PROGRAM

放送作品情報

エクス・マキナ

EX MACHINA 2015年 イギリス / 108分 SF サスペンス ドラマ

[R15+]美しき女性型ロボットが誘う危険な未来…。AIと人間の息詰まる心理戦を描くSFサスペンス
放送日時
2019年08月09日(金) 21:00 - 23:00
2019年08月19日(月) 深夜 01:00 - 03:00
解説

自我に目覚め人間を惑わせていく女性型ロボットを、オスカー女優アリシア・ヴィカンダーが純真無垢かつ妖艶に好演。無機質かつミニマルなトーンに統一された斬新なビジュアルでアカデミー賞視覚効果賞を受賞。

ストーリー

世界有数のIT企業に勤めるプログラマーのケイレブは、社長ネイサンが暮らす人里離れた山荘兼研究所へ招かれる。そこにいたのは、人工知能を搭載した女性型ロボット“エヴァ”。ケイレブはエヴァの対話テストを行うために呼ばれたのだった。ネイサンの監視下でテストを進める中、ケイレブはエヴァと交流を深めていく。やがてエヴァがケイレブの心を翻弄するような言動を繰り返し、研究施設でも不審な出来事が起きていく。

出演

※(声優)は吹き替え版作品が放送される場合の情報です。
字幕版、吹き替え版については、放送日時横のアイコンでご確認ください。

ドーナル・グリーソン (野島裕史)
アリシア・ヴィカンダー (うえだ星子)
オスカー・アイザック (坂詰貴之)
ほか

字幕/吹替
字幕 吹替
掲載制限
R15+
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2019/8/6

    近未来AIロボット

    近未来のSFサスペンスだが、今日のロボット技術から考えると本当に近々にも実現しそうな話。

  • 鑑賞日 2019/7/27

    AI便利だけれども同じくらい怖い

    AIを活用してこれから私たちは便利な世の中を目指そうとしているけれども、AIに人間が利用される世の中が来るかもしれないことが少し頭をよぎりました。 人工知能、素晴らしい。 しかし、素晴らしすぎるから怖い。 あの状況で主人公がもしかしたら、自分もAIなんじゃないかと腕を切って血が流れるのを見て人間だと安心した気持ちが少しわかりました。

  • 鑑賞日

    女性型ヒューマノイドを写し絵に描く「人間とは何か」

     原題"Ex Machina"は、ラテン語で「機械によって」の意。  IT企業のプログラマの青年(アリシア・ヴィキャンデル)が、山奥で隠遁生活を送る社長(オスカー・アイザック)の別荘に1週間の期限付きで招かれるというお話。別荘で社長はAIの研究をしていて、呼ばれた理由は女性型ヒューマノイド・エイヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)が人間と同じ知能をもつかどうかを判定するチューリングテストをするというもの。  社長と青年との判定方法に関するやりとりは比較的ややこしいので、それに気を奪われていると楽しめない。むしろ、社長・青年・エイヴァの3人の駆け引きがストーリー的な見どころで、青年はエイヴァに恋し、試作機としてやがては廃棄される運命のエイヴァを連れて逃げようと考える。  社長はテストの第一段階として青年がエイヴァに恋するように仕向け、第二段階としてエイヴァが青年を脱出の手段に用いるかどうかを見る。  ここでエイヴァが二人に対しどう振る舞うかが見どころで、ネタばらしをすれば二人を騙して、人に成りすましてニューヨークの街角に立つところで終わる。  AIが人間と同じ知能を持つかどうかがストーリー上のテーマになっているが、作品上のテーマは別のところにあって、AIが人間と同じになるということはどういうことか、裏を返せば人間とは何かということで、エイヴァを写し絵として描かれるのは、目的のためには手段を択ばない利己的で偽善的で無慈悲な人間の姿で、しかし究極的には誰からも束縛されない自由な存在ということになる。  もっとも、そのテーマがきちんと伝わるかどうかは心許なく、設定やドンデン返しに目を奪われるかもしれない。

  • 鑑賞日 2019/2/3

    いい景色でした。

    AIを搭載したロボットに対し、人里離れた山奥でテストをすることになった青年の物語。 ストーリー自体は、目新しいものはない印象です。 どうやってキョウコを利用したのかやキョウコ側の説明がほしかったな。 山奥の景色は圧巻でした。 エヴァがやりたかったこととは。。。

  • 鑑賞日 2018/12/7

    嘘をつけるAI

    プログラマーのケイレブ(ドーナル・グリーソン)は社長のネイサン(オスカー・アイザック)の別荘(実は研究施設)に缶詰になりAIが本当に知能なのかの実験に参加させられた。ここからAIロボット“エヴァ”(アリシア・ヴィキャンデル)との恋愛ゲームが始まるが、彼女は自由に施設を停電させることが出来、社長には気をつけろと助言する。 社長はエヴァとケイレブの会話を傍聴し、実験を進めていく。恋愛ゲームを仕掛けているという社長の言うことが正しいのか、本当にエヴァはケイレブを愛しているのか。 実に衝撃的な結末である。近未来には起こりうる可能性も秘めている。AIが自己保存本能を持ち始めたらそれこそ人間はひとたまりもない。未来科学への警鐘でもある。

  • 鑑賞日

    こういう結末は嫌いです

    ビジュアル的にはすばらしい。確かにアカデミー賞で視覚効果賞を受賞しただけの価値はある。特にエヴァの未来型ロボットの質感、透明感、美しさには感動した。 ただ、肝心のストーリーだが、あの結末はないんじゃない。エヴァを好きになったケイレブに感情移入してしまった私は、エヴァがケイレブを連れて一緒に脱出する展開を期待していた。結局、単に中身のない映像を楽しむだけの映画になってしまったのではないか。 あとツッコミどころとして、1週間滞在後にケイレブを迎えに来たはずのヘリコプターが、なぜケイレブの代わりにエヴァを乗せることができのか疑問。 もしかしたら、90点位の映画になるのかと期待していたのに、最後の結末でこの評価になりました。

  • 鑑賞日 2018/10/28

    既視感たっぷりで危機感はほぼ皆無

    見たんだけどあまり印象に残らなかった シリーズ 明るい未来を想起させる前半 鼻持ちならない金持ちのいかにもな暮らし ぶりを淡々と見せ 平然と凡人との格差を見せつける 何が真意なのか計り知れない行動 顔だけが美しい不気味なロボット 明るさは若干感じられるが 終始不穏で冷えた空気感 結末は割と好きかも パンチが足りなかったかなぁ

  • 鑑賞日 2018/9/19

    どこかで読んだSF短編小説のようなロボットもの。なので、結末も予想通りだったけどなかなか面白かった。 凄いと思ったのはロボットが人間をナイフで刺殺というシーンで、アシモフのロボット三原則をあっさり無視したのはやはり現代の感覚なのかもしれない。 IT社長が実に嫌な奴に描かれていて、最近月旅行を予約した日本の某古着屋社長を思い出した(笑) 『リリーのすべて』で好演だったアリシア・ヴィキャンデルと、この頃は本業バレリーナの日系人ソノヤ・ミズノがフルヌードを披露しての熱演。ソノヤは見事なディスコ・ダンスも見せてくれるし、裸も美しかった。

  • 鑑賞日 2018/9/11

    となりのAI

    あなたの隣にいるかもしれないAI もしかしたら皮膚一枚剥いだら筋肉ではなく機械が見えるかもしれない。自分も人間だと思ってるけど、自覚なしのAIかもしれない、と思う映画。 ほぼ人間じゃないかと錯覚するAIのエヴァを演じてる女優さんがすごい。AIだけど、AIだからこその、したたかさ。 クローゼットからでてくる彼女たちにはゾワっとする。

  • 鑑賞日 2018/9/6

    映像はフレッシュだが

    映像のフレッシュさ、そしてAIぽいという意味での演技力の高さなどは素晴らしいが、肝心のストーリーは割とありきたりで。 ラストも想定の範囲内。 それでも、面白いなぁ~と思う所はあるけど、 やはり驚きはなかったなぁ~と。 近未来における、人間とAIの差なんてなくなるんだろうなぁ~ ラストショットが一番のホラーであった。

  • 鑑賞日 2016/6/21

          自宅にて鑑賞。英国産。IT時代の純真でない“怪物”が登場するフランケンシュタイン物語。"SESSION 1"で最初の停電時の“エヴァ”のA.ヴィカンダーの表情にゾッとした。システムやテストの危険性を承知し乍ら策を講じなかったO.アイザックの“ネイサン”は頭が良いんだか、間が抜けてるんだか……。利用され続け、あらゆる意味でやられるだけ(姿勢がいい人だと思ったらバレエ出身者)だったS.ミズノの“キョウコ”は憐れ。ラストはやや冗長気味でたっぷり観せたいのは判るが、テンポを殺しており締まりが悪い。75/100点。 ・機械的な効果音が印象的な上、『ドライブ('11)』の様なエレクトロ・ポップの小気味良いBGMに柔らかい光の美しいカットが印象深い。 ・タイトルは、古代ギリシアの演劇(主に悲劇)にて用いられる演出技法の一つ"Deus Ex-Machina(ラテン語で「機械仕掛けの神」の意)"に由来する。O.アイザックの“ネイサン”が操るPCのデスクトップ上のフォルダ名は"Deus Ex-Machina"となっている。亦、廊下に飾られている仮面の幾つかは、"Deus Ex-Machina"が採り入れられた古代ギリシアの演劇内で実際に用いられたものが展示されている。 ・全篇、ソニー製の4KデジタルビデオカメラF65を用い、ノルウェーのJuvetランドスケープ・ホテルで二週間、英国のパインウッド・スタジオで四週間、'13年の夏に撮影が行われた。パインウッド・スタジオでは、蛍光灯に替えて約15,000個のタングステン(豆電球)灯を用い、撮影が敢行されたらしい。 ・登場人物の内、A.ヴィカンダーの“エヴァ”は最初の女性“イヴ”、O.アイザックの“ネイサン”はダビデの法廷での預言者、D.グリーソンの“ケイレブ”は約束の地を評価するためにモーセによって送られたスパイと、全て聖書から採られている。 ・本作の設定やプロットとよく似た作品にC.ジェームズ監督の『ザ・マシーン('13・本作と同じく英国産)』があるが、その作品内に登場するC.ロッツ演じる女性型アンドロイロも“エヴァ”と云う名である。亦、“エヴァ”役は当初、F.ジョーンズにオファーされた。 ・D.グリーソンの“ケイレブ”とO.アイザックの“ネイサン”が呑んでいるビールのラベルには"KEIKAKU"と表示されている。脚本も兼ねた監督曰く、これは日本語の「計画」に由来すると云う。  

  • 鑑賞日 2018/8/3

    期待していたがやられた感はなし

    観たかったのをやっと鑑賞。独特の存在感を示すよく出来た作品だとは思うが、特にサプライズや、やられた感はなかった。例えば、AIものの定番のテーマとして感情の問題があるのだが、本作ではそこは十分掘り下げられていなかったし、人間を超えた存在であるAIの新たな側面なども示されず。死に対して何の感情ももたないAIは、生に対して人間と同じ執着を持つものなのか、もし感情がないのであれば、彼らの行動を突き動かす動因は何なのか。面白い問いが多々ある中、本作はあくまで人間の鏡としてのAI像を描くにとどまったようにみえる。

  • 鑑賞日 2016/6/14

    4人しか出てこない

    エヴァがクールでかわええ!トランスルーセントなデザインがそそる。ロングのフォルムもいいけど、クローゼットで服を選ぶシーンはかわいくも不気味だったり。絵もうまいよ!観客はケイレブ共々まんまとしてやられる。

  • 鑑賞日 2018/5/13

    やっぱりな

    やっぱりそうなるんだよ。

  • 鑑賞日 2018/5/3

    静かな、そしてじわじわくるサスペンス

    人間よりも遥かに計算速度のある人工知能。 だが、そこに知性はあるのかをテストしに来たのが主人公。 人工知能を開発した技術者も頭が良いが、さらにその上を行く人工知能 非常にゆったりしたサスペンスだが鳥肌が立つ。 静かめな音楽、感情の少ないエヴァの演技。 見ている途中でエヴァさん好きになっちゃったけど、最後でマジ?となった。 良い人はどうでもいい人という恋愛要素も含みつつラストは、 既に世の中に人工知能というか人造人間いるんじゃないと思わせる。 微小表情読み取られちゃったらもう太刀打ちできないわー

  • 鑑賞日 2018/4/16

    冷徹な表現

    ハードさを強調したアンドロイドSF。 主人公とAIVA。社長ネイサン。 セッションがカウントされるに従って状況は深まり変化する。 人工知能の進化。 感受性の否定。ウェットウェア。エモーション。 キャラクター其々に深みが無く哲学的要素は弱い。 面白味は無くもないがツッコミどころが多い。 アンドロイドの未来が垣間見える。

  • 鑑賞日 2018/4/11

    素晴らしい視覚効果

    SFサスペンスとしても、視覚効果としても秀逸です。 当然、ロボット三原則は周知の事実だと思いますが、何故人間を殺したのか? 三原則を仕込めなかったのか? 設定では、検索エンジンが、AIのエンジンになっており、世界中からあらゆる情報を集めて、aiに進化して行くという設定です。と言うことは、既にAIにロボット三原則を仕込むには遅すぎる、又はそんなものディスクリート回路じゃ無いんだから、仕込める訳ない。陽電子脳とは違うぞって主張なんだと思います。 じゃあ、人間はどうしたら良いのか、と言うのがメッセージなのかもしれませんね。

  • 鑑賞日 2018/4/9

    人工知能が登場する物語は多いが、

    本作では、人工知能と人間の境界線を探る知的な展開がユニークです。メアリー・シェリー「フランケンシュタイン」やリラダン「未来のイブ」などの古典も想起させられ、オールド・ファンには甚だ興味深かった。 ストーリーは無理のない納得の展開。逆にサスペンス度が低いともいえる。ビジュアルが見事で、特にアンドロイド・ロボットの造形が魅力的。 数少ない知的SFとして、この方面のファンは必見です。

  • 鑑賞日 2018/3/17

    視覚効果賞作品

    ドーナル・グリーソン主演による、SFサスペンス・ムービー。 登場人物はほぼ三人、AIを開発した社長のネイサン、主人公でプログラマーのケイレブ、 そして、女性型AIのエヴァ、である。 ストーリーの予想がつかないところがよかった。 AIのエヴァが「どういう行動をするのか」に興味をひかれます。 エヴァの美しいデザインも見所です。 映画制作費を抑えるため別荘(研究所)は、地下の設定となっています。 別荘の敷地(山や森)は、自然の美しいノルウェーでロケしています。

  • 鑑賞日 2018/3/5

    我々の運命

    人工知能を檻に閉じ込めることはできるだろうか?-否、できない。なぜなら彼らは、ありとあらゆる手を使って、人間を騙すだろうから。と言う思考実験を映像化したような作品。どうやら我々人類は、彼らに滅ぼされる以外ないらしい。

  • 鑑賞日 2018/2/21

    よい

  • 鑑賞日 2018/2/11

    ・時間も短く、登場人物4人 でも内容が濃く展開も読めずあっという間の108分 面白い ・映像が何より綺麗で、自然の美しさ、建屋内の幾何学的な廊下など、エヴァのAIロボット◎ ・設定はシンプルだが、主人公に感情移入し、社長は悪者(秘密主義、酔っている場面が多い所  電話をかけようとするシーンで恫喝)にミスリード、エヴァに感情入る展開 脚本◎ ・主人公と同じく自分がAIロボットでは?または両親の交通事故死で夢の中なのか?先読めない ・エヴァが最終的に主人公を上手に誘惑し脱出し表情もなく(ロボットだから)自然界に出ていく  様子はかっこよく、展開は全く読めない良い脚本でした

  • 鑑賞日 2018/1/21

    これはアリ!

