PROGRAM

放送作品情報

ジェームス・ブラウン 〜最高の魂(ソウル)を持つ男〜

GET ON UP 2014年 アメリカ イギリス / 141分 ドラマ

[PG12]“ソウル界のゴッドファーザー”ジェームス・ブラウンの波乱万丈の生涯に迫る音楽ドラマ
放送日時
2018年10月06日(土) 深夜 03:30 - 06:00
2018年10月12日(金) 深夜 03:30 - 06:00
2018年10月16日(火) 08:15 - 10:45
解説

ジェームス・ブラウンの波乱万丈の生涯をライバル関係にあったミック・ジャガーが製作し、本人のパフォーマンス音源を使ったライブシーンが圧巻。『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンが主演を好演。

ストーリー

1988年、発砲騒ぎを起こして警察に追われるジェームス・ブラウンは、車で逃走しながら少年時代の出来事を回想する。貧しい家に生まれ売春宿を営む親戚に預けられたジェームスにとって、教会でゴスペルを歌うことだけが唯一の楽しみだった。盗みの罪で服役した彼は刑務所でボビー・バードと出会い、音楽を通じて絆を深めていく。出所後にジェームスはボビーと一緒に音楽活動を始め、たちまち才能を開花させ人気を集めていく。

出演

チャドウィック・ボーズマン
ネルサン・エリス
ダン・エイクロイド
ヴィオラ・デイヴィス
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
PG12
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2017/8/7

    帝王の道

    生い立ちからの人生。 青年になるまでの厳しい生活。 音楽で身を立てるまでがメイン。 成功後はシンプルな個人史。 音楽家としてのダイナミックさはあまり無い。 リトル・リチャード、ローリング・ストーンズ等のミュージシャンとの関係。 一般映画としての面白味は少なくファンクに興味がある人向け。

  • 鑑賞日 2017/8/6

    JBの生涯

    孤高のミュージシャン

  • 鑑賞日 2017/7/23

    本人没後にしか作れない映画

    本人が死んでからしか作れない伝記的映画。音楽で成功した人間にありがちな、女を選り取りみどり、仲間割れ、ドラック中毒など、JBのいい所もひどい所も描いており、全てがつまっている感じ。JBの音楽がふんだんに使われているので、ソウルフルでミュージカルのようなな映画になっている。「42~世界を変えた男~」のチャドウィック・ボーズマンは、JBになりきって歌い踊っている。

  • 鑑賞日 2017/7/21

    天才ミュージシャンの伝記映画

    人間的には魅力に欠けるというか、むしろかなり嫌な奴。しかし、音楽的才能が凄くて、悲惨な生い立ちをものともせず、暴力沙汰などのトラブルも帳消しにしてしまう。時系列がばらけた表現で、ちょっとややこしい。普通にやっても同じじゃないのかなあ。 もともとファンじゃないので、これだけまとめて聴くのは初めてで愉しかった。特にライブが圧倒的。他のミュージシャンにも多大な影響を与えていることが良く分かって、興味深くもあった。

  • 鑑賞日 2016/9/28

    ベトナム上空でエンジンが燃えたが、ゲロッパしなかったJB。

    ミュージシャンの伝記ものは音楽がふんだんに使えるだけ有利であり、それなりに 道を極めた人だから印象的なエピソードも満載、ハズレが少ないジャンル。 本作にはミック・ジャガーも製作で参画、JBファン総出で映画化。 時間軸を大胆にばらし、JBの不祥事から幕開け。 C・ボーズマンは前作で模範的な黒人野球選手J・ロビンソンから、圧倒的なボーカルと ダンスパフォーマンスを見せた。この変貌ぶりに驚嘆する。D・エイクロイドも 「ドライビング Miss デイジー」のユダヤ人役と同様、黒人差別に同情的なスタンス。 T・テーラー監督も前作の「ヘルプ 心がつなぐストーリー」から腰の据わった視点で 黒人差別問題をとらえる。「ジャージー・ボーイズ」風に観客に語りかけてくるのは 微苦笑だが、白人に対する過剰なまでの対抗心は良く表現出来ている。 劇中でも、年配者が歌じゃない、と否定的な言葉を吐くが、私自身も「ゲロッパ…云々」 のワンフレーズしか知らないので、「Ray/レイ」のように多彩な名曲が 散りばめられている作品と比較すると、一歩譲る。

