PROGRAM

放送作品情報

聖衣

THE ROBE 1953年 アメリカ / 136分 歴史劇

キリストの教えを巡る聖書物語が横長シネマスコープでスペクタルに迫る!破格の製作費で描く一大史劇
放送日時
2019年07月04日(木) 深夜 03:00 - 05:30
2019年07月13日(土) 深夜 03:15 - 05:45
2019年07月17日(水) 06:00 - 08:30
2019年07月23日(火) 07:45 - 10:15
解説

当時の値打ちで450万ドルもの製作費を投じ、映画史上初となるシネマスコープ作品として完成。聖書物語を壮大かつ荘厳に描き、アカデミー賞美術監督・装置賞(カラー)、衣装デザイン賞(カラー)を受賞。

ストーリー

タイベリアス皇帝統治下の古代ローマ。護民官マルセラスは次期皇帝のカリグラと奴隷購入を張り合って彼の怒りを買い、エルサレムへ左遷されてしまう。マルセラスは買い取った奴隷ディミトリアスを解放しようとするが、ディミトリアスは律儀に主人に同行する。エルサレムに着いたマルセラスは、民衆を扇動したイエス・キリストを反逆罪で逮捕・処刑するよう命じられる。イエスを磔の刑に処した後、マルセラスは良心の呵責に苛まれる

出演

リチャード・バートン
ジーン・シモンズ
ヴィクター・マチュア
マイケル・レニー
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日

    敬虔なキリスト教徒でなければ見てもつまらない

     原題"The Robe"で、ローブの意。ここではイエスの着るローブのこと。ロイド・C・ダグラスの同名小説が原作。  西暦33年のイエスの処刑を前後に、ローマ、パレスチナを舞台に描く宗教ドラマで、敬虔なキリスト教徒でなければ見てもつまらない。  物語は西暦30年頃のティベリウス治世下のローマから始まり、主人公の護民官マーセラス(リチャード・バートン)がエルサレムに左遷される。ここで、イエスの処刑を担当する羽目となり、聖衣に触れた瞬間からイエスの呪いに苦しむ。  もちろん呪いであるわけがなく、イエスの神通力によってマーセラスの頭が罪悪感からおかしくなったのだが、マーセラスの奴隷デミトリアス(ヴィクター・マチュア)ともども、唐突にイエスが救世主だと信じてしまうお約束が、異教徒には付いていけない。  頭のおかしくなったマーセラスがティベリウスの命で呪いの聖衣を焼却するためにガラリヤに赴き、ペテロ(マイケル・レニー)に出会ってイエスの信徒となり、新しく皇帝となったカリギュラ(ジェイ・ロビンソン)の軍に背く。反逆者となったマーセラスは、訳もなくキリスト教徒となった婚約者ダイアナ(ジーン・シモンズ)ともども捕らえられて、地上のローマ帝国を捨て、天上の神の王国に行くという、敬虔なキリスト教徒には感動的なセリフを残して刑場に赴く。  イエスの教えはペテロによって若干語られるが、むしろペテロの誠実さが勝っていて、ローマ皇帝が恐れるに至るイエスの教えそのものが描かれないため、異教徒どころか、それほど敬虔とはいえないキリスト教徒にも説得力を持ちえない聖書物語となっている。  すべてがお約束で事が運んでしまうために、ダイアナをめぐるマーセラスとカリギュラの鞘当て、マーセラスとデミトリアスの身分を超えた友情が、ドラマになっていないのが全体をつまらなくしている。

