PROGRAM

放送作品情報

ブリット

BULLITT 1968年 アメリカ / 114分 アクション サスペンス

坂の街シスコをマックィーンの駆る68年型マスタングが激走!! 痛快!アクション・サスペンス!!
放送日時
2020年03月07日(土) 深夜 00:45 - 02:45
2020年03月09日(月) 16:30 - 18:30
2020年03月17日(火) 19:00 - 21:00
解説

今も男性誌で特集が組まれる不朽のファッション・アイコン、マックィーン。そのカッコよさの真髄が見られる刑事アクション。坂の街サンフランシスコを爆走するカーチェイスシーンは今や映画史の伝説!

ストーリー

シスコ市警の刑事ブリットは、有力政治家からある重要証人の保護を命じられる。だが、ブリットがセーフハウスを不在にした隙に殺し屋が乱入。証人は撃たれて重態に陥る。政治家はこの失態に激怒し、危篤の証人に是が非でも証言をさせようとするが、実は、その時点でもう証人は死んでいた。ブリットは、襲撃は情報漏れのせいだと睨み、政治家にすら証人の死を伏せて、再び殺し屋が現れるよう罠を張り待ち受けていたのだった。

出演

スティーヴ・マックィーン
ジャクリーン・ビセット
ロバート・ヴォーン
ロバート・デュヴァル
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日

    刑事物のバイブル的作品

    日曜朝の「拳銃無宿」のときに試写会宣伝してた映画で、小学生5-6年生のときに渋谷で数人の友人と見た。観賞後皆マックイーンに痺れ、親に黒の徳利セーターを買ってもらい着てた。もう一度くらい他の友人誘って観たかな。カーチェイスや散弾銃の威力にも興奮したし、病院でのサンドイッチと牛乳も旨そうで、ラストの飛行場の銃撃シーンもかっこよく、暫くは皆の共通の話題でした。ジョアンナシムカスの男物のワイシャツの姿でカフェオレにパン!は小学生のガキには刺激的でしたね。マックイーンの魅力がすべての映画。

  • 鑑賞日 2019/7/17

    クール!

    ドキュメント感覚溢れる演出。 マックイーンのキレのいい動き、歩く姿のかっこよさ、抑制の効いた演技。 リアルなアクションシーン。 とても仕込みとは思えない、まわりの人々の息遣いまで感じるリアクション。 ドキュメントタッチながらも端正な撮影。 どれもがうまく噛み合って、素晴らしい映画。 もう20数回は観てるだろうか。

  • 鑑賞日

    刑事もの

    カーチェイス以外見所がないね。知らんけど笑 それ取ったら何も残らない映画だねー笑 でもねカーチェイスは歴史的なんだと思うよね。でもそれだけなんだよね笑

  • 鑑賞日 2010/9/17

    モダンテイスト

    時を置いて二度目の観賞となった本作、改めて感じたのは自宅のVTRやDVDで観るのとはまったく違うといっても過言ではない体感的な立体音響だった。静寂を突如として打ち破る銃声をはじめ、耳をつんざくようなジェット機の爆音や、辺り一面を震わすタイヤの軋み、そして、画面の背景に広がる雑踏のさざめきなど、場面を生々しく盛り上げる効果音が素晴らしく、観る者を包み込むような臨場感を生み出していた。その真に迫る音響があるからこそ、ラストシーンの疲労と安堵を伴った静けさがより印象的なものとして伝わってくるのだと勝手に納得。 クールな魅力が光るS・マックィーンの役にはまった好演をはじめ、R・ヴォーン、J・ビセットといった俳優陣の個性際立つ演技、ドラマ展開をスリリングに彩るL・シフリンの無機質な音楽や、無駄な台詞を削ぎ落とした名匠P・イェーツのストイックな語り口など、そんな様々な要素があいまって、全編に乾いた緊迫感を醸し出したモダンテイストのアクションムービーだった。

  • 鑑賞日 2010/7/19

    カーチェイスの原点にして最高峰

    午前十時の映画祭 ラロ・シフリンの音楽に乗ってマックイーンが疾走する。と思いきや、カーチェイスに音楽は要らない。聞こえるのはエンジン音だけで十分。 私は今でもカーチェイスの最高峰は『ブリット』だと思っている。今やカーチェイスにまでCGが使われる時代となって鼻白むばかりだが、刑事アクションといえばカーチェイスが出てくるお約束を作ったばかりか、元祖にして既に最上級を作り上げてしまったのではないだろうか。

  • 鑑賞日 2018/9/10

    昼間「男と女」を見た。だからフォード・ムスタングつながりで・・・。 リアリズムにこだわり、贅肉をそぎ落とした緊張感たっぷりの展開。マックィーンが演じるヒーローはいつも地に足のついたリアルな存在。ここでも、事件の真相にせまるべく権力に流されず、恋人に理解されなくても果たすべき任務を続ける。クライマックス、空港で真犯人を捜すギラギラした眼がいい。

  • 鑑賞日 2018/4/9

    寡黙な刑事

    スティーブ・マックイーン演じる寡黙な刑事。その仕草や私服の着こなしがかっこいい。冷凍食品買うだけであんなにかっこいい男がいるのか!