  • 鑑賞日 2016/9/13

    今を生きるジェームズ・ブラウン

    過酷な幼少期を経て唯一無二のソウルシンガーJBが生まれるまでを時系列を行ったり来たりしながらたどる。 こんな自意識過剰な人が凡人だったら、さぞ疎まれただろうが、JBの口から出た言葉となると従ってしまう。そして、その音楽についての野生の勘はいつだって正しかった。 孤独ゆえに、愛し愛されたいのに人を信じられない辛さ、抗えない人種の壁、英雄の影の顔も見ることができる。 政策にミックジャガーが携わっていることも感慨深い。

  • 鑑賞日 2016/7/21

    完敗

    役者を使ってあのリアルが出来るか?グルーヴテンポリズムを撮影編集で出せるか?悲劇喜劇と別次元にあるソウルを脚本に盛り込めれるか? このようなミュージシャンが、音楽が今後生まれうるか? マネや憧れや尊敬、すべて意味はない。ただただ完敗を認め、引き下がろう。

  • 鑑賞日 2016/5/30

    JBの演技がすごい良い。グルーヴとは何か。良い映画だった。

  • 鑑賞日 2016/5/1

    ジャージーボーイズと比べてしまうと…。

    ジェームス・ブラウンの伝記映画。 時系列順になっておらず、様々な時代を行ったり来たりする構成が飽きさせず、JBを全く知らない私からすると理解も深まり良かった。 ライブシーンはどこを取っても圧巻でテンション上がります。 しかし、同じく音楽史の偉大なグループを切り取ったジャージーボーイズと比べると見劣りしてしまいます。 人物の掘り下げや会話の面白さがこちらはあまり無かったかなという印象です。

  • 鑑賞日 2016/4/22

    この映画自体が、JBのステージだ

    伝記映画は基本的に苦手で、何より時系列で展開される物語がわざとらしくて飽きてしまう。けれども本作は、JBの一生がクロスオーバーして構成されて、おもしろい。スクリーンのこちら側に声をかけるJBを見ていると、この映画自体がJBのステージなのだと思う。もちそん、チャドウィック・ボーズマンの演技も最高で。ライブシーンになる度に、身体がリズムを刻んだ。

  • 鑑賞日 2016/3/31

    嗚呼、リアルで彼のライブを体験したかった。 もっと早く、彼を知りたかった。 本物のエンターテイナー、ここにあり!

  • 鑑賞日 2015/12/12

    魂(ソウル)は時として破裂する

    精神性が高いと、人間はどこか傲慢になって破壊してしまうのですね。 『ジャージー・ボーイズ』みたいな、カメラに語りかける方式がユニークでした。

  • 鑑賞日 2015/11/22

    かっこいい

    正直ジェームス・ブラウンはよく知らない。これが天才的シンガーか。惚れるほどにかっこよかった。カメラに向けて語りかける姿、魂(ソウル)、声、ステップ、役者さんとても素晴らしい。歌でしめくくる映画としては、最近見たエール!やはじまりのうたより感動した。

  • 鑑賞日 2015/11/12

    ゲロッパ!

     最近ジミー・ヘンドリックスの映画をみたばかりで、またまたブラック・ミュージック界のスターを扱った映画が登場。黒人大統領の誕生もあってか一段とブラックパワーが増しているような気がする。  主人公は言わずと知れた踊るハマコーことゲロッパ、じゃないジェームス・ブラウン。彼の破天荒な人生をコンパクトにかつパワフルに一気に見せる。彼独特のソウルフルなステージパフォーマンスがエピソードの繋ぎのようにして全編に溢れかえっているといった感じの音楽映画で、二時間強の尺も気にならないほどあっという間に見終わる。深みこそないけど、彼の型破りな人生や家族との確執もわかりやすく描かれていて伝記映画としてはオーソドックスな作りになっている。特にボビーとの確執が印象的で彼との和解を匂わせる最後のステージがぐっとくる。ジミヘンを演じた俳優も大変似ていたけどこのJBを演じたチャドウィック・ボーズマンも本物クリソツなしゃべり方やパフォーマンスを見せてくれる。そこも見どころ。

