PROGRAM

放送作品情報

ゲット・アウト

GET OUT 2017年 アメリカ / 105分 サスペンス ホラー

黒人青年が白人の恋人の実家で体験した恐怖とは?アメリカの根深い人種差別を背景に描く衝撃ホラー
放送日時
2020年04月18日(土) 21:00 - 23:00
2020年04月24日(金) 12:30 - 14:30
2020年04月24日(金) 21:00 - 23:00
2020年05月04日(月) 23:00 - 深夜 01:00
2020年05月23日(土) 12:30 - 14:30
2020年05月23日(土) 23:30 - 深夜 01:30
2020年05月29日(金) 19:00 - 21:00
解説

人気コメディアンのジョーダン・ピールがホラー映画の敏腕プロデューサーであるジェイソン・ブラムと組んだ監督デビュー作。米国で根深い人種差別をベースにした衝撃の展開が評価され、アカデミー脚本賞を受賞。

ストーリー

ニューヨークの黒人写真家クリスは、恋人である白人女性ローズに実家へと招かれる。ローズの両親はクリスが黒人であることを知らないようで、不安な気持ちのまま実家に向かったクリスだったが、温かく歓迎されてひと安心。喫煙者のクリスは精神科医である母親の勧めで催眠療法を受け、禁煙に成功する。その一方でクリスは、家で働く黒人の使用人たちや、ローズの祖父を讃えるパーティーに参加した黒人青年の挙動に不審を感じる。

監督・製作・脚本

ジョーダン・ピール

出演

※(声優)は吹き替え版作品が放送される場合の情報です。
字幕版、吹き替え版については、放送日時横のアイコンでご確認ください。

ダニエル・カルーヤ (三宅健太)
アリソン・ウィリアムズ (小松由佳)
ブラッドリー・ウィットフォード (二又一成)
ほか

字幕/吹替
字幕 吹替
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2020/3/21

    ちょっと雑

    かなり雑。テーマは面白いけど、映画としては雑。でもこの雑感が、かなり際どいテーマを薄めてて却ってよいのかも。

  • 鑑賞日 2020/3/7

    レイシズムを描くホラー

    オープニングの短いシーンが実にいい。黒人が住宅街を歩いている。カメラは彼を後ろから追いかける。いつしかカメラが彼を追い越し彼の前から顔を映す向こう側を車が通り過ぎUターンしてくる。彼はその車を警戒して逆戻りして道路の反対側に渡ろうとすると、いつの間にか車の運転手がフルフェイスのヘルメットのまま黒人に襲いかかり首を締め付ける。その間、車の中から明るい音楽が流れている。  この不気味なシーンがオープニングのテロップとさらに不気味な音楽につながる。  とにかくこの映画は何かが急にくる。運転中に車の前を獣(シカ)が通り過ぎる。  多くのシーンに違和感がある。白人女性に黒人男性のカップルが彼女の実家に寄る。父親は偏見があって家を案内しながら差別的な思想をほのめかす。広大な家で働く使用人はすべて黒人だ。  この違和感が実は白人が黒人に対する計画的な偏見として描かれてゆく。  結局最後は、この純白人主義の家族が計画的に黒人の体を獲得して脳移植して若返りを計る、という結末である。  黒人のボーイフレンドとして招かれた黒人のクリスが、白人の彼女ローズの家で家政婦の黒人にあう。もう一人男性の使用人が薪割りをしてたりするが、特にこの家政婦のベティ・ガブリエルが実にうまい。ネタバレだが、この家政婦の脳には死んだはずのこの家の祖母の脳が移植されているようだ。しかし、この家政婦には黒人としての本能が残っているらしく、クリスとの会話途中に表情を変えて涙を流すシーンがある。こういう表情で演技する役者はうまいと思う。最も印象的なシーンのひとつだ。  この家でパーティが開かれたとき、白人が集まる前で、家の主がオーケストラのコンダクターのような仕草で支持を出すシーンも面白い。  これらをコメディアンのジョーダン・ピールが監督をしてる、というのが驚きだ。本人はコメディもホラーもベースは同じだと言うが、確かに上質なコメディはホラーに近いかもしれない。チャップリンが近くで見ると悲劇なことが、遠目にみるとコメディになるというように、この映画は黒人という個別の存在を描きながらどこか客観的である。  オバマ政権時代のアメリカを舞台にしている。  そして当時、虐げられた黒人の映画が堰を切るように製作されたことを思い起こせば、その中で味わいをホラーにしたことがこの映画の魅力である。エンディングをハッピーエンドにしたのは、レイシズムの終焉を示すとされてるが、もともともエンディングはクリスが殺人の罪で警察に連れて行かれて終わるものだったらしい。  この差を埋めるまでもなく、この映画はしっかりとレイシズムについて踏み込んだ作品であり、上質のホラーサスペンスとして成立していると思う。  とても面白かった。目が離せなかった。

  • 鑑賞日

    ちょっと消化不良😳

    最後の伏線回収…説明足りない気がするけど、あれはあれで良いのかな?🤔

  • 鑑賞日

    黒人がアメリカで生きるという恐怖

    ニューヨーク在住のアフリカ系アメリカ人写真家クリス(ダニエル・カルーヤ)は、ある週末に白人の彼女ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の招待で彼女の実家を訪れる。若干の不安とは裏腹に過剰なまでに歓待されるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と、窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、クリスは動揺する。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティが開かれるが、集まった多くの友人が白人ばかりで、クリスは気が滅入る。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見したクリスは、思わず携帯で撮影する。しかしフラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。クリスはローズと一緒に実家から出ようとするが、クリスには創造を絶する恐怖が待ち構えていた。 異人種間差別や人種ネタが多いケイ&ピールというコメディアンのコンビの片割れジョーダン・ピールが、初監督脚本でのホラーコメディ映画。 まず異人種間カップルの映画「招かざる客」をなぞったような黒人カメラマンのクリスが白人の彼女ローズの実家に挨拶に行くという始まり方が、絶妙。 クリスは、ローズに「黒人である自分が白人の家族に受け入れられるだろうか?」という不安を口にするが、ローズは「大丈夫よ、父はオバマ支持派だしレイシストじゃないから」とクリスを安心させようとする。ローズの実家に向かう途中の道で誤って鹿を牽き殺してしまった現場で同乗者に過ぎないクリスに運転免許証の提示という不当な要求をする警察官が現れたり、クリスの友人ロッドからは「白人の彼女の家には行くな」と忠告されたり、クリスは不安でいっぱい。 ローズの父はクリスにベルリンオリンピックで金メダルを取った黒人選手の写真を見せて誇りに思うと語るなどリベラルな思想なのに、黒人の庭師やメイドがいたり、ローズの弟はクリスが黒人であることをいじってきたり、クリスと同じ目線の観客は安心と不安が入り交じった居心地の悪い違和感を感じることになる。 そしてクリスは、ローズの実家の庭師とメイドの不自然な表情やパーティーに参加していた黒人が黒人特有な挨拶であるお互いの拳を軽くぶつけ合うことをしなかったことに決定的な違和感を感じたクリスはローズとローズの実家を出ようとした時、ローズの実家が抱えている身も凍るような秘密が明らかになる。 ローズの実家アーミテッジ一家がやろうとしていることは、多民族国家アメリカに拭い難く残る異人種間差別や偏見、そして白人が占有している政治経済などの重要な役割を異人種に譲りたくない、ただ異人種の特有な能力を利用したいだけという薄汚れた本音をホラーの形で風刺したもの。 クリスの唯一の味方に思えたローズの素顔にも、ゾッとさせられる。 クリスの友人ロッドが妄想するような「黒人を洗脳か催眠術にかけて奴隷にする」なんていうチャチなものでは断じてない、恐ろしいものの片鱗を感じた。 それは、「黒人だからバスケとか運動得意でしょう?」とか「韓国人だから辛いもの好きでしょう?」など、浅い文化知識から来る安易なイメージが、異人種の偏見や無意識な差別に繋がる怖さに通じる。 白人のヒスパニック系移民に対する恐怖をベースにトランプが大統領になったアメリカでこそ、作られた「黒人がアメリカで生きることについての恐怖」を描いた傑作サスペンスホラー映画。

  • 鑑賞日 2020/2/23

    愛すべきクソ映画

    なんか色んなところでありがたーい賞をいっぱいあげてるからつい高尚なもんかと思って見たらもう大爆笑。 催眠術辺りで怪しいなーとは思ってたけど最終的にまさかのダウンロード計画。からくりサーカスで賢者の石を使ってやっと成功させた計画を胡散臭い催眠術とゴリゴリの外科手術で成功させようっていう力技はもう…大好き!愛してる! 映画館で流れた不気味な予告とか前述のありがたい賞とかなんか色々込みで考えて「してやられた!」って感じでやっぱり上手い。 ま、映画の内容は午後ロー相当ですね

  • 鑑賞日 2020/2/16

    少し変わったミステリー?サスペンスホラー。 予想外の展開、結末で見応えあり。 全てのシーンに無駄が無く、伏線も拾われていた。

  • 鑑賞日 2020/2/15

    不気味な怖さ

    ジョーダンピール監督です。ちょっと期待しすぎたかしら。なんだか不気味。よく分からない不気味さがあるね。これ、アメリカ人の感覚で見るとより不気味なんだろうね。白人っぽい振る舞いの黒人ってところが上手に理解できないからかな。

  • 鑑賞日 2020/2/12

    薄味ホラーとは違い、この作品は面白くて怖い! 何が怖いかというと、幽霊やモンスターに殺人鬼は出てこないし、スプラッターやグロ描写は頭部切開手術シーンくらい。 本作で一番怖いのは、主人公の黒人青年の白人の彼女が終盤にガラリと豹変するところ! それまでのどこにでもいる小生意気な女の子が、事件の全貌が判明すると悪魔か魔女のような表情になる。それまでの大ウソがどうしたと言わんばかりの冷酷さには背筋がゾクッとした。 次作の『パーフェクション』でもエグい演技をしていたが、ローズ役のアリソン・ウィリアムズは、『ミザリー』のキャシー・ベイツに負けない怪演だったと思う。 作品全体としては、最近の結末を放棄したような手抜き作品ではなく、構成もしっかりとしてオチもちゃんとある完成度の高いものだった。特に後半の面白さは格別である。 元々は一家の爺さんの変な発明に家族親戚が巻き込まれて犠牲になったようなもので、皆可哀そうになる一味違ったスリラーの傑作だった。

  • 鑑賞日 2020/2/9

    前半は、何が起きているのだろう?という緊張感で空気が張りつめていて、ぐいぐい引き込まれた 後半は、あれれ、あ、そういうオチ?となり、 でも最後の最後は、え?そういうこと?となり、 最後は感情が忙しかった。 見落としがちな名作。

  • 鑑賞日 2019/12/30

    準備してから始めましょう

    移植手術を受ける一方が開頭されたたまま待たされるはめになる。 友達の行方不明を訴えたら、おもしろい話と笑われる。 夜の庭で真正面から人が走って向かってくる。 剥製の鹿の角という代物で人ののどを刺す。 といった笑いを誘うシーンを挟みこむセンスがよい。

  • 鑑賞日 2019/12/7

    白人美女と恋仲になった黒人男性。

    誘われて両親宅を訪れる。危惧していた偏見や差別感情はなく、むしろフレンドリーなのに安堵する。逆に召使いの黒人たちの態度が異常。やがて開かれたパーティでは、参加者たちの言動がいよいよ不穏。危険を感じて立ち去ろうとするのだが、とんでもない陰謀が待ち受けていた。かくして、波乱の惨劇へとなだれ込んでいく。 前半の不穏ムードからスプラッターへと一変する展開が面白い。かの良心的映画「招かれざる客」への批判的パロディ視点もユニーク。人種格差を鋭く突きながら、意表を突くサスペンス劇に仕上がっていて見事。突っ込みどころも多々あり、完成度は高くないが、見て損はない。

  • 鑑賞日 2019/12/7

    ホラーといえばホラーだが

    結局よくわからん。

  • 鑑賞日 2019/9/29

    性の奴隷

    黒人のブラックジョークだな

  • 鑑賞日 2019/9/2

    なんか怖いか?

    ただの人種差別映画だと思ったが。

  • 鑑賞日 2019/8/27

    逃げ出せ!

    恋人の家に行ってみたら、両親もすごく歓迎してくれる。でも、なんだか雰囲気がおかしい。 表面上のさり気なさとその後ろに隠された真実の落差が、実はサスペンスを生む。一番端的なのは、家政婦の黒人女性が、泣きながら笑うところ。その不気味なシーンがこの映画の不穏さを上手く表している。 途中からは、隠された真実が明らかとなり、そこから主人公がどう脱出するか、救助は来るのか来ないのかのサスペンスとなる。 拳銃で撃たれた恋人が、パトカーに向かって、救助を求める。実は、このシーンが一番恐ろしかった。パトカーにいたのは、主人公の友人で、彼を救助に来ていたので、その後の展開は平穏なものとなったが、もし警察が来ていたら、間違いなく主人公は殺人で逮捕されるだろうなと思う。恐ろしい。 それにしても、やはりアメリカにおける黒人差別は根っこのところで、今もなくなっていないことを実感させられる映画であった。 監督のジョーダン・ピールはこれが初監督作品だというが、実に手慣れた演出。 恋人役のアリソン・ウィリアムズが愛情と冷血を使い分けてとても良かった。

  • 鑑賞日 2019/8/26

    「招かれざる客」風の出だしから、後半はマッド・サイエンティストものへ予想外の転換。黒人に対する差別意識とその裏側にあるコンプレックス。白人の危機意識をブラックに描いている。

  • 鑑賞日 2019/8/23

    新ネタのホラー

    ホラー映画と知らないで見たが、ローズの実家に招待され家族と団らんをするあたりから、何か居心地の悪さを感じた。新手のホラーでした。国人の優勢個性を移植して白人の年よりを長生きさせる結社。アメリカらしい発想のホラーでした。怖!

