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放送作品情報

博士と彼女のセオリー

THE THEORY OF EVERYTHING 2014年イギリス / 125分 / ドラマラブロマンス

苦難の半生を生きてきた、“現代最高の頭脳”を持つ天才物理学者と妻との感動ラブストーリー
解説

難病ALSを患いながら奇跡的に命を永らえ、世界最高の頭脳と謳われる物理学者ホーキング博士の激動の半生を描いた伝記映画。全身が麻痺していく難役をエディ・レッドメインが熱演しアカデミー主演男優賞に輝いた。

ストーリー

1960年代のイギリス。名門大学で物理学を学ぶスティーヴン・ホーキングは、同じ大学で学ぶジェーンと恋に落ちる。ところが急速に筋肉が衰える難病ALSを発症。愛し合う2人は周囲の反対を押し切って結婚。スティーヴンはブラックホールに関する論文が絶賛され、子供にも恵まれるが、身体を動かすことも困難になり電動車椅子で暮らすようになる。やがて一家を支えてくれていたピアノ教師とジェーンの不倫疑惑が持ち上がる。

出演 ※(声優)は吹き替え作品が対象です

エディ・レッドメイン (福田賢二)
フェリシティ・ジョーンズ (佐古真弓)
チャーリー・コックス (鈴木幸二)
ほか

字幕/吹替
字幕 吹替
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
HD画質でご覧頂けます。

オススメキーワード

  • 鑑賞日 2018/4/9

    ホーキング博士の妻の原作

    ホーキング博士が亡くなったので、今観るしかないなと思って借りてきた。 ホーキングの妻の原作。 ホーキング博士の活躍の陰にこんなことがあったなんて全く知らなかった。ほとんどの人が知らないと思う。 興味がある人は是非見てみたほうが良い。 ケンブリッジの話が中心で、やはり環境が人を作るのだなー、と納得してしまった。本当に悪い人が出てこない。良い人ばかり。見てても安心できる。 やはり昔からとてもチャーミングな人だったんだなあ。 ご冥福を心よりお祈りしています。 あと、妻役の女優さんがとても可愛くて素敵なのはポイント高いです。

  • 鑑賞日 2018/3/16

    難病の天才

    内容を知らないで借りたが、偶然にも昨日ニュースで死亡が報道されたホーキング博士の話でした。偶然過ぎて驚き。難病の中でブラックホールの生成を理論的に説明した。難病を支えた妻ジェーンがまた立派。

  • 鑑賞日

    エンディングの奥ゆかさ

    フェリシテの健気な愛を表現する表情の一つ一つが、心を掻き毟る様。 エディ・レッドメインのはまり役感もこの実話系の映画の質を大いに高めてくれる。 個人的には最後まで、、、と願い見ていましたが、歳を取れば、結婚すれば、また見方も変わるのかもしれない。病気により運命づけられてしまう生活と、そこに添い遂げる難しさ。もどかしさが痛いほど伝わる。 ホーキング博士の冥福を祈って

  • 鑑賞日 2018/3/4

    伝記ではなくラブストーリー

    ケンブリッジ大学で物理学を専攻するスティーブン・ホーキングは同じくケンブリッジで文学(中世の詩が専攻らしい)を学ぶジェーン・ワイルドに出会い、若くぎこちなく、それ故に真っ直ぐな恋に落ちるが、やがてスティーブンはALSを発症し、余命2年を宣告され、周囲の不安と忠告を斥けてジェーンはスティーブンと生きることを決意し結婚する。 ホーキング博士が前々妻であるところのジェーン・ワイルドと出会い、恋に落ち、困難を共に生きて最終的にそれぞれの道を選ぶまでを描いた伝記ドラマだが、大胆な邦題 (原題は『万物の理』なんて恋愛を殆ど匂わせないタイトルだからね) が示唆するように中心にあるのは古典的なラブストーリーである。 科学者としてのホーキングの業績が殆ど描かれていないという批判があるようだが、そもそもそういう狙いで作っていないということだろうから、これは仕方がない。 (ちなみにベネディクト・カンバーバッチがこの10年前にホーキングを演じていて、そちらの方がホーキングの科学者としての側面に多く光を当てている) ホーキングを演じたのはエディ・レドメインでこれはもう文句なしに圧巻の名演だが、ジェーン・ワイルドを演じたフェリシティ・ジョーンズもこれまた上手い。 殆ど四半世紀に渡る人生を2時間で再現しているわけだが、その間の二人が生きた歳月の流れが極めて自然に伝わってくるのは流石という他はない。

  • 鑑賞日 2018/2/22

    最善の関係とは

    まず、切ない。 だけど、とてもよくわかる。それが見終わった感想。 前半はありきたりな演出で、しかもすごいテンポで話が駆け抜けてゆき、気持ちがのらなかったけれど、夫婦の絆と、それに反比例するように大きくなる、もどかしさ、寂しさ。 最後は夫婦にとって最善の道を選択できた、素晴らしい形だと思う。

  • 鑑賞日 2017/11/20

    予想外

    心温まる夫婦の半世紀、みたいのだと思ったら結構裏切られる展開。それ自体になにも罪はない。でもやっぱり、障害者との結婚生活は綺麗ごとじゃないんだと軽くがっかり感。

  • 鑑賞日 2015/9/1

    天才もまた一人の人間

    スティーヴン・ホーキンス博士を単なる天才、もしくは奇才として扱っているわけではなく、氏も一人の人間、一人の男なんだというアプローチで見せる演出が素晴らしい。 しかも、氏の元婦人が介護に耐えながら他の男性に心を寄せていく様までも包み隠さず描いてるところなど、それぞれが自分の役目をしっかり全うしたと自信を持って言えるからこそ、本編の中でどのように描かれようともどうぞどうぞといった感じだったのかなと。

  • 鑑賞日

    レッドメインの演技

    レッドメインの演技に驚いた。 ホーキング氏に一般人がこれほど近寄れたことなどなかったのではないか、と思ったり。しかし恋もまた複雑だった。 レッドメインさんちに銀行頭取がいたのにも驚いた。なぜ俳優になったのか、そちらにも興味がある。

  • 鑑賞日 2017/4/10

    エディの演技力が半端ない。

  • 鑑賞日 2017/1/27

    瞳だけで表現する事をやってのけたエディレッドメインに拍手。

    エディレッドメインの演技を超越した演技に目を離す事が出来ない。もはや演技ではないとまで言わせる彼の天才的演技力には言葉が出ない。スティーブンホーキング博士の本を出すまでの道のりを描いたこの作品は、人間の持つあらゆる面における不確実性を語ってくれる。「a brief history of time」これに気づけたのは病気も関係したのか、病気が無くても発見する事ができたのか。余命宣告をされたにも関わらず生にしがみつくホーキング博士の偉大さに胸を打たれる。 これからだという若者への突然の余命宣告、しかしながら脳みそだけは病にも犯す事ができなかった。色々な奇跡に、人間の不思議さを改めて感じさせられる。 これは見るべき映画である。 エディレッドメインの、病気の事をとことん理解できるような演技。少しずつ、しかし確実に動かなくなる筋肉。筋肉の固まり方。言葉が出ないストレス。それによる外部への拒絶。理解者が現れた時の彼の瞳の輝き。どれをとっても、思い出すだけで涙の出る表現だった。

  • 鑑賞日 2017/2/7

    エディレッドメインさすがに素晴らしい演技。演技であることを忘れる。重苦しい設定だけど温かい時間。何か起きそうな瞬間の予感させ方が好きだなあ。時間が巻き戻るシーンが良すぎて変な声出た。そしてかっこいい人がたくさん出てきて眼福。

  • 鑑賞日

    良い出来

    実在の人物を扱った映画、いい出来だ

  • 鑑賞日 2015/8/15

    エディ・レッドメインの演技は確かに素晴らしかった。彼であることを忘れるくらい。 作品としては今ひとつ。恋愛がメイントピックだったから、ホーキング博士がどれほどすごいかが全然わからなくて消化不良。体がうまく使えない中でどうやって自分の理論を証明し人に伝えたんだろう、とか、声も出せない状態で本を書き上げるのにどれほどの時間がかかったんだろう、とか、気になることいろいろあったがわからないまま。 恋愛にしても理解できなかったところが。ホーキング博士がジェーンにジョナサンを勧めたのはなぜ?ジェーンを不憫に思ったから?でも看護師と浮気したのもなぜ??寂しかったから?うーん。よくわからず。ジェーンが彼を支えたのはなぜ?才能を信じたから?神の思し召し?神の存在も難しかったなぁ。

  • 鑑賞日 2015/9/20

    紆余曲折あっても

    落ち着いたいい作品でした。画像もきれいですし、紆余曲折あっても志あれば道は開けると勇気を与えてくれる作品です。その道は平坦でなく周りの人も巻き込まずにはいられせんし、傷つけることもあり人生について考えさせられました

  • 鑑賞日

    印象に残ったもの2つ。

    印象に残ったのは、彼がやはり天才だということ(当たり前ですが)と、×××の△△△は〇〇〇なんだということでした。

  • 鑑賞日

    エディレッドメイン素晴らしい

    エディレッドメインの演技力がとーーーっても素晴らしかったです。 本当に患ってるのではないかと終始思いました。 恐らく誰にも真似できない役柄です。

  • 鑑賞日 2016/12/3

    本作の主役は、ジェーン(出演当時30歳のフェリシティ・ジョーンズ)だと確信した

    ❶「人権週間記念行事 ちょっと素敵な映画会(主催:名古屋市他)」で、1年9か月ぶりにリピートして、感動を新たにした。 ➋マッチング:消化良好。 ➌観終わって、本作の主役は、ジェーン(出演当時30歳のフェリシティ・ジョーンズ)だと確信した。 重病にもめげずに偉業を成した天才スティーヴン(出演当時31歳のエディ・レッドメイン)は凄いが、その裏には、ジェーンの献身的な努力と深い愛情があったのだ。 病に侵されたスティーヴンを長年に渡り介護する。3人の子供を育てる。家事をする。 その合間に、自らの研究テーマについてリサーチを進める。なんて凄いことだろう! ❹ジェーンの重圧、ストレスは如何ばかりだったのだろうか? それを思うと胸が痛くなる。 おまけに、義母からは、3人目の子の本当の父は、スティーヴンではなくジョナサンか?と疑われる。 ノイローゼやヒステリーになってもおかしくない、厳しい状況だった。 ❺後半で、スティーヴン一家の力となったジョナサン(出演当時31歳のチャーリー・コックス)は、エゴの強いスティーヴンよりも人間として立派である。 ジェーンと彼が心を通わせるようになった理由がよく分かる。 ❻スティーヴンに関しては、長年、愛読書(?)の男性誌「ペントハウス」を定期購入している等、男ならではの事情に納得。本誌は創刊がアメリカだと思っていたが、実はイギリスだった。 ❼ジェーンはスティーヴンの世話をする最適の看護婦エレインを見つけて、ようやく重荷を解かれる。 そして、心の友だったジョナサンと結ばれる。スティーヴンもそれを望んだ。大人の決断に胸が熱くなる。 ❽スティーヴンが自著『ホーキング、宇宙を語る』の功績により、女王陛下から英国名誉叙勲を与えられることになり、まだ離婚していないジェーンを伴い出席する。 2人は3人の子供の成長を見て、2人が過ごしてきた時間が如何に貴重だったかと感慨に浸るのだった。 ❾本作の演技で、AA主演男優賞受賞のエディ・レッドメインと、同主演女優賞ノミネートのフェリシティ・ジョーンズは、その後も華々しい活躍を続けているのが何より嬉しい。 ①エディ・レッドメイン:『リリーのすべて (2015)』、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 (2016)』。 ②フェリシティ・ジョーンズ:『アウトバーン (2016)』、『インフェルノ (2016)』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (2016)』。 来週12月16日公開予定の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (2016)』の予告で、彼女が扮するヒロインが言う、「May the Force be with us」の中身が楽しみだ。

  • 鑑賞日

    日を追うごとに動かなくなっていく体や、動かなくなってからの目で訴えかける演技、目が離せなくなります。 撮影では脚本通りに撮影なんていかないから3段階にわけて演じ分けていたって言ってましたすごすぎかよ… そして献身的に力強く支える演技のフェリシティジョーンズ。この作品で大ファンになりました。そりゃ苦悩もあるよね。支えるがわにも。 結果、ちょっともやもやしたりするけど二人の演技やカメラワークの素晴らしさ、画の綺麗さも相まって好きな映画になりました!

  • 鑑賞日 2016/10/16

    美しい映画

    まぁ最終的なオチとかは置いといて、 終始美しい愛の物語を、美しい映像、 カメラワークで魅せてくれる! そして、何と言っても忘れらないのが、 主演を演じたエディ・レッドメインの芝居! こんなにも人は目、表情だけで表現する事が出来るのか? と考えさせられてしまった。

  • 鑑賞日 2016/10/7

    久しぶりに最高の映画を見た。公開時期からずっと見たくて、でも周りの反響を当てにしてガッカリしたくないという気持ちもあって、ずっと保留にしていた作品。スティーブンホーキング博士のことはドキュメンタリー番組で知っていたが、主演の演技力が凄まじい。どんどん衰えていく筋力を表現するのが上手すぎて圧倒されるし、発症する前のヒロインとのやり取りに出てくる科学者気質バリバリの発言や、ありがちな低いコミュ力の表現の仕方がとてもそれっぽくて、ニヤニヤしてしまう。そもそも賢い人が好き(笑)。あとカメラワークも良かった。これは些細なことかもしれないが、階段で話してるシーンの家の壁の色とヒロインの服の色が同じで、それがハッとするほど見映えがよくて感動した。ダメだったところを1つ言うなら、初めて研究室に入れてもらった時に黒板や単純な模型を見入るシーン。あれは、初めに目が行くところがそこだとは思えないし、演出家は研究者のことを分かっていないなと思った。そこさえなければ私にとって完璧な映画だったなぁ。 主人公が、この作品がアカデミー賞取れてよかったと、遅ればせながら嬉しい。

  • 鑑賞日 2016/10/7

    エディ・レッドメインから目が離せない

    ブログ・ケンタウロスの巣(http://blog.livedoor.jp/kentaurs696/archives/1061595504.html)より 何と言ってもホーキング博士を演じるエディ・レッドメインの渾身の演技でしょう、これに尽きます。 ホーキング博士はまだ存命ですし、現役ですから我々も本人の現在の姿をテレビ等で見ることもあるわけですから、似てる似てないは一目瞭然。 ALSであるホーキング博士はその容姿が特徴的ですが、動きなどは非常に制限されてしまいます。 筋肉が動かないわけですから、容姿を真似ることが出来てもその上で「表現」をするのは非常に繊細で、機微なことであるのは容易に想像がつきます。 エディ・レッドメインはそれをほぼ目や頭の動きのみで行っているのですから、これはアカデミー賞:主演男優賞とるわけですよ。 アメリカでの授賞式で落ちたペンを見て、車椅子から立ち上がってペンを拾うことを夢想するシーンがゾクゾクしましたね~。 あれ、CGとかじゃないですよね?折りたたまれた手足をゆっくりと伸ばし、床に足を着け、立ち上がる…枝のように細く歪んでいるように見える手足が、徐々にまっすぐに、太く変化していくように感じました。 演技だけで全て表現しているのがよく分かり、改めて凄いな~と嘆息します。 ただ、脚本としてはどうなんだろうと思います。 数多くの賞で作品賞や脚色賞にもノミネートされていましたが、そこまでうまくはないと思うのです。 ALSを宣告され余命2年とまで言われ、実際に徐々に体が動かなくなって今まで出来ていたことが出来なくなっていくという恐怖と絶望感は想像絶するものでしょう。 そんな彼を支えることを選択した妻ジェーンの覚悟も同じです。 自分を支えてくれる妻や友人達に囲まれていても感じる疎外感、自ら望んだこととはいえ自分の時間や自分自身を犠牲にして夫を支え続けることの困難さ、互いを思いやるからこそ離れていく夫婦としての関係。 そういったことを描いてはいます。 いるんですけど、どこか軽いというか…記号的な感じがします。こういうことがあったんですよ、と簡潔にまとめられてしまっているような。メリハリがないのかなぁ。 直接的にではなく、ちょっとした描写でその状態や心情を表現したりと細かい仕事してるんですけどね。ホーキング博士が提唱する理論も、もうちょっとその話し深く聞きたいと思わせるくらいで寸止めですし。 最近伝記映画を観る機会が少し多く、特にもの凄く脚本が素晴らしい「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を観たばかりだからかもしれません。 とりあえず「ホーキング、宇宙を語る」を読んでみましょうか。