  • 鑑賞日 2015/11/9

    GET ON OUT

    ミック・ジャガー、プロデュースというのと、予告編を観て、どんな作品になるのか興味があった。 『42』のチャドウィック・ボーズマンがJBを演じてます。 原題『GET ON OUT』   原題のままでも良かったんぢゃないですかね。 ミック・ジャガーも影響を受けた1人だと思うし、彼にインスパイアされた人は数え切れないほどいることだろう。 私も一度だけ武道館で観たことがある。あのマントパフォーマンスって、そんな昔からやってるんだとか…、感慨深いものもありました。 この映画は、兎に角、チャドウィック・ボーズマンの熱演です!JBが乗り移ったように、なりきっている。ある種の潔さを感じた。 兎に角、JBのひとなりがわかり、すごく良かったけど、捻くれ者の私は、どうしても穿った見方をしてしまう。本当はもっともっと嫌な奴だったんぢゃないの?とか… それが伝記映画のいいところでもあり、悪いところでもあるのかな。 本作は伝記映画であって、ドキュメンタリーぢゃないし、フィクションで、エンターテイメント。1人の男の人間ドラマとして、実に見応えがありました。 ラストはなんとなく『ジャージー・ボーイズ』を思い出した。 ミック・ジャガーのJBに対する尊敬の念と愛を感じた。

  • 鑑賞日 2015/7/2

    JBパワーのド迫力

     「キング・オブ・ソウル」が降臨した。強烈なシャウトと究極のダンスに魂が震える。史上最強のアーティスト、ジェームス・ブラウンがスクリーンによみがえった。  「あなたの音楽のジャンルは?」  記者会見の質問にJBは平然と答えた。「ジェームス・ブラウンの音楽だ。常に時代の先を行っている」  聴く、のではなく「感じる」。それがJB流。エンターテイナーの枠を超えた存在の大きさを改めて実感した。  栄光と挫折。JBの激動の生涯をたどる初の伝記映画。チャドウィック・ボーズマンは、JBのダンスの動きや細やかなしぐさまで完璧に再現した。  クライマックスは伝説のオランピア劇場ライブだった。1971年、パリ。映画館はライブハウスと化し、魂が破裂する。「セックス・マシーン」「スーパー・バッド」「ソウル・パワー」。チャドウィック自身の強烈な存在感が、違和感なくオリジナルのJB像に重なっていく。「42 世界を変えた男」で初のアフリカ系大リーガー、ジャッキー・ロビンソンになりきった男の会心の演技に酔った。  プロデューサー、ミック・ジャガーのJBへのあこがれと尊敬の念が全編ににじむ。音楽業界の既成概念を打ち破り、黒人社会のリーダー的存在として、社会と歴史を動かした。偉大なカリスマ、JBの光と影が、効果的なフラッシュバックで鮮やかに浮かびあがる。生涯の親友、ボビー・バードとの火花が散るような激しく深い友情の物語が鮮烈な印象を残す。ネルサン・エリスのボビーがぶつかり合いながらも、常にJBを兄弟のように見守っていた姿が忘れられない。「ブルース・ブラザーズ」ほかでJBと競演したダン・エイクロイドのマネジャー、ベン・バート役もぴたりとはまった。  貧困、差別、偏見。逆境を乗り越えて成り上がり、独自の道を突き進んだJB。  「一度倒れたやつしか、立ち上がれない」  最高の魂の叫びが、はっきりと聞こえた。