  • 鑑賞日 2019/8/7

    なにかありそうな不思議な緊張感

    ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。 男性黒人、女性白人の恋人同士。女性の実家に彼を連れて行く。黒人であることは言っていないと言う。シドニー・ポワチエの《招かれざる客》の現代版かと思ったら、少し雰囲気がちかって、スリラーの話になっていく。なにかありそうな不思議な緊張感を表現するのがうまくて飽きずに見た。夜中に全力疾走する黒人などなかなか不気味だ。彼女が黒人の恋人ばかりと写ってる写真というのもなかなかショッキングだった。催眠術のスプーンの音を聞かないたに綿を詰めていたなど展開の仕方もうまい。アクションぼくなると普通にB級となる。最後もう一つひねっても良かった気がするが。

  • 鑑賞日

    140文字感想

    ゲット・アウト観た。黒人主人公は白人彼女の実家にご挨拶へ。その家の両親や妙に優しく兄は乱暴、黒人の使用人たちは奇妙で怪しさを感じた主人公は…という話。オチはすぐ読めるというか中盤にネタを披露するがホラー演出がウマい。陽気な親友や唐突に描写されたスプラッター要素が笑えるがそれも最高

  • 鑑賞日 2019/5/31

    フェイスレス

    白人女性と黒人男性カップル、彼女の実家に行った際に奇妙な雰囲気を感じ、サイコサスペンス 終始、奇妙な雰囲気で何が起きるか予想も出来ない 上品な画だけど怖い 最終的にはSFも入って、予想外

  • 鑑賞日 2019/3/4

    散りばめられた伏線

    気持ち悪さよりも、人間の怖い部分が出てくるホラーが好きです。些細なシーンでも、あとで考えると伏線であったりとか、2回観ても面白いと思います。 この作品をより良く引き立てているのは、主人公の友人で、彼のキャラクターが普通のホラー映画よりも面白くしていると思います。

  • 鑑賞日 2019/4/7

    なかなか凝っている脚本

    仲の良い恋人同士の登場から、実家に戻ってからの段々と不穏な雰囲気に包まれていく様子が、非常に上手く描けている。少しずつ明らかになっていく真実も、意外性もあるが、納得できる内容。最後までハラハラドキドキで面白かった。

  • 鑑賞日 2018/12/28

    得体の知れない怖さ。楽しく観たい。

  • 鑑賞日 2019/3/7

    エンターテイメントレイシズム映画

    レイシズムという重いお題をホラーでサスペンスでコメディでバイオレンスにした映画。 前半のどこか気持ちの悪い感じがとても良い。 その感じのせいで退屈しない。 そして100分ちょいという軽い時間でダラダラせずに集中したまま気持ちよく終われる。 DVDに収録されているという別エンディングも観てみたい。

  • 鑑賞日 2019/2/10

    現代の黒人差別を描いた痛快ホラー

    アメリカにおける人種差別を描いた作品は数多い。特に奴隷制度が敷かれていた時代を描いたり、公民権運動の時代を描いた作品が特に目立ちます。それが最近は黒人のヒーローものの「ブラックパンサー」がヒットしたりアフリカ系アメリカ人を歴史的な差別から切り離したような作品も出てきており、歴史的な人種差別から社会は進歩した・成熟したかのような見方もあります。 「でも、本当にそうなのか?差別は全然あるんだよ」ってことを明るみにしたのが本作です。 ちなみに主演のダニエルカルーヤはブラックパンサーでも重要な役で登場していましたね。 本作の解説は、町山智浩さんのものがとても面白いのでオススメします。 https://tsutaya.tsite.jp/news/cinema/i/37700153/index

  • 鑑賞日 2018/12/13

    ホラー

    このような映画が作られるということは、人種差別はなくならないということだと思い知らされた。 発想は良くストーリーも面白い。

  • 鑑賞日 2018/12/11

    自分の周りに無い怖さ

    主人公の過去のトラウマと周りの人の異質さに引き込まれる 親切さの後から来るから怖いな 途中の友人のシーンで一息つけるけどそれが無かったら緊張しっぱなしだったろうな

  • 鑑賞日 2018/11/26

    好意に織り込まれる差別。

    黒人への差別が好意や褒め言葉の中に織り込まれていて、一番の差別は本人にその自覚がないことであるのが伝わってきた。自分も気をつけねば。やはり怖かったのは、アーミテージ家の黒人使用人たちの言動。真夜中にダッシュで迫る男が一番怖かった。静かな情景の中に、突然異質なものが飛び込む展開は全編を通して本作の魅力なのかも。だからこそ、前半で織り込まれる好意の中の悪意が響く。

  • 鑑賞日 2018/10/30

    授業の一環で見ました。 綺麗に伏線回収していくし、久しぶりにあー、面白かった!と思える映画でした。

  • 鑑賞日 2018/10/28

    一応ハッピーエンドなの?

    もし最初に彼に身分証を呈示しろと言った警察がラストシーンで来ていたらまた違った結末になっているだろうし、途中からそういう皮肉なオチなのかな?と思って不安だったので迎えに来たのが彼で良かった!

  • 鑑賞日 2018/10/25

    なかなか重厚な演出のホラー。 主人公は幼い時に事故でシングルマザーの母親を失っており、一人で世の中を渡って来た男で、警察や彼女の家族との対応になるべく波風立てないようにする気の使い方などでそれがよく表されていてクールな印象を受ける。 恐怖は静かにせまってきていて、何気ない会話や違和感によって緊迫感が増す。 使用人の黒人の不気味さが秀逸。 催眠術で落ちた時のビジュアルが素晴らしい。 オチは割とバカバカしいが、アイデアは面白い。

  • 鑑賞日 2018/10/19

    出ていけ!

    非常に巧妙な脚本に感心した。上手いなぁと。黒人ならわかるグーを合わせるところ、握ってしまうあたりで「ん?」ってなるんだけれど。お手伝いさんの不自然な髪形とかも最後に回収されていく。

  • 鑑賞日 2018/10/7

    パーティー

    クリスが2階に上がった瞬間に、パーティーの客が無言で2階を見上げるシーンの薄気味悪さ。

  • 鑑賞日 2018/9/22

    ありそうでなかった題材。ジャケからは想像つかないほど中盤から結構真面目にホラーしてた、ゲットアウトってそういうことかって。 あのおかん動き機敏すぎでしょ。

  • 鑑賞日 2018/9/20

    仮面ライダー、思い出しました笑

    終わってみると、めちゃ古典的なスリラー映画でした。前半、かなり思わせぶりなカットやシーンが多く、結構複雑な物語なのかなあって思ってたら、要は人体実験の館に迷い込んでしまったというだけ。笑っちゃうくらい単純でした。ただ、終盤の殺し合いは結構エグめです。うーん、なぜこの作品が、アカデミー脚本賞なのかな?

  • 鑑賞日 2017/12/8

    面白かった!痛い目に遭うと思っていたし、もちろんそうなんだけど、そっち系か!ワナビーの方か!とかなり驚き同時に巧みなミスリードににやり。よくよく振り返ると一つ一つの言動が伏線となっていてたまげた。 親友のキャラがよくて思わず応援してしまった。 黒人が世間から信用されづらい、悲しい現実をしっかり描いている。序盤の動物を轢いてしまった際の警官の対応、親友がクリスを救うため預かった犬シドを連れて警察に行くもバカにする警官たち(警官も有色人種だったから捜査に乗り出してくれると期待したのになあ)、ラスト瀕死のローズが助けを求める場面も警官がそこに来たら事情に耳を貸さずにあっさりクリスが捕まりそうだし。 そして、あの催眠術での紅茶をスプーンでくるくるする仕草が印象的。あのシーンではクリス同様座っている私自身が自然と手に力が入ってしまうような場面だった。 おじいさんの夜のランニング、この身体能力を存分に楽しんでまーす!という意気込みを感じるものの、走り方(軌道)がおかしい(笑)あんな直角なカーブは効率悪いしクリスのあんな近くを通りすぎるなんて逆に走りにくそうだわ(笑) シャッター音で元の人物が目覚めるのは共通?祖父母の体の方は意図しない反応をしていたようだし、クリスに何かを伝えようとしていたのかな。ここからは完全にただの考えだけど、もしシャッター音の効果が続いたとしても今後黒人として生きるのも難しそうと思う。体だけが残っている状態だしなあ。

  • 鑑賞日 2018/4/27

          自宅にて鑑賞。勝手の判らぬ片田舎での滞在中に奇妙な出来事に巻き込まれるのは(本作同様、J.ブラムが(共同)製作を手掛けた)M.N.シャマランの『ヴィジット('15)』を彷彿させるが、コメディ色の強いテイストも本作と似ている。亦、唯一現況が判らず孤立する主人公は『ローズマリーの赤ちゃん('68)』を想起させる。小品な印象は残るものの、奇を衒わないオーソドックスで丁寧な作りはミスリードを誘う展開と相俟ってサスペンスフルではあるが、俗っぽく突拍子も無い真相を許せるかどうかで評価が分かれる。75/100点。 ・大きなネタバレとして、本作の大筋は日本劇場未公開作の『ドクター・ゾンビ('89)』と概ね同じである。D.カルーヤの“クリス・ワシントン”が勤務中のL.ハウリーの“ロッド・ウィリアムズ”と電話するシーンではそのバックに「Flight 2-3-7」とのアナウンスが繰り返されている。“237”は謂わずもがな『シャイニング('80)』からの引用であるが、孤立無援状態からの脱出と云うプロットにも本作への影響が窺える。 ・L.ハウリーの“ロッド・ウィリアムズ”のキャラの造形が救いであると共にこの物語の希望でもある。ウケを狙った饒舌な科白の殆どはL.ハウリーのアドリブであると云い、電話するシーンでは実際に電話し乍ら撮ったシーンが多かったらしい。 ・“ジョージナ”のB.ガブリエル、“アンドリュー・ローガン・キング ”のK.スタンフィールド等、空虚な表情を浮かべるキャラクター達が不可解な上、不気味且つサスペンスを盛り上げる意味で作品に大きく貢献している。 ・“ヒロキ・タナカ”を演じた大山泰彦は、極真会館出身で国際大山空手道連盟の最高師範であり、大山倍達の直弟子であると云う。“クリス・ワシントン”役は当初、E.マーフィーが内定していた。監督によると、高齢が役にそぐわない事と高額なギャラが災いしてD.カルーヤが演じる事になったらしい。 ・オープニングのタイトルコール時やエンディングで使われている印象深いヴォーカルナンバーはM.エイブルズが書き下ろした「Sikiliza Kwa Wahenga」であるが、歌詞は"brother"と云う英単語を除き、スワヒリ語である。M.エイブルズによれば、歌詞の要約は「ブラザー、走れ! 先人達の話を聴け。真実を聴くんだ。逃げろ! 自身で身を守るのだ。」と云ったものらしい。 ・アラバマ州モービルのアッシュランド・プレイスやフェアホープにおいてロケは進められ、全撮影は僅か28日間で撮り終えた(フェアホープに在る“アーミテージ”家での撮影は23日だった)らしい。当初はLAでの撮影を予定していたが、予算的に折り合わず、クランクインぎりぎりに急遽、アラバマ州へと変更されたようだ。 ・本作は約450万ドルの予算で製作され、'17年2月24日に全米で一般公開されたが、最初の週末で予算の七倍以上となる3,400万ドルの興行収入を叩き出し、その後二箇月間に亘り全米興行収入トップ10に留まり続けた。一年後の'18年3月現在、1億8,000万ドル超えの大ヒットとなっている。監督はインタビューで続篇の構想があると答えている。  

  • 鑑賞日

    いますぐゲットアウト

    日常に潜む差別を浮き彫りにした作品。 白人が黒人を積極的に高い評価をつけて品定めしているのに、差別的表現にうつってしまう…というバイアスのかかり方も面白かった。

  • 鑑賞日 2018/8/22

    森から全速力で走ってくるおっさんが怖い。

  • 鑑賞日 2018/8/25

    「意欲作」という言葉が相応しい

    不穏さと違和感が支配し展開が読めない前半は緊張感が募る。中でもメイドの演技は白眉と言える。 白人が黒人の身体を乗っ取る秘密結社の存在が明らかにされた時は「え!そう来るの?」と目が点になったが総じて見応えが有る良く出来た脚本と思う。ニックの競りシーンの冷酷描写は背筋が凍る思い。 身体能力の高さ故に白人が黒人に憧れるのかどうか分からないが、これも黒人監督なりの自虐的な皮肉だろう。

  • 鑑賞日

    不気味

    ホラー映画より怖い。。 不穏な空気、違和感のある人々、明かされた真実の不気味さ、人種差別の胸糞悪さ いろいろなムードが立ち込める作品 黒人に憧れているわけではなく、黒人の身体能力に白人の頭脳を組み合わせたら良いんじゃないのかと、まぁ奇天烈なのは間違い無いんだけど、どちらが劣ってるわけでも、どちらが優ってるわけでもなくて、なんなら二種が交わっちゃえば良いんじゃないのという、つまり結構ギャグである。 深く突き詰めなければ、斬新で先の読めない展開に楽しめます。 BGMやカメラワーク、俳優陣はもちろん、全体的にかなり良質な作品だと私は思います。

  • 鑑賞日 2018/8/19

    ホラーというより優れたミステリー

    素晴らしい脚本と演出。黒人クリスと白人の彼女 彼女の実家で感じる居心地の悪さと違和感。 そして全ての伏線が見事に回収される。 映画は予算じゃないという良い見本。 今年見た中で最高の作品。

  • 鑑賞日 2018/8/19

    評価がすごく高い映画だったので、見てみたくて見たのだが、 期待感が高すぎて、正直そこまで腑に落ちなかった。 黒人差別をテーマにしているのかと思ったら、実は黒人に憧れをもつ、黒人主義という裏テーマがぼろっと出てきたあたりは薄気味悪く、興味は惹かれたが、いつの間に耳栓してたんだ。とか、そんな催眠術効くんかよ。とか、色々気になるところはあった。 最後あの二人がおじいちゃんとおばあちゃんだったわけだが、別にそういう設定にしようがしまいがどっちでもよかったし、なおさらにおじいちゃんが孫娘を撃ち殺す意味もやくわからなかった。

  • 鑑賞日 2018/8/17

    だから行くなって言っただろ

    期待しすぎたのかそんなに楽しめなかった

  • 鑑賞日 2018/8/15

    伏線

    いくら仕込んでんだよってくらいの伏線。 綺麗に回収してるのが凄いな〜 パッケージもある意味伏線だよね。背景が黒白

  • 鑑賞日 2018/8/12

    予想外の展開

    人種差別、人種問題の映画だと思ったら、そこに予想外のことが加わる。よって、途中から先が読めない展開。映画評を見て、見たいと思っていた映画。この映画、どの程度流行ったのか。ちょっと気になる。これはホラー映画?

