PROGRAM

放送作品情報

ウィッチ

THE WITCH 2015年 アメリカ / 93分 ホラー

信心深い一家が不可解な事件に追い詰められていく…魔女の呪いが迫る恐怖を描いたダークミステリー
放送日時
2020年02月02日(日) 深夜 01:30 - 03:30
2020年02月06日(木) 08:15 - 10:00
2020年02月16日(日) 15:45 - 17:30
2020年02月21日(金) 14:45 - 16:30
解説

魔女の存在への疑いをきっかけに、信仰心の厚い一家が崩壊していく様を、ニューイングランドの深い森を舞台に描く。魔女の疑いをかけられた一家の長女を『スプリット』のアニャ・テイラー=ジョイが好演。

ストーリー

1630年のニューイングランド。信心深さから教会と折り合わず、入植地を追われ森の近くの荒れ地で暮らし始めた家族。ある日、長女・トマシンが子守をしていた末の赤ん坊が、一瞬で姿を消してしまう。ショックのあまり魔女の仕業だと信じ始める母・キャサリン。閉塞感の中、家族の均衡を必死で保とうとする父・ウィリアム。しかし、信仰心と猜疑心のバランスが崩れ始めた一家の中で、長女に魔女の疑いが向けられていく…。

監督・脚本

ロバート・エガース

出演

アニャ・テイラー=ジョイ
ラルフ・アイネソン
ケイト・ディッキー
ハーヴィー・スクリムショウ
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2019/7/30

    敬虔な清教徒の一家が“魔女”に翻弄されて崩壊するお話。イエスに語りかけるシーンとかヤギ小屋で怯えるシーンとか子役達の演技がとにかく巧い。町山智浩さんの番組で清教徒や魔女裁判の話を見たばかりだったのでとても面白かった。時代感や照明も素晴らしい。長女役のアニヤちゃん可愛い。

  • 鑑賞日 2019/7/1

    (録画視聴)(吹替版)2017年キネマ旬報ベストテン外国映画四十五位

    映画館では字幕で、今回は吹替版で。貫井柚佳・外川隆・安芸けい子・佐藤恵・谷内友美吹替版。 狂信的なキリスト者で、村からも追放された一家に怪異が降り掛かり、少女は家族を失い魔女の契約を結ぶ。 映画館では面白味を感じなかったが、吹替キャストのお陰か、こちらはそれなりに不気味さを感じた。

  • 鑑賞日 2019/5/27

    ただひとつ…

    特定の神、唯一の神を闇雲に信仰する家族、そんな国に生まれなくて良かった。

  • 鑑賞日 2019/5/3

    宗教の都合の悪い時に使う言葉

    モノトーンの綺麗な絵心 ヘリディタリーの前に こんないい映画があったんだね 魔女って日本ではもう1つ認知が低いけど 要するに宗教の思い込み と都合の悪いことを片付ける キーワードなんだと思う 何かのせい=魔女 みたいな 家族崩壊も宗教が絡むと こういう展開になるのだな 最後が素晴らしい

  • 鑑賞日 2019/4/24

    1630年のアメリカはニューイングランド地方。

    貧しく厳しい入植者たちの集落から、宗教上の対立で追い出された一家。原野で孤立した生活を送ることになる。支えは強固な宗教心。しかし、現実の厳しさが、彼らを蝕んでいく。 宗教心が強いとはいっても、人間的に優れているわけではない。互いに信じられず罵り合う家族関係の中で、祈りの言葉が虚しい。ここに悪魔が付け入り魔女が誕生していく過程を、まるで歴史実話のごとくリアルに描き出していく。 遠い過去の伝説に過ぎないのだが、現代でもある種の人々にはリアルな現実かも知れない。ISによるスリランカ大規模テロの犯行声明を観ながら、慄然とする。 興味深くはあるが、面白い映画じゃないなあ。

  • 鑑賞日 2019/4/22

    久しぶりの不思議な映画

    「レーニンの馬」以来かな、不思議な感じは、魔女ものだけれど、宗教画のようなセットと衣装、音楽もいい、雰囲気は抜群だ、ほとんど5人家族だけの話だが、それぞれの役回りに緊張感があリ、飽きさせない、ホラーとしても一級品、美少女のヒロインに魅せられた。