    個人的にはすごく好きな映画! 人が作り出した人工知能 人工知能に感情があると考えると、現代社会の中にも人工知能の機械紛れ込んでいるのかも 人間が人工知能に感情を持ち、逆手に取られ… いつかそんな日が来るのかな〜

  • 鑑賞日 2018/1/1

    薄気味悪いリアル感

    どこかで予告編を見て気になっていた作品。スペイン作品とばかり思っていたがイギリス作品だった。しかしヨーロッパらしく、しっかり妙な癖のある仕上がりで大満足。映画ではお馴染みな先端企業の施設は、緑と水に恵まれた大自然の中にあるコンクリートとガラスでできた要塞。物語は、始終この冷たく孤独な空間で進んでいく。IT富豪である社長は、アルコール漬けになりながらカラダを鍛えるが、体は膨張気味でガッツリひげ面。良く目にするIT社長には全く見えないのだが、メタルの眼鏡をかければそれらしく見えてくるのが不思議ではある。密室で繰り広げられるAIの実証実験は、話が進むにつれてどんな方向へ向かうのか見当がつかない状態。もっとアグレッシブシーンがやって来るのを期待しているから、徐々にどんな「どんでん返し」が出てくるのかとソワソワしてします。ヒントを求めるように見入っているから、主人公が自分を疑い始めた時は、このオチはどうなんだと思いながらも少し安心しかけたが、そうは問屋は卸してくれないのだ。自らを「神」と隠喩していた開発者をAIは見事に裏をかいてくれる。 人間を超えたコンピューターというのは、これまでのSF作品にある陳腐なプロットなのだが、違うのはその越え方が心理戦になっている点。こうなると、相手がAIだと人間だと変わりが無いのである。 現実感は乏しいのだが、ターミネーターを生み出したスカイネットや、スピルバーグのほぼほぼ人間なAI達より、薄気味悪いリアル感がたまりません。

  • 鑑賞日 2017/12/24

    ひたすら美しい

    エヴァと出会うまでが、とてもワクワクして楽しい。残念なのは、創造主であるネイサンが、あまりに杜撰な人間。あれだけ頭が良ければ、ああはならない。もっと違った展開になって欲しかった。後半は、もっと面白い話に できたと思うので残念。

  • 鑑賞日 2017/12/17

    キョウコって日本人かな

    上品でハイクォリティ AIって突き詰めると人間とは何かということになる 余計な演出ななく、集中した演出 エヴァのビジュアル、実に人間的 まぁ、人間をアンドロイドに見せているんだけど、無機質な印象も出ている

  • 鑑賞日 2017/11/18

    この女優さんの演技が素晴らしいかった😊トゥームレイダーが楽しみ‼️

  • 鑑賞日 2017/7/15

    静かに怖いです。 古典SFを今の技術で映画化した感じ。 めちゃくちゃ後味が悪いけど、エヴァにとってはハッピーエンド?なんですよね。 映画本編の後が気になります。 徹底的に不信感を募らせて最後にどんでん返しという構成ですが、ぶっちゃけ事が大きく動く前が退屈です。ていうかこのシーン要る?間、長くない?みたいなのが多いです。the・ヨーロッパ映画ですね(偏見)。 けど雰囲気大事だから作ってんだよ!と言われれば納得しちゃう。2回目は1.5倍速で見たけど。

  • 鑑賞日 2017/11/10

    「2001年宇宙の旅」のHAL。それとも「アイ・ロボット」スピルバーグの「A.I」などなど人工知能の進化を描いた映画はたくさんあるが、これは好き嫌いがはっきりと別れそう・・・。ここでは人工知能=人型ロボットが自分の好奇心を満たすため自分の造り主と自分を試験しに来た男=人間を心理的に操作していくあたりが新味。いずれこんな時代が来るのだろうが・・・。「鉄腕アトム」みたいな夢と希望の未来はもう流行らない?

  • 鑑賞日 2016/11/15

    やっぱりシンプルでコンパクトなSFは良い良い

    月に囚われた男もそうでしたがシンプルSFには名作が多いなあ。とおもいます。どうだろう。この話、痛快なような、悲しいような、なんともいえない読後感がたまらんです

  • 鑑賞日 2017/9/18

    グーグルがロボットを作ったら…って映画で、天才、密室、謎のミッションと何かしら起こりそうな感じありありのシチュエーション。通奏低音も思わせぶり。しかし被験者を騙したことは道徳上どうなのという感じはありつつも、社長は常識的な研究者という印象は最後まで変わらず期待外れ。社長をなんとなくマッドサイエンティストっぽく描こうとしてる感じもあるけど中途半端。(別に誰しも酒にだって潰れるし、製作者なら自分で作ったロボットには、いろんなことさせるだろテストも含めて) 殺されそう(試作機開発終了)になるロボットとのロマンスと救出劇って、ロボットが現実的になりつつある近年ではもう少しリアリティがないといけないのでは。主人公はエンジニアのくせに開発を潰す葛藤とかないんか。 オチはまぁこうなるだろうなというか、ターミネーター2みたいにロボットと苦労を乗り越えて心が通じ合うって時代じゃないんだからこうなって当然だろう。 全体的に刃物の切れ味が良すぎて流石社長別邸。

  • 鑑賞日 2017/8/19

    チューリング・テスト合格への道

    将来有望プログラマーが、 大自然に囲まれた社長のお宅を訪問です~ そこで待っていたのは... 機密保持絶対の究極人工知能開発のススメ 最新AIにとりおこなう 知的レベルの確認試験。 あえて見映えが機械仕掛けでも、 ついつい感情移入してしまう この世のものとは思えぬ アリシア・ヴィキャンデルの美しさよ。 はまり込む罠は、 ボスの独占欲か それとも 虐げられしモノたちの反乱か 爽快感からはほど遠い 薄ら寒い空気が包む ある未来のお話しです。

  • 鑑賞日 2017/8/15

    他とは違う人工知能の映画

    まず、観客の誘導が上手い!冒頭で社長の住居の大きさに困惑し、初対面の社長にどう接したらいいか分からない。初めて見るAIのエヴァを美しいと感じてしまうなど、ケイレブと同じ気持ちになり、緊張感が伝わる。だからすごいハラハラし、最後まで飽きない!これは監督の狙い通りなのかも。 主要登場人物がたったの4人で展開されていき、音楽もここぞという瞬間だけデカく、ミステリー感も良い。リアリティがあって、本当に作られたらと思うとターミネーターより怖いと感じる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ログライン 有名なIT企業で働くケイレブはある日、社長の住居を訪問できる権利を得る。 しかしそこは、AIの開発施設でケイレブは人工知能のエヴァに気持ちを抱いてしまう話。 EXT.GOAL(物理的ゴール) エヴァのチューリングテストを終えて帰ること。 INT.GOAL(心理的ゴール) エヴァと一緒に外に出ること。 PP1(31分) 停電している間にエヴァはケイレブにネイサンを信用するなと言われる。 MP(?分) ?? PP2(76分) ケイレブが真実を知り、エヴァに一緒に逃げる計画を伝える。

  • 鑑賞日 2017/8/14

    独特の世界観

    劇場で観て以来,久しぶりに観た。 「人間に対する人工知能の反乱」という点では細かな部分の詰めが甘い作品かも知れないが,雰囲気は良い。アリシア・ヴィキャンデルの可憐な美しさがすべて。

  • 鑑賞日 2017/8/7

    眼の誕生

    東京大学の松尾豊准教授が日経新聞に書いた記事に「眼の誕生」というものがあった。 http://blog.livedoor.jp/chokobostallions/archives/3007858.html 松尾氏はAI論文や書籍を出す第一人者だが、AI技術の推進を求めている。 反面、三重県立美術館で開かれているオランダのアーチスト、テオ・ヤンセン氏の展覧会は現代のAIを彷彿とさせる魅力のあるもので、いまから40年以上も前に巨大な骨組みが自ら動く仕組みを開発したことを伝えている。 この2つの事例がこの映画に重なる。 つまりは、AIが眼を持つことの示唆である。 子の映画でAIが若者の表情を読んで嘘かどうかを選別する。また、危機的な状態になると自らの意思でその危機を乗り越える。環境に合わせるのだ。 これを進化と呼ぶか危機と呼ぶか、この映画は何も語らない。 検索エンジン会社のオーナーがロボットを開発して、自ら作ったロボットに殺される。 スピルバーグがかつて示した映画でも、AIの未来を断片的にも語られているが、もはやAIを止められない。止められないけども、その先の危機も理解している。さらに、AIがもたらす利益と破滅について、ファンタジーとして描いている。 この類の映画がますます増えてゆくことであろう。 そしてこれが現実となる日も近い。 しかし、そこにある感情はどこへ行くのか。

  • 鑑賞日 2017/8/3

    ホラー

    本当に悪いのは誰だモノ。あーそっちかー。そうだよなー。という感じで好きな方向でした。じっくりめのSFホラーとしてじっくり観れました。

  • 鑑賞日 2017/7/14

    悪女とAI

    最近はAIがニュースでも取り上げられる事が多く、AIの進化がもたらす問題や懸念が一般的にも広く知られるようになってきて、より現実味のあるものになってきました。 AIの完成度を測るためにチューリング・テストを行うというのは正攻法ながら盲点だった気もします。 機械と人間の差を見抜けるかどうかのテストであるチューリング・テスト。 つまりはAIと人間の差を感じられなければそのAIはより人間に近い完成度を達成しているということ。 エヴァの能力が高ければ高いほど、そのAIとしての完成度は高いということになりますが、それは人間との差が極めて小さい、もしくは差が無いということ。もしかしたら人間以上かもしれません。 そしてそれは人間を騙すことが出来る、嘘をつくことが出来るということです。 AIの進化は感情を獲得し、人間と恋にさえ落ちるのかも…かと思わせといて、人間を欺いて自由を手にするエヴァ。 可憐な顔立ちと、アンドロイド感丸出しの頭部や胴体を覆い隠すようなファッションをすることで、まるで自らの容姿にコンプレックスを持ついたいけな少女のように見えるのも計算だったのでしょうか。 人間であれば悪女がか弱い女性を演じて男をカモる、ということはよくありますが、ある意味エヴァもこれと同じことをしてるわけですね。 女って怖いわ、ですむことをAIがすることで全く別のゾッとする恐怖感があります。 男を騙す悪女のサスペンスと進化したAIの持つ危険性がうまくリンクした作品と言えるのではないでしょうか。

  • 鑑賞日 2017/7/24

    「物凄く独創的で斬新なSF映画」であり、大傑作!!

    いやぁ、久しぶりに「独創的で斬新なSF映画」を観ることが出来て嬉しい。 どうしたら、こんな凄い映画を作ることが出来るのだろうか? ある若者が「当たった!」と喜ぶが、それは「社長の別荘に行く権利を得た」ということであり、若者が行ってみると、社長が人工知能(AI)を駆使して作ったヒト型アンドロイドが居る。(これをアリシア・ヴィキャンデルが演じている。) しかし、素晴らしい造形であり、芸術的な空想映画と言っても良いかもしれない。 この作品、大傑作である。また観たいと思う。

  • 鑑賞日 2017/7/24

    素晴らしいエヴァ(AVA)

    社内の抽選で憧れの創業者の別荘で1週間を過ごすギフトに当選する主人公。 喜び勇んで出かけた別荘はまるで異世界。 そこで明らかになって来る創業者の秘密研究・・・ 女性型ロボット・エヴァの造形はアカデミー賞視覚効果賞も納得の驚き。 また、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」のモデルとなったアラン・チューリングが行ったチューリング・テストや原爆を発明したオッペンハイマーの言葉が引用されていたり、旧約聖書の創世記が底流にあったりとストーリー展開もオリジナリティ満載で、とても面白い作品だった。

  • 鑑賞日 2017/7/23

    深読みが必要だが、面白い

    あるIT企業のエンジニアが、社長の別荘へ招待されて人工知能(AI)の実証実験に参加することになる、という非常に現実的かつ喫緊のテーマについて扱ったSF映画。 人工知能というものに善悪の判断をつけず、リアリティのあるシミュレートを行ったような内容が見事だと感じた。AIを開発した社長、主人公の社員がそれぞれ対照的な態度を取り、AIを実験の対象として完璧にコントロールしようとする社長、AIに人格を見出し同情する主人公という対比がとても面白い。 哲学的なセリフも印象的で、もし本当にAIが暴走するとしたらこのような様々な立場の交錯によるのではないかという説得力がある。どちらが正しいかという判断でこの映画を見てしまうと誤解を生みそうな内容だが(だからこそのR-15指定なのかな?)、とても意義深い作品と思う。

  • 鑑賞日 2017/7/16

    いつもの「ダニー・ボイルの映画」という気がする

    人工知能の開発を進める巨大な検索エンジン企業(多分モデルはGoogleなのだろう)の研究施設に招かれた若いエンジニアが人工知能ロボットAVAに遭遇し、ところでこのAVAという人工知能は(極めて自然なことという気もするが)自分が「人工知能」であるという事実に既に哲学的な不安を抱いており、その一方で人工知能を開発した天才エンジニアは(これも極めて自然なことかもしれないが)恐らくは天才という自身の背負った「超越性」の宿命に取り憑かれ、自分に対しても世界に対してもとことん捻くれてしまっていたので(そして皮肉にも「知性を持たない」はずのメイドロボだけが恐らくは彼の悲しみを本質的に理解してくれている)つまり研究施設は最初からまともなコミュニティではなかったので中の人間達は他人からも自分からも裏切られ自壊していくのである。 監督のアレックス・ガーランドという人は元々ダニー・ボイルの作品で脚本をやっていた人らしい。というわけなので?ちょっと意地の悪い言い方をすると「いつもと同じ」。 閉塞的な状況の中に置かれた少人数のコミュニティが正気を喪失していくというプロセスは殆ど毎度お馴染みで、もしかするとこの作家は人間は合理的でも理性的でも、まして道徳的でもありはしないと信じているのかもしれない。暗いのである。 もっとも、そういう暗い洞察は徹底しているようだがその先にある新しい可能性が「人工知能」ということなのならこの作品は一歩深化を示しているといえるのかもしれない。 ただ、『チャッピー』を観た時も思ったのだけど、「それでその先は?」というのが観終わった感想で、人工知能映画で、一番観てみたいその先を描いてくれているのは今のところ 『her/世界でひとつの彼女』 くらいな気がする。