  • 鑑賞日

    カーチェイス

    内容はともかく、坂道のサンフランシスコの街の中を疾走する車が印象に残る。本格的なカーチェイスもののはしりだったように思う。

  • 鑑賞日 2017/5/1

    眼だけでなく耳も楽しませてくれる映画

    新文芸坐のワーナー特集、「ブリット」は、スクリーンを介して通しで観たのは、公開1年後だったか、名画座で観て以来です。 ジャクリーン・ビセットの匂い立つような美しさもさることながら、60年代末~70年代初頭におけるラロ・シフリンの音楽が如何に観客を乗せてくれていたかを思い出させてくれました。例えば、マックィーンが護衛していた重要参考人が、実は既に死亡していながら、犯人をおびき寄せるために死亡を隠して病院に安置していたところ、案の定、白髪の殺し屋ポール・ゲンジュが病院にやって来て、これに気付いたマックィーンと病院の中で繰り広げる追跡=逃亡場面は、打楽器とベースだけのリズム・セクションで劇伴を構成し、緊迫感を高めていて、観る者の心を沸き立たせてくれます。 そして「ブリット」と言えば、なんと言ってもあのカーチェイス場面が圧倒的で、ここだけはTVをザッピングしている時に遭遇すると、思わずチャンネルが止まって観続けてしまう場面ですが、大きいスクリーンで観ると、画面に展開する車の走りもさることながら、悪役の車が一気に加速するところで音楽を止めるという音響にも酔えるのであり、眼だけでなく耳も楽しませてくれる映画です。

  • 鑑賞日 2017/5/6

    味わいのある対比

     ワーナーブラザーズシネマフェスティバルで本作を観た。併映は同じくサンフランシスコが舞台の刑事もの「ダーティハリー」。サンフランシスコが舞台だけに坂道を利用したカーチェイスシーンがある。  オープニングがスタイリッシュでエンディングが地味という味わいのある対比。  本編はミステリー仕立て。政治家が黒幕とばかり考え幾つかの筋を想定した。巧く誤誘導された印象。  クライマックスは体力勝負の空港での追いかけっこ。本編がミステリー仕立てで少し知的なところがあるのでここでも味わいのある対比。

  • 鑑賞日

    刑事ものといっても、

    単純なアクションものでなく、意外にトリッキーなミステリーです。着実に真相に迫る展開は地味ながら見応えがあります。有名なカー・チェイスもリアリティが凄い。マックィーン演じる刑事のキャラがまたいいですねえ。内面を秘めて耐えながら、折りがあれば爆発的な行動に出る。 今から見ると冗長感が否めませんが、いいときのマックィーンの格好良さも含めて、高評価です。

  • 鑑賞日 2017/4/1

    スティーヴ・マックィーンを堪能する映画。派手さが売りで嘘っぽくなった来た昨今の刑事物に比べて、リアリズムにこだわったかいがあり全篇ぴんと張り詰めた感じがいい。

  • 鑑賞日 2017/3/21

    まだ良きアメリカ時代の作品

    女性がただの脇役でタクシーの運転手がたばこふかしながら運転出来て走っている車もほぼアメ車。ロスの有名な坂道でのカーチェイスに空港の滑走路での追いかけっこ。ストーリーもそれほど入り組んでいないし(私は観ながら深読みしまくりでしたが)なによりマックイーンです。ロバート・ヴォーンが若くて素敵でした。R・デュバルも気がつかなかった・・病院のスタッフの動きがいやにテキパキしているなぁと思ったら俳優じゃなくてホンモノの看護婦さんや医者を使ったみたいですね。すごく緊張感があって良かった。

