PROGRAM
放送作品情報
放送日時
字 | 2019年03月08日(金) 06:30 - 08:30 | |
字 | 2019年03月23日(土) 深夜 04:15 - 06:00 | |
字 | 2019年03月27日(水) 07:45 - 09:30 |
解説
本国フランスで大ヒットを記録した感動の音楽ヒューマン・ドラマ。主演は『バティニョールおじさん』のジェラール・ジュニョ。『ニュー・シネマ・パラダイス』のジャック・ペランがプロデュースと出演を務めている。
ストーリー
フランスの片田舎にある寄宿舎に赴任してきた音楽教師のマチュー。ここでは親を亡くした子供や素行に問題のある子供たちが集団生活を送っていたが、彼らに対して校長は体罰を繰り返していた。それを目の当たりにしたマチューは、子供たちに純粋さや素直さを取り戻してもらため、合唱団を結成し、歌う喜びを教えることを決意する。そしてある日、彼は学校一の問題児が素晴らしい歌声の持ち主であることを知るのだった。
監督・脚本
- HD
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オススメキーワード
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鑑賞日 2018/11/24
「スクール・オブ・ロック」フランス版はこんなドラマなんだな
暗いというか、光が足りないヨーロッパ的な画面。日照が弱いのかなぁ。 「池の底」っていう名前自体がひどい、フランスの子ども用寄宿舎。冷た〜い空気が蔓延するその場所に、見るからに愛嬌のあるおじさん教師が赴任してくる。彼は自分が書いていた曲を彼らに歌わせて、世にも美しいハーモニーの少年合唱団がそこに形成されていく。 ものすごく大雑把にいうと、この前に見た「スクール・オブ・ロック」のフランス版。子どもたちの歌声が美しく暗いヨーロッパの背景に響いてジーンとくる、という点が「アメリカ版」との最大の違いか・・・。この映画の場合、エンディングが、「みんなが望むけど現実には多分ムリ」というところを実現して終わるあたり、フランスの人たちの気持ちを癒して大ヒットにつながったのかなーと思います。 ストーリーが“ありきたり”かどうかが映画の唯一の価値ではないんですよね。「厳しすぎる規律の中でがんじがらめになっている子どもたちを、新任の変わり者教師が音楽で幸せにする」だけで、これほどのバリエーションを作れるのが映画マジック。これからもこの映画の別バージョンが世界中で作られるとしたら、見届けてみたいです「
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鑑賞日 2018/11/12
冒頭はファンタジーの様な雰囲気。ペピノかわいかった
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鑑賞日 2018/10/6
リアリティの不在
ここでも音楽家として名を成した白髪のジャック・ペランが過去を振り返る、《ニュー・シネマ・パラダイス》式映画で、あれと同様、現実味に欠ける。 きちんとした音が出せる楽器、器具がなくてどうやって正確な音が取れるの?合唱によって悪ガキがすんなり聞き分けの良い子になってしまう。校長の子供への非道なやり方があまりにもでホントかよ!と思う。1949年のフランス。 ただ《ケス》や《シング・ストリート》等、イギリスの学校にもひどい教師はいるし、俺自身、小学4年生の時(今から半世紀ちょい昔)休み時間に校庭で遊んでなかったというので担任の田畑先生にビンタをくらった覚えがある。 舎監役の主人公がいい感じで興味を引きつけるが、もともと音楽家というのが鞄に自分が作曲した楽譜が入っているだけというのは説明不足。少年院に入れられたはずの一番の悪ガキがなぜか出てきて学校に放火して全焼させるラストもちょっとなぁ!紙飛行機の生徒の手紙、全部拾ってやりなさいよ!音痴の子供にずっと譜面台の役割をさせるのはあんまりだよ。 この映画の作曲家の《キリエ》が美しい。ジャン・フィリップ・ラモーの《夜》(フランスでは児童合唱の定番なの?)より好きだな。マルカントワーヌ・シャルパンティエの《真夜中のミサ》〜《キリエ》っぽく入ってくる。
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鑑賞日 2012/8/6
大きなことを成し遂げ、名声を得ることだけが人生じゃないと感じられる映画でした。少年たちの更生施設で、体罰ではなく、心を通わせることで彼らの心を変えようとしたマチュー先生の行いは、オリンピックでメダルを獲るに相当することに思えました。子どもたちだけでなく、他の先生にも彼の信念が伝わっていましたね。少年たちの素晴らしい歌声や、紙飛行機のシーンなど、噂に違わぬ良作でした。