  • 鑑賞日 2018/8/11

    無茶苦茶

    オープニングとか、すごく音楽が良かったので期待して観ました。 人種差別がテーマのヒューマンドラマだと気合い入れて観ました。 んがっ! サスペンス?ホラー? さ、催眠術ですとっ?!・・・ 設定もラストも無茶苦茶な感が否めず、正当防衛など何処へやら…黒人であるが故に?どう考えても最後クリス(主人公)はブタ箱行きそして極刑だと思われるのですが。 ご覧になった皆様はどう思われますやら。 余談ですがこの映画ずっと以前にテレビで斎藤工監督がオススメの映画で紹介してだ記憶があるのですが・・・。 斎藤監督はこう言う映画がお好きなんですね♡w でも、素人目にもメイドの女性とクリスの演技力はパないと思いました!!! 正直、アマゾンプライムで良かったですw

  • 鑑賞日 2017/11/1

    緩いスリラー

    もっと怖い真相を期待したんだけどSFかよ?みたいな。『ステップフォードワイフ』思い出した。喫煙者なのに、連れて来てから禁煙させるのはヘンだし、そもそも信頼を得るくらいなら手っ取り早く誘拐すればいいのに。ばあさんは鏡の前でうっとり、じいさんは夜中に爆走。このへんはギャグだね、笑えた。スマフォ、写真撮っただけでフラッシュ光ってないはず。字幕が変なのか?TSAのロッドはいいヤツ。

  • 鑑賞日 2018/7/22

    ・アカデミー脚本賞を受賞するほどよくできた脚本、前半の黒人差別的なイメージと  作品全体を覆う気味悪い不穏感や若干のオフビート感、否応なく緊張感が高まる ・伏線の回収が見事で、不気味なメイドと使用人が祖父祖母であり、時々見せる奇妙感が  元の人格の現れ(主人公本人の心の底に沈む演出もよい)や、もう一人の黒人の  携帯フラッシュへの反応が最後につながり、音声なしで進むオークションもシュールでよい ・催眠術の方法がティースプーンであり、音に対抗するためのひじ掛けの綿作戦も見事 ・脱出時の主人公の思い切った殺人描写、ヒロインの髪アップ後の殺人鬼の描写も◎ ・残念なのは、伏線回収の中で祖父祖母がなぜ息子たちの使用人に?

  • 鑑賞日 2018/7/8

    菜食主義者の増加につながる

    ◎ 『招かれざる客』のホラー版と聞いていたから、社会派ホラーかと思っていたら、全然違う方へストーリーが展開して十二分に楽しむことができた。 ◎ 特に女性2人の怖さが際立っていた。家政婦役の不気味さは、登場するたびに心音が高鳴った。恋人役の豹変はいっそう菜食主義者の男性を増やしてしまいそうだ。

  • 鑑賞日 2018/7/10

    アフリカ系の監督が、アフリカ系をダシにして映画を作ったのか・・・。

     とにかく奇妙奇天烈で微妙な映画だが、アカデミーでは評価された。  何ともレビューを書きにくい映画だが、作り自体は伏線張りまくりなので、見ていて意外な展開ではあるが、ある程度予想できる作りになっている。  そこは、上手くもあり、下手でもある。  通俗に流れたきらいもある。    ブルーレイ特典に、もうひとつのエンディングがあり、100%反対のものだった・・・。    オワリよりも、設定・展開がユニーク。    未テイクのショットには、トランプの名前を使ったシニカルなセリフもある。    アフリカ系の人たちの自意識過剰の産物とも思えるが、今のアメリカの状態がとんでもないとすると、あながち、そうとも言い切れない。根は深い。    100分釘づけにされたので、評価は悪くしませんでした。    

  • 鑑賞日 2018/7/4

    ホラーとしては設定もオチも異色すぎて、斬新で楽しめました。 風刺も効いてはいますが、人種差別とは、みたいなこととか、ロボトミー手術の倫理、とか、カルト団体、とかそういう色んなメッセージせいのあるものを含んでいながら、そこについて深く考えるのはナンセンスな映画なきがします。 純粋に設定の斬新さとオチの爽快さを楽しむのが1番かと。 不穏で不利な形勢から一転、バッタバッタと主人公側が勝っていく様はホラーにありがちな救いのなさを覆す、ゾンビランドのようなスッキリ感と。安心感。黒人つえー(笑) ラストも、よくあるホラーにありがちなどんでん返しかと思いきや、いい感じで爽快なまま終わります。 完全な捨てキャラだと思っていた親友が、良かったなあ。

  • 鑑賞日 2018/5/2

    予測不能だった!

    今までにあまり無い内容でした。 それにしても黒人は白人女にコロッとイクのね。

  • 鑑賞日 2018/6/21

    人種差別を笑っちゃおう、的ホラー

    黒人カメラマンのクリス(ダニエル・カルーヤ)には、交際して5か月の白人女性の恋人ローズ(アリソン・ウィリアムズ)がいる。 この度、はじめて彼女の実家に招かれた。 湖畔にポツンと建つ大邸宅。 神経外科医の父(ブラッドリー・ウィットフォード)、精神分析医の母(キャサリン・キーナー)、それに遅れてやって来た兄。 ふたりいる召使はどちらも黒人。 だが、なにかヘン。 彼女の家族は怪しいが、黒人ふたりは不気味・・・ といったところから始まる物語で、『招かれざる客』のホラー版のような、そうでないような。 ま、クリスは乞われてやって来ているので、そういうことではないし、もしそうだったら、クリスは改造されて白人になりました・・・みたいなハナシになるだろう。 で、どうなるのかしらん、と思っていると、早々と先が見えてくる。 母親に催眠術をかけられたクリスは、なんだか意識を深いところに閉じ込められ、ちょっとした合図で身体が硬直したりしていまう。 おぉ、これは黒人の奴隷化を皮肉っているのか! と思っていると、映画はどんどんトンデモナイ方向に飛んで行ってしまい、遂には・・・ って、コレはないだろう。 白人優性主義を皮肉って、黒人優遇政策を皮肉っているが、笑っていいものやら、いけないものやら。 たぶん、米国の劇場では、ゲラゲラぎゃははのオンパレードだったと想像するのだが。 ちなみに、米国アカデミー賞では脚本賞を受賞しているが、ゴールデングローブ賞では「ミュージカル・コメディ部門」の作品賞にノミネートされています。 最後に、クリスくん、催眠が解除されていないので、ティーカップには用心してね。

  • 鑑賞日 2018/6/19

    とんでもない怪物映画を見てしまった。アカデミー脚本賞、優れた風刺、(ブラックパンサー出演の)黒人俳優主演という前情報に見事に踊らされた。ハリウッドの潮流、リベラル派の意識を逆手に取った見事なシナリオで、展開が読めず、最後までハラハラ。事実が判明してからのチープさや、親友くんの存在が、ガス抜き的なユーモラスさを与えてくれて、ブラックコメディとしてわりと気楽に楽しめるのがいい。薄気味悪いのに、見終わった後には痛烈な風刺に爽快感さえ覚えた。 でも冷静に考えると、差別心なんてものは人間が人間である限りなくならないんだろうなとちょっと虚しくなってくる。人間の本質をついてるなぁ。

  • 鑑賞日 2018/6/2

    充満する違和感と恐怖

    最初は人種差別を基盤にしたサスペンスだと思っての視聴。もちろんそうではあるのだが、観ている途中でそれまで考えていた視点との違いに戸惑うことになる。終盤がやや雑に感じたが独特な恐怖感を味わえる作品だと思う

  • 鑑賞日

    理解に苦しむ映画

    よく分からない映画だった。黒人の身体に憧れている白人一家が、黒人を拉致し、洗脳し、脳移植をする、という物語で正解だろうか?だとしたら、あまりにお粗末な物語である。長い間、黒人を奴隷扱いしてきた白人が、急にその立場を逆転させるのには違和感しかない。それこそオバマ政権の誕生が人種差別撤廃の意識を顕にしたのであれば、当然、その裏にあるのはこれまでの習慣的な考え方だろう。もう人種差別はしない、と口では言いつつも無自覚に差別しているかのような・・・、というのが自然じゃないだろうか。ダグラス・サークの『悲しみは空の彼方に』のメリージェーンの苦悩を知っているが故に、この映画に登場する白人一家のことを信用できない。なぜ、白人一家は黒人に憧れるのか?その逆なら理解できる。 結局、この映画は何だったのだろう?何をやっていたのだろう?黒人なら分かるのだろうか。どう感じることだろう? ロボトミー手術のようなマッドな考えが支配する本作は、その設定のままB級映画だと思えば、それはそれで面白い。ただし、アカデミー賞にノミネートされたことが先入観としてある。これはそんな映画ではないだろう。

  • 鑑賞日 2018/5/22

    テーマ性がよくわからない

    黒人差別を訴えかけたいのか、単純にサスペンスを演出したいのかがわからない。黒人に対する崇拝すら伺える。一体、何を伝えたいのか、メッセージ性が不明だった。 それなら、メッセージ性があるように思わせない方が良かった。 主人公の友人には個性があって、コメディ要素が面白かったが、そもそもコメディ要素が必要だったのかわからない。 最後はコメディ的な終わり方を迎えるが、終わり方としては個人的には好きな方だった。

  • 鑑賞日 2018/4/20

    社会派スリラーかと思ったら⁈

    人種差別問題にからんだ話が展開していくと思いきや、案外そうでもなかった。 サスペンススリラーとしては単純に楽しめました。

  • 鑑賞日 2018/5/21

    伏線な回収がお見事

    あらすじは以下の通り。 ニューヨーク在住のアフリカ系アメリカ人写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの招待で彼女の実家を訪れる。若干の不安とは裏腹に過剰なまでに歓待されるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と、窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、クリスは動揺する。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティが開かれるが、集まった多くの友人が白人ばかりで、クリスは気が滅入る。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見したクリスは、思わず携帯で撮影する。しかしフラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。クリスはローズと一緒に実家から出ようとするが……。 先の読めないスリリングなストーリーテリングに惹きつけられた。 前半パートのなんだかよくわからない気味の悪さが、後半その気味の悪さが明かされて一気にグロテスクになる。 白人至上主義じゃなくて黒人至上主義という新しいテーマと黒人になりたい人達の願いを叶えるために、身体能力の高い黒人を拉致して催眠術をかけて脳移植をするという非常に悪趣味な家族と気味の悪い演出が面白い。 クリスの友人がちょいちょいジョークで楽しませてくれるのも良いスパイスになっている。 でも、まさかあれがおじいちゃんとおばあちゃんだとは思いもしなかった。

  • 鑑賞日 2018/5/19

    プラスからマイナスになって、冒頭から期待していた主人公のJUDO力でなんとか持ち直すも、ゼロまでしかアガらなくてなんかちょっと後味わるいやつ。 悪役の変態性がつよい話ってすき。面白かった。

  • 鑑賞日 2018/5/21

    うまい

    予想の斜め上を行く映画の出来でした。 2回見返すことをオススメします。

  • 鑑賞日 2018/5/1

    黒人至上主義

    確かに予想を裏切られた。黒人差別ではなくむしろ黒人礼賛だったとは。歴史的にずっと差別され続けて来た黒人ならではのアイデンティティーが上手く生かされていて、そこからくるミスリードが秀逸。この脚本は黒人じゃないと書けないなと思ったら、やっぱり黒人だった(笑) 本作を観た白人は恐らくこのオチに異論があるだろうけど、黒人は黒人でその身体的な能力も含め、ある種の黒人至上主義的な意識を持ち合わせているということかな。別にそれは悪いことではないし、むしろ称賛されて然るべきかもしれない。★3.7

  • 鑑賞日 2018/5/16

    先の読めない恐怖

    黒人のクリスは白人の彼女であるローズの実家へと招かれる。暖かく迎え入れられたようでありながら違和感を覚えるクリスだったが…。 アカデミー脚本賞受賞作。終始どうなるか分からない緊張感で先が全く読めなかった。ゴーンガールに雰囲気が似ていて自分好みの作品でした。

  • 鑑賞日

    ラストの展開

    主人公が拘束されてから、逃げるまでの経緯がやや簡単すぎる。 他の被害者のエピソードも最後の方でオムニバス的に追加すると、より深い内容となるのではないか。

  • 鑑賞日 2018/5/3

    アウェイで恐怖し、レイシズムでトドメを刺される。

    主人公が異質なテリトリーに進出して恐怖体験をする、という設定はホラー映画 の定番。ここに黒人青年と白人女性のカップルが、初めて白人家庭に挨拶に 行く話となると、別次元のサスペンスが醸成される。 クリスとローズの熱愛カップルは、彼女の両親と弟が住むアーミテージ家に向う。 立派な屋敷には、男女二人の黒人の使用人がいる。それも50年代の映画に 出てくるような従順な黒人。ここで並のホラー映画の枠をはみ出た、意欲的な 仕掛けが動き出し、眼が離せなくなる。実に巧い展開だ。また、黒人のライター でなければ書けない、白人に対する作った顔と黒人仲間の素の顔の二刀流が 上手く表現されている。 黒人の使用人がいるからといって南部の保守的な家庭ではなく、アーミテージは オバマの3期目があれば投票したよ、という典型的なリベラル。血肉になって いないうわべの感じが、またいい。母親は精神分析医でクリスの禁煙を促す ために催眠術をかける。ここからホラー映画として始動。 弟は人種差別主義者としてクリスのトゲとして動く。ローズはクリスを擁護するが、 アーミテージ家のパーティな集まる人々は白人がほとんどで、クリスのアウェイ 感は半端ない。このアーミテージ一家とそのシンパは、危ない思想と人体実験の 重大犯罪にまっしぐら、というホラー映画の落としどころに向う。 レイシズムとホラーを掛け合わせ、今までにない緊張感を作り出した意欲作だ。 人種差別される側は恐怖そのもの、ということがよくわかる。この単純な答えを 娯楽ホラー映画に敷衍したのが、最大の功績となった。

  • 鑑賞日 2018/5/6

    前半と後半が全然違うんだけど

    映画の前半と後半で描かれ方がかなり違う印象を受け、どちらをメインにしたかったのかわからなかった。 前半では、主人公とその恋人家族を取り巻く心理的なスリラーを描いているのかと思いつつ(たぶんメインはそれなんだろうけど)、後半から血が出るわ脳を切るシーンとかそこまで直接的に描かれてないけど若干グロッキーでした。グロッキーものが苦手な私は映画の後、気持ち悪くなってしゃっくりが止まらなくなるという事態が発生(笑。 どちらかといえば、前半の方が謎な部分が多くハラハラさせられて楽しかったけど、後半で一気にそれが暴かれてしまい一気に血まみれシーンの連続になるので、若干興ざめというか気分が悪いの一言。

  • 鑑賞日 2018/5/5

    ブラックジョーク

    人種差別に真っ向から挑んだスリラー。白人の恋人の実家へ挨拶に行った黒人男性が、恐怖に見舞われる話。彼氏に対して、冗談とも本心とも取れるような微妙なラインの、まさしくブラックジョークを連発する白人家族。さらに、歓迎している見えて、その言葉の端々や視線に負のオーラを感じさせる町の人達の雰囲気が秀逸。見ている側もチクチクと刺されているような気持ちになる。その真相は、単なる白人主義によるものではなく「黒人に憧れる白人が、脳外科手術によって黒人の体を乗っ取る」というヤバすぎる思想の秘密結社が、美人の娘をダシに健康な黒人を拉致・改造していた!というクレイジーすぎる実態。ステップフォードワイフを思い出した。