  • 鑑賞日

    スタイリッシュなハードボイルド☆

    本作で目を引くのが、スタイリッシュなオープニングクレジットや約10分ほどのカーチェイスでしょう。非常に印象に残る見せ場であったのは間違いありません。ただ派手なだけの映画でないところが本作の良さでもあります。一人の刑事が議員や上司の圧力に屈せず奮闘するハードボイルドものであります。 シカゴのシンジゲートから大金を騙し取ったロスという男が、命を狙われてました。 一方でチャルマース議員はシンジゲート壊滅のために内部事情に詳しいロスの証言を必要としてました。ロスをサンフランシスコに呼び、証人を保護するように命ぜられたのがフランク・ブリット刑事(スティーブ・マックイーン)でありました。せれが話の始まりです。 ホテルでのロスの警護が始まります。しかし、その直後にロスは襲撃され病院に搬送されます。警護の担当責任者のブリットは、チャルマース議員に批難をされます。そこからブリットの意地の捜査が始まるのです。 ブリットはホテルや病院とロスの居場所が簡単に割れることに疑問を持ちました。ロスの襲撃を指示したのは?なんと本物のロスです。ホテルで襲撃されたのは替え玉のロスだったのです。そして本物のロスは警察の目を騙して高跳びをしようとしたのです。 本作はミステリーサスペンスとアクションが程よく融合した作品で、ロスの替え玉を見破った後はアクションシーンが際立ちます。タイヤのスキール音や坂道での豪快なバンプシーン満載のカーチェイスを見せたりします。坂の多いサンフランシスコだから可能な追走劇です。また空港滑走路での追走も離着陸する航空機を掻い潜ってと息の飲むものがありました。最後の最後まで楽しめました。 「ブリット」は現代の映画にでも影響を残してます。「アウトロー」「ヒート」などでも、本作を知ってる人なら気づくはずです。スティーブ・マックイーンの功績とも言えるでしょう。本当にカッコ良すぎです☆

  • 鑑賞日 2012/10/15

    目的の為には手段は選ばない

    昔はそうだったのかもしれないが、アメリカの警察組織の命令系統はどうなっているのかと疑問に思うようなデタラメぶりである。 日本のように縦割り、縄張り意識が強いのもそれはそれで弊害がありそうだが、ごく近しい仲間以外を除けば、ほぼ個人プレイといって良いような捜査方法は、群衆の中での発砲や、市街地でのカーチェイスもためらわない。 銃世界が生んだ国民性と、時には法手続きを超越することすら平気であるという事が恐ろしいことでもある。 そんな訳で、悪人を駆逐したのでスッキリした、マックィーンはカッコいい、と単純に観る事は出来にくい。

  • 鑑賞日 2016/10/23

    懐かしい

    すっかり忘れていた。ストーリーは全く覚えていなかったが、カーチェイスや空港のシーンは他の作品でもよく見るシーンとなったようだ。やはりスティーヴ・マックイーンの魅力なんだろう。

  • 鑑賞日

    体験の映画

    シカゴで組織から200万ドル持ち逃げしたジョー・ロスは、組織に消されそうになったが逃走した。野心的な政治家チャーマースはシカゴのシンジケートの犯罪を暴くために、ジョー・ロスを証人として公聴会で証言させようと身柄を保護する。チャーマースはジョー・ロスの護衛をサンフランシスコ警察の敏腕刑事ブリット(スティーブ・マックイーン)に依頼する。 ブリットと部下はジョー・ロスが宿泊しているホテルの部屋で交替で護衛をすることになった。部下が護衛している時に、二人組の殺し屋が部屋に押し入り、部下とジョー・ロスを銃撃した。何故かジョー・ロスがドア・チェーンをはずしていたのだ。ジョー・ロスは重体で入院する。それを知ったチャーマースは怒り、ブリットを叱責する。ジョー・ロスは死んでしまうがブリットはそれを隠し、犯人逮捕に力を注ぐ。 聞き込みをするうちに、ジョー・ロスは射殺される9時間前にTホテルのドロシー・シモンズに遠距離電話をかけていたことがわかった。しかし、ブリットがTホテルを訪ねると、ドロシー・シモンズは部屋で銃殺されていた。 果たしてドロシー・シモンズとジョー・ロスの関係は…? (ネタばれ注意)実は、チャーマースが護衛を依頼したジョー・ロスは、本物のジョー・ロスではなく、ジョー・ロスが雇った替え玉だった。本物のジョー・ロスを追って、ブリットは空港に来た!そして! 作品の魅力① 淀川長治さんが“体験の映画”とおっしゃった作品で、事件や捜査を間近で見ているようなリアルさがあります。オール・ロケで撮影され、ジョー・ロスが入院する病院のシーンの医師や看護師は一人の役者を除き全員本物なのだそうです。 魅力② 映画中盤のカーチェイス。マックィーン自ら運転する緑のマスタング・ファストバック390GTと、殺し屋二人が乗る黒のダッジ・チャージャーR/T(運転するのは運転手役のスタント・ドライバー ビル・ヒックマン)。サンフランシスコのアップダウンある地形を生かしたスリリングなカーチェイスですが、これがスゴイです。ここでもまるで自分が車に乗っているような、あるいは目の前で見ているかのような“体験の映画”を実感できます。スピード感を出すためにカメラや編集に手を加えたのではなく、実際に時速200km近い猛スピードで走っているそうです!それをとらえるカメラもすごいです 魅力③ マックィーンの恋人役のジャクリーン・ビセットが素敵です。ビセットが「あなたは暴力と死の毎日。私とは遠い世界ね。どうなるの。」と問い詰めると、マックィーンは「これからさ」と答える。この二人の関係が素敵です。 魅力④ マックィーンは本当にカッコいいです。他の出演者たち、野心的な政治家・チャーマース上院議員役のロバート・ヴォーン、ブリットの部下役のドン・ゴードン、ブリットを庇う上司役のサイモン・オークランド、タクシー運転手のチョイ役にロバート・デュヴァルなど存在感のある役者さんたちが脇を固めています。 魅力⑤ 『大列車強盗団』でマックィーンに見出され、『ブリット』を撮るためハリウッドに来たピーター・イエーツ監督のカッコいい演出。ラロ・シフリンのジャジーな音楽。そして洒落たタイトル・バック。キマッてます!