  • 鑑賞日 2016/9/26

    エディの演技がすごい

  • 鑑賞日 2016/9/10

    ホーキング博士のことを描いた映画

     ホーキング博士のことを描いた映画。ALSを発症しているとわかってわかっていながら彼と結婚した女性の姿を素晴らしいと思った。そこまで博士のことを想うことができた素敵な女性だと思う。ただ最後まで見てようやく知ったことだが、実は彼女はしばらくしてからホーキング博士と離婚しているし、また博士は再婚をしている。そのことは残念に思ったけど、精一杯の愛情を注いだからこその別れだったのだろうか。

  • 鑑賞日 2016/9/8

    うーん…。

    想像では病気の博士と支える奥さんの愛の物語だと思ってたけど、まさかこんな終わり方なんて…。 笑顔がほとんどなくて、奥さんの心情が分かりにくかった。 未公開シーンで献身的で積極的に助けているシーンが多く、これが使われた方がよかったのに…と思った。 離婚するの遅すぎない!?つらい思いして世話したのに奥さんがかわいそう。あんなに愛し合っていた2人なのに…。現実は甘くないってことか。 私の理解力が足りないのかもしれないけど、想像とのギャップに驚いた作品でした。

  • 鑑賞日 2016/7/8

    演技力と演出がすげぇ。 脚本は大したこと無いけど、音楽も美しくて、子供には解らぬ大人のラブストーリーといった感じ。 僕にはAlsになったらあんな風に生きられる自信はない。 ホーキング博士のこの映画に対する感想が気になる

  • 鑑賞日 2016/6/26

    実録・・。

     天才に降りかかる難病。家庭の幸せ。介護のつらさ。  セックスの問題は、新しいパートナーも含めて、きわめてアッサリと描かれていてヨカッタ。  なんせ実録なんだから、いろいろと問題になるでしょう。 ラストの『時の逆走』は、新しい理論の発展なのか、宇宙における時の流れの永遠性を描いているのか、何にしても感慨深かった。       エミリー・ワトソンに時の流れを感じた。 スティーヴン・ホーキンス(1942.1.8~)

  • 鑑賞日 2016/3/30

    愛の形が変わっていく様がとてもリアルで、でもとても温かみがあって素敵だった。そして、演技が上手すぎる。

  • 鑑賞日 2016/6/5

    純愛映画、じゃなくて「時間と移ろい」がテーマということで

    鑑賞後、純愛ものとして捉えようとしてあんまりはまらへんなあと思ってたものの、「これは時間がテーマの映画や」と言われた瞬間ストンと腑に落ちました。はい。一生続くと信じている熱も、困難な状況をその熱で超えていく力も、気持ちも状況も移り変わっていきます。 それがネガティブなことでなくて、すべて前向きに、前向きに描き出されてます。ジェーンさんの「本当に愛していたの」が沁みました。

  • 鑑賞日 2015/3/15

    妻から見た天才物理学者ホーキング博士の真実ー。

    元妻のジェーン・ホーキングの原作による映画化の為、孤高の天才物理学者の側面というよりも妻目線の1人の男性であり夫でもあるホーキング博士の実情を描いている。その為、お酒や賭け事が好きだったりジョーク好きのお茶目さ等博士の人間味溢れる一面が随所に垣間見ることが出来る。 一見、難病の夫に献身的に仕える妻の奮闘振り…という作風にも見えるが、現実はやはり生易しくはなく子供達の世話や夫の介護疲れ、夫への複雑な感情や思いといった人生の厳しさも同時に包み隠さずきちんと描かれており、よくある普遍的な夫婦円満ラブストーリーとは一線を画す内容になっている点が今作の白眉である。 誰もが認めるエディ・レッドメインのホーキング博士役のなりきり振りは異論の余地無しだが、個人的には妻役のフェリシティ・ジョーンズの繊細な表情がより魅力的に感じた。結婚後のどこか空虚な眼差しも夫の介護や子供達の世話疲れとはまた違う女性としての憂いを感じさせた。 劇中、瞬きで意思の疎通を図る方法は『潜水服は蝶の夢を見る』でも描かれていたが、両作品とも身体的に絶望的な状況ながらも持ち前のユーモアや明るさと生きる為の目的を本人が持ち合わせていること、またそれを支える家族や友人たちというかけがえのない存在があることが、あらゆる困難を乗り越えようとする主人公の原動力になっているように思えた。

  • 鑑賞日 2016/5/24

    さすがー

    エディ・レッドメインの乗り移り演技がすごい。これだけでも見応えあり。 子育てと介護、大変だよね。 それぞれの愛の形にせつなくなりました。 最後に良い関係になったようで、良かったなーと。

  • 鑑賞日 2016/5/7

    う〜ん

    大和撫子の方がいいなあ。

  • 鑑賞日 2016/3/18

    希望

    数学的な用語よりも文学的な用語が映えて聴こえ、美しいシーンが多く見られた。主人公スティーブンは難病にかかりながらもまわりに弱音を吐かずユーモアを持ち続けた。それゆえに1人で抱えていた孤独や不安、憤慨を示唆する言動表情のインパクトが大きかった。特に家族の会食のシーンは泣けた。スティーブンを支えたジェーンの強さも、心身の疲れもだれも否定できないし、責めることもできない。病気を抱えながら生きることは、苦悩が多いように見えるが、どんな人でもその日一日をどう過ごすのかが重要であってそれが全てであると思わせてくれた映画。

  • 鑑賞日 2016/4/17

    ALS

    乙武がよぎった 基本女性主導なんだろうなと

  • 鑑賞日 2016/4/17

    純粋に楽しむべき映画

    ホーキング博士の業績についてほとんど知らないし、著作などもちろん読んだこともない人なので、純粋に美しい(映像も音楽も)映画だと感じて楽しく鑑賞できた。そうでない人にとっては、いろいろ言いたいことは有る映画かも知れないけれど。 ホーキング博士を演じるための役作りは相当に大変だったはずで、それを評価されてエディ・レッドメインが数多くの主演男優賞を受賞しているのは理解できるものの、お話の実質的な主役は奥さんの方で間違いない。で、奥さんを演じるフェリシティ・ジョーンズという人ははじめて知ったんだけど、この人の容姿・しゃべり方が完全に個人的ツボでたまらん^^;。もうすぐ公開されるスター・ウォーズの外伝的作品(エピソード3.5?)にも主役級で出るらしいから、激しく期待してしまいますな(´∀`)。 ところで、博士と奥さんがはじめて出会った頃の1963年のシーンで、博士が寮の自室でオープンリールで「ワルキューレ」の第1幕を聴いているんだけど、この当時商業録音をテープで販売することは行われていたのでそれはいいとして、普通に考えるとショルティの録音かな?と思うけど、ショルティの「ワルキューレ」の録音は4部作の最後、1965年に行われているので、その筈はないと。1963年当時に正規録音で世に出ていたのは、フルトヴェングラー盤とラインスドルフ盤のみ。さて、ではあそこできいていたのは誰の演奏?と、どうでもいいことを妄想するライトなクラシックファン(笑)。

  • 鑑賞日 2016/4/10

    普通の男と女の物語

    車椅子の理論物理学者、スティーブン・ホーキングの妻の著書を原作に、2人の出会いから現在までを描いたラブロマンス。 科学的な成果についての説明は一般には難しすぎるので省き、あくまで一組のカップルの歩みに的を絞り描いている。想像するような驚くべき美談として描かず、私生活では二人とも普通の男と女であったという前提のもと、影の部分にも突っ込んでいることに好感を持つ。 エディ・レッドメインの演技は素晴らしく、死の恐怖など多くの困難を乗り越えていく2人の姿には感動した。ラストシーンはもう少しひねりが欲しい気もしたが、「生きていれば希望がある」というセリフには心が震えた。

  • 鑑賞日 2016/4/8

    エミリー・ワトソンの使い方が。。

    なんとなく美し過ぎる感じもするし、肝心の博士の偉業についてもあまり理解出来ないのが残念。理論が難しくて、映画の中だけで説明出来ないのも分かるけど、なんかもうちょっと表現出来そうな。。博士の妻の母親役でE・ワトソンが出てきた時にはこりゃ一波乱ありそうな!と思ったけど、普通の優しい母親で肩透かし。この配役必要かな?

  • 鑑賞日 2016/3/17

    感想「エディ・レッドメインののりうつり演技」

    エディ・レッドメインののりうつり演技。 それで去年は『リリーのすべて』でしょ? こんな演技を毎年しているなんて、精神的に大変そうだし体調崩しそう。 他の役者さんたちも素敵だった。 ルーピン先生、歳とったなぁ~。 このホーキングさんについてはあまりよく知らず鑑賞。 物理学がどうのこうのだけ知っていた。 あと、研究内容について見るならベネディクト・カンバーバッチのテレビドラマ『ホーキング』で、彼の生涯についてならこの作品だと聞いたことがある。 実際見てみて専門的過ぎてわからない、ということはなかったと思う。 ぺーっと説明されると巻き戻して確認したけど。 大学の生徒はスーツ姿だけど、生徒としてこの服装はとてもいいことと思う。 なにより、やっぱりかっこいい。 服装もそうだけど、音楽とか含めて映画全体がおしゃれな雰囲気な映画だったと思う。 登場人物のすべての気持ちが想像できた。 ほろりと泣きました。 全体的に大人の話で、表情で何を考えているのかわからないところもあったけど、涙してしまった。

  • 鑑賞日 2015/3/24

    大好きな俳優のエディレッドメインが障害を抱える男性を演じていて、他の作品では見た事のない表情が見れた。作品の中終盤になるに連れて変わっていくキャスト達の表情に惹きつけられた。アカデミー賞等沢山の賞を獲っている作品なので、今後テレビなどでお目見えする機会が増える事を期待。

  • 鑑賞日 2016/3/10

    人知の及ぶ宇宙

    体全体を使った役作りの見事さ。 それに見合ったシックな演出。 健気さと微笑ましさと献身。 取り巻く人々其々の日常生活がさらりと描かれる。 健常者とは異なる未来を想い、今を培っていく。 介護と子育てはやはり難しい事業。 痛々しく見えるが、言葉さえ失わなければ人間の尊厳と意思の敢行、そして夢の持続を保てる。

  • 鑑賞日 2016/3/5

    リアルな愛の物語

    愛で博士の病気と闘うと決意した彼女だったけど次から次へと子供が産まれ(笑)介護に子育てにストレスが溜まり壊れそうな時に出会った人に恋に落ちるのも良くわかる。でも危篤で死にかかった博士を救いその為に恋を封じ込める彼女の姿が痛々しい。博士が判って別れたのかは知らないけどアメリカに看護師と行くと告白するシーンは涙が。

  • 鑑賞日 2016/3/1

    まさに迫真の演技

    ホーキング博士の難役をエディ・レッドメインが迫真の演技で、見る者の心を打たせてくれます。それだけでも充分素晴らしいですが、そこに愛情だけではつらすぎる奥さんの気持ちも痛々しいほど分かりますね。もうちょい博士の理論的な部分もお勉強したかったんですが、ま、今作はラブストーリーってことで!

  • 鑑賞日 2016/2/28

    物理はさっぱりですが……

     学生時代の物理の成績が最悪だった自分にとっては頭が痛くなるような言葉が飛び交い、あひゃ~でしたが、ブラックホールの神秘には魅力を感じてしまいます。もっとしっかり勉強すればよかった…なんて、この映画の主題と全く関係のない話ですがね……。この映画の感想…うまい!主演男優賞納得!!!です。ストーリーに云々は何も言えませんが、すべてを見せず、セリフやしぐさで想像させる作り方は好きです。またじっくり見返したい映画です。

  • 鑑賞日 2016/2/28

    自由な思考

    スティーヴン・ホーキング、生きているうちに映画化とはちょっとどうなのだろうと思って劇場鑑賞を逡巡しましたが、思いのほか生々しい話が驚きでした。 「ビューティフル・マインド」みたいなのを想像していたら、妻のジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)とは円満に?離婚していたなんて…。 病気を告知された時に身体は動かなくなるけど思考は影響がない、ただそれを伝える手段がなくなると言われる場面が印象的。 ホーキング(エディ・レッドメイン)がブラックホールや時間の概念に関する新たな仮説を考えてゆくプロセスは一方で家族や愛の概念も常識にとらわれていなかった、ということですね。 かたやジェーンも、ホーキングのお世話係に甘んじるのではなく、博士号を取ろうとしていた研究を続けようと強い意思を持っていて、その強さもまたホーキングに影響を与えている。 ホーキングが突き抜けた存在と認めるケンブリッジの仲間たちのさりげない献身の部分をもう少し観たかったかも。日本の大学や研究機関にあの余裕はきっとないような。 ALSが進行した患者の目に世界はどう見えているのかを想像させるカメラワーク、時間が自由に動くシークエンス編集なども飽きさせません。

  • 鑑賞日 2016/2/27

    エディレッドメインの演技に涙

    時間は取り戻すことができない。しかし巻き戻すことは、頭の中でできる。時間の始まりは多種多様、どこにでもある。彼女と出会ったのがそうで、地面に倒れたのもそうで、そしてまたここから彼の時間は始まるのだろう。

  • 鑑賞日 2016/1/5

    知られざるプライベート

    画期的な宇宙論でその名を世界に馳せたあのホーキング博士も結婚生活は一筋縄ではいかず、それなりに色んなことがあったんだなぁ~、ってことをこの映画を観て初めて知る。 そんなホーキング博士夫妻の知られざるプライベートをアクティブなカメラワークやテクニカルなカッティングを駆使して紡ぎ出し、善良な牧師や有能な看護師がたおやかに絡み合う摩訶不思議なラブストーリーとして掬い取ったJ・マーシュの抑揚に富んだ語り口に引き込まれる実話ベースの偉人伝だった。 あと、徐々にと重篤化する病を見事に体現したE・レッドメインの熱演をはじめ、場面を時に切なく時にファンタジックに盛り上げる余情豊かな音楽や、英国のシットリとした空気感を瑞々しく捉えた透明感溢れる画面が印象に残る。

  • 鑑賞日 2016/1/10

    ビッグ・バンもブラックホールも人間ドラマの影でした。

    原作はスティーヴン・ホーキング博士の未亡人の手記。 最も近い人から見たホーキングの実像が語られる。 さらりとホーキング先生の学説が披露されるが、 凡人には分かったような分からないような話。 やはり闘病のプロセスが生々しく、主演のE・レッドメインのなり切りぶりが凄まじい。 メディアに露出され、神格化されてきたので、 博士の性の問題なども、赤裸々の一歩手前で品のある内容。 また、柔軟な精神を伝えるユーモアが失われることなく全編を貫いていてすがすがしい。 未亡人からすれば、困難な時期を無私の精神で支えたジョナサンの存在が大きいのだろう。 全体的には核心の一歩手前でエネルギーが消滅した感じ。

  • 鑑賞日 2016/1/17

    夫妻の闘病記

    ホーキング博士の伝記映画と聞いて、(また、タイトルからも)もっと理論面にフォーカスした内容なのかと思っていたが、実はメインとなるのは病と闘う夫妻の姿だった。彼の業績自体はかなり噛み砕かれて、自分のような頭の悪い人間にもなんとなく凄味が伝わるようなものになっている。結果、万人を射程に捉えた普遍的なヒューマンドラマとして受け入れられているのだろう。 やはり何を置いても印象に残るのは、アカデミー賞主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインの役作りだろう。障害者を模すだけでなく、刻々と身体を蝕まれていくその過程を見事に表現している。後半では声はおろか表情すら帰ることが出来ず、感情を伝えることがほとんど不可能になっていたが、そこは彼の存在感と演出とでカバーしている。 中盤以降、物語はホーキング以上に妻であるジェーンに焦点が当てられていく。これは、ジェーンの著書を原作としているからであるのと同時に、観客への感情移入を優先したためであると思われる。ホーキングのことを愛おしく思いながらも、ふと現状を客観視する自分を意識し、言い知れぬ想いに駆られる。彼女の表情の一つ一つの変化が、物言わぬホーキングと対照され、観客の心を締め付ける。

  • 鑑賞日 2016/1/14

    絵のような綺麗な映像。 エディ・レッドメインの素晴らしい演技。 でもなんだかそれだけで物足りなく感じてしまうのは、これがほとんど実話であるからなのかな。しかたあるまい

