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PROGRAM/放送作品
ハンニバル(2001)
[R-15]華麗なる殺人鬼ハンニバル・レクター博士が、FBI特別捜査官クラリスと再会!戦慄の第2弾
アカデミー賞受賞の前作『羊たちの沈黙』から10年を経て公開され、衝撃のラストが全世界を震撼させたリドリー・スコット監督による続編。クラリス役はジョディ・フォスターに替わってジュリアン・ムーアが演じる。
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COLUMN/コラム2009.09.29
レクター博士を知るためのグレン・グールド入門 『ハンニバル・ライジング』『ハンニバル』
映画史上、人々の記憶に強い印象を与えたキャラクターは少なくないが、ハンニバル・レクターは間違いなくそのリストに名を連ねる一人だろう。彼の名を世に知らしめたのは、言うまでもなくトマス・ハリス原作、ジョナサン・デミ監督の『羊たちの沈黙』である。ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの緊張感あるやりとりは、サスペンスの新しい可能性を感じさせてくれた。その10年後に公開されたのが、リドリー・スコット監督による『ハンニバル』。こちらは監督の美意識が、レクター博士のキャラクターとしっくりはまって、『羊たちの沈黙』の衝撃をうまく引き継いだ見事な続編。ジョディ・フォスター演じたクラリスがジュリアン・ムーアに変わったが、僕はさほど違和感がなかった。続いて公開された『レッド・ドラゴン』は時系列的に言うと『羊たちの沈黙』の前にあたり、レクター博士が男と対峙する唯一の作品。そしてアンソニー・ホプキンスは登場せず、レクター博士の生い立ちから青年期までを描いて、「人食いハンニバル」にいたった理由を明かしたのが『ハンニバル・ライジング』である。さて、こういった続編・シリーズものの場合、どうしても比較してしまうのが人情というものなので、僕も簡単に感想を記してみたい。まず作品としての完成度と受けた衝撃を鑑みると、総合一位はやはり『羊たちの沈黙』。しかし以降の3作品がつまらないかというと、まったくそんなことはない。とくにサスペンスとしての緊張感は、今回お送りする『ハンニバル・ライジング』、『ハンニバル』ともに、「レクターシリーズ」の世界観を壊すことなく、それでいてオリジナリティも持つ優れたサスペンスである。 とくに『ハンニバル・ライジング』でレクター博士の若かりし頃を演じたギャスパー・ウリエル君には拍手を贈りたい。レクターを演じるのは、『ダークナイト』でジョーカーを演じたヒース・レジャーくらい勇気のいることだったろうにと思う。シリーズ第三作の『レッド・ドラゴン』はたしかに「レクターシリーズ」ではあるのだが、僕個人の意見としてはレクター博士の狂気・怖さを引き立てるには、クラリスや『ハンニバル・ライジング』に登場するレディ・ムラサキのように、女性の存在が不可欠な気がする。アンソニー・ホプキンスが出演しない『ハンニバル・ライジング』を外伝と捉える人も多いが、僕はどちらかというと、『レッド・ドラゴン』を外伝的な作品と捉えている。しかしその“女性問題”さえ気にしなければ、『羊たちの沈黙』に次ぐ完成度かもしれない。とまあ、こんな具合に「レクターシリーズ」はどれを観てもハズレがないのだが、今回は僕の個人的な趣味からレクター博士について音楽の側面から触れてみたい。レクター博士はご存じの通り、人食いで極めて冷酷な殺人鬼である。が、映画を観た人であれば、そこに彼なりの美学を認めないわけにはいかないだろう。それの象徴とも呼べるのが、「レクターシリーズ」の劇中でも印象的に使われる『ゴルドベルク変奏曲』である。『ゴルドベルク変奏曲』とはバッハによる楽曲で、レクター博士お気に入りのクラシックだが、誰の演奏でもいいというわけでなく、グレン・グールドというピアニストによる『ゴルドベルク変奏曲』を愛聴しているのである。グールドはいわゆる天才肌であったが、変人としても知られた。たとえばコンサートが始まっているにもかかわらず、聴衆を待たせて自分が座るピアノ椅子を30分も調整してたとか、真夏でもコートに手袋、マフラーを着用してたとか、人気の絶頂期で生のコンサート演奏からドロップアウトして、以降はスタジオに籠もってレコーディングしていたなど、変人ぶりを示すエピソードをあげればきりがない。ついでに言うと、夏目漱石の『草枕』が愛読書の一つだった。だが、ひとたびグールドがピアノの前に座り、二本の手を鍵盤に載せた瞬間、そこから生まれる音楽は、世界の終わりにただ一つ遺された楽園のように美しかった。すべてが完璧で、研ぎ澄まされており、一片の曇りもなかった。同じように、レクター博士が人をあやめる方法も完璧で美しい。それは一つの哲学と言っても過言ではない。だからこそ、レクター博士が他の誰でもなく、グールドの『ゴルドベルク変奏曲』を好むところに、不謹慎だが僕は二人に共通する何かを感じる。そしてハンニバル・レクターという強烈なキャラクターを象徴する音楽として、グールドの『ゴルドベルク変奏曲』以上に相応しい曲は考えられないのだ。