  • 鑑賞日 2018/5/3

    秀逸なストーリーテリング

    脚本と演出が素晴らしく、ゆっくりと、じわじわと入り込ませるスリラー。最後の展開はあっけないが、白人の黒人に対する差別の歴史を無意識に織り交ぜる。皆さんもお付き合いされている方の実家に行く際はご注意下さい。

  • 鑑賞日 2018/5/3

    それが理由とは

    白人の彼女の実家に招かれる黒人彼氏。色の違いが不安をよぎらせるが期待もあり流されるまま訪問。そこで目にする、目につけば怪しさしかない不穏。何かあると思ってもこの真相はなかなか辿り着けない。だけどなるほどなぁと思うもの。展開はありきたりだけど設定と見せ方でとても面白くドキドキがラストまで続く。

  • 鑑賞日 2018/5/2

    あれに似てる

    ホステルに あと味悪い系の映画 思ってたのと違う意外など方向に話は進む 結構好きな系の話なんだけど、何か乗れなかった こんな話ならこんな話って最初からわかってた方が乗れた 人種差別の話かと思ってた

  • 鑑賞日 2018/4/23

    予想もしなかったおもしろさ

    怖い映画でした! 黒人狩り、洗脳、遺伝子組み換え、臓器移植、白人ファースト、町ぐるみの恐怖。そこからの脱出劇。 白人至上主義、ネオナチ、オバマ大統領を支持するなど、もし、トランプ大統領を支持するアメリカファーストの人達が出てきたらどうなるか、怖くなりました。

  • 鑑賞日 2018/4/11

    低予算ヒット作のお手本

    アイデア自体はそう珍しくない、というか、結構陳腐な部類に入るのだが、(そして監督はそれを十分理解した上で)、その脚本と演出の斬新さによって、ずっと目が離せない秀作に仕上げられている。現代アメリカ社会で黒人(男性)が感じている疎外感、そしてそこから生まれる陰謀論が、幼少期のトラウマという普遍的なモチーフと絡められたことで、観るものは主人公の体験に共感し、恐怖の淵へと引きずり込まれる。冷静に考えるとかなり乱暴で無理のある設定なのだが、それを感じさせない見事な出来。低予算でもヒット作を作れるお手本です。

  • 鑑賞日 2018/4/21

    差別を色々な角度から捉えた映画が増えてる

    えっこれホラー映画なの!ファンキーでいけてるミュージカルか何かだと思ってた。 しかし、「ファーゴ」がコメディならこの映画だってコメディかもしれない。 なかなかスリリングな構成で、ありえないなりに痛快でもあります。 この監督、あるいはアメリカの黒人たちは今も、この映画を必要としてるのかな。 スリー・ビルボードにしろこの映画にしろ、アメリカの差別というものを色々な角度から捉えた映画が増えてる。なんとも言えない空気の映画だ。 白人家庭の管理人と召使が黒人で、その家に娘が黒人の恋人を連れて帰ったらすごーく妙な空気が漂い始める。当たり前でしょ。この家に生まれた娘が「うちの家族は完全にリベラルよ」って思ってるとしたら相当鈍感です。 わざとらしく「オバマはいい大統領だ。3期目も出馬したら投票したよ」と娘の恋人に言う父。 パーティに来ていたもう一人の黒人青年。彼をペットのように他の客に見せびらかす中年女性。バナナを腰みののようにして半裸で踊ったスター、ジョセフィン・ベイカーを思い出した。 <以下ほぼネタバレ> 失われつつあるものを再生させるための”容器”が、特定の人種である必要はないよねー。 彼らが嫌いなら、そばに置きたくないだろうし、なるべく以前の姿に近いものを選びそうなものです。 この辺の飛躍が短絡にも思えるし、面白くもあります。 面白いけど、アカデミー賞はないかな~。

  • 鑑賞日 2017/11/10

    もはや笑える

    全力疾走で向かってくるシーン、怖すぎて笑った。

  • 鑑賞日 2018/4/17

    皮肉な視点がユニークなホラーコメディ

     映画の中で触れられる優生思想とか洗脳や催眠、人体実験といった要素が、メンゲルらナチによる人体実験の醜悪さを思い起こさせもするちょっと怖いお話。  アメリカに根強く蔓延るレイシズムを不気味なホラータッチで描いたユニークな映画だ。  恋人の実家に招かれた黒人青年が巻き込まれる恐怖の体験を独特のホラータッチで描き込む。途中で鹿を轢き殺してしまう交通事故、いかにも差別主義者然とした警官による不快な応対などが不吉な予兆として効果的である。鹿は後々伏線として効いてくる。  さらに恋人の家族が平静を装いつつもどこか皆、不自然なところも何だか怖い。父親は「オバマが三期目に立候補するなら投票する」などと黒人に理解ある側面を強調しているのも怪しい。その彼が「鹿は嫌いだ、轢き殺してくれて有難い」といった言葉をさりげなく吐くあたりにも、この家族の猟奇性が漂う。  オバマ大統領に象徴されるように、政界やスポーツ界など様々なジャンルで目覚しい活躍を見せる黒人たちへの嫉妬が、歪んだ思想を育む。かつて劣等民族として蔑んだ人種への、今度は真逆の妬みや羨望が恐怖の結社を生むという皮肉。人を食ったヒネリ具合はコメディアン出身らしい監督の目のつけどころの良さかもしれない。蔑視だけでなく、ここで扱われる優性志向もレイシズムの一種の現れであろうから。  この病んだ一家の描写は、ホラー映画としても優れたものであり、また一方で差別思想の醜悪さも浮き上がらせてもいた。ただ映画をシリアスなホラー映画と捉えられないように配置されたと思しき親友の空港警察官の活躍が息抜きになっていて、映画の毒を多少とも薄めていたのも良かった。

  • 鑑賞日 2018/4/15

    ジョーダン・ピールのレイシズムへの挑戦

    相方を持つコメディアンとして活躍してきたジョーダン・ピールが、現在も社会に広く、深く根を張っていくレイシズムをテーマに据え、監督したホラー作品。彼自身、アフリカ系アメリカ人。初監督作品であり、脚本も兼ねているというから見事だ。テイストにコメディアンとしての観察眼の鋭さが生かされており、作品からは冷徹、辛辣、残酷な視点が見て取れる。 アフリカ系アメリカ人の写真家クリスの彼女、ローズは白人。ある日、彼女から「そろそろ実家にあいさつを」と誘われローズの実家を訪ねる。これがまた豪邸でローズの父親は神経外科医、母親は、精神科医で地元でも一定のステイタスを築いている。白人医師一家に仕えているのは、やはりアフリカ系のメイドと管理人。「現代社会でアフリカ系の使用人?」到着早々にクリスも、観ているわれわれも何とは無しに違和感を感じる。このあとクリスは想像を超える大変な状況に追い込まれることになる。一方、空港保安局に勤めるクリスの友人が実に人間味のある奴。クリスの道中しばしばスマホでからんでくるのではじめは電話でふざけあっている程度のポン友かと思っていたが、意外にも友人思いで鼻が効き、最終的には重要な役割を果たすことになる。こういうのが本当の親友というのだろう。今ではこうした関係も少なくなってきているようで寂しくも懐かしくも感じる。 次に彼女の実家でクリスやわれわれが体験するのは絵もいわれぬ居心地の悪さである。この居心地の悪さが、展開上、極めて重要な伏線であったことが後からわかる。二度観てみると夥しい数の伏線が緻密に張り巡らされているのを認識する。細かいエピソードの結末は一度見てわかっているわけだから、「ああだからこうなのか」と。特に秀逸なのは、タイトルにもなっている「ゲット・アウト」というセリフに込められている意味。彼女の実家で催された白人中心のホームパーティに招かれている唯一のアフリカ系アメリカ人のゲスト。あることが引き金となりクリスに向かって「ゲット・アウト!」とシャウトして摑みかかるくだり、あれ見事というしかない。物語が進むにつれてこの言葉が肯定的な意味合いを持ち、いわば警鐘であることがわかる。 オチとしては、同年に日本公開された『ドント・ブリーズ』とさほど変わらない。だが、本作の場合、このオチに「現代の優生思想か?」と思わせられるほどの人種の優位性と白人のエゴが織り込まれているのが特徴と言える。彼女の実家、アーミテージ家の思惑には、未来型KKKの姿が見出せる。この作品の持っている気概がいい。ジョーダン・ピールの脚本は、現代、解消に進むどころか社会の中に根を深く張っていくレイシズムへの果敢なる挑戦を試みている。これは、アメリカ社会において白人警官による無抵抗のアフリカ系アメリカ人への尋問、虐待、殺戮が今も絶えない中での辛辣な社会批判である。作品は、このレイシズムを擬人化して徹底的に叩いているところに小気味良さがある。

  • 鑑賞日 2018/4/17

    I’m a TS motherfuckin A!!!

  • 鑑賞日 2018/4/15

    昨秋公開の映画『ゲット・アウト』を観賞。白人の彼女の実家に招待された黒人の青年が妙な歓迎に違和感を覚える話。人種差別のテーマを絡ませつつ細かく恐怖の伏線を貼る様子が『ローズマリーの赤ちゃん』のようで大変面白い。

  • 鑑賞日 2018/4/14

    嫌な空気感

    常に得体の知れない嫌な空気が漂い続ける。その先には、とんでもない設定も用意されている。だけど凍り付く恐怖は感じない。歴史的な背景を考えると、客を更に嫌な気分にさせ、どん底に突き落とすラストでも良かったのではないか。その配慮が映画の邪魔をしていないか?

  • 鑑賞日 2018/4/14

    あなたはどこで気づく? 差別系サスペンススリラー。

    起承転結がしっかりしていて、序盤からなんかおかしい・・・人の言動や素振りが奇妙な感じが続き、ラストに近づくにつれてなるほど!となる。 ひと言で言うと『不気味な謎解きゲーム』のような作品でした。 大満足!!!

  • 鑑賞日 2018/3/4

    アフリカ系の彼氏を作りたいならコレを観ろ

    ずっと我慢しつづけた挙句に ネタバレを読んでしまった状態で鑑賞。 台無しにはしているような気がするけれど、 それでもよかった。面白かった。 黒人と白人をめぐる、 それぞれの眼差しについて 単純な差別と言えない細かな差別を 見せてくれていて、すごいなと思った。 羨望すら差別になる瞬間。 親しみすら差別になる瞬間。 羨望していると同時にモノとして扱うという その末恐ろしさ。こわ! そしてそこにひゅっと入ってくる アジア人の妙な眼差し。一瞬だけだけど。 賛否あるみたいだけど、ここでアジア人が 出てきてくれるのは風通しよくて私的には賛。 黒人差別の話は、白人と黒人だけの世界になりがちで なんか黄色人種の人としては 窮屈な感じがするときあるので… それにしても、そこいくとローズの 差別に関しての黒人の方々が白人に対して 「どうして欲しいか」「どう言ってほしいか」 「どう思ってほしいか」についてどう考えているのかの 掌握具合がすごくすぎて舌をまいてしまう。 どんだけ黒人ハンターなの。 理想的な白人彼女の体現具合。思うほど怖い。 そして、それに翻弄されるロッドに笑ってしまった。 これはジョーダン・ピールだから書けたところでも あるのかもしれないと思った。 予告編を観た時点で怖すぎて私には 観られないんじゃないかと思っていたけど、 思ったよりずっと観やすかった。 音で驚かすみたいな演出もあんまりないので そこも親切で有難いと思いました。 そういうの苦手なので… 音楽いいなあと思いました。 好きな感じ。

  • 鑑賞日 2018/2/18

    サスペンスとしては上々の出来だとは思うが、アカデミー賞作品賞のノミネーションに相応しいかというと疑問も残る。人種差別をテーマとして扱っていることが評価の対象となったのだろうが、だとすればあまりに安易な発想ではある。

  • 鑑賞日 2018/2/14

    人種差別をテーマにしたサスペンス・ホラー。 人種差別と同時に白人の黒人に対する肉体的コンプレックスなども描かれていたのは興味深く感じました。

  • 鑑賞日 2018/2/3

    先の展開が読めてしまって面白くない。

    クリスの彼女、その家族がどうせ黒人を誘拐して拉致したんだろうな?って、彼女が初登場した辺りからず~っと疑ってましたし、クリスの親友が最後助けに行くんだろうなって予想してましたし、結果は予想通り。 だから、面白くなかった(^^;

  • 鑑賞日 2017/10/29

    なるほど米国のヒットも納得

    予告篇が面白かったので観たいと思った「ゲット・アウト」は、予告篇では知らされていなかった展開に、なるほどそう来たのかという意外性があり、“白人に囲まれて神経質になるのか”と訊かれた黒人家政婦が“ノーノー”と涙を流しながら繰り返す印象的なくだりも、予想していたより深い裏側があって、なるほど米国のヒットも納得する映画でした。

  • 鑑賞日 2018/1/17

    おっどろいた〜

    ホラーだなんて、聞いてなかったーーー! ほんとにびっくりしました。 とにかく違和感という空気がずっと流れていてゾワゾワした。 人種差別というテーマをうまくからめた脚本が面白かった。 当初まったく違う結末だったということを後日知ったが、 この結末でよかったと思います。 もうひとつのだと、あまりに救いがなくて、観たことを後悔しそうだから。

  • 鑑賞日 2018/1/21

    全てわかったうえで観る2回目だと、初見時に感じた異様で不気味な使用人や秘密結社の面々の言動がすべて腑に落ち、今回はまた別の心情で観ることができた。黒人を卑下したものではなく、黒人なら運動神経がいいだろう、セックスも強いだろうといった偏見、例えばクリスを品定めする人達をブラックジョークのように描いていてなんとも可笑しいのだ。映画は先入観が変われば見方も変わり全く別物になる。一粒で二度美味しいみたいな、これはなかりよく出来た脚本じゃないだろうか。 この映画を一言で言うと都会の人間が酷い目に会う所謂「田舎ホラー」とも言えるが、純粋なホラーというより「トワイライト・ゾーン」のようなトンチの効いたものと言える。

  • 鑑賞日 2018/1/14

    黒人差別問題を実にうまくエンタメに昇華していて面白かった。 初めてスクリーンに登場してきた時に感じたあの使用人の異様さは爺さん婆さんという他人の脳を移植されていたとわかる終盤に腑に落ちる。特に黒人女性使用人の表情が恐かった。これを観終わった後に「SF/ボディ・スナッチャー」を思い出してしまった。 監督のジョーダン・ピールは黒人差別問題を風刺したネタで有名なコメディアンで80年代のエディ・マーフィーに影響を受けた人なんだそうだ。この映画自体もエディがやっていたネタが元になってるとか。という事で今作も最初はコメディだったのが作っていくうちにホラーになったそうだ。 ところで当初のエンディングはやって来る警官が主人公の友人ではなく、殺人犯として彼は収監されてしまうというバッドエンディングの展開だったらしいが、今作の製作中に白人至上主義とも言えるトランプ大統領が誕生して、それではあまりに救いが無いということで今回のハッピーエンドに変えられたとか。

