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放送作品情報

イル・ポスティーノ[オリジナル完全版]

IL POSTINO 1994年 イタリア フランス / 115分 ドラマ

届けて欲しいのは“心”。詩人と青年の心の交流を描く至極のドラマ。主演のマッシモ・トロイージの遺作
解説

チリの詩人パブロ・ネルーダをモデルにした、アントニオ・スカルメタの小説を映画化。1950年のイタリアを舞台に詩人と青年の交流を描く。主演のマッシモ・トロイージの遺作となり、アカデミー賞音楽賞を受賞。

ストーリー

南イタリアの沖合に浮かぶ小さな島。ここへチリの詩人で外交官のパブロ・ネルーダが亡命し、滞在することになった。彼宛に世界から届くファンレターの配達人として、青年マリオが雇われる。配達を始めたマリオは、ネルーダの温かい人柄に惹かれ、いつしか二人には年齢を超えた友情が芽生えていた。そして、詩の素晴らしさを教えられたマリオは、ある日、恋心を抱いていた娘・ベアトリーチェに詩を捧げることに…。

出演

マッシモ・トロイージ
フィリップ・ノワレ
マリア・グラツィア・クチノッタ
リンダ・モレッティ
ほか

字幕/吹替
字幕
掲載制限
なし
カラー/白黒
カラー
画面サイズ
ワイド画面
HD
※【ザ・シネマHD】にご加入の方は、
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オススメキーワード

  • 鑑賞日 2008/12/12

    隠喩で何をした?

    公開当時、音響版「ニュー・シネマ・パラダイス」と称された、この作品。フィルムではなく、録音された音がマリオの運命をパブロに伝える。 ナポリ沖の小島の美しく素朴な風景の中、チリから亡命してきた詩人・パブロの為だけに、郵便物を配達する仕事を得たマリオ。ニュース・フィルムで、女性にもてているその詩人の姿を羨ましく思い、自分にも詩を教えてほしいとパブロに近づく。 言葉を巧みに操るその美しき詩の調べに、女性は心奪われるのだろうか。一目惚れしたベアトリーチェを一心に見つめ続けるパブロの遠慮のない視線。それを知っても相手にしなかったベアトリーチェが、マリオの口をついて出た詩に、うっとりとした笑顔さえ浮かべてしまう。これまで仏頂面しか画面に見せていなかった彼女の笑顔が画面一杯に拡がり、マリオの詠う詩のように、バラのような笑顔を見せる。 「君の微笑みは 蝶のように広がる  君の笑顔は 襲い来る 銀の波」 この島の自然のように純朴な心を持ったマリオと、詩人の交流が美しい。この島で一番美しいものは?聞かれ、すかさずベアトリーチェと答える。マリオの純粋さで、パプロの詩を口にされたら、どんな美女でもイチコロになるのも肯けそうな、そんな魔法の小島の物語だ。 1996年キネマ旬報ベストテン第1位。

  • 鑑賞日

    ビターテイスト

    マリオの行く末を暗示するような暗い画面が続くなか、時折挿入される瑞々しいロケショットが素晴らしく、シークエンス展開のアクセントとして物語に心地良いリズムを刻んでいた。 立場の違いを超えた主人公二人の滋味深い友情譚にホノボノとし、「言葉」を得ることで新たなる「世界」へと踏み出すマリオの切ない成長譚にシミジミとするビターテイストの人間ドラマだった。 あと、余情深い物語によく馴染んだM・トロイージの朴訥とした存在感が心に残る。

  • 鑑賞日 2019/4/14

    やさしい気持ちになれる

    1994年のイタリア映画。イタリアの小島に亡命してきたチリの共産党員の詩人と、島の郵便配達人との素朴な友情を描いた作品。こういう素朴な映画ってわりと好き。優しい気持ちになります。 パブロ・ネルーダはノーベル賞を受賞した偉大なる詩人だそうです。共産党員ですから、私利私欲を求めず市井の人々に対して暖かい。この辺りは事実なんだろうけど、郵便配達人マリオのくだりはフィクションなんでしょうね。とりあえず、ネルーダ詩集取り寄せて読んでみなくちゃ。 詩人の写真を見てみたら、演じたフィリップ・ノワレとそっくり。マリオ役のマッシモ・トロイージは、エピソードを知ってしまうとますますこの映画が切なくなってしまいます。 私ほんと、フツーの人たちを描いた映画って好きだな。世界中の小さい町のあちこちに、こういう純粋で優しい人たちが暮らしてるんだろう、って思える。

  • 鑑賞日 2019/4/7

    大人のお伽話かなあ、の巻

    素朴な、美しいものは美しく、 純粋な心があるとしたら、このような。 大人の童話とみた。 娘の豊満さ、 女らしさに、惚れたのが、彼一人であるかのような、 割り込む輩がゴマンといそうなものなのに。 やはり、大人の童話、かな。

  • 鑑賞日 2019/3/11

    島で素晴らしいものは?

