PROGRAM

放送作品情報

フィラデルフィア

PHILADELPHIA 1993年 アメリカ / 126分 社会派ドラマ

差別と偏見により社会的な死まで強いられたエイズ患者の闘いを、T・ハンクスが鬼気迫る演技で挑む問題作。
放送日時
2019年03月01日(金) 15:15 - 17:30
2019年03月11日(月) 23:15 - 深夜 01:30
2019年03月21日(木) 深夜 03:15 - 05:45
解説

『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミが、エイズをテーマに人間の尊厳をかけた戦いを描いた社会派ヒューマンドラマ。HIVに感染した弁護士を演じたトム・ハンクスがアカデミー賞主演男優賞を受賞。

ストーリー

一流法律事務所に勤めるアンディは、自らがゲイでHIVに感染していることを隠していたが、その事実を知った会社側は、彼を解雇する。不当な差別にアンディは告訴を決意し、以前裁判で敵同士だったジョーに弁護を頼むが、エイズに恐怖を感じていたジョーはそれを断る。しかし、偏見と差別に毅然と立ち向かい、自らの弁護の準備をするアンディを目の当たりにした彼は弁護を引き受け、人間の尊厳をかけた戦いに挑む。

監督・製作

ジョナサン・デミ

出演

トム・ハンクス
デンゼル・ワシントン
ジェイソン・ロバーズ
メアリー・スティーンバーゲン
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
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オススメキーワード

  • 鑑賞日 2019/3/11

    アンディはいい家族と本当の仲間に囲まれてた。アンディ側の人たちでいたい。自分も。 最後のホームビデオ、この無垢な幼子達が今後苦難と試練を迎えるのかと思うと胸が詰まるな。自分の子ども達にはなるべくそういう思いさせたくないし、住み良い社会であってほしい。ミラーも誕生したての愛娘を見てそう思うのかましれない。 ただミラーのホモジョークはシンプルな下ネタで笑ってしまった。 高校の時ある先生が勧めてた映画リストに入ってたけど、あの時もっとこういう良質な映画観とけばよかったなぁと思う 勉強も部活もせず何してたのかわからないような時期に

  • 鑑賞日 2019/2/24

    同性愛に対する四半世紀前の米国の意識が良く分かる映画

    1993年の映画。当時、AIDSは不治の病とされて、同性愛者への偏見も強かった。そんな厳しい現実がよくわかります。主人公のトムハンクスが、アカデミー賞主演男優賞を取ったのも納得の好演。それを支える弁護士役のデンゼンワシントンもいい味を出してます。2人とも若く、その後の活躍を暗示させる良い映画です。その後、四半世紀を経て、米国は差別を厳しく禁じて多様性を認める社会になってきたはずなんですが‥‥。今のトランプ大統領はその努力を台無しにしようとしています。そういう意味では、今こそ観るべき映画のような気もします。売れっ子の弁護士事務所に東京から電話がかかってくるシーンが、当時の日本経済の隆盛ぶりを思わせます。バブルは弾けたとはいえ、なお日本経済の存在感は大きかった時期ですね。

  • 鑑賞日

    アメリカ理念

    建国ゆかりの都市で、今また問うアメリカの理念。 誰も病気になりたいなんて思ってやしない。それをどう描くか。笑い話にするのは簡単だが、それでは真意は通じない。かといってシリアスに描けばいいのかと言うと、深刻過ぎてそれもままならない。

  • 鑑賞日 2019/1/28

    支え役

    ◎ アカデミー主演男優賞をこの作品でとったトム・ハンクスは、それにふさわしい大熱演だが、受けに回ったデンゼル・ワシントンの落ち着いた演技も賞賛される。主演が二人して熱演ぶりを張り合ったら、臭くなってしまってどうしようもないが、デンゼルの抑えた所作がそうなることを防いでいる。 ◎ さらにもっと脇に回ったアントニオ・バンデラスが、自分の汗の臭いを極力抑えて、トム・ハンクスの恋人役をあっさりと演じているのもいい。