  • 鑑賞日 2017/12/15

    ジワジワ感じる馬鹿げた妄想力

    観た直後は映画の狙いが破天荒というか馬鹿馬鹿しいと感じかなり不満を口にしていた。 ところがそれから数日 数週間経つと、これは傑作だと評価が変わってきたこれまで無い稀有な映画。 多分観た直後には消化しきれなかった本当に伝えたいことが頭の中で整理されて共感できたためで、今はこの監督の馬鹿げた妄想力が好きでたまらない。

  • 鑑賞日 2018/1/3

    品のある…怖さ

    前情報何もなくても、話についていくのは困らないし、でも見せる映画。特別なアクションシーンもない中、飽きさせないのは? ストーリーの面白さに緩急のある演出。途中までは、これ、一体なに?という謎解きの面白さ、その種明かしと、次に来るのがどう抜け出すのか?だ。 観る人の期待を裏切らないし飽きさせないための色んなシーンの組み合わせやカット割りもストーリー展開を思わせればなるほど!と思えるし、いや良かった良かった。 ホラーって時代性がすごく出るもんだと思うんだけど、乾いてて、でもどぎつくないところが現代に受け入れられる話だったなあ。

  • 鑑賞日 2017/11/12

    事実は小説よりも奇なり

    『イット』がアメリカ本国で大ヒットしているが、私は同じホラーの『ゲット・アウト』を薦めたい。これは幽霊が現れる怖さではなく、人間による業の深さの恐怖を描いているからだ。白人警官による黒人の射殺事件やトランプ大統領の差別的発言など、昨今のアメリカは揺れに揺れている。そんな世情を絡めて鑑賞すると非常に感慨深いものがあった。  アフリカ系アメリカ人のクリスが婚約者のローズの実家を訪れる。そこでクリスは使用人として働かされている黒人を目撃してしまう。これはアメリカ合衆国の奴隷制度を彷彿とさせる光景だ。奴隷制度という凄惨な歴史を学んでいる者であれば、この先がクリスにとって絶望的な展開になることを予想させる。その屋敷には何十人もの白人が数名の黒人たちを取り囲み、彼らは何かに取り憑かれたかのように白人に追従している。人種差別が日本人には馴染みのない話だとしても、クリスの視点から描かれることによって、まるで自分自身が人種差別の世界へ迷い込んだかのような追体験を味合わされることになる。単に幽霊が人を怖がらせるよりも、史実に基づいた作品の方が同じフィクションであったとしても、恐怖度が倍増するのではないか。  実はこの映画には真の恐怖が隠されているのも見どころの一つ。屋敷にいた黒人たちの脳は、年老いた白人たちの脳にすり替わっていたのだ。人種差別の原因は「肌が黒いから」というあまりにも単純な理由から来ているのかもしれない。しかしそうではない。それは冒頭にもあげた人間の業の深さ。つまり差別を超越して、白人よりも運動能力や生殖器に長けた体格の大きい黒人の肉体を、自分の者にしてみたいという白人の歪んだ欲望に変化していたのだ。虚構を織り交ぜてはいるものの、アメリカに対する社会性や先見性を兼ね備えた本作は、もしかするとこの先に起こり得る現実を描いているのかもしれない。まさに事実は小説よりも奇なりだ。

  • 鑑賞日 2017/12/10

    怖っ😱

    彼女の家族がなんかおかしい😱 理由がわかり驚愕‼️

  • 鑑賞日 2017/11/4

    出てけって、どこから?

    ゲットアウトってタイトル、そこはやばいから出ろってことなのか、お前なんかがいていいところじゃないからすぐ出てけってことなのかとか思いつつ。終盤明らかになるあれに対して、被害者が出てけって思ってるのかとか。 終始、リアクションの違和感で観客に緊張を強いる作りで、アメリカの文化を体感したことのない自分にも居心地の悪さはつきまとう。 それって結局、人種間のわだかまりは表面上の穏健さでは隠しきれないというか、逆に気持ち悪いということなのかな。ストーリー上ではそういうことではないけれど。 ムーンライトがアカデミー作品賞をとったのは、トランプ政権の成立と無関係ではない。しかし製作がその影響かと言えば、そんなことはない。今作も。でも観客としての自分はそんな目で見てしまう。

  • 鑑賞日 2017/12/28

    悪夢の出口

     日常的な違和感から荒唐無稽な真相へ。この本筋が実にスムーズで観客を悪夢の世界へ巧みに導く。終盤、主人公ともう一人の人物、そして観客が悪夢から「ゲットアウト」する。渾然一体となった覚醒の幕切れであった。  なぜ黒人が被害者なのか。黒人当人たちも含めて社会の誰も気にしていないからだ。こんな監督の呟きが聞こえるような作品である。

  • 鑑賞日 2017/11/7

    見せ方としては面白い

    白人女性の実家で週末過ごすことになった黒人の恋人がとんでもない目に遭う、というお話しで、彼女の実家には黒人の使用人がいたりしますが、そこで感じる違和感の真相は意外なもので、催眠術などで散々煽った割にはなるほどね、という感じでしたけど、見せ方としては面白いですね。

  • 鑑賞日 2017/12/23

    なかなかの出来

    2017年12月23日に鑑賞。シネマスコープ。BLUM HOUSE プロダクションズ=QC エンタテインメント=ユニヴァーサル映画。 2017年に映画館で観られる最後の日だったので、「エル ELLE」「ゲット・アウト」と連続して鑑賞。ヘヴィーな2本でグッタリである(笑)何と偶然だが、この2本に同じ場面があった。主人公が林間の道を車で通過中に、鹿に激突されて事故に遭う。 教訓1「白人女の実家へは決して行くな」 教訓2「タバコは吸うな。禁煙の治療をしてやると言われて催眠術をかけられる危険を回避できる」(笑) アバンタイトル前のシーンは、何を意味するのか? 予備知識なしで観た本作、なかなかの気持ち悪さである。俳優たちの不気味さは半端ではない。 ロケ地はアラバマ州か。まず管理人の黒人ウォルターと女中のジョージナ、この2人の黒人の笑顔が(笑っていない)絶妙に怖い。夕食での医学生の弟ジェレミーが(酔っているとは言え)エキセントリックである。彼は多少なりとも罪悪感を感じているのでは。医師の父親ディーンのはしゃぎすぎ(so exhausting)、母親ミッシーの覚めた眼差しに違和感がある。 黒人写真家クリス・ワシントンは、白人女ローズと付き合って5か月。ローズの実家で家族に会うが、週末にローズの祖父のパーティ(親睦会)が開かれる。父「地下室へは入れない」「隣家は湖の向こうさ」「黒人の使用人は、親の介護のために雇ったが親の死後も解雇できなくて・・・」 禁煙の治療と称して、セラピストの母親に催眠術をかけられ、自分の弱点を突かれる。クリスが11歳の時に母親が亡くなった。彼は捜しにいかずTVを見ていた。母親は即死ではなく彼が捜しに行っていたら助かっていたかもしれない。母親は路肩で雨の中孤独に死んだ。という負い目がクリスにはある。そこを母親ミッシーにつけ込まれた。母親「喫煙の危険性を知ってる?催眠術を体感したい?」「(左右に揺れる時計などの)焦点になるものを使うのは、高度な暗示に導くため」と言いながら、コーヒーカップを手に取りスプーンでかき混ぜ続ける。カップとスプーンがこすれる音が・・・・。ここが一番怖い。 夜中に猛然と走っているウォルター「ローズは素敵だ。唯一無二だ。最高だろ」これは同じくローズに憑りつかれ連れて来られた彼のクリスに対する嫉妬である。「昨夜はうまくいったか?奥様の部屋に長くいただろ」 私は白人たちが黒人を殺して食べるのではと思ったが。招待客の中に一人だけ黒人ローガンがいた。彼もウォルターと同じく帽子を被っている。手術の傷を隠すためだ。「アフリカ系米国人は有利か、不利か」という問いに答えるローガン。クリスが写真のフラッシュを光らせたら、ローガンが豹変し「ゲットアウト。ゲットアウト」とクリスに叫ぶ。一瞬正気に戻ったローガンが「逃げろ」と言ったのだ。クリスはローガンの写真を友人のロッドに送る。ローガンは行方不明のジャズ奏者アンドレ・ヘイワースだった。 招待客たちのビンゴ。クリスの額入りの写真。ビンゴではなくクリスのオークションであった。盲目の画廊主ジム・ハドソンが落札する。ローズとNYへ帰ろうとしたクリスはクローゼットの箱の中にローズと黒人男たちの写真を発見する。 地下室の椅子に縛り付けられたクリス。前の年代物のTVに祖父ローマンが映る。6人のアーミテージ一家。「我々の結社は・・・この凝固法を見よ」コーヒーカップ映る。あの音。 黒人の脳に白人の脳の一部を移植して、白人が黒人の体を支配する。これは今ひとつ。脳の一部だけを切り取られた白人の体は、用済みで死体となってしまう。それで良いのか?祖父が移植されたウォルターと祖母が移植されたジョージナも、生命感がまるでない。それで良いのか?招待客の中にもっと白人・黒人というカップルがいるはずでは。ローズは何人もの黒人男を連れて来ている。白人が黒人男の体を支配する。夫が突然黒人に変わったら近所でどうなる?ここが非現実的である。 盲目のジムは「君の体を乗っ取る。欲しいのは目だよ。君の目で世界を見たい」父の医師がジムの頭を切開する。助手の息子がクリスの戒めを解くと、椅子の「綿」を耳に積めて「音」を遮断していたクリスがジェレミーを殴って倒す。 クリスは壁に飾られていた牡鹿のはく製の角で父医師の喉を刺す。これは開巻で鹿を車ではねたというローズに父親が「鹿はネズミと同じ生態系を壊す。あと20万頭殺せ」と言ったことへの、鹿たちの逆襲だ(笑) クリスは母親をナイフで首を刺す。音楽を聴きながらPCで次の黒人選手を捜すローズ。車で脱出するクリスにジョージナが激突する。クリスは彼女を助け助手席に乗せるが。ローズ「おばあちゃん!」と叫ぶ。ジョージナがおばあちゃんだった。クリスに掴みかかる。車が激突しジョージナ死ぬ。ローズ、ライフルを構え「おじいちゃん!」ウォルターが走る。ウォルター「わしがやる」とローズからライフルを受け取りクリスを狙う。クリス、スマホのフラッシュを光らせる。ウォルター、ローズに発砲し自分の頭を撃ちぬく。クリス、ローズの首を絞め殺そうとする。ローズ「愛してる」怖い。クリス、首を絞めることが出来ない。そこへパトカーが来る。白人の警官だろうと観客は思う(鹿の激突の後の白人警官のクリスへの対応が伏線)。ローズ「助けて!」ローズの言い分が通るだろう。ピンチだ。パトカーの車体に「空港警察」と書かれている。降りて来たのは友人のTSA職員ロッドだった。TSA=米国運輸保安局。 弟ジェレミーが持っていてクリスを襲うのは、ラクロスのラケットだ。夕食でローズの高校時代の彼氏がラクロスの選手コナーだったという話をするジェレミー。ラクロスのラケットは近親相姦を暗示しているのか? ジェシー・オーエンス(1913-1980)=1936年のベルリン五輪で陸上4つの金メダルを獲得した黒人選手。キャノンのカメラ。

  • 鑑賞日 2017/12/13

    ロッテントマトで99点を叩きだした作品。 納得の面白さであった。 英語が分かったら、またアメリカ在住で黒人差別にもう少しあかるかったらこの不気味さをもっと肌で感じることが出来たのだろうか。ぜひ味わってみたいものである。 序盤から伏線が張り巡らされているので2度見ることをおすすめする。

  • 鑑賞日 2017/12/5

    予備知識なしに観るべし

    ポスターからもっとコメディっぽい話かと思ったら、マジなホラーで、トンでもな話だった。今度、監督・脚本のジョーダン・ピールの「キアヌ」を観てみよう。主演男優のダニエル・カルーヤは、傑作「ボーダーライン」('15)のエミリー・ブラントの同僚だったと思うが、全く印象が違った。

  • 鑑賞日 2017/11/5

    白眼

     行われることの非人道性以前に、白人が望んで黒人に転生するという点が、本作の持つ気味の悪さの根幹をなしていると思います。主人公を取り囲む者たちに違和感を感じれば感じるほど、人間が持つ普遍的な差別意識が浮き彫りにされていくという構造ですね。  今回「NARUTO」の続編「BORUTO」とコラボしている、最近オープンしたばかりのTOHOシネマズ上野で鑑賞したのですが、中盤で正に「ゲットアウト!」と叫ぶ黒人青年って日向一族ですよね。完全に真後ろから話しかけられてあの反応って...

  • 鑑賞日 2017/11/2

    怖くてバカ面白い

    差別を扱ったホラーサスペンスなのに、こんなに面白いなんてアメージンング!! 竹中直人氏の笑いながら怒る男は笑えるのに、笑いながら泣く女がこんなに怖いなんて・・・・

  • 鑑賞日 2017/11/28

    怖いは面白い

    前半というか、クライマックス直前までは本当に面白い。 不気味で。 ゾクゾクする様な怖さと面白さで。 何がいいって、 読めないという事。 それでいて、後出しじゃんけんにはなっていない(基本的には)。 その辺りは最高。 ただまぁ、いわゆる”オチ”みたいな部分が ちょつと「とんでも展開」なので 拍子抜けはしたけど。 まぁそれでも面白い。 見応え充分。 監督は新人らしいですが、今後に期待したい。

  • 鑑賞日 2017/11/27

    招かれた客。

    導入部、 白人女性と黒人男性のカップルが彼女の実家に向かうときに、男性は自分が黒人であることを伝えておいたかをやけに気にしている。同様なシチュエーションの「招かれざる客」から50年経ってはいても、未だ人種問題は変わっていないのかと思わせ、そもそもタイトルの“出ていけ!”が何やら不安を煽る。 しかし差別主義者の群れか、はたまた南北戦争時代の亡霊でも出るのかという不安とは裏腹に、出てくる白人達は皆、好意的。 やがて彼らは、黒人の健康な肉体を欲しがっている 宇宙人ならぬ“ボディスナッチャー”たちで、“出ていけ!”とは一瞬正気を取り戻した黒人本人が頭を占拠する白人に言った言葉であることが後から分かってくる。 美人の白人女性より、風采のパッとしない友人を大切にしなさいというメッセージが込められているかどうかは知らないが、最後までハラハラさせて味のあるラストである。

  • 鑑賞日 2017/11/27

    考えるのは…

    脳を入れ替えても時々元の人格が表に現れる…と言うことは、脳以外で考える器官があると言うこと?