    父親の漁師の仕事にも馴染めず、職を得て働くように小言を言われる主人公に偶然新聞配達人の職を得る。それは島の外れに住むチリから政治亡命した政治家で詩人だけ配達する仕事だった。主人公は当初ニュース映画で女性にもてる詩人の姿に憧れ、不純な動機で接するが、サインをもらった詩集を読み、そこに自分の気持ちを的確に表現されていたことに感銘し詩に興味を抱く。郵便を配達するついでに詩人に近づき詩の奥行の深さを学ぶ。そして主人公が島の美女に恋したことを詩人に相談したことから二人の友情は深くなってく。ここまでの主人公の素朴で純真な心が、詩人と詩との出会いで大きく世界観が広がるさまを島の美しい風景の中で描かれ、心が清められる思いがした。主人公と美女が詩を縁としてめでたく夫婦になり幸福の極みとなるが、ちょうど詩人も祖国チリの逮捕命令が解除されて祖国に帰ることになり、二人の幸福な関係は終焉を迎える。その後詩人は世界的に活躍し新聞にも乗るが、亡命時代の島の人々のことには触れず、手紙も来なかったことから島の人々は薄情だと避難したが、主人公は詩人から詩を通して世界観が広がったことへの感謝から心の中の寂しさを隠して、決して非難しなかった。むしろ詩人の影響から政治や世の中にも積極的に目覚め共産党の大会で詩を朗読するまでになったのだが、彼はその混乱の中で死んでしまう。それを知らず五年ぶりに島を訪れた詩人は、主人公との思い出を美しい島の風景の中で懐古しつつ、主人公の思いに涙するのだった。 当初不純な動機であっても、心を通じて友情を築き、文芸の豊かな世界を通じて現実を見る目も豊かになる人生の素晴らしさ! 主人公を演じた役者が病に冒されながら演じきった結晶が本作品で素晴らしい光を放っている。

  • 鑑賞日 2019/2/22

    言葉の力を信じたい

    全編を通じて「言葉の力」が凝縮されており、言語能力の高い方にとっては至宝の一作と成り得るのではないか。 勿論、負けず劣らずイタリアの自然の映像も美しい。そして、マリオの純真な魂も美しい。また、マリオとパブロが心を通い合わせて行く過程の詩的な描き方も美しい。 パブロが帰国して以降、一転して流れが悪くなる。前半の朴訥さが薄れてあざとさが目につく。マリオが政治に目覚め、最後に訪れるリアルな結末も唐突と言えば唐突。詩作の「静」と政治の「動」のバランスが悪いのかもしれない。 しかし、クランクアップ後、僅か12時間で死を迎えた主演マッシモ・トロイージの演技は秀逸。市井に生きる人たちを慈愛を込めて描いた善意に溢れた名作と思う。

  • 鑑賞日 2019/2/17

    1994年マイケルラドフォード監督イタリア映画 【イルポスティーノ】 ナポリの綺麗な小島の純朴な青年が、チリから逃げてきた(実在の)著名な政治的影響力も有る詩人の専属の郵便配達員になり、毎日自転車で通う都度友情を深め、詩の作り方を教わる。 詩を通して次第に自己に目覚め、島一番の美人の妻を娶る事にも成功する。 そして、政治活動にも興味を持つが… 久しぶりにイタリア映画らしい作品に会えた。 いい感じのバンドネオンのメインテーマが何回もかかりイタリア情緒を盛り上げる。 作風が1960年代風なんだけど、1994年なんだな。

