PROGRAM

放送作品情報

マイ・ファニー・レディ

SHE’S FUNNY THAT WAY 2014年アメリカ / 94分 / ドラマコメディ

ワケあり男女の複雑な関係がブロードウェイで交錯する。名匠ピーター・ボグダノヴィッチの群像喜劇
放送日時
2018年05月11日(金) 11:15 - 13:00
2018年05月19日(土) 06:00 - 07:45
解説

『ペーパー・ムーン』の名匠ピーター・ボグダノヴィッチの13年ぶりとなる監督作。一夜限りの関係を持ったブロードウェイ演出家と元コールガールの関係を軸に、ワケあり男女の群像模様をコミカルに織りなす。

ストーリー

取材を受けていた元コールガールの若手女優イジーは、人生を変えた出会いを思い出す──。女優を夢見ながらコールガール業で生活していたイジーは、「コールガールを辞めるなら3万ドルをあげよう」という演出家アーノルドの申し出を受け、ブロードウェイのオーディションに挑戦することに。だがその舞台はアーノルドが演出を務め、主演は彼の妻で女優のデルタだった。動揺するアーノルドを尻目に、イジーは実力で役を射止める。

出演 ※(声優)は吹き替え作品が対象です

オーウェン・ウィルソン (川島得愛)
イモージェン・プーツ (松井茜)
キャスリン・ハーン (石井未紗)
ほか

字幕/吹替
字幕 吹替
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/4/4

    強烈につまらなくて50回以上中断して、やっと見終わった

    90数分の映画なのにクソつまらなくて、3日経っても見通すことができなかった。最後の30数分、意を決して中断せずに見通して、最初の方を見返した。忘れてたので。 作り方もきどっていてクソだ!冒頭に《チーク・トゥ・チーク》を流したり、ラストにシャルル・ボワイエ&ジェニファー・ジョーンズのモノクロ映画からリスと胡桃のセリフを引用したり、とんでもないと思う。往年の名作に敬意を払うなら面白い映画を作れよ! ピーター・ボグダノヴィッチ、どうしちゃったのだろう。 ものすご〜く、デキの悪いウッディ・アレンを見てるみたい。まったく笑えない。先日見たウッディ・アレンの最低作に認定した《教授の妄想殺人》なんちゃらの5億倍つまらない。 主人公の演出家、妻も子供もいるのに至る所でコールガールを買い金を与えている。で、その女達はその金で人生の勝ち組になっている。って、この設定って何?単なる拝金主義と女性蔑視でしかないじゃん!出てくる連中がみんなクソ虫じみていてうんざり。脚本家の父親がすごい爺いなのに探偵という無理矢理な設定とか、劇のリハーサルに全員が集合したり、探偵、セラピスト、それも犬を連れて、コールガールの父親、意味わかんねぇ! 1mgも笑えない、不愉快な「コメディ」でした。 女が男をグーで殴るシーンがいくつかあるけど、監督を殴りつけて欲しいよ。

  • 鑑賞日 2017/8/26

    スクリューボールコメディであると同時に、夢を実現した女優がインタビューで回想している作りのため、ドタバタ劇とチャンスを掴もうと必死になった人生における夢のような偶然の数日を懐かしむノスタルジックな哀感も漂わせているところにボグダノビッチの手腕が光る。 ひとりのコールガールを中心に登場人物のほぼ全てをうまく交差させ、ある一点で集合させ化学反応を面白おかしく外側からニヤニヤ眺めるまさにお手本のような脚本であり、製作にバームバックがクレジットされていたが、大ベテランであるボグダノビッチにウディアレンとはまた一味違った軽やかな佳作を作らせた点は大変意義がある。

  • 鑑賞日 2017/6/3

    テンポのいいストーリーで最後までニヤニヤさせられっぱなし。役者さんみんないい!

  • 鑑賞日 2016/1/21

    ハチャメチャw

    最後、どうやって納めるのかと思いきや、流れのまんま、荒業カメオ出演で締めしたね。 まっ、へんに、ハートフルなハッピーエンドじゃなくって、こっちのほうが、まさにラブ・コメで笑ったまま終われて良かった! しかし、アーノルド、ある意味、あしながおじさんだよね?! 一夜で3万ドルってー、羨ましいわぁ。 だって、一回だし、奥さん愛してそうだしー、へんな趣味ね、で許せるんですけど、わたし(笑)

  • 鑑賞日 2017/5/2

    それなりに面白い

    オープニングから粋。 女優へのインタビューを主体として話が進む。 高級コールガール。ドタバタ喜劇の要素が強い業界物。 罰当たりなプロデューサー。無節操な人々。 踏み込みと情の浅さを感じる。 ガラスケース内の蟻の巣。 リスをクルミに。 豪華出演陣。やりっぱなし。楽しく。とかく浮世は。

  • 鑑賞日 2017/3/20

    ボグダノビッチだったのか!

    予備知識ゼロで見た映画にこんな感動するなんて、もう驚きの連続。展開が展開を生む。とてつもない展開。見事ですね。 それはまるでウディ・アレンの映画のようでもありますね。 しかしボグダノビッチはウディ・アレンのような哲学的なことは言っていない。本当に自然にこのどたばたが展開されてゆきます。 思えば『おかしなおかしな大追跡』もそうでしたが、次々に展開する世界は彼独自のもの。 日本ですと内田けんじさんの世界。 カメオ出演のタランティーノにも驚きましたが、なんとテイタム・オニールも出ていたなんて全く気づきませんでした。残念! シビル・シェパードもそうですが、かつてボグダノビッチの映画で活躍した役者を注ぎ込むゴージャス。そして老いた彼らの魅力もまたよし。 今年見た中で最も楽しめた映画でした。 ありがとうボグダノビッチ。またやってくれ!

  • 鑑賞日 2017/1/25

    目の前を過ぎ去っていく一連の面白い奴等

    とりとめない。 何がっていうわけでない。 「なんかあいつら揉めとんなー」って スタンスで見てたら時間過ぎる。 ほんでもって、最後のカメオはずるい。

  • 鑑賞日 2016/4/22

    はぴい

    ぼくは脳みそがないけど、はぴい になります。

  • 鑑賞日 2016/12/2

    自分が楽しいと思う道

    コールガールから女優になったきっかけをインタビューされて話しながら、映画が始まっていく。 人間関係がどんどん絡み合って、結局秘密が全部バレ、ドタバタに(笑) 必死に隠しているところが面白かった。 インタビュー受けたイザベラも前向きでコールガールをミューズと言ったり、魔法を信じたり、インタビューの中の話のはずなのに全然、のめり込んで観れた。 アルバートの常套句の楽しい場所が入るべきところとか、前向きな言葉は本当に勇気をくれる。 それが自分の首を絞めてくわけだけど、そこもなんか巡り巡って自分に返ってくるところも皮肉が効いていて良かった。

  • 鑑賞日 2016/11/29

    ちょっとあざとい

    そのあざとささえ狙いなのかもしれないが、 面白げな空気感を画面から出そうという感じが必死なあたりが、 ちょっと。 あえて、アメリカンクラッシック風というか、 ウディアレン調というか、そういう描き方、色合いや画角も含めて、そのオマージュ色が強すぎて、監督は何を撮りたかったのかがちょっと分からない。 コールガールを「ミューズ」と言い切る所は面白かった。

  • 鑑賞日

    ウェス・アンダーソン、バームバック・・・

    ウェス・アンダーソン、バームバック、オーウェン・ウイルソン、そして○○による、ボグダノビッチを観たい人集まれーー!!!