グールドによる『ゴルドベルク変奏曲』は二種類の録音がとくに有名で、『ハンニバル』では1981年録音が、『ハンニバル・ライジング』では『羊たちの沈黙』でも使用された1955年録音が使われている。『レッド・ドラゴン』では僕がボーっとしていてスルーしてしまったのかもしれないが、『ゴルドベルク変奏曲』は使われていなかったように思う。(使われていたらゴメンナサイ)蛇足だが、NASAが1977年に打ち上げた探査機「ボイジャー」にはグールドの演奏が積み込まれた。まだ見ぬ宇宙人へ「地球にはこんなに素晴らしい音楽があるんですよ」と伝えるために。レクター博士の奇妙な美意識を少しでも理解するためにも、ぜひグールドの音楽に耳を傾けながら、『ハンニバル・ライジング』、『ハンニバル』をお楽しみ下さい。■(奥田高大) 『ハンニバル』©2000 UNIVERSAL STUDIOS『ハンニバル・ライジング 』© Delta(Young Hannibal) Limited 2006 and 2006 Artwork © The Weinstein Company
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フィフス・エレメント
『レオン』のリュック・ベッソン監督がブルース・ウィリスを主演に迎えて贈るSFアクション大作
『グラン・ブルー』『レオン』のリュック・ベッソン監督がブルース・ウィリスを主演に迎えて作り上げたSFアクション大作。100億円の予算を投じたビジュアルが観るものを圧倒する。
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PROGRAM/放送作品
JFK 【ディレクターズカット版】
ケネディ大統領を暗殺した真犯人は××××である! 全世界震撼、衝撃の社会派サスペンス大作
オリヴァー・ストーン監督・脚本、ケヴィン・コスナー主演で贈る、ケネディ大統領暗殺の謎に迫るサスペンス。正義のために命がけで捜査する地方検事の生きざまを描き、勇気とは何かを問う超ド級社会派問題作。
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ザ・クーリエ
オルガ・キュリレンコが凄腕の女運び屋に!危険な超高速バイクチェイスに手に汗握る本格アクション
『007/慰めの報酬』でボンドガールを演じたオルガ・キュリレンコが、元特殊部隊の凄腕運び屋をクールに熱演。彼女がほぼスタントなしで挑んだバイクチェイスや格闘シーンなど、迫力満点のアクションは必見。
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PROGRAM/放送作品
レオン(1994)【オリジナル版】
[PG12相当]リュック・ベッソンが、孤独な殺し屋と少女の純愛を描いたバイオレンス・アクション作
殺し屋と少女の純愛を描く。『グラン・ブルー』でもベッソンと組んだジャン・レノと、当時13歳だったナタリー・ポートマンが主演を務めた。マチルダを演じたナタリー・ポートマンの美しさは世界に衝撃を与えた。
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PROGRAM/放送作品
ロボコップ(2014)
より強くクールに!瀕死の重傷を負った警官が最強サイボーグへと生まれ変わるSFアクションがリブート
1987年のポール・ヴァーホーヴェン監督作『ロボコップ』を『スーサイド・スクワッド』のジョエル・キナマン主演でリブート。クールなデザインに生まれ変わり、ガジェットもハイテク化した新生ロボコップに注目。
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PROGRAM/放送作品
(吹)JFK 【ディレクターズカット版】
ケネディ大統領を暗殺した真犯人は××××である! 全世界震撼、衝撃の社会派サスペンス大作
オリヴァー・ストーン監督・脚本、ケヴィン・コスナー主演で贈る、ケネディ大統領暗殺の謎に迫るサスペンス。正義のために命がけで捜査する地方検事の生きざまを描き、勇気とは何かを問う超ド級社会派問題作。
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PROGRAM/放送作品
(吹)ロボコップ(2014)
より強くクールに!瀕死の重傷を負った警官が最強サイボーグへと生まれ変わるSFアクションがリブート
1987年のポール・ヴァーホーヴェン監督作『ロボコップ』を『スーサイド・スクワッド』のジョエル・キナマン主演でリブート。クールなデザインに生まれ変わり、ガジェットもハイテク化した新生ロボコップに注目。
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PROGRAM/放送作品
ハンターキラー 潜航せよ
第三次世界大戦勃発を防げるか?原子力潜水艦とネイビーシールズの危険な極秘任務を描く極限アクション
米海軍原子力潜水艦の元艦長と作家が共著したベストセラーを映画化。米海軍の全面協力によって本物の原子力潜水艦で撮影し、深海に潜む密室で“見えない敵”と戦う極限の死闘をリアルな説得力で魅せる。