  • 鑑賞日 2019/1/20

    『男女七人核家族物語』

      自宅にて鑑賞。原題"The VVitch: A New-England Folktale(副題附きで珍しく邦題の方が短い)"。集団ヒステリーの事例として社会科学的にも悪名高いセイラムの魔女狩りを題材にした中で、A.ミラーの戯曲『るつぼ』を映画化した『クルーシブル('96)』が有名だが、物語はそれから遡る事62年前の1630年ニューイングランド州が舞台。疑心暗鬼と原理主義に囚われ、一家が崩壊する悲劇をオカルトチックに描く。彩度を抑えた素朴で濁った色調の画面と不安を煽る意味有り気なBGM。悪趣味と云われようが嫌いじゃない。70/100点。 ・古き佳き迷信深い米国の田舎町に質素な暮らし、鬱蒼と茂る枯れた森と寒々しい曇り空、地味な画面が人間ドラマを際立たせ、ミスリードを誘う展開が不信感を募らせる。女性が主人公で、家族の崩壊と転生を描く意味で(本作より後に製作された)『ヘレディタリー/継承('18)』を髣髴させるが、彩度を抑えた画面の色調や落ち着いた語り口とどこか不穏で陰鬱な雰囲気が漂う点も本作によく似ており、人が浮いたり、全裸で行われる儀式等の描写や登場人物の心象の推移と云った展開等、クライマックスはそっくりである。 ・本作が映画デビューで出世作ともなった長女“トマシン”のA.テイラー=ジョイ、あどけなくも魅惑的にも感じる笑顔と確かな演技力だが、彼女をどう見るかで本作の解釈が変わってくる。薪を割るしか能が無いと罵倒された父“ウィリアム(ウィル)”のR.アイネソン、不甲斐無い立振る舞いが板に附いていた。そして嘆き罵る以外、現状を改善しようとしないただ控え目なだけの母“キャサリン”のK.ディッキーが不和や不信の象徴として屋台骨となり、厚みを増し本作を支えている。 ・エンドクレジット時に表示される様に、実際のお伽噺や民間伝承、日記、裁判記録、新聞記事等を参照し、シナリオに活かされいると云う。特にH.スクリムショウの長男“ケイレブ”が死の床での双子であるE.グレインジャーの“マーシー”及びL.ドーソンの“ジョナス”を含めた遣り取りは、植民地時代のマサチューセッツ州で起こったセイラムの魔女狩りの裁判記録を口語に直し、直接引用しているらしい。尚、この席で父“ウィリアム(ウィル)”のR.アイネソンが双子に激高したのは、当時、魔女や悪魔と契約した者は聖書や主の祈り、言葉を復唱出来無いと信じられていたからである。ちなみに本作にチラッと登場する魔女達が話しているのは、全てエノキア語である。 ・ソフトのパッケージやポスター等の宣材にあしらわれ、本篇内にも何度か象徴的に登場する野兎だが、これは植民地時代のニューイングランドにおいて、兎は農場から牛乳を盗んだり、人々に悪影響を与える魔力を持つ動物と考えられており、魔女が遣いとして操っていたり、魔女自身が変身した動物と信じられていたのに由縁するのだそうだ。 ・撮影は可能な限り、自然光を用い、全てを25日で撮り終えたと云う。  

  • 鑑賞日 2017/7/22

    ホラーと言うより伝奇映画

    飛行薬の調合、山羊、署名による悪魔との契約、主の祈りは唱えられない、言葉はエノキアン語、人間を誘惑し呪う。そして恐ろしい容姿。やっぱ魔女はこーでなくっちゃね。時代考証が見事な1630年、ニューイングランド。村を追放された一家はまとまってた。それが移住先でどんどん崩壊していく。かあちゃんが壊れ、トマシンちゃんは魔女扱い。気色悪い双子。でかい声のオヤジ。自然光で撮影したから暗めの画調。

  • 鑑賞日 2018/6/4

    この世にいるのは悪魔だけなのか

    という気分になっちゃう感じのお話。 しょっぱなのスリゴリのシーンで、絶望にしか向かわないストーリーなのでは?感を漂わせている作品。 主役のトマシンの女優さんは美しく魅力的。 彼女の笑顔が切ないかもしれない。 楽し気に笑えば笑うほど。 自分は無宗教なので、こういったお話を観ると毎回感じてしまう。 祈るだけで救われるなんて思うなよって。つい。 そして神の存在と違って、毎度そのお姿をどの物語でも大体は見せてくれて人間と直接取引をする悪魔。 どちらの方がより人間が好きかと言えば、実は悪魔側ではないだろうか。 人間界もその営みも全てをひっくるめて。 しかも熱烈って感じで。 この作品でもそんな感じがした。 ラストまでただの疑心暗鬼かもしれない状態なのが良かったし、人間の弱さもそこにとても表されていた作品だと思う。

  • 鑑賞日 2018/3/5

    不気味なのに美しい。

    不気味で美しい映像に魅力された。信仰心が強く、ストイックに暮らそうとする一家が登場人物だけに、もたらされる怪異への拒絶反応が強く、観ているこちらにも緊張感がもたらされる。忌まわしい魔女の存在も、ギリギリまで一家の妄想ではと思わせる演出がいい。目の前で消えた息子、ヒステリーになる双子、死んだ雛に赤い乳。監督の他の映像もみてみたい!