  • 鑑賞日 2016/6/29

    OPからワクワク

    ピーター・イェーツのハリウッド監督1作目の記念すべき作品。   OPからスタイリッシュでカッコいい。ジャージーなBGMもおしゃれでセンスがよく、心地よい。 全編、スティーブ・マックイーン。だってタイトルがマックイーンの役名ですから。細かい説明とかあまりなく、マックイーンの表情で察してくれ、みたいな。渋い。 後半のカーチェイスまでは、わりと淡々と進むが、カーチェイスを境に俄然、盛り上がっていく。 これは間違いなく名作です。ハードボイルド系だと、個人的には『ロンググットバイ』と同じぐらい好き。

  • 鑑賞日 1979/9/14

    10年経つと見方も深まったか

    今回は随分面白がってる。ダーティーハリーと併映だったがこちらの方が上出来だと。 サンフランシスコの描き方、主人公の日常等と共に知的サスペンスがあるとメモしている。

  • 鑑賞日 2016/5/15

    筋は理解できない。

    オープニング;かっこいい。 カーチェイス:ブリットがシートベルトをしめて、殺し屋の車を見つけたところから、音楽がはいる。殺し屋がシートベルトをしめたところで、音楽が止み、エンジン音が聞こえるようになる。 飛行場の場面:危険。 筋は理解できない。

  • 鑑賞日 2016/5/3

    カーチェイスも今は輝きなし

    公開当時は惚れ惚れとしたものだが今では月並みだ。ただエアポートの追っかけ合いはかえって新鮮。最後は足だ。中身は薄っぺらな映画であった。

  • 鑑賞日 1969/2/1

    よくわからなかった

    カーチェイスに感心しただけ

  • 鑑賞日 2016/3/24

    映画「ブリット」の俳優、スタッフのこと

    スティーブ・マックイーンは、自分をカッコよく見せる術を心得ている。それをある種、自身のスタイルとして確立している。マックイーンについては、語り尽くされた感があるが、おおよそ切り口としてはこういったところだろう。「ブリット」もまた然り。それを裏付けるカットは随所に見られる。 ロバート・ヴォーンは、上品で顔立ちのいい俳優であるがゆえに、この世界では知的な反面、イヤな男、憎まれ役、影のある役が多かったように思う。仕舞いには欲をむき出しにする議員役なども何本か演じており「ブリット」もまた然り。でもそれがある意味、俳優ヴォーンの魅力であることを往年のファンは承知している。 ジャクリーン・ビセットは、いつも添え物的な恋人役といった声もあるが、彼女にはそうした声を自身の持つ美しさで封じ込めるだけの強烈な魅力がある。「ブリット」もまた然り。演技的には、フランソワ・トリュフォー監督から「アメリカの夜」にオファーがあったことが、この作品とはまた別に彼女のキャリアにプラスとなっている。 スタッフの中からひとり。ラロ・シフリンの書くスコアは、ストーリー展開に絡み、シーンを盛り上げ、小気味良いテンポを作っていく。「ブリット」もまた然り。当時の刑事物には欠かすことの出来ない人。その功績は、特筆に値する。

  • 鑑賞日 2015/7/17

    スティーブ・マックイーンが好きか嫌いかで評価が分かれる作品

    サンフランシスコを舞台に、権力を楯に圧力をかけてくる野心的な政治家と対立しながら、証人の警護にまつわる殺人事件の真相を追う刑事の姿を描いたアクション作品です。 スティーブ・マックイーンが好きか嫌いか、この映画の雰囲気が好きか嫌いかで評価が分かれる作品だと感じました。自分はマックイーンが嫌いなわけではないんですが、正直今作の演出自体があまり合わなかったですね。テンポもよくない為、上映時間より長く感じてしまいます。結局チャーマース上院議員は黒幕でもなんでもなく、ただ単に組織の金を横領した人物の逃走劇だったという、逆の意味でのどんでん返しのような結末には唖然で、脚本的にはちょっと破綻しているような気がします。 サンフランシスコの坂道を疾走するカーチェイスは一見の価値ありで、今見てもその迫力に圧倒されますね。他の見所としてはオープニングのタイトルバックがスタイリッシュで格好いいですね。後はジャクリーン・ビセットの美しさでしょうか(笑)

  • 鑑賞日 2015/3/8

    カーチェイス

    昔見た記憶がカーチェイスのシーンしかなかった。ブリットという刑事のキャラがあまり印象に残らなかった。そのためにシリーズ化されなかったのかもしれない。しかし、これ一作でかえってよかったのかもしれない。

