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放送作品情報

砂漠の流れ者

THE BALLAD OF CABLE HOGUE 1970年 アメリカ / 122分 西部劇 ドラマ コメディ

サム・ペキンパー最高傑作!?バイオレンスの鬼が哀感を込めて描いた、大西部のラブストーリー
放送日時
2019年12月01日(日) 10:00 - 12:15
2019年12月04日(水) 10:00 - 12:30
解説

人呼んで“バイオレンスの鬼”ペキンパー監督の超異色作。乾いた暴力描写は鳴りを潜め、ユーモアと哀感がこもったラブストーリーである本作は、監督本人のマイ・ベスト。ファンの間にも最高傑作との声がある。

ストーリー

砂漠の真ん中で水不足に襲われたケーブル・ホーグと仲間2人。水を惜しんだ2人は口減らしのためケーブルを置き去りに。砂漠をさまよいながら復讐を誓う彼は、奇跡的に湧き水を発見。そこに駅馬車の給水所を築くべく土地取得の手続きに向かった町で、娼婦ヒルディと出会う。2人は深く愛し合う間柄になるが、結局、復讐を諦められないケーブルは彼女を失う。それでも彼は機会が到来するのを砂漠の給水所で1人待ち続け、ついに…

製作総指揮・監督

サム・ペキンパー

出演

ジェイソン・ロバーズ
ステラ・スティーヴンス
デヴィッド・ワーナー
ストローザー・マーティン
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2019/10/4

    優しい目

    監督のサム・ペキンパーは前年「ワイルド・バンチ」のアクションと暴力描写で西部劇に衝撃を与えた人だ。だが、本作品はソフトで優しくふっと微笑み、しみじみとした気持ちになるような仕上がりになっている。 後段、大詰め近く、街道を1台の自動車が走る。男は初めて見る自動車に驚く。ひとつの時代が終わり、新たな時代に入る象徴的な場面だ。しかし作品はことさらに大袈裟な見せ方はしない。たまたま馬車ではなく自動車が来たという程度の描き方だ。それがかえって、見る方に、時代が変わるなあというちょっとしんみりとしてしみじみとした気持ちにさせる。 そのしんみりかつしみじみはラストまで続く。 そこには時代の流れに押し潰された人へ向ける優しい目がある。

  • 鑑賞日 2019/6/10

    砂漠に生きた男。

  • 鑑賞日 2019/1/19

    穏やかに描かれた時代遅れの男

    ペキンパー監督ご本人お気に入りの一作だが、私にはそこまでではない。 ジェーソン・ロバーツ演じたケーブル・ホークという男には、復讐の相手を許すなど、好感を持てた。公開当時の邦洋ベスト1は「イージーライダー」「家族」と旅がキーワードであるのに対して、この男は自ら定めた場所で、生き、そして、死んでいった。 砂漠に埋葬された男の魂が砂漠とともに生きるように、ペキンパー監督の魂も映画とともに生き続けるー。

  • 鑑賞日 2018/7/28

    原題が良い

    ケーブル・ホーグのバラード」の原題が良い。日本での題名だと、マカロニウエスタンを連想させる。個人名でバラードは終わり方を見ると納得。ペキンパー監督らしからぬ穏やかで、ガンファイトも少ないが、西部劇の描き方として、生き方を語る作品も良いものだ。J.ロバーツはいいね。S.スティーブンスも娼婦でありながら、他人を思いやり、愛する女性を好演していた。期待以上の面白さもあった。

  • 鑑賞日 2018/2/10

    わが心のヒロイン

    新文芸坐のWB特集「砂漠の流れ者」は、公開の翌年だったか名画座に落ちてきたところで観ていますが、わたくしがこの映画ですっかり魅了されたわが心のヒロイン、ステラ・スティーヴンスが、ジェイソン・ロバーズと一緒に“バタフライ・モーニング”という歌を口ずさみながら戸外で風呂を浴びるあの名場面を堪能。