  • 鑑賞日 2016/1/16

    三谷幸喜と目指すところが同じで同じように失敗している。俳優はみんな大げさ。タランティーノが出てきて「おっ」と思ったので+10点。

  • 鑑賞日 2016/1/9

    ドタバタコメディ

    何も考えず明るいのが観たい気分のときに観るにはいい映画

  • 鑑賞日 2015/12/19

    世間は狭い

    それを極端にやらかすと………もはや収拾がつかない(笑) あの人とこの人がココでつながって この人はその人とアッチでつながってて その人はあの人とのつながりがあって もはや笑うしかない。 これだけ狭い範囲でのつながりがあるとコミカル過ぎてて それがハチャメチャなテンポで軽やかに展開していくのが面白くて良かったと思います。

  • 鑑賞日 2016/7/17

    なんの前知識も入れないで

    見たのでかなりの高得点‼️ドタバタ劇がなかなか面白かった

  • 鑑賞日 2016/1/9

    ファニーな映画だった!映画館の雰囲気もオシャレだった~!そしてキャスリン・ハーンの幅広さ! The funny #movie. I enjoyed #YebisuGardenCinema! Shamed not to have noticed #KathrynHahn is such a beautiful actress!

  • 鑑賞日 2016/6/20

    すごく面白かったし、すごく好き。

    面白かった! 「ペーパー・ムーン」や「ラスト・ショー」のあのボグダノヴィッチ監督の久々の新作。 個性バリバリな男女が入り乱れてますが、どいつもこいつも惚れっぽくて感情が激しくて、とてつもなくお人好しでなんだか憎めない。 気に入った娼婦に3万ドルをぽんとあげる大金持ち。これ、男の憧れ?女性から見ても、わかりやすいサンタさんあるいは足長おじさんです。夢があります。 主役のイジーだかイザベラだかを演じるイモジェン・プーツが、あまりにもチャーミング。 すごく美人で可愛いんだけど、ジュード・ローに顔立ちは似てない?(どっちにしても美形) この子の表情が変わるのをずっと見ていたい、と思わせる。 幸せな気持ちになれる作品でした。すごく面白かったし、すごく好き。 えっ監督75歳??まじですか!

  • 鑑賞日 2016/6/10

    気軽に観るには良い作品!

    ドタバタ恋愛コメディだけど、テンポとか関係性は結構上手く出来てます。 キャストも良くて、意外な役でビッグネームが出てたりします。 93分の長さなので気軽で間延びしないで観れます。

  • 鑑賞日 2016/6/6

    上品な洒落っ気

    オーウェンウィルソンとジェニファーアニストンはほんとこういう作品で輝く。最初インタビューで始まった時は一抹の不安を感じたけど、レストランでもホテルでも舞台でも集合してしまう狭き世界で皆が繋がる話はなんだかんだ笑える。

  • 鑑賞日 2016/5/22

    いい感じにウディアレンぽくて好きだ。 演劇好きな人にはぴったりはまるような映画。 邦題の「マイ・ファニー・レディ」は「マイフェアレディ」とかけているのだね?いい仕事してる。

  • 鑑賞日 2016/5/29

    なかなかおもしろかった。振り回される感がなんとも。

  • 鑑賞日 2016/5/23

    ドタバタロマンチックコメディ

    ウディ・アレンっぽい。 予備知識なしに観たので、観終わってから調べるまで、ウディ・アレン作品だと思っていたほど。 オーウェン・ウィルソンが出ているのも、それっぽさか? ドタバタロマンチックコメディ。93分という尺の中で、次から次へと騒動が起こりまくり、サクッと観られる作品。 てか、びっくりしたのは、Q・タランティーノ。

  • 鑑賞日 2016/4/28

    ともかく楽しい作品

    ともかく楽しい作品だ。登場人物間の関係が、宝くじの1等賞に当たるよりもさらに起こり得ないような偶然の積み重ねで展開していく。

  • 鑑賞日 2016/4/27

    面白けど微妙…

    ニアミスからの鉢合わせ。 日本人には吉本新喜劇みたいというのがわかりやすい? テンポよく展開するし、俳優陣の表情の演技もいいけど、ちょっと各キャラの個性が薄い気がする。昔の映画へのオマージュが随所にあり、それがわかるとさらに面白いのかもしれない。

  • 鑑賞日 2016/4/26

    この映画の楽しみ方

    ・事前に登場人物の相関図を手に入れ、関係をしかっりと頭に入れておく。 ・スクリューボール・コメディの常として、セリフをほぼ完ぺきに読み切らなければいけない。 ・従って、演技を観る以前にストーリー展開を理解するため、最低2回は見る必要がある。

  • 鑑賞日 2016/4/15

    よくありがちな、登場人物みんながつながっているという設定ではあったけど、気楽に楽しめてよかった

  • 鑑賞日 2016/4/14

    混乱 破茶滅茶 でも爽やか

    ストーリーの展開が右に左、上に下へ、登場人物盛り沢山。ややもやすると 観るのに疲れるところが、この映画は見事に、観客の心を掴まえて、最後迄飽きさせない。ボグダノビッチ監督のラスト ショーでの切なさ、ペーパームーンのコメディタッチが活きている。オーウェン ウィルソンは エナミー ラインの役の印象が強いが、この作品を見て、幅広い演技に脱帽。後味悪くなく、まとめあげているのが素晴らしい。

  • 鑑賞日 2016/4/10

    あっちゅう間!

    ドタバタ感満載で、あっちゅう間のストーリーでした。 途中から、リメイク日本版も作れるかなぁーと思いながら観賞。 久しぶりの映画だったので、評価高め感が否めない。肩こらずに見れる秀作です。

  • 鑑賞日 2016/4/9

    ちょっと忙しいから、消化不良的印象。

    ある女優の回想物語。コメディタッチで愉しいが、出演者の相関関係が分かりづらい。多分、テンポがかけ足だからでしょうネ。その為か、やや消化不良的な印象でした。ところで、エスコートガールとは良く言ったもので、簡単に言えば出前型売春婦でしょう。

  • 鑑賞日

    女と男と電話だけでできた映画である。洗練されたシーンの数かずにおもわずうなる(電話といえばフリッツ・ラングだが、ボグダノヴィッチはさすがラングに取材して一冊上梓しているだけある)。どこまでもウェルメイドに徹する姿勢は、スタジオ時代を知る映画人の矜持さえ感じさせてくれる。どんなに込み入った話も90分で語り終える技術こそが、古典映画の遺産であることをそうしてたしかめた。ウェス・アンダーソンが紹介したというオーウェン・ウィルソンがたいへんはまっている。