  • 鑑賞日 2016/1/12

    引き込まれる

    エディ・レッドメインの名演ばかりに評価が集中していた気がするけど。 それだけじゃない。 ストーリーとしてもひきこまれる。 やはり人生で。 障害もあって。 全てを思うようにはできなくて。 けれど懸命で。 聡明な博士の人生がとても素敵です。 妻も博士になったという一言。 また素敵でした。 わたしゃー 世界で好きな人ランキングベスト5に入れてたくらいなんだけど、 それでも愛せるかというと やはり難しい。

  • 鑑賞日 2015/3/14

    伝記、のようなもの

    存命中ではあっても生きる伝説みたいな人を演じるのは難しいのではないかと思うのですが、エディ・レッドメインに脱帽。献身的な愛、で終わらないあたりが現実なのかと思わせる後半も、もし死後に映画化されたら美化されてたかもね、なんてシニカルに思ってしまう。個人的には、コンピュータの音声がアメリカ人なのに難色を示す二人が実にイギリス人的エピソードで笑えました。

  • 鑑賞日 2015/9/30

    セオリー通りに物事が進む事もあれば進まない事もある

    まず印象に残っているのは、全編を通しての色使い。宇宙から見た地球の色。生命の源である水、海の青色。そこから生み出される自然の緑色、雲の白色。そして大地の茶色。これらが基調色となっている。 光を活かした演出も素晴らしい。地球を照らす太陽光。窓から射す淡い光、眩しい光、サンセットで赤く染められた部屋。車や部屋のライト。 最も印象深かったのは、セーターの網目から暖炉の火を見つめるホーキング博士の瞳。超新星が爆発しブラックホールになる様子を瞳で表現し、それを彼の閃きにリンクさせるところが凄いと思った。前述したこれら全てから、監督の博士に対する敬意が伝わってくる。 本作は「車椅子の物理学者」として世界的に有名なスティーヴン・ホーキング博士の伝記映画。原作は彼の元妻ジェーン・ホーキングの回顧録『Travelling to Infinity:My Life with Stephen』。彼女の視点での博士の半世が描かれている。 映画の宣伝では『感動のラブストーリー』と謳われていたが、私自身はそのような内容だと捉える事が出来なかった。ホーキング博士の生い立ちや結婚後歩んできた人生について、昔何かの読み物で知り、予備知識があったからかもしれない。 2人が通う大学のパーティーで偶然出会い恋に落ち、夜空に輝く星の下でのラブシーンはロマンティックで、胸がキュンとした。若者達の恋は情熱的で可愛らしさもある。恋する2人は勉学に励み夢を語り合い、幸せな時間を過ごす。だが、そこに突然不幸な出来事が襲いかかる。身体の異変に気付いたホーキングは、医者に『筋萎縮性側索硬化症』だと診断され、余命2年と宣告された。落ち込むホーキング。愛するジェーンからも遠ざかるようになったが、ジェーンは全てを受け入れ彼を支えていく事を決心する。 と、ここまでの話は映画的な感動のラブストーリーになっていたのだが、その後の展開は観ていて辛くなるばかりだった。ホーキングの介護は勿論のこと、育児に勉強にと追われるジェーンの顔から笑顔が消え、いつも辛そうな表情を見せていた。現実は甘くない。そんな彼女が心の安らぎを求めたり、他の健常な男性に惹かれるのは自然の成り行きなのだろう。ただ、ホーキングが危篤状態になった時、その男性との別れを決意し、ホーキングの命を救い、彼を見捨てなかった彼女の行動は立派だと思った。 ホーキングが世の中に認められ、彼に女性の看護師が付いてからのジェーンは、彼の妻ではなく秘書のような存在に見えた。博士と彼女のセオリーの違いが2人の仲を遠ざける。 ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインとジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズの演技が素晴らしかった。 特にエディ・レッドメイン。数々の映画賞で主演男優賞を受賞した彼の演技には圧倒される。以前、CSテレビのホーキング博士が出演していた宇宙関連の番組をよく観ていたが、仕草や表情がそっくりで驚いた。エディ・レッドメインが役作りの為に努力した結果だね。 博士とジェーン。離婚はしたが現在は良き友人。成長した2人の子供達を見てジェーンに言った博士のラストのセリフにグッときた。

  • 鑑賞日 2015/9/28

    素晴らしいヒューマンドラマ。

    病と闘い、支えあう愛をテーマにしたヒューマンドラマ。 心情がリアルに描写されててとてもいい。 ただ、なぜあんなに長生きしたかを明確にすれば もっと感情移入できてよかったかも? いずれにせよとても面白かった。 素晴らしい作品だ(*TーT)bグッ!

  • 鑑賞日 2015/4/27

    こんなに凄い人だったとは

     スティーヴン・ホーキング博士の「ホーキング、宇宙を語る」が日本でベスト・セラーとなった頃、科学にさほど興味がなかった私でも車椅子に乗った天才の姿は目に焼き付いている。あれから約30年、この映画に出会うまで博士のことは忘れていた。  今までが知らなすぎたせいもあるが、ホーキング博士がこんなにも凄い人物であることを初めて知った。映画なので多少デフォルメしたりドラマチックにしている面はあるだろうが、それを差し引いても尊敬の念は禁じ得ない。  物理学や宇宙のことについては依然として門外漢なので、博士の学問的偉業については正直その価値はよくわからないが、世間に高く評価されている状況はマスコミの報道などで聞きかじってはいた。その分野の天才というイメージである。しかし、博士が本当に凄いのは、科学の分野での功績よりも人間としての圧倒的な能力あるいは魅力だと思った。 ケンブリッジ大学で研究をするぐらいだからもともと優秀な人。運動ニューロ疾患を患ってもなお、いやそこから結婚して子どもも授かり、研究に邁進し、さらに声を失ってもあきらめず、常に人生に前向きである。困難に直面しても当たり前のように乗り越える。何度も言うが凄い人である。  こんな凄い人をエディ・レッドメインはまるで自分で経験したことがあるかのように見事に演じている。妻役のフェリシティ・ジョーンズも目に見える障害の向こうにある博士の内面を深く愛する女性を好演している。  最後に、ひとつギクリとしてシーンがある。博士の病気が発症して足首がねじまがり倒れてしまうところである。博士のような重い病ではないが、いまや持病となっている神経系の病気にかかり始めた時、転んでしまったことを思い出した。その後、博士のように前向きに生きているとは言えないが、この映画に出会い少しは前向きな気持ちになることができたことに感謝したい。

  • 鑑賞日 2015/4/1

    実在の偉人の物語

    ホーキング博士の個人史。困難な病に倒れながら、今も研究を続ける博士の情熱を支え続ける人々の物語でもある。エディ・レッドメインの演技も素晴らしい。ファッションやインテリアが素敵。

  • 鑑賞日 2015/9/12

    あとからじわーっと重い

    いい映画だった。 何かが解決したわけでもないし、現実はこのまま続いていくんだけど、みんなそれでいいんだ、と暖かい気持ちになります。耳の外のどこかから、倫理を責める声が聞こえるような気もするけど・・・。 ホーキング博士という頭脳がずっと生きていてくれてありがたいけれど、生身の人間として彼がどう生きてきたかということは、知るのが怖かった。 いろんな個性をもった人たちが、それぞれ自分らしく生きるなかで、彼を支えてきたんですね。 めったに人目につくこともないところで大切な仕事をしてきた人たちに、改めて敬意を表します。

  • 鑑賞日 2015/8/21

    些事にこだわらない男女関係

     天才物理学者スティーブン・ホーキングの半生を描いた自伝的映画だけど、彼と結婚(のちに離婚)したジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)との関係に主に焦点が当てられている。彼の魅力的な宇宙理論などもサラッと紹介されるけど映画ではやはり二人のラブストーリーを中心に語った方が座りが良いということだろう。  不治の病に冒されたホーキングの難病ものでもあり、妻の献身的な介護の様子が詳細に描かれその大変さも合わせて伝わってくるけどそのあたりの描写は難病ものや介護ものにありがちなところで新鮮味は特にない。むしろユニークなのはこの夫婦に関わることになる二人の男女のエピソードだろう。家庭教師のジョナサンとジェーン、介護を勤めることになるエレイン(マキシン・ピーク)とホーキングの関係が赤裸々に描かれているのがユニークだ。普通の家庭なら不倫スキャンダルふうに扱われるネタのところがここでは不思議な関係に着地している。本当はあったかもしれない男女の確執もここではブラックホールに吸い込まれてしまったのか跡形もない。それでも断絶することなく未だに親しい関係が続いているということは、やはり博士のスケールの大きい魅力に皆、魅了されたからだろう。  博士を演じエディ・レッドメインのなりきりぶりはさすがアカデミー賞ものの演技。賞レースにはこういう役どころが有利なのは相変わらずらしい。

  • 鑑賞日 2015/8/22

    素晴らしい人生讃歌。

    筋委縮症の学生と同じ大学の女性が恋に落ちて、余命幾ばくかしか無い中と分っていながらも結婚して、有意義な人生を送る作品。 前半の筋委縮になったスティーブンをジェーンが受け入れて残り少ない時間を前向きな人生で過ごす誓いは、良くあるstory。極端に言えば、典型的なネタバレ系。 しかし、ここからちょっと違う風が吹くんだ。スティーブンは可能な限りジェーンの手助けを求めず、自分で出来る事は、やり抜く。そして、三人の子供を授かり、身体は不自由ながらも心は充足する生活を送るのだった。当初、余命2年が10年以上経過した頃から、ジェーンにも子供達への幸せを願うあまり生活疲労を口にし始めるのだった。そんな時に義母の薦めで聖歌隊に入ったが、そこのリーダー的な男性ジョナサンと知り合い心に変化が生じる。ジョナサンは、「僕も妻と死別したがジェーン、君に対して僕は野心が無い。」と言ったが、そこは人の子。日々、生活を供にすると恋愛感情が芽生える。そんな、二人をスティーブンは察しながらも、ジェーンを想うと何も口にしないどころか態度も代えず残り少ない命を謳歌するのであった。 この作品の一番輝いている箇所は、残された命を無駄にする事無く、死をも畏れず自分のライフワークにつぎ込む事じゃないかな?手足の障害だけでなく声も失い、自分の意思伝達も困難な中で、研究に打ち込む姿勢は、考えただけでも誰でも塞ぎ込むのが普通でしょ。 そして、そんなスティーブンを支えると誓ったジェーンの献身的な姿。 こんな生活を見て育った子供達はジェーンの再婚を喜んで、受け容れるでしょうね。 素晴らしい人生讃歌でした。

  • 鑑賞日 2015/8/18

    ラストの逆回転シーンは、ジーン

    ベネディクト・カンバーバッチの演じたホーキングより、こっちの方が好き。なにより、ホーキング役のエディ・レッドメインが素敵。てか、若い頃のホーキングの写真を見たら、そっくりだ。『美しすぎる母』ではじめて観てから、ずっと気になっている俳優だ。 なにより、かわいいのだ。 ラストの逆回転のあのシーン、何度観ても、ジーン。この演出が秀逸だから、単なる実話ベースのドキュメンタリー調ではなく、作品として、すごく素晴らしいものになってるのだろう。 『僕は幸運だ。なぜなら脳は、筋肉で出来ていないから』って言葉、なんてポジティブなんでしょう。このポジティブさは、見習いたい。

  • 鑑賞日 2015/3/22

    セオリーは新しいセオリーで変化する

    博士が自説を新しい理論に基づいて否定してみせたように 2人の愛の形も、普遍的なセオリーだけでは解決しきれない。 想いあう気持ちが、方程式で解き明かすことが出来たら良かったのに… もしかしたら最初はお互いが想いあう気持ちの中に どこか悲劇に酔いしれる、燃え上がる気持ちもあったのかも。 余命2年だと言われた。 その限られた時間の中だけ懸命に生ききれれば、2人の想いはキラキラした結晶になって終われたのかも。 それが、1日、1週間、1か月、1年と伸びていく… 最初はただただ嬉しいし、思い出をより以上に作り出すことが出来て良かったかも。 それが… 博士はドンドン体が動かなくなり、彼女に迷惑ばかりをかけてしまう。 彼女は子育てもあるし博士の毎日のサポートもあってイッパイいっぱい。 夫婦なれば2人でどんな困難も乗り越えて…が普遍的な考えなんだろうけど それでは崩壊していくしかない。 セオリーはわかってる。 でも博士と彼女の間には………成立しそうにない。 お互いが感じる、セオリーから導かれる答え。 ちょっと切ないけど、お互いがお互いを大切に思う気持ちを持っていられるように… エディ・レッドメインさんの演技はそりゃあ凄い。 体が動かなくなってからの、ちょっとした視線とかで感じさせる博士の感情は、語る以上に饒舌だったと思います。 博士と彼女の素敵な恋愛関係よりも、病気が侵攻していく中での 本当は感じたくないような気持ちを率直に描いてて トコトンまで奥様が支え続けたんだよというような 博士が彼女を気遣い続けたんだよとかいうような 徹底的な美談になっていないのが現実的で、リアルな肌感覚を感じる作品なのかなと思います。

  • 鑑賞日 2015/8/15

    天才と人間の狭間

    映像では、本人を何度か見たことはあるが、主演のエディ・レッドメインは、まるで生き写しのように、そっくりだ。というより、「真似」を越えて「乗り移った」という言葉が、当てはまる。まぎれもなく、今日観たスクリーンで、エディ・レッドメインはALSに冒されたホーキング博士だった。そんな鬼気迫るものを感じる。彼の熱演によって、この作品の世界観は、完璧なものになった。 初めてホーキング博士を見た時、彼の日常生活は、困難に満ちているだろうと、容易に想像がついた。今日それをスクリーンで確かめるように見つめると、彼自身よりも生活を共にする家族の悲痛感が、伝わってくる。子供よりも手が掛かる大きい子供のようなスティーブン。愛情なんていう生っちょろい言葉では、埋め合せられない苦悩の日々に、妻は何度もくじけそうになるが、ギリギリで踏みとどまる。 スティーブンが、ジェーンに別れを切り出した時、スティーブンの妻への深い愛情を初めて感じた。体の底から感動が込み上がってくる。スティーブンは、彼女を自分から解放した。今も、彼が健在であるという現実は、妻のジェーンの愛情によることは言うまでもない。だから、愛情とともに、長年の感謝の気持ちもあっだろう、しかし、何より妻の幸せを願ったスティーブンの愛情だった。

  • 鑑賞日 2015/8/15

    信じる強さ決断する強さ

    「時間を巻き戻して」と、ふたりでぐるぐる反時計回りしているシーンがとても印象的 彼女がいたから彼がいる 彼がいるから彼女は強い気持ちで彼と共に生活することを選ぶ 時が進み、愛情だけではどうしても乗り越えられない段階がくるまで 彼女は強い人だと思う 博士と共にすごすことには強い覚悟が必要で 意識のない博士のかわりに決断する時も、博士が生き延びるためにと強い気持ちがあったからだと思う ことさらに純愛をうたうということがないところが良いなと思った さりげなく博士の物理学者としての宗教観も出てくるけれど、そういった問題には控えめ