  • 鑑賞日 2017/4/20

    温厚そのもののペキンパーもあるということ。

    本作の前が「ワイルドバンチ」で、後が「わらの犬」で、ペキンパーの代表作でバイオレンス の極限を描いたもの。まあ、息抜き的な作品がはさまるのも納得。監督自身も脚本づくりから からケーブル・ホーグを造形した。70年代、失われていく西部劇に惜別の念を込めたような 作風で、従来のスタイルからは想像もつかないコミカルで人情味あるれる物語となった。 ペキンパー印とも言える多用したスローモーションではなく、コミカルな早送りが使われる。 20世紀を代表する自動車の事故で亡くなるラストは皮肉そのもの。 資本の走狗たる映画製作者たちによって西部劇が絶命し、ケーブル・ボーグやヒルティ という登場人物を作り出すクリエーターが時代の波に押し出されるのを嘆いているようにも 思える。(WIKI)によると監督が自分のベストフィルムと発言したというが、どうであろうか。 なんとなく自己韜晦を感じるのだが…。

  • 鑑賞日 2018/3/5

    ヴァイオレンス派と言われたサム・ペキンパーには珍しい人情喜劇。仲間に裏切られ飲まず食わずで砂漠を放浪、行き絶える直前に見つけた水。駅馬車の通り道に近い水場で一旗上げる。少し怪しげな宣教師、一目ぼれした娼婦などユニークな人間たちが織り成すドラマが面白い。自分を裏切った二人の男の復讐にこだわる主人公の前から宣教師が去り、ねんごろになった彼女もいなくなる。ある日一人になった男の水場に例の二人がやってくるが・・・。「ジュニア・ボナー」とこの映画はペキンパーらしからぬペキンパー映画。後味はほろ苦い。

  • 鑑賞日 2018/2/18

    描かれた時代だけではなく、西部劇の終焉を告げるような結末を迎えるこの物語を、ペキンパーは歌、ギャグ、コマ落としといったミュージカルコメディ的手法で描き、観客を楽しませる。老いたアウトローの活躍に時代の変化を重ね合わせることにより、純真なラブストーリーを、癒しとして提供した。 その後のペキンパー作品はより殺伐とした男の戦いを描いたものが中心となる。この映画はその世界に入っていく前に彼が見出したオアシスのような作品だ。

  • 鑑賞日 2018/2/10

    水商売

    仲間二人に裏切られたケイブル・ホーグは砂漠に放り出される。生きるために湿った土を掘り、水源を発見します。 双方の隣り町の中間に位置し、駅馬車の通り道でもある好地点で、水を元手に商売を始め、順調に売り上げも伸ばします。 当人は復讐を片時も忘れないで、再び現れるであろう二人を待っていると公言しているが、懐が暖かくなった為か、酒は飲むし女遊びはするしで、とげとげしさは影を潜めたみたいです。 西部劇っぽいですが、主人公は人が良さげでも、ここぞと云う時には銃を撃ちますので西部男の血は健在みたいです。 けれどもペキンパーらしいバイオレンスシーンは封印したみたいで、牧歌的印象の強い進展は物足りなかったです。

  • 鑑賞日 2018/1/8

    こんな人生は過ごしたくない。

    砂漠に井戸を掘りあてて、そこで過ごす男の人生。 商売女との恋が大人のおとぎ話のよう。ペキンパが肩の力を抜いて撮った作品のようである。愛すべき佳品。 砂漠の荒野で心安らかに死んでいく、男のバラード。 でも、こんな人生のようには過ごせないし、過ごしたくはないけどね。

  • 鑑賞日 2018/1/5

    裏切り者の2人のことほったらかしやん!というツッコミも入れたくなるんだが、主人公の能天気キャラで、んなこたぁどうでもいいってことで一生懸命街づくりに精を出す姿が健気。 結末が、サムペキンパーだからこその結び方。 なんで、サムペキンパーの映画って最後ああいう感じなのかな〜 サムペキンパー自身、マイベストフィルムとのこと。 だからこそ、自分には合わないのかもな・・・。