  • 鑑賞日 2017/10/31

    アニヤお見事。

    アニヤ・テイラー=ジョイ作品としてはシャマラン映画の後に 観たことが悔やまれるくらい、本作の彼女は哀しすぎて切ない。 芯の強さを思わせる佇まいはお見事でブレイクしたのも頷ける。

  • 鑑賞日 2018/1/24

    暗い森

    米国植民地時代版・怖い話。 宗教対立による疎外。村を追い出された家族。 隔絶した土地で山羊を飼いながら開墾生活を続ける。 夫婦と五人の子ども。家族内の軋轢。 森の恐怖。 不協和音が強まり小市民的暮らしが崩壊する様。 静謐感に溢れたホラー。

  • 鑑賞日 2018/1/16

    ひたすらに不気味

  • 鑑賞日 2017/12/17

    良い意味で地味。でも怖い。

    テーマは魔女。17世紀のアメリカに住む農民一家を襲う恐怖を描く……のだが、派手さや真新しさは皆無。意地悪く言えば極めて地味な作風だ。それでも魂の根源に訴えかけるような恐怖感、ある意味オカルトのような不気味さはジワジワと観る者の心を蝕んでくるようだ。キリスト教信者だったら、もっと怖いのだろうと思う。 新進気鋭のアニヤ・テイラー=ジョイの存在感が良い。個性的な顔立ちと目の表情が印象的なことから、本作の魔女に始まり『モーガン』の人工生命体など人間ではない存在を演じるイメージが強いが、『スプリット』の時のような普通っぽいキャラクターを演じるアニヤをもっと見たい。

  • 鑑賞日 2017/10/12

    キリスト教は人々を幸せにするのか

     アメリカ映画。1630年のニューイングランド。ウィリアムは自身の宗教観より教会と対立しコロニーを追い出されてしまう。村はずれの荒れ地で夫婦と5人の子供たちだけでの生活を始めるが、ある日長女トマシンがみていた末子の赤ん坊が突然行方不明になる。食料を探しに森に入ったウィリアムと長男のケイレブだったが、罠には何もかかっておらず黒ウサギを見つけるが仕留めることは出来なかった。双子の子供たちが黒ヤギから聞いた話と言ってトマシンを魔女と決めつけ、トマシンが絞ったヤギの乳は血液だった。さらにトマシンが奉公に出されないように狩りに出たケイレブもトマシンとはぐれ行方不明になり、両親はトマシンが魔女ではないかと疑う。戻ってきたケイレブは亡くなってしまうし、トマシンは双子と共に納屋に監禁された夜ヤギの乳を飲む不気味な老婆に遭遇し気絶。翌朝納屋は半壊状態で双子はいなくなっていた。ウィリアムはトマシンを問い詰めるが黒ヤギに襲われ絶命。母親がトマシンは魔女だとして殺そうとするがトマシンは抵抗し母親を殺してしまう。一人残ったトマシンは黒ヤギの姿をした悪魔に導かれ森の奥へ行き、魔女たちの儀式に加わるのだった。  結局アメリカという国はイギリスから逃げ出してきたピューリタンから始まったということかな。悪魔とか魔女とかという概念は、自分たちを苦しめるすべての事柄なんでしょうか。不幸がおこった時、どこまでが神の御意志でどこからが悪魔の誘惑なんでしょう。何か不都合がおこった時、自分たちの不備を認めたくないから悪魔とか魔女とかのせいにしたんじゃないのかなあ。村八分にされた一家を襲ったのは実は村の教会の手のものかもしれません。トマシンを助けたのはネイティブインディアンだったかもしれません。何にしろアメリカにおけるキリスト教の厭らしい側面をまた見せられた気がしました。

  • 鑑賞日 2017/8/12

    不気味で美しくて最高です

    不快感と緊張感を煽りまくり、気持ちを逆なでする音楽。何が写ってるのか良く見えないけど間違いなく不気味な何かなんだと思う映像の一瞬の挿入。何故そう思うか判らないけど、とてつもなく恐ろしく見える動物たち。うさぎ、ヤギ、カラス(まあ、ヤギの目は縦でもともと怖いけどね・・・)、動物たちは、恐ろしく圧倒的な自然の象徴か? 恐怖、失望、不安に支配された人間の狂気は破滅へと向かう、まさに自滅。童話や寓話のテイストを散りばめた、絵画のように恐くて美しい映像の数々にくぎ付けです、最高に気持ち悪くて素晴らしい映画です!!主人公のトマシンは、まさに悪魔的な美しさです!