  • 鑑賞日

    コールガールからハリウッドスターに上りつめた若い女優。彼女の成功譚を彩る舞台人らユニークな人々の恋と執着を洒落たタッチで描いたコメディーだ。70年代の匂いがしつつ、携帯もパソコンも登場する現代が舞台。恋のドタバタは、ウディ・アレンを思わせるが、アレンは良くも悪くも軽薄さが魅力で、こちらピーター・ボグダノヴィッチは情が深そう。惚れっぽさが生む創造力。映画はこういう色気がなくなるとおしまいかもしれない。この遺産を受けとめた中年世代の俳優・製作陣にも拍手。

  • 鑑賞日

    往年のハリウッド映画へのノスタルジアに満ちたボグダノヴィッチ節健在のこのコメディーが気分よく見られるのは、悪人がひとりも登場せず、ひょんなはずみで舞台にひっぱられるコールガール(新人のイモージェン・プーツが出色)以外は、浮気性の舞台演出家にしろ脚本家などすべてが裕福な連中で、高級ホテルやレストランでおなじみの鉢あわせで散財しても痛くもかゆくもないからだ。映画マニアがうんちくを語りやすいようなおまけ映像まで最後に出る。ニューヨークの街頭描写がいい。

  • 鑑賞日 2015/12/27

    映画演劇への愛

    一癖も二癖もあるエキセントリックな登場人物がくんづほぐれつ入り乱れ、過去と現在を行き交いながら偶然に偶然が重なり合うユーモラスかつスピーディーなドラマ展開に93分まさにクギ付け。P・オグダノビッチ、御年75歳にしてこの軽妙洒脱な作品の出来栄えに脱帽、13年ぶりの新作にしてこの面白さにただただ拍手。出来ればもっともっと長生きして、この手の楽しい映画をたくさん撮ってほしいと願うばかり。 役にはまったO・ウィルソン、I・プーツをはじめとした俳優陣の好演熱演とともに、映画演劇への愛を全編のそこかしこに散りばめながら、現代版スクリューボールコメディを完成度の高く紡ぎ出したP・オグダノビッチのオマージュに満ちた語り口が心に残る秀逸の艶笑喜劇だった。 あと、物語をムーディに彩るセピア調の画面やレトロな音楽とともに、NYの猥雑な活気を余情豊かに掬い取った情景描写も見事。

  • 鑑賞日 2016/1/1

    シナリオも練られているし、演出もわざとらしくなくうまい。でもキャメラが弱い。 キレイだけどただそれだけで観てる側にショックを与えるような力強さがなくて残念。つまらないか面白いかと言えば面白いけど・・・

  • 鑑賞日 2016/1/30

    終始にやにや(笑)楽しかったな。「恋のロンドン狂騒曲」や「ローマでアモーレ」に似ている印象を受けた。 アーノルドは一体何人のコールガールの人生の方向転換に投資したのだろう。 セラピストの患者の個人情報保護の観点が一般とちょっとずれてるところとか、小っちゃいポイントで好きなところが多かった。 映画の「魔法」という表現も素敵!

  • 鑑賞日 2016/1/27

    俳優たちの顔面演技力

    巧い脚本とは思えないけど、やっぱり笑える。

  • 鑑賞日 2016/2/11

    ピーター・ボグダノヴィッチ監督の13年ぶりの新作ということだが、観た事あるのは「ペーパー・ムーン」ぐらいか。 ストーリーはかつてコールガールをしていたハリウッドスターのイージー(イモージェン・プーツ)は、偶然に出会った演出家アーノルド(オーウェン・ウィルソン )から「君の将来のために三万ドルをプレゼントする」という奇妙な申し出をされ、人生が一変した日を振り返る・・・。と言ったもの。 昔こんな感じの映画あったよなと思わせるちょっとオカシイ男女が織りなすロマンチック・コメディ。こういうのをスクリューボール・コメディって言うのだろうか。あっと言う間の90分で実に楽しい時間を過ごせた。主役のイモージェン・プーツもキュートで良かったけど、やはりジェニファー・アニストンのいつものキレた演技が最高だ。大いに笑わせてもらいました。 タランティーノのカメオ出演も可笑しかったけど、「ペーパームーン」で最年少オスカーを受賞したテイタム・オニールの登場は感慨深かった。彼女をスクリーンで観たのは「がんばれ!ベアーズ」以来かも。

  • 鑑賞日 2016/1/26

    おかしなおかしな大相関

    ◎ ピーター・ボグダノヴィッチ、なんて懐かしい名前だろう。私が二十歳前後だったころ、その名前にはカリスマ性があった。1971年『ラスト・ショー』、72年『おかしなおかしな大追跡』、73年『ペーパー・ムーン』。スピルバーグがテレビ映画の『激突!』を作ったのが71年、ルーカスの『アメリカン・グラフィティ』が73年で同時期だが、ボグダノヴィッチには大家を感じさせる雰囲気があった。新しい映像に果敢に挑戦したスピルバーグとルーカスは、その後押しも押されぬビッグな存在になったが、兄さん格のボグダノヴィッチの名前は次第に消えて行ってしまった。彼は守旧派でノスタルジー重視だったからだろうか。 ◎ 久しぶりのボグダノヴィッチは、予想に反していかにも今風だった。誰か彼にモノクロで1本撮らしてくれないか。

  • 鑑賞日 2016/2/5

    名人芸はさらっと粋に

    レストランのシーンを、力まずにさらっと描いてしまう名人芸。映画を観続けている者に訪れる至福の時。

  • 鑑賞日 2016/1/6

    自身が救われる映画を

    考えて見ると、ピーター・ボグダノヴィッチ監督の映画って「金星怪獣の襲撃」しか観ていないのだ。 「ペーパー・ムーン」も「ラストショー」も「ニッケルオデオン」も観ていない。なんということだ。これでも俺は映画マニアなのか。恥かしい。 そんなわけで、本作を今までのボグダノヴィッチ監督作品と比べて感想を述べることはできない。唯一観ている「金星怪獣の襲撃」を並べるわけにはいかない。 この作品にある群像劇や軽いタッチで描くコメディがボグダノヴィッチ監督の特徴かどうかも、他の作品を観ていないので判らない。 でも、本作は楽しく観ることができた。 コールガールが映画女優になるなんてあるかいな、と思ったりするんだけど。なんかそういうところをマスコミでたたかれそうなんだけど。 でも、売れない頃にヌードも撮っていたマリリン・モンローをイメージしているんだろうと思われ、彼女が主役に見えて、本当は女と金にだらしない演出家が主人公で。もしかしたらこの演出家はボグダノヴィッチ監督自身のことか。 プレイメイトのドロシー・ストラットンと交際し、彼女の妹と三人で暮らし、ドロシーが別居中の夫に殺されるというスキャンダラスな事件もあったし(ドロシーと彼女の夫を描いた「スター80」は観ている)、この事件の後ドロシーの妹と結婚するというのも何だかすごい。 ボグダノヴィッチ監督にとって痛恨の事件だろうし、そんな事件の後で妹と結婚しちゃうというのがよく判らない。 オーウェン・ウィルソンが演じることで、ろくでなしみたいなこの男が愛すべきろくでなしに見えるということで、ボグダノヴィッチ監督は心の救済を図ったのか。これをシリアスに描きたくないだろうし、それじゃマジで気が滅入る。 むしろ、軽いタッチのコメディにした方が救われると思ったか。そしてハッピーエンドで締めくくって、現実の疵を癒すというか。 あっ、それじゃイモジェン・ブーツはマリリン・モンローではなくてドロシー・ストラットンか。 なんていう風に邪推してしまうんだが。