  • 鑑賞日 2017/11/28

    西部劇らしからぬ西部劇。

     映画をジャンル分けするのが、嫌いである。    というか出来ない。  点数は、目安で付けてるだけで、それ以上の意味はない。  見た時の気分を表してるだけで、真面目に取らないでほしい。   変えたい時もあれば、意固地に変えないぞという時もある。  「ケーブル・ホーグのバラード」という原題が、西部劇らしくない。   スローモーションが売りのペキンパーが、サイレント喜劇のようなコマ落とし演出を見せる。珍しい。   おっぱいのアップが、しつこくモンタージュされるシーンも笑わせる。  冒頭と終盤にガンファイトらしきものはあるが、あとはまったくない。  土地の登記とか、インチキ神父との友情とか、娼婦との純愛とか、ここまでノンビリしてたかというのが41年振り5回目の素直な感想。  ステラ・スティーブンスに付けられた、ハープの美しい音楽が優しい。  そして、そのステラが、彼女のフィルモグラフィでたぶん一番光輝いていたパフォーマンスではないか。  肌を露わにするシーンも、お色気というより何か神々しいほどだ。ペキンパーの理想の女なんだろうな。  特典で、2005年のインタビューが26分収録されている。  本人も「砂漠の流れ者」に深い愛着があると答えている。   聞けばあの名作「暴力脱獄」「夕陽の群盗」もスプラッシュ公開だったとか。   この「砂漠の流れ者」もそのスプラッシュ名作のリストに、名を連ねた。   2017年、スプラッシュ公開はなくなり、未公開映画は、DVDスルー、それも無ければ配信・WEB公開のみになる。   なんだか味気ない。    俳優も監督たちも気の毒だ。   映画も変わらざるを得ない。それが時の流れなのだろう。

  • 鑑賞日 2017/4/26

    コメディータッチ

    出だしは砂漠での水強奪なので、相応のアクション映画かと思ったが、内容はほとんどが事業にかける情熱と、娼婦とのロマンスであった。 砂漠で水を掘り当てた主人公とどこからか現れた好色な牧師のコンビがとてもとても愉快。この食わせ物の牧師もまた愉快。 主人公が復讐の機会を待ちながら成功していく。やっと巡り会った二人連れに自分と同じ苦痛を味合わせようと復讐を計画するが、結局は一人だけ射殺し、あとの一人は助ける羽目になる。 馬車から自動車への時代の移り目を機敏に読んだ主人公だが、ちょっとした事故で死んでしまう。その死に様もなかなかスマートだ。 砂漠での水の発見、銀行家との取引、ガラガラヘビなどの砂漠の動物を使った料理、牧師の不倫とコメディータッチで描く。

  • 鑑賞日 2017/4/21

    情緒豊かな西部劇

    いつものサム・ペキンパーの男の体臭プンプンの西部劇と違って、情緒豊かな西部劇だ。男と女のぎこちない少年と少女のような掛け合いもほほえましい。ラストはハッピーエンドかなと思ったのに、こういう終わり方も余韻が残る。

  • 鑑賞日 2017/4/15

    優しさの強調

     バイオレンスの巨匠というイメージの強いサム・ペキンパー監督自身がベスト作品に挙げているのが本作らしい。でも映画の雰囲気はおよそ監督のイメージとは反するもの。前作の「ワイルドバンチ」が西部劇の陰の部分を描いたとすればこちらの方は陽を描いたといったらよいだろうか。両作とも西部開拓時代末期という時代設定であり、そこに去りゆく時代への哀愁のようなものを感じさせるところが共通している。それにしてもこれが監督自身がベストフィルムと呼んでいるのが俄かには信じられないでいる。このどちらかといえばコメディともいえそうなお気楽な演出とさして盛り上がりのないストーリーのどこが良いのかがまだ自分にはわからないというのが正直なところ。ワイルドバンチの刺激的な映像とストーリーを知っている身にはどうしても拍子抜けの感じが否めない。  主人公役を演じたジェイソン・ロバーツはもちろん名優だとは思うけど今ひとつ地味なタイプだし気のいい娼婦役のステラ・スティーブンスも可愛いけどスターらしい華がない。総じて地味なキャスティングなのだ。スローモーションを効果的に使った「ワイルドバンチ」と対照的にこちらでは早回し(コマ落とし)を何箇所か効果的に使うというお遊びを入れていて微笑ましいけどなんだかカックンときてしまう。  砂漠の荒地に水源を見つけそこで悪戦苦闘しつつも生計を立てるケーブル(ロバーツ)の姿には西部の男のたくましさと優しさが象徴されているのだろう。西部劇によく登場する気のいい娼婦のヒルディ(スティーブンス)とふたりで唄うバタフライ・モーニングもなんだかいい雰囲気ではある。でもどこか西部劇の王道から外れている。ひょっとしたらペキンパーはそんなお決まりの西部劇にしたくなかったのだろう。血生臭さから一歩引いた優しさの強調。そのスタンスが今の自分とうまくそりが合わなかったのかもしれない。