  • 鑑賞日 2017/11/2

    作品の根底には差別問題を潜ませる良質小品スリラー! よくできた作品だけど、彼らが黒人にこだわる理由がイマイチ腑に落ちない。。

    アフリカ系アメリカ人のクリスは、付き合い始めて間もない白人の彼女ローズの実家に招待される。典型的な郊外白人一家であるローズの実家に、クリスは緊張感を感じつつも、黒人に分け隔てがないローズの両親の態度に少し落ち着く。しかし、ローズ家のお手伝いやお抱え庭師がいずれも黒人なことに若干違和感は覚えつつも。。クリスは眠れない夜に、ローズ家の黒人たちの奇妙な行動を目撃するが、ローズの母親が禁煙するためとかけた催眠術によって、またも不安感をかき消される。明くる日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティで、どこか古風な黒人の若者を見つけ、またも感じた違和感から彼を携帯で撮影すると、その若者は豹変し、クリスに襲い掛かるのだった。。監督・脚本は、本作が監督デビュー作となるコメディアンのジョーダン・ピール。 コメディアン出身の監督ということで、文字通りのブラック・コメディ作品かと思いましたが、結構本格的なシリアル・スリラー劇といったところでしょうか。この作品、そんじょそこらの安物スリラーとは決定的に違うのは、フィクションといいながらも、1つの骨太なテーマを持っていること。それは、ずばり”人種差別”。それも、先日感想文を書いた「ドリーム」に描かれていた1960年代の黒人排斥運動のような社会ムーブメントの差別問題ではなく、私たちが日常感じている違和感から来る差別といってもいいでしょう。僕自身、外国人観光客が多い京都という街に住んでいて、アジア系はもとい、白人、黒人、中東系やラテン系の人もたまに見かけたりしますが、身体的な特徴は分かりやすいし、それに些細なことでの文化の違いとか見ても、やはり少し目を疑うような光景もなくはないです。もちろん建前的にも、基本的な精神という部分でも、それを差別的に見るということはないですが、やはりおかしいな、変だなという思いは人なので、心の底ではどこか思ってしまう。例えれば、その心の魔みたいなものを拡大鏡で大きく見たのが、本作といえるかもしれません。 なので、本作は表面上はおおらかで、偏見がなさそうな人が見せる心の暗部が、ラストに近づくほど大きくなって見えるところがミソ。僕も障害者として奇異に見られる分だけに、距離を取る人よりも、偏見がないと声高に叫ぶ人のほうが厄介な存在だと思っているので、本作のローズ家の怪しげな感じはのっけから怪しさに満ち満ちて見えます(笑)。実際に、ローズ家を始めとして、この集落に住む白人たち全員が怪しげな陰謀があるという顛末になっていくのですが、(その謎の部分は肝なので、ネタバレしないとして)その陰謀をクリスに対しても、とことんやりまくっていくところが非常に潔い。映画自体は小品なのだけど、ワンアイディアをとことん詰めていくという、この手のハリウッド作品はやはり見応えがあるなと改めて感心します。 ただ、白人たちが結局黒人たちになぜ必要にこだわるかという部分が、あの理由ではいかんせん納得し難いと思うのは僕だけでしょうか? 彼らがこれをしつづければ、結局この集落は黒人街になってしまうけど、、(→これはネタバレかも(笑))。

  • 鑑賞日 2017/11/21

    ブラックユーモア こんな作品アリなのでしょうか?

    白人女性が黒人男をナンパ? 家に呼んで和やかになるかと思いきやその裏には??この設定はよくあったがポイントは白人と黒人カップル ただ催眠黒魔術的な設定は無くてストレートに描いた方が良かった様な?

  • 鑑賞日 2017/11/7

    当初のラストシーンだったバッドエンドじゃなくて、本当に良かった!

  • 鑑賞日 2017/11/4

    黒人男性が白人彼女の実家に行ったら何かがおかしい村だった映画。超面白かったー! 低予算だからこそ、頭を使って作ってる感じのこういう映画を観るのは、映画好きの喜びの一つでもありますね。 実は個々のアイデアは超斬新でもないんですけど、演出とか、その組み合わせ方が素晴らしいという好例。 終盤の展開は「ふざけてんのか」って怒る人もいそうなんですけど、鑑賞後感がめっちゃいいので、僕は全部許してしまいました。 黒人家政婦役の人の演技が夢に出そうなくらい素晴らしい。怖い。あと、コメディアン出身の監督さんらしく、笑えるシーンもあるという。主人公の友人役の「セックス・スレイヴ!」って単語と言い方が最高に笑えるので、英語にも注目して観ていてください。

  • 鑑賞日 2017/11/19

    近年、出色のスリラー

    恋人の白人家庭に黒人青年が訪れる話。「招かれざる客」から40年、彼は意外にも、彼女の両親やその知合から歓待される。だが、何かが妙だ。言葉とは裏腹のよそよそしさに、彼は不安を覚える。序盤、さしたる事件もなく粛々と時は過ぎるが、何かが起きそうな不穏な空気が画面に横溢し、観る者を惹きつけてやまない。この辺の演出がとても見事だ。おそらく監督は、多くの作品からそのスキルを学んだのだろう。近年、出色のスリラー。ジョーダン・ピール覚えておこう。

  • 鑑賞日 2017/10/27

    招きたい客

    白人だけの閉鎖的な町で、今だにつづくアフリカ系人狩りのお話かと思い気や、なんと、彼らの肉体を狙い、なりきりになるという、逆転的発想の作品で少しビックリ。とにかく妙に怖い作品。スポーツの世界でもハーフ選手が活躍しているように、実際、その遺伝子も活躍しているわけで、以外にリアルな感が不気味。

  • 鑑賞日

    黒人願望

    ある種新ホラーだった。 面白い(´・ω・`) 昔のTVが欲しくなった。本人に起きてる状況をビデオレターで伝える心温まる、そんな映画(笑)

  • 鑑賞日 2017/11/13

     ニューヨーク在住のアフリカ系アメリカ人写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの招待で彼女の実家を訪れる。若干の不安とは裏腹に過剰なまでに歓待されるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚える。その後起きる様々な出来事に不安を感じたクリスはローズと一緒に実家から出ようとするが……。  この映画は人種差別をテーマにしたホラー映画として紹介、宣伝されている。確かに前半は何が起こっているのかわからない奇妙な違和感や緊張感が支配している。しかし、物語が大きく動き出す後半は全く別の映画になる。ほとんどコメディと言っていい荒唐無稽さとストーリーの飛躍。この、あれよあれよとジェットコースターのように思いもよらぬ方向に連れていかれる感は昨年末にヒットした拾い物の傑作『ドント・ブリーズ』にも通ずる。(ちなみに『ゲット・アウト』は『ドント・ブリーズ』のさらに半分の予算しかない)  監督のジョーダン・ピールはこれが初監督作品で、元々はきわどい人種差別ネタを得意とするコメディアンだ。「ホラーとコメディは共通する」という監督のコメントもあるように、これまでの彼のキャリアを総括するような作品になっているのだろう。低予算ながら発想と工夫でこれだけ面白いものを作れる、という気概も感じる。  前半のパーティーのシーンで、クリスに対する白人たちの話があまりにも典型的すぎる(オバマやタイガー・ウッズの話題ばかり出るなど)の は、無意識の所で実は差別的なのだという黒人監督ならではの「あるある」に満ちている。こういう違和感や居心地の悪さを上手く描けるのは、そういうものを笑いに転換するコメディアンである監督の得意とするところなのかもしれない。

  • 鑑賞日 2017/11/15

    11月2日に初めて観て以来2度目の鑑賞なので、最初に観た時のような、先入観を見事に覆される快感は味わえなかったけど、タイトルの意味がわかってから観るとまた格別な面白さで、冒頭の不協和音からもうゾワゾワ! リピーターも多いのかもだけど、公開から2週間以上経っているのにけっこうな混雑ぶりでびっくり、最初に観る面白さは一度だけなのでこれから観る人たちが羨ましい(笑)

  • 鑑賞日 2017/11/13

    BLACK

    面白い! 観ないと思って先に知人からガッツリネタバレを聞いたら逆に観たくなってしまい。 オチを知った上でもフツーに楽しかった。 「何かがおかしい」演出と演技が上手くて引き込まれまくり。 姉ちゃん変態すぎるし父ちゃん母ちゃん怖いし弟ヘッポコだし、面白家族や。 外科医と精神科医のタッグは最強やということがよく分かった。 そういう家にお邪魔するときは気をつけねば。 ラストの怒涛の展開はB級感もあって笑っちゃった。 怖いの苦手でも一人で観れる安心ホラー! そして、鑑賞後に伏線解説書いてるブログをいくつか読んでみて、この映画がいかに緻密に作られているのかようやく分かった。 どうして「鹿」で「綿」なのか…もう鳥肌。 面白い…!面白すぎる!

  • 鑑賞日 2017/11/12

    前半は

    よかったけど、途中からちょっと……

  • 鑑賞日 2017/11/14

    想像した通りの展開だったが、良かった

    映画を観る前に、いろいろと情報が入ったので、全て疑ってしまうモードになってしまった。 結果、最初から怪しいと思った人がやっぱりだったので、驚きはなかった。 そういう残念な状況の中でも、最後まで引きこまれて観ていた。出てくる人たちの怪しげな感じが、素晴らしかった。 おじいちゃん、おばあちゃん、あんなで嬉しいんだろうか

  • 鑑賞日 2017/11/13

    こわいー

    なんか変だぞ、この家族、と思ってからのトントン拍子で事が運んでいくのが、怖くもあり、スリリングでもあり、楽しくもあり。目を隠すけど隙間から見ちゃう感じ。彼女の豹変ぶり、主役の彼以外の黒人たちの怪演、お見事です。目が死んでて笑ってない、表情だけであんなに奇妙さを感じられるんだ。震える〜。友だちって素敵。良き友よ。

  • 鑑賞日 2017/11/12

    美しいB級ホラーの詰め合わせ

    コンスタントにこういうのがあるアメリカ映画が本当に羨ましい。かつ、こうした結果を出した才能がメジャーで浪費されるのが口惜しい。 ということで、とても面白かった。『サイコ』とか『顔のない眼』のパターンを惜しげもなく「笑ってもオッケー」って方向に組み込んでるので見事なデート映画にもなっていて、じっさい後ろのカップルに何度か背中で足をどんどん蹴っていた。アバンから素晴らしい音響で持っていき、真夜中の2話で遠くから走ってくる黒人には爆笑した。それがまさかそれだなんて、、美しいB級ホラーの詰め合わせ。

  • 鑑賞日 2017/11/11

    次々と裏切られる展開!

    観客の予想をギリギリ上回ってくる映画。 そういう話か?、こういう話かな?、と次々と予想が立つが、毎回それをちょっとだけ上回っていく快感。それが観客の先入観に基づいているから、「やられた!」感が逆に気持ちい。 ホラーとしての王道の展開も抑えていて、映画が結末に近づくにつれて興奮マックス! 楽しめました!

  • 鑑賞日 2017/11/11

    サスペンス感が強い。

    面白い。この先どうなるか、知りたいし、映画を見ながら予測したくなる。もっと怖くてもいいと思った。グロさはいらないと思った。最後はほぼ納得が行く。辻褄があっている。 もっと刺激が欲しかった。

  • 鑑賞日 2017/11/10

    怖い

    効果音が不気味で、なんでもないところでも目をつぶってしまった。 音というのは凄い。 彼女だけは・・・と思っていたけどやっぱりな。ラスト、ゲットアウトでようやく一息。

  • 鑑賞日 2017/11/10

    とびきり驚きたい人が観る映画

    本日=2017年11月10日、TOHOシネマズシャンテにて鑑賞。 いやぁ~、「とんでもない映画を観てしまった!」という作品でした(汗) 映画チラシも読んで来なかったので、黒人男性が椅子に座って驚いている宣伝写真しか知らなかった。 ギャグもあるサスペンス映画かなぁ?などという勝手な想像は、見事に覆されました(笑) ジャンル分けしようとするとホラー映画っぽいかも…。 少しでもネタバレすると、これから観る方々に申し訳ないので、内容は記載しません。 「とびきり驚きたい人が観る映画」とだけ申し上げておきます。

  • 鑑賞日 2017/11/10

    “TSA野郎”が有能すぎる、、、

    脚本、監督はこれがデビューだということですが、アメリカでは人気のコメディアンだそうで、いわゆる異業種監督であるというその経歴を見終わってから知って、かなり意外な感じがしました。 なるほど確かに、過去作への衒いのないオマージュに溢れた今作の造作は、いかにもホラー映画(というよりも「オカルト映画」という感じですが)に精通している通人が作り上げたという印象を受けますが、いくつかのショットからは、それだけにとどまらない、映画を大学などで専門的に勉強した人、もしくは助監督としてそれなりにキャリアを積んだ人が撮ったのだとしか思えない、風格のようなものを感じたからです。 例えば、郊外にある大邸宅の広い庭で、手前にベンチに座って会話するふたりとその奥にバトミントンに興じるモブをワンショットで捉えたショットなどは、特に大したことをしているわけではないのに、なかなか堂に入っていて、どこか品格を感じさせるものでもあり、この人にコスチューム・プレイを撮らせたら大層面白そうだ、なんてことを考えてしまいました。 あるいは、冒頭のセカンドショット、これも住宅街の道路に車が停まっているのをローアングルで縦に捉えた、それ自体は取り立ててどうということの無いものなのですが、ファースト・ショットからの流れをふまえると、(それまで未出の)タイトルが出るとしたらここしかないだろう、というショットで、はたして実際にこのショットでタイトルが出ます。ようするにまさにそこ以外ない、ここぞ、というタイミングでOPタイトルが出てくるわけで、これは単なる映画好きにはできないぞ、と大いに感心した次第です。 まあ、劇中いくつかあった、音楽や音で驚かせるタイプのショック演出は、正直この映画の風格や品格を損ねているように感じましたし、最後のオチはご都合主義にもほどがある気もしますが(そこが独特のユーモアで、もちろん狙ってやっています)、大満足の出来でした。 ……主人公の親友が有能すぎて惚れてしまう。TSA(米国運輸保安庁)ってスゲー。

  • 鑑賞日 2017/11/9

    なぜ黒人だけを狙うのかの説明は弱いけど、ストーリー上は必ずしも必要でない黒人を持ち込むことで、凡庸なスリラーで終わらず、緊迫した構成に成功している。 そして正にそのことで、映画がヘイトなのではなく、そこにヘイトを感じる観客の心の中にこそヘイトが隠れていることを暴き出す! 秀逸な作品。