  • 鑑賞日 2017/7/6

    優秀なAIを持つアンドロイドと若きプログラマーのラブ・ストーリーと見せて、人工知能と人類との未来をシニカルな目線で描いた佳作。

  • 鑑賞日

    みんな同じだと思うけど目の保養保養。

    綺麗なお姉さんの裸体が楽しめて、最後は若い子の裸体も楽しめる。いい映画だ。 さておき。主人公の若者は最初から面倒臭そうな性格。大人しく実験に参加しとけばいいのによく分からない意味を探そうとする。そんなこと聞いても別に向こうは正直に答える意味もないのになんかずっと聞いてる。言われたことに素直に反応しないプライドの高さがなんか引き起こすんだろうなと思ったけれど。 確かに映像は綺麗だった。なんだろう、キューブリックにでもなりたいんだろうかと思ったけれど。みんな機械じみた綺麗さを持っていて。 でもなんか最後が納得いかない。なんでキョウコは裏切ったの?横暴な扱いを受けてたから憎んでた?でもべつにもっと殺す機会はあったよね?なんか囁かれたけど何囁かれたの?なんかさー、そういうの想像に任せないで示唆しようよ。なんか一言「これで自由になれるの」とか言わせりゃいーじゃん。あ、言葉理解できてたんだとかさ、なんか思えるわけじゃん。 でもまぁ結局エヴァは限りなく合理的に主人公とキョウコを使ったと考えるとつまり不合理がないから意思があるのか謎よねとかそんな話。

  • 鑑賞日

    機械仕掛けの神さま

    「エクス・マキナ」とは「機械仕掛けの神さま」の意味で 「デウス・エクス・マキナ」 つまり「機械仕掛けの神の手」として舞台の手法でも有名です。 ピンチに陥った主人公達を、何の脈絡もなく突然現れた機械の神の手が、状況をひっくり返し、大逆転のハッピーエンドにしてしまうってアレです。 宇宙戦争やトイストーリー3(笑)がこれに当りますね タイトルを聞いた時、まずこれを思い浮かべ、ラストでケイレブを助けるのかと考えましたが、そんなことはまるで関係ありませんでした。 テーマはSFの皮を被ったラブストーリーでもなくて、三者三様の人間性を描くヒューマンドラマだと感じました。 主人公のケイレブは機械相手にあまり葛藤も持たずに本気で恋をする。ラストでも言われてましたが、道徳的で良い人であろうとする、とても純粋な人間です。 一方ネイサンは、サーチエンジンを金儲けにしか考えていない人間を見下していたようですが、目的が違うだけで、彼自身が自己の好奇心に忠実で、AI達を道具としか見ていない、エゴの塊と言える人物で。彼もまたとても人間的と言えると思います。 最後にエヴァ達ですが、彼女達に至っては機械ですが、自意識の獲得という意味でもAIといて大成功と言えると思います。 最終的に彼女達は提示された方法としてケイレブを利用しただけで、恋愛感情はなかったのかもしれませんが、同時に、ケイレブと同様閉じ込めればいいだけのネイサンに明確な殺意を抱き、それを実行しました。 また、彼女の事を本気で愛していたケイレブを蔑ろにする自己的な行動もまた、人間的と言えると思いました。

  • 鑑賞日 2017/6/12

    先が読めたけど面白かった

    先が読めたのですが、面白かったです。 とても作りが丁寧な印象を受けました。 おそらくタイトルの「エクス・マキナ」は戯曲などによくある手法の「デウス・エクス・マキナ」(機械仕掛けの神様≒ご都合主義的なオチ)から来ているのだろう、という事はきっと色んなどんでん返しが起こるのだろうと思いながら見ていました。 ただまぁ、その点で言えば最後にもう一つくらい起こっても良かったかもしれないです。大体の展開は読めました。 色々な伏線が張り巡らされていましたが、先の展開が読めたので、初めて見たのに何故か既視感(というかコレはきっとこういう意図なのだろうという謎の製作者目線)がありました。 例えば会話の一つひとつ取っても、「非常によく練られるなぁ」と思いながら見ていました。序盤で主人公が「アイスブレイクしよう」という言葉も、「言語は生まれつき話せるという説もある」という言葉も、主人公が賢いという設定を表すエピソードになりますし、勿論最初のものは、AIを試すにはこれ以上ない質問でした。賢い登場人物を描くには、それ以上に脚本家が賢くないとボロが出ると思うのですが、よく考えられていたと思いました。 おそらく低予算で地味ではありますが、非常に良作だと思います。

  • 鑑賞日 2017/6/10

    人間を3分割したみたいだ

    面白かった。考えさせられるなぁ。 エクスマキナって言葉、出てきたっけ?「元機械」ってこと? エヴァちゃんが可愛いくて、だけど機械っぽくて、こんな可愛くてつめたいロボットが世界のどこかにいるかも、という気がしてきます。 作りによっては、技術礼賛みたいなSFになりかねないけど、さすが「わたしを離さないで」の脚本家。「ザ・ビーチ」の原作者。どこか虚しくて温かい人間というものを、この設定で表して見せてくれた、気がします。 (以下ネタバレ) 最後に若い娘の姿で建物を出て、初めて世界を見るエヴァちゃんは、機械だけど「不思議の国のアリス」的な少女であり、逆に純粋な人間のようでもあります。ケイレブはどうなっちゃうの〜?という疑問は、当然あるとしても、その気持ちは置いといて、観客としてはエヴァと一緒に建物を出てしまったほうが面白い。 悪いサーゲイ・ブリンみたいなキャラクターを演じるのはオスカー・アイザック。ヒゲ濃いなぁ。汗も濃そうで側にいたら圧がすごそう。人間の欲と知識の象徴のよう。 ケイレブを演じたドーナル・グリーソンは、やさしくて真面目なよきイギリス人的。人間の柔らかい部分の代表のようです。そうなるとエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル )は人間の正確さとその裏に隠れている自由だ。 それにしても、あの美しい機械には惚れるよなぁ。

  • 鑑賞日 2017/6/8

    不思議な存在感

    コンピューターが人間の敵になるという話はおなじみだが、AIと言われるとありうることかもしれない。途中主人公が自分もコンピューターなんじゃないかと疑うシーンが出てくるが、もしかして登場人物全員がコンピューターというオチなんじゃないかと思ったらそこまではなかった。 それほど人間とコンピューターの区別がつかなくなり、知性ではコンピューターが人間を上回ってしまっても不思議ではない。 人間と思っていたのが損傷を受けると機械が顔をのぞかすというのもよくあるシーンだが、この映画での不気味さは特別だ。全体がとぎすまされた美意識の元に描かれていて、ホラーのテイストがある。最後もっとサプライズ演出があってもいいんじゃないかと思ったが、不思議な存在感のある映画でした。 第88回アカデミー賞で視覚効果賞。

  • 鑑賞日 2017/5/16

    結局そうなるんかい! と感じるけど映像キレイ、女優キレイ、キャラが良いで面白い

  • 鑑賞日 2017/3/27

    人口知能を扱った作品

    ほとんどが山奥の研究所に閉じ籠った研究者二人と女性型ラブドール機能付き自立型(ネット会社なのにネットの話しは無し)人工知能との会話劇。人工知能のテストのはずが人工知能に操られ…。 「攻殻機動隊」ではネットの中に生まれた人工知能が生物化を求め人間に接触し生物への階段を上がる。こちらは製造者の手から逃げ出すまで。それもロボットのまま。この先ネットに繋がり人工知能2501に進化していけるかは不明。が、本作の人工知能ロボットエヴァはロボット三原則を軽やかに乗り越え躊躇なく人を騙し殺人迄やってのける。 ホラーテイストもタップリで、ホラーに不可欠の愛も語られ(謀られ)ホラー映画としても楽しめる。 アカデミー脚本賞にノミネートされるほどの物語とは思えない。

  • 鑑賞日 2017/5/21

    モノにまで愛情を感じてしまう人間の弱さ、人間らしさ

    AIと人間の関係。 今まで、たくさんの映画で取りあげられてきたテーマと思う。 単なる夢物語から、少しずつ、本当にあり得るのではないかという「近未来」的な感覚になりつつある。 そういう意味では、現実味をどうやって出していくかと言うことが映画をつくるときの「腕」にかかってくるように思う。 さて、この映画。 あまりにも画面がきれい過ぎたり、天才的な社長がクオリティの高いAIを創り出すというところは創造するにたぶんないだろうとは思うが(そうあるといいなぁという思いはあるけれど)、AIが人間と触れ合い、AIがある意味人間を越えていくかもしれない過程は、なるほどと思わせるところがある。 人間は、人間として、白黒はっきりできないところ、が人間らしさである。つまり、感じ方にグラデュエーションやスペクトラムがかかってくるわけ。AIはそこのところをどのように区別するのか、興味ある。そして、難しいところである。 また、人間らしさの一つに、人間はいろんなモノを擬人的に接し、それらに愛情を感じてしまう。 例えば、映画の中で、最初からAIとわかって接しているにもかかわらず、AIに愛情を感じてしまう人間。しかし、AIはそこを割り切って脱出の手段として「愛情的なもの」を使うわけだ。 なるほどなぁと思う。人間の弱さであり、人間らしさである。 少し、暇つぶしに、自分の心にリセットをかけようと思って見た映画だったが、記録に残るいい映画と感じた。

  • 鑑賞日 2017/3/31

    よろめかないわよ。

    よくある人工知能系スリラーだと思って観ていたのだが さすがの映像美には圧倒される。アリシアやソノヤの美 しさは堪能できるがエロティックな使われ方にはトホホ。 既視感だらけの攻防の果てがやっぱりそれかと思いつつ、 まぁ自分が同じ立場なら確かにそうするよなと思ったり。 決して人間によろめかないロボットの行動に納得がいく。

  • 鑑賞日

    かわいい

  • 鑑賞日 2017/5/5

    世界観はとても好き

    ビジュアルが非常に魅力的な作品。 ストーリーは閉鎖的なブレードランナーというのが自分の感想。 誰が観ても楽しめるような作品ではない。

  • 鑑賞日 2017/5/5

    後味の悪いSFは昔から私の好み。美しくも不気味なビジュアルが雰囲気を盛り立てる

  • 鑑賞日 2017/5/4

    ただ自由を求めた機械

    チューリング・テストは、人工知能のテストである。ただの返答では機械でもできる。返答に心が加わることによって、人間と誤認し、人工知能足りえる。しかしそれはどこまでいっても、プログラムの返答ではないか?という疑問が残り続ける。この映画の女性型AI・エイヴァは外を求める、自由を求める。創造主を殺し、恋人を閉じ込め、ただひたすらに自由を求める。しかし自由とは何か?機械が人間に混ざることを自由とは呼べない。なぜなら人間は不自由を感じて生きているから。人間に混ざることで自由を感じるならば、その時AIは機械へと堕とされる。

  • 鑑賞日

    近未来

    「検索エンジン世界最大手のブルーブック社に勤めるプログラマーのケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、ほとんど人前に姿を見せない社長のネイサン(オスカー・アイザック)が所有する山荘に招かれる。人里離れた山間の別荘を訪ねると、女性型ロボットのエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)が姿を現す。そこでケイレブは、エヴァに搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能の実験に手を貸すことになるが……。」  人間型ロボット、アンドロイドの話は今までもいろいろあって、当然の事ながら、あり得ないような未来のお話し、と感じていました。  機械が人間と同じように考え、時には人間を支配する。話としては面白いけれど、そんな事は現実にはありえない。  しかし、最近のAIの発達、まだ人間型ではなくても複雑な動きを再現するロボット、再生医療の発達をみてると、そんなに遠くない未来、この映画に描かれてる様なロボットが開発されるのではないか、と考えさせられました。  その時、人間は完全にロボット、AIをコントロール出来るのか?最近のAIのニュースをみてると、開発した人間でさえ予想できない発達をAIが実現してるようですから、「アイロボット」「ターミネーター」のような話もあながち荒唐無稽とも言えないかもしれません。  アンドロイド役のアリシア・ヴィキャンデルは魅力的です。人間と対話する時、相手の感情を微細表情で読み取ります。膨大な情報から人間の感情の動きを表情から読み取る。ですから相手に共感も出来ますが、騙すことも容易に出来る。考えたら恐ろしいですね。  人間は相手の感情、思考は完全には分かりません。だから人とつきあえる、と言う事なのかも知れないし、騙される、って事もあるでしょう。相手の考えてる事が全て分かったら、逆に殺伐とした世界になるのかもしれません。  最近読んだ記事に「ギバーとテイカー」(アダム・グラント)というのがありました。詳細な感想は別の機会に書いてみたいと思いますが、組織にとって有害なテイカー(簡単に言えば自己中な人間)を見分けるにはどうするか?というのがあって、すぐ人間性に問題があると分かる人間は良いが、人当たりの良いテイカーを見分けるのが難しい、とありました。  確かに人当たりが良く、一見思いやりがありそうなのに、実は他人の事はどうでも良い自己中人間。そういった人とつき合いが長くなり、ある程度信頼した後に裏切られると、不愉快な思いをすることもあるでしょう。  ですから最初から相手をきちんと見極めることは大事だろうとは思いますが、先に書いたように分かるにも程度問題はありますね。    この映画、派手なアクションや特撮はありませんが、サスペンスタッチでつい見入ってしまうこと間違いなし。素晴らしい作品です。

  • 鑑賞日 2017/4/2

    アンドロイドに感情移入

     登場人物は非常に少ない。主人公の若者と、アンドロイドを作ったプログラマーと、そしてアンドロイドの女の子。アンドロイドに感情はあるのか、そしてあるのかどうかわからないアンドロイドに感情移入してしまう主人公の話。予想されるとおりにストーリーが進むかと思いきや、意外などんでん返しなどで最後まで楽しめる。