  • 鑑賞日 2017/4/15

    サム・ペキンパー監督の風変わりな西部劇。前作『ワイルド・バンチ』の様な銃撃戦は一切無し。ひたすら裏切った元仲間の復讐のために、砂漠で発見したオアシスで待つ男の話。 主人公が自動車に轢かれて死ぬ西部劇というのも前代未聞である。

  • 鑑賞日 2017/4/13

    お茶目なペキンパー映画

    ◎ 砂漠の真ん中に置き去りにされたケーブル・ホーグは瀕死の状態で水源を発見する。その泉を担保にして金を借り、その金を手に一目ぼれした娼婦のヒルディの部屋へ向かう。その時、ドル札の肖像がにやりと笑う。これで切れた。その直前にホーグと娼婦が出会い、彼女の露な胸元が何度もアップで映されるシーンでおかしいとは思ったが。そもそもミュージカル風ウエスタンなんて、ペキンパーに似合わない。 ◎ 物語はラストで、大金持ちになったヒルディが運転手付きの自動車に乗って現れ、さらにサイドカー付きのバイクまで登場してむちゃくちゃになる。こういう映画があってもいいかもしれないが、ペキンパーがやる必要がない。お茶目なペキンパーなんて・・・・・・。

  • 鑑賞日

    お色気あります

    撃ち合いシーンは少なめで、反面お色気シーンがたっぷりあります。 異色西部劇です。

  • 鑑賞日 2016/8/23

    全く寂しい。

    ケーブル・ホーグは新しい時代の象徴ともいえる自動車に素手で立ち向かい、ひかれて結局死んでしまった。なぜケーブル・ホーグが死んでしまう終わり方なのか?ケーブル・ホーグのような人間は時代遅れで、つぶされて行く運命といいたいのか。全く寂しい。

  • 鑑賞日

    大好きな作品

    最高です 面白くて大らかで、ちょっぴりしみったれているけれど(笑)、悠々とした男らしい作品です。ペキンパーにこんな作品があるなんて驚きました。ペキンパーと言えば、スローの殺戮シーンというイメージがありますが、この作品はコマ落としのお笑いシーンが満載です。 主役(ケーブル・ホーグ)を演じるジェイソン・ロバーズがすごくいいです。そしてケーブル・ホーグが愛する娼婦のヒルディを演じるステラ・スティーブンスがとても可愛くて魅力的です!!初めて出会った日に二人が派手な大げんかをするシーンは、抱腹絶倒の面白さです! 西部開拓時代の末期。ケーブル・ホーグ(ジェイソン・ロバーズ)は、仲間のボウエンとタガートに水と馬を奪われて砂漠の真ん中に取り残される。復讐を誓いながら水なしで4日間も砂漠を彷徨い続けたホーグは、砂嵐の中で奇跡的に水源を発見する。ホーグはそこに駅馬車の中継駅を作ってひと儲けしようと思い付く。偽物牧師と意気投合し、娼婦のヒルディに恋して、ホーグは砂漠の生活を楽しむが、彼は決して復讐をあきらめたわけではなかった。やがて、ホーグの前に、駅馬車に乗ったボウエンとタガートが現われるが…。 娼婦のヒルディがすごいグラマーで、下着がめちゃめちゃ可愛いんです。初めてホーグがヒルディの娼館に行って、さぁこれからという時、ホーグは突然偽物牧師に騙されているのではと心配になり、急に「帰る」と言い出します。ここからのヒルディとホーグの大喧嘩がスゴイんですよ!面白くて大受けしてしまいました。 映画後半で再会したヒルディを“レディの中のレディ”と誉めるホーグ。やっぱり男はこうでないとイカンですね(笑)。ジェイソン・ロバーズ好きです ラストはもうすぐ死んでしまうというケーブル・ホーグを仲間たちが囲んで、まだまだ馬鹿話しながらホーグ本人も笑っています。それぞれの思いを胸に抱いて皆別れていきますが、このラストシーンにペキンパー監督の“人生というものを慈しむ気持ち”が込められているような気がしました。 大好きな作品です。 音楽も最高です ぜひぜひご覧ください!