  • 鑑賞日 2017/10/10

    ラストまで何を観せたいのかがわからなかった。 事前にある程度流れを知っていれば受け取り方は変わっていただろうか? ラストはすっきりしないが、これはこれでアリ。 そこに至るまでの目論見を感じさせるような描写が欲しかった。 主役の子は可愛い。

  • 鑑賞日 2017/10/9

    疑心暗鬼の恐怖

    常に不穏な空気が流れている。生真面目さと現実の谷間に落ち込む家族。信心深い程、悪魔は擦り寄って来る。この矛盾する恐怖。私は何も信仰していないが、している人にとっては、この上ない恐怖かもしれない。

  • 鑑賞日 2017/10/1

    何が怖いのか?判らない。

    風俗、衣装とかの時代考証はしっかりしているらしい。 映画の中のような悪魔の仕業とされるような事件もあったのかもしれない。 が、映画館の席に座りなが、「いつ面白くなるのかな?」「いつ怖くなるのかな?」と観ているうちになんとヒロインが魔女の仲間入りした?でエンドタイトル。ポカーンとしてしまいましたとさ(笑) ヒロインが綺麗、衣装が良い、それ以上でも以下でもない。

  • 鑑賞日 2017/9/30

    ウィッチ

     ファンタジー好きの妻が選ばなかったら、おそらくスルーしていた作品。私の予想を遥かに超える(裏切る)内容に愕然とした。この映画をファンタジーと呼んでいいのかわからないが、たまにこのようなトンデモ作品に出会えるから映画は面白い。妻に感謝である。  純粋な(狂信的な)信仰心を持った一家が村を追われるところから物語が始まる。人里離れた森の中での自給自足の暮らし。そこは彼等のユートピアになるはずだった。しかし、日々の食料にも事欠く生活は、徐々に一家の精神を蝕んでいく。  さらに、森の中の不思議が一家の生活を狂わせ、追い打ちをかける。赤ん坊が神隠しに会う。森を彷徨った息子が全裸で帰宅し、うわごとを叫びながら息を引き取る。そして、黒い山羊(悪魔の化身とされる)が突然暴れ出し、角で父親の腹を突き刺す。(ここの箇所は飛び上がって驚いてしまった)  しかし何が一番恐ろしいかというと、団結していたはずの家族が崩壊していく過程の一部始終を、私達が目撃することである。純粋な宗教心からであろうが“魔女”という言葉が家族の間に疑心暗鬼の種を植えつける。さらに家族の間でついた些細な嘘が、その猜疑心を増幅させてしまう。家族同士の罵り合い。そして地獄絵のような悲劇的結末。  内容は凄惨だが、私は一つの完結した独自な世界観が打ち出されているように感じられ、緊張しつつもワクワクしながら、この映画を見た。  抑制されたモノトーン風の映像が美しい。中世の森の生活を緻密に再現した美術も素晴らしかった。そして物語を盛り上げていた音楽。まるで現代音楽のコンサートだった。私はこの音楽を大変気に入った。サントラ盤がほしいと思った程である。

  • 鑑賞日 2017/9/14

    なんの救いもない絶望しかない映画だった

    ダメでしょう、こんな映画をキリスト教の布教をしている人たちを中心に作っては何処にも神はいないし、悪魔ならこんな形で現れるのだ、という映画なんか作ってどうするんですか? 英語圏の人たちの怖いという話はあんなに気持ちの悪い悪魔でしか無く、本当の怖さを神のせいにしているような世界感でお茶を濁す。イヤーな後味が残りますね。

  • 鑑賞日 2017/9/10

    何が望みだ

    海外版トレーラーが発表された時点で、そのおぞましい内容からかなり期待していました。ようやく我が県でも一週間だけ上映されると言うので車で50kmぶっ飛ばして鑑賞しました。 その甲斐はあったと思います。こだわって作られた中世アメリカ開拓時代の空気。信仰を基盤にした社会。アニヤ・テイラー・ジョイを始めとする俳優の演技。脚本は割とシンプルだと思いますが、そのとことんこだわって作った中世アメリカの社会の空気を現代的な視点で見るテーマはなかなか興味深かったです。 この映画では実際に様々な悪魔的な存在に関する描写があります。しかしそれは本当に黒魔術なのか。幻覚なのか。妄想なのか。魔女なのか。悪魔なのか。個人的には全ての事柄が悪魔の所為などではないと言うのが感想です。 家族にこれでもかと不幸が降り注ぎ、些細な冗談から家族から魔女だと疑われるトマシン。そしてさらなる悲劇が家族を叩きのめした後の、ラストのあの表情。"あれ"や"あれ"が何なのかはハッキリしませんがあの結末がどういう物なのか、トマシンはどう思ったのかは監督の意図、色々な意見があると思います。 しかし自分にはあの家族、社会には結局トマシンの居場所がなかった様に思えました。それは悲しい事なのではないでしょうか。