  • 鑑賞日

    宇宙理論は

    全くわからなかったけど 夫婦の努力、 特に奥さんの努力に感動した。 結末はどうであれ それぞれが幸せに暮らしてて良かった。

  • 鑑賞日 2015/3/15

    愛は、宇宙の消長に似ている

    エディ・レッドメイン演じるスティーヴン・ホーキング博士は、本人そのものを思わせる熱演。 だが、この映画、真の主役ともいうべきは妻のジェーン。 彼女は博士の心を愛した。 心を愛したがゆえに、ALSを患い不自由な身体となった彼を愛し続け、自分の研究を脇に置き、子どもまで生す。 しかし、時を経るうちに、心だけを愛していくことに疲れてしまう。 そこへひとりの男性が現われる。 教会で合唱隊の指導をしているジョナサン・ヘリヤー・ジョーンズ。 ふたりの男性の間で揺れ動くジェーン。 しかし、ジョナサンとの間は一線を越えなかった。 が・・・ 肉体を持たないスティーヴンと、肉体をもつジョナサンの間で揺れ動く、という難役。 非常に繊細な役どころといえよう。 この繊細な難役を上手く表現しきれなかったので、映画としてはいささか深みに欠ける結果となったかも。 ジェーン演じるフェリシティ・ジョーンズは、硬質な感じは悪くないが、繊細さを表現するまでには至らず。 まぁ、ほとんどエディ・レッドメインの演技を受けなければならない立場なので、もう少し演出の細やかさが欲しかったところ。 一方、スティーヴンの方は、ジェーンの見立てとは異なり、肉体をもつ者としてエピソードがいくつか用意されている。 ひとつめは、初めての子どもをもうけた際、親友と交わす言葉。 親友「アレはどうなっているんだ?」 スティーヴン「神経の回路が異なるんだ」 まさしく、脳とアレは筋肉ではない(脳細胞と海綿体)。 むむむ、男性の肉体というものは、筋肉ではなく、脳とアレでできているということだ。 もうひとつは、肺炎で人工呼吸器をつけられたスティーヴンを介助する女性エレインとのエピソード。 スティーヴンの部屋で男性誌「ペントハウス」を見つけた彼女は、その雑誌を彼のもとへもっていき、ページを開く。 「男なんだから当然よね」といって。 そう、エレインは、スティーヴンを肉体をもつ者としてみているわけだ。 スティーヴンも、また、自分のことを、肉体をもたない者とみる女性と、肉体をもつ者とみる女性の間で揺れ動いている。 スティーヴンのエピソードは印象的に描かれているが、ジェーンの方は際立たない。 そこいらあたり、この映画は惜しい。 原題の「THE THEORY OF EVERYTHING」、映画の中では明確に表されていないようにもみえるが、そうでもない。 物理の言葉でいえば「万物の定理」であるが、別の言葉(心の言葉)でいえば「愛」であろう。 「あらゆるものに当てはまる決まり事」=時は移ろい、愛もまた移ろう。 出遭ったふたつの物体(ふたり)は、花火のように燃えてはじけるが、いつの日か炎は消える。 しかし、消えたと思われていた愛の火は、別の物体(ジェーンにとってのジョナサン、スティーヴンにとってのエレイン)と出遭って、炎は輝く。 愛は、宇宙の消長に似ている。

  • 鑑賞日 2015/5/21

    博士と彼女のセオリー

    ホーキング博士の生涯を描いた映画。 宇宙に関する映画ということで視聴決定。 博士を支える家族、特に奥さんの存在が大きい。 こんな奥さんはステキな奥さんだと思わせてくれる。 、、、が、 最後はそうなってしまうんですね。 そこだけが少しだけ残念だけどね。

  • 鑑賞日 2015/6/17

    博士のことはもちろん知っていたけど、ご夫妻のことはまったく知らなかったので意外な展開だった。いやでも夫婦って本当はもっと自由でいいのだ、その時に互いに笑顔でいられる相手と一緒にいるのが一番いい。一人一人が誠実に生きてるからそう思えた映画だった。 宇宙の理論は良くわからないからほとんどエディ・レッドメイン目当てで行ったけど(失礼)、妻役のフェリシティ・ジョーンズがとても印象に残った。いやエディもすごかったけど、やっぱり妻目線で見てしまうのかな。自分が男だったらまた全然違う感覚になるのだろうな。

  • 鑑賞日 2015/7/10

    爽やかなラブストーリー

    主演2人の演技がすばらしい 特にエディ・レッドメインの役作りに感服。本物と見間違えそうになった。 2人の始まりから終わりまでを爽やかに良いセンスでまとめあげている。

  • 鑑賞日 2015/7/11

    何ともうまい作劇

    フェリシティ・ジョーンズ(実に綺麗!)がホーキング博士と出会う最初のシーンから、魅力ある恋愛映画になっている。ホーキング博士が病気になる現実は皆が知っているが、それをここまでの映画にして見せるところに、脚本や監督の力を感じる。病人を演じるとオスカーが獲得できるというジンクス通り、エディ・レッドメインがアカデミー賞主演男優賞を獲得したが、減量やそっくりさんぶりも含めて賞の獲得は納得。ALS(筋萎縮性側索硬化症)が脳の働きと男性機能(海綿体だから?)に影響がないということを初めて知った。余命2年と宣告されても長生き出来ていることと、声が出せなくなった以降のホーキング博士とパートナーである彼女の生き方に驚いた。【1dayフリーパス:1本目/5】

  • 鑑賞日 2015/7/5

    2人の生命力

    余命2年と言われながら、次々と子供が生まれ、更にお互いに違う パートナーまで見つけてしまう。主演女優にうっとりしながらも、この生命力に凄みを感じた。

  • 鑑賞日 2015/3/20

    青春と宇宙

    レビュータイトルが映画の中身。正直宇宙ってなんだったの?って感じだけどそんなのどうでもいいくらい爽やかな恋、映画の走馬灯のような終わり方も彼の宇宙理論に乗っ取っているようで素晴らしかった。ただのハッピーエンドでないところも現実の恋らしくてよかった。主演のエディレッドメンは演技派でこれから映画界で(すでに?)リードする人になるんだろうな~

  • 鑑賞日 2015/6/14

    爽やかな宇宙理論

    エディ.レッドメインの上品さが、作品全体に爽やかさを与えてます。病いに苦しみながらも、前向きに、多くのサポートと、天才的なひらめきで、偉業を成し遂げていく姿にエネルギーをもらえます。

  • 鑑賞日 2015/6/8

    主演の演技に感服

    中でも頭から倒れるシーン。一つ分からなかったのは彼女と一度別れたこと。介護士とイイ仲になったのか?彼女と牧師は一線を超えたのか?しかし生きようとする力には神も屈服したのだろう。

  • 鑑賞日 2015/4/1

    スティーブン・ホーキンス博士の生涯を描いた『博士と彼女のセオリー』ボロ泣き。とてもとても美しい愛の物語で、とても勇気をもらえる人生賛歌の話でした。 あの彼を「君の手伝いに必要ならぼくは喜んで受け入れるよ」の後からほぼ涙あふれっぱなし。 オペラ観劇のあまりにも華やかであまりにも切なすぎるシーンも、彼女との会話の言葉が過去形になるシーンもたまらない。 奥さん役の女優めちゃ上手いし美しい。たぶん20代に見ても感動しなかったであろう、せつなくてビターな愛の映画だったなあ。 もちろん映画用に美化されてるんだろうけど、あの愛がなければ世界は変わっていたんだよ。すごい。 しかし、このタイトルなんとかならんのか。

  • 鑑賞日 2015/5/25

    博士のほんとうの人生に負けまいと

     普通なら、ホーキング博士のほんとうの人生の凄まじさを前にして、なんとか負けないように必死に頑張ったという映画になりそうだけど、それほど大袈裟にならずに、ひとつの大きなラブストーリーとして描いていたことは、とても良いことだったように思う。  妻の献身的な協力で博士号を獲得するまでの、青春編とも言える前半が特に素晴らしい。病を得てしまったスティーヴンは当然その運命を受け入れざるを得ないのだが、愛する人の余命が2年と言われながらも、彼のその過酷な運命に自ら飛び込んで、結婚へと突き進むジェーンの強さと可愛らしさに魅せられてしまった。もしかしたら彼女は、余命2年と聞いたからこそ結婚を決意したと言っても過言ではないかもしれない。やがて子どもまで授かることになるのだが、それも驚いたことに3人も。  正確には再現できてないかもしれないが、こんなシーンがあった。友人に「君のあれはどうなっているのだ」と聞かれて、博士は「僕の意志とは関係なくそうなるのだ」と答えると、「男と言うものの真実を突いているよね」というのだ。この会話がおもしろい。男と言うものの真実だけではなく、これ以降の博士と彼女の人生全体を暗示しているようだ。博士はひたすら難病と闘いながらも、頭の中には宇宙の秘密のことでいっぱいなのだ。つまりは、子どもを授かることも含めて、二人の人生を常にリードしていったのはジェーンであったのだ。  前半に比べて、それぞれに別のパートナーができてしまうという意外な展開になる後半は、少々戸惑ってしまった。博士の伝記的事実については知らないことばかりだったので、「ふーん、そうだったの」と面白く見せてはもらったのですが。余命2年のはずが、10年となり20年となり、それは彼女にとってはどうだったのか。今度は彼女自身の人生を築いていく過程だったのだろう。その意味で、主人公は最後までジェーンだったのだ。

  • 鑑賞日 2015/5/25

    結婚と恋愛についての宇宙的考察

     ホーキング博士の「宇宙は語る」をライブで知っている者にとっては大変興味深く観ることが出来た。  結局、パートナーシップとしての結婚は有り得るが、恋愛はいつ何時でも生まれ来るものというのが本作を観て分かったこと。  それにしても、ホーキング博士はまだ生きていらっしゃるんだ。

  • 鑑賞日 2015/5/4

    原題は「統一理論」。宇宙論と量子論、男と女、身障者と健常者、異なるものの統一の困難さがホーキングの家庭生活を通して描かれる。だからこそ「どんなに困難な人生でも命ある限り希望はある」という彼の言葉が沁みる。レッドメインの演技もお見事。

  • 鑑賞日 2015/5/20

    愛と勇気とユーモア溢れる人生

    2015年5月20日に鑑賞。シネマスコープ。 同じ病気のルー・ゲーリッグを描いたサム・ウッドの傑作「打撃王」の続編のような映画である。「打撃王」では、ゲーリッグ(ゲーリー・クーパー)と妻(テレサ・ライト)の夫婦愛に泣けたが、発病した後の生活は描かれていない。 実際に発病したらどうなるのか。それをこの映画は描いていく。フェリシティ・ジョーンズ(妻ジェーン)がすばらしい。スティーヴンの父フランク(サイモン・マクバーニー)に決意を語る場面がすばらしい。 そして、エディ・レッドメインがすばらしい。スティーヴンは絶望の中にありながらユーモアを忘れない。すばらしい生き方である。この映画のテーマは「生きていれば、希望がある」ということである。 2人が別れ、別の人生を歩まねばならなかったのは現実の厳しさをみせつけてつらいが、それが人生=「時間」であろう。「時間」には始まりがあり、そして終わりがある。これもこの映画のもうひとつのテーマである。 キップ・ソーンとブラックホールについて賭けをして負けたスティーヴンは、ソーンに1年分の「ペントハウス」誌を送る。ソーン宛ての「ペントハウス」がスティーヴンの研究室へ誤配される。介護士のエレインが封を開けてスティーヴンの前にヌード・ページを拡げる。エレイン「次のページ?」スティーヴン「・・・・」エレイン「何?」。この後のシーンは描かれないが、もちろんスティーヴンがエレインの裸を見たがったのである。そしてエレインが見せたことによって、スティーヴンがジェーンではなくエレインに「一緒にアメリカへ行ってくれ」と頼むことになったのである。 映画「インターステラー」に影響を与えたもうひとりの天才キップ・ソーン博士(エンゾ・シレンディ)はどこで登場したのだろう?

  • 鑑賞日 2015/5/16

    お見事エディ・レッドメイン!

     近作『ジュピター』での偏執狂丸出しの悪役も鬼気迫るものがあったが、本作のホーキング博士の演技は、文句なしのアカデミー賞。  余程研究したのだろう、発病してからの足の運びや何とも言えない表情や眼の演技に、涙が出たり、共感したり、応援したくなったり。  かなり実話に近いのだろう、妻の文字通りの献身や支えがあったればこそ、あのような偉大な業績を残せたのだろう。  もちろん、博士自身の努力や根性、探究心も忘れてはならない。  お互いを思いやるとはいえ、なかなか割り切れない部分もあったが、夫婦、家族といったことを十分考えさせてくれる秀作。

  • 鑑賞日 2015/3/26

    Theory of Everything

    面白かったけど、ぶっちゃけ期待外れ。と鑑賞直後は思っていたが、今になってみるとそんなことなかったと感じる。 理由はおそらく映像がフィルターをかけたようにキレイキレイしていたところが引っかかっていたのだと思う。 改めて思うとあのフィルター感も悪くなく、ストーリーも好きで満足している。 予告編だけでもかなりの物だったが、エディ・レッドメインの演技がほんっっっとに凄まじかった。圧倒的なパワーを感じる演技。 原題の Theory of Everything ほんとにいいタイトル! 邦題もこちらにしてくれればラストでの満足度が格段に上がるはず。

  • 鑑賞日 2015/5/6

    万物の理論

    スティーブン・ホーキング(エディ・レッドメイン)の病気を知った上で、結婚を決意したジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)の思いの深さに胸を打たれる。夫をささえていく妻と、妻によって生きる勇気を与えられた夫。自分の服で、スティーブンの汚れたメガネを拭くシーンの優しさがとても良い。これは男女の、深遠なる愛情物語である。 徐々に衰えていく身体機能。カップを落としたり、ペンをうまく握れなかったりの兆候から、杖、車椅子、やがては言葉を失うまでの病気が悪化する状態を、段階的に演じるエディ・レッドメインが素晴らしい。それは、ホーキング博士本人と錯覚するほどの、魂の籠った熱演である。 声を失うか、命を失うかの判断は即決だ。ジェーンに迷いはない。ボードを手にして瞬きを促すジェーンの思いのこもった表情が実に素晴らしい。やがて思い知らされる自分の限界と専門家の出現に、二人の愛の行方が不確かになっていく展開も、納得せざるを得ない巧みな描き方だ。聖歌隊のジョナサンを、引きとめたのもスティーヴン。お互いの幸せを願った上での決断も、一つの愛の形だと思う。 宇宙の始まりまで、時間を巻き戻せたら…。本人自身も時間を戻したかったと思わせる、彼の人生の巻き戻しが切ない。もう一度身体の機能を取り戻したいという願い。冒頭と終盤、しばらくボケていた対象にピントがあった時、二人だけの世界から、家族へ拡がる。二人の愛の結実だ。 「どんな辛い人生でも、生きていれば希望がある」という言葉が本当に説得力が感じられ、勇気づけられた。1963年に余命2年と宣告されたホーキング博士は、現在もご健在である。博士を支えた愛と、前向きな生きる姿勢、宇宙の真理への飽くなき探求心が、彼の寿命を大きく伸ばした要因ではなかろうか。

  • 鑑賞日 2015/4/26

    前から観たかったこの映画が機内でやってるに気づいて、いの一番に観た★ おもしろかったー✨ 印象的なシーンとかセリフがたくさんある映画だった。やっぱし実話だからかな。ぐっとくるシーンが多かった気がする。 身体はダメになるけど、頭脳は問題ない。 そんな選択はありえない。けどこっちの方がいいでしょ?とか🍀 余命2年の予定があれだけ永く生きられたのは、奥さんの献身的な支えと、奥さんも学者なのに自分のことは諦めて相手に尽くして、尽くし尽くした結果お互い別の人と人生を歩んでいくとゆう結末も、あの過程をみたら十分納得できた✨ 最後の あれが僕たちの結晶だね。 とゆう言葉にじーんときたなあ😢 病気になって身体が不自由になっても考えること、研究を進めることをやめない博士の姿が前向きで、 病気で悲しい映画かと思ってたら、全然違った。 ステキで素晴らしい人達の映画でした✨

  • 鑑賞日 2015/5/7

    身に染みた。自分の汚さ…

    エディ・レッドメインがアカデミー賞主演男優賞を受賞したことでも有名ですが、男目線ではにそれ以上…フェリシティ・ジョーンズに見とれる130分でした。 スティーヴン・ホーキングという「ホーキング放射」で良く知られる博士を支える妻のフェーン役がフェリシティ・ジョーンズ。 確かに、レッドメインは妻であるジェーンを離したくない一方で、彼女の人生もよく考える葛藤を持つという難しい役。何より、自分自身がALS。一番大変なのは彼だ。それを同時的に演じなくてはならない。その真に迫った演技は申し分ない。 が、しかし…僕は妻であるジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)に見とれてしまった。けなげな姿やただ綺麗という理由だけではない。変態目線で見てしまうのだ。(私が、映画にはまった理由は、きれいな女優の裸が見たかったから)彼女の境遇を考えるとうなずけると思う。 少し流れと共に見ていく。 スティーブン(エディ・レッドメイン)は余命は2年と宣告され、若かった2人は「愛」のままに結婚。ジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)の突っ走りが一番にそうさせた。3人の子供を授かる。その件だけでも、「まじか…」という下種な発想。要は、動けないスティーブンよりも、文字通り彼女の頑張りで妊娠したからだ。彼女は若い。彼や子供の世話でプライベートな時間は全くない。イライラは募るのも当たり前。教会の聖歌隊へ入ったら、妻を亡くしたイケメンで優しいのジョナサン(チャーリー・コックス)が…二人はたちまち恋におちる。でも、彼女には若いころに全てを(未来をも)ささげたスティーヴンがいる。裏切ることなんてできない。だからこそ、恋心も大きくなる。スティーヴンもそれを知りつつ、二人でキャンプに行くことを薦める。そして、スティーヴンが倒れているまさにその時に、ジェーンはキャンプ場で、ジョナサンが眠るテントに夜這い、いいことしてるなんて…「そりゃ、さぞ燃えただろうに。」などと、とんでもないことを考えて観ていた。(ここから『ラスト・コーション』、『失楽園』さながらの、観るもおぞましい快楽の世界が開かれれば最高だったのかも) 最後は、夫婦がお互いの義務=プレッシャーから解放され、別々ながらも幸せな道を進むという素敵なエンディングを迎えるのだが、私の良心の呵責は残る。 こんな素晴らしい愛の物語を見ているのに、どうして僕はこんなにも邪な〈immorarity〉なことを考えてしまうのか。 ただ、自分が汚く、変態なだけなのだろうが。 本当にごめんなさい。でも、これが僕の素の感想。 でも、これだけは言える。こんなに素敵でピュアな話は、本当に愛する人と見たらきっと幸せな気持ちになると…