  • 鑑賞日 2016/1/22

    楽しいコメディ

     ハリウッドスターとなった新進女優イザベラが、インタビューで告白したコールガールからブロードウェイの舞台女優になるまでのお話。ある日舞台演出家のアーノルドはホテルにコールガールを呼ぶが、やってきたイザベルにこの仕事を辞めて自分の夢を追うなら3万ドルをプレゼントすると申し出る。イザベルはそれを持ってブロードウェイのオーディションへむかう。そこで演出家のアーノルドと再会してしまう。アーノルド以外はイザベルの真に迫った演技を気に入り特に脚本家はイザベルを第一に推した。一方アーノルドの妻はその舞台の主演女優だったが、アーノルドには少々愛想をつかしており、やけに積極的にアタックしてくる主演男優に翻弄されていた。それでも舞台のリハーサルが進む中、衣装係や花屋さらにはコールガールの手配師までがアーノルドにもらったお金でコールガールを辞めて今の職につくことができたとアーノルドに感謝の言葉をかけてくる始末。口説き文句も一緒でそれに気付いた妻から責められることに。舞台は何とか上演にこぎつけるが、内容が過激だったため1週間で打ち切りとなってしまった。それでも舞台を見ていたハリウッドのプロデューサーに見初められイザベラはハリウッドスターとなるのだった。  シチュエーションが楽しいコメディでした。アーノルドを中心に全く関係の無い人々が繋がっていくのが次第に明らかになり、アーノルド自身は妻を向いているのにやめられない浮気というか買春と短時間で惚れてしまって売春を辞めさせる手段としてのプレゼント。しかもそれで売春を辞めて新たな職で成功をおさめてしまう。それが舞台に絡んでくるというおもしろさ。イザベラを演じたイモージェン・ブーツも綺麗だったけどアーノルドを演じたオーウェン・ウィルソンの気の小さくていい人っぽい感じが何とも言えずよかった。ウディ・アレンほどシニカルではないニューヨーク映画って感じでした。ボグダノヴィッチ監督ってしばらく映画を作っていなかったようだけど、こんな楽しい映画が作れるのにどうしていたんだろう。

  • 鑑賞日 2016/1/24

    映画の魔法

    語り手であるイザベラを演じたイモージェン・プーツがなんとも可愛らしい。 事が起こりすぎるし、世間は狭すぎるけれど、愉快愉快な映画の魔法。 ラストに登場のあの人にもにっこり。

  • 鑑賞日 2015/12/23

    活き活きした笑いを提供

    ボグダノヴィッチの新作を小屋で観るなど「ニッケルオデオン」以来ですが、娼婦のイモージェン・プーツがある夜お相手した男オーウェン・ウィルソンに3万ドルもの“ご褒美”を貰った上、娼婦仕事から足を洗うよう促され、思い切って女優の夢に向かって進もうとブロードウェイのオーディションを受けたところ、その舞台の演出家として審査側にいたのがウィルソンで、しかもその芝居の主役女優キャスリン・ハーンはウィルソンの妻だったため、ウィルソンはイモージェン・プーツのオーディション参加を快く思わないものの、主演のハーンも共演者のリス・エヴァンスも、さらには劇作家のウィル・フォーテもプーツの芝居を気に入り、プーツは女優としての道を快調に歩み始めるという、法螺話めいたサクセス・ストーリーに、ウィル・フォーテの元恋人でプーツの担当であるセラピストのジェニファー・アニストン、プーツの元常連客で彼女に娼婦を辞められて困惑している判事のオースティン・ペンドルトン、そのペンドルトンに雇われてプーツの行動を探る私立探偵であり、ウィル・フォーテの父親でもあるジョージ・モーフォゲン、プーツを雇っていた娼婦の元締めで、過去にオーウェン・ウィルソンの夜のお相手を務めた際にプーツと同様に3万ドルの“ご褒美”に与ったことがあるデビ・メイザー、“3万ドル仲間”で今はファッション・デザイナーのアーナ・オライリー、やはり“3万ドル仲間”で今はNYの有名百貨店仕入部長のジェニファー・エスポジートなどが賑々しく絡む、ウディ・アレンを彷彿とさせるセックス・コメディ群像劇は、かつての「おかしなおかしな大追跡」で見せたような活き活きした笑いを提供してくれ、観る者を満足させてくれました。ヒロインの母親役で矯声を上げていたブロンドは、もしやと思ってエンドクレジットを観たら案の定「ラスト・ショー」の主演女優だし、イタ飯屋のウェイトレスは「ペーパー・ムーン」の主演女優だし、馴染みの顔を揃えていることも楽しめました。そしてラストでイモージェン・プーツの今の彼氏として登場するのが、タラちゃんです。

  • 鑑賞日 2016/1/25

    一晩3万ドルの女、別名3万ドルの男、

    「マイ・フェア・レディ」とは似ても似つかぬ、ように見えるけれど、“レディ”であることは間違いないかも。イモージェン・プーツ演ずるイジー/イザベラ(これも「まい・フェア・レディ」だが)は自分が娼婦であったことを悪びれたり、隠したりもせずあっけらかんと夢を叶えるお金を稼ぐ手段としては一番効率的だったと素直に話す。そのあどけなく天使のような純粋さは、下積み時代のヌード写真が表ざたになっても「だって、私はお腹が空いていたんだもの」と受け流した、マリリン・モンローをイメージしているのか。今やコメディ映画には欠かせない存在のオーウェン・ウィルソンやジェニファー・アニストン、そして周辺の妖艶な美女達(キャスリン・ハーン、リス・エバンス)など、次から次に登場する人物が絶妙に絡み合ってのドタバタ騒動はまさに昔のハリウッド喜劇をベースとしているのかもしれない。とどめにクエンティン・タランティーノを登場させて「リスを胡桃に」の種明かし(エルンスト・ルビッチの作品「小間使い」でシャルル・ボワイエのセリフ)をさせるなど、完全にピーター・ボクダノヴィッチは楽しんで作っている。久しぶりに映画館で大笑いしてしまった。こういう小粋で洒落た面白い映画が大ヒットしないところが、日本の映画界、映画産業にとっては悲しいことだな、と思ってしまう。

  • 鑑賞日 2016/1/19

    男って女ってこういう生き物だっ!