  • 鑑賞日 2017/9/8

    新しい感覚のホラー

    ダークファンタジー・ホラーということだが、村を追放された一家を静かに追い詰めていく不気味さと霞んだ暗い森の神秘的な映像はファンタジーというよりじわじわと怖さを深めていく新しい感覚のホラーという感じだ。娘役のアニヤ・テイラー=ジョイの無垢で透き通るような表情が魔女たちに合流するラストで狂気に変わるのはインパクトがある。

  • 鑑賞日 2017/9/6

    全編を通じて何かが起こりそうなダークで陰湿なこの空気感。そしてその中心にいるヒラー映えすることこのうえないアニヤ・テイラー=ジョイの存在感。終始ゾワゾワした感覚があり大いに楽しませてもらった。 普通魔女狩りを題材にした映画だと町の人から魔女の嫌疑をかけられて・・・みたいなものが多いと思うが、これはちょっと違っていて冒頭で主人公一家は町を追われる。そして末子の赤ちゃんがいなくなったことでアニヤ嬢演じる主人公に魔女疑惑が湧きあがり一家が崩壊するといった展開になる。こういうのは今までに無いものだと思うが、肉親内でもそういった魔女疑惑が沸き起こるというのは現代に住む我々には全く信じられない事だが、エンディングで当時に文献や民話をベースにしたとあったから当時のニューイングランドというかヨーロッパでは日常的なことだったんだろう。またこの一家がかなり敬虔なクリスチャンということが逆に悲劇を引き寄せたとも思える。 この新鋭監督は次作?で再度アニヤ嬢を起用して何と「吸血鬼ノスフェラトゥ」のリメイクを作る予定だとか。彼女更にはまりそうで公開が待ち遠しい。ノスフェラトゥと言えばヘルツォークのリメイクもあったが、アニヤ嬢はイザベル・アジャーニにどこまで迫れるか楽しみだ。

  • 鑑賞日 2017/7/23

    この監督の名前は要チェック

    サンダンス映画祭で監督賞を獲ったという「ウィッチ」は、中世の魔女に関する文献を調べ、当時の言葉を使って脚本にしたらしく、魔女に呪われた者が口走る中身や、森の無気味さなどにリアリティがあり、欧州における魔女伝説というものがまるで絵空事の作り話という訳ではなく、例えば日本における河童信仰やツチノコ伝説のように、実際に見たことがあると語る人々の言葉の重みが、現代にまで確実に伝わっていることを実感できる映画でした。このロバート・エガーズという新鋭監督の名前はチェックしておこうと思います。 また、ヒロインを演じた少女アニヤ・テイラー=ジョイは、シャマラン映画にも起用された有望株であり、今後もますます重用されそうな娘さんです。

  • 鑑賞日 2017/8/30

    素晴らしい またひとり、アメリカから有望な監督が

  • 鑑賞日 2017/8/15

    自制心崩壊の序曲

    共同体からの追放は、 一家が馴染めなかったからなのか 異端信仰によるものだったのか... 荷馬車で揺れる姉弟たちの澄んだ歌声が、 劇音楽の不協和音にかき消されていく。 ニューイングランドに伝わるという 民話のはじまり、はじまり~ いないいないバァとともに 姿を消した赤ん坊 失踪事件をきっかけに 不気味なエピソードが連鎖する。 黒い山羊は、 サタンの化身なのか!? 静かに そして着実に侵入してくる邪(よこしま)な存在は、 気が付けば、すべての心を支配している。

  • 鑑賞日 2017/7/23

    斬新なホラー

    今まで見たことのない斬新さを感じさせる作品。音響や過激な映像で恐怖をあおることはないにもかかわらず、底知れぬ恐怖を感じさせられた。カメラワークと脚本が秀逸だ。そして主演のアニヤ・テイラー=ジョイの美しさがさらに恐怖を際立たせる。

  • 鑑賞日 2017/8/18

    疑心暗鬼は魔女のささやき

    信仰心と迷信と言うのは実は表裏一体で 弱った人間にとっては心の隙間に入り込み余計に病的にしてしまうものなのだと実感。(ある種の洗脳ともいえそう」 魔術やオカルトが好きな人はそれだけも見る価値アリですな。