  • 鑑賞日 2015/6/13

    伝記映画としてのデキは良いが、物語が見ていてゲンナリする

    日本でも、”ゲロッパ”で知られる(昔、そんな名前の映画もありましたが、、)ソウル歌手、ジェームス・ブラウンの半生を、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のテッド・テイラー監督が映画化した作品。「レイ」や「ウォーク・ザ・ライン」など、一頃はミュージシャンの伝記映画というのは活況でしたが、ここのところミュージシャンに限らず、伝記映画自体が下火に感じるのは気のせいでしょうか。。主演は「42 世界を変えた男」で、黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマンが演じています。 ちょうど、ボーズマンが演じているから、、というわけでもないですが、何となく印象が「42」を観たときと同じものを、本作でも感じました。ジェームス・ブラウンのソウルフルなライブイメージ(実際を観たことがないので分からないですが)が、そのままスクリーンに投影されていて、迫力満点。冒頭がいきなりおかしな集会シーンでの暴発から、回想という形で始まっていくので多少の違和感はありましたが、物語も結構そつなくまとまっていると思います。いい映画ではあるんですが、何か、どこかありきたり過ぎて物足りない。これも一頃、伝記映画が立て続けに出てきたことによる小食現象(観すぎていて、しばらくはいらない。。)ということなのかもしれません。 それともう1つの映画にイマイチのめり込めない理由としてあるのが、映画の進み方として冒頭のシーンに帰ってくるという帰結がある程度決まっているからということもあります。幼い頃に母から見捨てられたトラウマ。それを抱えながらも、ソウルからファンクへと魂の叫びを世の中に発しながら、ミュージシャンとして成功の階段を上がっていくジェームス。しかし、心の中の空虚さは、彼が有名スターになることで埋まり切るものではなく、結局それが周囲との軋轢を生むようになる。そこから一転、物語は冒頭の崩壊しかない方向へと動き出していくのです。「ウォーク・ザ・ライン」とかもミュージシャンとしての崩壊(=苦しみ)が物語の要素としてはあるんですが、あの作品はそれを越える愛という点に結実させたから、映画としては見応えのあるものになっていた。対して本作は、とことん崩壊に進むしかないところに見ていて多少のゲンナリ感を感じてしまうのです。 でも、伝記映画としては一定水準以上のデキにはなっているとは思います。ボーズマンもいい演技なので、もう少し彼個人が引き立つ映画に早く出てもらいたいなと思わずにはいられません。

  • 鑑賞日 2015/7/2

    光と闇

    「ザ・ゴッドファーザー・オブ・ソウル」の光と闇を堪能。ショーのシーンは素敵だった。

  • 鑑賞日 2015/8/8

    思うままに生きてやるという気持ちと孤独

    そんな反骨心があったのかなと感じさせる作品だったような…。 暴力的な父親から 自分を見捨てるような態度を取った母親から 引き取られた家での生活境遇から 『自分で出来る範囲で思うままに生きてやる』 そんな思いが生まれたんじゃないかと感じてしまう展開。 ただ彼が周囲の人とは違ったのが 歌の才能が抜きんでていたこと。 それに魅了される人が継ぐから次へと現れて… 階段を駆け上がるように、自分の出来ることを拡大させていった。 そしてそれが次々に実現してしまう。 どこかで驕り高ぶったとしても仕方がないし でも、ただ時代が黒人差別を平然と行っていた時代が故に 最終的には白人への対抗意識が最大の壁になって 傲慢になり切ることがなかったのかなと。 理由の見えない変な犯罪をしてしまう事も バンドマンたちとの衝突も 自身の傲慢さ故なんだろうけれど、でもきっと感じていたはずの孤独。 彼は彼なりの崖の道を歩いていたんじゃないだろうか… チャドウィック・ボーズマンさんは本来全然似てないはずなんだけど でも何だか不思議とJBの姿かたちとダブって見えた。 そこに彼の魂が舞い降りていたとしても不思議じゃないかな。 何たって、最高のエンターテイナーの一人ですもんね。

  • 鑑賞日 2015/6/22

    めちゃおもろい。去年の傑作『ジャージーボーイズ』と展開は基本的に相似形だけど、JBの方が圧倒的に天才的でエキセントリック。天才ゆえの孤独と異常性のエピソードが超かっけーダンスと音楽に彩られて展開していくから、かなり興奮しながら見られる。おもろかったー。

  • 鑑賞日 2015/7/3

    孤独

    よかった。興奮した。 フロントマンになるべくして生まれた男。 孤独だ。

  • 鑑賞日 2015/6/9

    ジェームス・ブラウンの、幼少期からの生い立ちと、生き様が非常に良く解ります!これぞ伝記といえる内容です。音楽とダンスのハンパじゃない唯一無比ぶりが、いったいどこから出てくるのかが、ほんの少しだけ解ったような気がします。みんな仲良しなんて言ってたら、このオリジナリティは出せんわなぁ・・・、盟友ボビー・バードの存在が大きいですねぇ。ライブシーンはめちゃカッコイイです!!

