えないほど妖艶で引き込まれてしまう。初登場シーンの初々しさ、パーティーシーンでのしとやかさ、どれをとっても魅力がいっぱい。マキューシオ役もいい味を出していてティボルトとの決闘シーンは見物。戯曲からカットしてある部分はあるけど、ロミオとジュリエットの物語にしっかりスポットを当てた王道で素晴らしい作品。

  • 鑑賞日

    中学生の時に友人と鑑賞。レナード・ホワイトティングとオリビア・ハッセーが美男美女すぎて圧倒された。バルコニーの場面もインパクトがあり、この映画で映画音楽にはまりました。

  • 鑑賞日

    泣ける

    結末はわかっていても泣けてしまう。主演の二人の演技もいいが、特に哀愁を帯びた音楽が素晴らしい。 主演のレナードホワイティングが、その後パッとしなくなったのが残念。

  • 鑑賞日

    文句あるならシェイクスピアに言えってぐらい、

    「ロミオとジュリエット」の映画化としては、完璧の出来栄えでしょう。中世ベローナの街並みの中、少年と少女の悲痛な運命が胸を打つ。 ゼフィレッリはオペラ演出家としても超一流だが、映画的手法の駆使が見事。キャリアはヴィスコンティの助手から始まり、多くを吸収して追い越したようだ。比べると高踏と通俗の違いはありますがね。

  • 鑑賞日 2016/12/15

    至純の愛

     公開後50年近くたってようやく見た。昔々の心中物語であり古臭い内容ではあるが、逆に新鮮に思えてしまうのは何故だろう。おそらく今の時代には絶対にありえないけれども我々の心の奥底に眠っている男女の恋愛に対する強い憧れというものが揺り動かされるからなのではないだろうか。  改めてニーノ・ロータの音楽の美しさに聞き惚れ懐かしい感傷に浸りながら鑑賞した。

  • 鑑賞日

    文句なし

    ロミオとジュリエットの眩しいような若さと美しさ、個性的で生き生きとした登場人物たち、衣装、美術、ニノ・ロータの音楽、多彩なカメラワークと、どこをとっても言うことなしの素晴らしい作品です。 とりわけ、ロミオとジュリエットが始めて出会うキャピュレット家の舞踏会のシーンが印象的です。人物の登場や動きと音楽が見事にシンクロして心地よいリズムが生まれ、また自由自在なカメラワークと相まって、躍動感ある画面が展開していきます(たぶん編集もスゴイと思います)。ジュリエットが両親に手をつながれ、舞踏会に初登場するカットの素晴らしさ(音楽との調和)!それはロミオから見たジュリエットの姿であり、一目で恋に落ちる驚きと喜びが伝わってくるようでした。 宴もたけなわ、「ロミオとジュリエット」のテーマ曲が歌われ、それを囲む人垣の後ろで、お互いを探し合う二人の姿をとらえたシーンもよいですね~。 また、キャピュレット家とモンタギュー家の若者たちの喧嘩を、単なる家同士の争いとして描くのではなく、青春群像として若者の心情を瑞々しく描き出しているのも素晴らしいと思いました。ロミオの親友で、奇をてらった言動が危なっかしいマキューシオや、ジュリエットの婚約者のティボルトなど、一人一人のキャラやロミオに対する感情がしっかり描かれていて、そのとらえ方は大変リアルで現代劇的であるような気がしました。そんな中、セリフはシェイクスピアらしい口上で舞台劇的な魅力があり、映画の中でよく映え、絶妙な効果を生み出していたような気がします。 衣裳の豪華さや色彩感も言うことありません。ジュリエット役のオリヴィア・ハッセー、ロミオ役のレナード・ホワイティング、どちらも素晴らしいですね。ジュリエットはもっと大人しい印象があったのですが、オリヴィア・ハッセーの、可憐でありながら奔放で、子供っぽさと情熱が入り混じったジュリエット像がとても新鮮で魅力的でした。レナード・ホワイティングは100点満点で言うことありません。

  • 鑑賞日 1970/7/15

    オリビア・ハッセーのおっぱいにドッキリした高校生

    英語が美しい! 2017/03/06 ゼフィレッリの前作「じゃじゃ馬ならし」がクソつまらなくて「ロミオとジュリエット」は強烈にいいのは何が原因か? 最大要因はあっちはリズ・テーラー&リチャード・バートンが演じてしまったせいで鈍重で原作のアホらしさが強調されちまったのだろう。でニーノ・ロータもヤル気無くしたんじゃねえの?