  • 鑑賞日 2015/2/7

    カメラの壁抜けとドアの開閉

    深夜、証人が警護されている病院にロバート・ヴォーンとその取巻きが正面玄関ドアを開けて院内に入る様子をカメラの壁抜けによりワンカットで追った場面。どうやって撮ったか気になっていると数分後にヴォーンが病院を出て行く場面でさりげなく種明し。 有名なカー・チェイスのシーンに加えて、扉とそれを開ける行為が頻出する映画でもある。ホテルの一室のドア・チェーン、救急車の後部扉、病院内の幾つものドア、車のドア、鏡張りの扉、飛行機のドア、空港の自動ドア等。観察眼に秀でたタクシー運転手役のロバート・デュバルが脇で光る。

  • 鑑賞日 2015/1/13

    この映画で所謂刑事物のスタイルが大きく変わった。権力に反感を持つ刑事、ロケーションを生かしたリアルな画面、そして本物のカーチェイス・・・カメラのテクニックや編集で作り上げたものではなく実際にサンフランシスコ市街を疾走する生の迫力はさすが。今ならCGでより迫力が出せるのだが、本物の緊迫感はさすが。カーチェイスが始まる直前のサスペンスも気が利いている。殺しのプロが乗る車が主人公の車を追う。運転のプロの車のバックミラーには、銀髪の殺し屋の不敵な顔が映っている。街角を曲がったところで主人公の車を見失う。坂道をゆっくりと走りながら獲物を探していると、バックミラーに主人公の車が映る。けたたましいエンジン音と共にカーチェイスが始まる。起伏の激しい市街地から郊外のバイパスへ息をもつかせぬアクションが展開。すべてトリックなしの映像。事件の真相が明らかになり舞台は国際空港へ。夜の滑走路での追跡で犯人を追い詰める主人公。あたりかまわず撃ちまくり、どちらが犯人なのかわからない無茶な展開はない。犯人を射殺した後も慎重に近づいて、拳銃を遠くへ蹴る。無防備に近寄って反撃を食らう馬鹿な演出もない。騒然となる現場、犯人の遺体に上着をかける、その向こうで犯人に撃たれた警官に祈りをささげている神父の様子などなど細かい描写がいい。何よりマックィーンらしいのは、相変わらず寡黙に仕事に取り組む男の姿。恋人から疎まれ、権力者から脅かされても自分の任務をやり遂げる姿はまさに我等のヒーロー。ブラッド・ピットがリメイクするとの噂もあるが、それも楽しみ・・・。

  • 鑑賞日

    刑事ものの傑作

     オープニングのタイトルバックが好きだ。ラロ・シフリンのクールな音楽に乗せて、ビルに侵入する集団の行動にかぶせてクレジットが流れるように次々現れてくる、わくわくするような素敵なオープニングだ。この作品以降、70年代にはアクション映画にカーチェイスが付き物になり、だんだん派手になって最近では非現実的と思われるものまで出てきたが、この作品でのカーチェイスはリアリティがあって、ドラマから突出せず中盤の見せ場としての役割を果たしている。出演者では、ロバート・ヴォーンが傲慢なエリートを演じて印象的だ。彼とマックイーンは「荒野の七人」でも共演していた。もっとも、彼は7人の中では地味な役で早くに撃たれて死んでしまったが。また、2回目に観た時に端役でロバート・デュヴァルが出ていたのがわかった時は嬉しかった。終盤の空港での追跡も緊迫感があり、マックイーンの作品では最も好きな作品だ。

  • 鑑賞日 2014/8/10

    スティーブ・マックイーンの魅力全面

     サンフランシスコの、あの坂のカーアクションを始めとして、動きは素晴らしい。一方、一つ一つの描写がゆっくりで、時代を感じさせた、でもそのテンポは心地良かったりもする。  また、あの空港の追跡シーン、ジャンボの下を走ってくぐったり、どうやって許可を取って撮影したのだろう、いや、ジャンボを借りたのか?等いろいろ考えてしまった。  スティーブ・マックイーンは、本当に格好よく、ほれぼれする。あまりのアップの多さにちょっとびっくりしたが。ジャックリーン・ビセットは美しいだけで、添え物のような出演であり、残念。また、吹替えた声優があまりに下手で酷くて辟易した。

  • 鑑賞日 2014/6/23

    シスコの街中を160キロのスピードで爆走するカーチェイスが、何度見ても凄い。このシーンを際立たせるために、全体的に淡々とした雰囲気で話を進めたのかもしれない。マックイーンもやたらドンパチせず、渋くクールな演技に徹しているのが格好いい。ラロ・シフリンの音楽も最高。