  • 鑑賞日 2015/7/3

    ブラックパワーの体現者

    ”キング・オブ・ソウル”ことジェームス・ブラウンの波乱に満ちた人生をヒット曲にのせて綴った伝記映画。 1988年に自分のオフィスのトイレを無断使用した他人の行為に激怒し発砲騒ぎを起こし車で逃走する場面から映画は始まる。以降幼少期での両親との別離、スーツ泥棒で服役中の音楽との出会い、”フェイマス・フレームズ”結成、ソロ活動さらには成功者ゆえの孤独と慢心などが交錯しながら描かれていた。 ローリングストーンズとのトリをめぐるエピソード、ベトナム戦線での命がけの慰問活動なども印象的であった。作劇としてはオーソドックスそのものであり、耳馴染みのヒット曲も楽しめる手堅い娯楽作品に仕上がっていた。

  • 鑑賞日 2015/6/22

    優れた伝記映画。

    JBの音楽パワーをそのままに、時制が縦横無尽に跳び登場人物は時々カメラ目線をする作風で観客を振り回しながら、成功者の栄光と影を描いた王道ストーリー。 また、人間のどうしようもなく逃れられない何か(結局、父と同じことをしていることなど)についても考えさせられる。 最後のエピソードも泣ける音楽伝記映画の傑作の一本である。 しかし、邦題のサブタイトルは皮肉だろうか。最高のソウルシンガーだったことは皆が認める事実だが、映画を見る限り、最高に嫉妬深かった男、あるいは、最高に罰金を取ることを愛した男、といったところであるのだが。

  • 鑑賞日 2015/6/17

    幼少期から晩年まで、ジェームス・ブラウンの波乱の人生を追いかける伝記映画。ボビー・バードとの友情と確執を基本線に、破天荒な彼の生き様と音楽への情熱と才能を描き出す。『42』でジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマンがまた実在の偉人を演じる。しかしこれがすごい。喋り方からステージパフォーマンスまでよくぞここまでというJBの完コピ。ライヴの音源自体は実際のライヴから使用しているが、本当に当時の映像を見ているかのような迫力。この演奏シーンだけでも一見の価値あり。

  • 鑑賞日 2015/5/30

    唯一無二の男。

    私にとって一番耳に残るJBはやはりあの「ゲロッパ!」だけど、 (正しくはGET ON UP)正に彼の人生そのものだったなぁと思う。 極貧生活で父に殴られ、母に捨てられ、窃盗で捕まった刑務所で 生涯無二の親友となるバンドマンと出逢う、映画みたいな人生。 彼には歌とダンスの才能が元々あっただろうが、偶然の命運が 彼に味方しなければ、こんな発展は絶対に望めない状況だった。 子供の頃からJBの歌はよく流れていたけど(顔が怖くって^^;) ファンにはなれなかった、でもファンキーなシャウトを聴く度に すげぇ、やっぱり黒人って歌上手いよなー!なんて思っていた。 日本でも人気の高かったJBは前述の映画タイトル^^;にもなり、 未だにエンターテイナーとして羨望の的であり続けているのだが、 まぁその半生といい行動といいハンパなく破壊的。奇行やDVも よくニュースになっていた。そういった彼の人生を余すことなく しっかり描いているところが今作の素晴らしさ。もちろん音楽は (オリジナル音源多用)知っての通りだけど、あの人生でこの歌 ありきとあらゆる点でなるほど~なるほど~と思わざるを得ない。 時系列を前後した冒頭のライフル発射とパトカーチェイスなんて、 どこの犯罪者なんだよ、お前!と言いたくなるし、公民権運動の 最中で黒人が差別から這い上がる為のシンボルの一片がJBにも 注がれていたところが大きく、当時の時代背景の描き方も詳細だ。 彼は黒人社会を虜にしたけれど、彼自身は愛に苦しみ周囲の人間 を巻き込んでは傷付けていた。成功しても満たされない胸の内を 繊細にパワフルに(まるでコピーしたかのように)C・ボーズマンが 体現している。歌こそ吹替えなんだけど、彼にソックリである。 J・ロビンソンの時といい偉人を演じるのに縁があるのだろうか。 ラスト、親友ボビーとのエピソードに泣かされる。 (D・エイクロイドとの共演に懐かしさ倍増。人気者だったもんね)