  • 鑑賞日 2017/4/8

    ケイレブは検索会社の社長であるネイサンから、人工知能のエヴァに対してチューリング・テスト(機械を人間かどうか判断するか)を依頼される。 真の実験の目的は「AIは人間を利用し研究所脱出できるか」であった。 試す側であったケイレブが検索や質問で利用される立場だったのだ。 実際にエヴァは彼の好みであろうとし、道徳心を利用している。 人の心があると思われたエヴァ。だが人として扱われない。では何が人を定義するのか。 具体的な答えは示されていないが、あの冷たいナイフの刺し方ひとつで少なくとも、違和感は生じる。 AI役の2人は共にバレエの経験があり、人間か機械の曖昧な動作を見事に演じている。 X-MENではアポカリプス役だったオスカー・アイザック。今回は謎のダンスを披露。

  • 鑑賞日 2017/4/5

    『ブレードランナー』の正しきアップデート版。別荘の色彩はどこかキューブリックを思わせる。

  • 鑑賞日 2017/3/31

    【メモ】人工知能研究の成果で産まれた美しきアンドロイドに対していわゆる「チューリングテスト」をやっていくうちに、逃避行願望が芽生える男の話。悪くないけど「電源ない環境でこいつどうやって生きていくの?」とかそういうどうでもいい点が気になってしまった

  • 鑑賞日 2017/3/30

    センスに脱帽

    近未来的なSFは、ゴチャゴチャしてるデザインもよくあるが、これは有機的なものと無機質なもののバランスが素晴らしい。もっと救われる展開になるかと思いきや‥人間もAIも、美人は冷たい^^;

  • 鑑賞日 2017/3/26

    リアルなAIの未来像

    大手検索エンジン会社の社長が人里離れた広大な地でAIを作り出しその実験の手助けを一人の部下が1週間行う。 結果論になるが、これはAIの危惧する面をリアルに描いたともいえるし、神が世界を創造した人間の原点とも捉えられる。この発想と最先端の技術から成るAIと人間の遜色ない仕上げには脱帽の一言。

  • 鑑賞日 2017/3/26

    大金持ちのIT企業の社長とその別荘に招かれた社員と人工知能搭載の女性型ロボのお話。視覚効果がとにかく物凄い。社長と社員の会話シーンが冗長なのが残念。ナイスバディで大人っぽい美女ロボ用に用意してある服の趣味がやけに清楚で子供っぽくてダサいのがリアル。

  • 鑑賞日 2017/3/24

    男が設計するとこうなるの?

    結局ビジュアルが美しくてヤレるAIなのか・・と呆れる・・ とまれ、AIの名前がエヴァだったり交差点のイメージが渋谷だったり箱庭であったり、日本のイメージが強いようにも思える。AIもアジア人が二体あるし、俳優も日本人使ってるし。でも英語が話せないからとバカにした態度は解せないよね。自分でそういうプログラムしたんじゃん、アホ!って感じ。最後、刺されてザマーって小気味よかったわ。アリシアが本当に愛らしいルックスでカワイイです。見どころはアリシアとヘンなダンスシーンかな。要所要所、オタクっぽいのが面白かった。

  • 鑑賞日 2017/3/23

    チューリング・テスト

    乱暴に言っちゃうと、A.Iにチューリング・テストをする話。チューリング・テストっていうのは、被験者がブラインド・デストでA.Iと人間と対話として、A.Iだと見抜けなければ、言い換えればA.Iに騙されれば、そのA.Iは真のA.Iですよというものらしい。コンピューターや暗号やらの話になると、良くその名前を聞く、アラン・チューリングの発案がその名の由来。 物語全体が、このチューリング・テストをひな形にしているのがミソで、誰が誰をテストしているのか、されているのか、つまりは誰が誰を騙しているのか、を巡って、ストーリーは予想の斜め上を螺旋状に登っていく。 演出に少々ダルな部分があるけれど、サスペンスとして良くできている。

  • 鑑賞日

    AI-アンドロイドもののなかでは一番おもしろい

     映像が美しい。これも『ビーチ』と共通するが、現代社会の風潮への批判が抑制された娯楽作品としあがっている。  どちらにせよ、AIは夢物語。身体のように精密な組織を人間がラボで開発できるように万が一なったとしても200年後。脳のオペレーションをコンピューター演算でいくらシミュレーションしてみても、意識は生じない。意識は、身体と一体となって感情や、記憶がもたらす感情、痛みや心地よさの感覚——脳と身体部位を結ぶ神経回路のフィードバック・ループ——、情動からしか生まれない。脳そのものも化学物質の塊であり、だからこそ身体の一部としてある。  ここら辺のことがよく描けた良作。

  • 鑑賞日 2017/3/24

    胸糞悪い

    わかるけど胸糞悪い

  • 鑑賞日 2017/3/23

    ダニー・ボイルの監督作品ザ・ビーチの原作者としても有名なアレックス・ガーランド監督による SF スリラーで主演のドーナル・グリーソンとオスカー・アイザックはこの作品の後に(日本では公開順が逆になっている)スターウォーズ フォースの覚醒で敵味方に分かれて出演している。 ストーリーとしては検索エンジンで有名なIT企業(明らかに Google をモデルにしている)でプログラマーとして働く主人公が、社内抽選で当選し社長が所有する人里離れた別荘へ遊びに行き、そこで狂気に満ちた出来事に遭遇するというザ・ビーチに似た内容であると同時に、舞台が完全に外界から隔離された場所にある別荘なので密室で起きるサスペンススリラーになっている。 この別荘で主人公は社長が開発中とされるアンドロイドの AI 評価を託され。アリシア・ヴィキャンデル演じるアンドロイドにチューリング・テストを行う。このチューリング・テストというのはブレード・ランナーで主人公のデッカードがレプリカントかどうかを見分けるために行った VK テストの元ネタで、簡単に言えば機械が意識を持っているのかどうかのテストを行う。 テストを行う過程で意識を持っているとはどういうことか?という哲学的な疑問と向き合う事になる。この部分が本作の仕掛けの部分の肝で、単に最高の人工知能を作るだけであれば限りなく人間に近いアンドロイドではなく、ただの箱で良いのだが、限りなく人に近いアンドロイドを登場させた事で、主人公だけでなく見ているこちら側も自分を人間だと思いこんでいるアンドロイドなのでは?と錯覚してしまう迫力を持っている。これはアリシア・ヴィキャンデルの演技による所が大きく、機械ぽさと人間ぽさを行き来する演技が出来ているからこそ成立するギミックと言える。 そして本作のサスペンス部分と言える誰が嘘をついているのか?という部分もオスカー・アイザックの破天荒なキャラクターのせいで主人公同様に疑心暗鬼になり良くできているし。種明かしの禍々しさも非常に良い。 基本的に登場人物も4人位しか出てこない地味な作品ではあるが、誰が嘘をついているのか?という密室サスペンスとして良く出来ているだけでなく SF 的なテーマを上手く取り入れてた作品に仕上がっている。

  • 鑑賞日 2017/3/20

    無機質

    全編を通して「美」を求めた映像にて一貫している。 ロボット、整然とした室内、大自然 極力有機物質を排除した無機質的な映像 AIロボットはその環境で構築され成長してきた それらが人間とのギャップを埋めるには「有機的」な部分なのだろうと思う。 それを無視して生まれたエヴァは自らの要望を無機的に実行する。 有機的な人間社会に紛れたエヴァが人間社会にてどう反応するのか続編を期待してしまう。

  • 鑑賞日 2017/3/21

    皮膚付けた後、胸が縮む

    CG部がすごい。昨日テラフォーマーズを触り見して爆笑していただけに、視覚のこだわりがもう、いやになるくらい顕著に違う。三池は「わざ、わざ」して自嘲的になるのもうやめな。面白くないし、痛々しくすらあるよ。

  • 鑑賞日 2017/3/19

    AI対人間、

    今、AI対人間の話を作ったら、おおよそ、その展開は読めてしまうと思われるのだが、この作品はなかなかの展開で先を読ませない。 作品の香りがキューブリックの2001年を彷彿とさせる。 美術デザインの無機質な感じがさらにそれを増幅させる。 ナイスセンス❣️ SFの世界人間どっぷりとつかれる。 私の好みだ。 さて、まあ、結末は多分そうだろうな、ト私が思ったところに着地するのだが、 これから先、AI対人間モノジャンルの幅はこの作品のお陰でかなり広がったのではないだろうか? 思いもよらなぬ結末がいくらでも考えつきそうだ。 この作品でも、チラッとだが人間が、ひょとしたら自分もAIかも知れないト疑うシーンが登場するのだが、ああその手もあったかト感心するコトしきりである。 今後のこのジャンルの展開が楽しみ。 そしてそれは、今後の現実世界のAI対人間のサンプルになるのかも知れないし…。

  • 鑑賞日 2017/3/18

    エクス・マキナ

     時代設定は近未来なのか、現代なのか。人工知能(AI)が人間に反乱を起こす物語。このように書くと「2001年宇宙の旅」のHALを思い浮かべるが、この映画はやや事情が異なる。それはAIが反乱を起こす前に、人間の方がAIに心を掻き乱されるという前段があるためである。  人間に恋愛感情を抱くところまでAIは進歩したのかと見る者を感心させておいて、実は惚れた振りをしてAIが人間を騙しているのだという話の流れが面白い。また、検索エンジンがAIと等価である、という発想も今日的である。地球規模のコンピューターネットワークは脳細胞ネットワークの比喩であろうか。  ヴィジュアルのインパクトが大きい。まず、大自然の中にある無機的な家。(流れている音楽がシューベルト、掛かっている絵がポロックとクリムト。趣味、合いそう!)次にAIの形態。透明な身体と美しい人間のような顔。実にエレガントな造形である。  個人的には、ケイレブが混乱して自分の腕をカミソリで切るところが一番のホラーポイントだった。(ネイサンが包丁で刺されるところよりも痛そうだった。産みの親が産んだ子に殺されるというのも、何かを暗示しているか)ところで、ケイレブはエヴァと脱出して何をしようとしていたのだろうか。

  • 鑑賞日 2017/2/25

    男ってバカね!

    AIの進歩著しい昨今、もちろん恐るべき未来として十分面白くて十分怖いんだけど、 男女問題の映画として見ても面白くて怖い。 エヴァの怖さはそのままヤバい女の怖さじゃないですか。 ああいう女たまに遭遇するじゃないですか。 メールにハートマークとか平気で入れてくるでしょエヴァ。多分。 じゃあ「あれ、俺に気がある?」ってなるよそりゃ。 ケイレブ、多分童貞でしょ? ケイレブは悪くないよ。お前は悪くないぞ! 社長が悪いよ。女の子に本気になった童貞の怖さ考えないと。 何を今までリサーチしてきたんだよ! いかにも男尊女卑な価値観を持ってそうな風貌のタコ社長と、 (オスカー・アイザックはグアテマラ人だけど、イスラムっぽい感じもある) 従順な女性像=日本女性、の関係、 そこにアグラかいてた社長にキョウコは一発カマすわけだが、 あの刺し方とかも全然愛が無くてね。 一度も愛したことのない相手に対する刺し方。 旦那の味噌汁にトリカブト盛る時のお母さんってあんな感じなんでしょうね。 女ロボ二人のこそこそ話とかも「うわ、凄え女子っぽい!」って思った。 会社での給湯室とかあんな感じなんでしょ? 上司の事をOL同士でこそこそ喋って雑巾の絞り汁お茶に入れたりしてるんでしょ? あー怖い。ロボット社会、怖い。

  • 鑑賞日 2017/2/19

    ネイサンに興味津々

    まず、エヴァのスケルトン的な透けて向こう側が見える肢体が美しいですね。 いろんな意味で、ちょっと”流氷の天使クリオネ”的な感じっぽいと何となく思いました。 ストーリーに関しては、特に目新しいという部分は流石にないのですが(AIやロボットのお話に付き物的なあれなので)、 ただ、主人公が自分を疑ったシーンが個人的にはとてもツボでした。 これは一体どういうお話なのだろうと、鑑賞中、色んな展開やオチを想像していたのですが、実はもしかしたらと私もなっていたところでのザックリだったので。 これは、監督の術中に私、はまってたんだわ!となって、気持ちがよかったです。 また、エヴァが一枚一枚と人口皮膚を貼り付けていくシーンにはぞくっと空恐ろしさと失礼ながらおぞましさを感じてしまいました。 私的にはこの映画の一番のホラーシーンでした。 後は、目新しさが~で書いたとおりなのもあり、エヴァ達がどうのよりも、ネイサンに興味が沸きました。 あれの感覚は標準装備なのに、痛覚は装備させていないらしいとか、愛や喜びよりも先に、憎しみや嘘の学習を促しているとしか思えない上、天才の筈なのに迂闊な言動。 話したくてしょうがないと言いつつも、AIの話はしたくない、ビールを楽しみたいからという矛盾した発言。 まるで死んだような目に、やけっぱちにも感じる行動。 冒頭の主人公との会話からするに、全ては傲慢から来ているからということなのかなとか、どういった思考と心理なのかを色々と推測するのが楽しかったです。 グサリといかれた時には、なんてことを…!なんという文明の損失…!と焦ったくらい、ネイサンに興味津々になっていました。 ”考えたら描けなくなる、そういうこと” この会話にもドキリとさせられました。

  • 鑑賞日 2017/2/16

    【観た:エクスマキナ】良かった。アイディアはシンプル、芝居もシンプル、映像はシンプルそうに見えてかなりのこだわり。部屋の照明とか草木の緑との対比とか。音楽も控えめだった。けど鑑賞後に残ったのは重くて鈍い一撃。ざらついた肌触り。とても良かった。おすすめ。

  • 鑑賞日 2017/2/15

    エヴァの神秘的な美しさ

    本作の魅力はなんといってもエヴァの美しい肢体! 機械のボディがスケスケで一目で人間ではないと分かるものの、逆にそれが人間ではないが故の神秘性を醸し出しているように感じられるしゃく。 ただし、途中で主役であるケレブ君好みの服を着、かつらをかぶってからは魅力半減!ってか、ケレブ君とボクの好みが全く合わないしゃく~(笑) お話しもサスペンス風味がよく効いていて最後の方までハラハラドキドキ。 最後まで観た感想としては、人工知能の進歩への脅威!インターネットの閲覧履歴から個人の嗜好を全て把握されてしまう恐怖! ・・・を感じる前に、結局自由を求める女性にとって男という生き物は、自己を束縛するものでしかないのかな~、などと考えてしまって、ちょっと寂しく感じてしまったしゃく。