  • 鑑賞日 2019/1/28

    二人の演技派

     ジョナサン・デミ監督の代表作「羊たちの沈黙」に続く作品が本作。サイコスリラーとは180度趣を変え、エイズ患者や同性愛者差別を扱った社会派映画に取り組んでいる。  エイズの流行は80年代から90年代にかけてを象徴する負の象徴だったことを映画を見て思い出す。昨年大ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」でもそのことに触れられていて、主人公が自らの病気や性向を打ち明けることができず悩む姿が印象に残っている。  この主人公、アンディ(トム・ハンクス)もやはり同じケースだ。それだけ社会における同性愛やエイズに対する知識や認識も現在と比べて格段の差があったことがわかる。映画はそれをしっかりと刻印している。  本作は法廷ものでもあり、社会に蔓延している差別の実態を白日の元に晒すという意味でも重要な役割を担った映画だと思われる。トム・ハンクスが主演男優賞を獲ったのも、難病ものに甘いアカデミーだからというだけではなかろう。  確たる理由もなしに突然事務所を解雇されたアンディを弁護することになるミラーも、同性愛者を嫌悪することを憚らないし、彼がエイズと知って身構える様子もしっかりと捉えている。デンゼル・ワシントン演じるミラーという人物には、当時の一般の人々が象徴されている。その彼が心変わりしていく様子を収めていることが映画に深みを与えている。  弁護する人が見つからず、やむなく本人訴訟をするため図書館でひとり調べ物をするアンディが図書館員から心無い対応を受けるのを目撃したミラーの反応がその転換点だ。デンゼルとハンクス二人の演技派によるやりとりも迫真のドラマを生んでいた。

  • 鑑賞日 2019/1/24

    法廷劇

    争点は何であれ、アメリカ映画の法廷劇は見応えがある。そこにそこに陪審員を前にした、言葉の応酬があり、その中からアメリカの正義が見えてくる。見ごたえのある作品だった。また、みんな若い。

  • 鑑賞日 2018/10/10

    正義、いいね!

    こんな良い作品を見逃していたとは…友達に勧められていたのですが、今頃になって初めて見ました。トム・ハンクスとデンゼル・ワシントンが二人とも弁護士として出演しています。もう25年も前の作品なので、当然ながらみんな若かった。映像が劣化した感じ、ついこの間なのにすっかり古めかしい。『ダラス・バイヤーズ・クラブ』で見たAZTという治療薬もすでに出てきてました。テーマはエイズによる解雇とゲイ社会に向けられた偏見かな。フィラデルフィアへ行ったことがあるのですが、City Hallの景色が懐かしかったです。  トム・ハンクスのパートナーに、アントニオ・バンデラスも出てました。トム・ハンクスが演じるベケット弁護士は、ゲイであることやエイズに感染していることを隠してきたために、法律事務所を解雇されてしまいます。トム・ハンクスが事務所相手に訴訟をおこし、その弁護をデンゼル・ワシントンが演じるミラー弁護士が引き受けます。映画が公開された1993年は、エイズという病気があるとわかって10年位の頃です。トム・ハンクスが元気な弁護士の姿から、病魔に襲われて衰弱していく様子、最後まで法廷で闘う様子、素晴らしい演技でした。この作品でもアカデミー主演男優賞受賞しています。弁護するデンゼル・ワシントンの戦術も巧みでした。法律事務所の弁護士や判事にエイズの問題だけではなく、ゲイの問題でもあると言って、心理作戦に持ち込み、人の心を揺さぶるところが良かったです。トム・ハンクスとの友情に満ち溢れた目配せも。法廷で闘う相手に、『ギルバート・グレイプ』『ブレイブ ワン』のメアリー・スティーンバージェンが。とっても嫌味ったらしい憎々しい女性役でした。聞いて欲しくないこと、人間として言うべきではないこと、そんなセリフの連続を発してきて、胸糞悪い。映画として面白みを増すための好敵手というべきか。  この作品でホッとできたのは、ベケットの家族がゲイである息子アンディを認めていること。それから、アンディが弁護士の仕事で良いところを述べるのですが、「ごくたまに、正義が勝利する現場に立ち会えること」と言ったセリフが良かった。裏を返せば、ほとんどいつも、正義は勝利しないってことですね。  ひょっとして実話かな?と思い調べました。酷似する話があって、遺族がこの作品の配給会社を告訴した事例があるとのことです。登場人物も舞台も違うようですが、エイズという病への認識も薄かった頃、ゲイを取り巻く環境も今ほど整っていなかった頃、この争いがあったとしたら、相当な試練だったことと思います。