  • 鑑賞日 2015/6/15

    観ていて立ち上がりたい衝動に駆られた

    JBが煽る、煽る。バンド・メンバーを、聴衆を、そして我々観客を。音楽のみならず人生そのものがFUNKYだった男の生涯。誰もが知っている強烈なキャラクターの持ち主で稀代のパフォーマーであるJB。彼を演じるのは至難の業であるが、チャドウィック・ボーズマンは見事にそれを成している。観ていて立ち上がりたい衝動に駆られた。

  • 鑑賞日 2015/6/15

    72点

    ライブシーンの迫力とチャドウィック師匠の演技が最高でした。

  • 鑑賞日 2015/5/31

    孤独な少年をソウルの帝王へと変身させたのはすさまじい自信と自己顕示欲。型破りな天才の成功と挫折がファンキーな歌とともに描かれる。チャドウィック・ボーズマンのなりきり熱演が光る。音楽好きにはたまらない映画です。

  • 鑑賞日 2015/6/9

    天才肌で非常識なJB

     「キング・オブ・ソウル」ジェームス・ブラウンの伝記映画。幼少期には偉大な歌手になる素地は全くなかった。親に捨てられ売春宿みたいなところで働き、スーツを盗んで刑務所に。刑務所に慰問に来たゴスペルグループのボビー・バードと出会い一変する。ボビーの家族のおかげで仮出所でき、ボビーのグループでゴスペルを歌っていたが余興でR&Bを歌ったところ大うけ。ツアーの途中でメジャーレコードにスカウト。しかしグループではなくジェームス・ブラウンがメインだった。発表する曲はヒットしていったが、敬愛するマネージャーが急死したり、捨てた実母が現れたり、キング牧師が暗殺されたり、盟友ボビーと仲たがいしたりといろいろと紆余曲折はあったが彼の音楽は常に一歩先をすすんでいた。  歌とパフォーマンスは凄いけど、性格は天才肌で非常識な人間だったようです。それでも彼の才能に惚れ込んだボビーをはじめとする周りの人間が彼をサポートし続ける。それだけの才能があったんでしょうね。チャドウィック・ボーズマンはジェームス・ブラウンに似ているのかどうかはわかりませんが、彼が乗り移ったかのような演技でした。黒人がまだまだ差別されていた時代なのにそれを感じさせない雰囲気を醸し出していました。

  • 鑑賞日 2015/6/13

    いや~、この映画最高です!JBファンとしてはたまらない内容で言う事無しの満点ですよ。 あくまで音楽中心で彼の代表作をほぼフォローしていて、ドラマパートは有名なエピソード切り取って見せて、彼の人間性や音楽性を浮き彫りにするといった構成が素晴らしいですね。変にドラマ中心じゃないのが良かったと思います。配役でいえば彼のマネージャー役がブルースブラザースでJBと共演したダン・エイクロイドってのもいいですね。それとJBの良き理解者であるボビー・バード役のネルサン・エリスも好感がもてましたね。この映画観るとボビーって無茶苦茶いい奴ですよね。リトル・リチャードのカマっぽい話し方も本人そっくりで個人的にかなり受けました。 見どころは数多いんですが、やはりJB役のチャドウィック・ボーズマンのなりきり具合が最高。予告見た時から思っていたんですが、話し方がJBソックリなんですよね。ダンスもかなりがんばっていましたね。 そしてやはり圧倒的なライブシーン。アポロシアター、TAMIショウ、パリのオリンピアでのライブもかなりの再現度だったと思います。特にバンドメンバーが一新したパリ公演なんて、ちゃんとブーツィーとキャットフィッシュのコリンズ兄弟を中心とした重厚感ある濃いサウンドでそれ以前とは違う感じが出ていて驚きでしたよ。 それと”コールド・スウェット”の練習中にバンドメンバーに対して「お前達が持ってる楽器は皆ドラムだ」みたいなセリフがあったと思いますが、この一言でJBの音楽性が凝縮されてると思いました。