    時間が合ったから観にゆくか~ぐらいに思っての鑑賞だったが意外に!おもしろかった。登場人物はそんなに多くなく、みな個性的で憎めない。で、あれよあれよとつながってゆくパターン。演劇を観ているようでもありました。これくらい男と女の関係がわかりやすくサバサバしてればな~♪

  • 鑑賞日 2016/1/18

    W・アンダーソンのティストも

    新作を観るのは何十年ぶりかのピーター・ボグダノビッチ。若き頃の「ワレ映画愛好家なり」を見せびらかすみたいな肩の張り具合は薄らいで、ここでは枯れた味わい(?)のスクリューボール・コメディをのんびりと楽しませてくれる。コメディとしての骨格はなるほどエルンスト・ルビッチだが、製作サイドに名を連ねたW・アンダーソン作品のティストも微かに感じさせた。いや、色恋ざたの修羅場となるとすぐ殴り合いが始まるのはソフィスティケートを云うよりドタバタ喜劇の図か。キャスティングの方に今ひとつパンチが欲しいなと観ていたら、思わぬ(大物)登場で鮮やかなる幕切れ。

  • 鑑賞日 2016/1/2

    映画作りが分かっている巨匠の上手さが光る一作

    本格的な劇場長編は、2001年の「ブロンドと柩の謎」以来となるピーター・ボグダノビッチ監督によるコメディ作品。「ペーパー・ムーン」などが代表作ですが、僕は失礼ながらボグダノビッチ監督作品は初鑑賞。というか、失礼ながら名前も、作品も知りませんでした。そういう意味では何も身構えるものなく、正直な目線で鑑賞したのですが、2016年の初鑑賞で早くもすごく高評価できる形の作品になっています。冒頭は、ある女優のインタビュー映像から始まりますが、これが予告編にも登場してくる元娼婦で、今(インタビュー時点)では何かしらの形で女優になっている主人公。その主人公がどのような形でのし上がってきたかを、インタビューと過去とのフラッシュバックという形で描いていくのです。 よく「世間は広いようで狭い」といいますが、本作はそれをコメディとしてうまく表現しています。人は欲望のままに、ある人にはいい顔をして、その裏で別の人には別の顔をさらけ出す。しかし、巡り巡って、人の行いというのは最終的には自分に戻ってくる。会いたくない人に会ってしまったり、それとは別に自分に正直に生きていると、思わぬ所で幸運な出会いもある。本作でも別のエピソードにように描かれながら、実は別のところで違う人物とつながっていて、最終的には円環のように全ての出来事がつながっていく。あっちがたてば、こっちがたたず、そのドタバタの中で各キャラクターが右往左往する姿がおかしくて仕方がない。出てくる登場人物は少ないのに、映画を観た後には、いい映画を観た満足感で溢れる作品になっています。 主役の娼婦にきりきり舞いにさせられる映画監督をオーウェン・ウィルソンが好演しています。作品の舞台がニューヨークということもあり、作風もどこかウディ・アレン作品に似たような佇まいも感じますが、ウィルソンの使われ方でいうと、アレン監督作で、オーウェン・ウィルソン主演の「ミッドナイト・イン・パリ」で彼が演じたキャラクターとは、真逆なものになっていることが興味を覚えるところです。これがウディ・アレンと、ボグダノビッチ監督との感性の違いという感じですね。俳優陣はどれも素晴らしのですが、僕が好きなのはとことんマイナス志向な神経過敏なセラピストを演じたジェニファー・アニストンですかね。彼女の性格というか、彼女自身の生き様のような形のキャラクターに、久々に輝くアニストンの姿を垣間見れたように思います(笑)。 オシャレな人と、素敵な昼下がりにでも鑑賞したいタイプの、味のある作品です。

  • 鑑賞日 2016/1/16

    古き良きハリウッド艶笑喜劇の趣

    「ラスト・ショー」から40数年、ボグダノヴィッチ最新作は女優志望のコールガールを巡って様々な人物が入り乱れる艶笑喜劇。劇中、イモージェン・プーツ扮するイジーは言う「厳しい現実を忘れらさせてくれる昔のハリウッド映画が好き」。いみじくも本作は、現代のNYを舞台にしていながら、そこかしこにルビッチやアステアやワイルダーへのオマージュが垣間見える。地味ながら豪華出演陣は御大の影響力によるものか。イモージェン・プーツ適役、オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン好演。大いに笑わせてもらいました。

  • 鑑賞日 2016/1/9

    ボクダノビッチにとっての「伯爵夫人」

    ピーター・ボクダノビッチが76歳で撮った作品で、女優志望のコールガールがスターになってインタビユーを受ける、という形である舞台演出家とその妻の女優、脚本家、競演男優、コールガールにぞっこんな判事、判事を患者に持つぶっ飛んだ精神分析医といった面々が、舞台のオーディションやレストランやホテルで入れ替わり鉢合わせを繰り返していくという展開は面白く、台詞はウディ・アレンみたいですけど、人物さばきを観ていると、ボクダノビッチにとっての「伯爵夫人」のように見えてきますね。最初に演出家がコールガールに渡した3万ドルきっかけですが、演出家は気に入った女性に手当たりしだいに渡していた、というのが面白いですね。ヒロイン、イモージャン・ブースの母親役でシビル・シェパードが出てきたのは、昔のよしみですかね。

  • 鑑賞日

    映画研究家の神髄

    映画の最後に登場するタランティーノには大笑いした。タランティーノもボグダノヴィッチも、どちらもシネフィルとして有名だが、撮った作品を比べると一目瞭然で、ボグダノヴィッチのルーツはハリウッド黄金期にあることが分かる。この映画は、そんなハリウッド黄金期へのオマージュに満ちた傑作である。 ルビッチの『極楽特急』と比べるのが相応しいだろうか?この映画は、女とお金にだらしない演出家をめぐる物語だ。つまるところ「ヤったか、ヤらないか?」という話である。元コールガールで女優の卵である主人公は、さしずめ狂言回しのような役割だ。その「ヤったか、ヤらないか?」をソフィティスケイテッドに「男女の関係」と言えるほどの上品さがボグダノヴィッチのルビッチへのオマージュだろう。タランティーノはその対極だ。 またルビッチの他にも、プレストン・スタージェスやハワード・ホークスらのスクリューボール・コメディも彷彿とさせる。これは、話を聞かない医者と、探偵、判事のドタバタを観ていれば、すぐに分かる。ジェニファー・アニストンの弾けっぷりが楽しい。まるでキャロル・ロンバートのようだ。 ハリウッド黄金期を彩る喜劇のスタイルを網羅しつつ、タランティーノで露骨な笑いを誘う毒気もある。これは見事なコメディであり、ボグダノヴィッチの笑い顔が浮かんでくる名作である。少なくともハリウッド黄金期を知る映画好きにとっては、たまらない映画であった。

  • 鑑賞日 2016/1/9

    人間関係が密接過ぎて馬鹿馬鹿しい。

    確かに主演女優イモージェン・プーツはチャーミングでした。 でも、人間関係が密接過ぎて馬鹿馬鹿しい。

  • 鑑賞日 2015/12/12

    母と暮らせば

    親子の絆、恋人の絆に胸が苦しくて涙が止まらないことが多かったのですが、 思わず笑っちゃうシーンも、ドキドキするシーンも色んなシーンがあって、ほんとに豊かな表現で描かれた作品。 こんなに泣けるのに、同時(おもしろくもきゅんきゅんもする映画は久しぶりでした。

  • 鑑賞日 2016/1/9

    ボグダノヴィッチお帰りなさい!