  • 鑑賞日 2017/8/16

    雰囲気は良かった

    もっとよくできたであろうに なんだか中途半端なところが否めない 美術とかアングルとか色とか空気とかは良かった 魔女のこととかすごい研究、勉強したらしいけどそれにとらわれてこんなに中途半端ならもうちょっとファンタジーでいいから突き詰めてほしい 男の子を誘惑する魔女とかお姉ちゃんの胸がきになる描写とか双子とか。あまりにも全部投げっぱなしで勿体無い トマソンを疑うならもっとさらにしんどくなるほどいってほしかったけど、これも中途半端。 期待しすぎたかも

  • 鑑賞日 2017/8/12

    新大陸の魔女

    ‪#0612 新宿武蔵野館「ウィッチ」。アメリカ大陸に入植が始まって直後の1630年のニューイングランドの魔女裁判の記録を基にしたロバート・エガース監督のサンダンス映画祭監督賞受賞作。信仰の深さ故に家族よりも神への忠誠を優先したピューリタンの7人家族に不運が襲いかかるダーク・ファンタジーである。‬

  • 鑑賞日 2017/8/11

    ダークというより、いい意味で渋味のあるホラー

    最近、派手なホラーばかりのでこういう静かにじわりじわりと染み込んでくるホラーもたまにはいいかも。敬虔な信徒の家族が村を追い出され、ある森の近くで暮らし始めるが、やがて家族の幼い赤ん坊が消えてしまう。姿を見せない怖さがまたいい。家族の前に立ちはだかる森も存在感だけでも十分。娘の主人公トマシンがはちきれんばかりの健康美で怖さと対照的なのも効果あり。

  • 鑑賞日 2017/8/8

    疑心暗鬼が信頼を壊して、破壊を招いた

    ❶マッチング:やや消化不良。 ❷エンドクレジットの最後に示されたように、本作はニューイングランドの魔女裁判の記録から着想を得た創作ドラマ。 ❸舞台は1630年のニューイングランド。ある敬虔なクリスチャン一家を襲う悲劇。 ❹頑固な父親のウィリアムは、新約聖書の解釈の違いから村を追い出されてしまう。妻のキャサリン、長女のトマシン(18歳のアニヤ・テイラー=ジョイAnya Taylor-Joy)、長男のカレブ、双子の妹弟のマーシーとジョナス、そして0歳児のサムの7人家族は、村から遠く離れた荒れ地に引っ越す。一家は黒ヤギのフィリップスを飼育しながら自給自足の生活を始めるが、作物は育たず、生活は苦しい。 ❺トマシンが、「いないいないばあ(bo-peep)」(注1)をしてサムをあやしていたところ、突然サムが消えてしまう。明らかに神隠しである。これを皮切りに一家には不可解な事態が次々起こる。その原因はトマシンが魔女で、全ては彼女のせいだと疑われる。彼女が必死に否定しても、誰も信じてくれない。 (注1):「いないいないばあ」は日本では松谷みよ子の絵本で知られるが、17世紀のアメリカで、同じようなあやし方があったのは驚き。 ❻とうとう、家族はトマシンを除き、全員が死ぬか、行方不明となってしまう。 ❼トマシンはヤギのフィリップスから話しかけられる。それは低い男の声で「お前が望むままに 楽しい人生を送られてやれる」と、森の奥へトマシンを誘う。 ヤギはギリシャ神話の神、パーン(パン、牧神、牧羊神、半獣神)に通じる。パーンは、すこぶる好色で,ニンフや美少年に恋しては跡を追いかけ,逃げられると自慰や獣姦にふけるとされ、またパニックを引起すとも信じられた。 ホラーファンにとっては、英国の小説家アーサー・マッケンによる怪奇小説「パンの大神/The Great God Pan」で有名である。 その場にはトマシンしかいないので、他の人にこの声が聞こえたかどうかは誰にも分からないが、小生はトマシンだけに聞こえたものと思う。 ❽トマシンは、フィリップスに導かれるまま、裸になって森の奥へ行くと、そこでは全裸の魔女たちが焚き火を囲んで儀式を行っていた。トマシンは、その仲間に入り、魔女たちと一緒に空中に浮き始めるところで物語は終る。 ❾何故そうなるのか、作り手の説明は一切なく、全ては観客の判断に委ねられている。つまり、観客は自由に想像力を発揮出来る。これが楽しい。 ❿小生の解釈: 「父親のかたくなさが、悲劇の扉を開き、家族の疑心暗鬼が信頼を壊して、破壊を招いた。」 ⓫本作で、唯一残念だったのは、画面が暗いこと。朝や昼間のシーンでも暗くて、表情が分かり難い。特に夜の森での魔女の集会のシーンでは、何が起きているのか分からない。17世紀の雰囲気を出すため、殆どを自然光と蝋燭だけで撮っている。その狙いは分かるが、見えなければ意味がない。これは大きなマイナス。 しかし、後で公式サイトの予告編を観たら、劇場より明るく、表情や動作も分かったので、DCPか設備の問題と思われる。 ⓬魔女をテーマにした作品は沢山あるが、本作に一番近いのが、『クルーシブル(1996米)』(初公開年月1997/04。100点/5B★★★★★。監督:ニコラス・ハイトナー、原作戯曲:アーサー・ミラー、出演:ダニエル・デイ=ルイス、ウィノナ・ライダー)。 劇作家アーサー・ミラーが「赤狩り」を批判すべく、17世紀末、米国で実際に起った魔女狩り裁判の悲劇を描いた戯曲『坩堝』を、彼自身の手で映画用に脚色したもの。