  • 鑑賞日 2015/6/7

    ジェームス・ブラウン”というジャンルを造った人物

    ジェームス・ブラウンの波乱の生涯を描いた作品で、親に捨てられて窃盗で刑務所に入って、そこで知り合ったゴスペル仲間と出所後にグループを組んで飛び込みなどで聴衆を掴んで、売れる為には自費でレコードを作ってラジオでかけてもらう事が必要と聞くと、とにかく実行してレコード会社から声がかかるけど、ジェームス一人と契約したいと言われて一人を除いて仲間は離れていく、というところから、いわゆるソウル・ミュージックの中でも独自のサウンドでファンを掴み、黒人ミュージシャンの中で始めてライブ録音のLPレコードを出してロングセラーになったりなど、まだまだ黒人差別が残っていた時代に黒人として独自の地位を築いて、その生き方を含めて正に“ジェームス・ブラウン”というジャンルを造った人物の生き様が生き生きと描かれているのが見事ですね。演じるチャドウィック・ボーズマンは演技はもちろんそのパフォーマンスも見事で、キング牧師暗殺の翌日のコンサートの中止要請を突っぱねるところも興味深く、ライブLPの録音場面は、本物のLPの音源から場面を再現しているみたいなど、見所も満載でしたね。

  • 鑑賞日 2015/6/6

    ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男

    「キング・オブ・ソウル」として黒人の代表となり歌手の頂点に君臨してきたJB。この映画ではそんな彼の歌手としての生き様というよりも一人の男としての生き方を緻密に描いている。そしてテーマは「独り」。サポートしてくれる仲間や家族は常にいるものの、幼少期に両親と離れ離れになった瞬間から孤独と相対してきた彼がどのようにして黒人を代表する存在になったのか。彼をミーハー感覚で認知している方には特にこの作品はおすすめする。 映画としては時系列がバラバラに展開されるため観辛い部分もあるかもしれないが、彼の伝記を知るのにこの程度は苦でなくなってくる。それはそれぞれの全てのシーンで彼の輝きが垣間見れるからだ。特にキング牧師の死後に行ったライブは必見の価値あり。彼が黒人のみならず全米中に影響を与えている証となったライブ映像となっている。

  • 鑑賞日 2015/6/7

    劇場でみなければいけない映画

    ライブ場面のサウンドが抜群で、ボーカルはジェームス・ブラウン自身なのに演奏自体は当時のものではないはずなので、どうやって作ったのだろう?音楽がこんなに御機嫌で主役にこれだけ個性があると、いくら時制を前後させても突飛な演出をしても、観る者は全然困らない。製作者は彼の人生劇以上に音楽そのものを追求したかったんだろうなあ。

  • 鑑賞日 2015/6/6

    一昔前のカリスマの一世一代の物語

    音楽に特に詳しくなくても、どこかで彼の曲を耳にしたことがある人が、 殆どだと思います。また、本人のキャラの濃さも際立っていたので、音楽通以外でも、楽しめる構成になっていました。 私は、JBのファンでも何でもないので、キャラ的には、一昔前の途上国の大統領並みの独裁っぷりに、少々驚いてしまいました。作品的には、面白かったですけど。 時代的にも、アメリカがベトナム戦争に肩入れして、だんだん国力に陰りが見えてくる前の、一番輝いていた時代かつ、公民権運動での黒人差別撤廃の動きとリンクする形でのし上がって来た人なのかな〜。とか思いながら見てました。 簡単に言うと、時代にバッチリ合ってたんでしょう。 個人的には、過酷な生い立ちの部分に、少なからず衝撃を受けました。 MJと一緒で、再現性が難しい唯一の個性って、LIVEをすると、凄く光るな。というのが、この作品を見ていて伝わってきました。