  • 鑑賞日 1997/12/18

     オリヴァア・ハッセーの美しさは並ではなかった。歴史に残る作品であったと思う。

  • 鑑賞日 2014/11/26

    オリヴィア・ハッセーとレナード・ホワイティングが初々しくて美しい。下手にベテランを起用しなかったのは好感が持てる。シェイクスピアのセリフ回しのうまさと伏線処理の巧みさには舌を巻く。 リズム感を損なうことなくテンポよく話が進むのはいいのだが、ロミオが薬屋から毒薬を買うシーンを省略することによって、ジュリエットの死を知らされたロミオが墓場へ直行するのではなくわざわざ薬屋に寄り道することの不自然さを隠そうとしていて、そうなるとその毒薬はどこで手に入れたのかが映画を観ているだけではわからなくなるので、これはミスといっていいかもしれない。 シェイクスピアはイギリス人だからてっきりイギリス映画だと勘違いしていたのだが、建物の感じや空気感にニーノ・ロータの音楽も相まってフェリーニっぽい雰囲気がしていて、調べたらイタリアで制作された映画だったのか。舞台であるヴェローナはイタリアの町だから、これでいいんだな。

  • 鑑賞日 2014/10/29

    永遠のジュリエット

     我々世代では、ジュリエットと言えばオリビア・ハッセーと決まっている。  昔、彼女を観る為だけに、入場料を払った気がする。  余談だけど、布施明と結婚した時は、裏切られたと勝手に思った物だ。

  • 鑑賞日 2007/7/28

    シェイクスピアの作劇と踏まえて見れば・・。

     ラストの究極のすれ違いの悲劇も、わざとらしさも許せる。   そして中世のによる完璧な色彩設計による再現に、酔える。    もちろん主演の二人の若さと美貌も、フィルム上に刻印された永遠の輝きだ。   なおニーノ・ロータによるテーマ曲は有名で、星の数ほどの演奏があるが、本作のサントラ(舞踏会での若者の独唱)が一番。サビのもつれるように音階があがってゆくパートが、ほとんどの演奏で割愛されてるからである。    この部分があっての名曲と言える。

  • 鑑賞日 1976/3/17

    オリビア・ハッセーはまるで観音様だ

    再び見た。またひきこまれてしまった。あの時のオリビア・ハッセーはまるで観音様だ。あの時の彼女が目の前に現れたら、私はすべてを捨ててしまうでしょう。 約40年前、26歳の僕の「映画青春日記」より転載

  • 鑑賞日 1970/8/10

    時間処理が実に巧い

    時間処理が巧い。とくに、ジュリエットが牧師から薬を飲むまでの描写にそれが表れている。色彩は油絵のように美しい。台詞は詩であるのは当然だが、そのリズム、間のとり方が完璧だ。

  • 鑑賞日 1969/4/29

    神父役のミロ・オシアが

    本作は脇役も芸達者を集めているが、なかでも神父役のミロ・オシアがいい味を出している。

  • 鑑賞日 1969/2/22

    オリビア・ハッシーの発見

    本作は、オリビア・ハッシーの発見が成功の要因の一つ。そしてニーノ・ロータの音楽、原色を活かした衣装など、最良のスタッフが集まったことも大きな要因。

  • 鑑賞日

    明るい展望

    完全なる悲劇では終わらせてはいない。両家の和解というエンディングが物語るように、二人の行いは絶望の果てに選択した行動なのだが、そこに明るい展望が見えるのだ。

  • 鑑賞日

    劇中のああいう対立って 現在においても 様々な問題に置き換えて考えることができると思うの。 戦争や内戦とかね。 こんなの 意味のないことなんだよ。 無意味なことに巻き込まれてしまう悲劇。 こういう争いごとって はじめは絶対誰かの欲望からだよね。 それに周りをも巻き込んでいく。 巻き込まれる人間が悪いという人もいるかもしれないけど。 でもどうすることもできないと思うの。 どんな人間にもできないことがある。 こういう悲劇が起こりえなくはない。 これもひとつの運命であると改めて感じた。 だからただのLove Storyではなく私には 社会的なものを言いたいのかと思った。 そこに愛という感情を入れて 子供の絵本じゃないけど おとぎ話をもう少し現実にした感じ。 深くて、いい映画だ。