  • 鑑賞日 2015/4/26

    透明感

    有名なホーキング博士の半生を、献身的に支えてきた周りの人たちの愛の物語。透明感のある映像の雰囲気が良かったです。

  • 鑑賞日 2015/4/11

    エディ・レッドメインの演技が素晴らしい。

  • 鑑賞日 2015/4/4

    やっぱり、すごい

    2度目劇場鑑賞。 やっぱり良かったです(*゜∀゜*) ホーキンス博士も奥様もすごいです。

  • 鑑賞日 2015/4/2

    宇宙の真理と愛のセオリー

     「どんな困難な人生でも、命ある限り希望はある」(However bad life may seem, where there is life, there is hope.)  それは、まぎれもなく人生のセオリー。ホーキング博士の言葉に生きる勇気がわき上がってくる。すべての瞬間を大切に生きようとする強い決意。人の持つ生命力は、ホーキング博士が追い求める宇宙よりも大きく、深く、強さに満ちあふれている。宇宙は、間違いなく私たちひとりひとりの中にあるのだと思う。  スティーブン(エディ・レッドメイン)とジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)の愛の物語に涙が止まらない。大学で出会ったふたりの初めてのダンスを照らす花火はまぶしいくらい美しい。「耐え難いほどの敗北に向かうぞ」。結婚を反対するスティーブンの父。しかしジェーンは落ち着いた口調でいう。「私は強い人間には見えないかもしれません。でも、彼を愛しています」。ひたむきな愛の強さがジェーンの内面から輝きを放つ。  余命2年。ふたりの情熱はそんな死の宣告さえ忘れさせてしまった。スティーブンは驚異的な生命力で難病と立ち向かい、研究に没頭する。宇宙とは。時間とは。万物共通の定理は無限大の博士の頭脳の中で必ず見つかるに違いない。  筋委縮性側索硬化症。「有名な野球選手と同じらしい」。スティーブンは自分の病気をジェーンに説明した。大リーグで1925年から1939年に2130試合連続出場を果たした偉大な鉄人、ルー・ゲーリッグのことだ。ゲーリッグも引退スピーチで忘れることのできない名言を残している。「私は地球上で最も幸せな男だ」。(I consider myself the luckiest man on the face of the Earth.)ゲーリッグも難病と闘う自身の内側に宇宙を見いだし、野球に生きた自らの姿を重ね合わせていた。

  • 鑑賞日 2015/4/26

    SWAPxSWAP

    矜持をもったそのセオリー、半生、生き様に脱帽。それなのに暑苦しくなく甘酸っぱい。

  • 鑑賞日 2015/4/15

    思っていたよりずっと良い作品だった。 二人が恋に落ちるところはドラマチックだけど、 他はそういうところが全然ない。 現実を突きつけているのに、こんなにもエレガント。 きっと本当の現実はこんなに綺麗じゃない。 もっとドロドロして、色んな出来事や感情があったはず。 でも、これはフィクション。 だからこそ、この美しさに、現実がより際立つ。 この感じ、イギリス映画の上手さだと思う。 アメリカ映画だとこうはならない。それはそれの良さがあるのだけれど。 俳優陣も皆、素晴らしかった。 エディ・レッドメインの賞獲得も納得だ。 声を失ったホーキングにボードで会話しようとするジェーン、 エレインを得て会話するホーキング、この一連のシーンは秀逸。 しかし、ホーキング博士、まだご存命だったとは。 凄いなあ。 その人生は、諦めないことも一つの道だと証明している。 〈パンフレット〉★★☆ B5縦、カラー、24p、720円 発行/東宝(株)映像事業部、編集/(株)東宝ステラ、デザイン/ダイアローグ イントロダクション ストーリー キャストプロフィール&インタビュー/エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ コラム/佐藤勝彦 スタッフプロフィール&インタビュー/ジェームズ・マーシュ監督、アンソニー・マクカーテン脚本・製作 グラビア キャストプロフィール4名 スタッフプロフィール9名 レビュー/杉谷伸子 プロダクションノート

  • 鑑賞日 2015/4/12

    ドキュメントなので「えっ,それって,ばらしていいの?」とドキドキしながら観てた。あとから知ったところによれば,もう公知の事実というか奥さん自身が原作を出版しているそうだが。 映画としては,ホーキング博士という題材を用いながら,普通の恋愛譚にまとまってしまっている点が,問題といえば問題だろう。 恋愛譚として一定水準を超えるぐらいの達成をしているからいいけど。

  • 鑑賞日 2015/3/17

    メロドラマの末に博士が残したもの

    優秀な博士が病魔に侵され、それを支える献身な妻像。の感動物語かと思って蓋をあけてみたら、意外にも複雑な色を帯びた人間ドラマで、正直面食らった。病気への悲しみ、もどかしさよりも、決して鈍らない天才頭脳をどのようにセオリーのために使うか、どのように人間を愛していくか、どのくらい子孫を残していくか、と如何に人間らしい生き様を、博士の姿を通じて見られた気がする。妻を演じるフェリシティ・ジョーンズもまたしかりで、家族を支えてくれる男に心が動き、最初こそその気持ちに背いていたが、夫の生き様に影響されたか、最後は他人との愛を選んでいる。想像以上の夫婦像が垣間見えるが、どんな人生を歩もうが、最終的に二人が残したものが全てだ、と大きくなった子供たちを前にする台詞が、愛だとか感情だとか以上の、彼自身のセオリーを表しているように見えた。レッドメインの演技は痛々しいほど全編通して俳優魂を感じられる。 博士とルームメイトで友人役のハリー・ロイドがじわじわと頭角を現している。『ゲーム・オブ・スローンズ』のロン毛ではないが英国イケメン俳優のひとりとして取り上げられる日も近いはず。

  • 鑑賞日 2015/4/11

    博士は自分勝手

    この映画の予告を観た時から主演男優賞は間違いないなと 思っていたがまさにそのとおりだった。 それは喜ばしいことなのだが、他の賞をとれなかったのも わかった気がした。  それ以外に光るところがないからだ。 この映画で観たホーキング博士の印象は自分勝手な人である ということ。  病気になるのは仕方がないが、彼女が犠牲にしてきたものをに 対して、不倫という形で返すのは人としてどうかと思う。  彼女は牧師と不倫のような形になるが、それでも夫を思って耐えていたように見える。そこに不快感が残ってしまう。  まあ原作者が妻だからしかたがないか。 これでまたアカデミー賞レースに障害者を題材にした 賞狙ってますものが出ないことを祈る

  • 鑑賞日 2015/3/29

    愛の物語に的を絞って正解

    ホーキング博士の愛の物語。 実話を元にしている作品はやはりどうしても心に残るものだ。 本作の良かった点は、ホーキング博士の偉業についてはもちろんのこと、恋愛映画として路線を絞って正解だったのではないか。 その結果、伝記要素と恋愛要素で中途半端になることなく物語を追うことができた。 しかし、波乱の人生。 ALSを患ってしまってからのジェーンの「彼を支え一緒に生きていく」という強さに感動し、難病を抱えながらも偉業を成し遂げ、恋に落ちるホーキング博士の生命力に感動した。 研究のみならず自身の人生を良き方向に全うしようとするホーキング博士の姿には元気をもらえた。 余命2か月と宣告された彼が現在もご存命であることに驚きを感じつつ、純粋に嬉しい。

  • 鑑賞日 2015/3/24

    胡散臭さ

     「失われた週末」のレイ・ミランドのアル中芝居以来、アカデミー会員は一貫して病気や障害を演じた者にご褒美を上げ続け、ここ最近は、実在の有名人の言動を再現したそっくりさんに“ものまね大賞”を贈る習わしになっているようで、病気と有名人をダブルで再現した今回の受賞は、当然の成り行きだったはずです。  しかし、実在の有名人を扱うと、その人物のプライヴァシーや人権に配慮するあまり、対象者や周辺を綺麗事として描く傾向も少なからずあり、今回もまた、プライヴァシーに踏み込む覚悟を欠いて、夫婦間に生じた齟齬をオブラートに包むように描いているという不満は拭えず、みんな“いいひと”として描き過ぎています。  実話、難病、夫婦愛、と材料を並べられた時から、何やら胡散臭いものを感じていましたが、結局はその胡散臭さを払拭してくれはしませんでした。難病を精一杯体現した青年役者を貶すつもりはありませんし、むしろ賞賛することも吝かではありませんが、彼の責任というより、製作部・演出部の責任は問いたいところです。

  • 鑑賞日 2015/3/22

    レッドメインの熱演は分かるが、もう少し物語に深みが欲しい

    理論物理学の分野で、宇宙の起源を探った物理学者スティーブン・ホーキング博士の半生を描いた物語。日本でも科学本としては異例のベストセラーとなった「ホーキング、宇宙を語る」や、ALS患者として難病に向き合っている姿で知っている方も多いと思います。僕自身も、大学は物理学専攻に進んだのもホーキング博士の影響が多少あったこともあります(まぁ、彼の理論は未だに理解できてないですけど笑)。映画は、そんなホーキング博士がケンブリッジに進んでから、現在に至るまでの半生を描いています。 ちょうど同時期に同じ科学者をとりあげ、同じくアカデミー賞にもノミネートされた「イミテーションゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」と比べてしまうのですが、本作は邦題が「博士と彼女のセオリー」となっているように、ホーキング博士の人生の中でも、彼が生み出した理論ということではなく、彼がALSになりながらも、共に人生を歩んできた妻・ジェーンとの物語に中心があります。だから、「イミテーションゲーム」では科学者チューリングの取り組んだ偉業を映像として苦心して表現しようとしていたのに対し、本作ではホーキングの生み出した理論というのにほとんど触れられることがありません(研究発表の場とかで、一言二言語っているのみです)。彼の理論は、物理を学んでいる人にも分かりにくいものなので、下手な表現をするよりは、研究成果という部分はバシッと切ってしまって、病に立ち向かう一組の男と女の物語にしている。この部分に好き嫌いが分かれると思います。 僕自身としては、やはりホーキング博士が難病に立ち向かいながらも、科学者としての歩んできた道というのをもう少し観たかった感があります。その期待があったものだから、映画全体はすごく淡泊に見えて仕方がなかった。確かに恋物語としては、映像フィルターの使い方が技巧的で、各シーンごとの色調を細かく調整しているなど工夫点はたくさんあるのですが、人生を共に歩んできたという割に、物語としてはその表面しか描いてないように見えてしまいます。それにホーキング博士がALSで動けなくなることと、生きていくことに対峙する苦しみというのもよく見えなかった。車椅子を余儀なくなれたり、声も出すことができなくなったりと辛い困難は遭遇していくのだけど、すごくひょいひょいと上手く人生は進み、(本作の中で)彼が病という壁を乗り越えたことは分からないように思います。これも描き方の問題といえば問題なのですが。。 映画全体はよくまとまっているし、センスも抜群なので、観て損はないレベルはクリアしていると思います。ホーキングを演じたエディ・レッドメインは、本作でアカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いたのは、今年のアカデミーの1つのサプライズでもありました。でも、確かに外見の難病患者はよく演じられていると思うけど、内から湧き上がってくるエモーショナルな部分は、他ノミネート者のほうが(いじわるのようですが)上のように感じます。外見だけの演じる困難さではなく、トータルでの演技というをもう少しアカデミーも評価してほしいかなと思ってしまいました。

  • 鑑賞日 2015/4/11

    邦題がなんかやだな

    俳優陣の素晴らしい演技を観れただけでもう満足。 ホーキングよりジェーンに感情移入しちゃうけど、 博士と彼女というよりもっとたくさんの事を言ってると思うから 原題のtheory of everythingの方が感じた

  • 鑑賞日 2015/3/14

    英国にも忍従する芝居がうまい人がいるのだ

    難病に侵されながらも宇宙の始まりの謎と万物理論を求め続けたスティーブン・ホーキンス博士と妻ジューンの生涯を描く。妻の伝記が基になっているだけに、その夫妻の関係を赤裸々に描いているところが面白い。監督のいうに、天才的な業績をあげるがある意味奇人でもある夫を支えるために自分のやりたい文学の研究をガマンして、そのストレスを教会の合唱隊でささやかに晴らすというところが英国夫婦的らしい。妻を演じるフェリシティ・ジョーンズの耐える姿が美しいのだが、昔の日本映画みたいだなとも思わされた。たまたま同じ日に同じケンブリッジ大学の天才教授の異色カップルを描く「イミテーション・ゲーム」も公開されていて、悲劇性はあちらのほうが強いのでいくらか損した印象あり。

  • 鑑賞日 2015/4/4

    切なく厳しい愛の形

    エディ・レッドメインの演技がまさにホーキング博士本人のようで、本人そのものかと思うものでした。病魔が進行するようすのリアルさ、その中に光るユーモアと人間性。制約の多い演技だったと思いますが、熱延でした。アカデミー賞主演男優賞、受賞おめでとうございます! 病気を乗り越えて結ばれた二人、でも結局は離婚してしまうのか… というのが衝撃でした。本当に愛し合ったからこそ、別れることをえらんだのでしょうか。自分に尽くすことですべてを捨ててしまっているジェーンを解放するつもりだったのか…。ホーキング、ジェーン、ジェイソンの三角関係が切なかったです。 でも調べたところ、後から結婚した看護師の方とも離婚されているんですね。やはりジェーンが良かったのか、それとも介護が困難なのか、と考えてしまいました。

  • 鑑賞日 2015/3/18

    憑依?

    まさにホーキンス博士がそこにいた。凄まじい努力が見てとれる役者力。現実は、彼女を縛り付けていた感も否めないけど。お互いにかなり努力されたんだと思う。妻であり、母であり、仕事をする女性であり、はたまた介護者であり。彼女に肩入れして見てしまうのは、仕方ない?