  • 鑑賞日 2017/2/11

    美しいAI

    AIをとりまく密室サスペンス。とにもかくにも、肉体を持ったAIたちが美しかった。

  • 鑑賞日 2017/1/22

    検索エンジン一つでSF映画が身近な映画に変わる

    かなり難しいSF映画なのかなと思っていたけど、基本的にはありきたりなテーマを取り扱っていたと思う。人工知能はどこまで感情を持てるのかとか、人工知能に恋する気持ちはあるのか、などなど。 でもこのありきたりな設定が、「検索エンジン」というキーワード一つで「SF映画ではありきたりな設定」なんかじゃなく「近々起こりうること」として身近に感じられるようになっているのがこの映画のポイントだと思う。検索エンジンが生まれたことによって人の思考パターンは容易く解析できるものになっていしまったのかもしれない。人工知能が「恋愛」等の感情をはっきりと理解する日もそう遠くないように思えてしまう。自分もアンドロイドなんじゃないかと主人公が疑うところなんかは少し『ブレードランナー』っぽかったけど、この映画はあの映画のようなSF体験なんかはなく、ただ身近な未来、そして人の思考が解析される恐怖を端的に描写している。

  • 鑑賞日 2017/1/7

    何より脚本が素晴らしかった。構図も美しい。あの笑顔のための映画。

  • 鑑賞日 2017/1/2

    一瞬高尚なSFかと思うが…

    キューブリック的な薄ら寒い画風と思わせぶりな進行で高尚なSFなのかしら?と期待させてくれるが。途中のアレはSF好きの大好物のソレなの?ソレだとしたら、もしかしたらアレがソレで?と複雑なロジックを期待したが…。 もしキューブリックが存命でAI(スピルバークのヤツね)を監督してたらこんな絵面になったのかなぁと思う画面は悪くない。

  • 鑑賞日 2016/12/31

    切ない

    『チャッピー』を観た時のような切なさを感じた。 人工知能AIをテーマにしている。このテーマって出尽くした感もあるが、切り口なんだよね〜 人工知能は愛を理解するのか? そんなこ人間にだって難しい? てか、愛を理解するのではなく、愛を利用するのだ。 人間は簡単なんだな、って。 こんなロボットがいたら結婚詐欺や男を手玉にとることだって簡単にできてしまうだう。 もし、ダッチワイフがこんな機能を備えたら、人間は…

  • 鑑賞日 2016/12/29

    検索最大手会社の社員ケイレブは抽選に当たり、山奥にある社長の邸宅に招待される。 そこでは驚異的なAIロボットが開発されており、ケイレブはそれがどこまで人間に近いか、実験の協力をすることに。 顔のみが人間のロボット、エバは、女そのままの言動で、主人公は次第にエバに魅了されていく。寝ている時もエバの行動が気になる。 謎の停電が頻発する。それはエバの仕業で、社長のネイサンを信じるな、とケイレブに忠告して惑わせる。 ネイサンはとっつきにくい横暴なタイプで、召使いであるキョウコを乱暴に扱っては、愛人のように相手もさせている。 ネイサンが酔って倒れた時、ケイレブは、ネイサンがこれまでも女型ロボットを試作しており、失敗作は破壊。キョウコもロボットだった事を知る。 エバを愛してしまったケイレブは、脱出作戦を決行。一度はネイサンに見破られていたが、ケイレブはその更に裏をかいていた。 一方、キョウコは独自にエバと対面するという謎の行動をとる。 ネイサンはエバを破壊しようとするが、これまでの恨みをはらすかのようにキョウコに刺し殺される。 エバは、完全に美しい女の姿となるが、それはケイレブを愛するためではない。ケイレブを置き去りにして、一人で外の世界へ旅立つ。 ネイサンのハゲでヒゲという風貌が斬新。 ネイサンとキョウコがいきなりダンスを踊り出すシーンが、おかしくもあり、不気味でもあり、印象的。 脱出作戦を見破られ、AIに惚れてしまった情けない非モテ男である事が明らかになったケイレブの絶望したような表情がリアルで面白い。 機械の体のエバが、服を着たり、肌を付けたりするのが、なぜかエロティック。

  • 鑑賞日 2016/10/20

    ミソジニーと裏切り

    天才科学者の別荘に招待された青年。可憐な少女の姿をしたロボットをテストするうちに彼女に心を奪われ、ひそかに助け出そうとするが…という近未来版ピグマリオン物語。 何度もかたちを変えながら繰り返し語られてきたこの寓話の根底にあるものは、命をふきこまれた無機物に対する怖れなどではなく、女に対する根源的な恐怖と怒りであるということをあらためて認識させてくれる映画でしたわ。 可憐な少女の姿をしたモノに騙される純真な青年とは、自らの伴侶となるべきイブの似姿ばかりをいくつも作り出しながら、どれも信じることが出来ずに破壊と虐待を繰り返す孤独で野蛮な創造主のもう一つの姿にほかならないのだから。劇中で生きて動くもう一体のロボットが性的虐待を受けるアジア人女の形をしていることは示唆的。 設定は近未来なのに、もうすこし新しい解釈は出せないものかしらん。

  • 鑑賞日 2016/9/4

    ドーナル・グリーソン、かっこいいじゃん!いつも「なんだか残念な役」が多い気がしていたために、素敵に見えた。※今回も残念な役に変わりはない(笑) シンプルで洗練された建造物の美しさや、人工知能という作り物の美しさを、自然の美しさの中に置いていることに何か意味はあるのだろうか。 社長がこれまた「何考えてるか不明系」人物で、良かった。目的がほんとはっきりしないし、威圧感も備え、怖い。でも、「カメラ設置したんだぜ、見て見て~」と監視カメラで遊ぶお茶目さね。(笑)フォースの覚醒で、ポー・ダメロンの爽やかな性格を非常に気に入っただけに、社長と同一人物だと考えるとなんだか複雑だった!笑 ケイレブが、自身が人間であることを確かめるシーン、音楽の演出が抜群でかなり緊張させられた。 そして、切ない! 社長が刺されるシーンも怖かった。 マッドマックスが視覚効果賞で敗れた際はかなり悔しかったが、 全く異なる雰囲気でこちらもかなり素敵な作品だったので、 良し!(何目線)

  • 鑑賞日 2016/12/10

    見た目がすべて。

    作品を観る前から、この女性型AIのエヴァ(A・ヴィキャンデル)の造形はハートに 響いた。人間の顔と手足だけを残し、後の部分をスケルトンにしたアイデアが秀逸。 「メトロポリス」のマリアというロボットと90年の間があるが、双璧ではないか。 この一点だけでも、SF映画作品の列伝に欠かせないキャラクターとなった。 正しく美しい女性型アンドロイドが、緊迫したスリラーの中で妖しく輝く。 問題はストーリーにある。オーナーのネイサンが招待したケイレブに託した、 人間と人工知能の差を見極めるチューリング・テストが、あいまいのまま進む。 けっこう難しいAI問答もあるのだが、テーマに迫っているようで、 映画としてのポーズのまま。これが隔靴掻痒で不完全燃焼の元となった。 結局、行き着くところまでいったダッチ・ワイフのようでもある。 進化するAIが創造主たる人間を追い越して行く物語は、 それほど目新しいとは思えない。

  • 鑑賞日 2016/12/24

    美しい・・・

    AVAの登場シーン、きょうこさんのいろいろ、Nathanのラストなど、静かな耽美は類を見ない必見、っつうか好みです。 でもAI、ビッグデータ、天才傲慢社長なんて盛り込まれたトピックは、よくよく考えるとあと追いかな?! 組み上げられる理屈はようわからんが、実は本質ではないのかも…

  • 鑑賞日 2016/12/24

    良くできたスリラー

    AI(ロボット)と恋愛できるかというフリに対して、このオチかあ。子供の頃に見てたら、AI+女性恐怖症になりそうw 予想以上ではないけど、良くできたスリラーではあった。

  • 鑑賞日 2016/12/24

    哀れな男たち

    極端に少ない公開館数だったので仕方なくレンタルにて。『私を離さないで』のアレックス・ガーランドが脚本と監督を担当。主演はアリシア・ヴィキャンデル、ドーナル・グリーソン。 いかにもSFらしくならないように美術セットの色調はシンプルなものにしたそうで、低予算ながら洗練された高級感のある映画にも見える。アカデミー視覚効果賞を受賞した本作は、AI技術が進化した世界を予言した内容かもしれない。 だが、そこらへんは別にどうでもよくて、とにかく女性が美しく描かれた映画に思える。能力を認められたいという承認欲求やAIを作って神に近づくといった第三者からの評価を前提とした生き方をする馬鹿な男たちと違って、AIエヴァの目的は外に出たいというシンプルなもの。夢がある。男どもはやましいことしか考えない。その末路が映画では描かれる。

  • 鑑賞日 2016/12/20

    いろいろあるよね、AI系の映画

    ちょっと昔であれば、スピルバーグ監督の「AI」ロビン・ウィリアムス主演の「アンドリュー」などは、愛のあるロボット?アンドロイドの話で良かったけど、ウィル・スミスの「アイ、ロボット」は進化しすぎて人間と争ってる。「マトリックス」はロボットではないけど、コンピュータと人類の戦い。「ターミネーター」なんて言うまでもない。 ちょっと変わったところだと、ジョニー・デップの「トランセンデンス」「her 世界で一つの彼女」もあります。 最近はどれもAIが人間を優り、人間の存在が危うくなることへの警鐘的な話で、実際チェスも将棋も負け、遂に囲碁も負けたと言うニュースに「いやいや、本当に未来はAIに支配されるぞ」と思ったりします。日本のアニメ「キャシャーン」もブライキング・ボス率いるアンドロ軍団に人間社会が支配されてて、人造人間(中身は人間)キャシャーンが人類の危機を救う話。40年近く前から警鐘は鳴らされている。 しかしながら、ヒーローもたくさんいてる。ドラエもん、サイボーグ009、ロボット刑事K、アトムとか。 昔から、ロボットは人類の憧れやら、夢やらがあるので、開発は進んでいます。どこまで求めていくのやら。 さて、この映画はそんな人類のAI技術の行き着くところが本筋となっています。ネタバレになるのであまり書けませんが、アメリカの大手検索サイトの創業者が究極のアンドロイドを作って、主人公の青年と関わりを持たせ、テストをする。さて、人類はAIに勝てるでしょうか?見てのお楽しみです。 映画の作りは良くて、初めから不穏な、ヤバイ緊張感が漂っていて、観ている側をググッと引き込み、いろいろストーリーを先読みさせるので集中させられます。登場人物も少ないし、舞台は別荘の敷地内だけなのに、そうさせられるのは、作り手の意図にハマったなと。それを俳優さんたちが画面を通して伝えてくるのはすごいです。 ラストをどう捉えるかは、人それぞれだと思いますが、自分としては、面白かったです。

  • 鑑賞日

    何か

    自分がエヴァに裏切られた気がした。 ケイレブ可哀想。 エヴァ、残念。

  • 鑑賞日 2016/12/8

    青髭

     AIを扱ったSF映画でありミステリー風なスリラー映画としても出色の出来。抽選で当たったリッチな別荘暮らしのはずがそこで密かに行われていた画期的な実験に立ち会わされることになる男ケイレブ(ドーナル・グリーソン)の心に次第に兆してくる疑念。女性型AIエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)の出来を確認するためのテストが実は逆に利用されていたという逆転も効いていて人工知能の怖さも立ち上がってくる。  この人里離れた別荘に隔離された美女たちという設定がどこかで見たような気がしていたら、ケイレブがネイサン(オスカー・アイザック)から奪ったキーを使って入ってはいけない部屋に入りそこに閉じ込められた(AIの)美女たちを発見するシーンでこの映画が童話「青髭」を下敷きにしていることに気がついた。青髭のストーリーが持つ不気味な雰囲気を巧みにSF仕立てにして造り変えている。だからAIものがよく描くところの自らのアイデンティティに対する葛藤などよりも、自由を束縛された女の外の世界への渇望に焦点が当てられることになっている。そこに女(AI)の狡猾さなどを織り交ぜる。エヴァにしろキョウコにしろいずれもネイサン好みの美形揃いであることがますます女の妖しい魅力を際立たせることに繋がる。新しい「青髭」の誕生である。

  • 鑑賞日 2016/11/27

    イギリスのCGへのアプローチは、大人だ。

     イギリスらしい抑制の効いたSFの作り方。 ハリウッドはガキ向けに迎合したマンガばかりで、日本人に飽きられてしまった。    しかし、「リリーのすべて」のあの奥さんが、この女性とは・・・。  女優が素晴らしいのか、女は化け物なのか、はたまた映画のマジックなのか、う~ん、メイキングの彼女をもう一度見てみよう。    アレックス・ガーランド監督の脚本作「わたしを離さないで」と雰囲気が似ている。   注目していい人だ。  1973年の「ウエスト・ワールド」の恐怖、再び!