  • 鑑賞日 2012/11/25

    不当差別裁判の話

    トム・ハンクス主演による、シリアス・ヒューマン・ドラマ。 弁護士ベケット(トム・ハンクス)は、体調不良で検査をうけると、HIV感染を宣告される。 彼の法律事務所は、彼のミスをでっちあげ、ベケットを解雇する。 そして、ベケットと彼のライバルで友人のミラー弁護士(デンゼル・ワシントン)は、 フィラデルフィアで注目の裁判を闘う・・・という物語。 (兄弟愛の街フィラデルフィア)

  • 鑑賞日 2018/6/2

    隔離といっても意味が違う冒頭の雑踏

    二十年ほど観ていなかった映画だが、それだけで認識上 充分よかった映画であったといえませんか。 エイズをはやらせたのではなく、エイズの知識をはやらせた映画であり、 これだけでアメリカでも日本でも充分常識になった映画である。

  • 鑑賞日 2018/3/18

    建国精神

    法廷で「顔のアザ」の話をしてた時に、ああこの映画昔見たわと思い出した。25年の間にテレビか何かでこの映画を見る機会もあったんだろう。若い頃から、見た映画のメモを書いておけばよかったなぁ。 エイズあるいはそれ以外の重い感染症、または性的マイノリティを映画で描くことがあったとしても、今はもっともっとひねった表現になるだろうな。そして、ゲイはすでに受け入れられているっていう前提になる。 というか、19世紀のオスカー・ワイルドの時代と違って25年前もとっくに同性愛は違法ではなかったはずなんだけどね。 改めて、トム・ハンクスは熱演だし、デンゼル・ワシントンはアフリカ系という意味ではマイノリティだけどマッチョな考え方はアメリカの王道だ。しかも法廷で争ったことのあるライバル。公平さのために立ち上がる者こそが本当のアメリカ人である(いい意味で)、という、この設定がいいんですよね。 法廷でのメアリー・スティーンバージェン演じるベリンダ弁護士の態度(微笑みを絶やさず、うまく大衆を有利な方向に誘導する)が嫌すぎてムカムカしてきた・・・。

  • 鑑賞日 2018/3/12

    作られた時代もあるのだろうけれど、生ぬるい。

    兄弟愛と自由の街、フィラデルフィアのはずなのに法の正義を守る法律家が不正義を堂々と行う。 主人公、フィラデルフィア最大手の法律事務所勤務の若手有能弁護士アンドリュー・ベケット。演じるトム・ハンクスがすごく若く目が澄んでいるが、俳優としては年をとって酸いも甘いも知った今の方がずっと味がある。 もう一人の主人公、ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン)は自分の弁護士事務所を持っているが、アンドリューの事務所とは格が違う。役者としてはデンゼル・ワシントンのほうが好みだし、キャラクターとしてもおもしろい。 ジョーは正義漢だがゲイやエイズに偏見がある。娘がうまれたばかりでエイズ患者との握手におびえたりもする。 オープニングでアンドリューとジョーは対立する事案の弁護士として登場する。ここでのアンドリューは正義よりも事務所の意向というか、事務所のため、金のために法を行使する雇われ法律家である。その彼が事務所の罠によって解雇される。事務所を訴えようと弁護士を探し回るが、巨大法律事務所に歯向かう勇気のある弁護士は誰もいず、結局ジョーが引き受けることになる。 弁護士事務所でバリバリ働いているときのアンドリューと、解雇されエイズが外見からもわかるようになってからのアンドリューでは人間性が極端に変わってしまったように感じる。事務所の卑劣な罠とアンドリューの怒りをきっちり描かないせいでどうにも中途半端に感じる。アンドリューに死が迫る中、アンドリューはジョーに《アンドレア・シェニエ》のアリア“La Mamma morta”(マリア・カラス歌唱)のすばらしさを語るのだが、あまり意味があるとは思えない。これ以外にもエンドクレジットによるとモーツァルトのモテットやクラシックの声楽曲が小さく聞こえてくるが、はっきりわかるようには聞こえないのだ。《ラ・ワリー》もちょっと聞こえた覚えあり。使う意味がないと思うのだが。