  • 鑑賞日 2014/5/30

    伝説のカーチェイス

    @rightwide: #539 「ブリット」。1968年製作のピーター・イエイツ監督作品。S・マックイーンがダーティーハリーと双璧のサンフランシスコの敏腕刑事に扮し上院議員の圧力と戦いながら犯人を追いつめていく。坂道の多いサンフランシスコでのカーチェイスはその後の多くの作品に影響を与えた名シーンである

  • 鑑賞日 2014/3/27

    制作当時は

    カーチェイスが話題になったんだろうな。 古い映画なのでテンポという部分では苦しい。 恋人役をわざわざ出す意味ってあったかな? ブリットを信頼してかばう上司はよかった。

  • 鑑賞日

    坂道を利用して

    現代から見るとありふれたカーチェイスだが、うまく坂道を利用したカーチェイスの撮影は見事。他の作品にも多大な影響を与えた。それにしてもアメリカ人はチェイス(追いかけっこ)が好き。

  • 鑑賞日 2015/12/5

    痺れるアクション

    サンフランシスコの市街地でのカーチェイスはもちろん、大詰めに来ての空港の制限区域内、特に滑走路での追跡劇がド迫力すぎました。 危険すぎて現代なら航空当局が絶対に認めないだろうなあ! オープニングの音楽とタイトル映像もスタイリッシュで大好き。 物語は若干弱いぶん、カメラワークとクールなサウンドトラック、マックイーンの圧倒的な存在感でグイグイ見せちゃう。 逆の視点からすると俺様マックイーンが好みでないと作品自体の好き嫌いも出そうです。 ジャクリーン・ビセット、スッキリして知的で好きです。華麗なる賭けのフェイ・ダナウェイ、ゲッタウェイのアリ・マッグロー、そして本作と観ると個人的にはビセットがいちばん好み。 ロバート・デュバルは初見、2度目も気がついてなかった。不覚。洗車機から出てくると正面にブリットが立ってる場面も震えるほどカッコいい!

  • 鑑賞日 1969/3/15

    中学3年にはハイブローすぎた。新宿ピカデリーにて。

     中学卒業ということで、クラスメートたちでワイワイガヤガヤ、見に行った。  はっきり言って面白くなかった。漫画のようなスパイものが大好きだったので、ユーモアのかけらもない刑事物としか思えなかった。  人が射殺されるシーンでは、気持ちが悪くなった。ナポレオン・ソロで御ひいきのロバート・ヴォーンが出ていたが、愛嬌ゼロでガックリ。  5年後の1974年11月27日、大学生で、同じ新宿ピカデリーで再見。   今ではそれなりに評価はします。でも好きかと言われると、どうでしょう。

  • 鑑賞日 2013/9/15

    クールで虚無的なムード漂う刑事アクションの傑作

     マックイーンの魅力とピーター・イェーツの緊迫感溢れる演出、そして、サンフランシスコの坂を生かしたカー・アクションがあまりにも有名な刑事アクションの傑作。  犯罪シンジケートの壊滅を掲げる上院議員の要請によって公聴会の証人であるギャングのジョニーの護衛をブリットが命じられるが、非番で恋人キャシーとヨロシクやっている間に、若い刑事とジョニーは撃たれてしまう。ジョニーは結局、死んでしまうが、ブリットはそれを隠して罠を仕掛けようとする。  ブリットが職業として刑事をやっているだけ、という雰囲気が寡黙さを生かして上手く描かれ、たまたま、殺人現場を見てしまったキャシーに、なぜ、こんな仕事をしているの?、と詰め寄られても答えられないで困った顔をしてしまうところなど、マックイーンのキャラクターが生かされている。  事件が解決しても、単に片付いたという感じが虚しさを感じさせ、作品全体を覆うクールな雰囲気とともに印象深い。

  • 鑑賞日 2013/9/4

    名作

    マックィーンかっこいい。内海賢二しかないんだよな…

  • 鑑賞日 2013/9/18

    「男の仕事」を淡々とこなす。

     本当に久しぶりの再見。冒頭の部分など忘れていた。派手なアクション映画とばかり思い込んでいたが、確かにカーアクションなど当時としては迫力満点なのだが、そういうシーンは実はそんなにはない。むしろ寡黙な刑事ブリット(スティーブ・マックイーン)の微妙な表情や、目の動きが印象的な映画であった。  感情を表にむき出しにしない演技はたとえばメル・ギブソンなどとは対照的で、どちらかというとハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)タイプの刑事で、しかもこの映画は彼らよりも先んじている。すでにマックイーンが熱を秘めたスタイリッシュな刑事を演っていたんですね。  ロバート・ヴォーン演じる政治家に捨て台詞を言うシーンなど顔は一見怒っていないようだが、目が怖いというマックイーン独特の怒りの表現。しかし残念ながら上記の二人の作品ほど突き抜けたものがなかったためにシリーズ化されることもなかった。  たしかに刑事アクションものとしては証人の身柄を守るというストーリーにはサスペンスはあるが、少々地味であった。恋人役のジャクリーン・ビセットもただ脇で出ていますよ、程度のキャラでもう少し工夫が欲しかった。  しかしそれでも最近のアクション映画の始まりだしたら最後まで止まらない(ノンストップ)的なアクションの連続を見せられ続けてきた自分には、どこか大人の心理劇を見せられているような気がしてきて、心地よかった。ラストも地味に終わる。