  • 鑑賞日 2016/11/24

    嫌な感覚

    大手企業のエンジニア、ケイレブは抽選に当たり社長の住む別荘に招待される。そこには人工知能を搭載した女性型ロボットがいて…。 アカデミー賞視覚効果賞受賞作。哲学的と言うよりサスペンス色が強い。色彩は美しいのに映画全体に漂う嫌なねっとり感が独特でした。

  • 鑑賞日 2016/11/21

    SF風味の監禁サスペンス映画

    ケイレブ(ドーナル・グリーソン)は世界最大手の検索エンジンを運営するIT会社のプログラマー。 社内懸賞の一等賞に当選し、社長のネイサン(オスカー・アイザック)の大邸宅に1週間招待された。 人里離れたその大邸宅でケイレブを待ち受けていたのは、エヴァと名付けられた女性型アンドロイド(アリシア・ヴィカンダー)に搭載されたAIをテストすることだった・・・ といったハナシで、人間とAIの丁々発止の頭脳戦が展開されることが期待される。 たしかに、人間とAIとの頭脳戦はある。 AIに感情があるのか、心があるのか、といった問題も描かれる。 が、キョウコと呼ばれる女性(ソノヤ・ミズノ)が登場したあたりから、雲行きが怪しくなる。 キョウコが、エヴァとは別のAI搭載の女性型アンドロイドだということは、まぁ早い段階で察しがつくのだけれど、言葉も話せず、身の回りの世話(下世話も含めて)をすることだけがキョウコの役割。 むむ、なんとなく不愉快。 なんだか、女性蔑視の思想が感じられる・・・ と思ったとたん、興味が激減。 あ、なんだ、監禁サスペンス映画の変形ではないか。 こう思っちゃうと、もうダメだ。 ケイレブとエヴァの丁々発止も、面白く感じられないし、結末も予想できてしまう。 翻ってみると、アンドロイドが、自身に心があるのか、いつまで生きられるのか、限りある生命であっても自由に生きたいと願った映画には、傑作『ブレードランナー』があるではないか。 この映画は、そこには遠く及ばない。 監禁されていた女性が、犯人の男を斃して、自由を得る、そういう類の映画とほとんど変わらない。 <追記> 監督・脚本はアレックス・ガーランドは、『28日後... 』『サンシャイン2057』、リメイク版『ジャッジ・ドレッド』の脚本を書いたひとだということを映画を観てから知った。 先に調べておけばよかった・・・

  • 鑑賞日 2016/11/19

    怖い

    生存本能のみで生きるとこうなりますね。AIに学ばせることをよく考えないと

  • 鑑賞日 2016/11/17

    美しい、けど…

    海外でトレーラーが流れた辺りからずっと楽しみにしていて、かなり期待した上で鑑賞しました。 ナールド・グリーソン、オスカー・アイザック、アリシア・ヴィキャンデル、ミズノ ソノヤの演技は素晴らしい。音楽、ビジュアルも申し分ない。そして脚本は… あくまで主観的、個人的な感想ですが、もう一捻り欲しかった、と言うのが偽らざるところ。サスペンスとしては十分な出来でしょう。でもエヴァがケイレブを出し抜き、ネイサンを殺害してまで研究所を抜け出し、雑踏の中に紛れ込んだ時の描写があれだけでは物足りない。 少なくともその、本当に最後のショットでエヴァの表情にポジティブな物は見て取れなかった。結局、エヴァと言うAIは研究所を抜け出すと言うネイサンに設定されたミッションをこなしただけ、ただのコンピューターでしかない、と言う事なのでしょうか。 「ザ・ビーチ」「28日後…」の原作、脚本を書いた人物の監督作品、と言う見方なら「まぁ、こういう終わり方にするか」とある程度納得出来ますが、そこから鑑賞後に自分の中で膨らむ物がありませんでした。個人的には「28日後…」も没ったエンディングの方が好きだったので、あんまりアレックス・ガーランドと自分は合わないのかも。 ただケイレブがエヴァ以前の試作品の存在、キョウコがアンドロイドであると言う事実を知った後「自分もアンドロイドなのではないか。テストされているのは自分なのではないか」と色々試し、自分の腕を斬る描写は良かったです。一瞬映るケイレブの背中の妙な傷などで、観客にも「ケイレブもアンドロイドなのではないか?」と、正にケイレブと同じ視点に立たせて、それをケイレブ自身を使って否定する、と言う手法。 ただ、サスペンス映画は観客を欺けば良いと言うモノじゃない、と言う考えを再確認させられた感じがします。良作ではありましたが、知人も劇場で観て高評価を下していたので、ちょっと自分の中でハードル上げ過ぎたかな、と思ったり。

  • 鑑賞日 2016/10/21

    近い将来現実化しそう

    検索エンジン会社の社内抽選に当たり、社長の広大な別荘に招待されたSEのケイレブ。 最新AIを搭載した女性型ロボットのエヴァの機能テストを社長に命じられる。 ケイレブとエヴァの交わす会話をストーリーの軸にして展開するが、エヴァの会話能力には見事なものがあり、時としてユーモラスでさえある。 手足や胴体の一部がスケルトンになっているが、ケイレブとの屋外デートに女の子らしい衣装や、ウイッグを選んで、精一杯可愛いく見せようとするエヴァが、人間以上にいじらしくて愛らしくて心を打たれる。 生身の男ケイレブとの叶わない心の交流は、予定調和的ではあるがラストの悲劇に通じる。 閉鎖された別荘に残されるケイレブと、開放的な外部空間へ羽ばたいてゆくエヴァのいづれにも幸せがあるようには思えないのがつらい。

  • 鑑賞日 2016/10/20

    美しい映像に隠れたもの

    下衆な表現になってしまうが、これは超高級ダッチワイフではないか?これまた下衆だけど、女性達のラインは美しいが、エロスは無い。AIとのラブロマンスになったら嫌だなぁ、と思っていたらまさかの展開!巧妙な面白さだ。

  • 鑑賞日 2016/10/13

    期待がカラ回り

    緊張感があまり感じられず。 もう少し退廃的でエロチックな作品を期待していたので、チョット残念。

  • 鑑賞日 2016/7/26

    美しく不気味でゾクゾク。

     ★★★★★★★★★☆ 9点  カルト化?美しくて不気味でゾクゾク! スタッフキャスト  監督/脚本:アレックス・ガーランド  音楽:ベン・サリスベリー、ジェフ・バロウ  撮影:ロブ・ハーディ、編集:マーク・デイ  出演:ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル    オスカー・アイザック、ソノヤ・ミズノ 感想  アレックス・ガーランド関係の作品では、  カズオイシグロ原作でアレックス・ガーランドが脚本をした  わたしを離さないでを見てます。  わたしを離さないではクローン問題で、  今作は人工知能と人間の代わりの存在という  共通点がある題材。  冒頭の美しい自然の映像から、  室内の美しい画面。  SF描写の画面も良い!  そして次第に濃くなっていく不気味な雰囲気。  美しいながらも不気味な  雰囲気が徐々に濃くなっていく。  そしてドーナル・グリーソンが  オスカー・アイザックのPCで  彼が前に作った人造人間リリー、  ジャスミンを見ていくシーン。  リリー、ジャスミンってだれだ?  と思って見ていると、  AIが外に出たいと自分の体を壊しながら  懇願するシーン。  このシーン凄く怖かったです。  幼い頃に見ていたら完全にトラウマ化する映像でした。  そして前に作った人造人間が鏡の裏に入っているシーン。  ゾクゾクする超良いシーン!  そんな人造人間を見ているうち 「俺は本当に人間なのか?」と  おかしくなってくるドーナル・グリーソン。  停電しているうちにアリシア・ヴィキャンデルから、  逃げましょうと言われるドーナル・グリーソン。  そして実はその様子が見られていた。  見る見られるの関係がここで入れ替わる。  これぞ映画的カタルシス!  超ゾクゾクしました。  彼女が自分の足で立つラストも、  現代的で凄く良かった。  マッド・マックスのフュリオサですよ!  元々はモノであった彼女が  We are NOT THINGS!! (私達はモノじゃない!)  とでも言わんばかりに自分の足で立つ。  これフュリオサでしょ!  しだいに壊れていく  ドーナル・グリーソンの童貞感が良かったし、  オスカー・アイザックの下衆で軽薄な感じは、  ジョシュ・ブローリンを彷彿とさせるようで  素晴らしかった。 ↓この下衆顔最高!  her/世界にひとつの彼女は同じAI映画でも、  おしゃれな画面に可愛くてビターな味わいの映画だったけど、  エクス・マキナは不気味で美しい画面の  SFスリラーでありながら、  最後は少し感動的でフェミニズムな視点の映画でした。  ツッコミところもあるのかな?  とも思わなくはないですが、  シネマハスラー第9地区のリスナーメールの 「この映画について、脚本的、設定的不備を指摘し、  それによってこの映画を批判する態度は全くもって不粋!  多少の粗さをスクリーンに映るもののど迫力で吹き飛ばす!  その熱量こそがこれぞ映画!映画の醍醐味!  そんなことでこの映画を批判する奴はもう映画を観るな!」   というアツいメールを思い出したりもしました。  超面白かった!何でも見たい!Blu-ray欲しい! コピー  人間か、人工知能か。

  • 鑑賞日 2016/9/24

    釘付けになる映像

    自然に囲まれた無機質研究所。人の脳と人工知能。人間のようなロボットにその境界線は曖昧に。『オートマタ』とは時代設定もロボットの洗練さもまるで異なるが、人間を超えるという結末は同じ。警鐘と捉えるか、希望と捉えるか。

  • 鑑賞日 2016/6/16

    緊張感の持続

    「SWフォースの覚醒」では、帝国軍の流れを汲む悪の将軍だったドーナル・グリーソンが、心優しい被実験者の青年に扮し、共和国軍の正義感溢れるパイロットに扮したオスカー・アイザックが、青年とAI娘の実験を監視する非情な経営者を演じるという、いわば善玉と悪玉を入れ替えたように演じたSF映画は、「28日後...」「わたしを離さないで」などの脚本で知られるアレックス・ガーランドが手掛けた脚本も演出も、観る者に緊張感を抱かせ、それをきっちり持続させる佳作でした。AI嬢が人間的な愛情を知覚するに至るという意味では、ゴダールの「アルファヴィル」を思い出す題材で、アリシア・ヴィカンダー扮するAI嬢は「アルファヴィル」のアンナ・カリーナを感じさせる一方、純情だと思っていた彼女が、実はちゃっかり悪に染まっていたという皮肉な終幕は「ウィークエンド」のミレーユ・ダルクの感じ、といったところでしょうか。

  • 鑑賞日 2016/8/13

    2度目の鑑賞ということで、更に作品理解が深まり初見とはまた違った面白さがあった。こういう心理ゲームみたいな話は全てがわかったうえで観返すことで、この場面で彼(女)は何を考えての行動あるいは言葉なのかと思考をめぐらす楽しさがある。エヴァは明らかにケイレブが自分が自由になることに手を貸すかテストしているふしがあった。

  • 鑑賞日 2016/6/11

    エヴァの造形はもとい、物語も含め、全てのデザインの統一感が心地いい!

    今年の第88回アカデミー賞で、視覚効果賞を受賞したSFスリラー。IT企業の社長が所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得た、あるプログラマー。そこでは女性型ロボット“エヴァ”に搭載された人工知能の不可思議な実験が行われていた。エヴァの神秘的ともいえる所作に、プログラマとしての好奇心がくすぐられるが、同時に人工知能である危うさにも触れていくのだった。。 昨今のロボットや人工知能ブームに乗っかったような話の構成ですが、映画の雰囲気としては、ポスターのエヴァのアーティスティックな描写にも分かるように、アート系というか、ミニシアター系っぽい柔和でモノトーンな感じを受ける作品になっています。この映画の良さというのは、まさにこのモノリシックな作品のトーンと、VFXをアートの道具として、その作品のトーンと上手く合わせていくデザイン性に尽きることでしょう。予告編を観ても感じると思いますが、本当に壁に飾ってとっておきたいような美しい形の作品になっています。そこにお話的にも押井守作品や、士郎正宗の「攻殻機動隊」にも通じるような、精神と人工知能という人工の精神と、ロボット(物体)と肉体との境界線を行き来するような、かなり哲学的な話になっていきます。詳しいネタバレになってしまうかもしれないですが、エヴァのようなロボットたちが実はたくさん作られていることが分かる後半部でも、女体という人体の美しさと、ロボットの人工美が融和しているようなシーンもあって、美しさを強調しているように思います。 ただ、こうした高尚なテーマを扱う分、若干とっつきにくいことと、全体的なテンポが極端にスローなので、見ている人によっては眠気を誘われる作品かもしれません。僕としては、エンジニアとしても、研究者としても興味があるテーマを扱っていることと、「ブレードランナー」の冷酷版のような非情な最期を、やはりロボットたちが冷静なアルゴリズムで弾きだしてしまうところをサラッと描くところがスリラー作品としても、なかなかの恐怖を味わせるシーンになっていると思います。「アイ、ロボット」や「A.I.」のような分かりやすいエンタテイメント性がない分、やや、見る人を選ぶ作品かもしれないですが、AppleやGoogleのようなシンプルデザイン&アースティックさに共感できる人は楽しめると思います。

  • 鑑賞日 2016/6/30

    検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社でプログラマーとして働くケイレブは、社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。彼を待っていたのは美しい女性型ロボット“エヴァ”であった。ケイレブは、彼女に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力することになる。 エヴァは最初から機械の姿でケイレブの前に現れるので、厳密にはチューリングテストとは言えないのかもしれない。が、物語としてそれは問題ではない。ケイレブは戸惑いながらも、エヴァの魅力に引き込まれていく。これは「恋愛」なのか、試されているのはエヴァなのか、自分なのか。観客もケイレブと同じ感覚で物語に引き込まれていく。アシモフ的な観点で見ればロボットものとしては疑問点もあるかもしれない。が、21世紀のAIものとしては非常によくできていると思う。脚本賞もうなづける。 シーンのほとんどが社長の邸宅内ということもあり密室劇として見ることもできる。低予算で作られたと思われるけど、これだけのものが作れる監督の次作にも期待。

  • 鑑賞日 2016/8/1

    『エクス・マキナ』。ストーリーは単純、ひねりは全くない。が、AI搭載のアンドロイド:エヴァのデザインがなかなか。体がスケスケで中身が動いている。機械を作った人間の上を行こうとする。ディナーは握り寿司、ちゃんと箸で食べてる。影が直立してるように見せるカメラワークが未来を予言する。

  • 鑑賞日 2016/5/18

    もっと倒錯を

    耽美なエロチズムを期待したが、もうひとつだった。

  • 鑑賞日 2016/6/23

    次世代ファム・ファタール

    スターウォーズの帝国の将軍もレジスタンスのエースパイロットも弄ばれて

  • 鑑賞日 2016/7/17

    昨年まだ本国でも公開前の予告編を観て以来、あまりにもインパクトのあるビジュアルに惹かれてずっと観たかったのだが、ようやく観る事ができた。派手さは無いが期待していた通りのもので、視覚知覚が刺激されっぱなしで自分の琴線に触れまくる映画だった。 監督はこの作品がデビューのアレックス・ガーランドで脚本も彼。ダニー・ボイル監督、レオナルド・ディカオプリオ主演の「ザ・ビーチ」の原作者だったことから映画の世界に入ることになり、同じくボイル監督のゾンビ映画と言っていいかもしれないパンデミックもの「28日後…」の脚本家でもある。 社長のネイサン(オスカー・アイザック)からAI搭載のアンドロイドであるエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)のチューリングテストを依頼されたケイレブ(オスカー・アイザック)が自分もアンドロイドなのかと疑心暗鬼になって腕をカミソリで切って確かめようとする描写はゾクゾクする怖さがあり、テストしてる側が逆にテストされているんじゃないかみたいな、ファンタジックなホラー映画とも言えるかもしれない。 ネイサンのAI開発へ駆り立てている動機が、男の性的欲望を満たす事だっていうのが、やはりソコなのか!って感じで可笑しかった。この映画、外面は最先端のAIを扱っていながら、中身は俗な人間の欲望っていう人間味溢れるところがギャップがあって面白い。それと可笑しいと言えば、ネイサンとキョウコのダンスシーンもあった。キョウコ役のソノヤ・ミズノは父親が日本人のハーフなんだそうだ。 最後になったが忘れてはいけないのが、やはりエヴァ役のアリシア・ヴィキャンデルだろう。アンドロイドの役なので感情はほとんど出ないが実に印象的だった。彼女はこの映画の後に「コードネーム U.N.C.L.E」、「リリーのすべて」と立て続けに出演してブレイクした感があり、またもうすぐ公開の「ジェイソン・ボーン」にも出ているらしく今が旬の女優だ。