  • 鑑賞日 2015/6/2

    グルーヴする

    ファンクは好きですが、聴き込んだ訳ではないのでJBも有名な曲を知っている程度。 そんなJBの音楽のルーツを知れたのは良かった。 また、黒人ミュージシャンとしての誇りを持っており、最近観賞したジミヘンの色の関係なさとは対称的なのが興味深かったです。 同じくミュージシャン系の映画「ジャージー・ボーイズ」のように画面に話かけているのが面白いのですが、ジャージー・ボーイズとは明らかに主旨が違い、自己主張をしているJBらしさが出たやり方だと思います。 ホワイトデビルに気をつけるはずが、出てきたのはブラックデビル。 しかし、話の始まりと終わりは神である。 孤高の天才であっても家族や友は必要であり、人としての弱さがあることでホッとさせられました。 音楽も思った以上に多く、ダンスなんかも最高にカッコ良かった。 こういう時は、体が自然にグルーヴするので、最後列に座って正解でした。 エンドロールで見間違いかと思いましたが、プロデューサーがミック・ジャガーというのが人の縁の面白さを感じました。 トリの恩返しか。

  • 鑑賞日 2015/5/31

    JB個人の伝記映画という事と、盟友ボビー・バードとの友情物語を軸にした演出が良かった。本物よりはややスリムなJBだが、喋り方は良く似せていた。マネージャー役が、ブルース・ブラザースの片割れダン・アクロイドというのも好キャスティング。少年時代のJBを演じた澄んだ目の子役が好演。

  • 鑑賞日 2015/11/1

    ショウビズ界一番の働き者

    #0583 「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」。「ゲロッパ」でお馴染みの「ショウビズ界一番の働き者」ことファンクの帝王の伝記映画。不幸な少年時代から親友との出会いを経て成功を収めたもののトラブル続きで平坦ではなかった人生が時系列を跨いで描かれている。

  • 鑑賞日 2015/5/30

    ファンにはたまらないが、長い

    長い。もうちょっと短くまとめれば点は伸びたと思う。 フルに近い形で曲を流してくれたのはありがたいのだが。 あとダンスが最高。うまいねぇ

  • 鑑賞日 2015/5/30

    天才だけどサイテー

    「JIMI」は良い作品だったが、本作もなかなかの出来。特に後半のJBの描き方は辛辣だ。彼の性格が次々と仲間を失っていく。ミュージシャンとしては天才、人間としては下種野郎。キング牧師暗殺まで自分を売り出すチャンスに変え、成功させてしまう才能。お近づきにはなりたくないけど、まさに魅力的人間だ。

  • 鑑賞日 2015/5/30

    JBはやっぱり凄い

    映画の作りに難はあるが、それでもJBの歩んだ道の偉大さは十分伝わった。

  • 鑑賞日 2015/5/21

    個性ありずぎ、個性強すぎ

    音楽映画としてかなりの問題作。天才の孤独と孤立を描く。 悲惨な生い立ちから苦しみながらも成功する人生ではあるが、親しい人間たちとことごとく対立し、切り捨てる。 この映画を見て、偉大な人物を富士山にたとえる比喩を思い出した。つまり、ある偉大な人は、遠くから見ていると、大変美しく、どっしりとしていて、雄大であるが、間近で見ると、石ころだらけで、全然美しくもなく、時にはゴミで汚れていたりする・・・といった比喩だ。 ジェームス・ブラウンは圧倒的な迫力とパフォーマンス、シャウトする魅力で、栄光を勝ち取っていくが、問題児でもあり、友達にはなりたくない人物である。事実、親友が去っていく。 この人物の光と影のうち、かなり影の部分を執拗に描いていく。 時間軸も少年期、青年期、壮年期と行ったり来たりしながら、いわば、思い出したかのように、過去へと飛んだり、過去の記憶もイメージの飛躍があったり、前衛調になったりする。この描き方はやや乱暴であり、見ている方は、困った主人公のキャラに付き合わされ、構成上も振り回されることになる。しかし、次第にこの演出の仕方に慣れてくるに従い、映画としての鼓動と躍動がシャウトし始めることになる。キング牧師の暗殺時のコンサートの模様や晩年のライブ描写などリアル感も盛り上がっていく。 天才は、孤高がつきものだ。孤高とは、結局、人と相いれないことをいう。この人と相いれない描写が容赦ない。 ファンキーでゴキゲンなおじさんではない、一人の苦悩した男の音楽人生を見ることになる。 クリント・イーストウッドの「ジャージー・ボーイズ」がまるで絹のような肌触りの丹精込めた名人芸であったのに比べると、このJBはごつごつ荒削りであり、強くて飲みにくいバーボンを生で流し込む感じだ。