  • 鑑賞日 2013/9/8

    スティーブ・マックイーンほんといいですね。

    うまく言えないけど、実在感、本気感、のようなものがあって、彼がいる画面には作り物感がないのです。 カーチェイスは、「大量にとにかく壊す!」というのでなく、最低限の破壊で最大の効果を狙ってスリリングで切れがあります。この頃のアメリカの映画って、いいなぁ。 しかし結末は、未解決なのですかね?証人は死んでしまい、本当に悪い奴は逃げる。 証人だと思っていたジョニーは、証言する必要のない人で、本当に悪い奴は彼をやられて窮地に陥ったっていう大団円?そこがよくわからないままでした…。

  • 鑑賞日 2014/12/17

    人の記憶は儚い

    サンフランシスコのカーチェイスしか覚えていない。ナポレオンソロが悪役だったことは覚えている。もう一度じっくり見てみよう。

  • 鑑賞日 1976/1/19

    リバイバル上映

    1976年1月19日に鑑賞。高知・名画座にて。2本立て。同時上映は「明日に向って撃て!」。 サンフランシスコ坂道でのカー・アクションが当時は伝説となった。 「大列車強盗団」(1967)の冒頭のロンドンのカー・チェイスがすばらしかったので、マックィーンがピーター・イェーツを監督に指名したとか。ピーター・イェーツは元レース・ドライバーである。カー・チェイスのシーンが秀逸なのも当然である。

  • 鑑賞日 1980/7/16

    サンフランのカーチェイス場面

    1980年7月16日、文芸坐で鑑賞。(2本立て、300円) スティーブ・マックイーンが、サンフランシスコの坂道多いカーチェイス場面が有名。 この場面、確かに凄い。 スティーブ・マックイーンは、この映画のカーチェイス場面や、『大脱走』のバイク飛び場面など、インパクト残す場面を生み出すあたり、さすがである。

  • 鑑賞日

    今思うと結構個性派俳優が顔を揃えています。マックイーンは勿論、やはりジャクリーン・ビセットでしょうね。きれいですもんね。

    久々に見てしまいました。 B級映画だと思って見ていましたが、結構丁寧に作ってあるんですね。そして何よりマックイーンがカッコいいですね。最後に犯人に自分のジャケットをかけるシーンとかあるんですが、そのときのポーズというかシルエットが実にカッコいいんですね。

  • 鑑賞日

    元祖カーチェイス

    S・マックイーンの魅力が最も生かされている映画のひとつ。スタイリッシュな刑事役は歴代刑事映画の中でも白眉。有名なサンフランシスコの坂道でのカーチェイスは以後、全てのアクション映画が真似をすることになる。それ以外での空港での追跡シーンなども他の作品が参考にしていることが多く、アクション刑事映画のお手本のような作品。

  • 鑑賞日 2012/10/16

    普通です。マックィーンが、全面ですぎ。

    話はよくある刑事ネタ。期待した分普通でした。マックィーンは、クールに淡々と演じている。カーチェイスは、最近のパターン化された原点か?

  • 鑑賞日 1997/1/5

    スティーブ・マックィーン

    彼の魅力がたくさん詰まっている作品だと思います。 すごくハンサムというわけでもないのに、どうしてか彼は魅力がありますね。

  • 鑑賞日 2012/11/28

    ブリット

    何度見ても、しびれます。タイトルバックにラロ・シフリンの音楽、そしてマックイーン。これぞムービー!

  • 鑑賞日 2012/10/13

    渋い

    サル顔なのに超絶カッコイイぞ、マック。

  • 鑑賞日 2012/10/16

    カーチェイスは、何度見てもすごい

    何回見ただろう。 サンフランシスコのカーチェイスは、何度見てもすごい。

  • 鑑賞日 2008/6/28

    サンフランシスコ・ロケを大いに活かしたカー・チェイスにラロ・シフリンのスリリングな音楽が盛り上げる。 クールなマックィーンはもちろんだが、チョイ役だがタクシードライバーのロバート・デュバルが渋い。 <酒登場> サントリーオールドの車両広告が一瞬映る。「a bit more imagination」