  • 鑑賞日 1975/5/28

    2年振り、名画座で。

     ケーブル・ホーグという素晴らしい配給会社があった。   みんなに愛された作品であった。

  • 鑑賞日 1974/11/16

    みんなペキンパーが大好きさ

    映画を愛する人はみんなペキンパーがお好き。配給会社の社名をケイブルホーグとかワイルドバンチにする。しかもその会社が手掛ける作品はどれも優れたものばかり。目も肥えているね。

  • 鑑賞日 1970/12/11

    2本立て公開だった

    この名作はロードショウされていない。「暴力脱獄」も然り。なんともったいない。

  • 鑑賞日 2012/1/2

    いつものようなスローモーションアクションに代表されるような派手なドンパチは無いけど西部劇への鎮魂歌ともとれる愛情溢れる傑作じゃないだろうか。すんなり終わるのかと思いきや、西部開拓時代の終焉=近代文明の象徴としての車に轢かれて死んでしまうといった、あんな終り方をするとは予想外の展開にやられてしまった。 その後調べてみたらなんとこの映画、ペキンパー自身が自分のベストと言ってるそうじゃないですか。こういう人情味溢れる映画ももっと撮ってもらいたかった。

  • 鑑賞日 1973/4/20

    「ゲッタウェイ」をロードショーで見て1か月後、池袋文芸座で。

     しびれたわねぇ。    ペキンパーすごい。   ラストシーンの哀感、忘れない。  この後、新宿ローヤルで再見。「日曜洋画」枠で2回。                 計4回鑑賞。   けったいな神父を演じたデヴィッド・ワーナーが好きに。    「オーメン」でのひどい出演場面にショック。

  • 鑑賞日 1991/11/13

    リバイバル上映

    1991年11月13日に鑑賞。大阪・テアトル梅田2にて。レイト・ショー1200円。リバイバル上映・日本ヘラルド映画配給。 サム・ペキンパーのもうひとつの傑作である。 1991年のリバイバル公開時のタイトルは、「ケーブル・ホーグのバラード~砂漠の流れ者~」である。

  • 鑑賞日 2012/10/14

    ペキンパーなのに暴力的カタルシスがない? だとしても、それはいささかも作品評価を貶めるものでなし。 DVD映像特典のインタビューで、ステラ・スティーヴンス(←現在もおキレイな“ザ・女優”です)が言っている。 「サムは(この作品を)コメディだと言ったけど、これは悲劇のラブストーリーよ」 そう、そのどちらでもあり、両者はイコールだ。 なぜならケーブルも、ヒルディ—も、牧師のジョシュアも、みんな善人でも悪人でもない。 そんな連中だからこそ、喜劇と悲劇がウソのような自然さで同居する。 そこから漂う人間らしい詩情…、やっぱり傑作だ! ちなみにペキンパーその人も、リスペクトされるが人格者ではない。 同インタビューでステラが散々言っている。 サムはクレイジーとか、失礼な人とか… 笑

  • 鑑賞日

    文句無しの

    ★5つ。時代に抗って結局負けていくはかなさ。