  • 鑑賞日

    エイズに罹患したゲイが、

    病気の進行より先に、差別で社会的に抹殺されそうになる。彼は誇り高く勤務先を訴え、法廷闘争に持ち込む。 形式的にはリーガル・サスペンス。法廷内の丁々発止のやり取りが、世間の無理解と誤解に基づく偏見を明らかにしていく。このストーリー展開が、サスペンスあふれる社会派ドラマを作っていく。 人間ドラマとしても秀逸。助力する弁護士も世間一般と同じく偏見に満ちていたが、主人公の人柄に接して考えを改め、友情を持つに至る。「アンドレア・シェニエ」のアリアを聴きながら、主人公が心境を語り、弁護士の表情が徐々に変化していくシーンが忘れられない。 エイズにもゲイにも、まだまだ無理解と偏見があった時代に製作された啓発映画です。しかし、宣伝臭や説教臭を感じさせない、完成度の高い社会派人間ドラマに仕上がっている。お涙頂戴の難病もの臭が少々匂いますがね。

  • 鑑賞日

    フィラデルフィアという舞台が良し☆

    本作の舞台はアメリカ合衆国における最初の首都フィラデルフィアです。「ロッキー」でも馴染みのある街並みのオープニング映像は、アメリカの古都としての風格を感じさせてくれました。ブルース・スプリングスティーンの主題歌「ストーリート・オブ・フィラデルフィア」も映像とマッチしていて、映画の中における音楽の力を思い知らされます。 ストーリーですが、主人公である弁護士ベケットが自身が勤める弁護士事務所から解雇されました。その解雇理由はベケットがエイズを発症したことであり、彼はそれをエイズ患者に対する偏見であり不当解雇であることを主張して法廷で争うことになるのでした。(弁護士事務所側はベケットのエイズ発症は知らなかったと主張) エイズという病気が取り上げられた当初は、同性愛者に蔓延する感染症として認識されてたと思います。不治の病として世の中で受け入れられるに至らず、ゲイの中で広がる奇病として興味本位でしか人々は見てなかったのです。 そういう偏見による差別は自由の国アメリカであってはならないし、万人に対して平等であるのがアメリカの精神であることを主人公ベケットは説いてます。その舞台がアメリカ独立の象徴である「リバティ・オブ・ベル」がある、フィラデルフィアなんですから舞台の設定が素晴らしいと思います。ジョナサン・デミ監督の演出が心憎いですよね。 主人公ベケットを演じたのはトム・ハンクスです。エイズにより余命がどんどんと縮まり、残された僅かな命の中で懸命に闘う姿を迫真の演技で見せてくれました。病気が進行していく様子は恐ろしいほどの痛々しさがありましたし、アカデミー賞主演男優賞も納得です。 また弁護士ミラーとして共演したデンゼル・ワシントンも素晴らしい演技を見せてくれました。ミラーはベケットから弁護人の依頼をされます。その依頼に難色を示したミラー。彼自身もゲイに対する偏見を持っていたのです。しかしベケットが命を削りながらも闘う姿に感化されて、ミラー自身も偏見に立ち向かおうとする姿はデンゼル・ワシントンが演技派俳優であることを証明してます。 脇役陣も粒が揃ってました。ベケットのゲイのパートナー役にアントニオ・バンデラス。相手側の女性弁護士役にはメアリー・スティーンバージェン。ベケットを解雇した弁護士事務所の社長役にジェイソン・ロバーツ。彼らの静かなる力のある演技は社会派作品に欠かせない存在感があったと思います。 アメリカは「人種のるつぼ」であり、自己を主張しないと権利そのものが迫害される恐れがあります。だから法律こそ正義ありであり、揉め事を恐れないアメリカの精神は感ずるものがありました。 本作はアメリカにおける自由を強く訴えており、見応えある作品でありました。 余談ですが、若い頃フィラデルフィアに住んでたことがあります。それ故にちょっとしたストリートの名や、プロスポーツの球団名に反応する部分がありました。それあって、個人的に引き込まれた映画でしたよ。