  • 鑑賞日 2015/3/26

    綺麗なこととそうでないこと、両方あるのが人生。

     俳優良し、演出良し、映像良し、音楽良し!  で良い映画でした。  綺麗事とそうでないこと両方描かれているのが良い!  幸せな結婚生活とその後の現実。  ボヤッとした温かい映像が良い。  愛の絶頂期を粗い温かい画面で描いていて、  ブルーバレンタインを思い出した。  監督のジェームズ・マーシュは  マン・オン・ワイヤーでアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞、  プロジェクト・ニム、シャドー・ダンサー  あたりが有名な作品みたい。   ヨハン・ヨハンソンの音楽も良い!サントラ欲しい。  時間を感じさせる演出の  螺旋階段とかコーヒーの演出も良いし、  二人が手を繋いで時計回りと逆に回るシーンとか良い。  螺旋階段って映画的だなーと思ったり。 (そして父になるとか、  ガタカの遺伝子の二重螺旋のメタファー  として使われる螺旋階段とか。  レオンの螺旋階段も良かった。)  病気を宣告され筋肉が動かないと知るホーキング、  ただそれと同時に脳には全く影響がないと知る。  この天才の脳だけは無事だったということに  学問では説明出来ない特別なもの、  神?とかをちょっと信じてしまう。  偶然では片付けられない可能性だなと。  そして筋肉が動かなくなっても子どもを作る事が  出来るという事にも何か特別なものを感じる。  主演のエディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズの  二人が可愛い!  ホーキング博士の学生時代を演じるエディ・レッドメインは  とても33歳に見えない。  凄い日本ウケしそうな可愛い草食系な感じ。  普段のエディ・レッドメインがホーキング博士を演じる  エディ・レッドメインだったら日本で人気で出ると思う。  実際のホーキング博士とかなり似てる。  つまりホーキング博士結構可愛い!!  アカデミー賞主演男優賞を受賞したわけですけど、  若く見えるから  アカデミー賞主演男優賞の最年少記録  (戦場のピアニストのエイドリアン・ブロディ29歳)  を塗り替えたのか??と思っていた!  フェリシティ・ジョーンズも可愛くて、  特にちょっと気が強い感じが出てるときの表情が可愛い! (ちょっとズーイ・デシャネルっぽい感じ)  俺もスカートでメガネ拭かれたいですよ!  この可愛い二人をちょっとぼやけた温かい映像で  映す序盤から結婚までは  二人を観てるだけで楽しいです。  研究仲間役のハリー・ロイドの  軽くカッコいい感じ良かったし、  後に妻となるエレイン役のマクシーン・ピークの  良い感じにちょっと熟れたエロさが良かった! (事実では後に離婚したみたいてす…。)  時間、宇宙の始まり、宇宙はどうやって生まれのか、  どうやって作られたのかを研究し続けてきた男が、  ラストに自分と妻で作り出したものを見る!  そこから時間が遡っていく、映画の始まりまで。  さらにエンドクレジットで宇宙の始まりまで遡る。  というラストに感動しましたよ。  俺も作り出したい!と思いましたよ。  さらに字幕でその後のホーキング博士の人生が語られる。  余命2年と宣告された男の現在。  ここにもグッとくる。事実の説得力!  学者的功績が超凄いんだどうけどそれ抜きに  ホーキングという男は人として超魅力的なんだと思う。  同時期公開のイミテーション・ゲームと  天才学者ものということで比較されやすいと思いますが、  二つとも同じ位良かった。  原題のThe Theory of Everythingが  超良いと思うんだけどなー。直訳全ての理論!  一般的に統一理論、万物の理論と訳される、  一般相対性理論と量子力学というこの世に確かに存在すると  されながら矛盾する二つの理論を結びつける理論のこと。  ALS(筋萎縮性側索硬化症)とはルー・ゲーリッグが  発症した事でも知られる病気で、  近年アイス・バケツ・チャレンジでの支援運動が  行われていた病気でもある。 コピー  生きる希望をつないだのは、無限の愛。

  • 鑑賞日 2015/4/5

    期待してた以上に素晴らしくて驚いた

    スティーブンホーキング博士について恥ずかしながら無知でした。なんとなく観てみたらこれがもうすごく良くて吃驚した。 実話だから仕方ないけれど、モヤモヤーとする箇所はたくさんあります。意味深な場面がちらほらあって。ジェーンとジョナサンのシーンはもやーっとしたけど、実話だし、綺麗事じゃないよね、とは思うけど。 ホーキング博士演じるレディメインが本当に素晴らしかった。演技が完璧。 あと映像、特にエンディングにかけてが美しくてよかった。全てのストーリーの流れが好き。良かった!

  • 鑑賞日 2015/3/19

    タイトルがあれだったのですが

    意外にも甘い話にならず、強すぎる男前のパートナーで良かった

  • 鑑賞日 2015/4/5

    愛のセオリー

    万物の全てに共通するシンプルな方程式。存在するのだとしても それを人間にあてはめれば、そこに矛盾が生じてくる。 ふたりが惹かれあった原因ははたして磁石のようなものなのか。 博士の難病を看護するなか、しっかりと3人のこどもができる。 これはまさに愛の結晶?そして、それぞれの前に現れる新しい パートナーの存在。嫉妬?不貞?夫婦としての定義が果たして イコールなのか。人間の心こそが、天才ですら予測のつかない 永遠の未完の方程式なのではないか。  エディはさすがのアカデミー貫録の技。そして、凛そしたそ の意思の強い、小柄な女性Fジョーンズのまなざし。今後がた のしみのふたりです。

  • 鑑賞日 2015/4/1

    繊細な夫婦愛に感服

    天才物理学者ホーキンス博士とその妻ジェーンの出会いから理解ある別離までを家族愛、夫婦愛を盛り込んで描いた伝記映画。 ルー・ゲーリック病に冒され徐々に体の自由が失われていく主人公をエディ・レッドメインが熱演している。 宇宙理論の深層部にまで踏み込めば踏み込むほど、神の存在という命題を避けては通れない現実が興味深かった。主人公の妻が少しづつ看病と介護と育児に疲れ教会の聖歌隊の男性とプラトニックな愛情関係に陥っていくエピソードが出てくるが、細やかな心理描写は本作の大きな魅力のひとつだった。 主人公がワグナーのオペラを観賞中に発作に襲われ入院する場面とキャンプに興じる妻と家族の場面とをカットバックで処理していたが、単身用のテントにいる聖歌隊の男の元に妻が人目を気にしながら近づき何やら事を起こしそうな雰囲気を思わせぶりに描く演出は妙に通俗的で好きになれなかった。イマジネーションを刺激するのはいいのだが、夫のいない間に不貞を・・・という印象をもたせるのは妻のキャラクター設定と相反するように思えた。 最初と最後に家族で女王陛下と謁見する場面をはさんだ点はキチンと腰の据わりが整った気がして心地よく見れた。 余談になるがホーキンス博士のために作られた文字を音声に変換できるマシンの声色がアメリカ人のものであったことに妻がクレームをつける場面は、イギリス人の偏屈なプライドが垣間見れて微笑ましかった。

  • 鑑賞日 2015/4/2

    ホーキング礼讃

    ホーキング氏がなにを考えてるのか知りたかったんだけどそんなことは描かれてなかった。どちらかというと嫁目線。 終始いい人でしかなかったのが残念。。 深みがなく残るものもなかった。

  • 鑑賞日 2015/3/19

    夫婦の信頼関係に心が震えた

    かの有名なホーキング博士の半生。 その夫婦の在り方に、強烈に胸を揺さぶられた。 甘いラブロマンスのノリで始まった序盤と、想いの詰まった終盤ではまるで別作品。 本作ではホーキング博士の発病から偉業達成、そしてその後までが語られているが、 特筆すべきは原作者がホーキング博士の妻ジェーンその人だということ。 そのせいか、作品としてはホーキングの博士の成した偉業そのものよりも、 疾患に対する絶望や苦悩、そしてそれを支えた妻の苦労と葛藤が描かれたものになっている。 そしてそこに存在する、夫婦間の信頼関係がこのうえなく誠実で美しい。 晩年になってからの展開も、理解しているからこその決断に心が震えた。 全篇通して愛に満ち溢れた、至高の一本。

  • 鑑賞日 2015/3/15

    壮絶すぎる

    ケンブリッジ大学大学院で物理学を学ぶスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、余命2年と宣告される。 アカデミー主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインの演技はお見事の一言☆彡難病を抱えた夫を支え続けたジェーンもすごい。ただ、その後不思議な関係になるのだけれど。難病を抱えた状態で3人も子供を育て上げたことはすごすぎる。 声も出なくなり、機械を頼みに発言していくホーキング博士はほんとうに超人だと思う。あんな状態で頭がクリアに常人以上に働くのは超人的だと思う。しかも、現実の話であるところがさらに驚き。物語としても、飽きずに最後まで見入ってしまった。

  • 鑑賞日 2015/3/30

    アカデミー賞を役者で獲ってるのもなるほど、役者陣の演技がとても良かった。特にエディ・レッドメインの病気っぷり。内容はさすがにご本人たちがご存命なので核心までは踏み込めてない感じがモヤモヤする。あまりやりすぎてもゴシップ雑誌みたいになってしまうのだろうけど。

  • 鑑賞日 2015/3/30

    本年度アカデミー主演男優賞に輝いたエディ・レッドメイン。実在の天才物理学者ホーキング博士が難病のALSと戦いながら宇宙の真理の探究に邁進する様と、彼を支え続けた女性達(メインは二人だが)のある意味とても苛酷な人生が良いテンポで展開する。実際こういったドラマ(本来であればどちらかというとじっくり見せるタイプの作品)にしては話の展開が非常にスピーディ。シーンからシーンの繋ぎで時間や時には年月をさっと飛ばす演出は印象的であり、本作では効果的でもあったと思う。博士との間に3人の子供をもうけた最初の妻のジェーンの苦労はいかほどであっただろう。劇中の彼女自身の言葉ではないが、「私としては私の出来る限りのベストを尽くしたつもりよ」というのは心底から吐露されたものだと思うし、その女としての葛藤を見事に演じたフェリシティ・ジョーンズは主演女優賞候補に違わぬ好演だった。

  • 鑑賞日 2015/3/13

    男と女のセオリー。

    かの有名なS・ホーキング博士の知られざる半生を綴った本作。 存命人物を神格化せず、その天才部分は大いに評価しながらも、 私生活における諸問題を彼と彼女の方法で体現したことを描く。 天才も普通に「オトコ」ではないか、それを支える献身的な妻も 普通に「オンナ」ではないか、と共感できる部分が多い故切ない。 公開日が同じだった「イミテーション・ゲーム」と大いにダブる のは、性愛における人間の体質を前面に推し出しているからか。 論説も解読も叶わない空間を保つ人間の果てしなさを痛感する。 しかしこの夫婦には博士が発症してから3人の子供が生まれた。 誰かこの謎を説いてはくれまいかと鑑賞後に思ってしまったが 人類の発展を願って博士にはまだまだご尽力を頂きたいところ。 余命2年と宣告された博士との結婚後、体力は衰えるも変わらず 元気な夫の介護生活に、子宝を抱えた妻は徐々に疲れ果てていく。 このあたりは妻目線で見るとその過労に共感できる描写が多く、 もう「愛」だの「恋」だの言ってられない「生活」が重く圧し掛かる。 愛していれば全てをこなせるなんて、大間違い。 妻が他の男に癒されていく過程も、介護を主とした生活に夫が 他の女を選ぶところも、誰にも否定できないことだろうと問う。 その功績に焦点を置きながらドラマ性も完備したイミテーション~ と比べると、今作はより私生活の内情に深く切り込んで、互いの 心情を余すことなく見せる。従って博士の功績の、どこがどの位 凄いのかがあまり把握できなかったが^^;ラブストーリーとしての 興奮度は高い。加えて主演男優賞を受賞したE・レッドメインの 本人かと見紛うほどの為りきりぶり。しかし彼の傍で支え続けた ジェーンあっての彼だから、これはW受賞させてやりたかったな。 (周囲の人間関係に恵まれていることも救い。壊れなくて良かった)

  • 鑑賞日 2015/3/28

    スタイリッシュな映像

    アカデミー主演男優賞とるだけあって、主演のエディレッドメインの熱演に目がいく。 スティーブンがジェーンを想って(?)身を引くとこは切ない。 エンドロールの壮大なマクロな宇宙と、ミクロな細胞のSFチックな映像が良い。

  • 鑑賞日 2015/3/27

    命あるかぎり

    人間関係も人生も仕事も七転八倒だけど、努力さえ続けていれば何らかの道が開かれる。シンプルだけど、それが万能の法則に思えた。 エディ・レッドメインの熱演はわざとらしさがなく爽やかさすら感じる。幸せいっぱいだった学生時代から、妻として追い詰められて笑顔を失っていくまでの表情の変化を、フェリシティ・ジョーンズが演じきる。 時と共に変化を受け入れ、一生懸命生きる皆の姿に胸を打たれる。Everything will be alright. ホーキング氏の前向きな言葉が、背中を押してくれた。

  • 鑑賞日

    ホーキングの笑顔が印象的

    思考はハッキリしているものの、周囲にそれを伝えることができない人間を描いた映画としてはポーランド映画『幸せのありか』を彷彿とさせる。運動ニューロン疾患と脳性麻痺と病気の違いはあるが、そんな身体的ギャップをのり越えて周囲との関係を築く姿は重なって見えた。ただ『幸せのありか』は生まれた瞬間からハンデを背負っており、そのひとのモノローグで語られるが、『博士と彼女のセオリー』では健常者から病気の発症を経ての話であるので、人間関係、ドラマの綾が細やかに絡み合っている。徐々に病気が進行してゆくホーキングの姿と、彼に愛情をそそぐ奥さんの献身。同じ学友たちとの長い信頼関係だったり、多様なドラマが展開される。見応え十分のドラマだった。 エディ・レッドメインの熱演もあって、病気の進行に伴って徐々にコミュニケーションがとれなくなっていく様に「きっと、こういうことを伝えたいんだろうな・・・」と胸が締め付けられた。当然、そんな彼に対するフェリシティ・ジョーンズ演じる奥さんの愛情も辛かった。ホーキングが別れを決意し、アメリカへ渡るきっかけとなる介護士との出会いには、いったいどんな思いがあっただろうか。初めて奥さん以外の人と意思疎通が出来た嬉しさか、この介護士のおかげで奥さんを自らの介護から解放できる喜びか、一体あの瞬間のホーキングの笑顔は何だったのか。 実話を基にした映画であるので、当人たちのその後の人生も語られるが、そこを飾らずに描いてくれていたのは嬉しかった。ロイヤルファミリーに招待されるシーンでの、ホーキング夫妻としてのやりとりが、これまでのお互いの愛情の結実のようにみえ、これが夫婦にとっての一瞬の出来事だったとしても、最上の幸せのように思えた。この瞬間のために2人の軌跡を追っていたのだと。極上のカタルシスがあった。それ以降のシーンは、もはやエピローグで、ただただその余韻に浸かっていた。久しぶりに目頭が熱くなる映画でした。

  • 鑑賞日 2015/3/25

    上質な恋愛映画

    主人公が実在する人物なので、自伝的ドラマかなぁ~と思っていたのだが、 いやいや、自伝的要素もない事はないが、 圧倒的にラブロマンスなんです。 まず、そこをはき違えると、 この作品で何を伝えたいのかが分からなくなると。 この作品で一番伝えたかったのはやはり シンプルに「2人の男女の恋愛」だったと。 天才物理学者とか、重度の身体障害を負っているとか、まぁ色々あるけど、それらを差し引いて、2人の人間の恋なんだ。 だから、色々ある。 大切に思っているからこそ気持ちが離れることも。 理性と感情の解離とか。 その辺りが物凄く人間臭くて。 素敵でした。 後半の2人がした決断も。 「いいんだよ、いいんだよ」って言いたくなるような。 誰に悪くない。 でも、みんな聖人じゃない。 そんな映画です。

  • 鑑賞日 2015/3/22

    夫婦の生き方それぞれに寄り添う

    スティーブン・ホーキング博士と奥さんの出会いから、二人が共に歩んできた軌跡を描いた作品で、出逢って間もない頃に不治の病のALSと診断されて、それでも付いていくと結婚した二人が、どんどん進行していく病状にも対処していきながら、子供も生まれて、身体が不自由になっても頭脳は常に働き続けて、博士号を獲った理論も自ら論破したり、宇宙の成り立ちを証明できる定理を探究し続ける博士と共に、様々な困難を乗り越えていく奥さんの姿を描いていくのかと思ったら、そういうことにはなっていかない奥さんの心情が非常に興味深く、余命二年と言われてそれでも最期まで添い遂げようと覚悟を決めて、子供も遺して母子で生きていく覚悟はあったのに、並外れた探究心のおかげなのか、常に前を向き生きている博士の世話に追われて、文学者として名をなそうと考えていた自分の生き方は何なのか、と疑問を持ってしまう夫人の心情を描くことで、よくある美談にまとめることなく、二人の生き方それぞれに寄り添っていくような感じがあるのがいいですね。ホーキング博士を熱演したエディ・レッドメインは好演ですが、もしかしたら共感を得られにくいかもしれない夫人の内面の葛藤を表現したフェリシティ・ジョーンズがよかったですね。

  • 鑑賞日 2015/3/23

    神は賽を振ったのか?