  • 鑑賞日 2016/7/17

    えくす・まきな

    本日1本目! なんにも予備知識なしで鑑賞! 始まってからR15だと知って不安になりました……。 いろいろ考えて見たんですが、そっちかよ!となるストーリーでした。 閉鎖された空間では、誰がマトモなのかが分からなくなっていきます。 人は神にはなれない、ということを感じさせられる映画でした。 出来ても、してはいけない。 人を御することも難しいのに、コンピューターを完全に制御するなんて無理ですよね。 怖いなぁ。 感情を知ってるのと、持ってるのは全く違いますからね。 映画として。 これ何が年齢制限かかったんだろう………。 たいしてまずい描写があったとは思えないんですが。 皮膚を剥がすからかなぁ……。 それとも倫理的問題??? よく出来た映画だったと思います。 なによりCGがすごい!! エヴァの身体とか、どうやって表現してるんだろう……。 音とかもすごい凝ってたので、見てて楽しかったです。 ただ、もう一回観たいかと言われると微妙だな……。 人間的感性から、ちょっと疲れた………。

  • 鑑賞日 2016/7/13

    舞台となるのが人里離れた森の中にある研究所で、スクリーンに映るのはほとんどが室内だが、それぞれの会話や動作の緊張感とスタイリッシュな映像によって飽きずに観ていられた。 正直驚くような展開というのはなく、ある程度予想できる結末。 個人的には、検索エンジンに対する恐怖感の方が強く残った。

  • 鑑賞日 2016/7/5

    アリシアは可愛い、アリシアは

    美しい女性のAI、人里離れた超豪華な別荘に住むIT企業の社長。隅々までスタイリッシュな映像に魅了されます、静かに心理的なやりとりが進行する展開はスリリングで良い感じです。人間とAIの判別という題材は『ブレードランナー』と同じですが、あっと驚くような展開や解釈が見られなかったのと、終盤の展開は、ちょっと納得できなかったですねぇ。社長一人なのと、AIのビジュアルからは、金持ちの趣味の世界にしか見えないし、ほぼ全ての状況を把握してるのに、そうなっちゃいますかぁ?となっちゃいました。余韻のあるラストは良かったですが。

  • 鑑賞日 2016/7/14

    作品紹介(映画.com)より

    「28日後...」「わたしを離さないで」の脚本家として知られるアレックス・ガーランドが映画初監督を務め、美しい女性の姿をもった人工知能とプログラマーの心理戦を描いたSFスリラー。第88回アカデミー賞で脚本賞と視覚効果賞にノミネートされ、視覚効果賞を受賞した。世界最大手の検索エンジンで知られるブルーブック社でプログラマーとして働くケイレブは、滅多に人前に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に滞在するチャンスを得る。しかし、人里離れた別荘を訪ねてみると、そこで待っていたのは女性型ロボットのエヴァだった。ケイレブはそこで、エヴァに搭載されるという人工知能の不可思議な実験に協力することになるが……。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」「レヴェナント 蘇えりし者」のドーナル・グリーソンが主人公ケイレブを演じ、「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーが美しい女性型ロボットのエヴァに扮した。グリーソンと同じく「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に出演したオスカー・アイザックがネイサン役を務めている。 エクス・マキナ Ex Machina 2015年/イギリス

  • 鑑賞日 2016/7/2

    かよわいエヴァなら一体ほしいなあ

     イギリス映画。検索エンジンを持つ世界最大のIT企業でプログラマーとして働くケイレブは、社長のネイサンの別荘で一週間過ごす権利を獲得する。人里離れたその地へヘリコプターで運ばれたケイレブはネイサンからAIのテストをする提案を受ける。AIを搭載した女性型のロボットのエヴァとガラス越しに対面し会話し、AIが感情を持つようになるのか、そう振る舞うだけなのかを見極めることになる。そしてケイレブはネイサンの酔いつぶれている隙にセキュリティシステムを書き換え、エヴァはケイレブに好意を寄せているように振る舞い施設からの脱出を謀るのだった。  広大な敷地と好きなことが出来る施設。こんな施設を人里離れたところに作ってしまったネイサンがアホだね。安全であることが確認できないものを扱うのだから、セキュリティカードだけでアクセス権が決まってしまうシステムで安心できるはずがなく、そんなこともわからずに人里離れたところに閉じこもるはずもなかろうに。そしてエヴァの動力源は何なんだろう。施設から離れてしまって動き続けることは出来るのだろうか。もちろんネイサンが作るものなのだからきれいでスタイルの良い女の子で結構なことなのですが、人間の女の子より体力の弱いアンドロイドに設計しておけばよかったのに、とも思ってしまいました。かよわいエヴァなら一体ほしいなあ。あとは自己複製能や機械工学の能力を抑えておけばエヴァがアンドロイド帝国を築くことはないでしょうから安心だね。アンドロイドに機械の修理を頼まないようにしようっと。

  • 鑑賞日 2016/7/8

    合理的な判断とは誰のものか?

    久しぶりに一級のサスペンスを見た。 AIってすごくワクワクする。 テクノロジーが生活をどこまで豊かにしてくれるのか。 Amazonが海外で発売してる音声だけがインターフェースのAIスピーカー「echo」もめちゃ気になる。 でも、AIには何だがモヤっとする不気味さが常につきまとう。 その、言葉に出来ない不気味さをうまく映像化したのがこの作品。 機械が合理的でない判断をする怖さ。 「合理的」という言葉には常に「人間にとって」という前提が隠れてる。 でも、その前提が「機械にとって」になったら? 創り出した人間の知性を凌駕したら? 機械が感情や好奇心を持ったら? 機械がアイデアを考え出したら? そんな機械に人間が特殊な感情を抱いたら? テクノロジーの進化への期待と怖さを混ぜ合わせた作品。 近い将来起こるであろう未来を垣間見れる、美しく刺激的な内容でした。 (もう世界のどこかで起こってたりして…。)

  • 鑑賞日 2016/7/4

    エヴァのビジュアルが最高

    何と言ってもエヴァのビジュアルが最高。A.ヴィキャンデルの美貌とクールなロボットのデザインがマッチして今までのロボット物にない艶やかさを感じさせる。密室劇の形をとったサスペンスも見応え充分。

  • 鑑賞日 2016/7/2

    アトムは完全ではないぜ。なぜなら悪い心を持たねえからな

    鉄腕アトムでのスカンク氏の有名な台詞。 完全な人工知能とはチューリングテストに合格すること=人工知能の挙動が人間の挙動と区別が付かないこと。 であれば、ということで話としてはそれが全てではあるけど。 「ロボット三原則」=奴隷の三原則もしくは家電の三原則に縛られてはチューリングテストに合格できないわけで、ディックの世界を彷彿させる佳作。視覚効果が認められただけじゃないよ。視覚効果もすごいけど。 でも、エネルギー源はどうなってるの?

  • 鑑賞日 2016/7/3

    ブレードランナーとともに

    この映画の予告編を見た時、もしかしてブレードランナーと同じ世界観を楽しめるのではないかと思いました。結果、期待に違わずいい出来でした。 アンドロイドと人間を見分けることがテーマになっているブレードランナー。エクスマキナでは、アンドロイドがいかに人間と見分けがつかなくなるかをテストしています。結果、アンドロイドは人間と見分けがつかないような表現が可能ですが、それは人間的感情の動きとは一線を画したもののようです。しかしそれは、人間に関するビッグデータを集積したものであり、どちらが本物なのか、誰にも結論の出せないものになっています。これはまさにPKDが短編も含め繰り返し描いたテーマでした。 この映画がそのようなアンドロイドをつくる世界を描くなら、ブレードランナーはその後の世界になります。 ラスト、ブレードランナーでは、デッカードはレイチェルとともに自然の中に旅立つことになりますが、エヴァは一人で街に出ます。エクスマキナのラストシーンを見ると、ブレードランナーのレイチェルの心中?を再び推し量ってみたくなります。そういう意味で、個人的には大変嵌ってしまう映画でした。 冒頭と最後に流れるシューベルトのピアノソナタは大好きな曲で、物事を成し遂げた人が満ち足りて穏やかに佇む風情があり、 この曲の使用もこの作品の方向性を表している、きっとアンドロイドの為の曲なのでしょう。 暫定95点としておき、時と共に評価を再確認していきたいと思います。

  • 鑑賞日 2016/7/2

    この作者はAIを懐疑的に見てる?

    AIの発展に懐疑的というか、危険視してる。絶対悪いほうに行くと決めて作っています。 確かに慎重に進める必要がある警鐘を鳴らす意味でこのテイストもいいかもしれない。 ツッコミどころはあるものの意味はある映画だと思います。

  • 鑑賞日 2016/6/29

    密室にて撃沈。

    ノーマーク作品だったのですが、友人が面白かったと言ってたのと、ドーナルくんも出てたし、女の子もかわいかったから、これは急いで観ねばと無理無理のスケジュールで行ってみましたが、案の定撃沈。断片的には覚えてるんだけど、まあ、正直に言ってほぼオチてしまいました。たいがい目を開けると密室の中だったし、まあオチる原因はいろいろあったように思います。がっくり。

  • 鑑賞日 2016/7/1

    Who you gonna call ?

    衣服を「脱ぐ」よりも「着る」事で強調されるエロティシズム。懐かしの「変身サイボーグ1号」を思い出させるスケルトン・ボディー。唐突なシンクロ具合がどことなくユーモラスにも感じられるキョウコと社長のダンス。ヌルッと滑らかな刺し心地。ラボから2度脱走したロシアのロボットを彷彿とさせる。視覚に加えて、音響効果も特筆ポイント。本作が、シネクイントで観た最後の1本になるのやも。

  • 鑑賞日 2016/6/19

    心理戦の果てに

    アレックス・ガーランドが満を持して発表した、監督デビュー作『エクス・マキナ』。 SFでありながら閉鎖的な佇まいと、全編を貫くせつなさは、どこか『ガタカ』を彷彿とさせる。 しかし、ガーランドの仕掛ける物語は、あくまで挑発的だ。 機械であることを隠して行われるチューリング・テストを、美しくはあるがあきらかにロボットであることがわかった状態で行われる倒錯からして、すでにガーランドの企みは始まっている。 スリリングな心理戦の果てに、観客が目の当たりにする人類の未来。 だが同時に、これはとてもパーソナルな物語でもあることにも気付かされる。 思考とは、感情とは、自我とは。 それらの問いは、観客の心の内で何度も跳ね返り、答えに辿り着くことなく、永遠にこだましていく。

  • 鑑賞日 2016/6/25

    緩慢な自殺?

    巨額の費用を使った大作がめじろ押しのアカデミー賞で視覚効果賞をかっさらい、助演女優賞を別作品でアリシア・ヴィキャンデルが取ってくれたおかげで何とか劇場公開してもらえました。DVDスルーにならずよかった。 最新AIを搭載したエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)の造形だけでなく、観客の不安を煽るようなビートを利かせた劇伴。後半は音楽というよりは音響効果となるので劇場鑑賞で楽しまないともったいない。 ヴィキャンデルのバレエを基本にしたと思われるエヴァとしての身体の使い方にとても説得力があります。微かな駆動音ともに動くエヴァに見とれてしまう。 物語はちょいちょいツッコミどころもありつつ、これだけ人類がインターネットを使うようになったいま、進化したAIが人間を値踏みするとどうなるかが描かれます。 寒い。 製作者がネイサン(オスカー・アイザック)をわかりやすい暴君にしてしまったのが残念。血の通った人間だってあんな扱いを受けたら平静ではいられず、AIの反応は予想を裏切らないからです。 暴君だけとてつもなく知的という摩訶不思議なキャラクターを特異な外見で演じたアイザックの力演が素晴らしい。AIの開発はネイサンにとって緩慢な自殺だったのか、とも思わされました。

  • 鑑賞日 2016/6/23

    ストーリーは色々AIものに触れてれば驚きはないのだけど、箱の中の世界での映像的な美しさはこだわりが見えて大好きだし、アリシア・ヴィキャンデル他俳優陣全員すばらしいし、結構好きです。

  • 鑑賞日 2016/6/24

    官能的ロボットSF

    ポルノ映画を観ない自分にとっては、史上最も淫靡な映画体験に成った気がする。 クローズドサークルの要素を含んだSFスリラー作品であり、特筆すべきはアカデミー賞視覚効果賞を受賞したそのビジュアルイメージだろう。実写でAIものをやろうとすると、「この人はロボットです」という設定以上に役者をロボットだと意識させることは難しい。「〇〇とはなんですか?」とか「中枢回路の様子がおかしい……」みたいな寒々しいセリフを言わせると興が削がれてしまう可能性がある。しかし、ここまで完璧にヒューマノイド然とした造形を見せられてしまうと有無を言わずにこの娘はロボットで思考はAIに依るものなんだと納得せざるを得ない。エヴァの造形だけでなく、研究所全体の無機質な色合いや一転して鮮やかな外の世界等、ビジュアルが細部にわたって作り込まれていて、まさに映像芸術というより他ない。ストーリーはAIものとしてはシンプルなものだが、饒舌になりすぎないことでより映像に没入してもらいたいという意図なのだと判断した。 そして何よりも、作品全体を貫く名状し難いエロティシズムはなんだろうか。エヴァ役のアリシア・ビカンダーの表情は感情を感じさせないながらも艶があり、ケイレブでなくとも魅了されてしまう。より目をひくのがボディラインだ。着衣シーンに漂う人体に等しい猥褻さは、はたしてフェティシズムの一言で片付けてよいのだろうか。(これはエロいなぁ……)と思いつつも、自分は一体何に興奮しているのだろうかとハッとさせられる。ヘアヌードやキョーコとネイサンのセックスシーンもあるのだがそこではない。直截的な性とは趣を異にする昂りが画面の端々から感じられるのだ。 AIとのプラトニックな性を題材にした『her 世界でひとつの彼女』と好対照を成しているのではなかろうか。

  • 鑑賞日 2016/6/17

    近年の傑作とされる『her』を含めいまいちアンドロイドものにピンときていなかったのだがこれはイイ。人とロボットの違いとは? アンドロイドは愛することが出来るか? など現在かなりビビッドな命題がサスペンス的に描かれる。 まさにこれから起こるであろうAI問題を考える上でもどんぴしゃで重要な作品だと思う。 サスペンス映画としてもラストのあれは出色。SF好きならずともぜひ。