  • 鑑賞日 2019/2/12

    初見。つまらない映画ではあるが非キリスト教徒にとっても勉強にはなる。

    実はこれについてずっと考えている。これを見てしばらくして《クオ・ヴァディス》を見たせいもある。 二つともよく似ている。映画としては《クオ・ヴァディス》の方がずっと上出来なのだが、こちらの方が好きかもしれない。 映画としてはものすごく下手だしチープ。遠景はみんな絵だと解るし、特に海のシーンはバックが絵だと丸わかり、セットもせこいしエキストラも少ない。ガレー船で奴隷が甲板に並んで櫂を漕いでいるっておかしいでしょ?《ベン・ハー》みたいに槌音でリズムは取ってたけどさ。 ローマ人のマーセラス(リチャード・バートン)とダイアナ(ジーン・シモンズ)の恋愛、ローマ皇帝カリギュラの狂気は《クオ・ヴァディス》に似ている。 こちらではヴィクター・マチュア演じるクリスチャン奴隷デメトリウスの存在が大きい。 マーセラスは呑んだくれのグータラだしダイアナも最後まで福音を信じようとしない。 十字架上のイエスの背後でマーセラスは酒宴に興じ賭け事をしている。本邦でもオウム真理教幹部大量死刑前日に安倍政権幹部が酒盛りしてたことを思い出してしまった。 ペテロ、パウロ、《クオ・ヴァディス》に出てくるんだよね。ユダが出てきたのはどっちだったっけ? もう一度、高画質録画して再見します。 シネスコ効果はまったく感じなかったし、これってホントにテクニカラーなのかな?すごく薄っぺらな色なんだけど。 《クオ・ヴァディス》はくどく感じるほどの濃い色合いだったが。

  • 鑑賞日 2018/5/19

    ハリウッド初のシネマスコープ作品。

    ヘンリー・コスター監督による、キリスト処刑の物語。 ローマ皇帝の世継ぎ、カリグラの怒りをかい、護民官マーセラス(リチャード・バートン)は、 エルサレムに左遷される。 彼は、総督からキリストの処刑、を命じられる・・・。 彼は、罪の意識に苦しむが聖衣によってすくわれる・・・話。 (キリスト/神の子の顔の描写はさけている)

  • 鑑賞日 2017/7/9

    シネマスコープ第1作。

      20世紀FOXのロゴが、えんじのカーテンをバックに、小さく登場。     タイトルが終わると、カーテンがするすると左右に開き、シネマスコープの視界が広がる。  開巻5分間の、シネマスコープ感が素晴らしい。   なぜかその興奮はすぐ無くなるり、残り2時間は凡庸な構図が続く。最初だけ、レンズか何か違うのだろうか。  ジーン・シモンズが美しいが、アップを極端に排した画面作りが惜しいところ。登場シーンも思ったより少ない。   リチャード・バートンとヴィクター・マチュアを中心に、映画は進む。  しかし「ベン・ハー」のように派手な見せ場があるわけでもないのに、2時間13分アッという間に見せ切ってしまう。   バートンは、いわば「呪いのような魔力」によって、キリスト教に目覚めさせられてしまう。ある意味、噴飯ものなのだが、これによって説教臭さを排し、見易くしているという作劇。   ハリウッドの商魂と、西洋のキリスト教が染みついた社会を強く感じさせた。       ラストシーンはてんで戴けないが、娯楽映画としては及第点。   キリストの顔を見せない描き方、ガレー船のリズムを取る金槌の音、4頭立ての白馬の馬車等のシーンは、「ベン・ハー」にかなり影響を与えたのではないか。   ps. リチャード・バートンは、カルト作「恐怖の魔力 メドゥーサタッチ」に魅せられて以来、一目置いているのだが、画面外ではひどい男だったようだ。    スーザン・ストラスバーグの自伝には、彼女をボロボロにする色男として登場するし、トニー・リチャードソンの自伝では、「悪魔のような恋人」に出演中の彼を、わがままの為に撮影2週間で首にしたと書いてある。     役者としては、立派な人だったが・・・。              今は、みんなあの世です。  

  • 鑑賞日 2015/2/15

    キリストを磔にしたローマの護民官が信仰に目覚める話。ローマ帝国の描写など見所が多い。信仰そのものについては正直抵抗はあるが正義と博愛が満ちた国を目指すという理念はわかる気もする。かなうことならシネマスコープの大画面で見てみたい。

  • 鑑賞日 1975/11/25

    シネマスコープ第1作。トリミング放送。

      最後に、スペクタクルな見せ場がないのね。          ラストに呆れたのを、覚えている。