  • 鑑賞日 2010/2/11

    同性愛者でHIV…どちらか一つでも差別されるのに…難しい問題。

  • 鑑賞日 2017/1/27

    トム・ハンクス迫真の一作

    テーマが同性愛を扱ったのもであり、なおエイズという当初は不治の病でもあった非常にデリケートな問題を含んだ作品ですが、その根底にあるのは特定のセクシャリティにとどまらない、人間としての愛なんだと思いますね。トム・ハンクスの鬼気迫る迫真の演技をはじめ、脇を固める役者陣、ラストまで涙なしには見られません!

  • 鑑賞日

    トムハンクス美男子!

    トムって若い時かっこよかったことを初めて認識。 ゲイの役だけど、性的なシーンは全くなかった。デンゼルワシントンとの組み合わせもよかった。 でも結構見るのがしんどい…

  • 鑑賞日 2001/12/9

    たしかに見てるはずだが

    ほとんど覚えてない。ヴェリズモのアリアがいつも流れてたような。プッチーニだかジョルダーノだか。ちょっと感動した覚えはある。 PCに感想発見 ジョナサン・デミだったのか、監督は。エイズ偏見に対する告発なのだが、トム・ハンクスに共感できない。あまりに唐突にエイズになっちゃうし。オペラ狂いもとってつけたようだし、いろいろなアリアなんてまったく効果的に使われていない。「マリア・カラス」 とか「アンドレア・シェニエ」とかいう言葉は出てくるが・・・。

  • 鑑賞日

    トムの役者魂をとくと拝見しました❗️ 本当に死にそう…

  • 鑑賞日 2015/11/8

    自分と異なる宗教、文化、性癖を持った人に対して通常の人間は偏見や嫌悪感を持つのが普通で、自分自身もなんら変わるところがないが、それを原因に言われなき差別を受けていることに凡そ多数派の側にいる者は気がつかない。たとえどんな背景を持つ人であっても、人である限り愛する人を失うことが人生で最大の悲しみであることを改めてこの映画は教えてくれる。

  • 鑑賞日 2015/6/19

    エイズとゲイをめぐる偏見と差別に向き合う

     フィラデルフィアの有名な法律事務所で優秀な弁護士として評価の高いアンディ(トム・ハンクス)は実はエイズ患者だった。ある時、事務所の経営陣から突然、仕事のやり方に難ありとの理由から解雇を申し渡される。アンディは解雇の真の理由は自分がエイズだからだと確信し、法律事務所を相手取り訴訟を起こす決意をする。そして原告側の弁護士を、以前アンディが弁護士として法廷でやりあったことのあるジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン)に依頼したのだった。  最後はジョーの渾身の弁護が奏功し陪審員の多数もアンディ側に組したため勝訴に終わるのだが、アンディの病はどんどん進行しており、法廷で昏倒し病院に急送されるがついに帰らぬ人となるのであった。  映画の主な部分は法廷シーンであり、ゲイであることに対する社会的偏見やエイズ患者への差別などの問題が取り扱われる。  今、これらの問題は、この映画が作られた頃から随分時間も経ち多方面で論じられ、理解者も増えているように思うのだが、でも果たしてそうだろうかという思いもする。病気、人種、宗教などによって差別を受ける社会的弱者はいつの時代にも生み出されている。  怖いのはインテリ階級に属しているのに、普段善人面をしている人たちが、ある時から素知らぬ顔をして疎外する立場の人間に変身していくことだろう。そして、それに異を唱えながら弱者を支えようとする人々が必ず現れるというのもこの映画のメッセージである。