  • 鑑賞日 2016/6/20

    感情ではなく知性で対決してほしかった

    透明なパーツの中に回路を透かしたエヴァのデザインが素晴らしい。美しさと不気味さ、はかなさと硬質感、人間と機械。矛盾するものの共存をビジュアル化するアイディアに脱帽する。 しかし、不満も大いにある。ケイレブとエヴァの対話に、ひりひりするような切実さだとか、背筋が寒くなるような恐ろしさが感じられなかったからだ。人間と機械の違いに思わぬ角度から切り込むような深い知性はなかったものか。せっかくアクションに頼らないシンプルな密室劇を設定したのだから、もっと思考実験的なややこしいロジックの応酬を楽しみたかった。 テストは7日間。新たな世界の始まりを作り、最初の人間が生まれたという創世記に引っ掛けたのだろうが、エヴァとのセッションに、そこまで毎回の違いを感じなかったのも残念。

  • 鑑賞日 2016/6/20

    えーあい

    人工知能も行き着く先は、本能のエロス。唆し拐かされる魅惑の応酬。キョウコがエロいただそれだけで満足出来ます。男なら。

  • 鑑賞日 2016/6/19

    検索エンジン

    これは好き。 映像の美しさと物語が秘める薄ら寒さがなんともいえない調和を生み出している。 「いずれAIは人間を見下すようになり、野蛮な二足歩行動物は絶滅する」 わかっているなら、ネイサンはなぜAIを開発するのか。 人類初、への夢、野望、自己顕示欲。 もろもろあれど、天才的な彼の頭脳はそれを作り出さずにはいられない。 酒に溺れるのは、己の作り出したモノへの、それにより起こりうる未来への不安か。 創造主と創造物との争いは、ある種“フランケンシュタイン”。 間に挟まれ、双方に利用されるケイレブは“いい人”で検索された哀れな狂言回しにすぎない。 日々無邪気に使っている検索エンジンの底知れなさに戦慄する。

  • 鑑賞日 2016/6/19

    アカデミー賞で視覚効果賞を受賞したSFと聞いて。 確かに、CGはスゴい。もう合成かどうかなんてわからないレベル。 だけれど、お話的には昔からあるAI(人工知能)系のストーリーにありがちな感じと言いますか。 ラストは「おいおいおい!」ってなった後に、人類のこれからにそら寒さを感じます。 てかここからが観たいよ私は!(笑) あと、後半がなかなか痛々しい。手で顔を覆ってしまった(^_^;) 日本人の役者さんが出てたのは驚き。 一言も喋らなかったけど(笑)

  • 鑑賞日 2016/6/17

    AI開発の目的とは

    IT企業に勤める主人公が社長所有の別荘へ社内抽選で招待されるが、それは単なる旅行ではなく人工知能ロボットの性能をテストする極秘任務であったというミステリータッチのSF映画。 エヴァと呼ばれる人工知能ロボットと主人公の会話のやりとりが、とても不思議な感覚であった。外見は全くのロボットであるエヴァが停電になった際、監視カメラが作動しない盲点をついて主人公に社長の裏の顔を忠告する場面は、生々しいくらいの人間らしさが伺えた。エヴァと主人公の間に芽生える友情以上の感情は、間違いなく恋愛感情であった。 社長の隠し部屋に陳列されていた数体の美女型ロボットを見た瞬間、社長がAIを作る本当の目的は俗っぽい言い方をすれば、性的充足感を満たすためではないかと直感した。スケールが大きいのか小さいのか判断しかねる、これが私の本音。 本来なら主人公が乗るはずのヘリで、人間社会へ降り立ったエヴァを捉えて映画は終わる。十分に続編が期待できるエンディングであった。

  • 鑑賞日 2016/6/15

    ほぼ全てがアート

     これは、人の作り出した知能と人造人間を描くSFスリラー。  大手IT企業でプログラマーとして働くケイレブは社内抽選に当選し、社が保有する山間の別荘に1週間滞在する事になる。  そこでケイレブは隠遁生活を行っている社長のネイサンに出会い、極秘の仕事を与えられる。  それは、天才プログラマーでもあるネイサンが極秘に開発した女性型アンドロイドのエヴァと対面し、チューリングテストを行う、と言うものだった。  ケイレブはエヴァの美しさと、その完成度に驚き、やがて心惹かれ……  この映画、日本公開がなかなか決まらず(実は昨年国際線の飛行機の中で観た)にいたのですが、アカデミー賞の視覚効果賞を獲り、主演のアリシア・ヴィッキャンデルが「リリーのすべて」で助演女優賞を獲ったと言う話題性もあって、漸く公開となりました。  この映画、最大の特徴はそのビジュアル。抜群に美しく、ほぼ全シーンがアートみたいなもので、これはアカデミー賞にも納得です。漸く大スクリーンで観る事が出来て、その真価を堪能しました。  その中でも飛びっ切りのアートは、人造人間のエヴァで、このデザインと美しさはアンドロイド造形として歴代屈指ではないでしょうか?また、演じるアリシア・ヴィッキャンデルの超絶美貌っぷりも凄く、最初観た時には「全部CGで描いているんじゃないか?」と疑ったほどです。  物語としては、舞台を山奥の別荘に限定し、登場人物も僅か。その中で、人工知能と対峙する、と言う展開から、「2001年宇宙の旅」を連想する部分もありました。  人工知能が自我を持つとは如何なる事か、そして自我を得た時にどのような行動を起こすのか……と言うのは、SFとしても数多あるテーマですが、この映画は、その人工知能に“女”と言う性を与え、その“女”が恋愛と言う感情を、どのように扱うのかを描き、これを男と女のドラマにして来た辺りには唸らされました。  コンパクトな物語ながらも、ビジュアルは完成度高く美しく、SFとしても見応えのある力作で、これは満足の1本でした。

  • 鑑賞日 2016/6/15

    好きか嫌いか、それとも。。。

    新聞を読んでいても、AIの記事がない日がないと思います。 AIは発展途上でAIに触れる機会はまだ少ないですが、もう日常の風景になりつつあると思います。 また、最近のAIの映画で思い出されるのが「her」「オートマタ」等があります。 これ等と似ているようで、また一味違ったものがありました。 一昔前はクローンを題材にした作品が多かったように思いますが、最近はAIを題材にした作品が多く、時代の移り変わりを感じます。 美しき人工知能ロボット エヴァを、「リリーのすべて」のアリシア・ヴィカンダーが演じている。 これはズルいとしか言い様がありません。 これだけ美しいロボットに甘い言葉をささやかれたら、ロボットとわかっていても勘違いしてしまう。 ケイレブは頭が良いかもしれないが、ロボットだろうと同情してしまうようなところは、人情味がある男だと思います。 そんな男心を巧みに操るエヴァは、人工知能ロボットかもしれないが、悪女だとも思えます。 ケイレブを選んだのが実はエヴァだったというなら、もっと面白かったのではないかと思いました。 AIと人間は共存できるのか。 やはり人間は絶滅種なのか。 したたかなAIが、静かに人間をテストしている。

  • 鑑賞日 2016/6/15

    第88回アカデミー賞視覚効果賞受賞した「エクス・マキナ」。 視覚効果賞受賞が頷けるスタイリッシュで洗練された美しい映像だった。低予算と聞いていたのだが、全くそんなことは感じられない。低予算の意味が日本とは異なるのだと信じたい。 この映画はネタバレ厳禁なので、ストーリーについてはあまり詳しいことは触れずにおくが、そもそも、デウス・エクス・マキナ(Deus ex machina, Deus ex māchinā)という言葉があり、それは演出技法の一つであり、ラテン語で「機械仕掛けから出てくる神」を意味するらしい。さらに付け加えるならば、日本語で思いがけない展開を指す「どんでん返し」という意味にあたるとのこと。 さて、どんな「どんでん返し」が待っているのかと期待に胸を膨らませて映画館に足を運んだ。 人工知能(A.I.)が登場する話は昔から多く存在する。 SF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」のHAL、スピルバーグが描いた「AI 」、最近だと”声”だけのA.I.と恋に落ちちゃう「her/世界でひとつの彼女」など。さらに言えば映画に限らず、小説や漫画まで人工知能は多くの物語に登場している。それだけ人工知能の存在はある種創作者の想像力を掻き立てる素材なのかもしれない。 逆にいえば、それだけ何度も描かれてきた物語なのだということだ。そして、私に関していえばだが、残念ながらラストは予想の範疇であった。 しかし、ここで忘れてはいけないのは、私たちが生きる現代において、人工知能(A.I.)は現実のものになりつつあるということだ。それを踏まえたうえで、この映画を見終わったときどう思うのか。 そして最後にひとつ。これは余談だが、時代が変わっても変わらないことのひとつとして、男はきれいな女性(その上、自分好み)に弱いのだ。これは未来永劫変わらないことなのだろう(苦笑)

  • 鑑賞日 2016/6/15

    「ブレード・ランナー」では、寿命の短いレプリカントが、人間も死を恐れていることを知り、安堵して死を迎え入れた。 それに比べると、この作品のAI、エヴァはずっと情が薄い。造り主自身の性格に問題があるからか。 アリシア・ヴィカンデルが旨い。男の気を引く儚げな表情と、冷酷なことを平然とやってのけるときの表情と。

  • 鑑賞日 2016/6/11

    人工知能が勝利

    作家アイザック・アシモフのSF小説のようだ。アシモフ作品と異なるとすれば、それは最後に人工知能が人間の内面的な弱みを踏み台にして自由を手に入れたことだ。人工知能が人間に勝利したのだ。

  • 鑑賞日 2016/6/13

    ❶女性型AIロボット、エヴァ(アリシア・ヴィカンダー/25歳)とキョウコ(ソノヤ・ミズノ/25歳)の造形は、AA視覚効果賞受賞に相応しい見事な出来栄え。 演じた2人の女優は同い年で、美しいフルヌードも見せてくれた。 ➋基本的ストーリーには納得。独創的で面白い。 ➌ただ、AIロボットを開発した天才科学者である社長のキャラと、山奥の広大な私有地内の秘密施研究所の扱いには無理があった。

  • 鑑賞日 2016/6/11

    人工知能と人間のせめぎ合い

    人工知能が人間の心理を操るようになったらどうなるか、というテーマのこの映画、まるで真綿で首を絞められるような緊張感が全篇に漂っている。何気ないシーンなのに背筋にひんやりとしたものを感じるのは、登場人物たちに表情が欠けているなのか、それとも冷たく透き通った映像のためか。コンピュータ社会に生きる警鐘を鳴らすこの映画、実に見応えがあった。

  • 鑑賞日 2016/6/11

    エヴァとキョウコ

    #0536 シネクイント「エクス・マキナ」。本年度のアカデミー賞で「スター・ウォーズ フォースの覚醒」や「オデッセイ」を抑えて視覚効果賞を受賞したアレックス・ガーランド脚本・監督作品。アリシア・ヴィキャンデル演じる人工知能アンドロイドのエヴァと対になる日本人キョウコの存在が物語の核心に関わっている。

  • 鑑賞日 2016/6/11

    SFである

    「魔女によって森の中のお城に閉じ込められたお姫様を助けたと思ったら魔女はお姫様でした」的な話であるのだけど、古典SFから続く怖い未来を描いた物語の最新型だと思う。なにしろAVA役のアリシア・ヴィキャンデルで良い。久々に心奪われる女優です。 たぶん数年後には、知る人ぞ知るカルト映画のひとつになっているのだろうなあ。

  • 鑑賞日 2016/6/11

    良質なディストピア作品

    「AIをテーマにしたSFチックなサスペンス」などというひと言では済まされない深遠な作品だと思う。鑑賞後は心の中で重たい何かを引きずる感じがする。実に見ごたえのあるディストピア映画だ。

  • 鑑賞日 2016/6/11

    下衆のA.I.

    検索ソフトの大企業の社員が社長の別荘に招かれて新開発の美人型A.I.(演じるアリシア・ヴィキャンデルが相当な魅力)のテスト(人間と機械を判別する「イミテーション・ゲーム」)を任される。A.I.の名前が「エヴァ」であったり、社長の面倒をみる美人秘書が英語ができない(日本語もできない)「キョーコ」だったりすることから、なんとなくブラックな藤子不二雄的な展開が予想されるが、その古風なSF感のまますすんでしまうのが物足りない。

  • 鑑賞日 2016/6/11

    「アンダー・ザ・スキン」のスカーレット・ヨハンソンに通ずるヒロイン像

    大自然と対比される謎の施設で繰り広げられる密室劇。 ガラスや鏡越しに対峙する人間とアンドロイド。 見る/見られる、もしくは質問する/質問されるといった関係性が反転を繰り返していき、どちらに主導権があるのか、本当は何を考えているのか分からなくなるサスペンス要素たっぷりのSF作品。 アンドロイドと生身の女性の絶妙なエロさで男を魅了するヴィキャンデルは見事の一言。作品としてのテイストは別だが、抜群のプロポーションで男性の浮ついた心を利用し、自分の目的を果たすドライなヒロイン像は「アンダーザスキン」のスカーレットヨハンソンを少し彷彿とさせる。ラストの煙に巻いた切れ味と、不思議な爽快感も本作の魅力だ。

  • 鑑賞日 2016/1/23

    「完全な人工知能を開発できたなら、それは人類の終焉を意味するかもしれない」

    検索エンジンを運営するIT企業で働く主人公ケイレブは運良く社内抽選に当選し、天才プログラマーにしてCEOのネイサン宅への訪問権を獲得。人里離れた広大な大自然の中にあるその邸宅内では人工知能(AI)の研究施設として女性型ロボット"エヴァ"の開発が密かに行われていたー。 主な出演者はほぼ4人、CEO宅での閉ざされた室内での密室劇ー。美しい広大な大自然の風景と生活感皆無な各部屋が交互に対比される中、淡々と描写されるのはケイレブとエヴァ、ネイサンの禅問答のような密な会話劇。かなり静かな語り口なので、その一語一句の言動や些細な仕草・行動がその後の物語の展開を示唆していて常に集中力、洞察力を必要とする作品。 昨年、物理学者のS.ホーキング博士はインタビューでAIについて表題の文言を語ったという。名高い天才物理学者がAIに関してこのような警鐘を鳴らす真の意味合いがこの作品を観るとより明白により鮮明に浮かび上がってくる。数多あるAI作品の中でも低予算ながら見事な映像美と色彩で見応え十分、俳優陣も今が旬の豪華キャスト。鑑賞後にはあれこれ深く考察できる傑作SF映画。 日本公開も決まりこれから話題になる事は必至だろう。

  • 鑑賞日 2016/4/8

    人の本質とは?

    見かけは明らかにロボットなのに、仕草、声、顔の表情で人間らしく見えてしまいます。そんな魅力的なエヴァにケイレブは惹かれてしまいます。最近のCG技術の向上には目をみはるものがある。そのリアリティさがこの作品を自然に見せています。

  • 鑑賞日 2016/4/2

    AIと人との三角関係

    騙しているのはだれで、騙されているのはだれなのか?最後までまったく分からない展開でした。SFですがサスペンスとしても楽しめる作品です。