    ボグダノヴィッチお帰りなさい!恋のドタバタも洗練されたギャグと洒落たシーン満載でメチャ楽しかったし、古き良き時代のハリウッド映画を思わせて幸せな気分にしてくれた。ルヴィッチ専門家だけあって電話や部屋の出入りの絶妙なタッチが笑えたな。

  • 鑑賞日 2016/1/8

    騒々しくて、慌ただしくて、失笑という褒め言葉

    とにかく休む間もなく、次から次へと問題勃発で騒々しいことこと上ない。これホメ言葉。日本の映画でいうと、三谷幸喜のようないろんな人間がここで?!というとこでつながって、ドタバタ際限なく一悶着。これがなんとも面白い。有頂天ホテルみたいな感じかな。最後はまさかの人物がスッとあわられて、ストンと落とされた。お後がよろしいようで。良い初笑い! エキセントリックな女医と、スランプの裁判官がなんとも良いエキス。

  • 鑑賞日 2016/1/6

    感想。

    TIFFに続いて2回目。初笑いに相応しい映画でした。また観たいです。

  • 鑑賞日 2016/1/6

    お久しぶり

     ボグダノヴィッチ監督の作品を観るのは「ペーパームーン」以来なので、もう40年以上も昔になる。新作の事を知った時には、失礼ながら「まだ生きてたんだ」と思ったくらいご無沙汰していた。今回の作品は、一人のコールガール女性のために周りの男女が振り回されるドタバタ艶笑喜劇だった。基をたどればすべて男のスケベ心が原因で、W・アレン喜劇からシニカルさを薄めたような感じだった。絡み合った人間模様を手際よくまとめ上げた手腕はまだまだ衰えていないと思った。とてもバカバカしくて可笑しかった。最後のカメオ出演者には吃驚。

  • 鑑賞日 2015/12/29

    ボグダノじいさんに映画を撮らせよう

     プロデューサーとして、ふたりの映画監督の名がある。つまりは、こういうことらしい。「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソンと「フランシス・ハ」のノア・バームバックが、あの「ラスト・ショー」や「ペーパー・ムーン」などの珠玉のような作品を作ったピーター・ボグダノビッチじいさんに、しばらく映画を撮ってないようだから、それにもうそろそろの年だし、この際この辺で一本撮っておいてもらおうじゃないか、もしかしたら遺作となるかも知れないけれど・・。きっと、そんなこんなで世に出た作品なのだ。主役のアーノルドには、ウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」に出たオーウェン・ウィルソンがキャスティングされた。うわー、なんということでしょう。ここに挙げられた映画、みんな大好きだ! この映画もそういうふうにして出来上がっただけのことがある。小さくても愛おしい、キラキラとした宝石のようで、とってもおしゃれな作品になっているではありませんか。 『木の実におやつのリスちゃんを』というエルンスト・ルビッチの遺作「小間使い」のセリフが、キーワードみたいに使われた意味がもうひとつよく判らないけれど、当時のスクリューボール・コメディのように、ごちゃごちゃとした恋愛群像劇がスピーディに展開して、楽しいったらありゃしない。その中心となったのが、女優志願のコールガール、イジー役を見事に演じきったイモージェン・プーツ。イモがプーって、忘れられない名前だけど、これがまた拾い物の逸品。そんなに美人じゃないけれど、アーノルドをはじめ何人もの男たちを夢中にさせたのも無理はない。その魅力ある存在感と演技力は満点。彼女のインタビューでストーリーを辿るという構成も、何人もの男女が入り乱れる複雑な関係を判りやすく見せてくれた。  ラストのQTのカメオ出演も楽しい。とにかくボグダノビッチの映画愛にあふれた晩年の代表作となった。

  • 鑑賞日

    夢物語だけど

    凄く楽しめました!こんなプロデューサーいたら楽しいかも。主役、ミューミューのミューズだけあって超可愛かったです!

  • 鑑賞日 2016/1/2

    ドタバタラブコメ

    高級コールガールだったイザベラ(イモージェン・プーツ)がハリウッド女優になった経緯は!? ハチャメチャ、近場でバタバタラブコメディ。ラブコメディってこういうもの?「ラブ・アゲイン」を思い出す。なんて狭すぎる世界。それぞれの饒舌さがおもしろい。オーウェン・ウィルソンは「ミッドナイト・イン・パリ」のイメージのまま。何作か観ているけれど、こういう役はぴったり☆彡ダメダメなセラピスト、ジェーン役のジェニファー・アニストンが良かった(・ω・)b ラストシーンにまさかあのお方が(°д°)

  • 鑑賞日 2016/1/4

    ウディ・アレン的な…

    ウディ・アレン的な感じ。いろんなところでかち合うドタバタ感やら、コールガールがある男のプレゼントからしたいことをして成功していくところやら、違うのは話を進めるのが明るい若い女の子であり、じいさんではないこと。それにそんなに早口、理屈っぽくないこと。 昔の映画の中のセリフがキーになっているんだけど、それ以外にも映画のセリフが沢山出てきて、ラストはそのシーンまで出てくるなど昔の映画のオマージュいっぱい。 主演のイモージェン・プーツは可愛くて魅力的だし、その他脇役もメジャーな人たち。お正月に観るのにピッタリな映画好きのための映画でした。

  • 鑑賞日 2016/1/1

    あしながおじさん気取りの買春野郎

     かつてのハリウッド映画の赴きをそのまま再現した、あらすじが書かれたオープニングロールから(『スターウォーズ』ではなく、『風と共に去りぬ』のような)『マイ・ファニー・レディ』は映画が始まる。そのスタイルと、同じくプロットも、コールガールが劇作家の男に拾われて女優として大成する、というかつて数十本も作られた映画のようなお話だ。  アコーディオンや、バイオリンで奏でられる劇伴と、ギャグの連続で鑑賞中は多幸感に包まれる。しかし、物足りなさがどこかに残り続けていた。  それは、この作品が単にかつての回顧趣味でしかないからだ。そのことは、主人公のイジーが冒頭で語っている「最近の映画はことあるごとに、リアルを追求する。死や、不幸。そんなのは私の周りには沢山ある日常よ。映画ってのは魔法なの、幸せな魔法に浸かることの何が悪いのかしら!」、と。  僕だって、彼女の意見に同意する部分は沢山ある。ダークナイトフォロワーみたいな、うじうじした“リアル”ヒーローは好きじゃない。けど、この映画が嫌ってるリアルって、話の展開や、ディテールのリアルではなく、現代の価値観までも敵視してるように感じてならないのだ。  もっとも顕著に現れてるのは、売春婦のイジーというキャラクターの造形だ。彼女は、男に幸せを与えることに満足をしているんだ、と語るけど、これはどう考えたって男の理想を投影しすぎだろ。男が女を金で買うことの罪悪感を減少させるための詭弁だろ! しかも、女たちはセックスしてお金をくれたことに関してとても大きな感謝をする、たとえばそのお金で大学にいけたとか、ネイリストになれたとか。女を買っておいて、あしながおじさん気取りしたいジジイの戯れ言にすぎないんだよ。助けたいなら、セックスを介さずに助けりゃいいじゃん。  PCや、ジェンダーをとやかく叫ぶヤツも僕は嫌いだが、これはあまりにも時代錯誤な価値観で作られすぎている。きっとボグダノヴィッチ監督は、石原慎太郎みたいな老害ジジイなんだろうな。