  • 鑑賞日 2019/2/12

    イタリア映画らしい

    単調な展開で物語は始まる。その日常を少しずつ揺り動かして詩人に触れた主人公が成長していく。しかしラストが今ひとつ気に入らない。

  • 鑑賞日 2018/8/4

    友達を粗末にしたことを後悔する映画

    しがない郵便配達人と超有名詩人の心温まる交流の話。しかし詩人が数年後に戻ってきてみると、彼がキューピッドになった妻との子供が大きくなっていて彼は死去。実際の配達人役の人も撮影直後に病死したらしいという衝撃の事実。詩人の喪失感が実によく伝わってきたです。 モデルになったチリのノーベル賞詩人パブロ・ネルーダが、実際にイタリア滞在中に友人になったイタリア人に向けた詩が映画の最後に表示されていた。これがすごくよかった。

  • 鑑賞日 2017/4/25

    メタファーですよ、マリオ君。

    チリの実在の詩人パブロ・ネルーダをモデルにした小説があり、それをマッシモ・ トロイージらが脚色して映画化。ネルーダがナポリのとある島に亡命していた故事 からユニークな住民との交流の物語となった。あまりに素朴な郵便配達マリオと、 ノーベル賞にノミネートまでされる著名な詩人の取り合わせが意外すぎて、前半は どういう具合のドラマが始まるのか見当がつかず閉口する。島のレストランで働く美人の ベアトリーチェに恋してから、詩人パブロ・ネルーダの出番になり、うぶなマリオを指導 する。マリオも毎日大量のファンレターを運び、詩人がどれだけ女性にモテるかを知って いる。ベアトリーチェは島の好色な口説きしか知らず、マリオの純真さと詩心に打たれる。 結婚式のシーンがいい。神父は共産主義者のネルーダが立会人になるわけがない、 と言ったが、マリオは彼はカトリックだと弁護する。カメラはチャッカリ祭壇で祈るネルーダ を映す。このユーモアが利いている。 しかしこの作品、イタリアとチリの歴史を理解しないと十分に味わえないだろう。 ネルーダは帰国後、アジェンデ側につき、マリオは共産党の活動家へ。 史上初の選挙で生まれた左翼アジェンデ政権へのオマージュがあるのだろう。 西ヨーロッパでも伊仏は共産党が強い。ネルーダとマリオの強い紐帯はここにもある。 映画は、そこまで直截に描いていないが、伊共産党のデモの弾圧でマリオは命を落とす。 ネルーダーもアジェンデ政権崩壊後に亡くなる。最後の涙は重い。

  • 鑑賞日 2017/5/3

    全編通して感じる島の人の素直さと純朴さ。特にマリオの真っ直ぐで純粋なところを見てるからこそ後半が切ないです。 日常に戻って忙しくなってしまい疎遠になってしまったパブロが5年後帰ってきたときの後悔は、はかりしれませんね。 この撮影に命を懸けたマッシモさん、素晴らしい映画でした。ありがとうございます。

  • 鑑賞日 2017/4/6

    チリの詩人・パブロネルーダにあこがれる青年

    いい映画だった。イタリアの島にあふれる穏やかな、それでいて田舎によくあるような問題もある雰囲気。 パブロ・ネルーダがチリに亡命していたとは知らなかった。 文字もかけなかったポストマンが憧れの人に刺激され、どんどん成長していく。 本人が去った後も、素質はもともとあったのだろうが尊敬をし続けてまっすぐ頑張っていく姿には元気づけられる。

  • 鑑賞日 2017/4/5

    この映画は最後マリオが死んだことではなく、便りすら寄こさず数年経ったのち現れて彼の死と自分への思いを知ったパブロ自身の後悔の念を描いた作品であると思います

  • 鑑賞日 2017/3/21

    隠喩が大事なんですね

    田舎漁村での、有名な詩人と地元の素朴な青年の詩を通じての交流を描いた作品ですが、流れる詩の美しさと同じく風景描写の美しさと相まって抒情的なやさしさにあふれた、どこか懐かしい匂いのする作品ですね。丘の上の見晴らしのいい詩人の家も素敵だけど、青年の岸壁ギリギリの窓開けりゃすぐ前は荒れ狂う海って家も素敵かも!