  • 鑑賞日 2014/3/14

    思ったより衝動的で性急で、予想通りに美しい、青春映画

    この映画の中の人は、(一部をのぞいて)みんなおそろしく衝動的です。「ゴッドファーザー」に出てくるマフィアの人たちみたい。愛と、その裏返しの憎しみ、生と安易な死。 若く美しくおろかな二人の恋愛は、はげしい性欲をともなって誰にも止められません。 電車が駅を出てちょうどスピードアップしているときに障害物に当たって急ブレーキ、みたいに、一番心拍数が高まったところなので、止められると反動ではじけてしまいます。誰にも反対されずに5年も付き合ってたら、倦怠期が来たかもしれないのに。 ストーリーは単純なのに、若さゆえの衝動が、あまりにも初々しい二人の魅力で説得力があるし、みんな結末を知ってるのにのめり込んでしまうのは、普遍的なテーマだからなんでしょうね。 冒頭と最後に、「むかしむかし…」みたいな語りが入るのは、熱くなりすぎた気持ちをすこし冷ます効果がある気がします。 14歳や15歳では、普通に知り合っても今なら親が反対するだろうな。でも、こんな燃えるような恋愛に一瞬だけ身を焼かれるという人生が不幸ともいえない。 思ったより衝動的で性急で、予想通りに美しい、青春映画でした。

  • 鑑賞日 1970/5/9

    1970年、東京、町田ロマン。

     クラスのサッカー部の奴が、下敷きにオリヴィア・ハッセーのカラー写真を入れて、それに、しょっちゅうキスしてた。当時の高校生のアイドルだった。  という訳で、隣町の町田の三番館へ。   同時上映はジャクリーン・ビセットの「経験」、オードリーの「いつも2人で」。  シェイクスピアは「ハムレット」に次いで2本目。「あれっ、シェイクスピアって最後はみんな死んじゃうんだ。」と思った。  17才で、O・ハッセーには興味なしだった。オードリーがお目当てだった。  後年、2007年、50代で見たハッセーは、「すっげえ綺麗」だった。  若さに対する羨望かも。

  • 鑑賞日

    古典リブートの模範。

    あのシェークスピアの、恋愛悲劇の古典中の古典、名作中の名作、それを若々しく躍動する新人二人を起用して、永遠の青春物語へと昇華させた監督フランコ・ゼフィレッリの手腕は見事!45年も昔の作品なのに、いつまでも色褪せない。 成功の理由は、オリビア・ハッセーという当時15歳の少女を発見したことにつきるだろう。アルゼンチン生まれで、母の故郷のイギリスで育った。そのエキゾチックな顔立ちと早熟な肉体とハスキーで低い声が、なにより魅力的であった。 子供っぽい、というかあまりにも初々しい(無理もない、年齢からいえば中3だ!)愛情表現、いちゃいちゃぶりが、逆に悲劇性をより強調するのだ。 古典はこれほど現代性に満ちているのだ、という見本でもある。たとえば近松の心中ものを、いまのテレビドラマでリブートできるのではないだろうか? ロミジュリは、その後もレオ様版とかもあるのだけれど、この映画以上のロミジュリを作るのはかなり困難ではないだろうか?それほど完成度が高い。 恋愛とはタブーとの戦いであった。家柄のちがい、身分の差、年齢や収入の差、しかしそのようなタブーはいつのまにかタブーではなくなってきたのだ。不倫も、同性愛も、近親相姦ですらタブーではなくなりつつある。だからこそいま恋愛ドラマを作るのが難しいのだし、難病をもってきて悲劇にするしかない。 もう一度古典へもどろう!この映画で私たちは恋を復習しよう! ちなみにこの映画を初めて見た思春期の私は、当時ビデオもDVDもなく、なんとか感動を忘れないために洋画雑誌『スクリーン』に広告のあった通販で、セリフ入り完全サントラ盤を買ってしまったのだ!確かLP4枚組だったか? そのくらい感動的だった。いま日本でリブートするとしたらどうだろう?ジュリエット役はだれが適任だろう?武井咲?やはりジュリエット役が成否を決めるだろう。

  • 鑑賞日 1972/11/3

    2本立て

    1972年11月3日に鑑賞。島根・出雲スカラ座にて。パラマウント作品=CIC配給。2本立て。同時上映は「遙かなる青い海」。 すばらしい映画。若者に是非観て欲しい。「午前十時の映画祭」で上映するべき。ジュリエットはいくつの設定でしょうか。原作では14歳です。今で言えば中2病でしょうか。音楽もすばらしい。

  • 鑑賞日

    ニーノ・ロータの音楽に乗せてこの映画は語り継がれるべき美しさがありました。オリビア・ハッセーもかわいかったなあ。

  • 鑑賞日 1980/8/10

    当時の名画座

    1980年8月10日、テアトル新宿で鑑賞。(「ある愛の詩」との2本立て、400円) 当時の名画座は、こうした2本立て上映をしていた。 ラブストーリーの古典映画どうしのカップリング。 オリビア・ハッセーが純粋に綺麗だった。 物語は、有名なシェークスピアのアレ。 やはり、二階にいるジュリエットを木の下からロミオが訪ねていく場面が見事であった。フランコ・ゼフィレリ監督。