  • 鑑賞日 2017/8/8

    ヨーロッパ的ホラー

    魔女や深い森、黒山羊、双子、悪魔とキリスト的タブーが詰め込まれている。 ホラーというほど圧倒的な怖さがある訳ではないが、ファンタジーというにはあまりにリアルで、魔女がすごく自然に溶け込んでいる。じわじわ怖くなって夢に出てくるのではないかと思ってしまう。とにかくしばらく鬱蒼とした森には近づかなくなるだろう。 息子も母親も熱心な信仰心が逆に痛々しい。 あれだけ祈っても神はいないと考えるべきか、 父親が序盤に教会から離れた時点で親子は神に見放されたのでは、とも考えるべきか。 娘役の女優のあどけなさが残る美しさは圧巻だった。

  • 鑑賞日 2017/8/7

    これは意外に端正な魔女ものというか、直接的にグロいシーンはそんなになかったけど、“その先”を想像させる演出が上手くてかなり怖かった、普段なら可愛く思えるウサギやヤギの気味が悪いこと! 宗教的なことはよくわからないけど、疑心暗鬼の家族が少しずつ崩壊していく様子も怖かったというか、少女から大人の女に移り変わる年頃のヒロインの存在自体が危うさ妖しさを感じさせて魔女そのものみたいに思えたのは演じたアニヤ・テイラー=ジョイが魅力的だからかも、「スプリット」を観たときはそこまで注目してなかったので、改めて観たくなった。 17世紀ニューイングランドの森での生活が忠実に再現されているため照明などが極力抑えめということもあって、暑いところから涼しい映画館の椅子に座ると心地よい闇に誘われてしまいそうなので睡眠不足での鑑賞は要注意かも!

  • 鑑賞日 2017/8/6

    まがまがしい雰囲気。

    「ブレアウィッチ」などもあるもののホラー映画の題材としては、それほどメジャーではない魔女。一般化されていないが故に、不穏なまがまがしい感じを十分に含んでいる。 ラストに至って、ホラー映画らしくなるが、現代社会の家庭内で起こる不可解な事件と重ねて見ると、さらに不気味な後味が感じられる。

  • 鑑賞日 2017/8/1

    なぜ魔女は生まれてきたのか

    まず特筆すべきは時代物としての出来の良さだろう。厳しい自然と抑圧的なキリスト教共同体の中で、生存の不安や閉じられた環境によって追い込まれていく精神を当時の言葉使いで緻密に描くことで、どのようにして魔女という存在がリアルになっていったかが観る者にじわじわ伝わってくる。日本人には悪魔の一味としての魔女はもう一つピンとこないかもしれないが、キキの例を出すまでもなく、思春期の少女が潜在的に魔女の本質とつながっているのは何となく理解できる。実物(魔女)の見せ方に工夫が足りなかったことと、音楽がちょっと仰々しかったことはマイナス。

  • 鑑賞日 2017/7/29

    ホンモノ

    イギリスからの入植者の共同体からはじかれ、もとい我を通して共同体を飛び出し、森のそばで暮らす一家。 信仰心だけで生産性のない家長が率いる一家が、じわじわじわじわ追い詰められた結果、互いを殺しあうほど崩壊していく。 その過程と緊迫感がえぐい。 それぞれが抱える心理状態は理解できるし(双子の男の子のほうはよく分かんないけど) キリスト教の“原罪”が信者をどれだけ縛り付けるか、宗教的な側面も面白い。 人間ドラマだけで十分成立しているので、ホンモノ出さなくてもよかったかな、とは思います。 私はホラー大好きってわけでもないので、余計そう思うのかもしれない。 “ホンモノ出ちゃったよ”シリーズとしてか、なぜか『闇のあとの光』を思い出した。 あっちはホラーじゃないし、あっちよりはよっぽど分かりやすいけど。 なんにせよ、監督のロバート・エガース、主演のアニヤ・テイラー=ジョイ。 今後に期待大です。