  • 鑑賞日 2015/12/25

    じっくり見たらきっといい映画

    年末、くたくたな状態で見たので殆ど寝ていました。きっと映画だと思います。

  • 鑑賞日 2015/12/31

     これは、「ペーパー・ムーン」の名匠、ピーター・ボグダノヴィッチ監督、久々の劇場映画。  新進のハリウッド女優、イザベラが記者から取材を受けている。  辛辣な記者は、イザベラがかつて高級コールガールだった事についても訊くのだが、彼女は恥ずかしげもなく過去を振り返り、自分がハリウッド・デビューするに至る、奇跡のようなドタバタ騒動を語り始める。  ――コールガールをしていたイザベラは、ある日、自分を恋人のように扱ってくれる客の中年男から「君がこの仕事を辞めるなら3万ドルあげる」と言う取引を持ちかけられる。  イザベラは、すぐ仕事を辞め、舞台劇のオーディションを受けることにした。だがそこで待っていたのは、あの中年男。彼はその芝居の演出家だったのだ。主演女優でもある妻と同じ舞台にイザベラが立つ事に慌てた男は、イザベラをオーディションで落とそうとするが……  主演のイザベラを演じるのは「ニード・フォー・スピード」のイモージェン・プーツ。彼女が初々しいかわいらしさを見せる一方で、オーウェン・ウィルソンら、実力ある俳優を揃えた辺りも見所でしょう。(最後には、カメオ出演であの人も登場します)  映画はイザベラを中心に、演出家の男と、舞台の主演女優である演出家の妻、その共演者の俳優に、イザベラに一目惚れする脚本家、イザベラにご執心の判事、脚本家の彼女で人の話を聞かないセラピストと多くの人間が入り乱れて繰り広げる群像劇となっています。  その内容は、ほぼ男女関係に絞られますし、登場人物はみなお金持ち。舞台となるのは高級ホテルにレストラン、劇場舞台と、ほぼ一般人には縁のない場所で、であるからこそ、生きる・死ぬに関係のない、この騒動を気楽に楽しむ事が出来ます。  映画のスタイルは’60~70年代のスクリューボール・コメディと言う趣。男女間のイケナイ恋騒動に終始する辺りは、ウディ・アレンの映画を思わせますが、これはそれほど理屈っぽくはなく、文芸路線に走ることもなく、引用されるのは名作映画、と言うのは映画オタクだったボグダノヴィッチ監督らしい所で、こうした味付けも嬉しい。  オチもなかなか見事なもので、これをさらりと1時間半でまとめる辺りも大したもの。これは楽しい映画でした。

  • 鑑賞日 2015/12/29

    作品紹介1(映画.com)より

    「ペーパームーン」「ラスト・ショー」の名匠ピーター・ボグダノビッチ監督が、長編劇映画としては約13年ぶりに手がけた群像コメディ。自身の妻を主役にした舞台を控える演出家がコールガールと一夜を共にするが、実は彼女は女優の卵で、舞台のオーディションに合格したことから思いも寄らぬ騒動が巻き起こる。オーウェン・ウィルソンが主人公の演出家アーノルドを演じ、イモージェン・プーツ、ジェニファー・アニストンが共演。2014年・第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「シーズ・ファニー・ザット・ウェイ」のタイトルで上映されている。 マイ・ファニー・レディ She's Funny That Way 2014年/アメリカ 配給:彩プロ

  • 鑑賞日

    オシャレな群像コメディ

    昨年のTIFFのワールド・フォーカス部門で上映された作品 売れっ子の演出家が見初めたコールガールは女優志望。オーディション会場でバッタリ再会したことからドタバタコメディが始まる。俳優、女優、脚本家、コールガール、コールガールの客、探偵、カウンセラー等、大人数のストーリーがテンポよくつながってくる群像コメディは三谷幸喜が好きそうな感じ。オシャレだけど大笑いできるセンスのいい作品です。

  • 鑑賞日 2015/12/26

    頼むから知らんぷりしててくれ

    楽しい!何組もの男女が繋がって、怒涛の展開。スクリューボール・コメディーと呼ぶそうな。 オーウェン・ウィルソンが出ているせいか、セラピストが出て来るあたりも、ウディ・アレン映画を思い出す。「25年目の弦楽四重奏」で見て、美しさに感動したイモージェン・プーツが、この作品でもとても可愛い。ちょっと低音の声とアクセントのある話し方が魅力的だ。 「Check to Check」で始まる音楽も素敵。たくさんの映画を引用しているようなので、すべてわかるともっと楽しいのだろうなと思う。ルビッチの映画も観てみたい。去年ぐらいに特集上映していて、観たかったのに行けなかったのだ。オードリー・ヘップバーンはまさに現在特集上映中で、是非とも行かねばと決意を新たにした。ラストのカメオ出演も、 エンドクレジットのオシャレさ までも、徹底して観客を愉しませてくれる。 セラピストはもちろん、コールガールも、たとえその仕事を辞めた後でも、職業上知り得た顧客の情報は、決して他人に漏らしてはなりませぬ。 「ペーパームーン」は子どものころにテレビで観たような気もするが、記憶が曖昧。ボグダノウ゛ィッチ監督の名前は知らなかった。しかし、ウェス・アンダーソンとノア・バームバックの名前に惹かれて観た。結果、大正解。とても楽しく幸せな93分。

  • 鑑賞日 2015/12/28

    73点

    おもしろかったーー! キャスト豪華すぎますな。

  • 鑑賞日 2015/12/26

    人生には魔法が必要

    元コールガールが女優に転身したきっかけの物語をインタビュアーに語るという枠組で、奇矯なキャラクタたちの組み合わせによって偶然に次ぐ偶然の衝突が重なって物語が転がる文字通りのスクリューボール・コメディ。E・ルビッチ作品の名セリフをモチーフに映画ファン魂を存分に発揮していて面白いことは面白いけど、なんだかもったりとして鋭さが足りない点が、同じP・ボグダノビッチ監督の70年代の「おかしなおかしな大追跡」を思い出させる(名作のはずの「ラスト・ショー」も「ペーパー・ムーン」も観ていないので申し訳ないけれども)。