    ホーキング博士は有名人なので存じていますが、彼の理論と言えば…また知恵熱が出そうな理数系(笑)。 アカデミー賞主演男優賞に輝いた作品ですが、役者側はハンディキャップとゲイ役は実は演じやすかったりするもの。 歴代受賞もそう言う役の方々が多い。 で、この映画は、むしろ彼女の苦いセオリーが主題のような気がする。 美談仕立ても、私がひねくれ者だけにちょっと居心地が悪い。 (撮影賞、編集賞候補)

  • 鑑賞日 2015/3/23

    86点

    いやーしみました。 ただの甘いラブストーリーではないんですよね。 それが最高です。 エディ先輩はどうやってるん? って突っ込みたくなるほどの、渾身の演技。 さすがです。

  • 鑑賞日 2015/3/21

    二人の変化がよい。

    相対性理論も量子論もわからないけれど、そんな難しい内容にも神の存在が重要なことが分かる。 そして専攻が違うにも関わらず、議論しあえる二人が素晴らしい。二人の選んだ生活は別として。 エディ・レッドメインの演技も素晴らしいけれど、フェリシティ・ジョーンズの病気を知っときの表情や、幸せで生き生きとした生活から疲れはて苦悩する姿迄の変化もすばらしい。

  • 鑑賞日 2015/3/22

    ラブストーリーだけど甘くない。

    原題が「すべてのもののセオリー」で邦題が「博士と彼女のセオリー」とした。配給会社も女性の客を集めるためにラブストーリーであることを強調したかったのだろう。しかし、邦題はあながち的はずれではない。 知性のある男女が愛し合う、その行動には凡人ではちょっとできないところもある。 例えばクラシックの演奏会で倒れた夫に、医者が安楽死を薦めるが、妻は延命を願う。この時、妻は介護疲れからストレスが相当に溜まり、妻に先立たれた息子のピアノ教師になった男と不倫の関係になる。そうでなくても夫の苦しみからの解放も考慮したらここで妻の選択肢は安楽死だろうが、延命を主張。彼女にしてみれば、夫の研究がなんといっても人類に取って重要な研究のために、どうしても生きなければならないと思ったのだろう。そこには研究者の性みたいなものが出たのではないか。 難病に苦しむ夫を見捨てず、一緒にやっていくという美談とはまたちがう、研究も大事だと思うのも知性なのだろう。 が、現実の話としてはふたりは別れる。統合失調症の科学者を描いた「ビューティフル・マインド」では描かなかったが、あの夫婦も現実には別れた。それをあの映画は描かずにすませたが、本作は描いた。 事実ではなく、事実をモデルにしたフィクションであれば、夫婦がいろいろけんかもあったけどラストは夫婦力を合わせて生きていくで締めくくることも出来ただろうが、現実は冷徹なのだ。 しかし、妻を責めることはできない。今まで夫の介護をしたのは立派なことである。なかなかできることではない。結局は別れたとしても。 妻がなにかと優しくしてくれるピアノを教える親切な男に心を惹かれるのは無理がない。 でもホーキング博士はなぜ妻から心が離れたのか。妻の献身的な行為が重荷になったか、またはこうまで尽くす妻の気持ちをくんで、途中から介護してくれる女性に気持ちが移ったから僕から離れて、彼と一緒になることを望んだのか。 「ビューティフル・マインド」では避けた難病と共に戦う夫婦はやはりもたなくて別れるという現実を見せた分だけ軍配はこちらの方に上がる。やはりこれもハッピーエンド重視のハリウッド映画とは異なるイギリス映画だからなのか。

  • 鑑賞日 2015/3/22

    フェリシティ・ジョーンズ

    病が進行していく中でもその聡明さとチャーミングさを失わないホーキング博士を演じたエディ・レッドメインの演技はもちろん、 奥方のジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズがお見事。 余命2年のはずが、幸運にも続いていく命。 喜びと同時に、介護と育児、そして研究者である自分の3役をこなす疲労とストレスは着実に積み重なっていく。 そんな中、自分を助け支えてくれる優しい男性に心が動くのはある種必然で、 夫妻が選択した奇妙な三角形は、現実とどうにか折り合いをつけ幸福であろうとした結果だったのだろう。 賢く可憐だった女の子が、この男を生かすのだ、という意志と愛によって、命を預かり決断する者に表情を変えていく。 そこが見事。 時は戻せない。 そのエンディングも見事。

  • 鑑賞日 2015/3/21

    ひたむきに生きる二人の姿が清々しい

    難病ものにありがちな、お涙頂戴の安っぽい美談仕立てな要素が一切無いのが良い。博士は発病後も天真爛漫で君子めいた言動をすることもなく、妻は介護と育児と自らの研究に疲弊しストレスを抱える。そうした姿が赤裸々に描かれている。だが、くじけることなくひたむきに生きる二人の姿は清々しく、彼らをとり巻くの人々の温かい眼差しが胸を打つ。

  • 鑑賞日 2015/3/21

    理想の夫婦

    夫婦っていうのはお互いを受け入れてナンボってものだろうけど、それが難しいから3組に1組が離婚する時代になっている。そしてこの夫婦はお互いの全てを知った上で共に生きていくことを選んだ。その辺りの需要の描写はちょっと弱かった気もするけど、二人にしか分からない関係には言葉は要らないのかもね。素敵な夫婦だな、と心から思った作品。

  • 鑑賞日 2015/3/21

    オスカー獲得のエディ・レッドメイン圧巻の役作りと演技に脱帽。 それに負けない演技を見せるのが相手役のフェリシティ・ジョーンズ。 切ない愛のカタチではあるが、嫌な気持ちは残らない。 綺麗事ではないリアルな愛のカタチ。 そこにあるのはお互いを思いやる深い愛とリスペクト。 シネマ2

  • 鑑賞日 2015/3/20

    理系男子の恋愛

    想像していた以上に恋愛ものだった。ホーキング博士の研究と彼らの愛がもっと結びついていたらなー。 病気と彼らの愛は結びついていたが、研究の部分との結び付きは分からなかった。

  • 鑑賞日 2015/3/21

    ホーキング博士と彼を支える女性を描いたイギリス映画『博士と彼女のセオリー』を観賞。大学院での出会いから闘病生活までふたりが過ごした時間を大切に描いており、E.レッドメインの息を飲むほどの演技はもちろん、F.ジョーンズの存在感も圧倒的でふたりの信頼関係に感極まりました。 #eiga

  • 鑑賞日 2015/3/20

     『イミテーション・ゲーム』にも感じたことだけど、イギリス映画らしい気品と落ち着きがある良作でした。ホーキング博士の宇宙理論はサッパリ、という人でも全く問題ないと思う。男女というよりももっと深い、人間同士の繋がりを描いた恋愛映画。  エディ・レッドメインはアカデミーも納得の素晴らしさ。途中、何度かあった8ミリのようなフィルターがかかったシーンではドキュメンタリー映像にしか見えないほど。筋肉の硬直した感じ。徐々に回らなくなる呂律。圧倒的な演技でした。  ただ、「自分はALSになったことでこんな風になってしまった」とホーキングがジェーンに示すのが、クリケットなんですよね。正直なじみがなく本来のクリケットのプレーがわからないので、どの位運動能力が衰えたのかイマイチ伝わらなかった。

  • 鑑賞日 2015/3/15

    後からジワリと

    直後は妻に裏切られた気がしたので、点数低かったのだけど、ホーキングのわざわざニューヨークで妻と別々に決断したり、英国女王の勲章を受けるのに、妻と受けたりした意味を考えると、やはり「2人のセオリー」なんだと納得。

  • 鑑賞日 2015/3/19

    作品紹介1(映画情報myシアター)より

    アカデミー賞作品賞ほか5部門ノミネート。監督は「マン・オン・ワイヤー」のジェームズ・マーシュ。博士役に「レ・ミゼラブル」のエディ・レッドメイン。 ストーリー 1963年イギリス。ケンブリッジ大学大学院で物理を学ぶスティーヴン・ホーキングと、同じ大学で詩を学ぶジェーンは恋に落ちる。しかし、スティーヴンはALS(筋萎縮性側索硬化症)であることが発覚し、宣告された余命はわずか2年。徐々に自由が利かなくなる体に戸惑い、絶望するスティーヴンだが、ジェーンは寄り添って生きる覚悟を決めていた。難病と立ち向かうことを決めた2人の行方は。 監督:ジェームズ・マーシュ キャスト エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ、チャーリー・コックス、エミリー・ワトソン、サイモン・マクバーニー

  • 鑑賞日 2015/3/19

    博士と彼女のセオリー

    2015年最初の驚きと近年の実話を基にした作品の中では久々に映画として美しく魅力のある作品を鑑賞できました。 ALSという難病にかかった天才物理学者ホーキング。そして彼が学生の時に出会った後に妻となるアート専攻のジェーン。そんな二人の闘病生活を描いたものとなっているが、病気をテーマとした映画では必ず描かれる愛や助け合いといった言葉だけでは片づけられない。今作の表のテーマはこの難病に立ち向かう二人というのがあるが、裏のテーマはホーキング博士が学生時代からの研究テーマとしてきた「時間」である。余命2年と宣告された中での自身の残りの時間、その中で研究テーマとしてあげた時間。意味は一緒のようで考えると別物。愛や友情のみでは片づけられない様々な視点で物事を考えなくてはいけない映画である。 ただこれだけではなくホーキングのユーモアな性格から溢れだす笑いを素直に描けている面や冒頭での二人が恋に落ちる象徴となる舞踏会のシーンでの光のコントラストは美しい映像で華やかである。そして一番の驚きは主演のエディ・レッドメインではないだろうか。今年のアカデミー賞主演男優賞を受賞したが正直、半信半疑ではあった。この役で一番難関なのは、このALSを発症し体の自由が利かなくなってくる過程を緻密に描いた部分ではない。勿論ここも評価はできる。足が曲がりまともに歩行できない所から徐々に手や口の話す機能まで病気が蝕む。だがポイントとなるのは医者からの宣告で「脳の機能は低下することはないが、伝えることはできなくなる」という所。要は表情や仕草で感情を伝えなければいけない、しかも実在の人物がベースとなっている上でとなると相当難しい役と言える。エディは彼の研究を半年行ったみたいだが、むしろ半年でここまでの完成度を披露したことにも驚く所。まさに努力の結果が主演男優賞の結果を招いたに違いない。

  • 鑑賞日 2015/3/18

    愛の法則に結論はあるのか

    人間味溢れておりました。 比べるのも変なのですが、同じ週に公開された同じくイギリスの天才を描いた「イミテーションゲーム」のアランとは人間的魅力が全然違いました。 恋に破れれば落ち込むし、病気がわかれば自暴自棄になっている。 ジョークを言ったり、下ネタもありで、あくまで普通の人として描いている。 スティーブンの研究よりも人間性を描いているのが良かったです。 また、ジェーンについても人間的に魅力的に描かれていた。 2年のはずが何年も。 介護、子育て、スティーブンの手伝いに、自分のしたい勉強。 これではパンクします。 スティーブンの友人を使って、ジェーンがいかに大変だったかを強調しており、決してジェーンを悪者にしていない描き方に好感がもてます。 正しいかどうかはわかりませんが、それに対するスティーブンの優しさがちょっと痛ましかったりしました。 そして、もし、ジェーンがスティーブンの安楽死を選んでいたら、物理学の歴史が後退していたかもしれません。 妻としての決断は、かなりの勇気だったと思います。 宇宙の始まりと終わり。 愛に始まりがあるのはわかりますが、終わりがあるのか。 愛は無限だと思うのですが、時に法則崩れがある。 時間を戻せればと思う反面、道が違ったとしても良い結果が出ることもある。 愛が生み出したものが未来へ繋がる。 そんな終わり方が良かったです。 しかし、最大の発見は男には無意識の反応があるということ!? 意外とユーモアがある映画でした。 細かいところも丁寧に作っていたと思います。 ブラックホールの特異点をコーヒーのミルクで表したり、螺旋階段を使っているところが面白かったりしました。 そして、スティーブンを演じたエディ・レッドメインが素晴らしい。 病気の進行具合による体の変化や、感情についても伝わってきました。

  • 鑑賞日 2015/3/16

    予想外の展開ですが、博士らしい

    難病を乗り越えていく愛と感動のストーリー・・・っていうのとはちょっと違う、なんとも淡々とした展開が、いかにも博士って感じでした。普通なら、ドロドロとした愛憎劇になりそうなところを、荒立てずに解決作を模索するのが2人のセオリーなんでしょうか、個人的には好感がもてました。ALSでどうやって子供を作ったのかが疑問でしたが、初めて知りました。ALSの進行が止まることがあるのも初めて知りました。

  • 鑑賞日

    この作品を感動ラブロマンスとして観るとするならば、そんなムードが堪能できるのは前半まで。夫婦それぞれが別の相手によろめくドラマが待ち受けているとは思いも寄らず。難病なんかに負けないわと鼻息を荒くする妻と、それに甘えて彼女のことを労るわけでもなく朝から晩まで宇宙のことばかり考えている夫。そんなふたりにはどうしたって別れが訪れますというセオリーを教わった気がした。本作でオスカー俳優になったエディ・レッドメインだが、こういう役って獲りやすいのかなと。

  • 鑑賞日

    学問への情熱と愛の情熱を、あますところなく表現する導入部が素晴らしい。このおかげで、その後の登場人物たちの行動に説得力が出る。ホーキング博士の天才と学問的達成をあくまで視覚的に表現しようとしているのも、のちに二人にそれぞれ別のパートナーが現われるのをごまかさずに(しかも観客の反感を買うことなしに)描いているのもとてもいい。スティーヴンを支えながら自分の研究も続けていたジェーンがすごすぎると思うのだが、そちらの話については原作本を読むしかなさそう。

  • 鑑賞日

    これは卓越したイギリス式ユーモアをめぐる映画だといってよさそうだ。『ホーキング、宇宙を語る』の著者による〈博士の愛した数式〉は明快で美しいが、現実の男女関係や家族生活はそうきれいにはいかないところに人生のユーモアがあると思わせてくれるからだ。苦境にあってもこの科学者の会話の巧みさ。声を失った彼が新開発のアメリカ製発声器を試すとアメリカ英語の発声になるのでとまどったり、私がかつて読みふけった雑誌『ペントハウス』の利用法を描いた場面には笑ってしまった。

  • 鑑賞日 2015/3/17

    名演技

    “車椅子の天才物理学者”として知られるスティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた伝記ドラマ。理論物理学者の立場から宇宙の起源の解明に挑み、現代宇宙論に多大な影響を与えたスティーヴン・ホーキング博士。ニュートンやアインシュタインと並ぶ天才と称される彼は難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)のハンデを負いながら最先端の研究を精力的に行ってきた。 スティーヴン(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院時代にジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い二人は恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと結婚することを選んだジェーン。一緒に難病に立ち向かっていく二人の姿を丁寧に描いていく。 だんだん状態が悪くなっていく難病の恐怖と困難に立ち向かう姿に胸を打たれました。「どんなに不運な人生でもやるべきことはある。成功することもできる」というホーキング博士の言葉は見る人に大きな力を与えてくれます。それはエディ・レッドメインがホーキング博士を完全に再現しているからこそ、伝わってくるものだと思います。さすが主演男優賞を総なめしただけのことはあると実感させられます。 そんな二人の結婚生活も永遠には続きませんでした。二人の関係が終わるとき、ジェーンは言います「私はあなたを愛したわ。最善を尽くした」と。その目には微塵の後悔も迷いもありませんでした。 エディ・レッドメインの演技にまずは目を奪われますが、ホーキング博士の妻ジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズも素晴らしいです。 また、フランス出身の撮影監督ブノワ・ドゥロームの光あふれる映像があまりに美しいです! ぜひご覧ください

  • 鑑賞日 2015/3/16

    博士と彼女のそのときの気持ちがいかなるものだったのだろうか、 またふたりの生き方に考えさせられる作品だった。 余命2年と言われた博士がテロップで現在72歳で・・・と出ていたのは驚きと希望で嬉しくなった。

  • 鑑賞日 2015/3/14

    新たな発見の日

    時に自暴自棄になることもある。諦観に沈んでしまうこともあるだろう。決して楽しいことばかりの日常ではないが、その中から喜びの種を見つけられれば色彩豊かな一日が待っていてくれる。ユーモアのセンスを失わず、新たな発見の日々を楽しむ余裕が生まれるのだ。 身体的自由を失っていくごとに、執着心を増していっても不思議な事ではないと思うが、彼は違う。学者としての極みを目指し続けるが、そのために妻を犠牲にしようとしないのだ。彼女を思いやり、高潔さを常に失っていない事に脱帽する。

  • 鑑賞日 2015/3/14

    評判通りの演技。

    実在の天才ブーム。ととらえればそれまでなのですが、愛の物語になっているところは映画ならでは。エディさんの演技は評判通りすばらしかったです。天才を死なせてはならない、という妻の、というか、ひとりの女性の生き方にも注目です。

