PROGRAM
放送作品情報
(吹)求婚専科
SEX AND THE SINGLE GIRL 1964年 / アメリカ / 93分 / ロマンティック・コメディ
解説
シチュエーションコメディを得意としたリチャード・クワイン監督の本領発揮作。主人公らがそれぞれ車で追いかけ合うクライマックスのドタバタ劇は爆笑モノ。ヘンリー・フォンダら脇を固める豪華俳優陣にも注目。
ストーリー
悪名高いゴシップ誌の編集長を務めるボブは、ベストセラー「セックスと独身女性」の著者でもある若き女性精神科医ヘレンを記事のターゲットに定め、ゴシップネタをつかもうとする。ある日、アパートの隣人フランクから夫婦喧嘩の愚痴を聞かされたボブは、フランクに成りすまし患者としてヘレンに近づこうと思いつく。狙い通り面会が実現してカウンセリングを重ねるうちに、2人は互いに惹かれ合っていく。
監督
出演
※(声優)は吹き替え版作品が放送される場合の情報です。
字幕版、吹き替え版については、放送日時横の吹・字アイコンでご確認ください。
ナタリー・ウッド
(渋沢詩子)
トニー・カーティス
(広川太一郎)
ヘンリー・フォンダ
(小山田宗徳)
ローレン・バコール
(大塚道子)
ほか
- 字幕/吹替
- 吹替
- 掲載制限
- なし
- カラー/白黒
- カラー
- 画面サイズ
- ワイド画面
- HD
- ※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。
オススメキーワード
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鑑賞日 2019/12/1
広川太一郎版
奇跡かと思える吹き替え放送を楽しみました。恋人役のフラン・ジェフリーズの唄や、秘書役のレスリー・パリッシュとのやりとりが省かれているなど残念なところもありましたが、実に上手な編集でした。渋沢詩子さんのナタリー・ウッドが可愛らしく、翻訳のセリフ回しが上手で、若かりし頃の自分が惚れ込んだ作品だったことを再確認しました。数十年前のレジェンド級の吹き替え作品を見られたことに改めて感謝。
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鑑賞日
ニヤニヤ笑いが止まらない
まだVTRが家庭に普及していない時代、テレビで観て忘れられなかった1本です。このレアな映画が放送されると知り、そのためにアンテナを設置して有料放送に入りました。 記憶に間違いがなければ、かつての新聞のテレビ欄の副題は『独身女教授のマル秘生活』でした。その種の惹句が似合う、「そりゃーねえよなーと思いながらもニヤニヤ笑いが止まらない」ドタバタ・コメディです。 かつて「底抜け・・・」とか「あきれた・・・」という邦題がつけられたドタ・コメが量産され、銀幕スターの右往左往に劇場の観客が爆笑の渦に包まれた時代がありました。寄席の落語や、土曜8時のコント番組を飽きずに観るような感覚で接するのが正しい。上品なお笑いとか、社会的な意義を論じるのは野暮ってもんです。 この作品はナタリー・ウッドが最もかわいらしく、トニー・カーティスが相変わらずズッコケで、それを豪華な脇役と人気のバンドでおしゃれに包装した、映画黄金時代でなければ作れないであろう馬鹿馬鹿しい傑作です。明らかにいくつかの名作のパロディでもあります。観て笑って、忘れてしまえばそれでいい。けれど忘れられない作品になるかも知れない。日本語DVDすら未発売の作品を放送してくれたことに感謝。
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鑑賞日 2019/11/14
リチャード・クワイン。
クワイン監督、たしかキャリアの前半では、自分の彼女のキム・ノヴァクを起用して「殺人者はバッジをつけていた」「媚薬」という佳作をものにしている。 しかしオードリーの最低作「パリで一緒に」あたりで、どうしようもない監督に凋落。 本作も本当にひどい。 あまりにひどいので、画面を見ていて、字幕を読む気がしなくなってくる。 「草原の輝き」のナタリー・ウッド、「ウエスタン」のヘンリー・フォンダ、「血とバラ」のメル・ファーラー、「ラスト・シューティスト」のローレン・バコール、「絞殺魔」のトニー・カーチス、みんな、いい映画があったというのに・・・。 町山さんの掘り出し映画企画も、ネタ切れか?
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鑑賞日 2019/11/11
強烈につまらないゲス映画!
ヘンリー・フォンダ、こんなのに出るなよ! 脚本もデタラメだし、演出もグズグズ、ギャグらしきものもまったくおかしくない。失笑以下のシロモノで、制作陣に嘲笑を浴びせるしかない。 町山さんの解説だけは勉強になったが、映画は見通すのが辛いデキ。TV人気シリーズの”Sex and the City”というタイトルはこれがモトだったんだ!これも最初は”Sex for the single girls”だったらしい。”Sex and the single Girl”と定冠詞 theをつけても、いったいどの独身女性か米語話者にも意味がわからないらしい。 辞書ひいたら”Sex”という言葉が今のように使われるようになったのは、1929年 D.H.ロレンスの”Pansies”からだそうだ。まだ100年も経っていない。 原作がベストセラーになったので無理矢理、映画化したのが見え見え。 ゲス雑誌のゲス編集長 トニー・カーチスがベストセラー作家 ナタリー・ウッドが23歳で「処女なのに」セックスに関する本を著している。と取材もせずにデタラメ記事を載せる。 そして隣家のストッキング製造業のヘンリー・フォンダだと偽ってナタリー・ウッドの診療を受け、2人は恋に落ちてしまうというお決まりの展開。 だが、T・カーチスがH・フォンダを装ってN・ウッドに近づき、妻のローレン・バコールの嫉妬に苦しんでいるとうったえるという設定そのものが愚劣で受け入れがたい。 T・カーチスは狂言自殺を装い、N・ウッドもろとも海に落ちるシークエンスの下らなさ!恥ずかしくなる。女もののガウンを着て『ジャック・レモンに似ている』と何度も言われるのもひどい。 ラストのデタラメで無意味なカーチェイスもウンザリするだけ。で、結局、女は男に従っているのが幸せなんだという糞結論で映画は終わる。怒りがこみ上げてくる。 エドワード・エヴァレット・ホートンを見るのが楽しみだったが、随分と老けていて往年の間抜け面の面影がなく残念。 この監督って《パリで一緒に》でもひどい演出でオードリーを嫌いになりかかったが、これを見て主役4人、たしかに嫌いになった。おそるべし、リチャード・クワイン! あまり好きじゃなかったメル・ファーラーには、アホな1人ダンスで好感を持った。この人、クネクネしてるのが似合うんじゃないだろうか?
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鑑賞日 1976/5/30
淀川さんの枠で。
すごいキャスティングだけど・・・。 覚えてないなぁ。
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