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鑑賞日 2017/3/28
北風みたいな体罰よりも、太陽みたいな歌声
子供たちを信じて、合唱団を結成した音楽の先生。無理を強いる北風みたいな体罰よりも、あったかい太陽みたいな歌声の方が、生徒たちを大きく成長させる。
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鑑賞日 2017/3/24
ソロの男の子が美しい。 少年の声というのは天使というけれども本当だなぁ~と天使を見たこともないのにそう思います。 最後も先生があんなに頑張っていたのに人的に悪いというだけで結果的に悲しいことに。 幸せになってほしかった。 先生の鏡だ。 いい先生というのは本当に素晴らしい。とともに、教師という職業の責務の重さをも感じた。
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鑑賞日 2005/4/13
「文部科学省特選」な展開
いかにも「文部科学省特選」な展開ですけど、歌曲がいいのと音楽が人を変えるみたいなお話は元々嫌いじゃないので良かったです。ラストまで観るとある親子の物語というサイドストーリーが見えてくるのもいいですね。
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鑑賞日 2005/3/19
素直な作りに好感
素直な作りに好感。でも、細部に目が行き届いていない感じも、ままする。
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鑑賞日 2005/5/28
クリシェ
不良生徒と先生の暖かくも切ない交流譚に観ていて飽きることはない。ただ、イマイチ盛り上がりに欠けるクリシェなドラマ展開に何だか飽き足りない思いを感じてのこの点数。
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鑑賞日
イイ作品。
心を通わせていく映画は大好き。とっても良かった。それにしても綺麗な声。もっと先の話しまで観たかった。
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鑑賞日 2005/6/14
子どもたちの歌声と演技、ジェラール・ジュニョーの演技が良い。 特に伯爵夫人の前でコーラスをする時のピエールが喜びに変わる目がいい。最後はハッピーエンドでもなくお涙頂戴でもなく終わる。
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鑑賞日 2014/3/18
紙ヒコーキでの別れ
冒頭、ジャック・ペラン扮する音楽家が、訪れた友人の話から回想シーンに入る下りを見れば大抵の人は「ニュー・シネマ・パラダイス」の導入部を思い出すだろう。この映画もそれと同様な感慨をもたらせる。「ニュー・シネマ」での映写技師アルフレートに当たるのがこの映画では音楽教師のマチュー(ジェラール・ジュニョー)になる。問題児ばかりを集めた舎監で生徒たちに合唱を教えることによってささくれだった子供たちの心を和らげていく。子供のことよりも自分の立場のことしか考えない傲慢な校長の抵抗にもめげず、子供達を指導していく。ただ彼の教えが決して情熱を表に出すタイプではなく、むしろ飄々とした外見の通りなのが微笑ましくなおかつ味がある。 音楽モノによくあるラストをコンサートシーンで感動を盛り上げるという常套手段に逃げず、ほろ苦い別れのシーンを最後にもってきた展開もよかった。
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鑑賞日 2013/9/24
オーソドックスだけど感動作
だいたいストーリーは読めるけど、子供たちの歌声や紙飛行機の演出、素晴らしかった。観ておいて損はない良作。先生の残してくれたもの大きさは計り知れない。
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鑑賞日 2013/7/21
やったら、やり返せで人は変わらない。 歌という生きがいという新世界を、溢れんばかりの愛で与えてくれた先生の物語。 コーラス部分は、ずっと浸っていたい心地よさだった。 ラストまで見てから、もう一度オープニングをみて成功を喜べた。
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鑑賞日 2013/6/19
歌はいい
ミッドナイトアートシアターでたまたま鑑賞。 歌はいい。どうしてこんなにも心が鷲掴みにされてしまうのか。 先が分かっていても、そこにある歌が魅力的だから目を離せなくなる。 ジャン=バティストがイケメンすぎる。 モンダンを最後まで合唱隊に加えられないのは、音楽の調和が成立する条件の限界かなと思うけど、 それも少しは描いているというのも、予定調和的でなくてよい。