  • 鑑賞日 2017/11/8

    意外とどうにでもなる黒人社会

     夜間の路上で黒人が黒人に殺された。結末に来てそういやなんでこの組み合わせで殺人事件が起こるのか、いまだ不思議でしょうがなかった。黒人のものを白人のためにか。ふーむ。  選曲もよく、森の中の風も心地よい。この編集が巧みである。あとはどうってほどでもなくて、ただ眼の奥で一体何が起きているのか、その表現も実に強烈であった。あとはそこに部外者がいたらしい。まあいつものことだ。おいしいところがあったのにうまくない。まあいつものことだ。評判は上々でかまわない。

  • 鑑賞日 2017/11/3

    “なんか変だ”

    なんというか、いろいろびっくり。 面白かった。 なんか変だ、なんか変だ、、、が積み重なっていく過程は不気味で不穏でドキドキが止まらない。 圧倒的なアウェイで本能的というか潜在的な恐怖が具体化していく悪夢。 なかでもメイドさんの表情が素晴らしく見事で、分かった後で思い出したらなおさら怖くてしんどい。 ただ、企みが明らかになってからバタバタバタっと雑になってしまったのは残念でした。 蔑視や排斥は羨望の裏返し。 足が速いとか、あっちが強いとか。全米大学生スポーツサイトで物色するとか。 欲望が短絡的で明け透けで、ゾッとする。 監督のインタビューによると、トランプ大統領の就任で結末を変更したそう。 “せめて映画の中だけは”って思わせる現実ってなんなのだろう。

  • 鑑賞日 2017/11/8

    シチュエーションスリラー

    予告編から想像していた内容と大きく異なることも珍しくないが、これは予告編通りという点では見事。 特に前半の不気味な怖さはかなりのもの。オチは本当にそのようなことが医学的に可能になる日が来るのか個人的には首を傾げるところもあるが、映画の世界はいずれ現実となるからなぁ。

  • 鑑賞日 2017/11/7

    冒頭ワンカットで夜道を歩く黒人のそれを静かに追いかける車との不穏さで幕を開ける本作は、差別をテーマにしたホラーでありコメディでもあるが、黒人を劣った存在ではなく、優れた存在として近寄る白人たちという、この手の差別を扱った従来の作品と真逆のベクトルで、だがそれも明らかに差別的であるという事実をエンターテイメントとして描いたのが成功のポイントであろう。 鹿のオブジェ、コーヒーカップ、手術の傷跡と不穏なアイテムやイメージを散りばめつつ、それをきちんと伏線として回収していく緻密かつ大胆な脚本も見事。結末を知っていて見返すと違った意味に捉えられる会話や場面がてんこ盛り。ただし、挨拶に行く一家を中心とした白人ブルジョアジーたちの恐るべきシステムが露呈されると途端に物語の推進力が減じてしまうのが勿体無い。

  • 鑑賞日 2017/11/3

     これは、低予算のスリラー映画でありながら、アメリカでは大ヒットとなった話題作。  監督・脚本は際どい人種ネタを得意とするコメディアンのジョーダン・ピールで、本作が監督デビューとのこと。  ニューヨークでカメラマンとして活動している黒人青年クリスは、週末に交際中の白人女性ローズの両親に会うことになった。未だに人種的偏見の残る田舎に暮らすローズの両親に逢うことに、クリスは不安を覚えるのだった。  予想に反して温かく迎えられたクリスだったが、使用人として働く黒人たちに違和感を覚える――何かがおかしい……嫌な予感に予定よりも早くニューヨークに戻ろうとしたクリスだったが……  この映画、人種差別問題を絡めた、人間の心の闇をシリアスに描くホラーか、と思わせておいて、予想外の方向に話を展開させます。  その内容を説明してしまうとネタバレになってしまうので避けますが、黒人差別の裏にあるのが黒人の頑強な肉体、黒い肌の美しさに対する「羨望」があるのだとする辺りは、ジョーダン・ピール監督が黒人故でしょう。  映画としてはホラーの定石通りの展開で、日常の中に少しずつ違和感を忍ばせて……と言うもの。その変貌する日常の中で、見事な二面性をを見せるローズ役のアリソン・ウィリアムズの演技もなかなかですし、クリスの友人の空港警官もいい味を出しています。  惜しかったのは、明らかにされる“秘密”にリアリティがなかった事で、ここはもう少し説得力が欲しかったのと、この内容であればむしろバッドエンドの方がよかったのでは、と言う事。(バッドエンドになるバージョン違いも存在する、と言う事ですが……)  ホラーと言うよりもミステリアスなサスペンスと言う感じではありますが、意表を突く展開で思った以上に楽しめました。

  • 鑑賞日 2017/11/5

    誰が為に

    画面演出のバランス感覚は冴えているが、音響演出はストレート過ぎる。 数々の伏線に気付いた瞬間のみ高揚するが、リアリティの無い描写に恐怖など抱くはずもなく、白人のチープな演技も相まってどんどん盛り下がる。 過去のトラウマ設定も活かすどころか殺しており、全体的に主題を支えるバックボーンが弱い。 その主題も、結局頼れるのはブラザーだけだぜ、といういつもの黒人コミュニティで仲良くやってるだけのhip-hopカルチャーの浅瀬でチャパチャパと差別問題を掛け合うおままごとセットの様なもので、良くも悪くも差別に疎い日本人にとってピンとくる内容ではない。 最近の賞レースは、ぼんやり漂う風潮ばかり持て囃され、まるで裸の王様選手権を見ている様だ。 女性の活躍、黒人の活躍、大変結構。 だが女性や黒人を活躍させる為の物語はもう沢山だ。

  • 鑑賞日 2017/11/2

     ニューヨークに住むアフリカ系アメリカ人写真家のクリスは白人の恋人ローズの実家を訪れることになる。不安とは裏腹に過剰なまでの歓迎に違和感を抱くがローズが優しくフォローしてくれていた。翌日パーティには多くの白人に混じって黒人の青年を見つけたクリスは思わず携帯で撮影したところフラッシュに反応して豹変した青年がクリスに向かって出て行けと叫んできた。異様な雰囲気に出て行こうとするクリスだったが、ローズも彼が出ていくことを阻止し催眠術と麻酔薬のようなものを打たれ地下へ連れていかれた。そこでクリスは脳移植の担体であることを知らされる。ただ、意識は遠くに追いやられるものの残ることを知る。ローズの家族たちは黒人の肉体を欲しがっており、使用人と思っていた黒人たちはローズの祖父や祖母だったのだ。  冒頭の黒人青年が拉致されるシーンが後から効いてきました。しかし脳を移植した場合移植された側のの脳はほとんどなくなってしまっているはずなので、元の意識がフラッシュなどの刺激で呼び起こされるという設定はなんかいまいち判り辛かったなあ。あるいは脳の部分移植なんでしょうか。脳神経移植という大手術の割に手術設備は貧弱だったなあ。あんなんじゃ感染症必発じゃないでしょうか。アメリカだど行方不明者が見つからないことなんてざらなんでしょうから、こういった実験の犠牲者が沢山いても不思議ではないけど、人格移植はもっと説得力のあるものにして欲しかったなあ。でもちょっとだけ恐かった。

  • 鑑賞日 2017/11/3

    社会派と思わせておいて…からの展開!

    露骨ではない微妙な人種差別的言動が、真綿で首を絞めるようにジリジリと緊張感を高める。 てっきり社会派的なアプローチからのホラーかと思いきや…。突然あっと驚く奇想天外な展開を見せ、そこからは怒濤の展開へ。 ホラー的なビビらせ演出が上手く、ビビりな自分は椅子の上で跳び上がりまくり。クライマックスシーンのビビらせ演出では、マジでびっくりしてしまい、トレーのポップコーンをぶちまけてしまった。

  • 鑑賞日 2017/11/5

    笑ってるけど目が怖いキャサリン・キーナー

    ゆったりとソファにくつろぎ ティーカップをソーサーごと手に取る やや大きめのティースプーンでゆっくりとかき回す 口元には優しい微笑みを浮かべ 問いかける その口調は穏やかだけど 逆らえない 抑圧される 答えなければいけない 心の奥深くに眠っていた 思い出したくない事をほじくり返される スプーンでかき回す音はやがて不協和音となり 耳障りになる いつになったらその褐色の液体を啜るの 早く口に運んで そのスプーンでカップをかき回すのを止めて そうしないと このまま 暗闇に絡め取られてしまう キイキイと音を鳴らしながら 笑うキャサリン・キーナー 彼女の存在がしっかりとこの作品に根っこを生やす 何気ない仕草や 普通の顔しかしてないのに 圧倒的で迫力ある空気を醸し出す 彼女の演技力の高さのお陰で非常に重要なこのシーンに真実味が生まれこの作品の成功を左右したといっても過言ではない 凄い女優だなぁ 主人公のクリスの相棒の眼鏡の巨漢クンが 温かみと可笑しみを上手く出しててとっても良かったなぁ 長男はサイコっぽさを丸出しで芸がない ローズは上手かった どう上手かったかを説明しちゃうとネタバレになるから 内緒 キャサリン・キーナーの次に怖かった

  • 鑑賞日 2017/10/23

    こんなミート・ザ・ペアレンツは嫌だ!

    「今年のドントブリーズ枠」という触れ込みもあったので、驚かし系ホラー映画と期待して鑑賞したけれど、どちらかというとじわじわくるスリラー系。 血しぶきブシャー!とかグロテスクなモンスターが襲って来たりとか、視覚的なホラー要素が少なめ。 そのためやや肩透かし感はあったものの、 「これはこれで…アリ…(*´Д`*)イイ...ッ!!」  と、思ったり。 ローズの祖父を偲ぶパーティで、白人ばかりで気が滅入るクリスが、同じ黒人を見つけてホッとするも、彼の物言いや立ち居振る舞いに言い知れぬ違和感を覚える。 黒人同士でよくやる挨拶(「yo!!メ〜ン‼︎」って言いながら互いのこぶしを軽くぶつけるアレ)を求めても、それをスルーされたことで 「あっ…(察し)」 となるシーン。 「同士や仲間だと思っていた相手が実はそうじゃなかった」 っていう時の、あの何とも言えないゾワゾワする恐怖感…。 「ゲットアウト」というタイトルの意味を考え直すと、これまたゾワゾワする恐怖が後からやってくる。 一見彼氏思いで優しそうなローズが、すっげぇksビッチだったのには、もう笑えてきてしまった。 もう、「黒人で身体能力が高ければ誰でもいい」って感じで、外見もバラバラ。 あらゆるジャンルの黒人とお付き合いしていた模様。 男だけでは飽き足らず、女までっ?!(´∀`; )ウワァ... 最後の方は、クリス無双すぎてあんまりハラハラしなかったような…_:(´ཀ`」 ∠): やっぱり、ほどよくやられてほうが緊張感があって、いいですなぁ。 意味ありげに映っていたシカの剥製が、まさか武器に使われるとは…(`Д´;)ヌゥ ローズママ役の女優さん、最初の方は穏やかでお上品そうなマダムだったのが、後半に 表情の演技がお上手m9`д´) ローズ弟は、初登場シーンから小者臭がプンプンしたので、「すぐ死ぬんだろうなぁ」と思っていたら、案の定最初にログアウト。 映画のラスト、命からがら家を脱出したクリスが、ローズに襲われ"男女平等パンチ"で撃退しているところにパトカーが止まるシーン。 「えっ、クリスが捕まっちゃうの?!(つД`)イヤ-ン!」 と一瞬焦ったけれども、彼の身を心配して救出に向かっていた、面白黒人枠的ポジションなデブの友人(名前失念)だったのには、心底安心したーε-(´∀`; )ホッ 私がクリスなら、あの瞬間デブに恋をする(*´Д`*)ハァ--ン! このデブ、警察が信じてくれないので独自に調査を進めてクリスを救出に来てくれたみたいだけど、「有能なデブ」が活躍する映画に、ハズレはありませんなぁ(*^ω^*) 「スリラー映画だけど、人種差別を取り扱ってる社会派映画」 なんて評も読んだけど、小難しい感想は置いといて。 ハラハラジワジワ、ちょっと観たことのないホラー映画に大満足です。

  • 鑑賞日 2017/10/30

    やりすぎ?

    面白かった。 主人公の彼女の実家に行ってからの違和感を上手く映像にしてる。 ただ話が進むにつれて、そんならアホな、みたいな印象。ちと残念。

  • 鑑賞日 2017/11/4

    ヒッチコック風?

    コメディー出身という事で笑えるところがあるかと思ったら意外にもヒッチコックタッチでのめり込みました。特に主人公の視線の第一幕と友人の視線の第二幕があるのがヒッチコックらしいと思いました。それにして黒人も弱くなったと言うか一般人化して夜道に歩いていたら襲われるのにビクビクするところが今風でこれも最近黒人がやたらと警察官に殺されている空気を示しているのかなあと感じました。それにしてブレードランナーの人間やこの映画の白人一家にも感じたのですが老人が多いですね。トランプが白人第一主義を掲げていますが、その白人自体高齢化して弱っているのを現しているみたいです。 最後の展開が雑なのの点数は低いですが現代風味があって面白かったです。

  • 鑑賞日 2017/11/2

    「アイズ ワイド シャット」的

    ローズの祖父のベルリンオリンピックの話 ウォルターの夜の全力疾走 ジョージーナの涙 「お母さんはジョージーナにきつくあたりすぎだ」ローズ 「今は黒い肌が流行」男のパーティー客 クリスの身体を触ってくる夫連れの奥さん ローガンの鼻血 緊迫したビンゴゲーム ちょっとずつの違和感がパーティーの終わった夜に爆発した。 クリスの友だちのロッドのいう通りまさに「アイズ ワイド シャット」的だ。 ローズのお母さんのミシーの催眠術のテクニックが恐ろしい。 クリスの部屋のくつろいだ雰囲気、対するローズの家のお金持ちそうな家の設定など、よくできていた。

  • 鑑賞日

    見たほうがいい。

    解釈を見て もう一度映画を思い出してみた もう一度見たいと思った すごく深い。

  • 鑑賞日 2017/10/30

    タイトルに納得

    差別って色んな形がありますね。 ホラー好きな人は早々に察してしまうかもしれないけれど、それでも楽しめる作品。 主人公の友人がいいキャラな上、メリハリ剤となっているのも大きい。 音楽も個性的。 メイドさんが出てくるけれど、彼女の表情が凄かった。 そして、主人公のガールフレンド、個人的には男顔(美人さんですが)に見えて気になって気になって仕方がなかった。

  • 鑑賞日 2017/11/2

    これは、してやられた! 何を言ってもネタバレになりそうなので、余計なこと言えないけど、先入観を見事に覆される快感を味わえたというか、“蔑視”と“羨望”は表裏一体だと思わせる設定がお見事! タイトルの真の意味を知ってから観ると面白さ倍増、もう一度頭から繰り返し観てみたい。

  • 鑑賞日 2017/10/29

    タイトルの意味が良い

    白人女性の実家に行く黒人男性。 そこに待ち受けていたものは。。。 単なる差別による猟奇犯罪と思わせて、真の目的は別のところにある。 オチ自体はあり得ないのですが、上質なスリラーとして面白かったです。 また、本作を面白くしているのが主人公の友人。 その想像力は笑えますが、影の主役といってもいいような働きだったと思います。 このタイトルですが、ダブルミーニーグだと思います。 ひとつは命令ではなく忠告としての意味。 もうひとつは「自分の体から出ていけ」だと思います。 そう考えると、良いタイトルだと思いました。

  • 鑑賞日 2017/10/28

    なんか変な社会派ドラマかと思っていたら、ド級のあれだった。見終わると手に汗ぐっしょり。ネタバレすると魅力半減なので、まずは見るべし。 以下若干ネタバレ。 出だしからなんかおかしい。黒人彼氏を家族に紹介する場面でのやりとりからはじまり、差別と恋愛を扱った社会派ドラマのようなのに、もう取り方から効果音から完璧にB級ホラー。 ああ、これはやばいやつだと思って見ていたら、「沈む」シーンからそっち系か! ってさらに狂気のサイコホラーテイストに。 先の見えないサスペンス的な怖さとホラー演出の恐怖と、笑ってしまう妙な可笑しさ、絶妙なB級感が一体となったかなりの変わり種。 ラストの伏線回収も見事。 コワおもしろい。

  • 鑑賞日 2017/11/1

    怖い、面白い!