  • 鑑賞日 2017/2/26

    絹のような作品

    絹のように繊細で優しい肌触りの作品である 詩人が持っている感性とは その感性とは何を持ってなし得るのか どのように人の心に入り込んで来るのか 色々な角度からそれらを現した作品である エンディングの持って行き方に少々不満はあるものの落ち着いた大人の作品であった

  • 鑑賞日 2017/2/21

    美しい

    観た後、しばらく耳障りな音や言葉を聞きたくなくなる。セリフにいろいろと考えさせられる。

  • 鑑賞日 2008/4/20

    いかにもいい映画っぽいたたずまいがイヤなんだよね

    音楽がいかにも感に拍車をかけているのだ。 パブロ・ネルーダを持ち出すんだから、『ああ、いい映画を見た。良かったわね〜!』で終わらしちゃいけないと思うのだ。

  • 鑑賞日 2016/10/11

    クランクアップの半日後に主演俳優が亡くなるという正に映画的な実話があるため、どうしても特別な感情で観てしまう作品。物語のエピローグの5年後にはすでに主人公がいないという展開とダブってしまう。『ニュー・シネマ』の映写技師というよりは『最後の晩餐』の裁判官役の方のイメージが強い、フランスの名優フィリップ・ノワレが渋い名演を見せてくれる。主人公の郵便配達人はハリー・ディーン・スタントンの若い頃にソックリ。

  • 鑑賞日 2016/7/8

    美しい映画ではある

    物語それ自体もそうだし、景観や音楽、そして登場人物達の生活、それらもまた、貧しいなりにも美しさを含んだ映画である。 もちろん、この映画の核となる「詩」も、今聞いても古さを感じない普遍的な価値がある事は間違いないだろう。 つまり、時代に囚われない名作ではある。 ただ、やはり物語が鈍重という事は否定できない。 このような映画にドラマとしての躍動を求めてはいけないのかもしれないが、何が問題かと言うよ、興味が持続し辛い。 「お決まりの」展開とまではいかないが、それでも、決して前のめりになる様な映画ではない。 ラストはいい終わり方だったと思う。 綺麗な映画である。

  • 鑑賞日

    詩は誰のためにあるかをナポリの島を舞台に詩情豊かに描く

     原題""Il Postino""で、郵便配達人の意。  ノーベル文学賞を受賞したチリの詩人パブロ・ネルーダのイタリア亡命時代を題材にしたアントニオ・スカルメタの小説""Ardiente paciencia""(燃える忍耐)が原作。  カプリ島の架空の村が舞台で、そこに住む無学な漁師の息子が主人公。チリを追われたネルーダがやってきて、彼の家に郵便物を届ける配達人の仕事を得る。ネルーダに世界中の女性からファンレターが送られてくるのを知って、詩人になれば女にもてると考え、ネルーダに接近し、やがて詩作の手ほどきを受けるようになる。  内気な青年はネルーダの仲介で居酒屋の娘と結婚し、ネルーダの影響を受けて共産党員となる。チリ共産党の合法化によってネルーダは帰国。5年後に再び島の居酒屋を訪れると、パブリートと名づけられた息子と母だけがいて、青年がイタリア共産党の集会で命を落としたことを知る・・・というのが物語の骨子。  青年は詩作をネルーダから学んでいく中で、詩とは詩人のためにあるのではなく、その詩を必要としている者のためにある、という本質に辿りつく。ネルーダが祖国を愛したように青年もまた故郷の島を愛し、ネルーダが残した録音機に波の音や風の音を録音して送ろうとするシーンが美しい。  その録音は、夫の思い出として妻の手許に残されたままになり、ネルーダは島を再訪して初めてその録音を聴き、それが詩そのものであり、妻には必要だったことを知る。  青年は詩を必要としている者のために、共産党の集会で自作の詩を朗読し、そのために死ぬ。そしてネルーダは、青年こそが真の詩人であったと気付き、二人で歩いた砂浜で独り思いに耽るシーンで終わる。  詩をテーマにしているだけに、映像そのものが詩的であり、撮影に使われたプローチダ島の風景もまたリリカル。青年を演じるマッシモ・トロイージ、村娘のマリア・グラツィア・クチノッタや他の俳優たちも素朴な島民を演じて、詩情豊かな情感と余韻のある作品になっている。  マッシモ・トロイージは心臓病をおして出演し、主人公同様、撮影終了後に命を落としてしまった。(キネ旬1位)

  • 鑑賞日 2016/5/20

    詩人が与え受け取ったもの

    ぶれない視点。起伏は少なく幅を広げず。 詩人と郵便配達人の交流。自然。 取り巻く社会。 しっとりとした情感。 詩を書くという行為。 別れはあっけなくそっけなく。 痛みは柔らかく永遠に。 中盤からすでに余韻を感じさせる。