  • 鑑賞日

    幾度なく作られたシェークスピアの四大悲劇のひとつだが、原作の年齢に最も近いと言われた若いカップルの主演。ただ、オリヴィア・ハッセーの容姿は大人の女性顔負けの迫力と艶っぽさ。(顔だけ見ているとあどけなさの残り可愛らしく思えるが、全体像で見るとまるで感じが変わるところが凄い。)ニーノ・ロータの音楽も悲劇を盛り上げるのにぴったりの名曲だが、昔はこのように記憶に残るというより忘れられない素晴らしい映画音楽が多かった。最近は音響はすごくても良い音楽(曲)が少なくなったように思えてしかたがない。

  • 鑑賞日 1969/2/22

    上野にて映画4本ハシゴしました:19歳

    とても素晴らしい映画だった。特にオリビアア・ハッセーの新鮮さには心を奪われた。音楽も素晴らしい。このような映画を見ると、恋愛の存在は疑いようもなくなる。(1969/02/22:「19歳の映画日記」より転載:上野にて映画4本ハシゴしました:他は「あの胸にもう一度」「パリのめぐり逢い」「行きずりの二人」)

  • 鑑賞日 2010/3/19

    不朽の文学を官能的に魅せた作品

    自分のBLOGより: 誰もが知っている、二人のカップルが一族の関係で 引き裂かれ散った物語をイタリアが美しく描いた作品。 前にディカプリオのロミジュリを観たが、 こちらの方は断然重い作品だった(ディカプリオの 方は、剣→銃になっていたり、パトカーが出てきたりと かなり面白いようにアレンジされていたため)。 それにしてもオリヴィア・ハッセー扮するジュリエットの 演技が凄い! いきなり恋に目覚め、発情する演技は難しい演技だからだ。 前半では弱々しい少女なのだが、後半になると愛に飢える 薄幸の乙女となる姿はセクシーで良い演技だと思った。

  • 鑑賞日 2010/3/7

    シェイクスピア・アレルギー

    世界で1番有名と言っても過言ではない悲劇。 そのあまりにも悲惨な最期は誰もが知っていることであろう。 だから、どんなにロミオとジュリエットが愛し合っていても、2人には暗い運命が待っている。 それを予め観客は知っているからこそ、通常ならば幸せ絶頂のシーンでも、悲しみの影が付きまとい、逆にやり切れない想いに駆られる。 作り手も原作に忠実に演出しているのが伝わってくる。 ただ、シェイクスピア作品は個人的にはあまり得意ではない。 それは台詞が常にロマンチシズムやナルシシズムが前面に出すぎるからである。 確かに、台詞1つ1つは美しい響きを持っており、それだけでも各キャラクターの造形が浮かび上がってくる。 だが、やはりそのような印象より、甘ったるく、気恥ずかしい感が勝ってしまう。 シェイクスピア自身がそういう人物であったからかもしれないが、悪く言えば、センチメンタルで自己愛に満ちたおしゃべりな理想主義者が多すぎる。 さらに本作に関しては、キャストの演技が大げさすぎる印象を持った。 映画と舞台の違いをもっと意識すべき必要があったと思う・・・と不満をつらつら述べたが、それでもやはりロミオとジュリエットの悲劇に目を離さずにはいられない。 よく世界一悲惨な悲劇と言われるが、まさにその通りで、本当によく出来た話だと改めて思う。 不屈の名作とはまさに本作のような作品を指すのだろう。 対立する名家、敵を愛してしまうという危険な恋、行き違いから生じる悲劇、そして2人とも死んでしまう悲劇。 後世の様々な悲劇に影響を与えた本作は、やはり伊達じゃない。

  • 鑑賞日 1968/12/1

    ゼッフィレリとしては成功作

    フランコ・ゼッフィレリは「エンドレス・ラブ」を見ればわかるように、それほどよい監督とは思えないが、本作は奇跡的傑作。下手な監督だと最後の眠りを死と勘違いして後追い自害になるところは喜劇のようになってしまう。しかし本作はそれを回避している。

  • 鑑賞日

    若さが眩しい。

    皆さんご存じのストーリーがきちんと映画化されています。 正統派な作品。ロミオ役、ジュリエット役のフレッシュさが眩しいですね。