イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の自伝的悪童日記。ネオレアリズモが息づく初期の代表作「青春群像」

配信作品・解説 STAFF: YK
イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の自伝的悪童日記。ネオレアリズモが息づく初期の代表作「青春群像」

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  1. 青春群像(フェデリコ・フェリーニ 1953年 イタリア)

青春群像(フェデリコ・フェリーニ 1953年 イタリア)

フェリーニの故郷、北イタリアの田舎町を舞台に描いた群像劇。

「青春群像/I VITELLONI」

北イタリアの小さな港町。劇作家志望のレオポルドはろくにペンも握らず、近所の女中にうつつを抜かしている。アルベルトは姉に小遣いをせびり続ける日々。歌が上手いだけが取り柄のリカルド。女好きのファウストは仲間の妹を妊娠させ、父親に見つかり結婚するはめに。行き場のない悶々とした日々を過ごす若者達。そんな中で、最年少のモラルドだけは自堕落な生活から抜け出そうと考え始める…。
青春時代の無力感、苛立ち、行き場のなさ…。定職を持たず、怠惰な時間を無為に過ごす若者たちを、フェリーニの故郷、北イタリアの田舎町を舞台に描いた群像劇。

■出演
フランコ・ファブリッツィ、アルベルト・ソルディ、レオノーラ・ルフォ、リカルド・フェリーニほか

「青春群像」(C) RIZZOLI 1953

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