  • 鑑賞日 2015/3/15

    The Theory of Everything

    物理学者スティーブン・ホーキングの半生を描いた伝記映画。 邦題は「博士と彼女のセオリー」で、若くして患った難病ALSと闘いながら万物の定理に迫ろうとする夫婦の愛に迫っているのかと思ったら、中身は全然予想外の展開だった。 スティーブンの妻ジェーンを「物理学会のヒーローである夫を献身的に支える妻」としてではなく「自身も言語学者という夢を追いながら子育てと介護に押しつぶされそうな女性」として描いているのが面白かった。原作や事実に脚色した部分もあるのかもしれないが、ジェーンやスティーブンが取った行動を完全に支持はできないにせよ深く同情できるようなストーリーになっていた。 登場人物が全員イケメンと美女でしかも皆善人である(取った行動も仕方ないよねと思わせる)と感じさせるつくりになっているのが少し憎い(笑)

  • 鑑賞日 2015/3/14

    ザ・ブリティッシュな空気

    物語もさることながら、冒頭から、映像の美しさに引込まれた。 全体に漂う、ブリティッシュな雰囲気に魅了される。 ケンブリッジ大学のハッピー・アワー(だと思う)で出会った二人。「ハロー」の後に続く会話が洒落ている。最初のデートの誘い方も、失敗した方も成功した方も、イギリスの上流の人々っぽくって素敵だ。紅茶の好みを聞かれた博士が、私が全然知らない種類の紅茶を答えたのもかっこいいと思ってしまう。 この映画で観る限り、ホーキング博士は、とても魅力的な人物だ。不屈の精神で難病をも乗り越え、偉業を為した天才物理学者であるだけではない。ユーモアに富み、一見不遜とも思える振る舞いもあるが、実は、人の繊細な心の動きにも敏感だ。そして、同じく意志が強く、頭脳明晰なジェーン夫人は、博士のそんな人間性を理解し、愛されたことがよく伝わってくる。 夫の介助と、育児で手一杯となったジェーン夫人は、素直に母親の助言を受け入れて聖歌隊に加わる。そして、自分たちの家庭には助けが必要だと率直に認める。気丈でありながら、自分の限界も受け入れる、とても聡明な女性だ。博士も、ジェーン夫人の思いを理解し、第三者が家庭に入り込むことを受け入れる。深く理解し合った二人の愛情が心に沁みる。 終盤の博士の決断は、一瞬ひどいと思ったけれど、実は、ジェーン夫人の幸せをも願ってのことなのだとわかる。 宇宙万物のすべてを説明する方程式。なんて壮大なるチャレンジなんだ。(私には不遜にも思えるけれど)。無神論者の博士を愛し、支えたジェーン夫人が信仰を失わなかったことに安堵する。お二人の結婚式では神様に愛を誓ったのだろうか。 ああ、いい映画を観たなと満足した作品

  • 鑑賞日 2015/3/14

    迫真の演技でした

     イギリス映画。スティーブン・ホーキング博士の半生を描いた映画。ケンブリッジ大学院で物理学を習得中のホーキングは博士論文の研究テーマを決められないでいた。そんなとき文学専攻のジェーンと出会い相思相愛となる。しかしスティーブンは手が思うように動かないことに気付き転びやすくなっていたがある日足がもつれ転倒し病院に運ばれ各種検査を受けALSの診断を告げられ余命2年と宣告される。将来に対する希望をなくしジェーンに別れ話を持ち掛けるが、またスティーブンの父親からも敗北のみが待っていると翻意を促されるが、ジェーンはスティーブンと生きていき支えていくと決意し二人は結婚する。スティーブンは数学者の講演に触発され、宇宙の起源はブラックホールであるという研究をまとめ博士号を得る。その後車椅子生活となり、電動車椅子を手に入れる。神経筋疾患であるため男性機能は衰えずジェーンとの間に3人の子供をもうけた。しかし世間からは3人目の子供は二人を助ける教会の青年との間の子供ではないかと疑いをかけられる。大好きなワグナーの演奏会に招待され学生たちの介助でコンサートを鑑賞中に呼吸困難となり、気管切開を受けることに。ジェーンは主治医から暗に安楽死を薦められるが生き延びることが大切と主張し気管切開を希望する。言葉を発することが出来なくなったスティーブンにボードのアルファベットを目で追うことで会話することをジェーンは試みる。しかし子供の面倒を見たりするため、スティーブンの介護をベリルという女性に託することになる。その後ボードによる会話から、スイッチでアルファベットを選択しコンピュータが読み上げる装置を手に入れ音声による会話が可能となる。次第にそれぞれの道を行くようになるスティーブンとジェーンは円満な別居生活となり、スティーブンはベリルとの生活を選択する。大英帝国勲章(CBE)を受賞しジェーンと共に女王陛下に謁見した。  ALSの進行が緩徐になり現在も存命ですが、自分の考えを相手に伝えることで成り立つ研究者として、不自由な体でアルファベットを1文字ずつ選択し言葉をつくりそれを繰り返して文章をつくるという作業は大変だっただろうなあ。現在では視線を動かすことで文字を選択できる装置があるので、スイッチで選択するより早く文章を作ることができるようになっただろうけど。ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインはアカデミー賞主演男優賞を受賞しましたが、確かに彼の演技は迫真です。麻痺の再現はかなり難しいしその状態での演技というの困難なのにさらにそこに彼の感情を表現してくるのですから只者ではありません。しかしホーキングさん、ジェーンともエイレンとも離婚しちゃいましたが、女好きなのかあるいは自分の感情に素直なだけなのか。世界的な研究者は性格も常識では測れないものなのかなあ。ただ、疑問だったのが何故フランスでワグナーの演奏会が開かれたのかということでした。

  • 鑑賞日 2015/3/15

    博士の恋愛

     これは、その宇宙論で華々しい研究成果を上げ、広く知られる事となった“車椅子の天才物理学者”スティーブン・ホーキング博士の半生を、彼の“恋愛”を中心に描く異色の伝記映画。  1963年。ケンブリッジ大学の大学院で理論物理学を研究するスティーブンは、同じ大学で語学を学ぶジェーンとパーティで出会い、一目で恋に落ちる。  ところが、その頃からスティーブンの身体に異変が起きる。下肢の麻痺と運動障害、診断を受けたスティーブンは医師からALS(筋萎縮性側索硬化症)で余命2年と宣告されて……  スティーブンを演じるのは、エディ・レッドメイン。彼は、この役のために減量して四肢の麻痺で筋肉の落ちたホーキング博士の肉体を作り上げ、大番狂わせと言われた本年度の主演男優賞のオスカーを手にしました。(昨年のマシュー・マコノヒーと言い、やはり、アカデミー賞は肉体改造を高く評価しますね)  映画は、ホーキング博士の功績たる宇宙論より、これまで注目されて来なかった彼の恋愛、そして家族に比重を置いて描きます。  この映画の元になったのは、ホーキング博士の元妻であり、この映画でもヒロインとして描かれるジェーンその人の自叙伝。なるほど、妻であり、女であり、文学者である彼女らしい切り口だと思いました。  その内容は、難病ものであるのに決して重苦しくなく、端々にユーモアを含ませたもので、この辺りはさすが英国流、と言う所でしょうか。  愛と家族を描くとなると避けきれない性の問題についても踏み込む辺りはさすがに妻の人で、これは意外だったのですが、スティーブンの2人目以降の子供は四肢が麻痺してから出来ているのです。そこを遠慮のない学生時代の悪友に突っ込まれ、  「アレは脳で動かしてないからな」  「……男の性か」  と言うやりとりになる辺りにはニヤリとさせられますし、終盤、声帯を失ったスティーブンが人工音声マシンに、  「アメリカ訛りじゃないか」  と違和感を感じて不服を言うのもイギリス人らしいところ。  恋愛ものとしても見応えがあり、スティーブンの発病でも割く事の出来なかった2人の愛が、ジェーンが文字パネルを使ってコミュニケーションを取れない事で、会話と共に失われて行く様は、静かながらも考えさせられるエピソード。  ジェーンは男性の介護人と、そして、スティーブンは文字パネルを使いこなせないジェーンに代わって雇い入れた女性の介護人とダブル不倫の末に離婚、と言うドロドロの修羅場になりそうな展開を美しく描いたのは、それも当事者だからこそ、でしょう。  宇宙の起源に、その叡智を以て到達せんとする知の冒険者のスティーブン・ホーキンス博士。その成果よりも家族と子供が価値あるものだと言う最後のメッセージこそ、この映画のテーマでしょう。  ホーキング博士自身、この映画に涙したと言いますが、それは、この「家族」を作り上げた功労者であるジェーンへの感謝のように思います。

  • 鑑賞日 2015/4/4

    不屈の天才科学者とその妻

    #0277 ユナイテッドシネマ浦和「博士と彼女のセオリー 」。スティーヴン・ホーキング博士と最初の妻ジェーンを主人公とした作品。ALSによって半身不随になり、病状の悪化によって声まで失いながら宇宙物理学に貢献した科学者をエディ・レッドメインが演じアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

  • 鑑賞日 2015/3/14

    ヘビーな人間ドラマ

    英国産ロマンチックな恋物語だとナメていたら大違い。世間的には奇妙に見える三角関係を軸に、各々の生き方と関係性についての決断や需要を描いたヘビーな内容で驚いた。 本作の勝因はホーキンス博士と妻を取り巻く奇妙な人間関係に焦点を絞った点。おそらく作り手が本作を作りたいと思ったきっかけもその点だったのではないだろうか。したがって科学の専門的な知識がなくても心に深く刺さる、単なる偉大な博士の伝記映画でも難病ものでもなく、普遍的な人間ドラマに昇華させているのが素晴らしい。 物語も一歩間違えれば不倫推奨映画になるスレスレのところでバランスを取り、互いの幸福のために人間はどのような生き方を選択するかという非常に見ごたえのある人間ドラマに仕上がっている。たとえそれが世間体を悪くしても、自らの「セオリー」を変革し自助努力すればいいのだというポジティブなメッセージと、そのように前向きに別々の道を歩まなければならない虚しさが同居し、ただ単に「愛」といった簡単な言葉に置き換えられない深みに唸らされる。 本作のハイライトは劇場で博士が倒れ言葉が離せなくなった後に施設で妻と再会する場面。アルファベットボードを持ちながら必死に夫とコミュニケーションを取ろうとする妻と、そんな姿を諦めと優しさの目で見つめる博士の表情。劇中で夫のために何とかしようと努力するが、結局どうにもならず外部の人間に助けを求める妻の献身的な姿勢や健気さに胸が締め付けられる。 また本作の大きなテーマのひとつ「時間」の描写も、車いすでグルグル回るオープニングから自転車の車輪、コーヒーカップにできたミルクの渦模様や螺旋階段と、回転するモチーフを多用し、それでいてその回転が時計回りなのか反時計回りなのかの違いで、過去か未来に向かっている主人公の姿を視覚的に描写している演出も上手い。ホームビデオ風になる映像や、今までの思い出が走馬灯のようによみがえり逆回転してさかのぼっていくラストも泣きポイント。

  • 鑑賞日 2015/3/14

    エレガントな恋愛映画

    ホーキング博士は何度か来日もしており、日本でも「車椅子の天才科学者」 として有名です。 オープニングシーンは全速力で自転車を走らせる若きホーキング博士の姿。 このあと、彼を襲う過酷な運命を知っているだけに残酷なシーンです。 二人がで出会うダンスパーティ、花火をバックしたキスシーン。 まるでキラキラした恋愛映画のように美しい映像。 これは見ている方がちょっと恥ずかしくなるような、 正統派の恋愛映画なのです。 ロマンチックで夢のようなシーンは冒頭の部分だけで、 かなり早い段階で博士は発病します。 ホーキング博士と見まがうようなエディ・レッドメインの熱演。 また、知的で清楚な雰囲気のフェリシティ・ジョーンズが妻のジェーンを好演。 声を失った夫を励まし、気の遠くなるような努力の結果、「声」を取り戻す。 本当に凄い女性だったと思います。 ただ、実話なのでホーキング博士夫妻の離婚の話は避けて通れません。 ジェーン自身もケンブリッジで学んだ優秀な研究者であると言うこと。 (後に博士号を獲得しています) 自分自身の夢もあるのに、夫の介護と子育てに時間を取られる辛さ。 よくある難病ものではこう言う事情はあまり描かれません。 原作はジェーンの回顧録であること、それを監督がよく理解し、尊重して 作っていることが、この映画に厚みを持たせているように思います。 ジェーンが心身ともに限界に達した時に出合う聖歌隊の指揮者・ジョンサン。 不思議な共同関係が生まれまれます。 難病の夫を生涯支え続けた献身的な妻の感動秘話でも 夫の看病に疲れた妻が不倫に走った生臭い話でもない、 映画は見る者の事前の予測を超えた不思議な展開になります。 やがてホーキング博士にも新たなパートナーが現れます。 英国女王から大英帝国勲章を授かる場に、別れたジェーンと子供たちを同伴し、 3人の子供たちの成長した姿を二人で眺めるラストシーン。 ここは見る人によって色々な意見はあるでしょうが、 この受勲は二人に対してのものであると言う ホーキング博士の気持ちを表すものだと思います。 難病におかされながらもユーモアを忘れないホーキング博士が魅力的です。 重いテーマの映画ですが、英国映画らしく時には笑いを織り込みながら、 博士夫妻の姿がエレガントに描かれています。 たった一つの方程式で宇宙の謎を解決できる美しさを追求する、 と言う劇中のホーキング博士の言葉が印象的です。 その真実をひたすら追求するエレガントな美しさに 貫かれた映画だったと思います。

  • 鑑賞日 2015/3/13

    キップ・ソーンVSホーキング

    なかなかの感動作。知的で洗練されたセリフ。信仰で病を克服出来るわけではないが、精神は救済される。終盤、エミリー・ワトソンが登場してからのホーキングの心理が理解できなかった。また、キップ・ソーンの「インター・ステラー」を補完する作品でもある。

  • 鑑賞日 2015/3/14

    世界的にも有名な物理学者ホーキング博士と難病持ちの彼を支えた女性の映画ということで、お涙頂戴的なものだったら嫌だなと思いながら観始めたがそんなことはまったく無く、見ようによっては普通に有りがちなかなり下世話な内容。ありきたりな美談じゃなかったのは好感が持てたが、ストーリー的には特にビビっとくるものは無かった。そんな中でアカデミー主演男優賞を受賞したホーキング博士役のエディ・レッドメインが良かったのは当然として、彼と恋に落ちるジェーン役フェリシティ・ジョーンズが印象的だ。彼女をスクリーンで観たのは今回が初めてだったが、かなりの美人で無茶苦茶気に入ってしまった。 博士の病気は脳からの信号が筋肉に伝わらなくというものなのだが、発症後に子供を3人も作ったことを友人に尋ねられ、そこは無意識下でのことだからっていう返答が可笑しくて大笑いしてしまった。

  • 鑑賞日 2015/3/13

    時計を戻そう!

    なかなかに苦い傑作。原題の方がより良いが、邦題も良い。ホーキング博士の研究と彼の人生観、人生そのものの変化が上手く重なり感動が生まれる。脚色の妙か。ホーキングとジェーンの始まりと終わり、そして『境界の消滅』へと繋がっていく流れはあっぱれの一言。 時は不可逆であるという一つのテーマは、奇しくも同じオスカー候補作『6才のボクが大人になるまで。』と通じている。様々な『時』の始まりと終わり、それを純粋に、自らの人生を追い求めるホーキング博士の姿に胸を打たれる。 物語を支える音楽もまた素晴らしい。時に優雅な、時に不穏な旋律はジェーンの心情を雄弁に語る。 主役二人の演技は言うまでもなく、良い。オスカーに輝いたエディ・レッドメインはフィジカリィな名演。一方フェリシティー・ジョーンズはメンタリティな名演。

  • 鑑賞日 2015/2/27

    赤裸々

    車椅子の天才科学者ことホーキング博士を演じたエディ・レッドメインの演技に見えない佇まいはもちろん、支える妻の苦悩と揺れ動く心理を理屈抜きに体現してみせるフェリシティ・ジョーンズが巧い。自分が見てきたホーキング作品の中では最も赤裸々な描かれ方でドキッとした。 ホーキング博士とその妻の半生に焦点を当てたラブストーリーなので、研究云々については突っ込みすぎることなくサクサク描かれていく印象。特異点定理など博士の功績についてはベネディクト・カンバーバッチ版の「ホーキング」(2004年、BBC製作)がよくわかるのでこちらもオススメです。

  • 鑑賞日 2015/2/17

    世界一の女房

    あっぱれ!

  • 鑑賞日 2015/2/4

    映画を観た後、本人の写真を検索して見たらそっくりだった。不自由な体の動きやしゃべり方の演技がすごい。