  • 鑑賞日 2016/2/26

    生きる/感じる/触れる/語り合う

    生きる/感じる/触れる/語り合う  愛/友/親子  空気/風/海/大地  自分との語らいの連鎖の中でヒトは生き続ける

  • 鑑賞日 2015/8/12

    詩人の哀しさ

    1996年キネマ旬報外国映画1位。 イタリアの架空の漁村を舞台に したある青年の物語。 チリを追われた詩人パブロに郵便物を運ぶ 青年マリオが素朴で 微笑ましい。 主演のマッシモ・トロイージは心臓病に 犯されており、撮影終了12時間後に 亡くなったそうである。 数年後 パブロが島を訪れ、思い出の 海岸にたたずむシーンはしんみりと 哀しい。

  • 鑑賞日 2014/10/20

    詩のことは良くわからない。言葉を使うことの難しさ?主人公はそれを素直に感ずるままに綴っている。祖国を追放された詩人がイタリアの小さな島にやって来る。彼の元に郵便を届ける主人公。父親と二人暮らし、父親と海に出るが漁師は肌に合わない。街で見かけた郵便配達の仕事。それは詩人に郵便物を届ける事だった。二人は詩を通して次第に打ち解けていく。主人公が恋に落ち、恋人にささげる詩が生まれていく。主人公の無垢ともいえる素直な感性が詩になり、やがて二人は結ばれる。ありふれた出来事がさりげなく描かれていく。詩のことはよくわからないが、この映画の中の日常にほほえましく思えるのは何故だろう・・・。

  • 鑑賞日 2014/7/21

    成長する主人公と美しい海

    詩を通して自分の生まれた島の美しさに気づき、成長していく主人公と、美しい海が印象的でした。

  • 鑑賞日 1997/4/21

    反則の感動映画

    1997年4月21日、鑑賞。 キネ旬1位になったので観た。 途中までなかなか良い感じだったのだが、突然なんの前触れもなく主人公の死で感動させる手法は、いささか反則だと思う。 感情移入させた主人公を死なせて感動させられるのは当たり前である。こうした映画は結構あるのだが、この映画は唐突すぎた感あり。

  • 鑑賞日 1997/10/23

    ナポリ沖の小島

    1997年10月23日に鑑賞。大阪・十三第七藝術劇場にて。前売1200円。 フィリップ・ノワレ渋いですね。

  • 鑑賞日 2010/5/25

    最後まで見終わって”ちくしょー”と思いました。フィリップ・ノワレ最高!!

    詩人が主人公の結婚式で祝辞を述べるでしょ。 もうこのシーンで涙が止まらなくなりました。 感動です。 主人公が共産党の演説集会で命を落とした、というシーンに一気に飛びますね。この手法は黒澤明監督の『生きる』で使われていた手法ですね。 悲しいお話なので明るさだけが残りました。 陽気なイタリア人がよく映し出されていましたね。

  • 鑑賞日 1998/7/15

    なんとなく

    凄い感動できました、という感じではなく、なんとなく感動できました。 芸術のことはよくわからないけど、詩というもののよさを感じ取れたいい作品でした。

  • 鑑賞日 2009/3/15

     アカデミー外国映画賞もの。イタリアの名もない寒村が舞台。ここへ訪れた詩人と郵便配達人の心の交流を描く、と言ったらよいか。  お涙頂戴シーンが最後にあるのもいかにも伊映画の伝統にのっとった映画である。

  • 鑑賞日 2013/1/18

    普通に考えたら非常識な人なんだけれど...

    主人公は田舎でしかも村人皆が無口の村に住んでいる。だから、郵便配達の業務に就き唯一の郵便届け先につい図々しくものをねだってしまう。しかし、主人公の素朴な感じが憎めないのだ。そして郵便先の共産党キングが優しく主人公に接していき、詩的な青年に主人公をプロデュースしていくところがまた良い。 なんかリラックスした作品でした。

  • 鑑賞日

    大学時代で一番好きだった映画

    美しい景色と美しい詩、ゆったり流れる音楽がとても幸せな気持ちにさせてくれる映画でした。 マリオ役の俳優さんがクランクアップの12時間後になくなられたということを後で知って本当に悲しくなりました。