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鑑賞日 2012/1/1
コーラス(Les Choristes) 2004年 フランス ★★★★★★★★★☆ 9点 最高のぽかぽか映画。かなりオススメ。 スタッフキャスト 監督:クリストフ・バラティエ 原作:春の賛歌 出演:ジェラール・ジュニョ ジャン=バティスト・モエニ ジャック・ペラン フランソワ・ベルレアン 受賞 セザール賞8部門ノミネートなど。 あらすじ 親をなくした子供や、問題児が集められる 学校にやってきた音楽教師のマテュー。 彼は生徒たちの問題行動、 それに対する校長の愛の無い、 教育方針に驚きを隠せなかった。 悲しい目をした子供たち、 淋しさを悪戯で紛らわす子供たち。 そんな彼らにマテューは合唱を教える。 彼らの歌声を聴いて、 一度は音楽を捨てたマテューも感化され、 彼らの為に何かしたいと思うのだった。 悲しみを抱えた問題児と、 堕ちぶれた音楽教師が 合唱を通して心を通わせていく。 美しい歌声が音楽の素晴らしさを 教えてくれる愛の作品。 感想 序盤から雰囲気が良い!! 雰囲気が良いというと、雰囲気だけで…。 みたいな感じがしますが、そうではないです。 序盤から引きこまれます。 中盤から透き通る歌声がたくさん流れて最高 モランジュ役の俳優 ジャン=バティスト・モニエが抜群に良いです。 目に力がありながら、憂いを秘めた その切ない瞳が凄く良い。 そしてなんといってもこの子の歌声が最高。 鳥肌立った。うわぁぁぁあああ!!ってなる 歌声が心地良く、 温かい気持ちにさせてくれる映画。 一般的には感動系という話も聞きますが、 個人的には泣くというより、 心が凄く温かくなりました。 マクサンス・ペランも良い凄く良い フランス国内では『アメリ』の記録を抜いて 史上空前のヒットを記録したみたいだが、 あんまり日本だと有名じゃないぞ!!!! これは観ないと駄目だろ!! ジャック・ペランもカッコいいし笑。 台詞 5+3は??53!! ホント!?(^-^) コピー 涙がこぼれそうなとき、歌があった。
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鑑賞日 2013/2/21
少年の美しいソプラノが耳に残る良作。フランス映画らしい映像美と揺蕩うような音楽に観賞後、意味もなく歌を口ずさみたくなる。
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鑑賞日
美しい歌声
問題児たちばかりの学校に、赴任してきた先生。 よくあるパターンのお話ですが、こちらの作品は暖かみ、余韻など、雰囲気が好きです。 そしてなんといっても、生徒の歌声が美しすぎます!
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鑑賞日
ひねくれた天使
本国フランスでは『アメリ』超えのヒットとなった作品。 少年の可愛さよりはひねた部分が残るかも。それだけに心が通じ合った末のラストシーンはじわっとくるのですが。 ボーイソプラノの歌声は本当に美しいです。
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鑑賞日 2005/6/3
ジャック・ペランという人物
若い頃のジャック・ペランは、甘いマスクのどこか頼りない 感じのするお坊ちゃんのような俳優であった。 彼の主演作品に「未青年」という作品があったが、このタイトルは まさに彼のイメージそのものであった。 そのジャック・ペランと久々にスクリーンで出会った。 彼がプロデューサーもつとめる「コーラス」である。 物語は彼の回想で語られる。 「未青年」では20歳であった彼も、58歳である。 年相応にシワがふえ、かってのデリケートな甘さは、知的な風貌に 変わっている。「ニュー・シネマ・パラダイス」でも彼は役者として 出演していたが、あの当時よりももっといい風貌である。 この30年ほどの彼は、俳優としてよりもプロデューサーとしての 活躍が多い、「Z]、「戒厳令」、「キャラバン」、「セプテンバー11」、 「WATARIDORI」など意欲的で困難な作品を手がけて、いずれも 成功させている。そうした実績と自信があの顔に顕れていると思った。 この「コーラス」を見て最も印象に残ったのは、このジャック・ペランの 顔である。人間のひとつの理想的な歳の取り方を学んだような気がする。 監督としてのクリント・イーストウッド。 プロデューサーとしてのジャック・ペラン。 共に尊敬に値する存在だ。
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