    田舎へ向かう道中から、急に不穏な空気。 めちゃ怖くて泣きそう。 ストーリーもよく考えてあって、すごく面白かった。 こんなことをよく考えるなー、と感心する。

  • 鑑賞日 2017/11/1

    人種問題より人道問題

    黒人青年のクリスが、恋人の実家を訪問しますが、白人である彼女の家族は当然ながら白人です。フレンドリーで愛想は悪く無いものの、使用人の黒人共々に、様子が明らかにおかしく、不穏な空気に満ち満ちています。 人種差別をテーマにしているようですが、ホラー作品であるので、複雑な展開になっても不思議ではありませんが、クリスの心理描写や、伏線を巧妙に配していて、白人社会の中に隠されていた恐ろしいたくらみが明かされるストーリー展開は、終盤になってだいぶ失速しますが、充分にヒネリの効いた快作となりました。 これがデビュー作のジョーダン・ピール監督は、お笑い芸人だったそうで、主役のクリスの表情の作り方などにその傾向が出ているように感じられました。

  • 鑑賞日 2017/11/1

    ラストが急展開

    白人の彼女の実家を訪れた、カメラマンのアフリカ系アメリカ人青年。彼女の家族に思わぬ歓迎を受けたが... あまり関係なかったけれど、始めの頃にビクッとしたシーンがあったので、★1つ。まさかの展開顛末ではあったけれど、期待値が高かったので、そこまでの怖さとひねりは感じなかった。彼女の実家の使用人たち(黒人)の意味不明の動きやその気持ちはクライマックスで分かるが、それにしても...詳しいことはネタバレしてしまうので書けないのが残念です。 映画の日のせいか、作品のせいかかなり混んでました。仕事中途中のサラリーマンらしい方もちらほら...

  • 鑑賞日 2017/10/27

    覚めない夢のような

    白人の彼女の実家に週末の休暇を利用して招待されたアフリカン・アメリカンのクリス。黒人の自分を良く思わないのだろうか・・・?と不安を抱きつつも彼女に説得されて湖畔の別荘へ。 実際に両親はフレンドリーに接してくれたのだけど、何となく徐々に漂う、違和感。 その違和感は徐々に強くなり、観ている側の不安感も煽られる。 何と言っていいのか、居心地の悪さと言うのか。 例えて言うなら、居心地の悪い奇妙な夢。 最初の出会いからフレンドリーだったけど、目の奥が笑っていない両親や、パーティーで自分を品定めするかのような視線を送る招待客達。そして、弟ジェレミーのカーステレオの妙に愉快な音楽。 何をとっても怖い。と、言うか気持ち悪い。 どこにいても何をしても常に落ち着かない。アウェー感ハンパ無い。とにかく、自分のテリトリー、安心できるところ安心できる人に会いたい。一息つきたい。そんな感じ。 クリスにとって恋人のローズがその位置の人であったのに、実は彼女も仕掛け人と言う究極の状況。 もう、辛い。 ラスト、瀕死のローズを放っておけないクリス。彼のほうは一切の打算も無しに彼女を愛したのだから、仕方ないか。しかし、それにしても人がよすぎるぞクリス。でも、これも最初の鹿の事故と催眠療法(暗示?)によって思い出された母の死の記憶によるものか? 最終的には親友のロッドによって救い出されたのだけど、そこまでに至る誰も話を信じてくれないもどかしさ、パトカーを見た途端のローズの『ヘルプ!!』まさにほぼ足元が崩れている崖っぷち状態。絶望のどん底にクリスと共に突き落とされかけた気持ちでした。 凄惨なシーンはあまり無いのだけど、却ってそれがこちらの恐怖感を煽ります。

  • 鑑賞日 2017/10/31

    面白い

    冒頭からなんか嫌な予感がずっと続く映画でした。 スリラーと聞いていてあまり得意ではないので少しビビりながら観に行ったのですが、観ていくうちに展開が読めず良い意味でめちゃくちゃというかあまりない展開でとても面白かったです。 そこにアメリカの今の問題などを上手く絡めた脚本が素晴らしいなと思いました。

  • 鑑賞日 2017/10/30

    上質なミステリーの傑作

    屈強な肉体をもつ黒人青年が白人の恋人の実家に招かれるがパーティの出席者は奇妙な人たちばかりで徐々に常軌を逸してしまうホラータッチのミステリー映画。オープニングで拉致された黒人が実は別人のような風貌と性格になって途中から顔を見せていたなんて不覚にも気づかなかった。 白人女性の家族全員に大きな秘密があるのが映画の肝。母親は精神科医、父親は神経外科医、弟はどこか不良っぽくて掴みどころがなく、恋人本人は黒人青年にゾッコン。この四人の個性それぞれにもっともな説得力が存在していて感心した。 家族の秘密、それは黒人の肉体を手に入れ一部を移植することで健康な人生を取り戻すということである。祖父は屋敷の管理人の黒人、祖母はメイドの黒人女性の肉体を手に入れていたことがクライマックスで明らかになる。 家族の役割も巧妙であった。弟が車で標的を拉致、母親が催眠術(キーアイテムはティーカップとスプーン)で黒人の意識を制御、父親は移植手術、そして中心人物の姉が様々な黒人を物色して手玉に取り実家へ連れてくるという段取りであった。唯一の誤算は主人公の親友が想像力と推理力に長けた空港警察のポリスだったこと。この親友の後方支援が最後に効果を発揮していた。 小出しにされたミステリーの断片も実に多種多様であった。車に衝突する野生の鹿、夜中に全力疾走する黒人の管理人、カメラのフラッシュに異常な反応を示す古風な黒人、コードの抜かれたスマホ、そして極めつけは姉と大勢の黒人とのツーショット写真の束。これが決め手となり主人公は恋人もグルだと確信するのである。 クライマックスは脱出に成功したかに思えた主人公の車に祖母がはねられたことから加速度的に物語がうねり始める。子供の頃に主人公は母親を交通事故で亡くしており誰にも探されず孤独に死んだ母親の記憶が邪魔をして、はねられた祖母を車内に入れてしまう。暴れ出す祖母。横転する車。そこへ恋人の女性がライフルを撃ち込む。すかさず今度は祖父が走り寄り主人公を襲う。ここで主人公はスマホを取り出しフラッシュをたく。祖父は突然ふりむくと恋人の銃を奪って何とその恋人を射殺、自らも喉元に銃口を当てて引き金を引くのであった。息も絶え絶えの恋人は駆けつけたパトカーに助けを求めるがそれには主人公の親友が乗っていた・・・ 移植手術のシーンなど血生臭い描写もあるが最小限に留めている印象であった。あくまでミステリーが本筋であり、その雰囲気の出し方には品性が感じられた。主人公が二階に上がるとそれまで会話をしていた招待客が押し黙り、主人公の足音に耳をそばだてる場面の異様な緊張感は見事。黒人への憧れを垣間見せながらどこかで白人至上主義の匂いも漂わせていた、そんな複雑な作風も長所のひとつ。大いに楽しませてもらった。

  • 鑑賞日 2017/10/30

    ジョーダン・ピール、世界のキタノになれるか。

     黒人コメディアンの初監督作品で、アメリカで大ヒット。めっぽう面白い、という前評判を聞いて、予告編や公式サイトも見ずに映画館へ。いや、ビックリ。面白いのなんの。度胆を抜かれた。    オープニングは「夜の大捜査線」みたいな雰囲気でミステリー感漂うが、続く導入部は一転して明るく、主人公の男女は「招かれざる客」の設定で、さてはこれ、黒人差別をテーマにした社会派映画かと思わせる。    まさにキャサリン・ヘップバーンとスペンサー・トレイシーを思わせるリベラルで上品な夫婦と、シドニー・ポワチエのように知的な黒人青年の出会いでハラハラさせるが、使用人の黒人男女が現れるや、徐々に不穏な空気が増してくる。  この映画がホラー・サスペンスであることがわかり始めると、絶妙なタイミングで主人公の友人である空港警察の警官が登場。この警官のコメディ・タッチが、隠し味のように映画の風味を奥深くさせるところが上手い。  もう一人の黒人が、「ゲット・アウト!」と叫ぶシーンからはもう、一気呵成に怖い怖い映画に加速して行く。それにしても、メイド役の黒人女性、ラスト近くで素性がわかるが、とにかく怖い怖い。「ノー、ノー、ノー」と涙目で繰り返す顔なんか夢に出てきそうだ。  夢といえば、催眠術がストーリーの鍵になっている。最近は、テレビでもあんまり見なくなったけど、ころりと眠ってしまう仕掛けが、思い出すだけでゾクっとするほど怖かった。  実によくできたホラー・サスペンスだ。「サイコ」や「コレクター」の要素もしっかり入っているし、それでいて、アメリカの白人リベラル層が拭い難く持つ差別意識の深層のようなものを描くことも忘れていない。ラストに、例の警官が凄惨な現場になぜか辿り着くが、まるでコントのオチのようにジョークで大団円。コメディ・タッチで爽やかに見終わることができるのも、この監督、ただならぬ腕前の持ち主と見た。お笑い芸人のたけしが、世界のキタノになったように、このコメディアン監督、ジョーダン・ピールの今後の監督作品に期待したい。

  • 鑑賞日 2017/10/30

    メイドさん怖いです

    途中で読めてしまったのは残念。 初めの方の事故の演出はストーリーに上手く活かされてる。 アレを詰めるのは自分は無理だけど主人公なら出来るのかな?

  • 鑑賞日 2017/10/29

    ふむ。 面白い。 ホラーとして観ても怖い。 でも、なんか、それで終わったかな。個人的には。

  • 鑑賞日 2017/10/28

    怪作スリラー映画

    スリラー映画ってその性質上、ぶっ飛んだ内容の映画が多いけど、本作もだいぶエッジが立ってるな。スリラー風味のストーリーに社会風刺を混ぜて、更にエンタテインメントのスパイスで味付けをしたという趣。この映画の登場人物たちの人種を反転させるとただのレイシズム映画になってしまうけれど、この人種だからこそ成り立つ恐怖感溢れる内容になっている。ただ、後半に比べて前半が冗長なんだよな。それも後半に向けての伏線にはなっているんだけど、テンポがあまりよくないのが残念。

  • 鑑賞日 2017/10/28

    情報なしで見たほうがいい。

    まるでネットも評価も見ずに出かけた。ローズの闇に引き込まれた。心に刺さる一本。

  • 鑑賞日 2017/10/28

    わりと早い段階からオチのヒントを出してくる

    このオチってたまーーーにあるじゃないですか。だからSFサスペンススリラーをけっこう観てる人だと序盤~中盤で気付いちゃうかも。とはいえ不満点はほとんど無くって、コンパクトでしっかりした映画でした。主人公の演技はすごくよいです

  • 鑑賞日 2017/10/28

    制作会社も伏線の一種だったのかも!

    白人の恋人の実家に招かれた黒人青年が、理解あるはずの一家やパーティでのエリート白人たち(日本人が一人混じっているのが巧み)、そして黒人使用人たち、それぞれの言動と視線に追い詰められていく。 後半の展開の馬鹿々々しさが人種差別自体の馬鹿々々しさへの告発になっている。そのユニークなアイデアに作者の頭のよさを感じる。タイトルの本当の意味も後半で明らかになる。

  • 鑑賞日 2017/10/28

    スリラーは何処までネタばらしを引っ張ってナンボ!これは結構イケたんとちゃう⁈

    さらにはちょっとした設定でいかに後の大きな伏線とするかも見所。見え見えであっても納得感あれば気にしない。今回は上手いこといった方やね。時折挟み込んだユーモアも笑えます。あぁ〜ネタばらししたいわぁ〜

  • 鑑賞日 2017/10/27

    レイシズムと被害妄想

    ‪#0821 TOHOシネマズ新宿「ゲット・アウト」。ジェイソン・ブラム製作のジョーダン・ピール初監督作品。白人の恋人の実家を訪れた黒人青年の信じがたい体験を通じて、リベラルを気取る白人層にも存在するレイシズムの根深さと黒人側の被害妄想の両方を皮肉ったブラックコメディホラーである。‬

  • 鑑賞日 2017/10/27

    ドキドキした

    かなり捻ってあるお話。冒頭の誘拐事件は何の為に入っているのか分からないけど、ハウスキーパーの役割も大きく、うまく進められて怖い思いをしました。 友達が活きてきて良かったけれどこんな家庭があったら嫌だねー。

  • 鑑賞日 2017/8/29

    「招かれざる客」+「ホワイトドッグ」

    本作は、サミュエル・フラーの「ホワイト・ドッグ」の衝撃の再来である。そして「招かれざる客」の黒人男性と白人女性の恋愛、「ミート・ザ・ペアレンツ」のように親への紹介というステップを経て、恐怖を体験するというスリラー仕立てのコメディである。白人による黒人の隷属のようで、黒人への憧れのような空気も感じられる、珍妙な感触の傑作。鹿、身分証明、ビンゴ大会、写真、スマホ、フラッシュ、鼻血、催眠術、耳栓、脳…、奇妙なキーワードが次々と…。トランプ政権下に叩きつける、潜在歴レイシストを炙り出す衝撃作。ラストは予想通り、と見せかけて…。

  • 鑑賞日

    ちょっと『スケルトン・キー』に似てて、ホラー映画好きなら中盤あたりでオチが分かるかも。前半はスローペースで退屈だし、ホラー映画としては標準作だと思う。黒人監督ならではの風刺が効いてて、そこが受けたんでしょうね。