  • 鑑賞日 2010/11/11

    こんなカーチェイス観たことがない

    自分のBLOGより> 「この作品のカーチェイスは凄い」と聞いたので、 期待してみた。 これほど面白いカーチェイスはない。 超急な坂を跳ね回り、ドリフトし、 散弾銃の攻撃をかわす...カッコイイ 「ワイルド・スピード」とは桁違いの面白さだった。 しかもカーチェイスだけでなく、 オープニングや空港での駆け引きなど カッコイイシーンのオンパレードで期待以上の 面白さだった。 しかし「ダーティ・ハリー」もそうだが、 アウトローな警官が敵を倒すシーンは 好きだが、僕は刑事物が苦手である。 ストーリーの流れを途中で見失うのだ。 幼少期に観た作品って「面白い」と感じた 記憶はあっても、内容は覚えていない事が多い。 僕も刑事物に対しては幼少期から 抜け出せていないのだろう。 まあ面白ければいいっか

  • 鑑賞日 2011/8/4

    色々な発見があった

    「ブリット」を観たのは中学生のころ。 テレビで観たきり。 マックイーンが刑事で 坂の街、サンフランシスコでの カーチェイスの場面が印象に残っていました。 約30年ぶりに観ると 様々な発見がありました。 まずは音楽。 オープニング・タイトルを聞いて ふと思いました。 「ラロ・シフリンっぽいなあ・・・」 クレジット観たら正解。 あのロバート・デュバルが出ていた! タクシーの運転手役で いわゆるチョイ役です。 マックイーンの恋人役を 演じたジャクリーン・ビセットがとても美しかった。 それほどメジャーな女優さんでは ないかもしれませんが 中学の同級生で映画大好きの田山君が 大ファンでした。 田山君の気持ちがわかりました。 出演場面は少ないけれど ブリットが生きる血と暴力に満ちた世界を あぶりだす重要なプレーヤーとなっています。 そして、マックイーン クールでタフなブリットは格好良かった。 「荒野の七人」、「パピヨン」、「ブリット」と このところ、マックイーンの作品を立て続けに観たけど どれも違った顔をみせてくれている。 オンタイムでちゃんと映画館で観ておけばよかった。

  • 鑑賞日 2012/1/14

    ひたすらマックインに痺れる

    スティーブ・マックイン堪能。「パピヨン」よりもお客さん多し。それも男性客。 映画を観て納得。とにかくマックインが素敵、男が惚れる男なんですね。 ブリットファッションと言われるくらいですからその着こなしは抜群です。 細身のスーツにステンカラーコート、黒のタートルネックセーターに肘あてのついたツイードのジャケット、シャツの上には襟のついたウールのカーデガン、等など今でもちっとも古さを感じさせないファッション。 サンフランシスコのアパートに恋人と同棲。 道路の新聞販売機(というのかどうか・・・)で新聞を買い(小銭がなくて機械をたたいて新聞拝借なんですが)、近所の食料品店で買った食料の袋を小脇に抱えて階段を上っていくマックインのさまになっていること。 一挙手一投足が全て素敵。 マックインがハンドルを握ったというサンフランシスコの坂を200キロのスピードで駆けめぐるカーチェースはジェットコースターに乗っているような気分になるくらいすごい。 夜の滑走路と空港内の犯人の追跡劇も見ごたえたっぷり。「ダイハード2」の夜の滑走路のシーンはこの映画からインスパイアされたのでは。 警察の車が出払ってるとあって恋人の車で事件現場に出かけるところは公私混同とも思えるけど・・・そんなことは気にもかけない強引な仕事ぶり(敏腕デカです)と、いろいろと文句を言っても、ちゃんと戻ってくる美人の恋人、そんなところも男性が憧れるのでは。 ポーカーフェイスのクールなマックインの魅力とラロ・シフリンによるジャズがモダンな雰囲気をかなで、とてもしゃれた映画でした。 その恋人ジャクリーン・ビセットの美しさも付け加えておきます。

  • 鑑賞日 2011/1/3

    「ブリット」こそはマックイーンのスターとしてのピークである!

    政治家の権力と上司の圧力を無視して捜査を続ける刑事の 活躍を描くスタイリッシュな映画と言えば、あるイメージ が浮かぶのであるが、この作品はそうした既成概念を見事 に裏切ってくれる。 実に自然なのだ。主人公ブリットの登場から、その言動も、 人ごみや同僚たちの中で突出するわけでもなく、いかにも 作られたヒーロー像というものでもなく実に自然なのであ る。それでいて、スティーブ・マックイーンが身上とする スポーティーなヒーロー像が魅力なのである。 こうした奇跡の如きドラマが成立した要因は、ピーター・ イェーツの切れのいい演出、ラロ・シフリンのドラマ世界 を表現するに相応しい音楽、そして何よりもウィリアム・ フレイカーの魔術的なキャメラワークの相乗効果である。 こうしたチームワークこそが、その後のアクション映画の 定番となるカーチェイスの名場面となって結実するわけだ。 威勢のいいだけのアクションスター、マックイーンが演技 者として新境地を確立した1967年の「砲艦サンパブロ」か ら1968年は「華麗なる賭け」とこの「ブリット」であり、 ここでマックイーンはキャリアとしてピークを迎えたので ある。 「パピヨン」は、その後、そのキャラクターを更に進めた 極北の孤高のヒーローということになろう。