  • 鑑賞日 2015/12/21

    木の実におやつのリスちゃんを

     コールガールが一夜にしてスター女優に? 気前よすぎる演出家と運命の出会い。ところがそこへ演出家の妻と男優の不倫、人の話を全然聞かないヘンな女セラピストもからんで、さあ大変! 監督ピーター・ボグダノビッチが13年ぶりにカムバックした。妖精のように無邪気なヒロインが巻き起こす大騒ぎ、舞台やレストランの鉢合わせ、部屋の取り違え…。クラシックなスクリューボールコメディーが止まらない。クスクス、ニヤニヤ。大人の笑いが日頃のモヤモヤをきれいさっぱりふっ飛ばす。  「楽しければ、そこが君の場所。何が楽しいかは人それぞれ。公園でリスちゃんにおやつの木の実をやって楽しむように、木の実におやつのリスちゃんをやって楽しむ人間がいてもいいじゃないか」  ミョーな理屈だけれど、人を食ったオーウェン・ウィルソンが真顔でいうと説得力があるからフシギだ。  3万ドルの魔法にかかったイジーはあっという間にオーディションで役を射止め、スター女優に変身。「小さいころからハッピーエンドを夢見ていたの。テレビで白黒時代のハリウッド映画を見ながらね。フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、ローレン・バコール、ハンフリー・ボガート…」。イジーを中心に夢と現実がごちゃ混ぜになり、極上のカクテルのようなストーリーができあがった。  イジーのイモージェン・プーツがとにかくかわいい。ジェニファー・アニストンの自己チュー爆発のクソ女ぶりに大笑いした。  「木の実におやつのリスちゃんを」は、スクリューボールコメディーの名監督エルンスト・ルビッチの「小間使」でシャルル・ボワイエがジェニファー・ジョーンズにいうせりふだった。最後のタネ明かしは、ボグダノビッチに心酔するあの日本映画オタクの監督が本人役で登場。「わかったら、早くオレの大好きな千葉真一の3本立てを見に行こうぜ」。幕切れも予想外のひねり球が懐を鋭くえぐったのだった。

  • 鑑賞日 2015/12/26

    すっごく面白かった。 半端ないビンタが何発も炸裂、爽快❗️ 登場人物がみんなすごく魅力的。 ヒロインが映画愛を語るシーンも、すごく良かった。 ラストに登場した、あの人にビックリ‼️

  • 鑑賞日 2015/12/20

    二世代のシネフィルの遭遇

    #1188 シネマカリテ「マイ・ファニー・レディ」。W・アンダーソンがプロデュースしたP・ボグダノビッチ13年ぶりの監督作品。B・ワイルダーやW・アレンを彷彿とさせる艶笑コメディで第1期シネフィルである監督の映画愛が随所に散りばめられ次世代シネフィルのあの監督のカメオも楽しめる。

  • 鑑賞日 2015/12/19

    映画の魔法

    うれしい楽しい大好き! まさに監督の総決算的作品。『ラストショー』や『ペーパームーン』が人生ベストの自分にとっては最高のご褒美。 とにかく監督の映画愛に溢れる作品。魅力爆発の最新ミューズを筆頭に監督の歴代ミューズ達を大集合させ、『ミューズ』のお伽噺を語ってみせた一作。 魔法を信じること。大人だからこそそんなお為ごかしを監督と共に、自分も信じたいです!

  • 鑑賞日 2015/12/19

    マジックバトルロイヤル

    コールガールにマジックをかけて、シンデレラにする古典的ストーリー。 しかし、そのマジックのバラマキに面白さがありました。 その入り乱れたら関係は、まさにバトルロイヤル。 多くの登場人物を登場させながら、全て繋がっているのは、人類皆兄弟かと思いました。 ラストに思わぬ人物が登場するサプライズも面白い。

  • 鑑賞日 2015/9/24

    過激なキャラ、そして引用

    ボグダノヴィッチのコメディ。でも、「おかしなおかしな大追跡」(72)のスラプスティック・コメディではなく、演劇に近い。人間の出し入れ、ホテルの向かい合わせの部屋、その扉の開閉はルビッチ的(「小間使い」のセリフの引用もある)。「完璧な人間なんていない」というセリフはビリー・ワイルダー、男女の色恋沙汰はウディ・アレンを思わせる。しかしウディ・アレンほど粘質ではないし、アレン以上に人物のキャラクターは過激だ(ジェニファー・アニストンが特に)。そして知的センスに貫かれた作風はまさにボグダノヴィッチの持ち味なのだ。

  • 鑑賞日 2014/10/27

    ボグダノヴィッチ復活の抱腹コメディ

    新進女優のイサベル(イモージェン・プーツ )。現在、トップステージを駆け上がり中。 で、そんな彼女に、これまでを振り返って、なんぞとインタビュー。 すると・・・ なんと前身はコールガール。 それもある男(オーウェン・ウィルソン)と一夜をともにしたのがキッカケ。 彼は、彼女に「人生を変えろよ」とばかりに3万ドルをポーンとくれて、彼女は女優志願の道を歩むことにした。 で、ある作品のオーディション。 役柄は元コールガール! その上、その作品の舞台演出家は、なんと件の男! なんとかして、浮気を隠したい彼、前身を隠したいイサベル、そこへ、これまた女好きの主演男優(リス・エヴァンス)、主演女優で演出家の妻(キャスリン・ハーン)、純情の脚本家、脚本家の恋人でエキセントリックな精神分析女医(ジェニファー・アニストン)、さらにはイサベルの元客の判事に老探偵まで加わり、事態はどんどんと混乱していくのでありました・・・ と、次から次へといろんなひとびとが入り乱れていくハナシでありますが、なんとビックリ、こんなにボグダノヴィッチって上手かったかしらん、と思うばかりの手際の良さ。 往年のスクリューボールコメディにオマージュ捧げた本作、彼のフィルモグラフィでの位置づけでいうと『おかしなおかしな大追跡』『ニューヨークの恋人たち(原題 THEY ALL LAUGHED)』『ロブ・ロウの おかしなおかしな探偵物語』『カーテンコール/ただいま舞台は戦闘状態(原題 NOISES OFF)』と繋がってくるのでしょうね。 (『おかしなおかしな大追跡』以外は未見です。結構、コメディ、撮ってますね) オープニングの「Cheek to Cheek」のフレッド・アステアの歌声から、エンディングのこれまたフレッド・アステアの「Stepping out My Baby」まで、とっても楽しい気分になります。 ラストには、さる大物監督も登場しますし、1946年のルビッチ映画『小間使』のシーンも登場します(劇中使用される台詞の由来なので)。

  • 鑑賞日 2014/10/29

    最高に楽しい1本

    下半身がだらしない舞台演出家(O・ウィルソン)と周囲の人々が巻き起こすドタバタ劇が新進女優(I・プーツ)の回想インタビュー形式を軸に語られる。 ボグダノビッチ監督は「カーテンコール/ただいま舞台は戦闘状態」でも似たような主人公をマイケル・ケインが演じていたけど、より洗練された感はある。 それよりも老いてなお映画オタクであり続け、オープニングのアステアの「チーク・トゥ・チーク」から、ルビッチの「小間使」やラストの驚きのカメオ出演まで楽しませてくれる。 ドタバタ喜劇には欠かせない贔屓のアニストンやオースティン・ペンドルトンの怪演も嬉しい。 上映中ひとつ前の席で監督が一緒に鑑賞してました。

  • 鑑賞日 2014/10/27

    東京国際映画祭で、P.ボグダノヴィッチ監督の新作『She's Funny That Way』を観賞。女優になる夢をもつコールガールがある演出家と出会ったことで人生が変わってゆくコメディ。妙なところで関係が繋がる脚本が秀逸で劇場が爆笑に包まれました。日本公開してほしい。 #eiga