  • 鑑賞日 2014/12/5

    適当に流し見してしまった またいつかみる

  • 鑑賞日 2009/12/23

    ギリシア語で「兄弟愛」を意味するフィラデルフィア。「愛」を真摯に描いた作品に相応しい街である。 デリケートな問題が堂々と扱われるが、法定が舞台であるためか、落ち着いて観ることができる。

  • 鑑賞日 2014/2/12

    公開当時は

    かなりショッキングだっただろう。 アメリカ人の独善的で無邪気な価値観をおしつけるところには辟易するがこの映画にはアメリカの良心がつまっている。

  • 鑑賞日 2014/1/18

    命が尽きようとも、貫く正義

    命が尽きようとも、最後まで正義を貫こうとした主人公。そして、それをエイズだろうが、同性愛者だろうが温かく見守る家族や恋人たち。アントニオ・バンデラスが献身的な恋人役で演じていて印象的だった。

  • 鑑賞日 2016/3/12

    未知への恐怖

    1993年と20年(!)以上前に制作されているので社会全体のエイズ・HIVへの理解も治療方法も現代とはだいぶ温度差があることを念頭に置くと、啓発目的としてもよくできていると思いました。 デンゼル・ワシントンがたびたび使ったことばは「恐怖」でした。未知の何かに出くわしたとき、恐怖にかられその何かを知ろうとせず排除することの愚かさ。 一方でヘテロ側が同性愛に嫌悪感を抱く様子も押さえていて、NG発言集的になっていて、脚本が注意深く書かれたのがわかります。 衰弱していくトム・ハンクス入魂の演技、若き日のバンデラス、大ベテランのジェイソン・ロバーズやジョーン・プロウライトなどキャストも良い感じでした。

  • 鑑賞日 2013/12/31

    ゲイの話は苦手なのだけれど、これは別格。

    HIVの出現は20世紀末の世界を震撼させた。 特に性行為で感染が拡散されたこともあり、社会問題化しつつ事態は深刻化していた。 当時は「死に至る病」であり、この映画は、そのテーマに正面から向かい合った。 法廷劇であるが、差別に苦しむアンディとミゲールの愛の映画でもある。 自業自得の業病である、と社会のエリートが感染者を迫害し、社会的に葬ることに躍起になる。 アンディもそのエリートの一員だったのが、石もて追われる。 ともかくトム・ハンクスの役作りが真に迫っている。 ただならぬ減量ぶりに、難病だけに苦しむ姿以上の哀しみがあふれている。 差別の構図を明確するメッセージが込められている、しかも建国の地フィラデルフィアにて。

  • 鑑賞日 2014/1/5

    トム・ハンクス

    最優秀主演男優賞を受賞したトム・ハンクスの役作りを見るだけでも価値ある作品。

  • 鑑賞日 2002/1/6

    死をかけて闘うトム・ハンクス

    彼はこういう題材だと、俄然才能を発揮する。

  • 鑑賞日 1994/6/9

    ジョナサン・デミの佳作

    1994年6月9日に鑑賞。大阪・なんば南街シネマにて。前売1500円。 トム・ハンクス、デンゼル・ワシントンいいですね。

  • 鑑賞日 1999/3/18

    すごくいい映画でした。

    とにかく出演している俳優たちの演技が凄く良かったです。 トム・ハンクスは言うことなしです。 ストーリーも日本ではちょっと当時はまだ取り上げにくい題材に、そこにまた裁判という素材も入り、そして命の大切さもありと凄くよかったです。