  • 鑑賞日 2017/7/26

    魔女は余計だったかなぁ・・・

     これは、昨年のサンダンス映画祭で監督賞に輝いた、新鋭ロバート・エガーズ監督の出世作。  尚、本作で注目されたロバート・エガースは、あの「吸血鬼ノスフェラトゥ」のリメイク作品の監督に抜擢されています。  1630年、ニューイングランド。信仰のあり方により、入植地から追放されたウィリアムとキャサリンの夫妻は、5人の子供と共に、森に近い荒れ地を開拓して住む事になる。  だが、ある日、子守をしていた長女のトマシンが僅かの間、目を離した隙に末子の幼子が消え、母キャサリンは悲嘆に暮れる事になる。  その後、一家には次々と不幸な出来事が重なり、やがて、夫妻はトマシンが魔女ではないか、と疑い始め……  この映画、17世紀の魔女裁判の様子や当時の記録などから抽出したエピソードを元に作り上げられ、映画内で使われる言葉も当時のものなのだとか……そうして映画は、敬虔なキリスト教徒である両親が子供たちを魔女だと疑うようになる課程を、事実を元に描こうとします。  その疑いのきっかけとなるのは、作物の不出来や、幼子の神隠しに始まり、美しく成長した娘に対する母親の嫉妬や、少年の性への興味、子供らしいいたずらや、嘘はったりの類い……と、些細な事から、現代でも家庭内トラブルの要因となる様々な事象、それが、聖書だけを価値基準とする家庭や村落と言う閉鎖的なコミュニティの中で、妄想がエスカレートして、犠牲者が追い詰められていく……映画はそんな描写を丁寧に描いて行きます。  入念なリサーチに基づく、そうした描写には好感が持てますし、彩度が低く、どことなくセピア色がかった映像も印象的です。  ただ、いたずらに不安感を煽る音楽と演出、ショック演出を挟むホラーチックな描写はちょっとやり過ぎにも思えました。  (個人的に、ホラー映画が苦手なので無用にどきどきしてしまう)  主演のトマシンを演じたアニャ・テイラー・ジョイは、大きな三白眼が特徴で、本作では金髪で正に天使のような可憐な美しさを見せています……それが最後にはああなるのですから、これは確かにインパクトあり。  映画は、終盤でトマシンが一家破滅の後に悪魔と契約して魔女になるまでを描いてしまうのですが……これはちょっと余計な描写のように思えました。  むしろ、リサーチ結果を活かして、魔女などいないのに魔女にされてしまった少女の悲劇を描くだけでもよかったのではないでしょうか。

  • 鑑賞日 2017/7/26

    ほんとに、ウィッチものだったw いや、ホラーかと思ってたんだけど、 真面目にウィッチものっす。(なんのこっちゃ) いや、まぢ。 ま、 アニャ・テイラー=ジョイがかあいいから、 なんでも良いっす(´∀`) もともと、それメインだしw ってか、この人ニックネーム無いんかいっ! いちいち打ってられんがなw ま、 それは良いとして、 スプリットよりだいぶ前の撮影なのかな? 単なる女優のなせる技なのか。 かなり、幼く見えるわな。 あんま幼い子スキスキ言うとロリコンみたいやからねw はあ。 それにしても 全裸シーンは寄って欲しかったっすw あと、ちょっと真面目なこと書くと、 中世の信仰ってこんなもんだろうね。 現代だと、カルトに狂ってる感じ。 いや、リアルなんだと思う。 エンドロールでも 裁判記録に基いてフィクションしてみました、 みたいなこと謳ってた。

  • 鑑賞日 2017/7/24

    魔女の歴史

    触れ込みはダーク・ファンタジー・ホラー。 ホラーとして見るのであれば退屈で、ダーク・ファンタジーとして見るなら興味深いと思います。 エンディングでは文献による考証や、言葉にこだわりがあるようなことが書かれている。 これはエンディングではなくて、オープニングに持ってくるべきではなかったのだろうか。 最後に「なるほどね」というよりも、観賞しながら理解出来た方が良いと思います。 舞台は1630年ニューイングランド。 街を離れた森の近くに住むキリスト教徒の7人家族。 末っ子の赤ん坊が、忽然と消えたことより家族に不幸に見舞われ始める。 結末が惜しい感じがしましたが、終始不穏な空気が漂う雰囲気が家族の不安を掻き立ておりました。 また、キリスト教徒ということより、罪というものが人を悪い方向へ導いているようでもありました。 魔女や悪魔というものは、人の恐怖心が作り出したもの。 神に信仰深いといっても、家族を信じることが出来ない者が引き起こす罪のようでもありました。

  • 鑑賞日 2017/6/8

    こういう系は

    苦手です。古い民話的な。なんだか、、何を訴えたいのか全くの謎。なーにも残らない作品です。2倍速でも時間が長く感じました(笑)