  • 鑑賞日

    トム・ハンクスはこの映画でアカデミー賞を取りにいきましたね。恐ろしいほど凄い演技でした。デンゼル・ワシントンはハンサムですね。

    題材が題材だけにかなり工夫していると思いました。 アカデミー賞狙いとか言われましたけどトム・ハンクスの仕事はなかなか巧みでいいと思います。

  • 鑑賞日

    おそらくエイズ患者の問題を真剣に取り上げた初めての映画ではないか。テーマの深刻さからどうしても暗い印象になってしまうのは仕方ないが、アカデミー主演男優賞に輝いたT・ハンクスの演技は鬼気迫るものがあった。

  • 鑑賞日

    オスカーの名にふさわしい演技

    てっきりコメディ作品にしか出ない役者かとばかり思っていただけに、本作を初めて観た時の驚きといったらそれはもう。デンゼル・ワシントンの印象がかなり薄くなったほどのトムの迫真の演技が凄まじくて。本年度のオスカーはまさに獲るべきして獲ったという印象だった。実際にフィラデルフィアを訪れた際に本作を思い出したが、どうしてもゲイの街にしか見えなくて…。

  • 鑑賞日

    こりゃオスカー獲るわ

    フォレスト・ガンプでトム・ハンクスを知り観たが、その素晴らしい演技に感動した。オスカー獲るのも納得。エイズ、ゲイという当時話題で、まだタブー感のあった題目を大きく取り上げて風穴を開ける助けになったと思う。コメディアン時代のトム・ハンクスは知らないが、繊細でどこかユーモラスな雰囲気をもつ彼の演技力が遺憾なく発揮されている傑作。

  • 鑑賞日 2012/11/30

    兄弟愛の街

    ようやく一般の人々にゲイ・ホモ・オカマの違いが知られ始めた時代。 それはセクシャルマイノリティーの人々にとっては、エイズにおびえる日々だった。 映画の中でも言われるとおり、実際の死を迎えるよりも先に、社会的死が訪れるからだ。 そんな中で闘うトム・ハンクスの姿は美しい。 彼は人間の根源的尊厳を求めて、エイズを恐れる人々、ゲイを嫌う社会、謂われない嘲笑と闘い続ける。 彼が戦えたのは、恵まれた医療環境、愛をささげる恋人、理解ある家族という豊かな状況にあったから、 という人もいるかもしれない。 では、それらを持っていたら誰もが、物事の本質を見つめ続けることができるのだろうか。 デンゼル・ワシントンはごく一般的なアメリカ人男性だ。 特に偏見は持ち合わせていない。心優しく、信頼される、妻子を愛する弁護士。 しかし彼の奥深くにはホモフォビアが潜んでいる。 誰にも指摘されたくない潜在的な偏見・恐怖と彼は向かい合う。 裁判で展開されるシーンよりも、 人と人として向き合い、偏見を乗り越えていく2人の友情が胸を打つ。

  • 鑑賞日 1994/12/31

    トムハンクス

    80年代コメデイーに出ていた頃のトムハンクスがこんなシリアスで難しい役を見事に演じ切ったことを称賛したい。たとえマイノリティ(隠れゲイ)であっても、自己の尊厳をかけて(死に直面しながら)闘う姿勢には感動する。まるで自分がデンゼルワシントンの役のように。

  • 鑑賞日 2012/1/28

    映画において法廷に関わった人間の人生は大きく変わる。そんな重い法廷での天才的な切り返しなどで印象的だったデンゼル・ワシントンがいなければこの名作は生まれなかった。うるさくもなく。

  • 鑑賞日

    ストリート・オブ・フィラデルフィア

    フィラデルフィア という街の名前が「兄弟愛」という意味だ、 って言っていた気がするけど、どういう意味だったんだろう。 同性愛者の話だと思っていたので、感情移入しずらいかも、 と思っていたけど、それを越えて切なさがこみ上げてきた。 サントラもすばらしい。 ブルース・スプリングスティーンの「ストリート・オブ・フィラデルフィア」や、 スピン・ドクターズの「 雨を見たかい」、インディゴ・ガールズ「もう話したくない」、 二ール・ヤングの「フィラデルフィア」、どれも良かった。